JP2000242574A - データ転送方法および予定転送先データベース作成方法 - Google Patents

データ転送方法および予定転送先データベース作成方法

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JP2000242574A
JP2000242574A JP11042930A JP4293099A JP2000242574A JP 2000242574 A JP2000242574 A JP 2000242574A JP 11042930 A JP11042930 A JP 11042930A JP 4293099 A JP4293099 A JP 4293099A JP 2000242574 A JP2000242574 A JP 2000242574A
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Tetsuya Shigee
哲也 重枝
Yasuo Maeda
泰雄 前田
Koichi Murayama
弘一 村山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの転送に係わる人為的な行為を軽減す
る。 【解決手段】 データを転送するときに、このデータに
転送予定の送受信機のデータベースを付加して転送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、独立した複数の
送受信機装置の間で、物理的伝送系を通してデータの転
送を行う時のデータ転送方法、および転送予定の送受信
機のデータベースを作成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータネットワークを用
いてデータを転送するとき、各クライアントマシンは、
データを蓄積しているサーバマシンにデータの転送要求
を出し、サーバマシンからデータを取得するデータ転送
方法が従来より用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ転送方法
は、サーバマシンとクライアントマシンの1対1の通信
を行っているため、複数のクライアントマシンに対して
同一のデータを送信する場合であっても、サーバ・クラ
イアント間の1対1通信を複数回繰り返す必要があっ
た。また、ネットワークを利用するために、サーバマシ
ンとクライアントマシンとも各種の設定を行う必要があ
るなど、利用者による煩雑な設定、操作が必要であっ
た。この発明は、上記のような課題を解決するためにな
されたもので、データ転送に要する手間が少なく、かつ
伝送系の利用効果のよいデータ転送方法を得ることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ転
送方法は、データに予定転送先データベースを付加して
転送を行う。
【0005】また、データを受信した送受信機が予定転
送先データベースに当該送受信機の受信済みの情報を加
えて、データに予定転送先データベースを付加して転送
を行う。
【0006】また、データを受信した送受信機は、付加
してあった予定転送先データベースの転送予定送受信機
の情報を複数に分割して、複数の送受信機にデータに分
割済み予定転送先データベースを付加して転送を行う。
【0007】また、各送受信機は、送信先送受信機の状
態に応じて、データの送信を行う。
【0008】また、各送受信機は、予定転送先データベ
ースの作成に特徴のある送受信部を利用する。
【0009】また、各送受信機は、データの送信前に、
データの保有情報を送信して、この送信に対する返信を
使って、予定転送先データベースを作成する。
【0010】また、各送受信機は、特徴のある送受信部
を利用して、データの保有情報を送信して、この送信に
対する返信を使って、予定転送先データベースを作成す
る。
【0011】また、各送受信機は、特徴のある送受信部
を利用して、データ転送を行う。
【0012】また、各送受信機は、データの送信前に、
データの保有情報を送信して、この送信に対する返信を
使って、データ転送をする。
【0013】各送受信機は、特徴のある送受信部を利用
して、データの送信前に、データの保有情報を送信し
て、この送信に対する返信を使って、データ転送をす
る。
【0014】各送受信機は、拡張通信アドレスマップを
もつ。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1である
各送受信機の物理的伝送路を示す模式図である。送受信
機1〜4はケーブル5に接続され、各送受信機1〜4
は、ケーブル5を使って相手先送受信機を指定して、各
種データを送受信できる。
【0016】各送受信機は、動画,音声またはグラフィ
ックデータと云ったコンテンツデータと、該当コンテン
ツデータを送る予定の送受信機についての情報をデータ
ベースとして送受信する。このデータベースを図2に示
す。このデータベースには、コンテンツデータの転送が
予定されている送受信機(以下、「データ転送先」とい
う)と、各送受信機に該当コンテンツデータが転送済み
であるかどうかを示すフラグ(以下、「フラグ」とい
う)が、それぞれデータ転送先とフラグが対応する形で
表現されている。フラグは、「1」は受信済み、「0」
は未受信、「2」は送信中または受信中、を示す。
【0017】各送受信機は、コンテンツデータを送信す
る時は、データベースを添付して送信する。初めて、デ
ータベースを受信した送受信機は、コンテンツデータ毎
に対応して、該当データベースを送受信機内に保持する
(以下、「内部データベース」という)。更に、この内
部データベースを、他の送受信機から送信されるデータ
ベースの内容に従って更新する。
【0018】送受信機のコンテンツデータ送信時の動作
について説明する。送受信機は内部データベース中フラ
グが「0」のデータ転送先から、乱数を用いて、転送先
送受信機を決め、内部データベースの該当転送先送受信
機のフラグを「0」から「2」に更新する。この内部デ
ータベースの複製を作成し、このデータベースを、内部
データベース中「1」または「2」のフラグをもつ各送
受信機に送信する。データベース送信後に、フラグ
「2」に相当する転送先送受信機(自機をのぞく)にコ
ンテンツデータを送信する。
【0019】送受信機のコンテンツデータ受信時の動作
ついて説明する。コンテンツデータを受信中の送受信機
の内部データベース中、該当送受信機のフラグは「2」
(送信中または受信中)になっている。送受信機はコン
テンツデータの受信を完了すると、内部データベース中
該当送受信機に対応するデータ転送先のフラグを「2」
から「1」に更新する。この内部データベースの複製を
作成し、このデータベースを、内部データベース中
「1」または「2」のフラグをもつ各送受信機(自機を
除く)に送信する。
【0020】送受信機のデータベースを受信した時の内
部データベースの更新について説明する。内部データベ
ースを持つ送受信機は、既にコンテンツデータを受信済
みか、または、コンテンツデータを受信中である。この
ため、データベースを受信する可能性のある送受信機
は、内部データベースを持っている。
【0021】各送受信機は、受信したデータベースを受
信データベースとして保存する。送受信機は、受信デー
タベースと内部データベースをデータ転送先毎にフラグ
を比較する。受信データベースと内部データベースでフ
ラグが一致するデータ転送先については、更新は行わな
い。内部データベースでフラグが「2」であり受信デー
タベースでフラグが「1」のデータ転送先については、
内部データベースの該当するフラグを「1」に更新す
る。内部データベースでフラグが「0」であり受信デー
タベースでフラグが「1」または「2」になっているデ
ータ転送先については、内部データベースの該当するフ
ラグをそれぞれ「1」または「2」に更新する。すべて
のデータ転送先についてフラグの比較、更新を行ったの
ち、受信データベースは破棄する。データベースの比較
中に別のデータベースを受信した場合は、最初のデータ
ベースと内部データベースの比較、更新を行ったのち、
次のデータベースと比較、更新を行う。
【0022】上記のような、データベース更新手段をも
つデータ転送方法の動作について説明する。
【0023】送受信機1にコンテンツデータと転送予定
送受信機のデータベースを入力する。図2に示したデー
タベースは、送受信機1にコンテンツデータが入力され
た直後の内部データベースであり、送受信機1はコンテ
ンツデータを受信済みであるので、送受信機1に対応す
るフラグは「1」であり、他の送受信機のフラグは
「0」になっている。
【0024】送受信機1は、内部で乱数を発生させ、こ
の乱数を利用して、転送予定データベースから「0」フ
ラグのついた転送先送受信機を1つ選択する。例えば、
この転送先送受信機を送受信機2とする。送受信機1は
内部データベースの送受信機2に対応するフラグを
「2」に変更したのち、内部データベースの複製とコン
