JP3471915B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、例えば、画像の特徴を抽出した結果に基づ
いて画像処理を行う適応型の画像処理装置およびその方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像データをディジタル的
に処理し、カラープリンタに出力してカラー画像を得る
カラープリント装置や、カラー原稿を色分解して電気的
に読取り、得られたカラー画像データを記録紙上にプリ
ント出力してカラー画像複写を行う、所謂ディジタルカ
ラー複写機などのカラー印刷システムの発展はめざまし
いものがある。これらの普及に伴い、とくに黒い文字や
細線をより黒くシャープに印刷したいというカラー画像
の印刷品質に対する要求や、カラー出力の高速化に対す
る要求が高まっている。
【0003】このような高速化要求に対応するために、
色分解したM,C,Y,K四色分の原稿走査を行う一ドラム方
式に代わって、原稿走査が一回で済む四連ドラム方式が
実現されている。この方式は、得られた四色分の信号を
そのまま記憶する大容量の画像メモリを必要とするが、
大容量の画像メモリは装置コストを上昇させるので、画
像信号を圧縮して記憶することにより記憶容量の低減が
図られるとともに、黒文字の判定結果の記憶も所定サイ
ズのブロック単位にする、つまり解像度を落とすことに
よっても記憶容量の低減が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。
【0005】つまり、黒文字の判定結果を例えブロック
単位で記憶しても、黒文字の可能性を多値で表すような
判定信号の場合は、記憶しなければならないビット数が
増えるために、記憶すべき情報量が増加してしまう。と
くに、上述したように、原稿を表す画像信号は圧縮して
も、黒文字の判定結果は多値で記憶しようとすると、シ
ステム全体としての記憶容量を充分に低減することがで
きないという問題がある。
【0006】本発明は、上述の問題を解決するためのも
ので、メモリに記憶させる情報量を減少させることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0008】本発明にかかる画像処理装置は、画像デー
タを記憶するメモリと、前記画像データの複数の属性を
判定して、前記複数の属性に対応する複数の判定信号を
出力する判定手段と、前記判定手段から出力される複数
の判定信号を複数の画像処理別の制御信号に変換する変
換手段と、前記変換手段から出力される制御信号を圧縮
して前記メモリに格納する圧縮手段と、前記メモリから
読み出した制御信号を伸長する伸長手段と、伸長された
前記画像処理別の制御信号に基づき、前記メモリから読
み出した前記画像データに施す画像処理を制御する画像
処理手段とを有することを特徴とする。
【0009】本発明にかかる画像処理方法は、画像デー
タをメモリに格納し、前記画像データの複数の属性を判
定して、前記複数の属性に対応する複数の判定信号を出
力し、前記複数の判定信号を複数の画像処理別の制御信
号に変換し、前記制御信号を圧縮してメモリに格納し、
前記メモリから読み出した制御信号を伸長し、伸長され
た前記画像処理別の制御信号に基づき、前記メモリから
読み出した前記画像データに施す画像処理を制御するこ
とを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】[装置概観]図1は本発明にかかる一実施
例の画像処理装置の概観図の一例である。
【0012】同図において、1201は原稿台ガラス
で、画像を読取る原稿1202が置かれる。原稿120
2は照明1203により照射され、原稿1202からの
反射光は、ミラー1204〜1206を経て、光学系1
207によりセンサ1208上に像が結ばれる。センサ
1208はRGBの三ラインCCDセンサである。さらに、モ
ータ1209により機械的に、ミラー1204,照明1
203を含むミラーユニット1210は速度Vで、ミラ
ー1205,1206を含む第2ミラーユニット121
1は速度V/2で駆動され、原稿1202の全面が走査さ
れる。
【0013】1212は画像処理部で、読取った画像を
