JP3757425B2 - テレビゲーム装置及びテレビゲーム制御方法 - Google Patents

テレビゲーム装置及びテレビゲーム制御方法 Download PDF

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ゲーム状態を記憶させるバックアップ用メモリを有するテレビゲーム装置及びテレビゲーム制御方に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に、従来のテレビゲーム装置の一例の説明図を示す。図5に示すテレビゲーム装置11は、本体12にはゲームプログラムが記録されているCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)13及びROMカセット14が可換自在であり、2つの入力パッド16a,16bが接続されている。また、本体12にTVモニタ17が接続される。
【0003】
本体12は、CPU(Central Processing Unit)等が備えられており、CD−ROM13又はROMカセット14のゲームプログラムを読み込んで演算処理を行い、ゲームを実行する。ゲーム実行は、本体12より出力されるビデオ信号をTVモニタ17に表示し、入力パッド16a,16bからの入力制御信号や時間等でゲームが進行する。
【0004】
このようなテレビゲーム装置のうち、登場キャラクタがゲーム進行において成長し、ゲーム終了時にバックアップ用メモリに記憶させて当該キャラクタを増大にさせていくものがある。
【0005】
この場合、ROMカセット14にはゲームデータを記録させる不揮発性RAM(Random Access Memory)等のバックアップ用メモリが搭載される。また、このバックアップ用メモリには、ゲーム進行中のデータの他に、ゲーム開始前にプレイヤにより予めゲームに登場するキャラクタの特性等のデータを登録記憶させることも行われている。
【0006】
そして、ゲーム進行においてキャラクタの特性等に従って、当該キャラクタのパワー、能力が増大、減少するもので、ゲーム終了時にバックアップ用メモリにキャラクタの種類、キャラクタの特性(成長度合によるパワー、能力)、ゲーム終了時の日時及び場所のデータを一括してセーブする。
【0007】
ゲーム再開は、ゲーム初期状態(別のキャラクタ)又はバックアップ用メモリに記録されているデータに基づくゲーム進行の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性で行われるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、バックアップ用メモリにはゲーム進行におけるゲーム終了ごとに上述のセーブが行われ、初期状態よりやり直す以外はセーブ時点よりゲーム再開が行われることから、ゲーム完了に向ってセーブされた一括の状態より開始されてゲームが完了してしまうと、興味性が失われ易く、再度同じゲームが行われなくなるという問題がある。
【0009】
また、上述セーブされたキャラクタデータは、当該ゲームのみしか適用することができず、当該キャラクタへの感情移入が減少し、遊戯性の向上を図ることができないという問題がある。
【0010】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、バックアップ用メモリに記録されたデータが個々に分離されて設定自在として遊戯性の向上を図るテレビゲーム装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1に、本発明の原理図を示す。本発明では、ゲーム映像が表示され、プレイヤからの入力に応じてゲームが進行し、登場する所定のキャラクタの機動力が変化していくテレビゲーム装置21において、22は格納手段であり、映像表示するゲーム内容が格納される。
【0012】
23は、変数格納手段であり、前記キャラクタの機動力を変化させる基準となる変数データを保持する。
【0013】
24は、第1の記憶手段であり、該キャラクタに応じて、少くとも、該キャラクタの機動力のキャラクタデータを記憶する領域24a、ゲーム進行データを記憶する領域24b、及び該キャラクタデータと該ゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを記憶する領域24cをそれぞれ個別に有する。
【0014】
25は処理手段であり、格納手段22のゲーム内容を読み出して映像表示させると共に、該キャラクタの行動に応じて変数格納手段23の変数データを基に該機動力を変化させる処理を行うものであって、第1の記憶手段24に記憶されている該キャラクタデータと該ゲーム進行データとが前記プレイヤからの入力により適宜選択された組み合わせでゲーム開始させる。
【0015】
請求項1記載の発明は、バックアップ用メモリにセーブされたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み込み、該読み込んだ各データに基づき、プレイヤからの入力に応じてゲームを進行させるテレビゲーム装置において、
前記プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化する前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び該キャラクタデータと該ゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応して前記バックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶する記憶手段と、
ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段から前記ゲームプログラムを前記テレビゲーム装置に読み込むと共に、前記バックアップ用メモリに記憶された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、前記キャラクタデータと前記ゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させるゲーム再開手段と、
