JP3175259U - ファイル - Google Patents

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Abstract

【課題】展示用に収納した物品を取り出すことなく、しかもコンパクトに保管し得るファイルを提供する。
【解決手段】前面シート2及び背面シート3に、ファイル1同士を連結するための舌片7と係止部8とを形成し、さらに、ポケット部5の開口部6にファイル孔10を形成する。舌片7を係止部8に挿し込むことによって、ファイル1に収納した物品を吊るした状態で容易に展示できるとともに、展示後において、ファイル1に収納した物品を、このファイル1から取り出すことなく容易にバインダーで閉じて保管することができる。
【選択図】図1

Description

この考案は、ポケット部に絵等の物品を収納して、この収納状態で例えば教室の壁等に留めて展示する際に用いられるファイルであって、特に、ポケット部に物品を収納した状態のまま、バインダーに留めて保管しておくことができるようにしたものに関する。
学校の教室等で児童の絵等の物品を壁に展示する際に用いるファイルとして、例えば、特許文献1に示すタイプのものがある。このファイルは、ファイル本体にポケット部を形成するとともに、その四隅に、雌雄嵌合するスナップボタンを設けたものである。このスナップボタンの雌雄を互いに留め合うことで、複数のファイルを上下又は左右に自在に連結し得るようにしている。
実用新案登録第3085039号公報
特許文献1に示すファイルにおいては、このファイルに収納して展示した物品を、その展示後に保管する際に、その物品をファイルから取り出して、保管用のバインダーに再収納する必要がある。この取り出し及び再収納作業の際に、物品が汚損したり破損したりすることがあるため、このような作業はあまり好ましくない。
このファイル自体にファイル孔を形成すれば、バインダーに直接ファイリングして保管できるようにも思われる。しかしながら、このファイルで用いるスナップボタンは、雌雄を嵌合させた際の厚みが数mmあり、このファイルを重ねて保管すると高々10枚程度でも数cmの厚さになってしまい、極めて保管性が悪い。
そこで、この考案は、展示用のファイルに収納した物品をそのファイルから取り出すことなく、しかもコンパクトに保管し得るようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案は、前面シートと背面シートとを重ね合わせつつそれらの対応する端辺部同士を止着して、両シートの間に物品を出し入れし得るポケット部を構成し、前記両シートのうち一方のシートに切れ込みを入れて舌片を形成するとともに、他方のシートに切れ込みを入れて前記舌片を挿し込んで係止する係止部を形成し、前記舌片を係止部に挿し込むことによって、複数のファイルをその吊り下げ方向に互いに連結可能とし、前記前面シート及び背面シートにファイリング用のファイル孔を形成した構成を採用した。
この構成においては、前面シート及び背面シートにファイル孔を形成したので、このファイルのポケット部に収納して展示した物品を取り出すことなしに、そのまま保管用のバインダーに閉じることができる。このため、物品の取り出しや再収納の際に物品が汚損したり、破損したりする恐れがなく、その保管作業を非常に速やかに行うことができる。
しかも、この舌片及び係止部は、前面シート及び背面シート自体に切れ込みを入れることによって形成されているため、スナップボタンの場合と異なり、連結機構(舌片及び係止部)の形成に伴う厚みの増加は生じない。このため、複数のファイルを重ねて保管する場合のコンパクト性が、スナップボタン等のように厚みのある別部材を用いた場合と比較して格段に高い。
連結したファイルの安定性が確保できるのであれば、前記舌片及び係止部を形成する位置は特に限定されないが、例えば、舌片を前面シートの上端部に2箇所、係止部を背面シートの下端部に2箇所、それぞれ形成する構成とすることができる。また、舌片及び係止部の数は、ファイルの自重、及び、ポケットに収納した物品の重さ、ファイルの連結数等を考慮して適宜決めることができる。
この構成においては、前記ポケット部が矩形状をしており、その四つの端辺部のうち一箇所のみを開口部とするのが好ましい。
ポケット部に複数の開口部を設けた場合、このポケット部に収納した物品が不用意にこの開口部から脱落する恐れが高まるが、開口部を一箇所のみとすることによって、脱落の危険性を減らすことができる。しかも、少なくとも一箇所の開口部があれば、物品の出し入れに支障は生じない。
また、一辺のみを開口部とする構成においては、前記ファイル孔を、前記開口部となっている端辺部に形成するのが好ましい。
この開口部にファイル孔を形成すると、このファイルをバインダーに閉じて保管する際に、その四辺全てが閉じた状態となる。このため、バインダーの持ち運びの際に、ファイルに収納した物品が脱落するのを防止することができる。
前記各構成においては、前記前面シートを透明樹脂材で構成するのが好ましい。
このようにすれば、この前面シートを通して収納した物品をはっきりと視認することができる。この前面シートだけでなく背面シートも透明樹脂材で構成すると、その両面において視認性を確保できるため、例えば、前面シート向きにある作品を収納するとともに背面シート向きに別の作品を収納し、このファイルの前後の向きを逆にすることによって、展示される作品を速やかに変更することもできる。
前記各構成においては、前記ファイル本体を透明樹脂材で構成する代わりに、前記前面シートを不透明な素材で構成するとともに、この前面シートに、収納した物品を視認する窓部を形成する構成とすることもできる。
例えば、この不透明な素材を紙とし、物品の位置に対応して窓部を構成しておけば、この物品の視認性を確保しつつ、この窓部以外の部分に装飾を施して、その装飾性を高める使い方もできる。このようにファイルの素材を透明樹脂材に限定しないことにより、展示の際の見た目を向上したり、製造コストの低減を図ったりできる可能性がある。