テンツデータを送受信機2に送信する。
【0025】送受信機2は、データベース受信後コンテ
ンツデータの受信を行い、受信完了後、内部データベー
スの送受信機2のフラグを「1」に変更する。送受信機
2はこの内部データベースの複製を「1」のフラグの付
いた送受信機1に送信する。送受信機1は、送受信機2
のフラグが「1」になるように内部データベースを更新
する。
【0026】その後、送受信機1は、内部で乱数を発生
させ、この乱数を利用して、転送予定データベースから
「0」フラグのついた転送先送受信機を1つ選択する。
例えば、この転送先送受信機を送受信機3とする。送受
信機1は内部データベースの送受信機3に対応するフラ
グを「2」に変更する。このとき、内部データベースで
フラグが「1」の送受信機は、送受信機1と送受信機2
である。そこで、内部データベースの複製を送受信機2
に送信する。更に、送受信機3に内部データベースの複
製およびコンテンツデータを送信する。
【0027】送受信機2は、送受信機1からデータベー
スを受信し内部データベースを更新する。その結果、送
受信機2の内部データベースは、送受信機1のフラグが
「1」、送受信機2のフラグが「1」、送受信機3のフ
ラグが「2」、送受信機4のフラグが「0」であったと
する。このとき、送受信機2は、送受信機4を転送先送
受信機として選択する。内部データベース中の送受信機
4のフラグを「2」に更新し、内部データベースの複製
を送受信機1、送受信機2および送受信機3に送信す
る。送受信機1、送受信機2および送受信機3は受信し
たデータベースに対応して各内部データベースの送受信
機4のフラグを「2」に更新する。
【0028】送受信機4は、送受信機3より早く受信を
完了したとする。受信完了後、送受信機4は内部データ
ベースを更新し、送受信機1のフラグが「1」、送受信
機2のフラグが「1」、送受信機3のフラグが「2」、
送受信機4のフラグが「1」になる。この内部データベ
ースの複製を送受信機1、送受信機2および送受信機3
に送信する。各送受信機は、各内部データベースの送受
信機4のフラグを「1」に更新する。
【0029】送受信機3が受信を完了すると、送受信機
3はデータベースを更新し、送受信機1のフラグが
「1」、送受信機2のフラグが「1」、送受信機3のフ
ラグが「1」、送受信機4のフラグが「1」になる。こ
のデータベースを送受信機1、送受信機2および送受信
機4に送信する。各送受信機は、送受信機3のフラグを
「1」に更新する。この結果、各送受信機のデータベー
スの各フラグは「1」になり、これでデータ転送が完了
する。
【0030】実施の形態1のデータ転送方法では、上記
データベースを調査して、この時どの送受信機にコンテ
ンツデータが転送されているか調べることができる。
【0031】また、コンテンツデータに不備のあった場
合は乱数を発生させ、この乱数を利用して上記データベ
ース中にフラグが「1」の送受信機を適当に選択する。
選択した送受信機から該当するコンテンツデータを転送
することで、コンテンツデータを更新する。
【0032】実施の形態1のデータ転送方法を利用する
と、従来のクライアント・サーバ方式のデータ転送で
は、サーバ管理者が各送受信機に転送するか、またはク
ライアント側からサーバに要求してデータの複写を行っ
ているため、データの転送の管理を行う必要があった
が、データの受信に応じて自動的に転送を行うことがで
きる。
【0033】実施の形態2.この発明の実施の形態2の
データ転送方法は、コンテンツデータに上記実施の形態
1のデータ転送方法と同様のデータベースを付加してデ
ータ転送を行うものである。以下、この実施の形態2の
内部データベースの更新手順およびコンテンツデータの
転送手順を説明する。
【0034】図3は、この実施の形態2の各送受信機の
コンテンツデータの送信手順を示す図である。送信送受
信機は内部データベース中にフラグが「0」のデータ転
送先があるとき、コンテンツデータの送信を開始する。
送信送受信機(以下、「送受信機A」という)は、内部
データベース中のフラグが「0」のデータ転送先から、
乱数を用いて予定転送先送受信機(以下、「送受信機
B」という)を決める。送信送受信機Aは送受信機Bに
コンテンツデータに関する情報を含む転送準備信号3A
を送信する。送受信機Bは、転送準備信号3Aを受信す
ると送受信機Bで行っている処理全体の負荷を計算し
て、コンテンツデータの受信と、現状の処理を行うこと
が可能かどうかを判断し、コンテンツデータの受信が可
能なときは送受信機Aに転送準備完了信号3Bを、コン
テンツデータの受信が不可能なときは転送不可信号3b
を送信する。
【0035】送受信機Aは、転送準備完了信号3Bを受
信したときは、内部データベースの送受信機Bに相当す
るデータ転送先のフラグを「0」から「2」に更新す
る。更新後に内部データベースの複製を、自機を除くデ
ータベース中に「1」または「2」のフラグをもつ各送
受信機に送信する。この後、送受信機Bにコンテンツデ
ータ3Cを送信する。
【0036】また、送受信機Aは、転送不可信号3bを
受信したときは、内部データベース中から送受信機B以
外のフラグが「0」のデータ転送先から、乱数を用いて
予定転送先送受信機を再度決め、この予定転送先送受信
機に対して、送受信機Bに対して行ったように転送準備
信号を送信して、転送準備完了信号または転送不可信号
の受信を待つ。信号受信後の動作は、送受信機Bの場合
と同様である。
【0037】また、送受信機Aは、内部データベース中
のフラグが「0」のデータ転送先全てから転送不可信号
を受信した場合は、一定時間、データ転送に係わる処理
を停止し、一定時間後、新たに乱数を用いて予定転送先
送受信機を決め、送受信機Bの場合と同様の処理を行
う。
【0038】送受信機は、コンテンツデータの受信を完
了すると、内部データベース中の該当送受信機に対応す
るデータ転送先のフラグを「2」から「1」に更新す
る。更新後、内部データベースの複製を、自機を除くデ
ータベース中に「1」または「2」のフラグをもつ各送
受信機に送信する。
【0039】この実施の形態2のようなデータ転送方法
を利用すると、従来のデータの転送では人が管理を行う
必要があったが、データの受信内容に応じて自動的に転
送を行うことができる。また、各送受信機の可動状況に
応じたデータ転送を自動的に行うことができる。
【0040】実施の形態3.この発明の実施の形態3の
データ転送方法は、上記実施の形態1のデータ転送方法
と同様の物理的伝送路を有し、コンテンツデータにデー
タベースを付加してデータ転送を行うもので、このデー
タ転送方法のデータベースは、当該コンテンツデータを
転送する予定の送受信機を特定する情報を含んでおり、
例えば、図4に示すように送受信機名が記載されてい
る。
【0041】次に、実施の形態3のデータ転送方法のデ
ータベースの更新手順およびコンテンツデータの転送手
順を説明する。受信直後のデータベースには、受信した
送受信機名およびこれからコンテンツデータを転送する
予定の送受信機名が示されている。送受信機はデータベ
ースの受信後、コンテンツデータを受信し、コンテンツ
データの受信完了後、データベースを適当に2分割す
る。現送受信機名(自己の送受信機名)を含むデータベ
ースをデータベースA1、残りのデータベースをデータ
ベースB1とする。現送受信機は、データベースB1か
ら任意の送受信機を選択し、この送受信機にデータベー
スB1およびコンテンツデータを送信し、送信完了後、
データベースB1を消去する。
【0042】現送受信機は、この後、データベースA1
を適当に2分割する。現送受信機名を含むデータベース
をデータベースA2、残りのデータベースをデータベー
スB2とする。現送受信機は、データベースB2から任
意の送受信機を選択し、この送受信機にデータベースB
1およびコンテンツデータを送信する。このような操作
を適当回数繰返すと、データベースAnは、現送受信機
名だけを含む状態になる。このとき、データベースの更
新とコンテンツデータの送信を停止する。
【0043】この実施の形態3のデータ転送方法は、コ
ンテンツデータを送信する送受信機数が指数的に増える
ので、多くの送受信機に対して効率良くコンテンツデー
タを転送することができる。なお、この実施の形態3で
は、データベースを2分割するとしたが、2分割以上で
あれば同様の効果を得ることができるのは言うまでもな
い。
【0044】また、実施の形態3のデータ転送方法を利
用すると、従来のデータの転送では人が管理を行う必要
があったが、データの受信内容に応じて自動的に転送を
行うことができる。また、このようなデータ転送方法
は、1対複数の転送を行うので、全送受信機にデータ転
送を行うまでの完了時間が少なくなる。
【0045】実施の形態4.以下、この発明の実施の形
態4について説明する。各送受信機は送受信部を特定す
るために内部アドレスを有す。この内部アドレスは、デ
ータ通信を行う全送受信機の内部アドレスそれぞれにお
いて、重複のないように設定されている。この内部アド
レスで、送受信機を指定して、データ通信を行う。
