JP3594789B2 - ゲームの再起動方法及びその装置 - Google Patents

ゲームの再起動方法及びその装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを使用した対戦型ゲーム、パズルゲームなどの各種のゲームを中断後に再起動することにより継続的に行うためのゲーム再起動方法及びその装置に関し、特に、自動的にゲーム途中の内容をセーブすることができるゲームの再起動方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、コンピュータシステムや、テレビゲーム装置などのゲームの分野では、コンピュータのハードウェアの発達に伴い、ゲームが複雑化、長時間化の傾向にある。この様に、最近のゲームでは、ゲームの終了までに時間がかかるものや、ゲーム中のキャラクタが徐々に成長してレベルが上がっていくものなどが多く出されている。この様なゲームでは、そのゲームの途中内容がゲームのプレー毎にセーブされて、複数回に渡ってゲームが再起動されることになる。
【0003】
このゲームの途中の内容をセーブして一旦終了してから、再びゲームを再開する従来のゲームの再起動方法及びその装置においては、プレーヤが任意にゲームのデータをセーブするものと、コンピュータのシステム(プログラム)が自動的にゲームのデータをセーブするものとがある。
【0004】
特開平4−362718号公報には、従来のゲームの再起動方法及びその装置として、レジューム機能が記載されている。この機能は、プレーヤがゲームの中断時に、所定のキー操作によってそれまでのゲームの内容をセーブし、ゲームの再開時にそのセーブされた内容からゲームを開始できるようになっている。
【0005】
また、特開平4−253885号公報には、従来のゲームの再起動方法及びその装置として、自動(オート)セーブ機能が記載されている。この機能では、ゲームの所定の個所(所定のタイミングを含む)でプレーヤのキー操作に関係なく自動的にゲームの内容をセーブし、プレーヤが一旦ゲームを中断してから再びゲームを再開する場合に、ゲームの初期画面からこの自動的にセーブされた内容を選択してゲームを途中から開始することができる。
【0006】
以上のようにして、従来のゲームの再起動方法及びその装置によって、終了まで長時間かかるようなゲームや、ゲーム・キャラクタのレベルを上げて(成長させて)いくようなゲームを、プレーヤの都合に合わせて継続的にプレーできるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平4−362718号公報に示したような従来のゲームの再起動方法及びその装置によれば、ゲーム内容のセーブには、ゲームの中断時にプレーヤが所定のキー操作をマニュアルでする必要があるため、ゲーム装置のバッテリ切れや停電、装置の故障、プレーヤのいらいらした感情による電源オフなどによりゲームが中断(終了)したとき、データがセーブされないため、ゲームを最初からやり直さなければならないという問題があった。
【0008】
また、特開平4−253885号公報に示したような従来のゲームの再起動方法及びその装置によれば、ゲームの再開時にゲームの初期画面から自動的にセーブされたゲームの内容を選択することになるため、プレーヤは、どこまでのゲーム内容がセーブされているかを覚えていなければならず、プレーヤの負担が大きいという問題があった。即ち、プレーヤが、セーブされたゲームの内容を忘れたり、誤って覚えていた場合には、再開したゲームを一旦終了してから再びやり直すなどの操作が必要になった。
【0009】
従って、本発明の目的は、バッテリ切れなどの突然の電源オフ、プレーヤのいらいらした感情による電源オフの場合でもゲームを途中から再開でき、ゲームの再開前にそのゲームの途中の内容を容易に知ることができるゲームの再起動方法及びその装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上に述べた目的を実現するため、ゲーム内容を画面に表示しながら中断したゲームを再起動することにより前記ゲームを継続的に行うゲームの再起動方法において、前記ゲームの実行中に前記ゲームの所定の個所で前記ゲーム内容を示す所定のデータを自動的にセーブし、前記ゲーム断後、前記ゲームを再び起動した際に、最初の表示画面を、自動的にセーブした前記所定のデータを使用して表示し、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開することを決定するゲーム再会信号の入力があった場合に、前記最初の表示画面から、前記ゲームを再開し、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、初期画面から、前記ゲームを再開することを特徴とするゲームの再起動方法を提供する。
【0011】
