JP3754736B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理装置およびその方法に関し、例えば、複数の色成分信号を処理する画像処理装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カラー画像処理装置に用いるカラーセンサは、センサセルの配列方向に直交する方向(副走査方向)に数ライン分離れた位置に、RGB各色のフィルタを有するラインセンサが配列されている。従って、原稿画像の一点を表すRGB三色の色分解画像信号を得るには、先行して読取った色成分信号を数10ライン分遅延し保持する必要がある。
【0003】
さらに、この三色信号から原稿の文字部(特に黒文字)を他の属性の画像から分離し、その画像部分に対して、色ずれの影響を受け難くし、かつ解像性を重視した適応的処理を施すための所謂黒文字処理を施す。この画像処理は、一般に、原稿上の約0.5mm×0.5mmの領域を参照し、各画素ごとに行うため、その分離結果は入力画像に対し約10ライン程遅れる。従って、その結果を画像信号に反映させるには、さらに画像信号を約10ライン程遅延保持しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した技術においては、次のような問題点がある。
【0005】
上記装置において、色分解画像信号の遅延保持に要するコストは、装置の解像度が上がる程、また処理速度が上がる程、大きくなる。
【0006】
本発明は、上述の問題を解決するためのものであり、複数の色成分信号の遅延保持に要するコストを低減することができる画像処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0008】
本発明にかかる画像処理装置は、設定される変倍率に応じて読取速度を変更して画像を読み取ることで変倍処理を行う読取手段から入力される複数の色成分信号のうちG信号を使用して、前記画像の文字線画部を検出する第一の検出手段と、前記複数の色成分信号を色成分ごとに複数ライン分保持する保持手段と、前記保持手段に保持された複数の色成分信号から生成される記録信号にフィルタ処理を行うフィルタ手段と、前記フィルタ手段の処理結果に基づき所定の色情報を検出する第二の検出手段と、前記第一および第二の検出手段の検出結果に基づき、前記保持手段に保持された色成分信号を適応的にエッジ強調処理する処理手段と、前記色成分信号、並びに、前記第一の検出手段の検出結果のタイミングを一致させるべく、前記設定される変倍率に応じて、前記保持手段による遅延量を変更して前記色成分信号の遅延量を調整し、前記設定される変倍率が所定値を超える場合は、前記保持手段のうち、前記複数の色成分信号のうち B 信号を保持する保持部によって前記 B 信号の代わりに、前記色成分信号の入力タイミングに対して前記第一の検出手段の検出結果を遅延する調整手段とを有ることを特徴とする。
【0009】
本発明にかかる画像処理方法は、設定される変倍率に応じて読取速度を変更して画像を読み取ることで変倍処理を行う読取手段から入力される複数の色成分信号のうちG信号を使用して、前記画像の文字線画部を検出する第一の検出ステップと、前記複数の色成分信号に応じた色成分信号を色成分ごとに複数ライン分、メモリに保持する保持ステップと、前記メモリに保持した複数の色成分信号から生成される記録信号にフィルタ処理を行うフィルタリングステップと、前記フィルタ処理の結果に基づき所定の色情報を検出する第二の検出ステップと、前記第一および第二の検出ステップの検出結果に基づき、前記メモリに保持した色成分信号を適応的にエッジ強調処理する処理ステップと、前記色成分信号、並びに、前記第一の検出ステップの検出結果のタイミングを一致させるべく、前記設定される変倍率に応じて、前記メモリによる遅延量を変更して前記色成分信号の遅延量を調整し、前記設定される変倍率が所定値を超える場合は、前記メモリのうち、前記複数の色成分信号のうち B 信号を保持するメモリによって前記 B 信号の代わりに、前記色成分信号の入力タイミングに対して前記第一の検出ステップの検出結果を遅延する調整ステップとを有ることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる一実施形態の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