【0046】この実施の形態を説明する為に、各送受信
機が保有する通信アドレスマップについて説明する。こ
の通信アドレスマップの模式図を図5に示す。通信アド
レスマップには、送受信機の内部アドレス、データ通信
を行う相手の送受信機を特定する相手先アドレスが格納
されている。通信アドレスマップには、相手先アドレス
を最大2つ格納することが出来る。図5の例では、相手
先アドレスとして、送受信機Aのアドレスと送受信機B
のアドレスが格納されている。このような通信アドレス
マップを持つ送受信機は、送受信機Aおよび送受信機B
だけとデータ通信を行う。データ通信を行う相手を確定
していない場合、通信アドレスマップの相手先アドレス
には、相手先未確定を示す未確定アドレスが設定され
る。未確定アドレスが設定されている場合、送受信機は
全送受信機とデータ通信を行う。
【0047】この実施の形態を説明する為に、ライン状
伝送路、ループ状伝送路について説明する。ライン状伝
送路を図6を例にして説明する。図6中、送受信機1
は、送受信機2とデータ通信を行う。送受信機2は、送
受信機1および送受信機3とデータ通信を行う。送受信
機3は、送受信機2および送受信機4とデータ通信を行
う。送受信機4は送受信機3とデータ通信を行う。送受
信機1を開始点として、デー^通信が可能な送受信機を
並べると、送受信機1、送受信機2、送受信機3、送受
信機4の順で並べることができる。送受信機1からデー
タ通信を開始すると、送受信機1から送受信機2へ、更
に、送受信機3、送受信機4の順でデータ通信をするこ
とができる。このように、ある送受信機中を開始点にし
て、データを受信した送受信機が次の送受信機にデータ
を送信を行い、ある送受信機でデータ通信が終了するデ
ータ通信の伝送路をライン状伝送路と呼ぶ。また、この
ライン状伝送路に参加する送受信機の数を、ライン状伝
送路の長さと呼ぶ。
【0048】ループ状伝送路を図7を例にして説明す
る。図7中、送受信機1は、送受信機2および送受信機
4とデータ通信を行う。送受信機2は、送受信機1およ
び送受信機3とデータ通信を行う。送受信機3は、送受
信機2および送受信機4とデータ通信を行う。送受信機
4は送受信機3および送受信機1とデータ通信を行う。
データ通信可能な送受信機を並べると、送受信機1、送
受信機2、送受信機3、送受信機4の順で並び、再び、
送受信機1に戻る。このように、任意の送受信機を開始
点にしてデータ送信を開始して、データを受信した送受
信機が次の送受信機にデータを送信を行うと、開始点の
送受信機にデータが返ってくる伝送路をループ状伝送路
と呼ぶ。また、このループ状伝送路に参加する送受信機
の数を、ループ状伝送路の長さと呼ぶ。
【0049】次に、通信アドレスマップを使った送受信
機の通信について図8を使って説明する。図8のよう
に、送受信機1の通信アドレスマップの内片方のアドレ
スが送受信機2を指定している場合、送受信機2の通信
アドレスマップの内片方のアドレスは送受信機1を指定
している。また、このように、双方の通信アドレスマッ
プ中にお互いを指定するアドレスが指定されている時、
データ通信をすることができる。送受信機が他の送受信
機からデータを受信した場合、該当送受信機の通信アド
レスマップを使って、受信した送受信機と異なる相手先
アドレスの送受信機にデータを送信する。例えば、送受
信機1が送受信機4からデータを受信した場合は、送受
信機2にデータを送信する。送受信機2は、送受信機1
からデータを受信したので、送受信機3にデータ送信を
行う。
【0050】次に、データ通信をすることができる送受
信機の集合における、通信アドレスマップを使った送受
信機の整列について、図9を使って、説明する。データ
通信を行っている任意の送受信機を選択する。この送受
信機を送受信機Aとする。この送受信機Aの通信アドレ
スマップを観察して、データ通信可能な送受信機を上下
に並べる。このデータ通信可能な送受信機を送受信機
B、送受信機Cとする。通信可能な送受信機を接するよ
うに並べると送受信機B、送受信機A、送受信機Cの順
になる。
【0051】この送受信機B、Cは送受信機Aとデータ
通信をしているので、送受信機B、Cの通信アドレスマ
ップのうち片方の相手先アドレスは送受信機Aを指定し
ている。これらの通信アドレスマップの送受信機Aでは
ない相手先アドレスの指定する送受信機をそれぞれ送受
信機D、送受信機Eとする。通信可能な送受信機を接す
るように並べると、送受信機D、送受信機B、送受信機
A、送受信機C、送受信機Eの順になる。このように、
通信可能な送受信機を接するように並べることを、通信
アドレスマップを使った送受信機の整列、または単に送
受信機の整列と呼ぶ。
【0052】図9では、送受信機Dの通信アドレスマッ
プの相手先アドレスは、送受信機Bを指定するアドレス
と未確定アドレスである。このように、未確定アドレス
のある通信アドレスマップをもつ送受信機があると、通
信可能な送受信機を並べることを続けることができなく
なる。この状態を、未確定アドレスで送受信機の整列が
停止すると呼ぶ。
【0053】データ通信をすることができる送受信機の
集合から、任意の送受信機を選択して、この送受信機を
送受信機Aとする。この送受信機Aから整列を開始す
る。このとき、送受信機の集合は送受信機Aから整列さ
れた送受信機の集合(整列済集合)と、残りの集合(未
整列集合)に分かれる。整列中に、次の整列を行うため
に通信アドレスマップを観察すると、相手先アドレス
は、1つは整列された送受信機の集合中の送受信機を指
定するアドレスである。もう片方の相手先アドレスは、
整列済集合の送受信機を指定する、または、未整列集合
の送受信機を指定する、または、未確定アドレスのいず
れかである。各場合について、整列をどのように続ける
か説明する。
【0054】送受信機の通信アドレスマップの相手先ア
ドレスが未整列集合の送受信機を指定する場合は、該当
送受信機を整列済集合に含ませ、相手先アドレスが示す
送受信機の通信アドレスマップを使って次の整列を行
う。
【0055】送受信機の通信アドレスマップの相手先ア
ドレスが未確定アドレスの場合は、送受信機Aから開始
した整列の片方向の整列が停止する。この場合、他方向
の整列を続けて行う。
【0056】送受信機の通信アドレスマップの相手先ア
ドレスが整列済集合の送受信機を指定する場合について
説明する。整列済集合の送受信機は、整列する方向が、
2方向ある。この整列を行っている送受信機2台の通信
アドレスマップの片方の相手先アドレスを除くと、整列
済集合内の送受信機を互いに指定している。従って、相
手先アドレスが整列済集合の送受信機を指定する場合
は、指定された送受信機は、他方向の整列を行っている
送受信機である。このような状態を、通信アドレスマッ
プがループ状伝送路を確定すると呼ぶ。
【0057】また、片方の相手先アドレスが未確定アド
レスの通信アドレスマップを持つ送受信機から、送受信
機の整列を行い、最後に、片方の相手先アドレスが未確
定アドレスの通信アドレスマップを持つ送受信機が確定
した場合を、通信アドレスマップがライン状伝送路を確
定すると呼ぶ。
【0058】特に、送受信機の通信アドレスマップの相
手先アドレスの両方が未確定アドレスの時、通信アドレ
スマップは、長さ1のライン状伝送路を確定すると呼
ぶ。
【0059】全送受信機がデータ通信を行う場合、全送
受信機中、2機の送受信機が、1つの相手先アドレスが
未確定アドレスの通信アドレスマップを持ち、他送受信
機の通信アドレスマップに未確定アドレスが現れないと
き、通信アドレスマップはライン状伝送路を確定する。
実際、未確定アドレスの通信アドレスマップをもつ送受
信機を先頭にして、送受信機の整列を始めると、片方向
に整列が進んで行く。このとき、整列中の送受信機の通
信アドレスマップが指定する送受信機のアドレスは、未
整列集合の送受信機を指定するアドレス、または未確定
アドレスである。未整列集合の送受信機を指定するアド
レスの場合は整列を続ける。また、未確定アドレスの場
合は、ライン状伝送路を確定している。
【0060】通信アドレスマップがライン状伝送路を確
定した後に未整列集合が存在する場合、この未整列集合
は、複数のループ状伝送路を確定する通信アドレスマッ
プを持つ送受信機からなる。実際、この未整列集合から
任意の送受信機を選ぶ。このとき、該当送受信機の通信
アドレスマップの相手先アドレスは、該当送受信機を除
く未整列集合の送受信機を指定する。該当送受信機を開
始点にして新たに、整列済集合と未整列集合をつくりな
がら、整列を行う。整列を行っている送受信機の通信ア
ドレスマップのアドレスは、整列済集合または未整列集
合の送受信機を指定する。整列済集合の送受信機を指定
する場合、ループ状伝送路が確定する。また、未整列集
合の送受信機を指定する場合、整列を続行する。
【0061】ループ状伝送路が確定した場合は、残りの
未整列集合から任意の送受信機を選択して、送受信機の
整列を続ける。未整列集合が空集合になった時、整列を
続けている送受信機の、通信アドレスマップのアドレス