また、上記目的を実現するため、ゲーム内容を画面に表示しながら中断したゲームを再起動することにより前記ゲームを継続的に行うゲームの再起動装置において、ゲームのプログラム及びデータを記憶する記憶媒体と、前記記憶媒体から前記ゲームのプログラム及びデータを読込む読込み手段と、前記読込み手段に読込んだプログラムを前記読込み手段に読込んだデータで実行して、前記プログラムの実行に応じた前記ゲーム内容を前記画面に表示させる制御手段と、
プレーヤからの信号を入力する入力手段とを備え、前記制御手段は、前記プログラムの実行中に、前記ゲームの所定の個所で前記ゲーム内容を示す所定のデータを前記記憶媒体に自動的に記憶させ、かつ、前記ゲーム断後、前記ゲームを再び起動した際に、最初の表示画面を、自動的に記憶させた前記所定のデータを使用して表示させ前記入力手段より、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開することを決定するゲーム再会信号の入力があった場合に、前記最初の表示画面から、前記ゲームを再開させ、前記入力手段より、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、初期画面から、前記ゲームを再開させることを特徴とするゲームの再起動装置を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明のゲームの再起動方法及びその装置を詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明のゲーム装置を示す。図1において、ゲーム装置10は、ゲーム・プログラムを処理するゲーム機本体1と、ゲーム・プログラム及びそのデータを記憶する外部記憶媒体11とを備えている。このゲーム機本体1は、ゲーム機本体1を制御する制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)3と、外部記憶媒体11からゲームのプログラムやデータを読込むI/O(Input/Output)インタフェース5と、外部記憶媒体11からI/Oインタフェース5を介して読み込まれたゲーム・プログラムとデータを記憶するRAM(Random Access Memory)4と、各装置を制御し、プログラムやデータを処理するCPU(Central Processing Unit )2と、ゲームの内容を表示する液晶表示装置(LCD)7と、プレーヤからの制御信号を入力するキー入力部6と、各装置を接続しデータや制御信号を転送するバス8と、ゲーム機本体1の各ユニットおよび外部記憶媒体11に電源を供給する電源スイッチ9aを有した電源部9とを備えている。また、外部記憶媒体11は、ゲーム・プログラムや制御データを記憶するROM12と、ゲームのデータを記憶するRAM13と、RAM13のデータを保持するためにRAM13に電力を供給するバッテリ14と、ゲーム機本体1のI/Oインタフェース5と接続するI/Oインタフェース15を備えている。ここで、RAM13は、自動的にデータがセーブされる自動セーブ領域13a、ユーザの任意の操作によってデータがセーブされる複数のユーザ・セーブ領域13b〜13iを有している。また、RAM13への電源の供給は、電源部9がオンの場合には、電源部9から供給され、電源部9がオフの場合には、バッテリ14から供給される。
【0014】
図2は、上述のゲーム装置10によるゲームの処理を示す。図2において、先ず、ゲーム機本体1と外部記憶媒体11とをそれぞれのI/Oインタフェース5及び15を介して接続し、電源部9の電源スイッチ9aをONにする(201)。CPU2は、ROM3から読み出した初期プログラムを実行して、外部記憶媒体11のROM12とRAM13からゲーム・プログラムとデータを読込みRAM4に記憶する(202)。この時、CPU2は、前回までのゲーム内容のデータが自動的にセーブされて、RAM13の自動セーブ領域13aにデータがセーブされているかどうかを判断する(203)。
【0015】
最初のゲームの実行などの場合には、自動的にセーブされたデータは存在しないので、LCD7にタイトル画面を表示してプレーヤ(ユーザ)からのキー入力を待つ(204)。キー入力部6からゲームの新規開始の制御信号が入力される(205)と、CPU2は、初期データを使用してゲーム・プログラムを実行する(206)。
【0016】
ゲームを中断せずに継続している場合(207)、予め決められているゲームの所定の個所または所定のタイミング(所定のイベントの発生や所定の時間経過など)(208)で自動的にゲームの内容が外部記憶媒体11のRAM13の自動セーブ領域13aに記憶され(209)、また、プレーヤの任意のデータセーブ操作があった場合(210)には、RAM13の任意のユーザ・セーブ領域13b〜13iに最新のデータがセーブされ(211)、ゲームの実行が継続される(206〜211)。
【0017】