電気信号として処理し、印刷信号として出力する部分で
ある。
【0014】1213〜1216は半導体レーザで、画
像処理部1212より出力された印刷信号により駆動さ
れる。半導体レーザそれぞれから射出されたレーザ光
は、ポリゴンミラー1217〜1220によって走査さ
れ、感光ドラム1225〜1228上に静電潜像を形成
する。1221〜1224はK,Y,C,Mのトナーによりそ
れぞれ潜像を現像する現像器で、現像された各色のトナ
ーは記録紙に転写され、フルカラーの印刷出力が得られ
る。
【0015】記録紙カセット1229〜1231の何れ
かまたは手差しトレイ1232から給紙された記録紙
は、レジストローラ1233を経て、転写ベルト123
4上に吸着され搬送される。給紙のタイミングと同期し
て、予め感光ドラム1228〜1225には各色のトナ
ーが現像されていて、記録紙の搬送とともにトナーが記
録紙に転写される。
【0016】各色のトナーが転写された記録紙は、転写
ベルト1234から分離搬送され、定着器1235によ
ってトナーが定着され、排紙トレイ1236に排紙され
る。
【0017】[信号の流れ]図2は画像処理部1212
の構成例を示すブロック図である。
【0018】同図において、101はセンサ1208の
CCDで、入力された原稿1201からの反射光をR,G,B三
成分に分解して、各色成分に応じた電気信号を出力す
る。
【0019】102はアナログ処理部で、増幅器,サン
プルホールド,A/D変換器などから構成され、CCD101
の出力を増幅しサンプルホールドしA/D変換して、黒補
正,白補正,色バランスなどの処理を施した例えば各8
ビットのディジタル画像信号として出力する。
【0020】103はシェーディング補正部で、アナロ
グ処理部102の出力に画像読取部のシェーディング特
性に応じた補正を施す。104は入力マスキング部で、
シェーディング補正部103の出力をマスキング処理し
て、センサ1208のフィルタ特性に依存した色空間信
号を例えばNTSCの標準色空間信号に変換する。105は
対数変換部で、入力マスキング部104から出力された
RGB輝度信号を例えば各8ビットのCMY濃度信号に変換す
る。
【0021】106はエンコーダで、濃度変換部105
の出力を符号化圧縮してメモリ107へ格納する。10
8はデコーダで、メモリ107に格納された圧縮された
画像信号を復号伸長する。これらのエンコーダ106,
メモリ107およびデコーダ108は画像圧縮部を構成
する。
【0022】109はマスキングUCR部で、後述する黒
文字判定信号UCRに応じて、デコーダ108から入力さ
れたCMY信号に下色除去およびトナーの色濁りを補正す
るマスキング処理を施して、例えば各8ビットのCMYK信
号を出力する。110はγ補正部で、マスキングUCR部
109の出力に記録紙などの発色特性に応じたγ補正を
施す。111は空間フィルタで、後述する黒文字判定信
号FILTERに応じて、γ補正部110の出力にエッジ強調
やスムージング処理を施す。112はプリンタエンジン
で、後述する黒文字判定信号SENに応じて、空間フィル
タ111の出力に基づいて印刷を行う。
【0023】次に、黒文字/黒線画の検出について説明
する。
【0024】[エッジの検出]114はエッジ判定部
で、図3に一例を示すような構成を備え、入力マスキン
グ部104から画像信号を入力して、その画像のエッジ
部を検出する。
【0025】図3において、250は輝度算出回路で、
例えば次式の演算により入力されたRGB信号を輝度信号Y
に変換する。 Y = 0.25R+0.5G+0.25B …(1)
【0026】図4は輝度算出回路250の詳細な構成例
を示すブロック図で、入力信号R,G,Bそれぞれに乗算器
401〜403で係数を乗じた結果を、加算器404と
405で加算して、輝度信号Yを得る。
【0027】図3において、251はエッジmin方向検
出回路で、入力された輝度信号Yからエッジ量の絶対値
が最小の値をとる方向(以下「エッジmin方向」とい
う)を得る。
【0028】図5はエッジmin方向検出回路251を説
明するための図で、入力された輝度信号YをFIFO501
と502によって一ラインずつ遅延して、3×3画素の周
知のラプラシアンフィルタを施す。ラプラシアンフィル
