JP4005457B2 - ゲーム装置、ゲーム制御方法及びプログラム - Google Patents

ゲーム装置、ゲーム制御方法及びプログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゲーム装置、ゲーム制御方法及びプログラムに関し、特に、所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム途中に判断する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータゲームプログラムでは、ゲーム中、ユーザのプレイが随時評価され、ゲーム終了後、最終ゲーム成績が表示されるようになっているものが一般的である。例えば、ゲーム音楽に合わせてタイミングよくコントローラを操作する音楽ゲームでは、操作毎に巧拙が評価され、得点が算出される。そして、ゲーム終了後、それら得点を累積加算した値(総得点)が最終ゲーム成績としてゲーム画面に表示される。また、射撃ゲームでは、ゲーム中、標的を撃つスピードや正確さが評価され、得点が算出される。そして、ゲーム終了後、それら得点を累積加算した値(総得点)が最終ゲーム成績としてゲーム画面に表示される。また、ドライブゲームでは、ゲーム中、レース開始からの経過時間が計測され、ドライブコース(一周又は複数周)を走破する時間(走破タイム)が最終ゲーム成績としてゲーム画面に表示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように最終ゲーム成績をゲーム画面に表示すると、プレイヤは、自分や他のプレイヤが以前に達成した(例えば最高の)最終ゲーム成績を目標に定めて、或いは任意に目標の最終ゲーム成績を定め、それよりも良い最終ゲーム成績を残そうと繰り返してゲームをプレイするようになる。
【0004】
しかしながら、ゲーム開始後、ゲーム終了前に目標としている最終ゲーム成績よりも高い最終ゲーム成績を残すことが極めて困難乃至は不可能となる場合がある。こうした場合、プレイヤは目標を見失ってしまい、緊張が途切れてしまう。このため、そのゲームを中断させたり、或いはゲーム終了まで漫然とゲームを続行したりすることが多い。また、そもそも、目標としている最終ゲーム成績よりも高いゲーム成績を残すことが極めて困難乃至は不可能となった事態をプレイヤが自覚できない場合もある。そこで、ゲーム途中に目標とする最終ゲーム成績の達成可能性を判断して、それに応じた演出をすれば、ゲームの魅力を高めることができるものと考えられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るゲーム装置は、ゲーム進行度と該ゲーム進行度における基準途中ゲーム成績とを対応づけてなる、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段と、プレイヤの途中ゲーム成績と該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度とをゲーム中に取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度に対応づけて前記成績達成パターンに含まれている基準途中ゲーム成績を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績が、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績以上である場合に、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度における途中ゲーム成績を含むプレイ状況をプレイ状況記憶手段に格納するプレイ状況記手段と、前記プレイ状況記憶手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出し、該プレイ状況に基づいて、途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であったゲーム進行度におけるプレイ状況を再現し、プレイヤにゲームを途中から再開させるゲーム進行制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、例えば所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合や低くなった場合等に、そのままゲームをプレイし続けなくて済み、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が高かった状態からゲームを再開できるようになる。
【0007】
また、本発明の一態様では、前記所定の最終ゲーム成績はゲーム開始からゲーム終了までの得点であり、前記途中ゲーム成績はゲーム開始からゲーム途中までの得点である。
【0008】
また、本発明の一態様では、前記所定の最終ゲーム成績はゲームクリアの時間であり、前記途中ゲーム成績はゲーム途中での経過時間である。
【0009】
また、本発明の一態様では、前記取得手段によりゲーム中に取得される途中ゲーム成績に基づいて前記成績達成パターンを更新する成績達成パターン更新手段をさらに含む。こうすれば、例えば最終ゲーム成績が過去最高である等の所定条件を満足する場合に、その最終ゲーム成績を達成したゲームにおける途中ゲーム成績に基づき、成績達成パターンを更新することができる。このため、プレイヤのゲームの上達に伴って成績達成パターンを更新することができる。
【0010】
この態様においては、前記成績達成パターン更新手段は、プレイヤが過去最高の最終ゲーム成績を達成したとき、該最終ゲーム成績に対応する途中ゲーム成績に基づいて前記成績達成パターンを更新するようにしてもよい。こうすれば、過去最高の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶しておくことができる。この結果、該成績達成パターンに基づき、ゲーム途中、過去最高の最終ゲーム成績の再度の達成可能性を判断することができる。
【0011】
また、本発明の一態様では、前記所定の最終ゲーム成績をプレイヤが設定する最終ゲーム成績設定手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤが、例えば自分が目標としている最終ゲーム成績等を前記所定の最終ゲーム成績として設定することができる。
【0012】
さらに、本発明の一態様では、前記ゲーム進行制御手段がプレイヤにゲームを途中から再開させる基準をプレイヤが設定する基準設定手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤの好みに応じた基準とすることができる。
【0013】