[構成]
図1は画像処理装置の構成例を説明するためのブロック図で、R(赤)フィルタが装着されたRセンサ1、G(緑)フィルタが装着されたGセンサ2、B(青)フィルタが装着されたBセンサ3は、それぞれ6ライン相当の距離だけ隔たって配置されている。
【0012】
黒文字処理部6は、読取られた原稿画像の画素ごとに、黒色の文字または線画の一部か否かをリアルタイムに識別するので、黒文字処理部6に入力するRGB画像信号は、互いに原稿の同一位置の信号でなければならない。つまり、先行して読取るRセンサ1の出力は遅延メモリ5により、Gセンサ2の出力は遅延メモリ4により、それぞれBセンサ3の出力にタイミングを合わせる必要がある。なお、以下の説明においては、文字または線画を略して、単に文字と呼ぶ。
【0013】
一般に、この種の装置における変倍処理は、副走査方向は読取速度を変えることにより読取時に行い、400%までの拡大機能を有する。このため、遅延メモリ5には(6+6)×4=48ライン分、遅延メモリ4には6×4=24ライン分の遅延量が必要になる。A3,600dpi,各色成分8ビットの画像信号の場合、1ライン当り約7kバイトになるので、遅延メモリ5の容量は48line×約7K/line=約336kバイトに、同様に、遅延メモリ4は約168kバイトになる。
【0014】
さらに、黒文字処理部6の処理結果と画像信号とのタイミングを合わせるために、9ライン分の遅延メモリ7,8,9を用いて画像信号を遅延させ、黒文字処理部6の判定結果とともに画像処理部10へ入力する。この遅延メモリ7,8,9はそれぞれ約63kバイトになる。
【0015】
通常、これらの遅延メモリは、所謂ASICに内蔵するには大き過ぎるため、カスタム化することはできない。そこで、TV映像を保持する単体のメモリ、所謂フィールドメモリの2Mビットまたは2.5Mビット品を流用することになる。すなわち、遅延保持メモリ4,5,7,8,9を構成するために、フィールドメモリが6チップ程度必要である。
【0016】
画像処理部10は、所謂対数変換、マスキング処理、変倍処理、編集処理など、画像処理装置で一般に行われている画像信号処理を行う。画像処理部10で処理され出力されたK,C,M,Yの四色記録信号は、空間フィルタ11〜14において、ユーザの操作に従いエッジ強調や平滑化処理が施される。なお、空間フィルタ11〜14は、黒文字判定信号に応じて適応的なエッジ強調処理を行う。空間フィルタ11〜14の処理結果は記録部15へ出力される。
【0017】
[黒文字処理部]
図2は黒文字処理部6の詳細な構成例を示すブロック図で、黒文字処理部6は黒信号生成部601、二値化部602、黒文字識別部603から構成されている。
【0018】
●黒信号生成部
図3Aは黒信号生成部61の構成例を示す図で、最大値検出部61および最小値検出部62はそれぞれ、8ビットで表されるRGB信号のレベルを画素ごと比較し、レベルの最も大きい値と最も小さい値を、それぞれmax(R,G,B),min(R,G,B)として出力する。減算器63は両信号の差max(R,G,B)-min(R,G,B)を演算し、その差分は、乗算器66により所定定数α倍され加算器64へ入力される。従って、加算器64は次式により黒信号dを演算することになる。
d = max(R,G,B) + α{max(R,G,B) - min(R,G,B)} …(1)
【0019】
制限器(リミッタ)65は、加算器64の加算結果が8ビット幅を超えた場合に255に制限するもので、その出力は8ビットの黒信号dである。
【0020】
図3Bは黒信号生成部601の処理を説明する図である。各色成分信号がともに大きな値いほど白色に近く、逆に、R=G=B=0のとき黒色であるとする。従って、図3Bに示す符号Aは色味を有する線部を、符号Bは黒色に近い線部を示している。
【0021】
本処理の物理的意味は、max(RGB)-min(RGB)を色味と捉え、かつmax(RGB)をグレイ成分(明るさ)とするならば、max(RGB)-min(RGB)が大のとき、つまり色味を有する点では、この値を定数α倍してmax(RGB)に加えることで、より明るい(白い)方向に変換することである。従って、定数αの値が大である程、色味をもつ点をより白い点にするために、色味を抑圧する程度を表す値としてαを色抑圧定数と呼ぶ。すなわち、不図示のCPUにより乗算器66にセットされるαの値を変化させることにより、dが示す黒成分検出の度合を変化させることができる。