は、整列済集合の送受信機を指定するので、ループ状伝
送路が確定する。
【0062】次に、ライン状伝送路を確定している送受
信機の集合における終端について説明する。この送受信
機の集合には2台の、1つの未確定アドレスをもつ通信
アドレスマップを保有する送受信機が存在する。この送
受信機を送受信機A、送受信機Bとする。送受信機Aを
先頭にして整列を行うと、送受信機Bが最後に整列に加
わって整列が終了する。この状態を、送受信機Aを先頭
にするライン状伝送路の終端は送受信機Bであると云
う。また、送受信機Bを先頭にして整列を行うと、送受
信機Aが最後に整列に加わって、整列が終了する。この
状態を、送受信機Bを先頭にするライン状伝送路の終端
は送受信機Aであると云う。
【0063】このように、ライン状伝送路を確定してい
る送受信機の集合において、未確定アドレスをもつ通信
アドレスマップを保有する送受信機を先頭に整列を開始
すると、終端となる送受信機が一意的に決まる。この終
端となる送受信機のアドレスを、未確定アドレスをもつ
通信アドレスマップを保有する送受信機の終端アドレス
と呼ぶ。
【0064】ライン状伝送路を確定している送受信機の
集合において、未確定アドレスをもつ通信アドレスマッ
プを保有する送受信機は終端アドレスを持つ。そこで、
図10に示すように、通信アドレスマップに付随した終
端アドレスマップを追加し、終端アドレスマップには、
次に示すようなデータを格納する。ライン状伝送路を確
定している送受信機の集合の未確定アドレスをもつ通信
アドレスマップを保有する送受信機は、終端アドレスマ
ップには、終端アドレスを格納する。通信アドレスマッ
プの相手先アドレスが2つとも送受信機を示すアドレス
の場合は、終端アドレスマップに、自機のアドレスを格
納する。また、通信アドレスマップの相手先アドレスが
2つとも未確定アドレスの場合は、自機のアドレスを格
納する。
【0065】このような終端アドレスマップは、常に通
信アドレスマップに付属するので、通信アドレスマップ
の一部に組み込むことが出来る。この様子を図11に示
す。この通信アドレスマップには、自機のアドレス、2
つの相手先アドレス、終端アドレスが格納される。この
通信アドレスマップを拡張通信アドレスマップと呼ぶ。
以上、この実施の形態で使う用語を説明した。
【0066】以下、この発明の実施の形態4における、
各送受信機の動作について説明する。各送受信機は、通
信アドレスマップについて、次の14種のアルゴリスム
(A1−A14)を規定されている。 (A1):送受信機の初期状態では、通信アドレスマッ
プは、2つの未確定アドレスを持つ。 (A2):送受信機は通信アドレスマップの相手先アド
レスの送受信機に対して一定時間間隔で通信アドレスマ
ップを送信する。 (A3):通信アドレスマップを受信した送受信機は、
通信アドレスマップの自機アドレスが、自機の通信アド
レスマップの相手先アドレスに存在する場合、自機アド
レスの情報を含む存在を示す為の信号(以下、「存在確
認信号」という)を、受信した通信アドレスマップの自
機アドレスの示す送受信機に送信する。
【0067】(A4):通信アドレスマップを受信した
送受信機は、通信アドレスマップの自機アドレスが、自
機の通信アドレスマップの相手先アドレスに存在しない
場合、自機の2つの相手先アドレスを未確定アドレスに
変更し、終端アドレスを自機アドレスに変更する。 (A5):通信アドレスマップを送信後、一定時間内
に、通信アドレスマップを送信した相手先アドレスの送
受信機全てから存在確認信号を受信した送受信機は、何
も行わない。 (A6):通信アドレスマップを送信後、一定時間内
に、通信アドレスマップを送信した相手先アドレスの送
受信機全てから存在確認信号を受信しない送受信機は、
自機の2つの相手先アドレスを未確定アドレスに変更
し、終端アドレスを自機アドレスに変更する。
【0068】(A7):未確定アドレスを持つ送受信機
は、乱数を使って一定時間待機した後、全送受信機に、
自機が内蔵している拡張通信アドレスマップを送信す
る。 (A8):通信アドレスマップに確定したアドレスを持
つ送受信機が、拡張通信アドレスマップを受信した場合
は何もしない。 (A9):通信アドレスマップに未確定アドレスを持つ
送受信機が、拡張通信アドレスマップを受信した場合
は、自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスを
載せた相手先アドレスに、受信した通信アドレスマップ
の自機アドレスを書き込み、拡張通信アドレスマップを
受信した拡張通信アドレスマップの自機アドレスに送信
する。このとき、自機の通信アドレスマップは変更しな
い。自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスが
2つある場合は、片方の未確定アドレスに対して上記操
作を行う。
【0069】(A10):拡張通信アドレスマップを送
信後、拡張通信アドレスマップを受信した送受信機は、
受信した拡張通信アドレスマップの終端アドレスを確認
し、この終端アドレスが自機のアドレスならば、何もし
ない。 (A11):拡張通信アドレスマップを送信後、拡張通
信アドレスマップを受信した送受信機は、受信した拡張
通信アドレスマップの終端アドレスが自機アドレスでな
い場合、受信した拡張通信アドレスマップの送信アドレ
スを確認し、自機アドレスが記載されている場合、自機
の通信アドレスマップの未確定アドレスを載せた相手先
アドレスに、受信した通信アドレスマップの自機を記載
する。変更後の通信アドレスマップを使った拡張通信ア
ドレスマップを受信した通信アドレスマップの自機アド
レスに送信する。拡張通信アドレスマップを送信後、受
信した拡張通信アドレスマップの終端アドレスを、自機
の終端アドレスマップに記載された送受信機に送信す
る。送信後、終端アドレスマップを自機アドレスに変更
する。自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレス
が2つある場合は、片方の未確定アドレスに対して上記
操作を行う。
【0070】(A12):終端アドレスを受信した送受
信機は自機の終端アドレスマップの内容を、受信した終
端アドレスに変更する。 (A13):拡張通信アドレスマップを受信後、拡張通
信アドレスマップを送信し、再度拡張通信アドレスマッ
プを受信した送受信機は、前回受信した拡張通信アドレ
スマップと比較し、同一内容であれは、何もしない。差
異がある場合は(A11)に従う。 (A14):通信アドレスマップを送信後、規定時間内
に通信アドレスマップを受信しない場合、通信アドレス
マップを送信したことを記録している情報を放棄する。
【0071】このような、14種のアルゴリスムが規定
された通信アドレスマップを持つ送受信機の集合は、一
定時間後、ライン状伝送路を確定し、また、この集合の
中にループ状伝送路を持たない。例をあげて、ライン状
伝送路を確定する様子を説明する。
【0072】図12は、2台の送受信機Aおよび送受信
機Bが物理的伝送路に接続された状態を示している。2
台の送受信機の通信アドレスマップの相手先アドレス
は、初期状態ではすべて未確定アドレスである。本例で
は、未確定アドレスをFFで示す。送受信機Aの自機ア
ドレスは01であり、終端アドレスも01である。送受
信機Bの自機アドレスは02であり、終端アドレスも0
2である。(A7)より、送受信機Aは送受信機Bに自
機の通信アドレスマップを送信する。送受信機Bは、
(A9)より、自機の拡張通信アドレスマップの片方の
相手先アドレスを01に変更して、送受信機Aに送信す
る。この拡張通信アドレスマップは、自機アドレスは0
2、相手先アドレス1は01、相手先アドレス2はF
F、終端アドレスは02である。
【0073】拡張アドレスマップを受信した送信機A
は、(A11)より、通信アドレスマップの相手先アド
レス1を02に変更する。変更した拡張通信アドレスマ
ップは、送受信機Bに送信される。この拡張通信アドレ
スマップは、自機アドレスは01、相手先アドレス1は
02、相手先アドレス2はFF、終端アドレスは01で
ある。送信後、送信機A即ち自機に、終端アドレスを0
2に変更するように送信する。送信後、送受信機Aは、
終端アドレスを自機アドレスに更新するが、既に自機ア
ドレスであるので更新は行われない。送受信機Aは終端
アドレスを受信すると、(A12)より、送信機Aの終
端アドレスは02に変更される。このときの状態を図1
3に示す。
【0074】終端アドレスに関する一連の動作は、2つ
の相手先アドレスが両方とも未確定アドレスの場合、上
記の手順になる。従って、相手先アドレスが両方とも未
確定アドレスの場合の送受信機の場合、受信した拡張通
信アドレスマップの終端アドレスを自機に送信する代わ
りに、自機の終端アドレスを受信した拡張通信アドレス
マップの終端アドレスに変更してもよい。
【0075】送受信機Bは、上記拡張通信アドレスマッ
プを受信すると、(A11)より、通信アドレスマップ
の相手先アドレス1を01に変更する。変更した拡張通