また、本発明に係るゲーム制御方法は、第1の取得手段が、ゲーム中に途中ゲーム成績と該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度とを取得するステップと、第2の取得手段が、成績達成パターン記憶手段に記憶される、ゲーム進行度と該ゲーム進行度における基準途中ゲーム成績とを対応づけてなる、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンにおいて、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度に対応づけられている基準途中ゲーム成績を取得するステップと、プレイ状況記手段が、前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績が、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績以上である場合に、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度における途中ゲーム成績を含むプレイ状況をプレイ状況記憶手段に格納するステップと、ゲーム進行制御手段が、前記プレイ状況記憶手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出して、該プレイ状況に基づいて、途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であったゲーム進行度におけるプレイ状況を再現し、プレイヤにゲームを途中から再開させるステップと、を含むことを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、例えば所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合や低くなった場合等に、そのままゲームをプレイし続けなくて済み、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が高かった状態からゲームを再開できるようになる。
【0015】
また、本発明に係るプログラムは、ゲーム進行度と該ゲーム進行度における基準途中ゲーム成績とを対応づけてなる、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段、プレイヤの途中ゲーム成績と該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度とをゲーム中に取得する第1の取得手段、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度に対応づけて前記成績達成パターンに含まれている基準途中ゲーム成績を取得する第2の取得手段、前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績が、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績以上である場合に、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度における途中ゲーム成績を含むプレイ状況をプレイ状況記憶手段に格納するプレイ状況記手段、及び、前記プレイ状況記手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出して、該プレイ状況に基づいて、途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であったゲーム進行度におけるプレイ状況を再現し、プレイヤにゲームを途中から再開させるゲーム進行制御手段、としてコンピュータを機能させるためのものである。
【0016】
本発明によれば、例えば所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合や低くなった場合等に、そのままゲームをプレイし続けなくて済み、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が高かった状態からゲームを再開できるようになる。なお、上記プログラムをCD−ROMやDVD等のコンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体に格納するようにしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態に係るゲーム装置の構成を示す図である。同図に示すゲーム装置10は、本発明に係るゲーム装置の一実施形態である。また、同図に示すゲーム装置10にインストールされるプログラムは、本発明に係るプログラムの一実施形態である。さらに、同図に示すゲーム装置10によるゲーム制御方法は、本発明に係るゲーム制御方法の一実施形態である。
【0019】
同図に示すように、このゲーム装置10は、家庭用ゲーム機11にモニタ18及びスピーカ22を接続し、ゲームプログラム及びゲームデータが格納されたDVD25を装着することによって実現されている。ここでは、DVD25によって家庭用ゲーム機11にゲームプログラムやゲームデータが供給されるが、CD−ROMやROMカード等、コンピュータにより読み取り可能な他のあらゆる情報記憶媒体を用いることができる。また、インターネット等のデータ通信ネットワークを介して遠隔地からゲームプログラムやゲームデータを家庭用ゲーム機11に供給することもできる。
【0020】
家庭用ゲーム機11では、マイクロプロセッサ14、画像処理部16、主記憶26及び入出力処理部30がバス12により相互データ通信可能に接続され、さらに入出力処理部30には、コントローラ32、音声処理部20及びDVD再生部24が接続されている。コントローラ32以外の家庭用ゲーム機11の各構成要素は筐体内に収容されている。モニタ18には例えば家庭用のテレビ受像機が用いられ、スピーカ22には例えばその内蔵スピーカが用いられる。
【0021】
マイクロプロセッサ14は、図示しないROMに格納されるオペレーティングシステムやDVD25から読み出されるプログラムに基づいて、家庭用ゲーム機11の各部を制御する。バス12はアドレス及びデータを家庭用ゲーム機11の各部でやり取りするためのものである。また、主記憶26には、DVD25から読み取られたゲームプログラム及びゲームデータが必要に応じて書き込まれる。画像処理部16はVRAMを含んで構成されており、マイクロプロセッサ14から送られる画像データを受け取ってVRAM上にゲーム画面を描画するとともに、その内容をビデオ信号に変換して所定タイミングでモニタ18に出力する。
【0022】
入出力処理部30は、マイクロプロセッサ14がコントローラ32、音声処理部20、及びDVD再生部24にアクセスするときのインターフェースである。コントローラ32はプレイヤがゲーム操作をするための入力手段である。入出力処理部30は一定周期(例えば1/60秒毎)にコントローラ32の各種ボタンの操作状態をスキャンし、そのスキャン結果を表す操作信号をバス12を介してマイクロプロセッサ14に渡す。マイクロプロセッサ14は、その操作信号に基づいてプレイヤのゲーム操作を判定する。
【0023】
音声処理部20はサウンドバッファを含んで構成されており、DVD25から読み出されてサウンドバッファに記憶されたゲーム音楽やゲーム効果音等のデータを再生してスピーカ22から出力する。DVD再生装置24は、マイクロプロセッサ14からの指示に従ってDVD25に記録されたゲームプログラム及びゲームデータを読み取る。
【0024】