ゲーム再開後に、前記ゲーム再開手段により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しが前記プレイヤにより指示された場合に、前記記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、前記プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択する選択手段と、
前記ゲーム再開手段により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、前記選択手段により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、該設定された各データに基づき、ゲームを進行させるゲーム進行手段と、
を有することを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、処理手段が制御処理を実行することにより、バックアップ用メモリにセーブされたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み込み、該読み込んだ各データに基づき、プレイヤからの入力に応じてゲームを進行させるテレビゲーム制御方法において、
前記処理手段に、
前記プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化した前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び該キャラクタデータと該ゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応して前記バックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶させる第1の処理手順と、
ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段から前記ゲームプログラムを読み込むと共に、前記バックアップ用メモリに記憶された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、前記キャラクタデータと前記ゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させる第2の処理手順と、
ゲーム再開後に、前記ゲーム再開手段により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しが前記プレイヤにより指示された場合に、前記記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、前記プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択させる第3の処理手順と、
前記第2の処理手順により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、前記第3の処理手順により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、該設定された各データに基づき、ゲームを進行させる第4の処理手順と、
を実行させることを特徴とする。
【0018】
【作用】
上述のように、請求項1の発明では、プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化するキャラクタデータ及びゲーム進行データ及びキャラクタデータとゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応してバックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶する記憶手段と、ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段からゲームプログラムをテレビゲーム装置に読み込むと共に、バックアップ用メモリに記憶されたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、キャラクタデータとゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させるゲーム再開手段と、ゲーム再開後に、ゲーム再開手段により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しがプレイヤにより指示された場合に、記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択する選択手段と、ゲーム再開手段により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、選択手段により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、設定された各データに基づき、ゲームを進行させるゲーム進行手段と、を有するため、プレイヤの入力により選択された組み合わせのキャラクタデータ及びゲーム進行データに基づいてゲームを進行させることが可能になり、例えば、キャラクタをゲーム進行の逆行させた種々の場面に設定することが可能となって遊戯性の向上を図ることが可能となる。
【0019】
請求項2記載の発明では、処理手段に、プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化したキャラクタデータ及びゲーム進行データ及びキャラクタデータとゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応してバックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶させる第1の処理手順と、ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段からゲームプログラムを読み込むと共に、バックアップ用メモリに記憶されたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、キャラクタデータとゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させる第2の処理手順と、ゲーム再開後に、ゲーム再開手段により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しがプレイヤにより指示された場合に、記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択させる第3の処理手順と、第2の処理手順により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、第3の処理手順により選択されたキャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、設定された各データに基づき、ゲームを進行させる第4の処理手順と、を実行させるため、プレイヤの入力により選択された組み合わせのキャラクタデータ及びゲーム進行データに基づいてゲームを進行させることが可能になり、遊戯性の向上を図ることが可能となる。