信アドレスマップは、送受信機Bに送信される。この拡
張通信アドレスマップは、自機アドレスは02、相手先
アドレス1は01、相手先アドレス2はFF、終端アド
レスは02である。送信後、送信機B即ち自機に、終端
アドレスを01に変更するように送信する。(A12)
より、送信機Aの終端アドレスは01に変更される。
【0076】送受信機Aは、送受信機Bの送信した拡張
通信アドレスマップを受信すると、(A13)より、何
もしない。このときの状態を図14に示す。この状態
で、通信アドレスマップの更新が完了する。
【0077】図14の状態で、一定時間経過すると、
(A7)より、送受信機Aは送受信機Bに自機の通信ア
ドレスマップを送信する。送受信機Bは(A9)より、
自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスを01
に変更して、送受信機Aに送信する。この拡張通信アド
レスマップは、自機アドレスは02、相手先アドレス1
は01、相手先アドレス2は01、終端アドレスは01
である。送受信機Bの送信した拡張通信アドレスマップ
を受信した送受信機Aは(A10)より、何も行わな
い。従って、図14の状態から変化しない。
【0078】別の例について説明する。物理的伝送路に
接続された複数の送受信機が、2つのライン状伝送路を
確定しているとする。図15に示すように、2つのライ
ン状伝送路は、長さ4のライン状伝送路と長さ3のライ
ン状伝送路であるとする。長さ4のライン状伝送路をラ
イン状伝送路A、長さ3のライン状伝送路をライン状伝
送路Bとする。
【0079】ライン状伝送路Aは整列の順に送受信機
A、送受信機B、送受信機C、送受信機Dからなる。こ
れらの送受信機の拡張通信アドレスマップは、送受信機
Aは、自機アドレスは01、相手先アドレス1は02、
相手先アドレス2は未確定アドレスFF、終端アドレス
04であり、送受信機Bは、自機アドレスは02、相手
先アドレス1は01、相手先アドレス2は03、終端ア
ドレス02であり、送受信機Cは、自機アドレスは0
3、相手先アドレス1は02、相手先アドレス2は0
4、終端アドレス03であり、送受信機Dは、自機アド
レスは04、相手先アドレス1は03、相手先アドレス
2は未確定アドレスFF、終端アドレス01である。
【0080】ライン状伝送路Xは整列の順に送受信機
X、送受信機Y、送受信機Zからなる。これらの送受信
機の拡張通信アドレスマップは、送受信機Xは、自機ア
ドレスは11、相手先アドレス1は12、相手先アドレ
ス2は未確定アドレスFF、終端アドレス13であり、
送受信機Yは、自機アドレスは12、相手先アドレス1
は11、相手先アドレス2は13、終端アドレス12で
あり、送受信機Zは、自機アドレスは13、相手先アド
レス1は12、相手先アドレス2は未確定アドレスF
F、終端アドレス11である。
【0081】送受信機Aは、一定時間経過すると、(A
7)より、全送受信機に自機の通信アドレスマップを送
信する。(A8)より、送受信機B、送受信機C、送受
信機Yは、何もしない。(A9)より、送受信機D、送
受信機X、送受信機Zは送受信機Aに拡張通信アドレス
マップを送信する。本例では、送受信機D、送受信機
X、送受信機Zの順で拡張通信アドレスマップを送信し
たとする。
【0082】送受信機Dが送信する拡張通信アドレスマ
ップは、自機アドレスは04、相手先アドレス1は0
3、相手先アドレス2は01、終端アドレス01であ
る。この拡張通信アドレスマップを受信した送受信機A
は、(A10)より何も行わない。送受信機Xが送信す
る拡張通信アドレスマップは、自機アドレスは11、相
手先アドレス1は12、相手先アドレス2は01、終端
アドレス13である。
【0083】送受信機Xが送信する拡張通信アドレスマ
ップを受信した送受信機Aは、(A11)より自機の拡
張通信アドレスマップを変更する。変更後の送受信機A
の拡張通信アドレスマップは、自機アドレスは01、相
手先アドレス1は02、相手先アドレス2は11、終端
アドレス04である。この拡張通信アドレスマップを、
送受信機Xに送信する。送信後、送受信機Aは、受信し
た拡張通信アドレスマップの終端アドレスのアドレス1
3を、自機の終端アドレスの送受信機Dに送信する。送
受信機Aは終端アドレス送信後、自機の終端アドレスを
自機のアドレス01に変更する。この結果、送受信機A
の拡張アドレスマップは、自機アドレスは01、相手先
アドレス1は02、相手先アドレス2は11、終端アド
レス01になる。この状態で、送受信機Aは、送受信機
Zの順で拡張通信アドレスマップを受信する。このとき
送受信機Aの通信アドレスマップには、未確定アドレス
がないので、(A8)より、何もしない。
【0084】送受信機Aの送信した拡張通信アドレスマ
ップを受信した送受信機Xは(A11)より自機の拡張
通信アドレスマップを変更する。変更後の送受信機Xの
拡張通信アドレスマップは、自機アドレスは11、相手
先アドレス1は12、相手先アドレス2は01、終端ア
ドレス13である。この拡張通信アドレスマップを、送
受信機Aに送信する。送信後、送受信機Xは、受信した
拡張通信アドレスマップの終端アドレスのアドレス04
を、自機の終端アドレスの送受信機Zに送信する。送受
信機Xは終端アドレス送信後、自機の終端アドレスを自
機のアドレス11に変更する。この結果、送受信機Xの
拡張アドレスマップは、自機アドレスは11、相手先ア
ドレス1は12、相手先アドレス2は01、終端アドレ
ス11になる。
【0085】送受信機Aの送信した終端アドレス13を
受信した送受信機Dは、(A12)より、自機の終端ア
ドレスを13に変更する。送受信機Xが再度送信した拡
張通信アドレスマップを受信した送受信機Aは、(A1
3)により、何も行わない。送受信機Xの送信した終端
アドレス04を受信した送受信機Zは、(A12)よ
り、自機の終端アドレスを04に変更する。
【0086】この状態で、送受信機Aの拡張通信アドレ
スマップを送信から始まった、各送受信機の拡張通信ア
ドレスマップの更新が終了する。この状態を図16に示
す。この送受信機全体は、送受信機Dを先頭にして整列
することが出来る。送受信機全体を整列すると、順に、
送受信機D、送受信機C、送受信機B、送受信機A、送
受信機X、送受信機Y、送受信機Zとなる。
【0087】図16の状態で、一定時間経過すると、
(A7)より、送受信機Dは全送受信機に自機の通信ア
ドレスマップを送信する。(A8)より、送受信機A、
送受信機B、送受信機C、送受信機X、送受信機Yは、
何もしない。送受信機Zは(A9)より、自機の拡張通
信アドレスマップの未確定アドレスを01に変更して、
送受信機Dに送信する。この拡張通信アドレスマップ
は、自機アドレスは13、相手先アドレス1は12、相
手先アドレス2は04、終端アドレスは04である。上
記拡張通信アドレスマップを受信した送受信機Dは(A
10)よりA 何も行わない。従って、図16の状態から
変化しない。
【0088】別の例について説明する。物理的伝送路に
接続された3台の送受信機A、送受信機B、送受信機C
が、ライン状伝送路を確定しているとする。整列の順に
送受信機A、送受信機B、送受信機Cとする。これらの
送受信機の拡張通信アドレスマップは、送受信機Aは、
自機アドレスは01、相手先アドレス1は02、相手先
アドレス2は未確定アドレスFF、終端アドレス04で
あり、送受信機Bは、自機アドレスは02、相手先アド
レス1は01、相手先アドレス2は03、終端アドレス
02であり、送受信機Cは、自機アドレスは03、相手
先アドレス1は02、相手先アドレス2は未確定アドレ
スFF、終端アドレス03である。
【0089】このライン状伝送路を確定している物理的
伝送路に新規に送受信機Xを追加する。送受信機Xの拡
張通信アドレスマップは、(A1)より、自機アドレス
は10、相手先アドレス1は未確定アドレスFF、相手
先アドレス2は未確定アドレスFF、終端アドレス10
である。この状態を図17に示す。
【0090】送受信機Xは、(A7)より、全送受信機
に自機の通信アドレスマップを送信する。(A8)よ
り、送受信機Bは、何もしない。(A9)より、送受信
機A、送受信機Cは送受信機Xに拡張通信アドレスマッ
プを送信する。本例では、送受信機C、送受信機A、拡
張通信アドレスマップを送信したとする。
【0091】送受信機Cが送信する拡張通信アドレスマ
ップは、自機アドレスは03、相手先アドレス1は0
2、相手先アドレス2は10、終端アドレス01であ
る。この拡張通信アドレスマップを受信した送受信機X
は、(A11)より自機の拡張通信アドレスマップを変
更する。変更後の送受信機Xの拡張通信アドレスマップ
は、自機アドレスは10、相手先アドレス1は03、相
手先アドレス2はFF、終端アドレス10である。この
拡張通信アドレスマップを、送受信機Cに送信する。
【0092】拡張通信アドレスマップを送信後、送受信
機Xは、受信した拡張通信アドレスマップの終端アドレ
スのアドレス01を、送受信機X自体に送信する。送信
