JP3757735B2 - 2次空気供給システムの異常診断装置 - Google Patents

2次空気供給システムの異常診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3757735B2
JP3757735B2 JP2000036534A JP2000036534A JP3757735B2 JP 3757735 B2 JP3757735 B2 JP 3757735B2 JP 2000036534 A JP2000036534 A JP 2000036534A JP 2000036534 A JP2000036534 A JP 2000036534A JP 3757735 B2 JP3757735 B2 JP 3757735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
air
diagnosis
secondary air
air pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000036534A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001227328A (ja
Inventor
賢 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2000036534A priority Critical patent/JP3757735B2/ja
Priority to US09/773,483 priority patent/US6393833B2/en
Priority to FR0101920A priority patent/FR2804998B1/fr
Priority to DE10106839A priority patent/DE10106839A1/de
Publication of JP2001227328A publication Critical patent/JP2001227328A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3757735B2 publication Critical patent/JP3757735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N11/00Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus, e.g. for catalytic activity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/10Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
    • F01N3/24Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
    • F01N3/30Arrangements for supply of additional air
    • F01N3/32Arrangements for supply of additional air using air pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2550/00Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems
    • F01N2550/14Systems for adding secondary air into exhaust
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は2次空気供給システムの異常診断装置に係り、詳しくはエアインジェクション方式を用いた2次空気供給システムの異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載内燃機関から排出される排気ガス中の有害ガス成分であるCO、HC、NOxを、触媒コンバータを用いて清浄化する装置が従来より知られている。この触媒コンバータを用いることで、CO及びHCが酸化され、またNOxが還元されて、それぞれCO2、H2O及びN2に浄化される。
【0003】
ただし、この触媒コンバータは、当該機関の低温運転時に浄化率が低下する。そこで従来より、同低温運転時に、触媒コンバータに供給される排気の温度を上昇させるべく、排気系へ空気(2次空気)を供給する2次空気供給システムが用いられてきた。すなわち、この排気系へ供給された空気は、排気ガス中のCO及びHCと反応することで、触媒コンバータへ供給される排気ガスの温度を上昇させ、同触媒の浄化率を向上させる。
【0004】
この2次空気供給システムには、大別して、排気系の圧力脈動を利用して空気を供給するエアサクション方式と、エアポンプを用いて空気を供給するエアインジェクション方式との2つの方式がある。
【0005】
このうち、上記エアサクション方式を用いたシステムでは、排気の圧力脈動を利用するために、排気系に十分な脈動が発生しない場合、必要とする量の2次空気を確保することができなくなるおそれがある。こういった事情を考慮すると、2次空気供給システムとしては、エアポンプによって正確且つ十分な2次空気を供給することのできるエアインジェクション方式を用いたシステムがより好ましい。
【0006】
一方、上記2次空気供給システムの故障の有無を診断する装置も従来より提案されてきた。例えば、特許第2570287号公報に記載の装置においては、触媒コンバータの上流に設けられた空燃比センサが、2次空気の供給停止後も所定期間にわたってリーン信号を出力する場合に、同2次空気供給システムに異常があると判断するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記異常診断装置によれば、確かに2次空気供給システムの異常の有無を診断することはできる。しかしながら、エアインジェクション方式を用いた2次空気供給システムにおいては、その構造上、以下に示す不都合も避けられないものとなっている。