【0022】
図3Bにはα=1の例を示したが、max(RGB)が大きく、かつmax(RGB)-min(RGB)が大きい場合は、制限器65により完全な白い点を表す最大値255になる。従って、生成される信号dの変化はほぼ黒成分の変化を意味すると考えられる。
【0023】
●二値化部
図4は二値化部602の構成例を示すブロック図で、黒信号dは、それぞれ1ライン分ずつデータを保持するメモリ71により遅延され、順次、ライン遅延された四画素分のデータと、入力データとが加算器72で加算される。さらに、加算器72の出力と、その出力をF/F73で一画素分ずつ遅延した四個の値とが加算器75で加算される。
【0024】
入力データより2ラインと二画素分遅延したデータ、つまりメモリ71-2出力をF/F73-5とF/F73-6で遅延したデータを注目画素データとするならば、加算器75の出力は、注目画素周辺の25画素分の積算値であり、除算器76で1/25にすることで、注目画素近傍の黒信号の平均値mが得られる。比較器79は、平均値mをしきい値として、注目画素データdを二値化し、二値信号Bを出力する。すなわち、d<mのときB=‘1’(黒)、d≧mのときB=‘0’(白)を出力する。
【0025】
さらに、減算器77は平均値mと注目画素データdとの差を求め、その差分は絶対値回路78により絶対値に変換された後、比較器74で定数δと比較され二値信号Cが得られる。すなわち、|d-m|>δのときC=‘1’、|d-m|≦δのときC=‘0’である。
【0026】
信号BとCの物理的意味は、信号Bが黒信号を高精細に二値化した信号であり、信号Cが注目画素でのレベル変化量を二値化した信号である。つまり、B=‘1’かつC=‘1’は、注目画素での濃度変化が定数δより大きく、かつ黒方向に変化していると判断され、この注目画素は、文字細線の一部である確率が高いと言える。しかしながら、注目画素が網点で表現された中間調画像部分である可能性もあるので、この網点を除去するために、信号BとCを黒文字識別部603へ入力して文字部の識別を行う。
【0027】
●黒文字識別部
図5は黒文字識別部603の構成例を示すブロック図である。入力された二値信号Bは、ラインメモリ80-1〜80-4を用いて、順次、1ラインずつ遅延されるとともに、F/F81-0〜81-9で一画素ごとに遅延される。従って、F/F81-4の出力を注目画素とするならば、注目画素に隣接する八画素の二値データBは、F/F81-2,81-4,81-6の入力データおよびF/F81-2,81-6,81-3,81-5,81-7の出力データであり、注目画素を含む九個の画素データはともにゲート回路83-2へ入力される。
【0028】
同様に考えれば、ゲート回路83-1には、注目画素より1ライン後の画素データ、つまりF/F81-2の出力データとその隣接画素データの九データが、ゲート回路83-4には、注目画素より1ライン前の画素データ、つまりF/F81-6の出力データとその隣接画素データの九データが、それぞれ入力される。
【0029】
詳細は後述するが、ゲート回路はそれぞれ、位置的に中央にある画素の値が、隣接する八画素の値の反転値か否か、つまり中央の画素の値が周辺から孤立した‘0’または‘1’を有しているか否かによって、画素ごとに0〜4の値Sを割付ける。この値Sは、その値が大きい程、網点画素の可能性が大きく逆に0ならば文字などの一部である可能性が高いことを示すものである。何故ならば、文字や線は一次元的に連続したドットの集合であるが、文字か否かは必ずしも一点では判断できないために、各画素ごとに割付けられた孤立性を示す値Sを二次元的に積算することにより、文字か否かを判定する。すなわち、孤立性の度合いを示す多値データSを判定に用いるものである。
【0030】
まず、加算器85-1でライン方向の三画素分の値Sを加算し、その結果をF/F84-1〜84-6で六画素分遅延し、加算器85-2で加算する。これにより、入力画像データDに対して、2ラインと四画素遅れた画素を注目画素とする3×7画素分のデータSの加算値Pfが求まる。この特徴量Pfは二次元的空間周波数を意味する。つまり、値Pfが大である程、注目画素近傍において二値データBの値が‘0’←→‘1’に反転することが多い、すなわち空間周波数が高いことを示し、二次元的に孤立した画素が多いことを意味している。