後、送受信機Xは、終端アドレスを自機アドレスに更新
するが、既に自機アドレスであるので更新は行われな
い。送受信機Xは終端アドレスを受信して、この結果、
送受信機Xの終端アドレスは01になる。この状態で、
送受信機Xは、送受信機Aの拡張通信アドレスマップを
受信する。このとき送受信機Xの通信アドレスマップに
は、未確定アドレスがないので、(A8)より、何もし
ない。
【0093】送受信機Xの送信した拡張通信アドレスマ
ップを受信した送受信機Cは、(A11)より自機の拡
張通信アドレスマップを変更する。変更後の送受信機X
の拡張通信アドレスマップは、自機アドレスは03、相
手先アドレス1は02、相手先アドレス2は10、終端
アドレス01である。この拡張通信アドレスマップを、
送受信機Cに送信する。拡張通信アドレスマップを送信
後、送受信機Xは、受信した拡張通信アドレスマップの
終端アドレスのアドレス10を、送受信機Aに送信す
る。送信後、自機の終端アドレスを03に変更する。
【0094】送受信機C送信した拡張通信アドレスマッ
プを再度受信した送受信機Xは、(A13)より、何も
行わない。送受信機Cの送信した終端アドレスを受信し
た送信機Aは、自機の終端アドレスを10に変更する。
この状態で、送受信機Xの拡張通信アドレスマップを送
信から始まった、各送受信機の拡張通信アドレスマップ
の更新が終了する。この状態を図18に示す。全送受信
機を整列すると、送受信機A、送受信機B、送受信機
C、送受信機Xの順になる。
【0095】図18の状態で、一定時間経過すると、
(A7)より、送受信機Aは全送受信機に自機の通信ア
ドレスマップを送信する。(A8)より、送受信機B、
送受信機Cは、何もしない。送受信機Dは(A9)よ
り、自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスを
01に変更して、送受信機Aに送信する。この拡張通信
アドレスマップは、自機アドレスは10、相手先アドレ
ス1は03、相手先アドレス2は01、終端アドレスは
01である。上記拡張通信アドレスマップを受信した送
受信機Aは(A10)より、何も行わない。従って、図
16の状態から変化しない。
【0096】別の例について説明する。物理的伝送路に
接続された4台の送受信機が、図19に示すように、長
さ4のライン状伝送路を確定しているとする。ライン状
伝送路は整列の順に送受信機A、送受信機B、送受信機
C、送受信機Dからなる。これらの送受信機の拡張通信
アドレスマップは、送受信機Aは、自機アドレスは0
1、相手先アドレス1は02、相手先アドレス2は未確
定アドレスFF、終端アドレス04であり、送受信機B
は、自機アドレスは02、相手先アドレス1は01、相
手先アドレス2は03、終端アドレス02であり、送受
信機Cは、自機アドレスは03、相手先アドレス1は0
2、相手先アドレス2は04、終端アドレス03であ
り、送受信機Dは、自機アドレスは04、相手先アドレ
ス1は03、相手先アドレス2は未確定アドレスFF、
終端アドレス01である。
【0097】この長さ4のライン状伝送路から送受信機
Bが取り外されたとする。この状態を図20に示す。送
受信機Aは、(A2)より、自機の通信アドレスマップ
を相手先アドレス02に送信する。アドレス02の送受
信機は物理的伝送路上にないので、(A6)より、自機
の拡張通信アドレスマップが変更され、自機アドレスは
01、相手先アドレス1は未確定アドレスFF、相手先
アドレス2は未確定アドレスFF、終端アドレス01に
なる。また、送受信機Cは、(A2)より、自機の通信
アドレスマップを相手先アドレス02および送受信機D
に送信する。アドレス02の送受信機は物理的伝送路上
にないので、(A6)より、自機の拡張通信アドレスマ
ップが変更され、自機アドレスは03、相手先アドレス
1は未確定アドレスFF、相手先アドレス2は未確定ア
ドレスFF、終端アドレス03になる。この状態を図2
1に示す。
【0098】送受信機Dは、(A2)より、自機の通信
アドレスマップを送受信機Cに送信する。送受信機Cの
2つの相手先アドレスは未確定アドレスFFなので、存
在確認信号を受信しない。従って(A6)より、送受信
機Dの拡張通信アドレスマップが変更され、自機アドレ
スは04、相手先アドレス1は未確定アドレスFF、相
手先アドレス2は未確定アドレスFF、終端アドレス0
4になる。この状態を図22に示す。
【0099】このように、全ての送受信機の拡張通信ア
ドレスマップが初期状態に設定される。この状態から、
送受信機は、先に示した例のように、ライン状伝送路を
確定する。
【0100】各送受信機の初期状態は、(A1)より、
2つの相手先アドレスは未確定アドレスで、終端アドレ
スは、自機アドレスである。従って、初期状態の拡張通
信アドレスマップは長さ1のライン状伝送路を確定して
いると云うことが出来る。アルゴリズム(A1)から
(A14)は、ライン状伝送路から、ライン状伝送路を
作成するアルゴリズムなので、送受信機の集合中にルー
プ状伝送路が確定することはない。
【0101】このようなライン状伝送路をもつ送受信機
の集合におけるコンテンツデータの配布方法を述べる。
コンテンツデータを送信する際に、コンテンツデータの
送信元を特定するデータ(以下、送信元アドレス)を付
加して送信する。また、コンテンツデータを上記物理的
伝送路以外から受け取った送受信機は、自機アドレスを
送信元アドレスとしてコンテンツデータに付加した後、
2つの相手先アドレスで確定する送受信機に送信する。
相手先アドレスが未確定アドレスの場合は、相手先送受
信機が確定しないので送信は行わない。
【0102】コンテンツデータを受信した送受信機は、
通信アドレスマップを参照して、相手先アドレスのうち
送信元アドレスと異なるアドレスの示す送受信機にコン
テンツデータを送信する。この際、コンテンツデータに
は自機のアドレスを送信元アドレスとして付加して送信
する。コンテンツデータを受信した送受信機であって、
通信アドレスマップの相手先アドレスが送信元アドレス
と未確定アドレスの場合、この送受信機はコンテンツデ
ータを送信しない。この結果、すべての送受信機にコン
テンツデータが配布される。
【0103】従来は、送受信機のデータ転送上の配置を
管理して、各送受信機に設定する必要があったが、この
ような方法を用いると、送受信機を物理的に接続すると
自動的に送受信機のデータ転送上の順序を生成して、自
動的にデータ配信をすることができる。
【0104】実施の形態5.以下、この発明の実施の形
態5について説明する。各送受信機は送受信部を特定す
るために内部アドレスを有す。この内部アドレスは、デ
ータ通信を行う全送受信機の内部アドレスそれぞれにお
いて、重複のないように設定されている。この内部アド
レスで、送受信機を指定して、データ通信を行う。ま
た、各送受信機は、実施の形態4で説明した拡張通信ア
ドレスマップを持つ。さらに、通信アドレスマップにつ
いて、実施の形態4で示した14種のアルゴリスム(A
1−A14)を規定されている。このような送受信機の
集合は、実施の形態4で示したようにライン状伝送路を
確定する。このようなライン状伝送路を確定する拡張通
信アドレスマップを利用して、コンテンツデータを転送
するための、転送予定先データベースに記載する送受信
機の情報を取得する方法について説明する。
【0105】送受信機Xが転送予定先データベースを作
るとき、送受信機Xの通信アドレスマップの相手先アド
レス1の示す送受信機にデータベース準備ファイルを送
る。データベース準備ファイルはテキストファイルであ
り、送受信機Xの自機アドレスが1行記載されている。
【0106】送受信機の送信したデータベース準備ファ
イルを受信した送受信機は、データベース準備ファイル
の第1行を読みとって、このアドレスが自機アドレスと
異なる場合、データベース準備ファイルの最終行に自機
アドレスに付け加える。このデータベース準備ファイル
を、自機の通信アドレスマップの相手先アドレス中で、
データベース準備ファイルに記載のない送受信機に送信
する。
【0107】送受信機の送信したデータベース準備ファ
イルを受信した送受信機は、データベース準備ファイル
の第1行を読みとって、このアドレスが自機アドレスと
異なる場合、データベース準備ファイルの最終行に自機
アドレスに付け加える。このデータベース準備ファイル
を、自機の通信アドレスマップの相手先アドレスの一方
が未確定アドレスであり、他方の相手先アドレスがデー
タベース準備ファイルに記載されている場合、終端アド
レスの指定する送受信機にデータベース準備ファイルを
送信する。
【0108】送受信機の送信したデータベース準備ファ
イルを受信した送受信機は、データベース準備ファイル
の第1行を読みとって、このアドレスが自機アドレスの
場合、データベース準備ファイルに記載のアドレスデー
タが転送予定先データベースに記載する送受信機のアド
レスになる。
【0109】従来は、送受信機のデータ転送上の配置を
管理して、各送受信機に設定する必要あり、転送手段を