【0008】
すなわち、エアインジェクション方式を用いた2次空気供給システムにおいては通常、空気を供給するエアポンプ及び、該エアポンプによって空気が供給されるときのみ排気系と2次空気供給通路とを連通する開閉弁を備えるために、上記装置を通じてシステムが異常である旨診断されたものとしても、それがエアポンプによるものか開閉弁によるものかを判断することはできない。
【0009】
ちなみに、このエアインジェクション方式を用いた2次空気供給システムにあっては、その異常として、エアポンプの作動が止まらなくなるといった作動停止異常が特に深刻である。というのも、エアポンプの停止制御がなされているにも拘わらずエアポンプが作動し続けると、同ポンプの高温化を招くのみならず、このポンプの電源である車載バッテリが不必要に消費される、又は同ポンプとバッテリとの間に設けられたリレーに過電流が流れるなどの問題が生ずるからである。
【0010】
したがって、こうしたエアインジェクション方式を用いた2次空気供給システムの異常診断装置としては、エアポンプの作動が止まらないといった異常についてもその旨を的確に診断することのできる装置が求められているが、従来、そのような装置は存在しなかった。なお、このエアポンプの作動にかかる異常を診断する方法としては、例えば、エアポンプに流れる電流を常時計測する方法や、エアポンプの下流に流量計を設ける方法などが考えられるが、いずれも新たな部品を備えなければならないなど、コストや機関の軽量化等の観点から採用されるには至っていない。
【0011】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、エアインジェクション方式を用いた2次空気供給システムにあって、エアポンプの作動停止異常を的確に、しかも簡易な構成にて診断することのできる2次空気供給システムの異常診断装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明は、内燃機関の排気系に2次空気を供給する通路と、該通路を介して前記排気系に2次空気を供給するエアポンプと、該エアポンプと前記排気系との間に介在して前記通路を開閉する開閉手段とを備える2次空気供給システムの異常の有無を前記排気系に設けられた空燃比センサを用いて診断する2次空気供給システムの異常診断装置であって、前記エアポンプに作動指令を出すとともに前記開閉手段に開指令を出し、該開指令期間内に前記空燃比センサによって所定以上のリッチ状態が検出された場合に、前記エアポンプの作動異常及び前記開閉手段の閉固着異常の少なくとも一方の異常有りと診断する異常診断手段と、前記異常診断手段によって前記異常有りと診断されなかった場合において、前記エアポンプに作動停止指令すとともに前記開閉手段一時的に開指令を出し、該開指令期間内に前記空燃比センサによって所定以上のリーン状態が検出された場合に、前記エアポンプに作動停止異常有りと診断するポンプ診断手段を備えることをその要旨とする。
【0013】
上記構成によれば、エアポンプに作動指令を出すとともに開閉手段に開指令を出し、開指令期間内に空燃比センサによって所定異常のリッチ状態が検出されなかった場合において、エアポンプに作動停止指令、且つ開閉手段に閉指令が出されている条件下、すなわち2次空気の供給が停止され、通常の空燃比制御に伴って空燃比センサからはリッチ状態を示す信号とリーン状態を示す信号とが交互に出力されていると予想される条件下において、開閉手段一時的に開指令が出される。このとき、エアポンプの作動停止指令が正常に実行、すなわちエアポンプが正常に停止されているなら、開閉手段指令を出したところで、2次空気が多量に排気系へ供給されることはないため、空燃比センサは上述のように、通常の空燃比制御に伴ってリッチ状態とリーン状態とを交互に検出する。しかし、エアポンプの作動停止指令が正常に実行されていない場合、すなわちエアポンプが作動停止異常である場合には、開閉手段が一時的に開制御されることで、その期間、排気系には多量の2次空気が供給される。したがってこのときには、上記空燃比センサによってリーン状態のみが検出されるようになり、この開制御期間内に同空燃比センサより所定以上のリーン状態が検出されることに基づいて、エアポンプが上記作動停止異常異常である旨を診断することができるようになる。また、この異常診断は、新たな装置等を何ら追加することなく、2次空気供給システムそのものと、通常の空燃比制御に用いられる空燃比センサとを用いた、信号処理態様の変更のみで実現することができ、極めて簡易且つ低コストに装置を構成することもできる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の2次空気供給システムの異常診断装置において、前記ポンプ診断手段によって前記異常有りと診断されなかった場合において、前記開閉手段に閉指令を出すとともに前記エアポンプを一時的に作動させ、該作動期間内に前記空燃比センサによって所定以上のリーン状態が検出された場合に、前記開閉手段に開固着異常有りと診断する開閉診断手段とを備えることをその要旨とする。
【0015】
上記構成によれば、請求項1記載の発明の作用効果に加えて、以下の作用効果を有することになる。
請求項1記載の発明に関して述べたように、エアポンプに作動停止指令が出され、且つ開閉手段に閉指令が出されている条件下では、これらの指令が正常に実行されているなら、通常の空燃比制御に伴って空燃比センサからはリッチ状態を示す信号とリーン状態を示す信号とが交互に出力されていると予想される。このとき、上記構成のようにエアポンプに一時的に作動指令が出されると、開閉手段の閉指令が正常に実行されているか否かによって、空燃比センサの検出結果に以下のような差異が存在する。すなわち、開閉手段の閉指令が正常に実行されている場合には、エアポンプを一時的に作動制御したところで排気系へ2次空気が多量に供給されることはないため、空燃比センサは上述のように、通常の空燃比制御に伴ってリッチ状態とリーン状態とを交互に検出する。一方、開閉手段に閉指令が正常に実行されていない場合、すなわち開固着異常を生じている場合には、エアポンプを一時的に作動制御することで、その期間、排気系には2次空気が多量に供給される。したがってこのときには、上記空燃比センサによってリーン状態のみが検出されるようになり、この作動制御期間に同空燃比センサにより、所定以上のリーン状態が検出されるときに、開閉手段の開固着制御にかかる異常有りと判断することができるようになる。また、この異常診断は、新たな装置等を何ら追加することなく、2次空気供給システムそのものと、通常の空燃比制御に用いられる空燃比センサとを用いた、信号処理態様の変更のみで実現することができ、極めて簡易且つ低コストに装置を構成することもできる。
