JP3750978B2 - アメニティ制御システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば温度、湿度等の室内環境を制御するアメニティ制御システムに関し、特に記憶された複数の環境情報から1個を選択して制御することができるアメニティ制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は例えば特開平6−11170号公報に示された従来の室内環境制御システム(空調システム)の構成図である。図8において、1001は室内の温度及び湿度を決定する情報処理装置、1002は空調制御装置、1003はICカード読取装置である。
【0003】
また、1011は情報処理装置1001の主記憶装置、1111は主記憶装置1011内に設けられた個人情報テーブル、1112は主記憶装置1011に設けられたプログラムを実行するための作業領域である。
【0004】
また、1021は情報処理装置1001から要求された温度及び湿度を記憶するメモリで、1022は室内の温度及び湿度を検知するセンサ、1023は実際に空気の温度及び湿度の調整を行う空調装置である。空調制御装置1002は、情報処理装置1001から指示された温度及び湿度になるように、センサ1022からの信号を基に空調装置1023を制御する。
【0005】
次に動作を説明する。情報処理装置1001は、人の部屋への入室時に、ICカード読取装置1003によって、各個人毎に個人情報を記憶しているICカードから個人情報を読みとる。
【0006】
このICカードには、各個人を特定するための個人ID番号、各個人の好みの温度及び湿度、また予め分かっている範囲でその部屋への入退室の時刻などであるスケジュール情報が記憶されている。
【0007】
このICカードより読み取られた個人情報は、ICカード読取装置1003から情報処理装置1001へ送られ、情報処理装置1001は、個人情報テーブル1111より個人ID番号に基づいて該個人の個人情報を検索し、該個人情報のうちスケジュール情報を、新たに入力されたスケジュール情報に基づいて更新する。
【0008】
さらに、情報処理装置1001は、所定の時間毎に個人情報テーブル1111を読み出し、該時刻に入退室する予定の人があるか否かをチェックする。もし入室する予定の人があるならば、その人を加えた、該時点で入室している全ての人の好みの温度及び湿度のそれぞれの平均値を求め、該平均値を該時点での最適の温度及び湿度とし、それらの値を空調制御装置1002へ送る。
【0009】
一方、該時刻に退室する予定の人があるならば、その人を除いて、該時点で入室している全ての人の好みの温度及び湿度に基づいて、各平均値を求める。
【0010】
空調制御装置2は、上述の送られてきた値をメモリ1021に記憶するとともに、センサ1022で検知した室内の温度及び湿度が、情報処理装置1001から送られてきた値になるように空調装置1023を制御する。
【0011】
また、該時刻に退室する予定の人がいて、その人が退室したことにより入室している人が全くいなくなる場合には、個人情報テーブル1111に記憶されているスケジュール情報を参照し、その後所定時間以上その部屋に入室する人がいないかどうかを調べ、いない場合には、情報処理装置1001は、空調制御装置1002に対して空調装置1023の動作を停止するように命令する。これにより空調制御装置1002は、空調装置1023の動作を停止させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
人が「快適」であると感じる居住環境、作業環境は人それぞれにおいて異なることはもとより、各個人においても、その日の気分や体調によって全く異なるものである。
【0013】
上述のような構成の従来の室内環境制御システム(空調システム)は、個人情報としてICカードに記憶される個人に応じた環境情報(この従来技術では温度及び湿度)、別な言い方をすれば、情報処理装置1001へ送られる環境条件はいつも同じである。そのため、その日あるいはその時の気分や体調によって異なる環境条件を選択したくてもできなかった。
【0014】
また、上述の構成においては、ICカード読取装置1003はICカードに新たに情報を書き込むという機能を有していないため、記憶されている好みの環境条件を、その場で異なる条件に変更あるいは追加することができないという問題があった。
【0015】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、利用者が、その時の気分や体調に応じた環境条件に容易に設定を行うことができるアメニティ制御システムを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るアメニティ制御システムにおいては、個人を特定する個人特定手段と、各個人に応じた複数の環境情報を記憶する記憶手段と、個人特定手段の出力に基づいて、記憶手段に記憶された全ての環境情報から該個人に応じた複数の環境情報を表示する表示手段および表示手段に表示された複数の環境情報から1個の環境情報を選択して入力する選択入力手段を有する選択手段と、選択手段が選択した環境情報に基づいて室内環境を制御する制御手段とを備えている。
【0018】
また、選択入力手段は、新たな環境情報を記憶手段に追加登録する追加登録手段を有する。
【0020】
また、個人特定手段は、身体的特徴読み取り手段である。
【0021】
また、記憶手段は、ICカードである。
【0022】
また、記憶手段は、選択手段に対して固定された記憶装置である。
【0023】
さらに、制御手段は、室内環境としての、温度、湿度、風量、香り、バックグラウンドミュージック、及び照明の少なくとも1つを制御する。
【0024】
実施の形態1.