この考案では、前面シート及び背面シートで構成されるポケット部に、絵等の物品を収納して展示するとともに、両シートに形成したフック部を係止部で係止することによって、ファイルを連結して展示するとともに、その展示後に、このファイルに形成したファイル孔にバインダーのリングを通すことにより、物品をポケットに収納した状態のままバインダーで保管し得るようにした。このようにすることで、ファイルに収納した物品を保管用のバインダーで保管する際に、この物品をファイルから取り出す必要がなく、物品の汚損や破損を防止することができる。しかも、前記フック部及び係止部は、前面シート及び背面シートに切れ込みを入れて形成したものなので、連結機構の形成に伴う厚みの増加は生じない。このため、複数のファイルを重ねて保管する際のコンパクト性が高い。
本願考案に係るファイルの第一実施形態を示す斜視図 図1に示すファイルの側面図 図1に示すファイルの展開図 図1に示すファイルを上下に連結した状態を示す側面図 図4におけるファイル同士の連結部を示す縦断面図 図1に示すファイルをバインダーで閉じた状態を示す斜視図 本願考案に係るファイルの第二実施形態を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図
この考案に係るファイルの第一実施形態を図1から図6に示す。このファイル1は、透明樹脂材からなる矩形状の一枚のシート部材を折目線で半分に折り曲げて、その折り曲げた両片を前面シート2及び背面シート3とし(図3を参照)、その前面シート2と背面シート3とを重ね合わせつつ、上下の対応する端辺部同士を、前面シート2の上下にそれぞれ連設した突片4、4をのり代として接着、溶着等の方法で止着したものである。この両シート2、3から構成されるポケット部5は、四つの端辺部のうち一箇所(折目線と反対側の辺)のみが開口部6となっていて、この開口部6から絵等の物品Gを自由に出し入れできるようになっている(図1及び図2を参照)。
前面シート2の上端部には、この前面シート2に略半円状の切れ込みを入れることによって、下向きに舌片7が二つ形成されている。背面シート3の下端部には、この背面シート3に略直線状の切れ込みを入れることによって、この舌片7を挿し込んで係止するスリット状の係止部8が、二箇所に形成されている。このファイル1の上端部には、前面シート2及び背面シート3を貫通する留め具用孔9が二箇所に形成されている。この舌片7を係止部8に挿し込んで、ファイル1同士をその吊り下げ方向に互いに連結するとともに、一番上のファイル1の留め具用孔9に画鋲等の留め具Pを設けることにより(図4及び図5を参照)、連結した状態のファイル1を壁等に見栄え良く展示することができる。
ポケット部5の開口部側には、前面シート2及び背面シート3を貫通するファイル孔10が二つ形成されている。このファイル孔10にバインダーBのリングを通すことで、このバインダーBにファイル1を閉じて保管することができる(図6を参照)。このようにすることで、展示後の保管の際にファイル1から物品Gを取り出す必要がないため、この取り出し作業に伴って、この物品Gが汚損したり破損したりする恐れがなく、その保管作業を非常に速やかに行うことができる。しかも、舌片7及び係止部8は、前面シート2及び背面シート3に切れ込みを入れることによって形成したものなので、この連結機構の形成に伴う厚みの増加は生じない。このため、バインダーBに複数のファイル1を閉じる際に、高いコンパクト性を確保することができる。このファイル孔10の数や位置は、バインダーBのリングの数や位置に合わせて適宜変更することができる。
この考案に係るファイル1の第二実施形態を図7に示す。このファイル1は、第一実施形態に係るファイル1とほぼ同じ構成であるが、透明な樹脂材の代わりに、前面シート2及び背面シート3に紙を用いた点において異なる。この紙は不透明なため、このままではポケット部5に収納した物品Gを視認することができない。そこで、同図に示すように前面シート2に窓部11を形成することによって、収納した物品Gを容易に視認し得るようにしている。この窓部11は、前面シート2に貫通孔を形成し、この前面シート2の裏面側からこの貫通孔を塞ぐように透明シートを貼り付けたものである。この透明シートは、収納した物品Gを傷付きから保護する作用を有するが、その作用が不要であれば適宜省略することもできる。
このように窓部11を形成することによって、ファイル1の素材にかかわらず、収納した物品Gの良好な視認性を確保することができ、このファイル1の適用範囲が広がる。さらに、前面シート2に装飾等を施すことによって、ファイル1の見栄えを一層向上することができる。
上記の各実施形態においては、前面シート2の上端部に下向きの舌片7を設けるとともに、背面シート3の下端部に係止部8を形成する構成としたが、この構成は適宜変更することができる。例えば、前面シート2の下端部に上向きの舌片7を形成するとともに、背面シート3の上端部に係止部8を形成する構成としても、同様の連結作用が発揮される。舌片7及び係止部8の数は、ファイル1や収納する物品Gの重さ、ファイル1の連結数等を考慮して、適宜増減することができる。また、この舌片7及び係止部8の形状も、ファイル1同士の連結作用が発揮される限りにおいて適宜変更することができる。
上記の各実施形態においては、ポケット部5の開口部6をファイル孔10側としたが、この開口部6の位置はこれに限定されず、例えばポケット部5の上部側とすることもできる。また、開口部6の数も適宜変更することもできる。
上記の各実施形態においては、前面シート2及び背面シート3に切れ込みを入れることで舌片7及び係止部8を形成したが、切れ込みを入れる以外の構成としてもよい。例えば、前面シート2上に、この前面シート2と同じシート状の舌片7を止着した構成を採用し得る。この場合、連結機構の厚みの増加量は高々シートの厚み程度であって、複数のファイル1を重ねて保管する際のコンパクト性は十分確保できるためである。
1 ファイル
2 前面シート
3 背面シート
4 突片
5 ポケット部
6 開口部
7 舌片
8 係止部
9 留め具用孔
10 ファイル孔
11 窓部
B バインダー
P 留め具