【0016】
ところで、通常、当該機関が所定の条件を満たしたときに、これらの診断を行うようにするために、機関運転状態において、これらの診断を早期に行うことができない懸念がある。この際、上述した理由のみならず、例えば、2次空気供給システムの停止制御時、すなわち開閉手段の閉制御時に、エアポンプの作動停止異常が生じていると、同エアポンプの急激な高温化を招くなど、エアポンプの作動停止異常は特に深刻である。そこで、上記構成では、ポンプ診断手段による診断を、開閉診断手段による診断よりも先に行うことで、その診断の機会が増すとともに、エアポンプに作動作動異常があった場合、その旨を早期に検知することができるようにもなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる2次空気供給システムの異常診断装置を具体化した一実施形態について図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1は、本実施形態にかかる2次空気供給システム及びその異常診断装置の概略構成図である。同図に示すように、機関出力軸としてのクランクシャフト2に動力を伝えるエンジン1には、吸気通路3及び排気通路10がそれぞれ接続されている。
【0019】
このうち、吸気通路3の途中には、エンジン1に供給される吸入空気量を調整するスロットルバルブ(ここでは電子制御式のものを想定)4が設けられ、更に、このスロットルバルブ4の上流には、エンジン1への吸入空気量(負荷率)を検出するためのエアフローメータ5が設けられている。
【0020】
また、排気通路10には、同排気通路10へ2次空気を供給する2次空気供給通路11が接続され、この2次空気供給通路11には、弁12を介してエアポンプ13が接続されている。このエアポンプ13にはエアクリーナ14を介して外気が吸入される。
【0021】
ここで、上記弁12は、2次空気供給通路11を開閉するものであり、この弁12が開とされることで、エアポンプ13から2次空気が上記排気通路10に供給され、同弁12が閉とされることで、こうした2次空気の供給が禁止される。
【0022】
一方、排気通路10の下流側には、同排気通路10内の酸素濃度を検出する酸素センサ(空燃比センサ)15が設けられ、更にその下流側には、排気ガスの有害成分を浄化する前述した触媒コンバータ16が設けられている。
【0023】
また、上記弁12、エアポンプ13及び酸素センサ15等は、電子制御装置(以下ECUという)20に接続されている。このECU20は、上述した酸素センサ15やエアフローメータ5の他、クランクシャフト2の近傍に設けられてエンジン1の回転数を検出するためのクランク角センサ21、エンジン1の冷却水温を検出する温度センサ22、及びスロットルバルブ4の開度を検出するスロットルセンサ23等から各検出信号を受け、これらの信号に基づいて上記弁12やエアポンプ13等を制御する。
【0024】
次に、このECU20による2次空気供給にかかる制御について説明する。
先にも述べたように、エンジン1から排気通路10へ排出される排気ガス中の有害成分は、触媒コンバータ16で浄化されることで、無害なガスとして大気に放出される。
【0025】
ただし、エンジン1の冷間始動時等においてはその浄化特性が低下することから、そのような場合、2次空気供給通路11から排気通路10へ2次空気を供給することで、同触媒コンバータ16の浄化特性の向上を図るようにしていることも前述した。
【0026】
すなわち具体的には、上記温度センサ22等の検出結果に基づき、ECU20においてエンジン1の冷間始動時等、2次空気供給制御の開始が必要である旨の判断がなされると、同ECU20では、エアポンプ13に作動指令を与えた後、弁12に開弁指令を与える。これにより、エアポンプ13によって2次空気供給通路11に供給された2次空気が排気通路10に供給される。
【0027】
一方、ECU20においてこうした2次空気の供給制御が不要と判断されるときには、同ECU20からエアポンプ13に対し作動停止指令が送られるとともに、上記弁12に対しては閉弁指令が送られる。
【0028】
次に、本実施形態の2次空気供給システムの異常診断にかかる診断態様について図2に基づいて説明する。
本実施形態においては、まずエンジン1の冷間始動後の安定運転時に第1の診断(診断A)が行われる。この始動後においては、まず時刻ta1において、2次空気の供給開始指令(2次空気供給実行フラグ:オン、図2(a))が出されることで、エアポンプ13の作動が開始され、それから多少遅延された時刻ta2に弁12が開制御される。これにより、排気通路10へ2次空気が供給されるようになる。
【0029】
このとき空燃比のフィードバック制御は禁止されており(図2(f))、2次空気供給システムに異常がない場合には、酸素センサ15からは、リーン状態(L)のみが検出される(図2(g))。一方、同2次空気供給システムに異常がある場合には、換言すれば、エアポンプ13が作動制御されているにもかかわらず停止状態となっているか(作動異常)、弁12が開制御されているにもかかわらず閉状態となっているか(閉固着異常)、あるいはそれらの両方である場合には、排気通路10に2次空気が供給されることはない。したがってこの場合、酸素センサ15からは、リッチ状態(R)が検出される可能性が高くなる。そこで本実施形態においては、エンジン1の始動後の2次空気供給制御時に、図2(h)に示されるように酸素センサ15から所定期間以上のリッチ状態が検出されることに基づいて、エアポンプ13の作動異常及び弁12の閉固着異常の少なくとも一方の異常の可能性がある旨を診断して、空燃比のフィードバック制御を開始するようにしている(図2(f)の破線参照)。