【0022】
【実施例】
図2に、本発明の第1実施例の構成図を示す。図2(A)はブロック構成図、図2(B)は第1の記憶部の記憶領域を示した図である。
【0023】
図2(A)に示すテレビゲーム装置21において、演算処理を行うCPUを含むコントローラ31に、装置の立ち上げ等のプログラムが格納されたROM32及び一時記憶を行わせるRAM33が接続されて処理手段を構成している。
【0024】
また、コントローラ31には変数格納手段である変数メモリ部23及びビデオRAM、ビデオプロセッサ等で構成される表示ドライバ34が接続され、これらが装置本体41を構成する。表示ドライバ34にはTVモニタ35が接続されてゲーム映像が表示される。さらに、コントローラ31にはプレイヤがゲームに対して入力操作を行う入力パッド36が所定数接続される。
【0025】
一方、装置本体41に着脱自在にROMカートリッジ42が用意される。ROMカートリッジ42は、ゲーム内容のプログラムが格納されたプログラムROM22aと、TVモニタ35の画面のドットデータを管理するためのビデオデータが格納されたビデオデータROM22bとで構成される格納手段22を具備する。また、ROMカートリッジ42は不揮発性メモリで構成される第1の記憶手段である第1の記憶部24を備える。
【0026】
そして、ROMカートリッジ42が装置本体41に装着されたときに、プログラムROM22a、ビデオデータROM22b、及び第1の記憶部24がコントローラ31に接続(インタフェースは省略する)される状態となる。
【0027】
第1の記憶部24は、図2(B)に示すように、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応して、各キャラクタにおける機動力のキャラクタデータを記憶する領域(キャラクタデータ領域)24a、ゲーム進行状況のゲーム進行データを記憶する領域(ゲーム進行データ領域)24b、キャラクタデータとゲーム進行データとを関連付けるデータを記憶する領域(関連付けデータ領域)24cを少くとも有する。
【0028】
ここで、キャラクタの機動力とは、キャラクタがゲーム進行中の行動に応じて、得失するパワー、能力、武器、金銭等をいう。ゲーム進行データとは、ゲーム進行における所定のゲーム進行時間等で得る日時や場所のことをいう。関連付けデータとは、キャラクタデータにおけるキャラクタの所定の機動力が、ゲーム進行データにおける何れの日時、場所での得失かを関連付けるためのデータをいう。
【0029】
そして、これらキャラクタデータ領域24a、ゲーム進行データ領域24b、関連付けデータ領域24cには、各データが各個独立して記憶され、また読み出されるものである。すなわち、キャラクタデータとゲーム進行データを入力パッド36からの入力により適宜選択して組み合わせることができるものである。
【0030】
なお、キャラクタの機動力の変化(得失)は、コントローラ31がキャラクタの行動により得るポイントに応じて、変数メモリ部23の変数データを読み出してキャラクタの機動力を変化(成長)させる。
【0031】
そこで、図3に、第1実施例の動作フローチャートを示す。図3において、電源が投入されると、コントローラ31がROM32よりプログラムをロードしてRAM33(CPUの有するキャッシュメモリでもよい)に展開して装置本体41を立ち上げる(ステップ(S)1)。
【0032】
装置本体41が立ち上がると、ROMカートリッジ42のプログラムROM22aよりゲームプログラムを読み込むと共に、ビデオデータROM22bよりビデオデータを読み込んでRAM33に展開し、そしてプレイヤに複数のキャラクタよりキャラクタを選択させる(S2)。
【0033】
また、第1の記憶部24の内容を読み込み、各領域24a〜24cにデータが存在するか否かが判断され(S3)、存在すれば当該第1の記憶部24のデータでゲーム開始するか否かをプレイヤに問う(S4)。プレイヤにより第1の記憶部24のデータでゲームを開始すべき旨の選択が行われた場合には、当該第1の記憶部24の各領域24a〜24cよりキャラクタデータ、ゲーム進行データ、関連付けデータを読み込んでRAM33に展開する。
【0034】
第1の記憶部24にデータが存在せず、またデータが存在しても当該データでゲーム開始しないときには、ROM32より初期データの読み込みを行う(S6)。そして、S5又はS6のステップよりゲームが開始される(S7:ゲーム再開手段)。
ゲームが開始されると、プレイヤに対してキャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しをするか否かを問う(S8)。読み込み直しが選択された場合には、プレイヤによりキャラクタの機動力、ゲーム状況の日時、場所が選択される(S9:選択手段)。
【0035】
ゲームが開始されると、プレイヤに対してキャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しをするか否かを問う(S8)。読み込み直しが選択された場合には、プレイヤによりキャラクタの機動力、ゲーム状況の日時、場所が選択される(S9)。
【0036】
すなわち、プレイヤは、それまでに増強させた機動力のキャラクタを、その機動力を得た日時、場所より逆行させた任意の日時、場所に設定させることができるものである。
【0037】