かかる構成を有するゲーム装置10には、本発明の一実施の形態であるプログラムを格納したDVD25が装着され、プレイヤが目標とする最終ゲーム成績の達成可能性がゲーム途中に判断されるようになっている。
【0025】
図2は、本発明の一実施の形態であるプログラムを実行することによりゲーム装置10にて実現される機能を示す機能ブロック図である。同図に示すように、ゲーム装置10では、成績達成パターン更新部40、途中ゲーム成績記憶部42、途中ゲーム成績取得部44、ゲーム進行度取得部46、成績達成パターン記憶部48、達成可能性判断部50、設定部52、ゲーム制御部54、報知部56、ゲーム中断部58、ゲーム状況再生部60、ゲーム状況記憶部62、及びゲーム状況記録部64が実現される。
【0026】
途中ゲーム成績取得部44は、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績を取得する。また、ゲーム進行度取得部46は、途中ゲーム成績取得部44で取得される途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度を取得する。すなわち、ゲーム進行度取得部46で取得されるゲーム進行度までにプレイヤが獲得した途中ゲーム成績(得点)が途中ゲーム成績取得部44で取得される。例えば、ゲーム装置10において複数ゲームステージからなるゲームがプレイヤに提供される場合、途中ゲーム成績がステージクリア毎に取得される。このとき取得される途中ゲーム成績は、ゲームスタートから各ステージクリアまでに獲得した得点である。また、ゲーム進行度は、そのときクリアしたステージを特定する情報、例えばステージ番号等である。
【0027】
その他、ゲーム進行度取得部46において、ゲームスタートからの経過時間をゲーム進行度として取得し、途中ゲーム成績取得部44において、その時点までに獲得した得点を途中ゲーム成績として取得するようにしてもよい。
【0028】
達成可能性判断部50は、途中ゲーム成績取得部44で取得される途中ゲーム成績及びゲーム進行度取得部46で取得されるゲーム進行度を、成績達成パターン記憶部48に記憶される成績達成パターンに照査して、現在プレイされているゲームをこのまま続行した場合の、目標としている最終ゲーム成績の達成可能性を判断する。
【0029】
成績達成パターン記憶部48は成績達成パターンを記憶する。成績達成パターンは、複数のゲーム進行度を記憶しており、各ゲーム進行度に途中ゲーム成績(該ゲーム進行度までに獲得済みの総得点等)が対応づけて記憶されている。
【0030】
図3は、ゲームデータとして予めDVD25に格納されている成績達成パターンの一例を示す図である。同図に示される成績達成パターンは、ゲーム装置10で複数ステージからなるゲームが実行される場合に用いられるものであり、DVD再生部24によってDVD25から読み出され、主記憶26によって構成される成績達成パターン記憶部48に格納される。
【0031】
同図に示すように、この成績達成パターンには、ゲーム進行度として複数のステージ番号が記録されており、各ステージ番号に対応づけて複数の途中ゲーム成績が記憶されている。すなわち、同図において、2列目には、最終ゲーム成績として5000点を達成する場合に、各ステージの終了時点(クリア時点)でどれだけの得点(途中ゲーム成績)を獲得しているべきかが示されている。また、3列目には、最終ゲーム成績として10000点を達成する場合に、各ステージの終了時点でどれだけの得点を獲得しているべきかが示されている。さらに、4列目には、最終ゲーム成績として20000点を達成する場合に、各ステージの終了時点でどれだけの得点を獲得しているべきかが示されている。
【0032】
一方、図4には、プレイヤが実際にゲームをプレイすることにより生成される成績達成パターンが示されている。この成績達成パターンは、成績達成パターン更新部40が途中ゲーム成績記憶部42の記憶内容に基づいて生成するものである。同図に示す成績達成パターンは、プレイヤがゲームをプレイして過去最高の最終ゲーム成績を達成したとき生成されるもので、その最終ゲーム成績を達成するときの途中ゲーム成績の推移を表すものである。同図では、プレイヤが達成した過去最高の最終ゲーム成績が8012点であり、その成績を達成するとき、ステージ1の終了時点で1460点の途中ゲーム成績をあげ、ステージ2の終了時点で2708点の途中ゲーム成績をあげ、ステージ3の終了時点で4654点の途中ゲーム成績をあげ、ステージ4の終了時点で6814点の途中ゲーム成績をあげたことが記録されている。最終ゲーム成績(8012点)は、ゲーム開始からステージ5の途中でゲーム終了となるまでに獲得した総得点である。同図に示される成績達成パターンも、図3に示される成績達成パターンと同様、成績達成パターン記憶部48に記憶されており、プレイヤが過去最高の最終ゲーム成績を達成したときに、成績達成パターン更新部40によって更新される。
【0033】
設定部52は、コントローラ32を含んで構成されており、プレイヤが最終ゲーム成績の目標を設定入力するためのものである。すなわち、成績達成パターン記憶部48には、上述のように、5000点、10000点、20000点、8012点(過去最高点)の4つの最終ゲーム成績を達成するための途中ゲーム成績の獲得パターンがそれぞれ記憶されている。そして、プレイヤはコントローラ32を用いて、いずれか1つを目標最終ゲーム成績として選定し、それを達成可能性判断部50に通知するようになっている。また、設定部52は、達成可能性判断部50の判断基準をプレイヤが設定するための機能も担っている。
【0034】
達成可能性判断部50は、ゲーム中にゲーム進行度取得部46によってゲーム進行度が取得されると、同ゲーム進行度、及び設定部52によって選定される最終ゲーム成績に対応づけて記憶される途中ゲーム成績(基準途中ゲーム成績)を、成績達成パターン記憶部48から読み出す。そして、その読み出した途中ゲーム成績と途中ゲーム成績取得部44により取得される途中ゲーム成績(現途中ゲーム成績)を比較し、設定部52によって選定される最終ゲーム成績を現在プレイ中のゲームにおいてプレイヤが達成できる可能性がどの程度であるかを判断する。具体的には、現途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であれば、目標達成の可能性が高いと判断する。また、現途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績未満であり、且つ基準途中ゲーム成績の80%以上であれば、目標達成の可能性が高くはないが、まだ残されていると判断する。さらに、現途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績の80%未満であれば、目標達成の可能性が無くなったと判断する。
【0035】
なお、ここでは目標達成可能性がまだ残されているか、それとも無くなったかを、現途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績の80%以上であるか、80%未満であるかによって判断するようにしたが、この80%の値(目標達成可能性の判断基準)は、上記設定部52を構成するコントローラ32によってプレイヤが任意に変更できるようになっている。