ゲームの中断(207)において、例えば、いきなり電源スイッチ9aがOFFにされた場合(212)、ゲーム機本体1の電源がOFFになり、ゲームの実行が終了する(220)。ゲームの中断(207)が、プログラム実行中の所定の操作による中断処理の場合(212)には、それまで実行されたゲーム内容のデータをセーブするかどうか選択され(213)、セーブ信号がキー入力部6から入力されると、CPU2は、ゲームの中断処理時に外部記憶媒体11のRAM13のユーザ・セーブ領域13b〜13iの任意の領域にそれまでのゲーム内容のデータをセーブする(214)。次に、LCD7上に自動セーブ・データを削除するかどうかを表示し(218)、プレーヤが削除を選択してキー入力部6から削除信号が入力されると、RAM13の自動セーブ領域13aに自動的にセーブしていたデータが削除される(219)。最後に、ゲーム機本体1の電源がOFFにされて、ゲームの実行が終了する(220)。
【0018】
次に、ゲームが再開され(201〜202)、自動的にセーブされたデータが外部記憶媒体11のRAM13内の自動セーブ領域13aに存在する場合(203)、CPU2は、その自動的にセーブされているデータの内容でゲーム画面(セーブ画面)をLCD7上に表示する(215)。プレーヤは、そのLCD上に表示されたゲーム画面を見て、その場面からゲームを再開するかどうかを決定する(216)。LCD7上に表示されている画面からゲームを再開する場合には、ゲームの再開信号をキー入力部6から入力し、ゲームを自動的にセーブした内容から実行する(206)。
【0019】
ゲームを自動的にセーブした内容から実行しない場合には(216)、LCD7にタイトル画面が表示され、プレーヤからのキー入力を待つ(204)。キー入力部6からゲーム開始の制御信号が入力される(205)と、CPU2は、ゲーム・プログラムを最初から、即ち、初期データを使用して実行する(206)。
【0020】
一方、ステップ205で、プレーヤが前回のゲーム終了時に自分でセーブ(ステップ211又は214)したセーブ・データを選択した場合(205)には、RAM13のユーザ・セーブ領域13b〜13iの任意の領域にセーブされているユーザ・セーブ・データを使用して(217)ゲームを実行する(206)。また、ステップ205で、プレーヤは、自動セーブ・データを選択することもでき、この場合には、RAM13の自動セーブ領域13aにセーブされている自動セーブ・データを使用して(217)、ステップ215で表示されたゲーム画面からゲームが実行される(206)。
【0021】
以上、本発明によるゲームの再起動について説明したが、ゲーム機本体1がハードディスク装置などの記憶媒体を有する場合には、ゲーム内容のセーブデータをゲーム機本体1の記憶媒体に記憶するようにしてもよい。また、ユーザによるゲームのセーブ(ステップ210及び211、ステップ213及び214)を行わずに自動セーブ(ステップ208及び209)のみとしてもよい。更に、自動セーブ・データを削除するかどうかの判断(ステップ218及び219)をせずに、自動セーブ・データを必ず保持するようにしてもよい。また、ゲーム機本体1にLCD7を内蔵して説明したが、LCD7の代りに外部に接続した家庭用のTVや、モニタ装置などであってもよい。更に、ゲーム機本体1にスピーカ装置などの音声出力装置または音声信号出力用の端子を備えるようにしてもよい。
【0022】
【実施例】
次に、本発明によるゲームの再起動について具体例を挙げて説明する。
【0023】
図3及び図4は、野球ゲームにおける画面の表示を示す。ここで、自動セーブ機能は、各イニングの最初に行われ、即ち、各イニングの表の攻撃の開始直前のデータがセーブされることとする。図2のステップ201〜205によって、ゲームが最初から行われた場合、図3(a)に示したように、1回の表の画面表示がなされ、このときのデータが自動的にセーブされる(ステップ208、209)。
【0024】
図3(b)は、ゲームが進行し(ステップ206)、1回の表に攻撃(Hチーム)側が1点を得点して、6番バッターで2アウト1ストライクの状態を示している。この状態では、ゲームのデータは自動的にセーブされず、プレーヤの任意のデータセーブ操作(ステップ210及び211)がない限り、ゲームは、そのまま続行され、1回の裏表が終了して、2回の表の攻撃に進む。
【0025】
図4(a)は、2回の表のHチームの攻撃の開始の画面を示す。1回の裏から2回の表に切り換わったときが、ゲーム・プログラムの所定の個所(イベント発生の個所)となるので、この図4(a)に示した画面におけるゲームのデータが、自動的にセーブされる(ステップ208及び209)。
【0026】