図1は本発明のアメニティ制御システムの構成を示すブロック図である。図1において、1はシステム全体の制御を司る情報処理装置、3は各部屋に設置され、個人情報の読み取り及び好みの環境条件(環境情報)の選択あるいは登録を行う選択手段としてのマンマシンユニット(表示手段、選択入力手段、個人特定手段、追加登録手段)である。情報処理装置1は、各マンマシンユニットがそれぞれ有する部屋のアドレスを示すコード番号により、各々がどの部屋に設置されているユニットであるかを識別することができる。
【0025】
また、2,4,5はそれぞれ制御手段としての空調制御装置、照明制御装置、BGM(バックグラウンドミュージック)制御装置で、情報処理装置1からの指令に基づいて室内の対応する各設備の制御を行っている。空調制御装置2は、室内の温度、湿度、風量、香りを制御している。21は空調機23から吹き出す空気に香りを付加する香り発生装置、22は室内の温度及び湿度を検知する温湿度センサである。照明制御装置4は、照明器具41の明るさや照明の色を制御している。BGM制御装置5は、スピーカー51から室内に流れる音楽の種類や音量を制御している。
【0026】
図2は、個人情報の読み取り及び環境条件(環境情報)の登録にID(identification)カード200を用いた構成とする本実施の形態のマンマシンユニット3と情報処理装置1の構造を詳しく示すブロック図である。IDカード200は、例えばIC(integrated circuit)カードで構成されている。
【0027】
IDカード200には、個人情報としてIDコード及び好みの環境条件、すなわち空調温度、湿度、風量、香り、照明の色、明るさ、バックグラウンドミュージックの有無、流す曲の種類、音量などが登録されている。この環境条件は利用する時の気分や体調に応じて使い分けが行えるよう、複数種のパターンが登録可能とされている。すなわち、本実施の形態においては、IDカード200は、個人特定手段を実現するとともに、各個人に応じた環境情報を複数記憶する記憶手段を構成している。
【0028】
図2において、11は情報処理装置1の中枢をなすシステム制御部で、情報処理装置内部の各部に指令を出し、またマンマシンユニット3との通信を行う。12は各設備を制御するためのパラメータや、マンマシンユニット3から送出された好みの環境条件に関するデータをメモリする環境データテーブルである。13はシステムメンテナンス等の際にデータを入力するための情報処理装置操作部で、14はその表示を行う情報処理装置表示部である。15は外部機器インターフェース部で、信号の入出力処理及び変換処理機能を有し、空調制御装置2、照明制御装置4,BGM制御装置5等を介して各種の設備機器とシステム制御部11との間で信号の送受信を行う。
【0029】
マンマシンユニット3は、マンマシン制御部31、情報読取部32、情報書込部33、マンマシン表示部34、マンマシン操作部35から構成されている。マンマシン制御部31は、マンマシンユニット3の各部間の制御を司る。情報読取部32は、IDカード200に書き込まれている利用者の好みの環境条件の読み取りを行う部分で、情報書込部33は、新たな環境条件を登録する際にIDカード200への書き込みを行う部分(追加登録手段)である。また、マンマシン表示部34は、IDカード200を読み取った際に、書かれている情報を表示する部分(表示手段)である。マンマシン操作部35は、複数登録されている好みの環境条件の中から、その時の気分や体調に応じて今回利用する環境条件のパターンを選択したり(選択手段)、新たな環境条件をIDカード200に書き込む際の入力操作を行なう部分(選択入力手段)である。
【0030】
このようなシステム構成において、利用者は自分の好みの環境条件(空調温度、湿度、風量、香り、音楽の種類、音量、照明の色、明るさなど)に関するデータが記憶されているIDカード200をマンマシンユニット3に読み取らせる。なおIDカード200は、好みの環境条件のパターンを複数種登録することができる構造となっている。
【0031】
マシンユニット3は、IDカード200のデータを読み取り、登録されている環境条件をマンマシン表示部34に表示する。利用者はそれを見て登録されている環境条件の中から、その時の気分や体調に合ったパターンを選択する。また、その場で新たな環境条件のパターンを追加登録して選択することも可能である。