そこで、ゲームが実行され(S10:ゲーム進行手段)、所定時間ごとに現時点でのキャラクタの機動力をセーブするか否かをプレイヤに問う(S11)。セーブする場合には、第1の記憶部24のキャラクタデータ領域24aに得た機動力のポイントのキャラクタデータが記憶されると共に、ゲーム進行データ領域24bにそのときの日時、場所が記憶され、さらにそれらの関連付けデータが関連付けデータ領域24cに記憶される(S12:記憶手段)。
【0038】
そして、S11におけるセーブをしない場合、又はS12におけるセーブ終了後、ゲームを終了するか否かをプレイヤに問う(S13)。ゲーム終了しない場合にはS8に戻り、終了させる場合にはゲームオーバとなる。
【0039】
このように、ROMカートリッジ42を用いて、同一のゲーム内容においてゲーム進行中で得た機動力のキャラクタをゲーム進行を逆行させた種々の場面に転送、設定することができ、ゲームの進行状態が増大して遊戯性を向上させることができるものである。
【0040】
次に、図4に、本発明の第2実施例の構成図を示す。図4に示すテレビゲーム装置21は、図2に示すようなROMカートリッジ42より第1の記憶部を除外し(破線の第2の記憶部については後述する)、第1の記憶手段として外部に第1の記憶部24と同一構成(図2(B))の外部メモリ37を設けたものである。そして、装置本体41に外部メモリ37が着脱自在であって、該外部メモリ37の記憶又は読み出しを行うメモリドライバ38を設けたものである。この該メモリ37及びメモリドライバ38により第2実施例における第1の記憶手段を構成する。
【0041】
このテレビゲーム装置21における外部メモリ37は、例えば16ビットのバックアップ用ROMカートリッジとして図3の第1の記憶部と同様の働きをさせるものであるが、ROMカートリッジ42と分離することに意義を有する。
【0042】
すなわち、当該ROMカートリッジ42のプログラムROM22a内のゲーム内容と関連(シリーズ化)されたゲーム内容のプログラムROMを備える他のROMカートリッジが装置本体41に装着された場合であっても同一の外部メモリ37を使用することにより、それまでのキャラクタをシリーズ化させた他のゲームに転送させることができるもので、ゲーム性が拡大し、遊戯性が向上されるものである。
【0043】
ところで、破線は、ROMカートリッジ42に一括して第2の記憶手段である第2の記憶部39を設けたものである。この第2の記憶部39は、外部メモリ37と同様に、図2(B)に示すような各キャラクタごとのキャラクタデータ領域、ゲーム進行データ領域、関連付けデータ領域等を備える。
【0044】
この第2の記憶部39を設けることで、外部メモリ37との間でデータ転送させ、同一ゲーム中で異なる(シリーズ化された)キャラクタを共存させることができ、ゲーム性をより拡大させ、遊戯性を向上させることができるものである。
【0045】
なお、上記第1及び第2実施例ではROMカートリッジ42を使用した場合を示したが、装置本体41内に内蔵させ、又は装置本体41で駆動するCD−ROMを使用させる場合であっても適用することができるものである。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化するキャラクタデータ及びゲーム進行データ及びキャラクタデータとゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応してバックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶する記憶手段と、ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段からゲームプログラムをテレビゲーム装置に読み込むと共に、バックアップ用メモリに記憶されたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、キャラクタデータとゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させるゲーム再開手段と、ゲーム再開後に、ゲーム再開手段により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しがプレイヤにより指示された場合に、記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択する選択手段と、ゲーム再開手段により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、選択手段により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、設定された各データに基づき、ゲームを進行させるゲーム進行手段と、を有するため、プレイヤの入力により選択された組み合わせのキャラクタデータ及びゲーム進行データに基づいてゲームを進行させることが可能になり、例えば、キャラクタをゲーム進行の逆行させた種々の場面に設定することが可能となって遊戯性の向上を図ることができる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、処理手段に、プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化したキャラクタデータ及びゲーム進行データ及びキャラクタデータとゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応してバックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶させる第1の処理手順と、ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段からゲームプログラムを読み込むと共に、バックアップ用メモリに記憶されたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、キャラクタデータとゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させる第2の処理手順と、ゲーム再開後に、ゲーム再開手段により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しがプレイヤにより指示された場合に、記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択させる第3の処理手順と、第2の処理手順により読み込まれたキャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、第3の処理手順により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、設定された各データに基づき、ゲームを進行させる第4の処理手順と、を実行させるため、プレイヤの入力により選択された組み合わせのキャラクタデータ及びゲーム進行データに基づいてゲームを進行させることが可能になり、遊戯性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例の構成図である。