【0031】
ANDゲート87は、値Pfと所定の定数K(4〜5程度)とを比較器86で比較した結果と、ラインメモリ80-5と80-6で2ライン分、F/F82-1〜82-4で四画素分遅延した二値信号C(つまり注目画素の位置の二値信号C)と、F/F89-4から出力された二値信号Bとを論理積して、次式に示す信号Eを出力し、E=‘1’は注目画素が黒文字の一部であることを表す。
Pf > K かつ C =‘1’かつ B =‘1’のとき E =‘1’
その他のとき E =‘0’ …(2)
【0032】
黒文字信号発生部88は、その詳細は後述するが、信号Eと、F/F89-2から出力された二値信号B(注目画素位置から1ライン分とF/F89-1〜89-2により二画素分遅延させた信号)とを入力して、黒文字処理部6の出力である黒文字信号KBとKWを生成する。
【0033】
●ゲート回路
図6はゲート回路83の構成例を示す図で、位置的に中央の信号iおよびに隣接する信号a,b,c,d,e,f,g,hは、前述したF/F81からの入力信号Bである。
【0034】
EX-ORゲート831-1と831-2は、画素aと画素hを結ぶa-h方向に注目画素iが反転しているか否かを検出する。つまり、両EX-ORゲートの出力がともに‘1’であればANDゲート832-1の出力が‘1’になり、注目画素iはa-h方向に孤立している。同様に、EX-ORゲート831-3および831-4とANDゲート832-2はc-f方向の、EX-ORゲート831-5および831-6とANDゲート832-3はb-g方向の、EX-ORゲート831-7および831-8とANDゲート832-4はd-e方向の孤立性を、それぞれ検出する。
【0035】
また、ANDゲート833-1および833-2とORゲート834は、注目画素iがb-g方向かまたはd-e方向に連続して同レベル(‘0’または‘1’)である場合を検出し、該当する場合はORゲート834の出力が‘0’になる。この信号は、ANDゲート835-1〜835-4で先のANDゲート832-1〜832-4の出力と論理積され、その結果を加算器836で加算すると0〜4の値を示す値Sが求まる。
【0036】
ANDゲート833とORゲート834による論理演算の物理的意味は、その連続性が紙面(原稿または記録紙面)上で直交する線分である場合に、注目画素が文字の一部を構成する可能性が高い。従って、この場合は一意的にS=0として結果として特徴量Pfの値を下げる。
【0037】
なお、値Pfを積算する領域は、7×7画素程度の方形が望ましく、より広い方が高精度に文字を識別できる。ただし、積算領域のサイズや形状は、上述の例に限らず、検出精度などに応じて適宜設定することができる。
【0038】
●黒文字信号発生部
図7は黒文字信号発生部88の構成例を示すブロック図である。黒文字信号発生部88は、黒文字の一部を示すKB=‘1’信号と、その信号に隣接しB=0である黒文字に隣接する画素位置を示すKW=‘1’信号との生成を目的とする。
【0039】
すなわち、前述した1ビット信号Eと、さらにラインメモリ80-7と80-8によりライン遅延した信号Eとを入力し、さらにF/F880-1〜880-5で一画素ごとに遅延することで、F/F880-3の出力(信号KB)を注目画素とすれば、注目画素に隣接する八画素のうちの何れかがE=‘1’のときORゲート881は‘1’を出力する。従って、B信号をF/F880-7で遅延して注目画素の位置に合わせた後、反転してANDゲート882に入力し、ORゲート881の出力と論理積すれば信号KWが得られる。
【0040】
[本実施形態の構成]
図8は本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。黒文字判定は、大きく色判定と文字判定とに分けることができるが、本実施形態においては、文字判定をG信号のみで行う。従って、図1における黒文字処理部6の処理結果と画像信号とのタイミングを合わせるための遅延メモリの一部は不要になる。すなわち、各色センサ1,2,3の信号は、その配列間隔,変倍率および文字判定部17の遅延分に応じて調整され、結果的に、画像処理部10の入力端でそのタイミング(位置関係)が一致すればよいことになる。