【0036】
報知部56は、達成可能性判断部50による判断結果をプレイヤに報知する。具体的には、目標達成の可能性が高い場合には、それに対応して、例えば「いい調子だ!」等のメッセージをモニタ18に表示する。また、目標達成の可能性が高くはないが、まだ残されている場合には、それに対応して、例えば「頑張れ!」等のメッセージをモニタ18に表示する。さらに、目標達成の可能性が無くなった場合には、それに対応して、例えば「目標達成の可能性が無くなりました」等のメッセージをモニタ18に表示する。これらのメッセージは、スピーカ22によって音声出力するようにしてもよい。また、例えば「目標達成可能性50%」等、目標の達成可能性を数値により直接報知(表示等)するようにしてもよい。さらに、例えば目標の達成可能性により色を変えて得点を表示する等、目標の達成可能性を間接的に報知(表示等)するようにしてもよい。
【0037】
ゲーム制御部54は、目標達成の可能性が無くなった場合に、ゲーム進行に変化を与えるものであり、達成可能性判断部50による判断結果に応じてゲーム進行を制御する。具体的には、ゲーム制御部54は、目標達成の可能性が無くなった場合、目標達成の可能性が高かったゲーム進行度におけるゲーム状況がゲーム状況記憶部62に記憶されていれば、ゲーム状況再生部60により、そのゲーム進行度までゲーム進行を戻す。また、そのようなゲーム状況がゲーム状況記憶部62に記憶されていなければ、ゲーム中断部58により、ゲームを中断させる。
【0038】
すなわち、ゲーム中断部58は、ゲーム制御部54からの指示に基づき、現在進行中(プレイ中)のゲームを中断させて、初期メニューをモニタ18に表示させるものである。また、ゲーム状況再生部60は、ゲーム制御部54からの指示に基づき、現在進行中のゲームを中断させ、ゲーム状況記憶部62に記憶されているゲーム状況に基づき、目標達成の可能性が高かったゲーム進行度までゲーム進行を戻すものである。そして、目標達成の可能性が高かったゲーム進行度からゲームを再開させる。
【0039】
また、ゲーム状況記憶部62は、ゲーム状況(ゲームキャラクタ等の状態、途中ゲーム成績等)を記憶するものであり、ゲーム状況記録部64は、ゲーム中、目標達成の可能性が高いと判断されると、そのゲーム進行度におけるゲーム状況を取得してゲーム状況記憶部62に格納するものである。
【0040】
さらに、途中ゲーム成績記憶部42は、ゲーム中、ゲーム進行度と該ゲーム進行度における途中ゲーム成績とを対応づけて記憶する。例えば、ゲームが複数ゲームステージから構成される場合、各ステージをクリアすると、そのクリアしたステージ番号と該ステージをクリアする時点での総得点とが途中ゲーム成績記憶部42に記憶される。また、成績達成パターン更新部40は、ゲーム終了時、最終ゲーム成績が、例えば過去最高の成績である等の所定条件を満足している場合に、該最終ゲーム成績、及び途中ゲーム成績記憶部42に記憶されている途中ゲーム成績並びにゲーム進行度に基づき、成績達成パターン記憶部48に記憶されている成績達成パターン(図4)を更新する。具体的には、図4において、最終ゲーム成績を上記所定条件を満足した最新の最終ゲーム成績に書き換えるとともに、各ステージ番号に対応づけて成績達成パターンに記憶されている途中ゲーム成績を、同じステージ番号に対応づけて途中ゲーム成績記憶部42に記憶されている途中ゲーム成績に書き換える。
【0041】
次に、ゲーム装置10の具体的な動作手順について説明する。
【0042】
図5及び図6は、ゲーム装置10の動作を説明するフロー図である。同図に示される動作は、DVD25に格納されているプログラムに基づき、所定時間毎(例えば1/60秒毎)に実行されるものである。
【0043】
図5に示すように、ゲーム装置10では、まずメインゲーム処理が実行される(S101)。メインゲーム処理は、例えばゲームキャラクタ等のゲーム空間(例えば2次元又は3次元)における位置算出、途中ゲーム成績の算出、ゲームキャラクタ等の状態の算出、それら算出結果に基づくゲーム画面の描画等である。
【0044】
次に、ゲーム終了か否かを判断する(S102)。ゲーム終了か否かは、ゲーム終了操作がコントローラ32で行われたか、或いはゲームキャラクタの状態等がゲーム終了条件を満たすことになったか、によって判断される。また、ゲーム終了でなければ、いずれかのゲームステージを終了した直後であるかを判断する(S103)。そして、ステージ終了した直後でなければS101に戻る。
【0045】
一方、ステージ終了した直後であれば、ゲーム進行度取得部46が、現在のゲーム進行度を取得するとともに(S104)、途中ゲーム成績取得部44が、そのゲーム進行度における途中ゲーム成績、すなわち現途中ゲーム成績Xを取得する(S105)。なお、現途中ゲーム成績X及びそれに対応するゲーム進行度は、S101のメインゲーム処理において算出されるものである。
【0046】
その後、途中ゲーム成績記憶部42にそれら途中ゲーム成績及びゲーム進行度を対応づけて記憶する(S106)。そして、達成可能性判断部50は、成績達成パターン記憶部48から、設定部52によって選定された目標(最終ゲーム成績)に対応する成績達成パターンを読み出し、S105で取得されたゲーム成績に対応づけて同成績達成パターンに記憶されている途中ゲーム成績、すなわち基準途中ゲーム成績Yを取得する(S107)。
【0047】
そして、達成可能性判断部50は、現途中ゲーム成績Xが基準途中ゲーム成績Y以上であれば(S108)、目標達成の可能性が高い旨を報知部56及びゲーム状況記録部64に通知する。そして、この通知を受け、報知部56が、例えば「いい調子だ!」等のメッセージを出力するとともに(S109)、ゲーム状況記録部64が、現在のゲーム状況を取得して、それをゲーム状況記憶部62に格納する(S110)。そして、メインゲーム処理(S101)に戻る。
【0048】
一方、現途中ゲーム成績Xが基準途中ゲーム成績Y未満(S108においてNO)であれば、次に達成可能性判断部50は、現途中ゲーム成績Xが基準途中ゲーム成績Yの80%以上であるかを判断する(S111;図6)。そして、現途中ゲーム成績Xが基準途中ゲーム成績Yの80%以上であれば、目標達成の可能性が高くはないが、まだ残されている旨を報知部56に通知する。そして、この通知を受け、報知部56が、例えば「まだ希望はあるぞ! 頑張れ!」等のメッセージを出力する(S112)。また、現途中ゲーム成績Xが基準途中ゲーム成績Yの80%未満(S111においてNO)であれば、達成可能性判断部50は、目標達成の可能性が無くなった旨を報知部56及びゲーム制御部54に通知する。この通知を受け、報知部56は、例えば「目標の達成可能性は無くなりました。残念!」等のメッセージを出力する(S113)。また、ゲーム制御部54は、ゲームの進行を一時停止させ、いわゆるポーズ状態とする(S114)。さらに、ゲーム制御部54は、目標の達成可能性がまだ高かった過去のゲーム進行度におけるゲーム状況が(S110において)ゲーム状況記憶部62に記憶されているかを判断する(S115)。そして、ゲーム状況が記憶されていれば、ゲーム制御部54は、例えば「途中まで戻ります。」等のメッセージを出力するとともに(S116)、ゲーム進行度を該ゲーム状況に基づいて目標の達成可能性がまだ高かった過去のゲーム進行度に戻し、そのゲーム進行度におけるゲーム状況を再現し、その状況からゲームを再開させる(S117,S101)。一方、S115においてゲーム状況がゲーム状況記憶部62に記憶されていないと判断されれば、ゲーム制御部54はゲームを中断させ、例えば初期画面等をモニタ18に表示する(S118)。