ここで、図4(b)に示すような2回の表の途中でゲームが中断した場合について説明する。このゲーム中断には、プレーヤ(ユーザ)の所定の操作による中断の場合と、電源スイッチ9aをいきなりOFFにしたり電源部9のバッテリ切れなどでゲーム機本体1の電源がOFFになった場合が考えられる。いずれの場合にしても、本発明のゲームの再起動方法によれば、プレーヤが、ゲーム機本体1の電源スイッチ9aを入れ直した場合、2回表の開始時点でのデータがRAM13の自動セーブ領域13aに自動的にセーブされているため、図4(a)に示した画面が最初に表示され(ステップ215)、その画面を見ながらプレーヤはゲームをその場面から再開するかどうかを決定することができる(ステップ216)。このとき、ボタン操作に基づいて図4 (a)の画面からの再開を拒否し、初期画面へ戻ることができるようにしても良い。これによってゲーム再開時の選択性を拡張することができる。また、前回のゲーム終了時に、図4(b)で示した場面のデータをプレーヤがセーブ(ステップ211またはステップ219)して終了していた場合には、この図4(b)の場面からゲームを開始することもできる(ステップ204及び217)。
【0027】
このように、本発明のゲームの再起動方法及びその装置によると、ゲームのデータを所定の個所または所定のタイミングで自動的にセーブし、ゲームの再起動時に、その自動的にセーブしたデータで最初の画面表示を行ってゲームの開始データを選択することとしたので、ユーザが電源部をいきなりOFFにしてもデータが失われず、また、ユーザがゲーム装置のバッテリ切れを意識する必要がない。更に、ゲーム再開時の画面が表示されているため、ユーザが前回までのゲーム内容を直ぐに把握することができ、ゲームの再開を迅速に行うことができるようになった。
【0028】
以上、本発明の実施例を示したが、野球ゲームに限らず、将棋や麻雀などの一般的なターン性ゲームや、ロールプレーイング・ゲームなどに適用することもできる。
【0029】
例えば、将棋ゲームなどにおいて、「王手」のイベントによって自動セーブ機能が働くこととすると、プレーヤの1人が「待った」が認められず、電源をいきなりOFFにしても、次に電源をONにして、ゲームを再開した場合、前回の「王手」の場面からゲームを継続することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明のゲームの再起動方法及びその装置によると、ゲームのデータを所定の個所または所定のタイミングで自動的にセーブし、ゲームの再起動時に、その自動的にセーブしたデータで最初の画面表示を行ってゲームの開始データを選択することとしたので、ユーザが電源をいきなりOFFにしてもデータが失われず、また、ユーザがゲーム装置のバッテリ切れを意識する必要がなく、更に、ゲーム再開時の画面が表示されているため、ユーザが前回までのゲーム内容を直ぐに把握することができ、ゲームの再開を迅速に行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゲーム装置の実施の一形態を示す概略図である。
【図2】本発明によるゲームの再起動方法の処理を示すフローチャート図である。
【図3】本発明によるゲーム装置の画面表示を示す概略図である。
【図4】本発明によるゲーム装置の画面表示を示す概略図である。
【符号の説明】
1 ゲーム機本体
2 CPU
3、12 ROM
4、13 RAM
13a 自動セーブ領域
13b〜13i ユーザ・セーブ領域
5、15 I/Oインタフェース
6 キー入力部
7 LCD
8 バス
9 電源部
9a 電源スイッチ
10 ゲーム装置
11 外部記憶媒体
14 バッテリ

Claims (8)

  1. ゲーム内容を画面に表示しながら中断したゲームを再起動することにより前記ゲームを継続的に行うゲームの再起動方法において、
    前記ゲームの実行中に前記ゲームの所定の個所で前記ゲーム内容を示す所定のデータを自動的にセーブし、
    前記ゲームの中断後、前記ゲームを再び起動した際に、最初の表示画面を、自動的にセーブした前記所定のデータを使用して表示し、
    前記最初の表示画面から前記ゲームを再開することを決定するゲーム再会信号の入力があった場合に、前記最初の表示画面から、前記ゲームを再開し、
    前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、初期画面から、前記ゲームを再開することを特徴とするゲームの再起動方法。
  2. ゲーム内容を画面に表示しながら中断したゲームを再起動することにより前記ゲームを継続的に行うゲームの再起動方法において、
    前記ゲームの実行中に前記ゲームの所定の個所で前記ゲーム内容を示す所定のデータを自動的にセーブし及びプレーヤの任意のデータセーブ操作によりデータをセーブし、
    前記ゲームの中断後、前記ゲームを再び起動した際に、最初の表示画面を、自動的にセーブした前記所定のデータを使用して表示し、
    前記最初の表示画面から前記ゲームを再開することを決定するゲーム再会信号の入力があった場合に、前記最初の表示画面から、前記ゲームを再開し、
    前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、さらに前記プレーヤの任意のデータセーブ操作によりセーブされた前記データの選択があったときは、前記プレーヤの任意のデータセーブ操作によりセーブされた前記データを使用して、前記ゲームを再開することを特徴とするゲームの再起動方法。