【0041】
●遅延メモリ
図9は各遅延メモリの遅延ライン数と変倍率との関係例を示す図である。25%縮小時は最も遅延量が少なく、文字判定部17の判定結果が一番遅れる。従って、Rセンサ1用の遅延メモリ5は11ライン分の、Gセンサ2用の遅延メモリ4は9ライン分の、Bセンサ3用の遅延メモリ9は7ライン分の、それぞれ遅延が必要になる。なお、このときスイッチSW1は、Bセンサ3の出力信号を遅延メモリ9へ入力するようにセットされる。
【0042】
等倍(100%)時も文字判定部17の判定結果が一番遅れる。従って、遅延メモリ5は15ライン分の、遅延メモリ4は9ライン分の、遅延メモリ9は3ライン分の、それぞれ遅延が必要になる。なお、このときSW1は、Bセンサ3の出力信号を遅延メモリ9へ入力するようにセットされる。
【0043】
150%拡大時は、Gセンサ2の出力をBセンサ3の出力に一致させる遅延メモリ4の遅延数が丁度9ラインになり、文字判定部17の判定結果と一致する。従って、遅延メモリ5は18ライン分の、遅延メモリ4は9ライン分の、遅延メモリ9は0ライン分の、それぞれ遅延が必要になる。なお、SW1は、この倍率を超えると、文字判定部17の出力信号を遅延メモリ9へ入力するようにセットされる。
【0044】
400%拡大時は、Gセンサ2の出力をBセンサ3の出力に一致させる遅延メモリ4の遅延ライン数が9ラインを超えて最大になり、文字判定部17の判定結果と一致させるためには、逆に、判定結果を遅延メモリ9で遅延させる必要がある。従って、遅延メモリ5は48ライン分の、遅延メモリ4は24ライン分の、それぞれ遅延が必要になり、遅延メモリ9には文字判定部17の判定結果が入力され、15ライン分の遅延を与える。
【0045】
このように、図8に示す構成によれば、図1に示した構成で必要であった遅延メモリ7および8を不要にし、文字の判定結果および画像信号らを、同じタイミングで画像処理部10へ入力することが可能になる。従って、前述したフィールドメモリを4チップ用いることで遅延メモリ4,5,9を構成でき、図1に示した構成に比べて必要なフィールドメモリのチップ数を低減することができる。
【0046】
●文字判定部
前述したように、文字判定部17はG信号から文字部を検出するが、これは所謂白黒複写機などの像域分離技術を適用したものである。
【0047】
図10は文字判定部17の構成例を示すブロック図で、六本のラインメモリ161〜166を用いて、8ビットのG信号を、現在入力されている画像のラインに対して6ライン分遅延する。
【0048】
二値化部168は、3ライン分遅延されたライン上の注目画素を中心に、その周辺7×7=49画素の値の平均値を求め、その平均値をしきい値にして注目画素の値を二値化する。二値化部168は、上記の二値化とともに、平均値と注目画素の値の差を求め、その差の絶対値を所定のしきい値で二値化する。従って、二値化部168は合わせて2ビットの信号を生成する。
【0049】
この注目画素の値を二値化した二値信号は、画素の二次元的配列の参照に利用され、値‘1’の二値信号が線状に連続する場合は、孤立する網点画像から弁別され、文字と判定される。一方、差の絶対値を二値化した二値信号は、連続中間調である画素の判定に利用される。
【0050】
この2ビットの信号は、2ビットの12本のラインメモリを備える遅延メモリ群169により順次遅延される。文字判定回路173は、二値化部168および遅延メモリ群169の出力により、注目画素を中心とする13画素×13画素の二値データから、注目画素が文字に含まれるか否かを判定する。
【0051】
従って、文字判定部17の判定結果は、入力信号に対して3+6=9ライン分遅れることになる。なお、六本のラインメモリ161〜166に必要なメモリ容量は約42kバイト、2ビットの信号を保持する12本のラインメモリを備える遅延メモリ群169に必要なメモリ容量は約20kバイトであり、この程度メモリ量であれば、文字判定部17をASICで構成することができる。
【0052】
●色判定部
次に、図8に示す色判定部16の概要を説明する。本実施形態の色判定部16は、空間フィルタ11〜14を用いて色判定を行うものである。この方法は、以下の三つの利点をもつ。