【0049】
また、S102においてゲーム終了であると判断されると、成績達成パターン更新部40が、そのプレイで達成した最終ゲーム成績が過去最高のものであるかを判断する(S119)。例えば、入出力処理部30に図示しない不揮発性のメモリカードを接続しておき、そこに過去最高の最終ゲーム成績を記憶しておくようにすれば、このメモリカードに記憶されている最終ゲーム成績と今回達成した最終ゲーム成績とを比較することにより、今回達成した最終ゲーム成績が過去最高のものであるかを判断することができる。そして、過去最高のものであれば、途中ゲーム成績記憶部42に記憶されている途中ゲーム成績並びにゲーム進行度、及び今回達成した最終ゲーム成績を、成績達成パターン記憶部48に記憶し、それまでの過去最高の最終ゲーム成績に対応づけて記憶されていた成績達成パターンを消去する。こうして、成績達成パターンを更新する(S120)。このとき、上記メモリカードに記憶されている過去最高の最終ゲーム成績も更新する。一方、今回達成した最終ゲーム成績が過去最高のものでない場合、そのままゲームを終了して、例えば初期画面等をモニタ18に表示する。
【0050】
以上説明したように、本ゲーム装置10によれば、途中ゲーム成績及びゲーム進行度をゲーム中に取得して、それらを成績達成パターンに照査することによって、目標とする最終ゲーム成績を達成できる可能性が高いか、低いか、或いは無くなったか、をプレイ途中に判断することができる。また、その判断結果に応じてメッセージを出力するようにしたので、該メッセージによりプレイヤは現在のプレイを続行すべきか否かを判断することができる。また、判断結果に応じてゲーム進行を制御して、目標達成の可能性が高かった時点までゲーム進行度を戻したり、ゲームを中断させたりするようにしたので、目標達成の可能性が無くなったにも拘わらずプレイヤがゲームを漫然と続行したり、中断操作したりする必要が無くなる。さらに、過去最高の最終ゲーム成績を達成したときの成績達成パターンを成績達成パターン記憶部48に記憶し、その成績達成パターンに実際の途中成績及びゲーム進行度を照査して、その最終ゲーム成績を達成できる可能性を判断するようにしたので、プレイヤは効率的に高い最終ゲーム成績を目指すことができる。
【0051】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
【0052】
例えば、以上の説明では、ゲーム進行度としてステージ番号を採用し、途中ゲーム成績として該番号のステージを終了した時点での総得点(ゲームスタートから該ステージ終了までの得点)を採用し、最終ゲーム成績としてゲームスタートからゲーム終了までの総得点を採用するようにしたが、ゲーム進行度として、ゲームスタートからの経過時間を採用するようにしてもよい。さらに、プレイヤゲームキャラクタがゲーム空間を進んでいく形式のゲームにおいては、ゲーム進行度として、スタート地点からの距離や、ゲーム空間における位置データを採用してもよい。
【0053】
また、以上の説明では、現途中ゲーム成績Xと基準途中ゲーム成績Yとを比較して、目標の達成可能性を判断するようにしたが、現途中ゲーム成績Xと同じ値(点数)の途中ゲーム成績に対応づけて成績達成パターンに記憶されているゲーム進行度を読み出し、そのゲーム進行度とゲーム進行度取得部46によって取得されるゲーム進行度とを比較することにより、目標の達成可能性を判断するようにしてもよい。
【0054】
また、以上の説明では、ステージ終了時に目標の達成可能性を判断し、その判断結果に応じてメッセージを出力したり、ゲーム進行を制御したりするようにしたが、上述のように、ゲーム進行度として、ゲームスタートからの経過時間、スタート地点からの距離、或いはゲーム空間における位置データを採用すれば、ゲーム途中の任意のタイミング(例えば1/60秒毎)で目標の達成可能性を判断することができる。このとき、ゲーム進行度取得部96によって取得されるゲーム進行度が成績達成パターンに記憶されていない場合、補間処理により、該ゲーム進行度に対応する途中ゲーム成績を取得するようにすればよい。
【0055】
また、以上の説明では、設定部52によって、5000点、10000点、20000点、8012点(過去最高点)の中から目標を選定するようにしたが、それ以外の目標を設定するようにしてもよい。この場合、成績達成パターン記憶部48に記憶されている成績達成パターンを補間することにより、その目標(最終ゲーム成績)に対応する成績達成パターンを取得するようにすればよい。
【0056】
また、以上の説明では、各ゲーム進行度に対応づけて成績達成パターンに記憶される途中ゲーム成績を、ゲームスタートからそのゲーム進行度までにプレイヤが取得した得点としたが、ドライブゲーム(レースゲーム)等、所定コースを走破する時間の短縮化を目指すゲームでは、ゲーム進行度として所定コースにおける位置を採用し、途中ゲーム成績としてレース開始からの経過時間を採用し、最終ゲーム成績としてレース開始から所定コースを走破するまでの経過時間を採用するようにしてもよい。図7は、この場合の成績達成パターンの一例を示している。こうすれば、プレイヤは所定コースを走破する時間の短縮化を目指して、プレイを容易に繰り返すことができるようになる。
【0057】
【附記】
また、本明細書には、下記発明もまた開示される。すなわち、別発明に係るゲーム装置は、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段と、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得する取得手段と、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と前記成績達成パターンとに基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断する判断手段と、を含むことを特徴とする。
【0058】
別発明によれば、前記成績達成パターン記憶手段に成績達成パターンが記憶される。そして、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。こうすれば、所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム途中に判断できるようになる。
【0059】
また、別発明の一態様では、前記所定の最終ゲーム成績はゲーム開始からゲーム終了までの得点であり、前記途中ゲーム成績はゲーム開始からゲーム途中までの得点である。この態様によれば、所定の得点を達成できる可能性をゲーム途中に判断できるようになる。
【0060】