【0030】
なお、本実施形態においては、この診断Aにより2度異常の可能性ありと診断されると、異常有りとの判定がなされ、その旨をECU20内の不揮発性メモリに記憶するとともに、例えば車室内計器パネルの異常ランプを点灯するなどして、乗員(運転者)に知らせるようにしている。
【0031】
また、この診断Aも含め、本実施形態において診断を行う期間は、例えばスロットルセンサ23からの開度信号によってアイドル状態でないと判断されている期間に設定している。これはアイドル時においては、エンジン1に供給される燃料も少なく、その空燃比もリッチ状態になり難いためである。アイドル制御が解除されれば、エンジン1に供給される燃料の量も増大し、その空燃比もリッチな状態となり易くなるために、2次空気の供給の有無が酸素センサ15の出力に顕著に現れ易くなる。したがって、この状態においては、酸素センサ15の出力によって2次空気供給システムの異常の有無を高い精度をもって診断することができるようになる。
【0032】
エンジン1の冷間始動後における2次空気の供給制御が終わると、ECU20は、エンジン1の運転状態が安定した時期に第2の検出(診断B)を開始すべく、エアフローメータ5によって検出される吸入空気の量が変化せず安定する時期を探して待機する。なお、2次空気の供給制御が終了すると、図2(f)に示すように空燃比フィードバック制御が開始されるため、酸素センサ15からはリッチ状態(R)とリーン状態(L)とにそれぞれ対応した検出信号が周期的に出力されるようになる(図2(g)〜(j))。
【0033】
そして、エンジン1の運転状態が安定したと判断されると、ECU20は、診断Bを開始する。この診断Bでは、図2(b)及び図2(d)に示されるように、弁12が時刻tb1において一時的に強制開弁され、時刻tb2で再び閉弁される。ここで弁12が一時的に強制開弁されても、エアポンプ13に対する作動停止指令が正常に実行されていれば、すなわちエアポンプ13が正常に停止していれば、排気通路10に2次空気が供給されることはなく、酸素センサ15からは、図2(g)に示されるようにリッチ状態(R)とリーン状態(L)とが交互に検出され続ける。
【0034】
一方、エアポンプ13に作動停止指令が出されているにも関わらず、同エアポンプ13が作動状態にある場合には、弁12が強制開弁されることで、排気通路10へ2次空気が供給されることとなる。そして、この場合、図2(i)に示されるように、酸素センサ15からは、2次空気の流入による応答遅れの後、時刻tb1’以降、リーン状態(L)のみが検出されるようになる。このリーン状態の検出は、上記弁12の閉弁時刻tb2に対応した時刻tb2’まで続く。
【0035】
こうして弁12の強制開弁に伴って酸素センサ15により所定期間以上にわたってリーン状態の検出がなされると、エアポンプ13の作動停止異常の可能性があるとして、ECU20はその後の時刻tb3〜tb4の期間に再度、弁12に対する強制開弁指令を与えて同弁12を開弁する。そして、この場合も再度、酸素センサ15により所定期間以上にわたってリーン状態(L)が検出されると、エアポンプ13の作動停止異常があると判定され、その旨をECU20内の不揮発性メモリに記憶するとともに、例えば車室内計器パネルの異常ランプを点灯するなどして、乗員(運転者)に知らせるようにしている。なお、こうしたエアポンプ13の作動停止異常にかかる診断を1度の診断期間に2度行うように設定しているのは、前述したように、エアインジェクション方式の2次空気供給システムにあっては、エアポンプ13の作動停止異常が特に深刻なものであるからである。
【0036】
こうして診断Bが終了すると、同診断Bにおいて正常判定されることを条件に、また、同じくエンジン1の運転状態が安定であることを条件として、第3の検出(診断C)がおこなわれる。この診断Cでは、図2(c)及び(e)に示すように、時刻tc1においてエアポンプ13が一時的に強制作動され、時刻tc2において同エアポンプ13が再び停止される。このとき、弁12の閉指令が正常に実行されている場合、すなわち弁12が正常に閉弁されている場合には、エアポンプ13が作動制御されても、排気通路10に2次空気が供給されることはなく、酸素センサ15からは、やはり図2(g)に示されるように、リッチ状態(R)とリーン状態(L)とが交互に検出され続ける。
【0037】
一方、弁12に閉指令が出されているにも関わらず、同弁12が開状態(開固着)に有る場合には、エアポンプ13の作動制御により2次空気が排気通路10内に供給されることとなる。そして図2(j)に示されるように、酸素センサ15からは、2次空気の排気通路10への流入による応答遅れの後、時刻tc1’以降、リーン状態(L)のみが検出されるようになる。このリーン状態の検出は、上記エアポンプ13の作動停止時刻tc2に対応した時刻tc2’まで続く。そこで、本実施形態では、この診断Cでのエアポンプ13の強制作動に伴い、酸素センサ15から所定期間以上にわたってリーン状態が検出されることに基づき、弁12の開固着異常の可能性ありと診断するようにしている。なお、本実施形態においては、上記異常の可能性ありとの診断が2回なされると、弁12の開固着異常ありと判定され、その旨をECU20内の不揮発性メモリに記憶するとともに、例えば車室内計器パネルの異常ランプを点灯するなどして、乗員(運転者)に知らせるようにしている。
【0038】
なお、上記診断Cを上記診断Bの後に行うように設定したのは、弁12の閉弁時において、エアポンプ13の作動停止異常が生じていると、エアポンプ13の急激な高温化を招くなどの理由から、このエアポンプ13の作動停止異常の早期発見が望まれるからである。
【0039】
以上説明した本実施形態における2次空気供給システムの異常診断態様を図3にまとめて示す。すなわち同図3に示されるように、本実施形態にあって、エアポンプ13の作動停止異常(常時オン異常)は上記診断Bで診断され、エアポンプ13の作動異常(常時オフ異常)は、上記診断Aで判断される。また、弁12の開固着異常(常時開異常)は上記診断Cで診断され、弁12の閉固着異常(常時閉異常)は、上記エアポンプ13の作動異常(常時オフ異常)と併せて診断Aで判断される。