各送受信機に設定する必要があったが、このような方法
を用いると、送受信機を物理的に接続すると自動的に送
受信機のデータ転送上の配置を自動的に設定することが
できる。また、この自動設定した配置情報を使って転送
データベースを自動的に生成することができる。
【0110】実施の形態6.次に、この発明の実施の形
態6について説明する。送受信機は、新規コンテンツデ
ータを入手すると、物理的伝送路に接続された送受信機
全体に、送受信機名にコンテンツデータ名を関連付けて
送信する。この送信を受信した送受信機は、自機に該当
コンテンツデータを内蔵しないとき、発信元送受信機に
コンテンツデータの送信を要求する。送信要求を受けた
送受信機は、最初に送信要求を発信した送受信機にコン
テンツデータを送信する。
【0111】コンテンツデータ発信後は、再度、送受信
機全体に、送受信機名にコンテンツデータ名を関連付け
て送信し、コンテンツデータの転送を繰り返す。送受信
機名とコンテンツデータ名の発信に対する返信がなくな
ったとき、コンテンツデータの転送を中止する。
【0112】従来は、各送受信機にデータの転送手順を
設定する必要があったが、このような方法を用いると、
自動的にデータ転送を行うことができる。
【0113】実施の形態7.次に、この発明の実施の形
態7について説明する。送受信機は、予定転送先データ
ベースの附属していない新規コンテンツデータを入手す
ると、物理的伝送路に接続された送受信機全体に、送受
信機名にコンテンツデータ名を関連付けて送信する。こ
の送信を受信した送受信機は、自機に該当コンテンツデ
ータを内蔵しないとき、発信元送受信機にコンテンツデ
ータの転送要求を発信する。この転送要求を受信した送
受信機は、転送要求を行った送受信機をデータ転送先と
する予定転送先データベースを作成する。この予定転送
先データベースを使って、予定転送先データベースとコ
ンテンツデータの転送を開始する。
【0114】従来は、各送受信機にデータの転送手順を
設定する必要があったが、このような方法を用いると、
自動的にデータ転送を行うことができる。
【0115】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0116】データの転送に係わる人為的な行為を軽減
することができる。また、各送受信機は、予定転送先デ
ータベースをデータ転送に係わる処理に利用して、デー
タ転送に必要なタスク処理と回線利用を効率良く利用す
ることができる。
【0117】また、自動的にデータ転送を行うことがで
きる。
【0118】また、送信径路を放射的に拡大すること
で、全送受信機に効率よくデータ転送することができ
る。
【0119】また、受信側の負荷状態に応じてデータ転
送することで、相手側送受信機が、データ転送に処理時
間を割けないときは、他のタスク処理が終了した後に、
データ転送を行うように自動化できる。
【0120】また、各送受信機は、特徴のある送受信部
を利用して、物理的伝送路に接続された送受信機の情報
を確保することができ、この情報を使って、自動的に転
送予定先データベースを作成することができる。
【0121】また、各送受信機は、他送受信機のデータ
管理情報を使って、自動的に転送予定先データベースを
作成することができる。
【0122】また、各送受信機は、特徴のある送受信部
を利用して、物理的伝送路に接続された送受信機の情報
を確保することができ、この情報を使って、他送受信機
のデータ管理情報を獲得し、この情報を使って自動的に
転送予定先データベースを作成することができる。
【0123】また、各送受信機は、特徴のある送受信部
を利用して、物理的伝送路に接続された送受信機の情報
を確保することができ、この情報を使って、自動的にデ
ータを転送することができる。
【0124】また、各送受信機は、他送受信機のデータ
管理情報を使って、自動的にデータを送信することがで
きる。
【0125】また、各送受信機は、特徴のある送受信部
を利用して、物理的伝送路に接続された送受信機の情報
を確保することができ、この情報を使って他送受信機の
データ管理情報を獲得し、この情報を使って自動的にデ
ータを転送することができる。
【0126】また、各送受信機は、通信アドレスマップ
を利用して、物理的伝送路に接続された送受信機の情報
を確保することができ、この情報を使って、自動的にデ
ータを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である送受信機の物
理的伝送路を示す模式図である。
【図2】 実施の形態1の予定転送先データベースを示
す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の送受信機のコンテ
ンツデータの送信手順を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の予定転送先データ
ベースを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の通信アドレスマッ
プの内容を示す図である。
【図6】 実施の形態4のライン状伝送路を示す図であ
る。
【図7】 実施の形態4のループ状伝送路を示す図であ
る。
【図8】 実施の形態4の通信アドレスマップの特徴を
示す図である。
【図9】 実施の形態4の通信アドレスマップの特徴を
ヲす図である。
【図10】 実施の形態4の通信アドレスマップと終端
アドレスマップ模式図である。
【図11】 実施の形態4の拡張通信アドレスマップの
模式図である。
【図12】 実施の形態4のライン状伝送路の確定を説
明する図である。
【図13】 実施の形態4のライン状伝送路の確定を説
明する図である。
【図14】 実施の形態4のライン状伝送路の確定を説
明する図である。
【図15】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図16】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図17】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図18】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図19】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図20】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図21】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【図22】 実施の形態4のライン状伝送路の確定の例
を示す図である。
【符号の説明】
1〜4 送受信機、5 ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 弘一 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目5番1号 三菱 電機マイコン機器ソフトウエア株式会社内 Fターム(参考) 5B089 JB14 KA01 KB06 KC22 KC28 KC29 KC30 KC40 KC47 KC51 5K034 AA19 DD02 HH01 HH02 HH12 HH26 MM25 MM39

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを転送する時に、転送予定の送受
    信機のデータベース(以下、「予定転送先データベー
    ス」という)をデータに付加して転送するデータ転送方
    法。
  2. 【請求項2】 予定転送先データベースをデータに付加
    して転送をする送受信機で、データを受信した時に、予
    定転送先データベースを上記送受信機が受信済みである
    ことを付記して、予定転送先データベースに記載の送受
    信機のうち、データを未受信の送受信機のうちから任意
    の送受信機を選択し、この送受信機に予定転送先データ
    ベースをデータに付加して転送するデータ転送方法。
  3. 【請求項3】 予定転送先データベースをデータに付加
    して転送する送受信機で、データを受信した時に、予定
    転送先データベースから上記送受信機の記載を消去し、
    予定転送先データベースを2以上に分割し、分割した予
    定転送先データベースから1つの送受信機を選択し、選
    択した各送受信機に、該当送受信機の記載を含む分割後
    の予定転送先データベースをデータに付加して転送する
    データ転送方法。
  4. 【請求項4】 予定転送先データベースをデータに付加
    して転送するデータ転送方法において、予定転送先デー
    タベースに従って転送先送受信機を決定した発信元送受
    信機は、データ転送する前に、転送先送受信機に転送準
    備用信号を送信し、転送先送受信機は転送先送受信機の
    負荷状態がデータ転送に対応可能場合は、転送準備完了