また、別発明の一態様では、前記所定の最終ゲーム成績はゲームクリアの時間であり、前記途中ゲーム成績はゲーム途中での経過時間である。この態様によれば、所定の時間でゲームクリアできる可能性をゲーム途中に判断できるようになる。
【0061】
また、別発明の一態様では、前記成績達成パターンは、ゲーム進行度と該ゲーム進行度における途中ゲーム成績とを対応づけてなり、前記取得手段は、途中ゲーム成績とともに該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度を取得し、前記判断手段は、前記取得手段によって取得される途中ゲーム成績及びゲーム進行度と前記成績達成パターンとに基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断する。この態様によれば、比較的容易に、所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム途中に判断できる。
【0062】
また、別発明の一態様では、ゲーム中に途中ゲーム成績を記録する途中ゲーム成績記録手段と、前記途中ゲーム成績記憶手段により記憶される途中ゲーム成績に基づいて前記成績達成パターンを更新する成績達成パターン更新手段と、をさらに含む。こうすれば、例えば最終ゲーム成績が過去最高である等の所定条件を満足する場合に、その最終ゲーム成績を達成したゲームにおける途中ゲーム成績に基づき、成績達成パターンを更新することができる。このため、プレイヤのゲームの上達に伴って成績達成パターンを更新することができる。
【0063】
この態様においては、前記成績達成パターン更新手段は、プレイヤが過去最高の最終ゲーム成績を達成したとき、該最終ゲーム成績に対応する途中ゲーム成績に基づいて前記成績達成パターンを更新するようにしてもよい。こうすれば、過去最高の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶しておくことができる。この結果、該成績達成パターンに基づき、ゲーム途中、過去最高の最終ゲーム成績の再度の達成可能性を判断することができる。
【0064】
また、別発明の一態様では、前記判断手段による判断結果の少なくとも一部をプレイヤに報知する報知手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤは報知内容から所定の最終ゲーム成績の達成可能性を知ることができるようになる。なお、判断手段による判断結果には、例えば「所定の最終ゲーム成績の可能性が高い」、「所定の最終ゲーム成績の可能性が低い」、「所定の最終ゲーム成績の可能性が無くなった」等の複数種類があり得るが、本態様の報知手段は、そのうち少なくとも一部をプレイヤに報知すれば足る。
【0065】
また、別発明の一態様では、前記判断手段による判断結果に応じてゲーム進行に変化を与えるゲーム進行制御手段をさらに含む。こうすれば、例えば所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合や低くなった場合等に、それに応じてゲーム進行に変化が現れるようにできる。
【0066】
この態様では、前記ゲーム進行制御手段は、前記判断手段による判断結果に応じてゲームを終了させるようにしてもよい。こうすれば、例えば所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合や低くなった場合等に、ゲームをプレイし続けなくて済むようになる。
【0067】
また、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況を記憶するプレイ状況記憶手段をさらに含めるようにして、前記ゲーム進行制御手段が、前記判断手段による判断結果に応じて、前記プレイ状況記憶手段に記憶される前記プレイ状況に基づき、プレイヤにゲームを途中から再開させるようにしてもよい。こうすれば、例えば所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合や低くなった場合等に、そのままゲームをプレイし続けなくて済み、再度、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が残っている状態からゲームを再開できるようになる。
【0068】
また、別発明の一態様では、前記所定の最終ゲーム成績をプレイヤが設定する最終ゲーム成績設定手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤが、例えば自分が目標としている最終ゲーム成績等を前記所定の最終ゲーム成績として設定することができる。
【0069】
さらに、別発明の一態様では、前記判断手段による判断基準をプレイヤが設定する判断基準設定手段をさらに含む。こうすれば、前記判断手段による判断基準をプレイヤが自ら設定することができ、プレイヤの好みに応じた判断とすることができる。
【0070】
また、別発明に係るゲーム装置は、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段と、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得する取得手段と、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と前記成績達成パターンとに基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果の少なくとも一部をプレイヤに報知する報知手段と、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況を記憶するプレイ状況記憶手段と、プレイヤからの指示に従い、前記プレイ状況記憶手段に記憶される前記プレイ状況に基づいてプレイヤにゲームを途中から再開させるゲーム進行制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0071】
別発明によれば、成績達成パターンが記憶される。また、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況が記憶される。そして、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。判断結果の少なくとも一部はプレイヤに報知される。そして、報知内容を参考にしてプレイヤが任意に指示すると、それに従ってゲームが途中から再開される。こうすれば、プレイヤは所定の最終ゲーム成績の達成可能性に応じ、任意にゲームを途中から再開させることができるようになる。
【0072】
また、別発明に係るゲーム制御方法は、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得し、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンと、に基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断し、判断結果の少なくとも一部をプレイヤに報知する、ことを特徴とする。
【0073】