【0040】
以下、本実施形態にかかる2次空気供給システムの異常診断手順について、図4〜図7を用いて更に詳述する。
図4は、本実施形態の2次空気供給システムの異常診断について、上述した診断A、診断B及び診断Cにかかる各診断の実行手順を示す。
【0041】
すなわち、エンジン1が始動時の所定条件を満たしているときに、ステップ100の処理として診断Aを行う。診断Aが異常なく終了すると、2次空気の供給停止後の上述したエンジン1の運転が安定状態にあるときに、ステップ200の処理として診断Bを行う。更に、診断Bが異常なく終了すると、同じくエンジン1の運転が安定状態にあるときに、ステップ300の処理として診断Cを行う。なお、このルーチンは、車両の1トリップ、すなわち始動から車両停止までの間に一回実行される。
【0042】
次に、診断Aの具体手順について図5に基づいて説明する。
診断Aでは、2次空気の供給制御の実行に伴い、まずステップ110において、酸素センサ15の検出信号に基づき空燃比が所定期間以上リッチ状態にあるか否かが判断される。そして、空燃比がリーン状態のままであると判断されると、診断Aにかかる異常はないとして、空燃比制御禁止フラグをオフとした上で、このルーチンが終了される。
【0043】
一方、上記ステップ110において、空燃比が所定期間以上リッチ状態であると判断されると、ステップ120へ移行する。ステップ120では、エアポンプ13の作動異常及び弁12の閉固着異常の少なくとも一方の異常の可能性があるとして、カウンタCaが「1」だけインクリメントされ、ステップ130に移行する。
【0044】
ステップ130においては、カウンタCaの値が「2」であるか否かが判断される。そして、このカウンタCaの値が「2」であるときには、ステップ140において、エアポンプ13の作動異常及び弁12の閉固着の少なくとも一方の異常(エアポンプ常時オフ異常及び弁常時閉異常の少なくとも一方)がある旨診断される。そして前述のように、その旨をECU20内の不揮発性メモリに記憶するとともに、例えば車室内計器パネルの異常ランプを点灯するなどした後、空燃比制御禁止フラグをオフとしてこのルーチンは終了される。
【0045】
一方、ステップ130において、カウンタCaの値が「2」でないと判断されると、このルーチンを終了する。
次に、診断Bについて、図6に基づいて説明する。
【0046】
診断Bでは、まずステップ210において、弁12が一時的に強制開弁され、ステップ220に移行する。
ステップ220においては、所定の応答遅れをみこして、酸素センサ15により検出される空燃比が所定期間以上にわたってリーン状態を維持しているか否かが監視される。そして、空燃比の所定期間以上のリーン状態での維持が検出されない場合には、診断Bにかかる異常はないとして、このルーチンを終了する。
【0047】
一方、ステップ220において、空燃比が所定期間以上にわたってリーン状態にあることが検出されると、エアポンプ13の作動停止異常の可能性があると判断され、ステップ230へ移行する。
【0048】
ステップ230においては、カウンタCbを「1」だけインクリメントして、ステップ240へ移行する。ステップ240においては、カウンタCbの値が「2」であるか否かが判断され、カウンタCbの値が「2」でないと判断されると、ステップ210に戻り、再度、弁12が強制的に開弁制御される。すなわち、上記処理が繰り返される。そして、同じくステップ240において、カウンタCbの値が「2」である旨判断される場合には、ステップ250に移行し、エアポンプ13の作動停止異常(エアポンプ常時オン異常)がある旨診断される。そして前述のように、その旨をECU20内の不揮発性メモリに記憶するとともに、例えば車室内計器パネルの異常ランプを点灯するなどした後、このルーチンが終了される。
【0049】
次に、診断Cについて図7に基づいて説明する。
診断Cではまず、ステップ310において、エアポンプ13を一時的に強制作動させ、ステップ320に移行する。そしてステップ320において、所定の応答遅れを見込んで酸素センサ15により検出される空燃比が所定期間以上にわたってリーン状態を維持しているか否かが監視される。そして、空燃比の所定期間以上のリーン状態での維持が検出されない場合には、診断Cにかかる異常はないとしてこのルーチンが一旦終了される。
【0050】
一方、ステップ320において、空燃比が所定期間以上にわたってリーン状態にあることが検出されると、弁12の開固着異常の可能性があるとして、ステップ330に移行する。ステップ330においては、カウンタCcの値を「1」だけインクリメントし、ステップ340へ移行する。
【0051】
ステップ340では、カウンタCcの値が「2」であるか否かが判断され、「2」でないときには、このルーチンが一旦終了される。
一方、上記ステップ340において、カウンタCcの値が「2」であると判断された場合には、ステップ350に移行し、弁12の開固着異常(弁常時開異常)がある旨診断される。そして前述のように、その旨をECU20内の不揮発性メモリに記憶するとともに、例えば車室内計器パネルの異常ランプを点灯するなどした後、このルーチンが終了される。
【0052】
以上説明した態様、並びに手順でもって異常診断が実行される本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)診断Bによって、エアポンプ13の作動停止異常の有無を診断することができる。またこの診断Bが診断Cよりも先になされることで、エアポンプの高温化やバッテリ電圧の低下等につながる故障の早期発見をすることができる。
【0053】
(2)診断Bをエンジン1の運転状態が安定なときに行うことで、診断Bにかかる診断の精度を向上させることができる。
(3)診断Cによって、弁12の開固着異常を検出することができる。
【0054】
(4)診断Cをエンジン1の運転状態が安定なときに行うことで、診断Cにかかる診断の精度を向上させることができる。