    信号を発信元送受信機に送信し、転送準備完了信号を受
    信した発信元送受信機はデータ転送を開始し、また、転
    送先送受信機の負荷状態がデータ転送に対応不可能場合
    は、転送準備未了信号を送信し、この転送準備未了信号
    を受信した発信元送受信機は、予定転送先データベース
    から別の転送先送受信機を決定した後、上記手順を繰り
    返すデータ転送方法。
  5. 【請求項5】 複数の送受信機からなるデータ転送方法
    であって、送受信部が下記の4条件を満足する予定転送
    先データベース作成方法。 条件1 データ転送を行う送受信機の中で、2機の送受
    信機は、唯1機の送受信機を特定する。 条件2 上記2機を除く送受信機は、唯2機の送受信機
    を特定する。 条件3 送受信機の集合はループ状伝送路を持たない。 条件4 条件1、条件2、条件3を満たす送受信部を使
    って予定転送先データベースを作成する。
  6. 【請求項6】 複数の送受信機からなるデータ転送方法
    であって、新規データを受取った送受信機は、新規デー
    タの保有情報をシステム中の各送受信機に発信し、この
    保有情報を受信した送受信機は、保有情報に相当するデ
    ータを内部に保有していないとき、発信元送受信機にデ
    ータの転送を要求し、発信元送受信機はこの要求を起こ
    した送受信機のデータベースを作成する予定転送先デー
    タベース作成方法。
  7. 【請求項7】 複数の送受信機からなるデータ転送方法
    であって、送受信部が下記の5条件を満足する予定転送
    先データベース作成方法。 条件1 データ転送を行う送受信機の中で、2機の送受
    信機は、唯1機の送受信機を特定する。 条件2 上記2機を除く送受信機は、唯2機の送受信機
    を特定する。 条件3 送受信機の集合はループ状伝送路を持たない。 条件4 条件1、条件2、条件3を満たす送受信部を使
    って、送受信機全体の送受信部を特定する。 条件5 新規データを受取った送受信機は、全送受信機
    の送受信部を特定した情報を使って、新規データの保有
    情報をシステムの全送受信機に発信し、この保有情報を
    受信した送受信機は、保有情報に相当するデータを内部
    に保有していないとき、発信元送受信機にデータの転送
    を要求し、発信元送受信機はこの要求を起こした送受信
    機をデータの転送先とする予定転送先データベースを作
    成する。
  8. 【請求項8】 複数の送受信機からなるシステムであっ
    て、各送受信機は、下記の2条件を満足するデータ転送
    方法。 条件1 システム中2機の送受信機は、唯1機の送受信
    機を特定し、データ転送を行う。 条件2 上記2機を除く送受信機は、唯2機の送受信機
    を特定し、データ転送を行う。
  9. 【請求項9】 複数の送受信機からなるシステムであっ
    て、新規データを受取った送受信機は、新規データの保
    有情報をシステム中の各送受信機に発信し、この保有情
    報を受信した送受信機は、保有情報に相当するデータを
    内部に保有していないとき、発信元送受信機にデータの
    転送を要求するデータ転送方法。
  10. 【請求項10】 複数の送受信機からなるシステムであ
    って、各送受信機は、下記の4条件を満足するデータ転
    送方法。 条件1 システム中2機の送受信機は、唯1機の送受信
    機を特定する送受信部を持つ。 条件2 上記2機を除く送受信機は、唯2機の送受信機
    を特定する送受信部を持つ。 条件3 条件1、条件2を満たす送受信部を使って、送
    受信機全体の送受信部を特定する。 条件4 新規データを受取った送受信機は、新規データ
    の保有情報をシステム中の各送受信機に発信し、この保
    有情報を受信した送受信機は、保有情報に相当するデー
    タを内部に保有していないとき、発信元送受信機にデー
    タの転送を要求し、この転送要求に対してデータを転送
    する。
  11. 【請求項11】 複数の送受信機からなるシステムであ
    って、各送受信機は次の14の条件を満たす拡張通信ア
    ドレスマップを保有し、この拡張通信アドレスマップを
    使って、送受信機を特定するデータ転送方法。 条件1 送受信機の初期状態では、通信アドレスマップ
    は2つの未確定アドレスを持つ。 条件2 送受信機は通信アドレスマップの相手先アドレ
    スの送受信機に対して一定時間間隔で通信アドレスマッ
    プを送信する。 条件3 通信アドレスマップを受信した送受信機は、通
    信アドレスマップの自機アドレスが、自機の通信アドレ
    スマップの相手先アドレスに存在する場合、自機アドレ
    スの情報を含む存在を示す為の信号(以下、「存在確認
    信号」という)を、受信した通信アドレスマップの自機
    アドレスの示す送受信機に送信する。 条件4 通信アドレスマップを受信した送受信機は、通
    信アドレスマップの自機アドレスが、自機の通信アドレ
    スマップの相手先アドレスに存在しない場合、自機の2
    つの相手先アドレスを未確定アドレスに変更し、終端ア
    ドレスを自機アドレスに変更する。 条件5 通信アドレスマップを送信後、一定時間内に、
    通信アドレスマップを送信した相手先アドレスの送受信
    機全てから存在確認信号を受信した送受信機は、何も行
    わない。 条件6 通信アドレスマップを送信後、一定時間内に、
    通信アドレスマップを送信した相手先アドレスの送受信
    機全てから存在確認信号を受信しないた送受信機は、自
    機の2つの相手先アドレスを未確定アドレスに変更し、
    終端アドレスを自機アドレスに変更する。 条件7 未確定アドレスを持つ送受信機は、乱数を使っ
    て一定時間待機した後、全送受信機に、自機が内臓して
    いる拡張通信アドレスマップを送信する。 条件8 通信アドレスマップに確定したアドレスを持つ
    送受信機が、拡張通信アドレスマップを受信した場合は
    何もしない。 条件9 通信アドレスマップに未確定アドレスを持つ送
    受信機が、拡張通信アドレスマップを受信した場合は、
    自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスを載せ
    た相手先アドレスに、受信した通信アドレスマップの自
    機アドレスを書き込み、拡張通信アドレスマップを受信
    した拡張通信アドレスマップの自機アドレスに送信す
    る。このとき、自機の通信アドレスマップは変更しな
    い。自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスが
    2つある場合は、片方の未確定アドレスに対して上記操
    作を行う。 条件10 拡張通信アドレスマップを送信後、拡張通信
    アドレスマップを受信した送受信機は、受信した拡張通
    信アドレスマップの終端アドレスを確認し、この終端ア
    ドレスが自機のアドレスならば、何もしない。 条件11 拡張通信アドレスマップを送信後、拡張通信
    アドレスマップを受信した送受信機は、受信した拡張通
    信アドレスマップの終端アドレスが自機アドレスでない
    場合、受信した拡張通信アドレスマップの送信アドレス
    を確認し、自機アドレスが記載されている場合、自機の
    通信アドレスマップの未確定アドレスを載せた相手先ア
    ドレスに、受信した通信アドレスマップの自機を記載す
    る。変更後の通信アドレスマップを使った拡張通信アド
    レスマップを受信した通信アドレスマップの自機アドレ
    スに送信する。拡張通信アドレスマップを送信後、受信
    した拡張通信アドレスマップの終端アドレスを、自機の
    終端アドレスマップに記載された送受信機に送信する。
    送信後、終端アドレスマップを自機アドレスに変更す
    る。自機の拡張通信アドレスマップの未確定アドレスが
    2つある場合は、片方の未確定アドレスに対して上記操
    作を行う。 条件12 終端アドレスを受信した送受信機は自機の終
    端アドレスマップの内容を、受信した終端アドレスに変
    更する。 条件13 拡張通信アドレスマップを受信後、拡張通信
    アドレスマップを送信し、再度拡張通信アドレスマップ
    を受信した送受信機は、前回受信した拡張通信アドレス
    マップと比較し、同一内容であれは、何もしない。差異
    がある場合は条件11に従う。 条件14 通信アドレスマップを送信後、規定時間内に
    通信アドレスマップを受信しない場合、通信アドレスマ
    ップを送信したことを記録している情報を放棄する。
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