別発明によれば、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。そして、判断結果の少なくとも一部がプレイヤに報知される。こうすれば、ある最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム途中に判断できる。また、プレイヤは報知内容から所定の最終ゲーム成績の達成可能性を知ることができるようになる。
【0074】
また、別発明に係るゲーム制御方法は、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得し、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンと、に基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断し、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなったと判断される場合にゲーム進行に変化を与える、ことを特徴とする。
【0075】
別発明によれば、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。そして、達成可能性が無くなったと判断される場合に、ゲーム処理に変化が与えられる。こうすれば、ある最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム途中に判断できる。また、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が無くなった場合に、それに応じてゲーム進行に変化が現れるようにできる。
【0076】
また、別発明に係るゲーム制御方法は、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得し、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンとに基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断し、判断結果の少なくとも一部をプレイヤに報知し、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況を記憶し、プレイヤからの指示に従い、前記プレイ状況に基づいてプレイヤにゲームを途中から再開させる、ことを特徴とする。
【0077】
別発明によれば、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況が記憶される。そして、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。判断結果の少なくとも一部はプレイヤに報知される。そして、報知内容を参考にしてプレイヤが任意に指示すると、それに従ってゲームが途中から再開される。こうすれば、プレイヤは所定の最終ゲーム成績の達成可能性に応じ、任意にゲームを途中から再開させることができるようになる。
【0078】
また、別発明に係るプログラムは、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得する取得手段、及び、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と前記成績達成パターンとに基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断する判断手段、としてコンピュータを機能させるためのものである。
【0079】
別発明によれば、成績達成パターンが記憶される。そして、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。こうすれば、ある最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム途中に判断できるようになる。なお、上記プログラムをCD−ROM(商標)やDVD(商標)等のコンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体に格納するようにしてもよい。
【0080】
また、別発明に係るプログラムは、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段、プレイヤの途中ゲーム成績をゲーム中に取得する取得手段、取得されるプレイヤの途中ゲーム成績と前記成績達成パターンとに基づき、前記所定の最終ゲーム成績の達成可能性をゲーム中に判断する判断手段、前記判断手段による判断結果の少なくとも一部をプレイヤに報知する報知手段、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況を記憶するプレイ状況記憶手段、及び、プレイヤからの指示に従い、前記プレイ状況記憶手段に記憶される前記プレイ状況に基づいてプレイヤにゲームを途中から再開させるゲーム進行制御手段、としてコンピュータを機能させるためのものである。
【0081】
別発明によれば、成績達成パターン記憶手段に成績達成パターンが記憶される。また、ゲーム中に少なくとも1つのゲーム進行度におけるプレイ状況が記憶される。そして、ゲーム中、プレイヤの途中ゲーム成績が取得され、該途中ゲーム成績と成績達成パターンとに基づいて、所定の最終ゲーム成績の達成可能性が判断される。判断結果の少なくとも一部はプレイヤに報知される。そして、報知内容を参考にしてプレイヤが任意に指示すると、それに従ってゲームが途中から再開される。こうすれば、プレイヤは所定の最終ゲーム成績の達成可能性に応じ、任意にゲームを途中から再開させることができるようになる。なお、上記プログラムをCD−ROMやDVD等のコンピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体に格納するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るゲーム装置のハードウェア構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るゲーム装置の機能ブロック図である。
【図3】 成績達成パターンの一例を示す図である。
【図4】 成績達成パターンの一例を示す図である。
【図5】 ゲーム装置の動作を説明するフロー図である。
【図6】 ゲーム装置の動作を説明するフロー図である。
【図7】 成績達成パターンの変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 ゲーム装置、11 家庭用ゲーム機、12 バス、14 マイクロプロセッサ、16 画像処理装置、18 モニタ、20 音声処理部、22 スピーカ、24 DVD再生部、25 DVD、26 主記憶、30 入出力制御部、32 コントローラ、40 成績達成パターン更新部、42 途中ゲーム成績記憶部、44 途中ゲーム成績取得部、46 ゲーム進行度取得部、48 成績達成パターン記憶部、50 達成可能性判断部、52 設定部、54 ゲーム制御部、56 報知部、58 ゲーム中断部、60 ゲーム状況再生部、62 ゲーム状況記憶部、64 ゲーム状況記録部。

Claims (10)