(5)診断Aによって、エアポンプ13の作動異常及び弁12の閉固着異常の少なくとも一方の異常を検出することができる。また、この診断Aは2次空気の供給制御中に実行されることから、ECU20による診断処理数の増大を伴うこともない。
【0055】
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施形態においては、診断A、診断B及び診断Cの順に異常診断を実行したが、この順序については任意である。また、上記3つの診断のうちのいくつかを除いて実施することもできる。更に、他の診断処理を付け加えてもよい。
【0056】
・上記実施形態においては、異常と診断されるための条件として異常の可能性ありと2回判断されることを条件としたが、この回数についてはA〜Cの各診断共に、適宜変更して設定してもよい。
【0057】
・車両の1トリップ、すなわち始動から車両停止の間に行われる診断回数についても、上記実施形態のものに限られず適宜変更して実施してもよい。
・上記実施形態においては、診断を行う条件の一つをアイドル状態でない時期としたが、アイドル状態であってもよい。
【0058】
・上記実施形態においては、診断A、診断B及び診断Cを行う条件の一つを、エンジン1の運転状態が安定な時期と設定したが、例えば、同エンジン1のアイドル時のみとするなど、エンジン1の運転状態が比較的安定した状態の中から更に限定してもよい。また、エンジン1の安定状態をエアフローメータ5の検出結果に基づき判定したが、他にクランク角センサ21の検出結果、また吸気圧センサを備えるものにあってはその検出結果等、エンジン1の負荷の変化量を検出することのできる任意の手段を用いることができる。
【0059】
・上記実施形態では、スロットルバルブ4として電子制御式のもの(電子スロットル)を想定し、アイドル時においてもその開度制御を通じてアイドルスピードコントロールが行われるものとしたが、同スロットルバルブ4としてはリンク式のものを用い、これを迂回するバイパス通路とアイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)とを別途に設けてもよい。
【0060】
・上記実施形態においては、空燃比センサとして、空燃比がリーン状態かリッチ状態かを2段階に検出する酸素センサを採用したが、それらリーン状態からリッチ状態までを連続的に検出するタイプのセンサも同様に採用することができる。なお、この場合には上記実施形態のように所定期間にわたってリーン状態かリッチ状態かによって診断する方法以外に、所定値以上のリーン状態かリッチ状態かに基づいて診断する方法を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる2次空気供給システムの異常診断装置についてそのいち実施形態を示す概略構成図。
【図2】同実施形態の異常診断態様を示すタイムチャート。
【図3】同実施形態の異常診断態様を総括して示す図。
【図4】同実施形態の異常診断手順を示すフローチャート。
【図5】同実施形態の異常診断手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の異常診断手順を示すフローチャート。
【図7】同実施形態の異常診断手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…エンジン、2…クランクシャフト、3…吸気通路、4…スロットルバルブ、5…エアフローメータ、10…排気通路、11…2次空気供給通路、12…弁、13…エアポンプ、14…エアクリーナ、15…酸素センサ(空燃比センサ)、16…触媒コンバータ、20…ECU(電子制御装置)、21…クランク角センサ、22…温度センサ、23…スロットルセンサ。

Claims (2)

  1. 内燃機関の排気系に2次空気を供給する通路と、該通路を介して前記排気系に2次空気を供給するエアポンプと、該エアポンプと前記排気系との間に介在して前記通路を開閉する開閉手段とを備える2次空気供給システムの異常の有無を前記排気系に設けられた空燃比センサを用いて診断する2次空気供給システムの異常診断装置であって、
    前記エアポンプに作動指令を出すとともに前記開閉手段に開指令を出し、該開指令期間内に前記空燃比センサによって所定以上のリッチ状態が検出された場合に、前記エアポンプの作動異常及び前記開閉手段の閉固着異常の少なくとも一方の異常有りと診断する異常診断手段と、
    前記異常診断手段によって前記異常有りと診断されなかった場合において、前記エアポンプに作動停止指令すとともに前記開閉手段一時的に開指令を出し、該開指令期間内に前記空燃比センサによって所定以上のリーン状態が検出された場合に、前記エアポンプに作動停止異常有りと診断するポンプ診断手段を備える
    ことを特徴とする2次空気供給システムの異常診断装置。
  2. 請求項1に記載の2次空気供給システムの異常診断装置において、
    前記ポンプ診断手段によって前記異常有りと診断されなかった場合において、前記開閉手段に閉指令を出すとともに前記エアポンプを一時的に作動させ、該作動期間内に前記空燃比センサによって所定以上のリーン状態が検出された場合に、前記開閉手段に開固着異常有りと診断する開閉診断手段とを備える
    ことを特徴とする2次空気供給システムの異常診断装置。
JP2000036534A 2000-02-15 2000-02-15 2次空気供給システムの異常診断装置 Expired - Fee Related JP3757735B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036534A JP3757735B2 (ja) 2000-02-15 2000-02-15 2次空気供給システムの異常診断装置
US09/773,483 US6393833B2 (en) 2000-02-15 2001-02-02 Abnormality test method and apparatus for secondary air supply system of a vehicle