【0053】
(1)前述したように、黒文字処理部6の処理結果と画像信号とのタイミングを合わせるための遅延メモリ7と8を削減することができる
【0054】
(2)画像処理部10において、既に色補正処理が終了しているため、判定に用いる信号がより正確である
【0055】
(3)色判定は、各色3×3画素領域の二次元的平滑値を求め、その四色データで行わなければならないが、5×5画素の空間フィルタを用いて行うことにより、二次元的な画像を遅延する専用メモリが不要になる
【0056】
この色判定結果と、前述した文字判定の結果とに応じて、黒文字部のみに対する適応的空間フィルタ処理が可能になる。
【0057】
図11は色判定部16および空間フィルタ11〜14の詳細な構成例を示すブロック図で、符号111は、図示しない4ライン分のライン遅延メモリと、各ライン遅延メモリの出力を画素ごとに遅延するラッチで構成されるラーダ(larder)回路を示す。すなわち、ラーダ回路111により注目画素を中心とする25画素分の8ビットの黒色成分信号Kを同時に参照することができる。色判定部16は、その25画素のうち、注目画素を中心とする九画素領域112の画像を抽出し、所定の加重平均値を求める。ラーダ回路121,131,141はそれぞれ、他の色成分シアンC,マゼンタM,イエローYに対するものである。
【0058】
色判定部16は、K信号の加重平均値Ka,CMY信号の加重平均値の最大値MAX(CMY)および最小値MIN(CMY)の三種の信号を用いて色判定を行う。つまり、MAX(CMY)-MIN(CMY)<LまたはKa>Mの場合、注目画素の色を黒と判定する。なお、LおよびMは所定の閾値であり、各色データは平滑化されているため、読取時の色ずれが多少あったとしても、正確な判定が可能である。また、加重係数は変倍率に応じて切替える。
【0059】
一方、画像処理部10を介して入力される文字の判定結果は、色判定部16内の図示しない一画素当り1ビットで25画素分の判定結果を保持するラーダ回路に保持され、黒色の判定結果と同期して読み出される。そして、両判定結果は論理積され、論理積された信号は黒文字信号として各色成分に対応するエッジ強調部113,123,133,143へ入力される。黒文字信号に応じて、信号Kの処理を担当するエッジ強調部113は、所謂エッジ成分を強調し、逆に、CMY信号の処理を担当するエッジ強調部123,133,143はエッジ量を注目画素から減算し、黒文字部分に色成分が滲まないように制御する。従って、例え記録部15で色ずれが生じたとしても、文字のエッジ部に色成分が滲み、先鋭度を落すような画質の劣化をが防ぐことができる。
【0060】
なお、色判定の方式や黒文字画素に対する強調処理は、前述した方法に何ら限定されるものではない。また、本実施形態の色判定部16は、原稿がカラーか否かを予備走査して判定する所謂ACSの機能を実施する際にも適用することができる。すなわち、色判定の結果のみを積算し、所定しきい値で判定すればよい。
【0061】
また、CMYK色空間でフィルタを構成する例を説明したが、色補正後のRGB色空間でフィルタを構成し、同様に色判定を行っても同一の効果が得られる。すなわち、その場合は黒文字の判定結果に応じてRGB色成分ともにエッジ強調を施す。その結果、下色除去部で黒信号は強調され色成分は抑圧される。
【0062】
RGB3ラインセンサの構成上、最も先行してGセンサが読む場合、あるいは逆に、最も後行する場合の何れにおいても、同様に実施でき、同様の効果が得られることは述べるまでもない。
【0063】
以上説明したように、本実施形態によれば、3ラインセンサから出力された色分解画像信号の一つを用いて文字線画部を判定し、色成分ごとにフィルタ処理を行う空間フィルタを利用して色判定を行い、両判定結果から黒色の文字や線画を検出するので、色分解画像信号のタイミングを合わせるための遅延メモリの必要量を削減することができる。