Claims (5)

  1. 前面シート(2)と背面シート(3)とを重ね合わせつつそれらの対応する端辺部同士を止着して、両シート(2、3)の間に物品(G)を出し入れし得るポケット部(5)を構成し、前記両シート(2、3)のうち一方のシートに切れ込みを入れて舌片(7)を形成するとともに、他方のシートに切れ込みを入れて前記舌片(7)を挿し込んで係止する係止部(8)を形成し、前記舌片(7)を係止部(8)に挿し込むことによって、複数のファイル(1)をその吊り下げ方向に互いに連結可能とし、前記前面シート(2)及び背面シート(3)にファイリング用のファイル孔(10)を形成したファイル。
  2. 前記ポケット部(5)が矩形状をしており、その四つの端辺部のうち一箇所のみが開口部(6)となっている請求項1に記載のファイル。
  3. 前記ファイル孔(10)が、前記開口部(6)となっている端辺部に形成されている請求項2に記載のファイル。
  4. 前記前面シート(2)を透明樹脂材で構成した請求項1から3のいずれか一つに記載のファイル。
  5. 前記前面シート(2)を不透明な素材で構成するとともに、この前面シートに、収納した物品(G)を視認する窓部(11)を形成した請求項1から3のいずれか一つに記載のファイル。
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