タ503から506はそれぞれ、図に示すような縦方
向,対角線方向,横方向,対角線方向のフィルタで、こ
の四方向のフィルタの出力値であるエッジ量の絶対値が
最小の値をとる方向を求め、その方向をエッジmin方向
とする。
【0029】図3において、252はエッジmin方向ス
ムージング回路で、得られたエッジmin方向に対してス
ムージング処理を施す。この処理により、エッジ成分の
最も大きい方向のみを保存し、その他の方向を平滑化す
ることができる。すなわち、複数の方向に対してエッジ
成分が大きい網点成分は、エッジ成分が平滑化されるの
で、その特徴は減少する。他方、一方向にのみエッジ成
分が存在する文字や細線の特徴は保存されることにな
る。必要に応じてこの処理を繰返すことで、線成分と網
点成分の分離がより一層効果的に行われ、一般的なエッ
ジ検出法では検知できない網点中に存在する文字成分も
検知することが可能になる。
【0030】図3において、253はエッジ検出回路
で、スムージング結果に前述のラプラシアンフィルタを
施して、エッジ量の絶対値が所定値a未満の画素を除去
つまり‘0’とし、a以上の画素値を‘1’とするエッジ
検出信号を出力する。
【0031】このようにして得られたエッジ検出信号に
よる画像は、図6に一例を示すようになる。つまり図6
(a)は輝度信号Yの画像であり、同図(b)はエッジ
検出信号の画像である。
【0032】そして、エッジ判定部114は、上記の判
定信号を7×7,5×5,3×3のブロックサイズで膨張した
信号と、「膨張なし」および「エッジなし」の五つを3
ビットのコードで表した信号edgeを出力する。ここで信
号の膨張とは、ブロック内のすべての画素の信号値をOR
演算することをいう。
【0033】[彩度の判定]図2において、115は彩
度判定部で、図7に一例を示すような構成を備え、入力
マスキング部104から画像信号を入力して、その画素
の彩度を判定する。
【0034】図7において、701と702はそれぞれ
最大値検出回路と最小値検出回路で、入力されたRGB信
号の最大値Max(R,G,B)と最小値Min(R,G,B)を抽出する。
703は減算器で、Max(R,G,B)とMin(R,G,B)の差ΔCを
出力する。704はLUT(ルックアップテーブル)で、
図8に一例を示すような特性に従って、減算器703の
出力ΔCを変換して彩度信号Crを生成する。
【0035】なお、図8においては、ΔCが零に近いほ
ど彩度が低く(無彩色に近い)、ΔCが大きいほど有彩
色の度合いが強いことを示している。従って、図8の特
性よりCrは無彩色の度合いが強いほど大きい値を示し、
有彩色の度合いが強いほど零に近付く。
【0036】そして、彩度判定部115は、色、黒、中間
(色と黒の間の色)および白を2ビットのコードで表し
た信号colを出力する。
【0037】[文字太さの判定]図2において、113
は文字太さ判定部で、図9に一例を示すような構成を備
え、入力マスキング部104から画像信号を入力して、
その画像の文字太さを判定する。
【0038】図9において、2011は最小値検出回路
で、入力されたRGB信号の最小値Min(R,G,B)を検出す
る。2012は平均値検出回路で、Min(R,G,B)を入力し
て、注目画素近傍の5×5画素のMin(R,G,B)の平均値AVE5
と、近傍3×3画素のMin(R,G,B)の平均値AVE3とを求め
る。2013は文字/中間調検出回路で、AVE5とAVE3を
入力して、注目画素の濃度、および注目画素とその近傍
の平均濃度との変化量を検出することによって、注目画
素が文字または中間調領域の一部であるか否かを判定す
る。
【0039】図10は文字/中間調検出回路2013の
構成例を示すブロック図である。まず、AVE3に適当なオ
フセット値OFST1を加えた後、コンパレータ2031でA
VE3+OFST1とAVE5とを比較する。また、コンパレータ2
032でAVE3+OFST1と適当なリミット値LIM1とを比較す
る。そして、それぞれの比較結果をORゲート2033に
入力する。つまり、文字/中間調検出回路2013の出
力BINGRAは次の条件で‘1’になる。 AVE3+OFSET1 > AVE5 …(2) または AVE3+OFSET1 > LIM1 …(3)
【0040】この回路によって、注目画素近傍に濃度変
化が存在する場合(文字のエッジ部)、または、注目画
素付近がある値以上の濃度をもっている場合(文字の内
部および中間調部)に、文字/中間調領域信号BINGRAが
‘1’になる。
【0041】図9において、2014は網点領域検出回
路で、図11に一例を示す構成を備える。まず、Min(R,
G,B)に適当なオフセット値OFST2を加えた後、コンパレ
ータ2014でMin(R,G,B)+OFST2とAVE5とを比較する。
また、コンパレータ2042でMin(R,G,B)と適当なリミ
ット値LIM2とを比較する。そして、それぞれの比較結果
をORゲート2043に入力する。つまり、ORゲート20
43の出力BINAMIは次の条件で‘1’になる。 Min(R,G,B)+OFSET2 > AVE5 …(4) または Min(R,G,B)+OFSET2 > LIM2 …(5)
【0042】信号BINAMIは、エッジ方向検出回路204
4へ入力されて、画素毎のエッジの方向が求められる。
【0043】図12はエッジ方向検出回路2044のエ
ッジ方向検出ルールの一例を示す図で、注目画素および
その近傍の例えば五画素が、図における(0)〜(3)の何れ
かの条件を満たす場合に、エッジ方向信号DIRAMIのビッ
ト0〜ビット3の何れかを‘1’にする。例えば、注目画
素の上方の画素を上画素、下方の画素を下画素、左横の
画素を左横画素、右横の画素を右横画素とする場合、条
件(0)は上画素が‘1’で下画素が‘0’のとき信号DIRAM
Iのビット0を‘1’にし、条件(1)は上画素が‘0’で下
画素が‘1’のとき同信号のビット1を‘1’にし、条件
(2)は左横画素が‘1’で右横画素が‘0’のとき同信号
のビット2を‘1’にし、条件(3)は左横画素が‘0’で右
横画素が‘1’のとき同信号のビット3を‘1’にする。
【0044】信号DIRAMIは、対向エッジ検出回路204
5へ入力されて、注目画素を囲む5×5画素の領域内で互
いに対向するエッジが検出される。図13に示す注目画
素の信号DIRAMIをA33で表す座標において、対向エッジ
検出のルールは以下のようになる。つまり、下記の条件
(1)〜(4)の何れかを満たす場合、対向エッジ検出回路2
04は出力信号EAAMIを‘1’にする。 (1)A11,A21,A31,A41,A51,A22,A32,A42,A33の何れかのビ
ット0が‘1’、かつ、A33,A24,A34,A44,A15,A25,A35,A4
5,A55の何れかのビット1が‘1’ (2)A11,A21,A31,A41,A51,A22,A32,A42,A33の何れかのビ
ット1が‘1’、かつ、A33,A24,A34,A44,A15,A25,A35,A4
5,A55の何れかのビット0が‘1’ (3)A11,A12,A13,A14,A15,A22,A23,A24,A33の何れかのビ
ット2が‘1’、かつ、A33,A42,A43,A44,A51,A52,A53,A5
4,A55の何れかのビット3が‘1’ (4)A11,A12,A13,A14,A15,A22,A23,A24,A33の何れかのビ
ット3が‘1’、かつ、A33,A42,A43,A44,A51,A52,A53,A5
4,A55の何れかのビット2が‘1’
【0045】次に、膨張回路2046は、信号EAAMIに
対して3×4画素の膨張を行い、注目画素近傍の3×4画素
にEAAMIが‘1’の画素があれば、注目画素のEAAMIを
‘1’にする。さらに、収縮回路2047と膨張回路2
048を用いて、5×5画素の領域で孤立した検出結果を
除去して、出力信号EBAMIを得る。ここで、収縮とは、
入力されたすべての信号が‘1’のときに‘1’を出力す
ることである。
【0046】次に、カウンタ2049は、適当な大きさ
のウィンドウ、例えば注目画素を含む5×64画素の領域
において、信号EBAMIが‘1’である画素の数をカウント
する。
【0047】図14はこのウィンドウの一例を示す図
で、ウィンドウ内のサンプル点は、主走査方向に四画素
おきに九点、副走査方向に五ライン分の合計45点であ
る。一つの注目画素に対して、このウィンドウが主走査
方向に移動することにより、図に示す(1)〜(9)の九つの
ウィンドウが用意されたことになる。すなわち、注目画
素を中心として5×64画素の領域を参照したことにな
る。
【0048】そして、コンパレータ2050は、カウン
タ2049がそれぞれのウィンドウにおいてEBAMIをカ
ウントした結果が適当な閾値LIM3を超えた場合に網点領
域信号AMIを‘1’にする。
【0049】以上の網点領域検出回路2014の処理に
より、信号BINGRAでは孤立点の集合として検出された網
点画像を、領域信号として検出することができる。
【0050】このようにして得られた文字/中間調領域
信号BINGRAと網点領域信号AMIは、ORゲート2015に
おいて論理和されて、入力画像の二値化信号PICTが生成
される。
【0051】ここで、孤立点の集合について簡単に説明
する。上述した画像領域判定は、画像をある濃度で二値
化した二値画像に対して行われる。しかし、網点画像を
単純に二値化すると、網点の構成要素であるドットによ
る細かい点の集合体が発生する。そこで、ある程度の面
積を有する領域中に孤立点が存在するか否かを判定する
ことで、ドットが網点画像であるか否かを判別する。つ
まり、ある領域中にドットが相当数ある場合その領域は
網点画像であり、また、注目画素がドットの一部であっ
ても、その周囲にドットが存在しない場合その注目画素
は文字などの一部であると判定する。
【0052】図9において、2016はエリアサイズ判
定回路で、図15に一例を示す構成を備え、二値化信号
PICTを入力して、そのエリアサイズを判定する。
【0053】図15に示すように、エリアサイズ判定回
路2016には、複数の収縮回路2081と膨張回路2
082のペアが存在し、それぞれ参照する領域のサイズ
が異なる。信号PICTは、収縮回路の大きさに合わせてラ
イン遅延された後に、まず収縮回路群2081に入力さ
れる。本実施例では、23×23画素サイズから35×35画素
サイズまで七種類の収縮回路を用意する。収縮回路群2
081の出力は、ライン遅延された後に膨張回路群20
82に入力される。本実施例では、収縮回路の七つの出
力に対応して、27×27画素サイズから39×39画素まで七
種類の膨張回路を用意して、それぞれの膨張回路からの
出力信号PICT_FHを得る。
【0054】注目画素が文字の一部である場合、その文
字の太さによって信号PICT_FHの値が定まる。その様子
を図16に示す。例えば、信号PICTが26画素幅の帯状に
存在する場合、27×27より大きいサイズの収縮を行った
後の膨張出力はすべて‘0’になり、25×25より小さい
サイズの収縮を行った後、それぞれのサイズに応じた膨
張を行うと、30画素幅の帯状の出力信号PICT_FHが得ら
れる。そして、これらの信号PICT_FHをエンコーダ20
83に入力することにより、注目画素が属する画像領域
信号ZONE_Pが求まる。
【0055】図17はエンコーダ2083のエンコード
ルールの一例を示す図で、信号ZONE_Pを3ビットにして
文字などの太さを八段階で表す。従って、最も細い文字
などはZONE_P=0になり、最も太い文字(文字以外の領域
も含む)などはZONE_P=7になる。この処理によって、広
い領域において信号PICTが‘1’である写真画像や網点
画像などの信号ZONE_Pは7(最大値)に定義され、エリ
アサイズが最大値よりも小さい(細い)文字や線画像
は、その大きさ(太さ)に応じて信号ZONE_Pの値が定義
される。
【0056】図18に一例を示すZONE補正部2084へ
入力された信号ZONE_Pは、複数のFIFOを備えたライン遅
延部2112によりライン遅延されて、例えば10×10画
素のZONE_Pの平均値が算出する平均値算出部2111へ
入力される。信号ZONE_Pの値は文字などが太いほど大き
く細いほど小さくいので、平均値算出部2111の出力
はそのまま補正ZONE信号になる。この補正に用いるブロ
ックサイズは、文字の太さを判定するためのブロックサ
イズに応じて定めることが望ましい。
【0057】補正ZONE信号を用いてそれ以後の処理を行
うことで、急激に文字や線の太さが変化する部分におい
ても、太さの判定は滑らかに変化することになり、黒文
字処理の変化による画像品位の低下をより改善すること
ができる。
【0058】ここで、前述したように、ZONE=7のエリア
は中間調領域とみなすことができる。そこでこれを利用
して、信号ZONEとエッジ信号より、網点や中間調の領域
内に存在する文字や線を、他の領域の文字や線と区別す
ることが可能である。以下にこの方法を述べる。
【0059】図19および図20は網点/中間調に含ま
れる文字を検出するアルゴリズム例を説明する図であ
る。
【0060】まず、図19のステップS1で、前述した
信号PICTに対して5×5のブロック膨張処理を行う。この
処理により、不完全な検出になりやすい網点領域に対し
て、その検出領域を補正する。次にステップS2で、こ
の出力信号に対して11×11のブロックの収縮処理を行
う。これらの処理によって得られた信号FCHは、信号PIC
Tに対して三画素分収縮した信号になる。
【0061】そこで、図20に示すように、この信号FC
Hと信号ZONEとエッジ信号を組合わせることで、白地中
のエッジと、網点/中間調のエッジとを区別することが
でき、網点画像中においても網点成分を強調してしまう
ことなく、また、写真の縁などの黒文字処理が不必要な
部分を処理することなく、黒文字処理を行うことができ
る。
【0062】[判定信号のコード化]図2において、1
16はエンコーダで、前述した判定信号ZONE,edge,col
を入力して、図21に一例を示すテーブルに従って、黒
文字判定信号UCR,FILTER,SENを出力する。これらの信号
は、それぞれマスキングUCR係数,空間フィルタ係数,
プリンタ解像度を制御するための信号である。なお、各
信号の値とその意味するところは次のようになる。
【0063】このテーブルの特徴としては、 (1)文字などの太さに応じて多値の黒文字処理が可能 (2)エッジ領域の範囲が複数用意されているため、文字
などの太さに応じて黒文字処理領域を選択することがで
きる。本実施例では最も細い文字に対して最も広い領域
を処理する (3)文字のエッジの処理度と文字の内部の処理度とに差
を付けて黒文字処理を行い、より滑らかな黒の量の変化
を実現している (4)網点/中間調画像中の文字を白地中の文字と区別して
処理を行う (5)文字のエッジ,文字の内部,網点/中間調画像に対し
てそれぞれ空間フィルタの係数を変える。また、文字エ
ッジに対しても太さに応じて係数を変化させる (6)最も細い文字に対してのみプリンタの解像度を変化
させる (7)色文字に対しては、マスキングUCR係数以外、すべて
黒文字と同じ処理を行う 当然のことながら、上記の本実施例の処理に限らず、入
力信号に対して様々な組合わせにより色々な処理方法が
考えられる。
【0064】図2において、117aおよび117bは
それぞれ圧縮部で、エンコーダ116から出力された信
号FILTER,UCR,SENを圧縮する。圧縮には様々な方法があ
るが、ここでは画像信号の圧縮に合せて4×4画素単位で
信号SENと信号UCRを圧縮し、この二つの信号に対して高
解像度が要求される信号FILTERは2×2画素単位で圧縮す
る方法を説明する。なお、ブロックサイズは任意であ
り、三つの信号それぞれでブロックサイズが異なっても
よい。
【0065】図22に一例を示す圧縮方法は、2×2もし
くは4×4のブロック中でそれぞれのコードの数をカウン
トして、最も数の多いコードをそのブロックの代表値と
するものである。従って、圧縮率は1/4(200dpi)もしく
は1/16(100dpi)になる。このようにして、16画素当り96
ビットから12ビットに圧縮された黒文字判定信号は、メ
モリ107へ格納される。
【0066】図2において、118は伸長部で、メモリ
107に格納された黒文字判定信号を伸長して、信号UC
RをマスキングUCR部109へ、信号FILTERを空間フィル
タ部111へ、信号SENをレーザドライバ部へそれぞれ
送る。
【0067】マスキングUCR部109は、信号UCRに応じ
て黒信号Kの生成および出力マスキング処理を行う。ま
た、次式によりC,M,Yの最小値を求める。 Min CMY = Min(C,M,Y) …(6)
【0068】次に、図23に示す式(7)により黒Kの値を
求める。続いて、同図に示す式(8)により、4×8のマス
キング演算を行ってC,M,Y,Kを出力する。なお、式(8)に
おいて、C1,M1,Y1は入力信号を、C2,M2,Y2,K2は出力信
号を表し、m11〜m84は使用するプリンタエンジン112
により定まるマスキング係数、k11〜k84は信号UCRによ
り決定されるUCR係数である。
【0069】網点/中間調画像(信号ZONEが7)に対して
UCR係数はすべて1.0であるが、最も細い文字(信号ZONE
が0)に対してはK単色が出力されるようにUCR係数を設
定する。また、中間の太さに対しては、太さに応じた色
味の変化が滑らかにつながるようにUCR係数を決定し
て、K量を制御する。
【0070】空間フィルタ111は、5×5画素のフィル
タを二つ用意して、一つ目のフィルタの出力を二つ目の
フィルタへ入力する。フィルタ係数として、(1)スムー
ジング1,(2)スムージング2,(3)エッジ強調1,(4)エッ
ジ強調2を用意し、信号FILTERによってその係数を画素
毎に切替える。また、二つのフィルタを用いることによ
り、スムージングの後にエッジ強調して、モアレを軽減
したエッジ強調を実現し、また二種類のエッジ強調係数
を組合わせることにより、より高品位の画像の出力を可
能にする。
【0071】なお、以上では通常の複写モードにおける
動作を説明したが、図24に一例を示すように、ディジ
タイザ119によって領域を指定して信号ZONE(例えば
0と7)をエンコーダ116へ入力することもできる。そ
の後の処理は上述と同様である。また、ディジタイザの
代わりに、汎用のインタフェイスなどを介して、ホスト
コンピュータなどの外部機器から領域を指定する信号ZO
NEを入力することもできるのは言うまでもない。
【0072】以上説明したように、本実施例によれば、
黒文字や細線の判定信号を直接圧縮するのではなく、画
像処理別にコードをまとめた後、そのコードを圧縮する
ので、メモリに格納する判定信号のビット数を低減する
とともに、黒文字や細線を高品位に形成することができ
る。
【0073】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0074】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の属性に対応する複数の判定信号を、複数の画像処
理別の制御信号に変換して圧縮し、メモリに記憶させる
ことで、メモリに記憶させる情報量を減少させることが
できる。そして、メモリから読み出し伸長した画像処理
別の制御信号に基づき画像処理を制御する、適応型の画
像処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像処理装置の概観
図の一例である。
【図2】本実施例の画像処理部の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図2のエッジ判定部の構成例を示すブロック図
である。
【図4】図3の輝度算出回路の詳細な構成例を示すブロ
ック図である。
【図5】図3のエッジmin方向検出回路を説明するため
の図である。
【図6】エッジ検出信号による画像の一例を示す図であ
る。
【図7】図2の彩度判定部の構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】図7のLUTの特性例を示す図である。
【図9】図2の文字太さ判定部の構成例を示すブロック
図である。
【図10】図9の文字/中間調検出回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図11】図9の網点領域検出回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【図12】図11のエッジ方向検出回路のエッジ方向検
出ルールの一例を示す図である。
【図13】注目画素を中心として信号DIRAMIを表す図で
ある。
【図14】図11のカウンタが信号EBAMIをカウントす
るウィンドウの一例を示す図である。
【図15】図9のエリアサイズ判定回路の構成例を示す
ブロック図である。
【図16】文字の太さによって信号PICT_FHの値が定ま
る様子を説明する図である。
【図17】図15のエンコーダのエンコードルールの一
例を示す図である。
【図18】図15のZONE補正部の構成例を示すブロック
図である。
【図19】網点/中間調に含まれる文字を検出するアル
ゴリズム例を説明する図である。
【図20】網点/中間調に含まれる文字を検出するアル
ゴリズム例を説明する図である。
【図21】図2のエンコーダのエンコードテーブルの一
例を示す図である。
【図22】図2の圧縮部が実行する圧縮方法の一例を示
す図である。
【図23】図2のマスキングUCR部のUCRおよび出力マス
キングの演算式を示す図である。
【図24】本実施例にディジタイザを接続した例であ
る。
【符号の説明】
101 CCD 102 アナログ処理部 103 シェーディング補正部 104 入力マスキング部 105 対数変換部 106 エンコーダ 107 メモリ 108 デコーダ 109 マスキングUCR部 110 γ補正部 111 空間フィルタ 112 プリンタエンジン 113 文字太さ判定部 114 エッジ判定部 115 彩度判定部 116 エンコーダ 117 圧縮部 118 伸長部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶するメモリと、 前記画像データの複数の属性を判定して、前記複数の属
    性に対応する複数の判定信号を出力する判定手段と、 前記判定手段から出力される複数の判定信号を複数の画
    像処理別の制御信号に変換する変換手段と、 前記変換手段から出力される制御信号を圧縮して前記メ
    モリに格納する圧縮手段と、 前記メモリから読み出した制御信号を伸長する伸長手段
    と、 伸長された前記画像処理別の制御信号に基づき、前記メ
    モリから読み出した前記画像データに施す画像処理を制
    御する画像処理手段とを有することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮手段は、前記画像処理別の制御
    信号をそれぞれ異なるブロック単位で圧縮することを特
    徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、画像中の文字および線
    画の太さとその領域を判定する第一の判定部、前記文字
    および線画の輪郭を検出する第二の判定部、並びに、前
    記線画の彩度を判定する第三の判定部を有することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載された画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第二の判定部は、前記文字または線
    画の太さに応じて、前記輪郭を検出する領域のサイズを
    変化させることを特徴とする請求項3に記載された画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の判定部の判定結果は、前記画
    像処理手段による下色除去の制御に利用されることを特
    徴とする請求項3に記載された画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の判定部の判定結果は、前記画
    像処理手段による空間フィルタ処理の制御に利用される
    ことを特徴とする請求項3に記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段は、前記制御信号に基
    づき、白地中の文字と、網点または中間調画像中の文字
    とに異なる処理を施すことを特徴とする請求項1から請
    求項3の何れかに記載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像データをメモリに格納し、 前記画像データの複数の属性を判定して、前記複数の属
    性に対応する複数の判定信号を出力し、 前記複数の判定信号を複数の画像処理別の制御信号に変
    換し、 前記制御信号を圧縮してメモリに格納し、 前記メモリから読み出した制御信号を伸長し、 伸長された前記画像処理別の制御信号に基づき、前記メ
    モリから読み出した前記画像データに施す画像処理を制
    御することを特徴とする画像処理方法。
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