  3. 前記ゲームの中断前に、自動的にセーブした前記所定のデータを削除する信号が入力され前記所定のデータが削除され、前記ゲームを再び起動した際に、自動的にセーブした前記所定のデータが存在しないと判断された場合には、前記ゲームの中断後、前記ゲームを再び起動した際に、前記最初の表示画面を表示せずに、前記タイトル画面表示信号の入力をすることなく、前記タイトル画面を表示するようにしたことを特徴とすること請求項1又は請求項2記載のゲームの再起動方法。
  4. 前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、さらに自動的にセーブした前記所定のデータの選択があったときは、前記初期画面からではなく、自動的にセーブした前記所定のデータを使用して、前記ゲームを再開することを特徴とする請求項1記載のゲームの再起動方法。
  5. ゲーム内容を画面に表示しながら中断したゲームを再起動することにより前記ゲームを継続的に行うゲームの再起動装置において、
    ゲームのプログラム及びデータを記憶する記憶媒体と、
    前記記憶媒体から前記ゲームのプログラム及びデータを読込む読込み手段と、
    前記読込み手段に読込んだプログラムを前記読込み手段に読込んだデータで実行して、前記プログラムの実行に応じた前記ゲーム内容を前記画面に表示させる制御手段と、
    プレーヤからの信号を入力する入力手段とを備え、
    前記制御手段は、前記プログラムの実行中に、前記ゲームの所定の個所で前記ゲーム内容を示す所定のデータを前記記憶媒体に自動的に記憶させ、かつ、前記ゲームの中断後、前記ゲームを再び起動した際に、最初の表示画面を、自動的に記憶させた前記所定のデータを使用して表示させ、
    前記入力手段より、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開することを決定するゲーム再会信号の入力があった場合に、前記最初の表示画面から、前記ゲームを再開させ、
    前記入力手段より、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、初期画面から、前記ゲームを再開させることを特徴とするゲームの再起動装置。
  6. ゲーム内容を画面に表示しながら中断したゲームを再起動することにより前記ゲームを継続的に行うゲームの再起動装置において、
    ゲームのプログラム及びデータを記憶する記憶媒体と、
    前記記憶媒体から前記ゲームのプログラム及びデータを読込む読込み手段と、
    前記読込み手段に読込んだプログラムを前記読込み手段に読込んだデータで実行して、前記プログラムの実行に応じた前記ゲーム内容を前記画面に表示させる制御手段と、
    プレーヤからの信号を入力する入力手段とを備え、
    前記制御手段は、前記プログラムの実行中に、前記ゲームの所定の個所で前記ゲーム内容を示す所定のデータを前記記憶媒体に自動的に記憶させ及び前記プレーヤの任意のデータセーブ操作によりデータを前記記憶媒体に記憶させ、かつ、前記ゲームの中断後、前記ゲームを再び起動した際に、最初の表示画面を、自動的に記憶させた前記所定のデータを使用して表示させ、
    前記入力手段より、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開することを決定するゲーム再会信号の入力があった場合に、前記最初の表示画面から、前記ゲームを再開させ、
    前記入力手段より、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、さらに前記プレーヤの任意のデータセーブ操作によりセーブされた前記データの選択があったときは、前記プレーヤの任意のデータセーブ操作によりセーブされた前記データを使用して、前記ゲームを再開させることを特徴とするゲームの再起動装置。
  7. 前記制御手段は、前記ゲームの中断前に、自動的に記憶させた前記所定のデータを削除する信号が前記入力手段より入力され前記所定のデータを削除させ、前記ゲームを再び起動した際に、自動的にセーブした前記所定のデータが存在しないと判断された場合には、前記ゲームの中断後、前記ゲームを再び起動した際に、前記最初の表示画面を表示せずに、前記タイトル画面表示信号の入力がされることなく、前記タイトル画面を表示させるようにしたことを特徴とする請求項5又は請求項6記載のゲームの再起動装置。
  8. 前記制御手段は、前記最初の表示画面から前記ゲームを再開しないことを決定するタイトル画面を表示させるタイトル画面表示信号の入力があった場合に、さらに自動的にセーブした前記所定のデータの選択があったときは、前記初期画面からではなく、自動的にセーブした前記所定のデータを使用して、前記ゲームを再開させることを特徴とする請求項5記載のゲームの再起動装置。
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