  1. ゲーム進行度と該ゲーム進行度における基準途中ゲーム成績とを対応づけてなる、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段と、
    プレイヤの途中ゲーム成績と該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度とをゲーム中に取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度に対応づけて前記成績達成パターンに含まれている基準途中ゲーム成績を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績が、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績以上である場合に、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度における途中ゲーム成績を含むプレイ状況をプレイ状況記憶手段に格納するプレイ状況記手段と、
    前記プレイ状況記憶手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出し、該プレイ状況に基づいて、途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であったゲーム進行度におけるプレイ状況を再現し、プレイヤにゲームを途中から再開させるゲーム進行制御手段と、
    を含むことを特徴とするゲーム装置。
  2. 請求項1に記載のゲーム装置において、
    前記ゲーム進行制御手段は、前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績と、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績の所定割合と、の比較結果に応じて、前記プレイ状況記憶手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出し、該プレイ状況に基づいてプレイヤにゲームを途中から再開させる、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  3. 請求項1又は2に記載のゲーム装置において、
    前記所定の最終ゲーム成績は、ゲーム開始からゲーム終了までの得点であり、
    前記途中ゲーム成績は、ゲーム開始からゲーム途中までの得点である、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  4. 請求項1又は2に記載のゲーム装置において、
    前記所定の最終ゲーム成績は、ゲームクリアの時間であり、
    前記途中ゲーム成績は、ゲーム途中での経過時間である、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のゲーム装置において、
    前記第1の取得手段によりゲーム中に取得される途中ゲーム成績に基づいて前記成績達成パターンを更新する成績達成パターン更新手段をさらに含む、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  6. 請求項5に記載のゲーム装置において、
    前記成績達成パターン更新手段は、プレイヤが過去最高の最終ゲーム成績を達成したとき、該最終ゲーム成績に対応する途中ゲーム成績に基づいて前記成績達成パターンを更新する、
    ことを特徴とするゲーム装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のゲーム装置において、
    前記所定の最終ゲーム成績をプレイヤが設定する最終ゲーム成績設定手段をさらに含む、ことを特徴とするゲーム装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のゲーム装置において、
    前記ゲーム進行制御手段がプレイヤにゲームを途中から再開させる基準をプレイヤが設定する基準設定手段をさらに含む、ことを特徴とするゲーム装置。
  9. ゲーム進行度と該ゲーム進行度における基準途中ゲーム成績とを対応づけてなる、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンを記憶する成績達成パターン記憶手段、
    プレイヤの途中ゲーム成績と該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度とをゲーム中に取得する第1の取得手段、
    前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度に対応づけて前記成績達成パターンに含まれている基準途中ゲーム成績を取得する第2の取得手段、
    前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績が、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績以上である場合に、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度における途中ゲーム成績を含むプレイ状況をプレイ状況記憶手段に格納するプレイ状況記手段、及び、
    前記プレイ状況記憶手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出して、該プレイ状況に基づいて、途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であったゲーム進行度におけるプレイ状況を再現し、プレイヤにゲームを途中から再開させるゲーム進行制御手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 第1の取得手段が、ゲーム中に途中ゲーム成績と該途中ゲーム成績に対応するゲーム進行度とを取得するステップと、
    第2の取得手段が、成績達成パターン記憶手段に記憶される、ゲーム進行度と該ゲーム進行度における基準途中ゲーム成績とを対応づけてなる、所定の最終ゲーム成績を達成するときの成績達成パターンにおいて、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度に対応づけられている基準途中ゲーム成績を取得するステップと、
    プレイ状況記手段が、前記第1の取得手段により取得される途中ゲーム成績が、前記第2の取得手段により取得される基準途中ゲーム成績以上である場合に、前記第1の取得手段により取得されるゲーム進行度における途中ゲーム成績を含むプレイ状況をプレイ状況記憶手段に格納するステップと、
    ゲーム進行制御手段が、前記プレイ状況記憶手段から既に記憶されているプレイ状況を読み出して、該プレイ状況に基づいて、途中ゲーム成績が基準途中ゲーム成績以上であったゲーム進行度におけるプレイ状況を再現し、プレイヤにゲームを途中から再開させるステップと、
    を含むことを特徴とするゲーム制御方法。
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