FR0101920A FR2804998B1 (fr) 2000-02-15 2001-02-13 Procede de test d'anomalie et dispositif pour l'alimentation en air secondaire d'un vehicule
DE10106839A DE10106839A1 (de) 2000-02-15 2001-02-14 Abnormalitätstestverfahren und Gerät für ein Sekundärluftzufuhrsystem eines Fahrzeugs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036534A JP3757735B2 (ja) 2000-02-15 2000-02-15 2次空気供給システムの異常診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001227328A JP2001227328A (ja) 2001-08-24
JP3757735B2 true JP3757735B2 (ja) 2006-03-22

Family

ID=18560574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000036534A Expired - Fee Related JP3757735B2 (ja) 2000-02-15 2000-02-15 2次空気供給システムの異常診断装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6393833B2 (ja)
JP (1) JP3757735B2 (ja)
DE (1) DE10106839A1 (ja)
FR (1) FR2804998B1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000242574A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Mitsubishi Electric Corp データ転送方法および予定転送先データベース作成方法
JP4479139B2 (ja) * 2001-09-14 2010-06-09 トヨタ自動車株式会社 2次空気供給装置
US6945035B2 (en) * 2001-11-30 2005-09-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Auxiliary air supplying system, and control methods and failure diagnostic methods thereof
DE10205966B4 (de) * 2002-02-14 2012-10-18 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung der Funktionsfähigkeit eines Sekundärluftsystems
JP3726781B2 (ja) * 2002-06-10 2005-12-14 トヨタ自動車株式会社 2次空気供給装置
DE10236744A1 (de) * 2002-08-10 2004-02-19 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren zur Steuerung von einer Abgasanlage einer Brennkraftmaschine zuführbaren Sekundärluft
US6637191B1 (en) 2002-11-22 2003-10-28 Ford Global Technologies, Llc Method and system for diagnosing a secondary air supply for an internal combustion engine
JP4186679B2 (ja) * 2003-04-03 2008-11-26 トヨタ自動車株式会社 2次空気供給装置の故障診断装置。
JP4410482B2 (ja) * 2003-04-24 2010-02-03 トヨタ自動車株式会社 二次空気供給装置の異常判定装置
JP4177157B2 (ja) * 2003-04-24 2008-11-05 トヨタ自動車株式会社 二次空気供給装置の異常判定装置
DE102004006876A1 (de) * 2004-02-12 2005-09-01 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betreiben einer elektromotorisch angetriebenen Sekundärluftpumpe
US7448202B2 (en) * 2005-04-04 2008-11-11 Denso Corporation Diagnosis apparatus for secondary air supply apparatus
DE102008047860B3 (de) * 2008-09-18 2009-12-24 Continental Automotive Gmbh Verfahren zur Dichtheitsprüfung eines Reagenzmittelinjektors
GB0912081D0 (en) * 2009-07-11 2009-08-19 Tonery David Combustion method and apparatus
JP5887755B2 (ja) * 2011-08-09 2016-03-16 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の制御装置
DE102018114681A1 (de) * 2018-06-19 2019-12-19 Volkswagen Aktiengesellschaft Abgasnachbehandlungssystem und Verfahren zur Regeneration eines Partikelfilters