【図3】第1実施例の動作フローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の構成図である。
【図5】従来のテレビゲーム装置の一例の説明図である。
【符号の説明】
21 テレビゲーム装置
22 格納手段
22a プログラムROM
22b ビデオデータROM
23 変数格納手段(変数メモリ部)
24 第1の記憶手段(第1の記憶部)
241a キャラクタデータ領域
24b ゲーム進行データ領域
24c 関連付けデータ領域
25 処理手段
31 コントローラ
32 ROM
33 RAM
34 表示ドライバ
35 TVモニタ
36 入力パッド
37 外部メモリ
38 メモリドライバ
39 第2の記憶部
41 装置本体
42 ROMカートリッジ

Claims (2)

  1. バックアップ用メモリにセーブされたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み込み、該読み込んだ各データに基づき、プレイヤからの入力に応じてゲームを進行させるテレビゲーム装置において、
    前記プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化する前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び該キャラクタデータと該ゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応して前記バックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶する記憶手段と、
    ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段から前記ゲームプログラムを前記テレビゲーム装置に読み込むと共に、前記バックアップ用メモリに記憶された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、前記キャラクタデータと前記ゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させるゲーム再開手段と、
    ゲーム再開後に、前記ゲーム再開手段により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しが前記プレイヤにより指示された場合に、前記記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、前記プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択する選択手段と、
    前記ゲーム再開手段により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、前記選択手段により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、該設定された各データに基づき、ゲームを進行させるゲーム進行手段と、
    を有することを特徴とするテレビゲーム装置。
  2. 処理手段が制御処理を実行することにより、バックアップ用メモリにセーブされたキャラクタデータ及びゲーム進行データを読み込み、該読み込んだ各データに基づき、プレイヤからの入力に応じてゲームを進行させるテレビゲーム制御方法において、
    前記処理手段に、
    前記プレイヤの入力により、ゲーム進行に伴って変化した前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び該キャラクタデータと該ゲーム進行データとを関連付ける関連付けデータを、ゲームに登場する所定数のキャラクタに対応して前記バックアップ用メモリの中の各データ毎に設定された記憶領域に個別に記憶させる第1の処理手順と、
    ゲーム再開時に、ゲームプログラムが格納された格納手段から前記ゲームプログラムを読み込むと共に、前記バックアップ用メモリに記憶された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータを読み込んで、前記キャラクタデータと前記ゲーム進行データとを関連付けて前回ゲーム終了時の日時、場所におけるキャラクタの種類や特性でゲームを再開させる第2の処理手順と、
    ゲーム再開後に、前記ゲーム再開手段により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データの読み込み直しが前記プレイヤにより指示された場合に、前記記憶手段に記憶された各データの中から現在のゲーム状況の日時、場所より逆行させた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを読み出し、前記プレイヤからの入力により任意の日時、場所のデータを組み合わせることを選択させる第3の処理手順と、
    前記第2の処理手順により読み込まれた前記キャラクタデータ及びゲーム進行データ及び関連付けデータの代わりに、前記第3の処理手順により選択された前記キャラクタデータ及びゲーム進行データを個々にゲームに設定し、該設定された各データに基づき、ゲームを進行させる第4の処理手順と、
    を実行させることを特徴とするテレビゲーム制御方法。
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