【0064】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0065】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,CD-R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0066】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0067】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の色成分信号の遅延保持に要するコストを低減することができる画像処理装置およびその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の構成例を説明するためのブロック図、
【図2】図1に示す黒文字処理部の詳細な構成例を示すブロック図、
【図3A】図2に示す黒信号生成部の詳細な構成例を示すブロック図、
【図3B】図3Aに示す黒信号生成部の動作を説明するための図、
【図4】図2に示す二値化部の構成例を示すブロック図、
【図5】図2に示す黒文字識別部の構成例を示すブロック図、
【図6】図5に示すゲート回路の構成例を示す図、
【図7】図5に示す黒文字信号発生部の構成例を示すブロック図、
【図8】本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の構成例を示すブロック図、
【図9】図8に示す各遅延メモリの遅延ライン数と変倍率との関係例を示す図、
【図10】図8に示す文字判定部の構成例を示すブロック図、
【図11】図8に示す色判定部および空間フィルタの詳細な構成例を示すブロック図である。

Claims (14)

  1. 設定される変倍率に応じて読取速度を変更して画像を読み取ることで変倍処理を行う読取手段から入力される複数の色成分信号のうちG信号を使用して、前記画像の文字線画部を検出する第一の検出手段と、
    前記複数の色成分信号を色成分ごとに複数ライン分保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された複数の色成分信号から生成される記録信号にフィルタ処理を行うフィルタ手段と、
    前記フィルタ手段の処理結果に基づき所定の色情報を検出する第二の検出手段と、
    前記第一および第二の検出手段の検出結果に基づき、前記保持手段に保持された色成分信号を適応的にエッジ強調処理する処理手段と、
    前記色成分信号、並びに、前記第一の検出手段の検出結果のタイミングを一致させるべく、前記設定される変倍率に応じて、前記保持手段による遅延量を変更して前記色成分信号の遅延量を調整し、前記設定される変倍率が所定値を超える場合は、前記保持手段のうち、前記複数の色成分信号のうち B 信号を保持する保持部によって前記 B 信号の代わりに、前記色成分信号の入力タイミングに対して前記第一の検出手段の検出結果を遅延する調整手段とを有ることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第一の検出手段は、
    前記G信号を所定ライン数分遅延する第一の遅延手段と、
    前記第一の遅延手段により遅延された画像信号の注目画素を中心とする所定領域の画素値の平均値を求め、その平均値に基づいて前記注目画素の値を二値化する第一の二値化手段と、
    前記平均値と前記注目画素の値の差を求め、その差の絶対値を所定のしきい値で二値化する第二の二値化手段と、
    前記第一および第二の二値化手段により得られる二値信号を所定ライン数分遅延する第二の遅延手段と、
    前記第二の遅延手段により遅延された二値信号の注目画素を中心とする所定領域の画素値から、前記注目画素が前記文字線画部を構成するか否かを判定する判定手段とを有することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 前記注目画素の値を二値化した信号は、画素の二次元的配列の参照に利用されることを特徴とする請求項2に記載された画像処理装置。
  4. 前記差の絶対値を二値化した信号は、連続中間調である画素の判定に利用されることを特徴とする請求項2に記載された画像処理装置。