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711257B2 (ja) 1986-10-29 1995-02-08 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の自己診断制御装置
JPH0772514B2 (ja) 1986-12-05 1995-08-02 トヨタ自動車株式会社 2次空気導入異常検出装置
JP2570287B2 (ja) 1987-04-06 1997-01-08 トヨタ自動車株式会社 2次空気供給装置の機能診断表示装置
JP2724387B2 (ja) * 1990-08-28 1998-03-09 本田技研工業株式会社 内燃エンジンの排気二次空気供給装置の故障検知方法
DE4408648C2 (de) * 1993-03-20 1999-07-01 Volkswagen Ag Prüfverfahren für eine Sekundärluftzufuhr einer Abgasanlage
DE4343639A1 (de) * 1993-12-21 1995-06-22 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Überwachung eines Sekundärluftsytems in Verbindung mit dem Abgassystem eines Kraftfahrzeugs
JP2880081B2 (ja) * 1994-08-23 1999-04-05 本田技研工業株式会社 エンジンの2次エアーポンプ制御装置
JPH08246856A (ja) * 1995-03-07 1996-09-24 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の2次空気供給装置
JPH08246851A (ja) 1995-03-07 1996-09-24 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の2次空気供給装置
JPH0921313A (ja) * 1995-07-04 1997-01-21 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の排気2次エア供給系の異常検出装置
JP3602615B2 (ja) * 1995-07-04 2004-12-15 本田技研工業株式会社 内燃機関の排気2次エア供給系の異常検出装置
JP3616683B2 (ja) * 1995-11-16 2005-02-02 本田技研工業株式会社 内燃エンジンのエアポンプの異常検出装置
JP3447523B2 (ja) * 1997-08-29 2003-09-16 本田技研工業株式会社 排気二次エアー供給装置の異常検出装置
JP2000054835A (ja) * 1998-08-07 2000-02-22 Honda Motor Co Ltd 排気浄化装置の故障検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20010013222A1 (en) 2001-08-16
JP2001227328A (ja) 2001-08-24
FR2804998A1 (fr) 2001-08-17
DE10106839A1 (de) 2001-08-30
FR2804998B1 (fr) 2006-11-03
US6393833B2 (en) 2002-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3757735B2 (ja) 2次空気供給システムの異常診断装置
KR100905811B1 (ko) 내연 기관의 배기 정화 장치의 고장 진단 장치
JP2004003430A (ja) エンジンの故障診断装置
CN112177735B (zh) 内燃机的控制装置
US5531069A (en) Catalyst deterioration-determining device of an internal combustion engine
JP2897526B2 (ja) 二次空気供給装置の故障診断方法
JP2008169749A (ja) 空燃比センサの劣化診断装置
JP4893292B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH02228572A (ja) インジェクタの診断装置
JP4241211B2 (ja) 2次空気供給装置
JP3855720B2 (ja) 内燃機関の触媒早期暖機制御システムの異常診断装置
JPS63111256A (ja) 内燃機関の自己診断制御装置
JP5287506B2 (ja) センサの異常診断装置
JP4395890B2 (ja) 内燃機関の二次空気供給システムの異常診断装置
JP4547617B2 (ja) 内燃機関の二次空気供給システムの異常診断装置
JP3186339B2 (ja) ホットワイヤ式エアフローメータの異常検出装置
JP2005061335A (ja) エンジンの吸入空気量検出手段の故障診断制御装置
JP2001173496A (ja) O2センサ診断装置
JP3890830B2 (ja) O2センサ診断装置
JP3896936B2 (ja) 内燃機関の2次空気供給異常検出装置
JPH11344465A (ja) センサ用ヒータの故障診断装置
JPH08284648A (ja) 内燃機関の触媒劣化診断装置
JP2882182B2 (ja) 二次空気供給装置の診断方法
JPH06129245A (ja) 触媒の活性化判定装置
CN114738144A (zh) 发动机控制装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090113

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100113

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees