JP4226877B2 - 書類収納具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種書類を幅方向に湾曲させて立てた状態に並べて保持することができる書類収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばファクシミリで受けた書類や、コピーあるいは印刷された各種書類の一時的な整理は、単に一箇所に積み重ねたり、あるいは机上にて内容が直ぐ分かるように標題のみ重ならない程度に平面状に並べたりしておき、これらを必要に応じて後から分類して適所に区分けして保存していた。
【0003】
このように各種書類を最終的に適所に保存する前に、単にまとめて積み重ねた場合は、後からの各種書類の分類と仕分けが非常に面倒であり、また、一時的に机上に広げて置いたりしておくと、余分なスペースが必要になると共に、人が触れたり風等により書類が散乱しやすいという問題があった。
【0004】
かかる問題を解決すべく、例えば、特許文献1に示すような仕切り付き組立式紙箱が使用される場合もある。この仕切り付き組立式紙箱は、使用に際して組み立てて、また、使用する前には重ねて保管することができ、しかも、保管の際には、仕切りが本体から離れて紛失するようなことがないように構成されたものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−58629号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような特許文献1に記載の従来の技術では、使用に際して紙箱の組み立て作業が非常に面倒であり、また使用するときに、収納する各種書類の枚数にかかわらず紙箱の容量は予め決まっており、嵩張ってしまって場所をとるものであるため、省スペース化の要請に応じることができないという問題があった。
【0007】
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、使用時における組み立てが非常に簡単であると共に、整理する書類の量に応じた分のスペースしか必要とせず、迅速かつ確実に各種書類を一時的に整理することができる書類収納具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存する。
[1]各種書類を幅方向に湾曲させて立てた状態に並べて保持することができる書類収納具(10)であって、
略水平に載置される支持基板(11)と、シート状の可撓性材料からなり前記支持基板(11)上に所定間隔おきに複数連続して自立した状態に取り付け可能な仕切りシート(20)とを有し、
前記支持基板(11)の表面部(11a)に、両側方向に並ぶ一対の係止孔(12)を前後方向に所定間隔おきに複数連続して設け、
前記各仕切りシート(20)の下端縁に、それぞれ前記一対の係止孔(12)間の距離より長い間隔に配され、該一対の係止孔(12)に嵌入可能な一対の取付片(21)を設け、
前記各仕切りシート(20)を両側端より内側に押圧し幅方向に湾曲させた状態で、前記一対の取付片(21)を前記支持基板(11)の一対の係止孔(12)に嵌め込み、前記各仕切りシート(20)自体の撓んだ際の復元力により、前記取付片(21)と前記係止孔(12)との係合関係を維持し、前記各仕切りシート(20)を前記支持基板(11)上に略垂直に立ち上がる状態で、前後方向に複数並べて自立させることを特徴とする書類収納具(10)。
【0009】
[2]前記仕切りシート(20)は、少なくとも縦方向の寸法が互いに異なる複数種類の大きさに形成されたことを特徴とする[1]記載の書類収納具(10)。
【0010】
[3]前記仕切りシート(20)は、その表面の色が互いに異なる複数種類の色に形成されたことを特徴とする[1]または[2]記載の書類収納具(10)。
【0011】
[4]前記仕切りシート(20)の端縁に、各種書類を分類するための見出しタグ(22)を設けたことを特徴とする[1],[2]または[3]記載の書類収納具(10)。
【0012】
[5]前記仕切りシート(20)は、シート状の可撓性材料を2枚重ね合わせて、その間に各種書類を挟持可能に形成されたことを特徴とする[1],[2],[3]または[4]記載の書類収納具(10)。
【0013】
[6]前記2枚重ね合わせたシート状の可撓性材料は、その下端縁が所定幅で互いに貼着されて前記仕切りシート(20)をなすことを特徴とする[5]記載の書類収納具(10)。
【0014】
[7]前記取付片(21)は、前記仕切りシート(20)の下端縁に着脱可能に設けたことを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5]または[6]記載の書類収納具(10)。
【0015】
[8]前記支持基板(11)は、複数に分割可能に構成されたことを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5],[6]または[7]記載の書類収納具(10)。
【0016】
前記本発明は次のように作用する。
書類収納具(10)を使用するに際しては、支持基板(11)を机上等に略水平な状態で載置し、この支持基板(11)上に仕切りシート(20)を、各種書類の必要な区分け数に応じて所定間隔おきに複数連続して自立した状態に取り付ける。
【0017】
仕切りシート(20)を取り付けるには、これを両側端より内側に押圧し幅方向に湾曲させて、下端縁にある一対の取付片(21)を、前記支持基板(11)上に一対ずつ並ぶ係止孔(12)のいずれかに嵌め込めばよい。仕切りシート(20)自体の撓んだ状態での復元力により、前記取付片(21)と前記係止孔(12)との係合関係は維持されるので、仕切りシート(20)の下端縁は強固に支持基板(11)上に取り付けられる。
【0018】
しかも、仕切りシート(20)全体は、幅方向に湾曲することで強固に自立した状態に保たれるので、仕切りシート(20)をなすシート状の可撓性材料をより薄く形成することができる。このように書類収納具(10)の組み立ては、各仕切りシート(20)を必要な枚数分だけ所定間隔おきに、支持基板(11)上に略垂直に立ち上がる状態に並べて自立させるだけでよい。
【0019】
各種書類はそれぞれ分類した上で、前記各仕切りシート(20)間における複数の隙間のうちの適所に挿入する。ここで書類は、垂直に立てる程支えに要する力が減少するものであり、また各仕切りシート(20)の湾曲に合わせて、同じく幅方向に湾曲させることで自立することも可能となり、前記各仕切りシート(20)間に確実に保持収納することができる。なお、支持基板(11)上において、仕切りシート(20)を取り付ける必要がない箇所は単なる平板状の部位となり、嵩張ることもなく他の物を載置してもよい。
【0020】
また、前記仕切りシート(20)を、少なくとも縦方向の寸法が互いに異なる複数種類の大きさに形成すれば、前後に並ぶ各仕切りシート(20)に高さの違いが生じて、これらの間に書類を挿入しやすくなる。また、高さの相違に基づき書類を挿入する箇所を分けることで、例えば、重要度の高い書類や紙サイズの大きい書類は、高い仕切りシート(20)の間に、重要度の低い書類や紙サイズの小さい書類は、低い仕切りシート(20)の間に挿入する等、高さの相違により書類を分かりやすく分類整理することができる。
【0021】
また、前記仕切りシート(20)を、その表面の色が互いに異なる複数種類の色に形成すれば、色の相違に応じて書類を分かりやすく分類整理することができる。
また、具体的な書類の種類が直ぐわかるように、前記仕切りシート(20)の端縁に、各種書類を分類するための見出しタグ(22)を設けるとよい。
【0022】
また、前記仕切りシート(20)を、シート状の可撓性材料を2枚重ね合わせて、その間に各種書類を挟持可能に形成すれば、仕切りシート(20)自体にも1〜2枚程度の書類を挟み込ませて整理することができ、あるいは見出しや目録、リスト等の特別の用紙を挟み込むようにして活用してもよい。
【0023】
ここで特に、前記2枚重ね合わせたシート状の可撓性材料を、その下端縁が所定幅で互いに貼着して前記仕切りシート(20)をなすようにすれば、仕切りシート(20)と同じサイズの書類であれば、前記貼着代分だけ仕切りシート(20)の上端縁より一段高く延出した状態に挟持されるので、特に仕切りシート(20)自体に挟める重要・急用等の書類を目立たせることができる。
【0024】
また、前記取付片(21)を、前記仕切りシート(20)の下端縁に着脱可能に設ければ、使用しない仕切りシート(20)からは取付片(21)を外した状態で密に重ね合わせて収納しておくことが可能となる。
さらにまた、前記支持基板(11)を、複数に分割可能に構成すれば、書類収納具(10)を使用する前には、支持基板(11)をコンパクトにまとめることができ、書類収納具(10)全体を嵩張らない状態で保管したり、搬送することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明を代表する各種実施の形態を説明する。
図1〜図6は本発明の第1実施の形態を示している。
本実施の形態に係る書類収納具10は、例えばファクシミリで受けた書類やコピーあるいは印刷された各種書類を、幅方向に湾曲させて立てた状態に並べて一時的に整理保持するものである。以下、主としてA4サイズの書類を横向きに立てた状態にして整理保持する場合を想定して説明する。
【0026】
図1に示すように、書類収納具10は、机や棚等の上に略水平に載置される支持基板11と、シート状の可撓性材料からなり、前記支持基板11上に所定間隔おきに複数連続して自立した状態に取り付け可能な仕切りシート20とを有してなる。支持基板11は、木あるいは合成樹脂の平板材からなり、その一側端縁に沿って上方に所定幅で延出するフランジ状のストッパ片13が設けられている。ストッパ片13は、各仕切りシート20間の隙間に挿入する書類の飛び出しを防止するものである。
【0027】
支持基板11の表面部11aには、両側方向に並ぶ一対の係止孔12が前後方向に所定間隔おきに複数連続して設けられている。図2,図3に示すように、係止孔12は、その内側に後述する仕切りシート20の取付片21が嵌入するための内部空間を備えている。係止孔12を設けるには、例えば、支持基板11の表面部11aに前後方向に延びる長溝を彫っておき、この長溝上に複数の丸孔を予め穿設した細幅状の金属板を被せるようにして固定すればよい。なお、係止孔12の形状は丸孔に限らず、矩形等の他の形状にしてもよい。
【0028】
仕切りシート20は、シート状の可撓性材料を縦方向よりも横方向に長い矩形に裁断したものであり、A4サイズの大きさに形成されている。可撓性材料としては、例えば、ポリプロピレンや塩化ビニル等の合成樹脂等を用いればよい。また、仕切りシート20は、その幅方向に湾曲させた状態で自立させるので、強固な剛性を保つ程の厚みは必要なく、なるべく薄く形成することができる。
【0029】
仕切りシート20の下端縁には、前記支持基板11にある一対の係止孔12間の距離より長い間隔に配され、該一対の係止孔12に嵌入可能な一対の取付片21が設けられている。図2,図3に示すように、取付片21は、仕切りシート20の表面と同一平面に連なり下方へ延出する垂直部21aと、該垂直部21aの下端より略水平に折れ曲がる水平部21bとからなる。取付片21は、仕切りシート20の下端縁に着脱可能に設けてもよい。
【0030】
取付片21は、前記係止孔12に嵌入可能な大きさに形成されており、仕切りシート20を両側端より内側に押圧し幅方向に湾曲させた状態で、一対の取付片21を支持基板11の一対の係止孔12に嵌め込む部位である。仕切りシート20自体の撓んだ際の復元力により、前記取付片21と前記係止孔12との係合関係が維持され、仕切りシート20を支持基板11上に略垂直に立ち上がる状態で自立させることができる。
【0031】
次に書類収納具10の作用を説明する。
図1に示すように、書類収納具10を使用するに際しては、支持基板11を机上等に略水平な状態で載置し、この支持基板11上に仕切りシート20を、各種書類の必要な区分け数に応じて、所定間隔おきに複数連続して自立した状態に取り付ける。
【0032】
仕切りシート20を支持基板11上に取り付けるには、図4,図5に示すように、仕切りシート20をその両側端より内側に押圧し幅方向に湾曲させて、下端縁にある一対の取付片21を、支持基板11上に一対ずつ並ぶ係止孔12のいずれかに嵌め込めばよい。
【0033】
一対の係止孔12は前後方向に複数連続してあり、仕切りシート20はそのうちの任意の箇所に取り付けることができ、また、仕切りシート20を取り付ける間隔は、前後に並ぶ係止孔12ごとに密に連続させてもよく、あるいは係止孔12の1つおき、あるいは複数個おきに間隔を空けるようにして取り付けてもよい。このような前後に並ぶ各仕切りシート20間の隙間は、該隙間に収納すべき書類の数量に応じて適宜調整することができる。
【0034】
仕切りシート20の一対の取付片21を、支持基板11の一対の係止孔12に嵌め込むと、仕切りシート20自体の撓んだ状態での復元力により、前記取付片21と前記係止孔12との係合関係は維持されるので、仕切りシート20の下端縁は強固に支持基板11上に取り付けられる。図2,図3に示すように、仕切りシート20の復元力により、取付片21はその垂直部21aが、係止孔12の内周縁のうち前記復元力がかかる方向である前端12a側に強く係合することになる。
【0035】
しかも、仕切りシート20全体は、図5に示すように、幅方向に湾曲することで強固に自立した状態に保たれる。したがって、仕切りシート20には、平面状に真っ直ぐ自立するまでの剛性を備えさせる必要はなく、仕切りシート20をなすシート状の可撓性材料はなるべく薄く形成することができる。このように書類収納具10の組み立ては、各仕切りシート20を必要な枚数分だけ、所定間隔おきに支持基板11上に略垂直に立ち上がる状態に並べて自立させるだけでよい。
【0036】
各種書類はそれぞれ分類した上で、前記各仕切りシート20間における複数の隙間のうちの適所に挿入する。ここで書類は、垂直に立てる程支えに要する力が減少するものであり、また各仕切りシート20の湾曲に合わせて、同じく幅方向に湾曲させることで自立することも可能となり、前記各仕切りシート20間に確実に保持収納することができる。なお、支持基板11上において、仕切りシート20を取り付ける必要がない箇所は単なる平板状の部位となり、嵩張ることもなく他の物を載置してもよい。
【0037】
図7および図8は、本発明の第2実施の形態を示している。
本実施の形態は、仕切りシート20を、シート状の可撓性材料20aを2枚重ね合わせて、その間に各種書類を挟持可能に形成したものである。ここで可撓性材料20aは、その下端縁が所定幅の両面テープ20bを介して互いに貼着されている。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0038】
本実施の形態によれば、仕切りシート20自体にも1〜2枚程度の書類を挟み込ませて整理することができ、あるいは見出しや目録、リスト等の特別の用紙を挟み込むようにして活用してもよい。また、仕切りシート20と同じサイズの書類であれば、前記両面テープ20bの貼着代分だけ、仕切りシート20の上端縁より一段高く延出した状態で仕切りシート20に書類が挟持されるので、特に仕切りシート20自体に挟める重要・急用等の書類を目立たせることができる。 また、図9に変形例を示すように、2枚重ね合わせるシート状の可撓性材料20a,20cの高さを互いに異ならせることにより、これらの可撓性材料20a,20cの間に容易に書類を挿入して挟むことができる。
【0039】
図10は、本発明の第3実施の形態を示している。
本実施の形態は、仕切りシート20の端縁に、各種書類を分類するための見出しタグ22を設けたものである。このように見出しタグ22を設けることにより、各仕切りシート20間により分かりやすく、また後から書類の種類が直ぐ分かるように、各種書類を分類することができる。見出しタグ22の取り付け位置は、仕切りシート20の上端縁でも側端縁でも良い。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0040】
図11は、本発明の第4実施の形態を示している。
本実施の形態は、仕切りシート20を、少なくとも縦方向の寸法が互いに異なる複数種類の大きさに形成したものである。それにより、前記支持基板11上で前後に並ぶ各仕切りシート20に高さの違いが生じて、これらの間に書類を挿入しやすくなる。
【0041】
また、各仕切りシート20の高さの相違に基づいて、書類を挿入する箇所を分かりやすく区分することにより、例えば、重要度の高い書類や紙サイズの大きい書類は、高い仕切りシート20の間に、重要度の低い書類や紙サイズの小さい書類は、低い仕切りシート20の間に挿入する等、高さの相違により書類を分かりやすく分類整理することができる。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0042】
図12は、本発明の第5実施の形態を示している。
本実施の形態は、支持基板11Aを複数に分割可能に構成したものである。具体的には例えば、仕切りシート20を湾曲させた際の曲線に沿って前後方向に2分割して、互いに対接する端縁同士を当接させて複数連結することができるようになっている。
【0043】
それにより、書類収納具10を使用する前には、支持基板11を分割してコンパクトにまとめることができ、書類収納具10全体を嵩張らない状態で保管したり、搬送することが可能となる。また、曲線に沿って分割することにより、複数連結した場合に支持基板11A上の面積の損失を小さくすることができる。なお、第1実施の形態と同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
【0044】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明したが、具体的な構成は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。また、前記取付片21を、前記仕切りシート20の下端縁に着脱可能に設ければ、使用しない仕切りシート20からは取付片21を外した状態で密に重ね合わせて収納しておくことが可能となる。さらに、前記仕切りシート20を、その表面の色が互いに異なる複数種類の色に形成すれば、色の相違に応じて書類を分かりやすく分類整理することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明に係る書類収納具によれば、支持基板上に仕切りシートを所定間隔おきに複数連続して自立した状態に取り付け、仕切りシート自体の撓んだ状態での復元力により取り付け強度が得られると共に、仕切りシート全体が幅方向に湾曲することで自立した状態に強固に保たれるので、使用時における組み立てが非常に簡単であると共に、整理する書類の量に応じた分のスペースしか必要とせず、迅速かつ確実に各種書類を一時的に整理することができる。
【0046】
また、前記仕切りシートを、少なくとも縦方向の寸法が互いに異なる複数種類の大きさに形成すれば、前後に並ぶ各仕切りシートに高さの違いが生じて、これらの間に書類を挿入しやすくなる。また、高さの相違に基づき書類を挿入する箇所を分けることで、例えば、重要度の高い書類や紙サイズの大きい書類は、高い仕切りシートの間に、重要度の低い書類や紙サイズの小さい書類は、低い仕切りシートの間に挿入する等、高さの相違により書類を分かりやすく分類整理することができる。
【0047】
また、前記仕切りシートを、その表面の色が互いに異なる複数種類の色に形成すれば、色の相違に応じて書類を分かりやすく分類整理することができる。また、具体的な書類の種類が直ぐわかるように、前記仕切りシートの端縁に、各種書類を分類するための見出しタグを設けるとよい。
【0048】
また、前記仕切りシートを、シート状の可撓性材料を2枚重ね合わせて、その間に各種書類を挟持可能に形成すれば、仕切りシート自体にも1〜2枚程度の書類を挟み込ませて整理することができ、あるいは見出しや目録、リスト等の特別の用紙を挟み込むようにして活用してもよい。
【0049】
ここで特に、前記2枚重ね合わせたシート状の可撓性材料を、その下端縁が所定幅で互いに貼着して前記仕切りシートをなすようにすれば、仕切りシートと同じサイズの書類であれば、前記貼着代分だけ仕切りシートの上端縁より一段高く延出した状態に挟持されるので、特に仕切りシート自体に挟める重要・急用等の書類を目立たせることができる。
【0050】
さらに、前記取付片を、前記仕切りシートの下端縁に着脱可能に設ければ、使用しない仕切りシートからは取付片を外した状態で密に重ね合わせて収納しておくことが可能となる。また、前記支持基板を、複数に分割可能に構成すれば、書類収納具を使用する前には、支持基板をコンパクトにまとめることができ、書類収納具全体を嵩張らない状態で保管したり、搬送することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る書類収納具を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る書類収納具における支持基板の係止孔に仕切りシートの取付片を係合させた状態を拡大して示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る書類収納具における支持基板の係止孔に仕切りシートの取付片を係合させた状態を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る書類収納具の仕切りシートを示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施の形態に係る書類収納具を組み立てた状態を示す平面図である。
【図6】本発明の第1実施の形態に係る書類収納具を組み立てた状態を示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施の形態に係る書類収納具の仕切りシートを示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施の形態に係る書類収納具の仕切りシートを示す側面図である。
【図9】本発明の第2実施の形態の変形に係る書類収納具の仕切りシートを示す使用状態の断面図である。
【図10】本発明の第3実施の形態に係る書類収納具の仕切りシートを示す斜視図である。
【図11】本発明の第4実施の形態に係る書類収納具を組み立てた状態を示す側面図である。
【図12】本発明の第5実施の形態に係る書類収納具の支持基板を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
10…書類収納具
11…支持基板
11A…支持基板
11a…表面部
12…係止孔
13…ストッパ片
20…仕切りシート
20a…可撓性材料
20b…両面テープ
20c…可撓性材料
21…取付片
21a…垂直部
21b…水平部
22…見出しタグ

Claims (8)

  1. 各種書類を幅方向に湾曲させて立てた状態に並べて保持することができる書類収納具であって、
    略水平に載置される支持基板と、シート状の可撓性材料からなり前記支持基板上に所定間隔おきに複数連続して自立した状態に取り付け可能な仕切りシートとを有し、
    前記支持基板の表面部に、両側方向に並ぶ一対の係止孔を前後方向に所定間隔おきに複数連続して設け、
    前記各仕切りシートの下端縁に、それぞれ前記一対の係止孔間の距離より長い間隔に配され、該一対の係止孔に嵌入可能な一対の取付片を設け、
    前記各仕切りシートを両側端より内側に押圧し幅方向に湾曲させた状態で、前記一対の取付片を前記支持基板の一対の係止孔に嵌め込み、前記各仕切りシート自体の撓んだ際の復元力により、前記取付片と前記係止孔との係合関係を維持し、前記各仕切りシートを前記支持基板上に略垂直に立ち上がる状態で、前後方向に複数並べて自立させることを特徴とする書類収納具。
  2. 前記仕切りシートは、少なくとも縦方向の寸法が互いに異なる複数種類の大きさに形成されたことを特徴とする請求項1記載の書類収納具。
  3. 前記仕切りシートは、その表面の色が互いに異なる複数種類の色に形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の書類収納具。
  4. 前記仕切りシートの端縁に、各種書類を分類するための見出しタグを設けたことを特徴とする請求項1,2または3記載の書類収納具。
  5. 前記仕切りシートは、シート状の可撓性材料を2枚重ね合わせて、その間に各種書類を挟持可能に形成されたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の書類収納具。
  6. 前記2枚重ね合わせたシート状の可撓性材料は、その下端縁が所定幅で互いに貼着されて前記仕切りシートをなすことを特徴とする請求項5記載の書類収納具。
  7. 前記取付片は、前記仕切りシートの下端縁に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の書類収納具。
  8. 前記支持基板は、複数に分割可能に構成されたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6または7記載の書類収納具。
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