  5. 前記保持手段は、前記色成分信号をその色成分ごとに二次元的に保持することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  6. 前記第二の検出手段は、前記記録信号の注目画素を中心とする所定領域の画素値の加重平均値を求め、それら加重平均値から前記注目画素の色情報を検出することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  7. 前記第二の検出手段は、前記記録信号の一つである黒色成分信号の加重平均値と、前記黒色成分信号以外の記録信号の加重平均値の最大値および最小値とから色情報を検出することを特徴とする請求項6に記載された画像処理装置。
  8. 前記第二の検出手段は、前記最大値と前記最小値の差が所定値未満の場合、前記注目画素は黒色であると判定することを特徴とする請求項7に記載された画像処理装置。
  9. 前記第二の検出手段は、前記黒色成分信号の加重平均値が所定値以上の場合、前記注目画素は黒色であると判定することを特徴とする請求項7に記載された画像処理装置。
  10. 前記第二の検出手段は、前記加重平均値を演算するための加重係数を前記変倍率に応じて切り替えることを特徴とする請求項6から請求項9の何れかに記載された画像処理装置。
  11. 前記処理手段は、前記第一および第二の検出手段により得られた検出結果に基づいて、黒色の文字線画部のエッジを強調することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  12. 設定される変倍率に応じて読取速度を変更して画像を読み取ることで変倍処理を行う読取手段から入力される複数の色成分信号のうちG信号を使用して、前記画像の文字線画部を検出する検出手段と、
    前記複数の色成分信号を色成分ごとに複数ライン分保持するメモリと、
    前記色成分信号および前記検出手段の検出結果を入力する画像処理手段と、
    前記色成分信号および前記検出結果を前記画像処理手段へ入力するタイミングを一致させるべく、前記設定される変倍率に応じて、前記メモリによる遅延量を変更して前記色成分信号の遅延量を調整し、前記設定される変倍率が所定値を超える場合は、前記メモリのうち、前記複数の色成分信号のうち B 信号を保持するメモリによって前記 B 信号の代わりに、前記色成分信号の入力タイミングに対して前記検出結果を遅延する調整手段とを有ることを特徴とする画像処理装置。
  13. 設定される変倍率に応じて読取速度を変更して画像を読み取ることで変倍処理を行う読取手段から入力される複数の色成分信号のうちG信号を使用して、前記画像の文字線画部を検出する第一の検出ステップと、
    前記複数の色成分信号に応じた色成分信号を色成分ごとに複数ライン分、メモリに保持する保持ステップと、
    前記メモリに保持した複数の色成分信号から生成される記録信号にフィルタ処理を行うフィルタリングステップと、
    前記フィルタ処理の結果に基づき所定の色情報を検出する第二の検出ステップと、
    前記第一および第二の検出ステップの検出結果に基づき、前記メモリに保持した色成分信号を適応的にエッジ強調処理する処理ステップと、
    前記色成分信号、並びに、前記第一の検出ステップの検出結果のタイミングを一致させるべく、前記設定される変倍率に応じて、前記メモリによる遅延量を変更して前記色成分信号の遅延量を調整し、前記設定される変倍率が所定値を超える場合は、前記メモリのうち、前記複数の色成分信号のうち B 信号を保持するメモリによって前記 B 信号の代わりに、前記色成分信号の入力タイミングに対して前記第一の検出ステップの検出結果を遅延する調整ステップとを有ることを特徴とする画像処理方法。
  14. 設定される変倍率に応じて読取速度を変更して画像を読み取ることで変倍処理を行う読取手段から入力される複数の色成分信号のうちG信号を使用して、前記画像の文字線画部を検出し、
    前記複数の色成分信号を色成分ごとに複数ライン分、メモリに保持し、
    前記色成分信号および前記検出の結果を画像処理手段へ入力するタイミングを一致させるべく、前記設定される変倍率に応じて、前記メモリによる遅延量を変更して前記色成分信号の遅延量を調整し、前記設定される変倍率が所定値を超える場合は、前記メモリのうち、前記複数の色成分信号のうち B 信号を保持するメモリによって前記 B 信号の代わりに、前記色成分信号の入力タイミングに対して前記検出結果を遅延ることを特徴とする画像処理方法。
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