【0032】
利用者によって今回使用する環境条件が選択されると、マシンユニット3は、その情報を情報処理装置1へ送信する。情報処理装置1は、この信号を受け、そのデータを環境データテーブル12に記憶するとともに、データ発信元の部屋の環境が要求された条件となるように、各設備をコントロールする制御装置に対して指令を出す。
【0033】
図3はマンマシンユニット3の処理を示すフローチャート、また図4は情報処理装置1の処理を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて動作を説明する。
【0034】
図3のステップS1において、図2の情報読取部32よりIDカード200の読み取りが行われると、マンマシン制御部31は、ステップS2で、IDカード200がこのシステムを利用するのに有効なカードであるかどうかを判別する。カードが有効でないものであった場合は、ステップS3においてマンマシン表示部34にその旨メッセージを表示して処理を終了し、有効なカードである場合はステップS4に進む。
【0035】
ステップS4においては、IDカード200にひとつ以上の環境条件がデータとして登録されているかどうかを判別し、登録されている場合にはステップS5へ進んで、現在登録されている全ての環境条件のパターンをマンマシン表示部34に表示する。利用者は表示された環境条件の中から、その時の気分や体調に合ったパターンの条件を選び、マンマシン操作部35により選択操作を行なう。
【0036】
マンマシン制御部31は、ステップS6において、登録されている中からセットする環境条件が選択されたかどうかを判別し、選択された場合にはステップS7へ進み、選択された環境条件のデータにその部屋のアドレスを示すコードを付加して、情報処理装置1のシステム制御部11へ送出する。
【0037】
またステップS4において、IDカード200に環境条件がデータとしてひとつも登録されていないか、あるいはステップS6において、既に登録されている環境条件の中から選択が行われない場合にはステップS8へ進み、新規に環境条件のパターンを登録するための操作が行われたかどうかをマンマシン制御部31が判別し、新規登録のための操作が行われた場合にはステップS9で情報処理装置1に対し、環境条件として設定可能な各種パラメータ(以下環境マスターデータと呼ぶ)の一覧情報を要求する。
【0038】
情報処理装置1より環境マスターデータが送られてくると、ステップS10でその情報をマンマシン表示部34に表示し、利用者によって新たな環境条件の設定操作が完了するのを待つ。利用者は、マンマシン操作部35により設定操作を行なう。
【0039】
マンマシン制御部31は、ステップS11において、新たな環境条件の設定操作が完了したか否かを検知し、設定完了の操作を検知したらステップS12へ進み、情報書込部33へ設定された環境条件のデータを送出し、IDカード200へデータの書き込みを行なう。
【0040】
IDカード200への新たな環境条件の書き込みが完了するとステップS5に戻り、マンマシン表示部34に登録された環境条件の表示を行い、ステップS6へ進む。ステップS6で環境条件の選択がなされず、かつステップS8で新規登録のための操作も行われなかった場合には処理を終了する。
【0041】
ステップS6及びステップS7において環境条件が選択され、データが情報処理装置1へ送出された後、ステップS13で利用者によって別の環境条件が選択されたことをマンマシン制御部31が検知した場合には、ステップS7で新たに選択された環境条件のデータを情報処理装置1へ送出する。またステップS14では、マンマシン制御部31は、現在セットされている環境条件をクリアする(キャンセル)操作が利用者によってなされたか否かをチェックし、キャンセルの操作が検知された場合にはステップS15で、情報処理装置1へキャンセル信号を送信し処理を終了する。
【0042】
次に情報処理装置1の処理について、図4のフローチャートに従い説明する。図4のステップS20において、情報処理装置1のシステム制御部11は、各部屋のマンマシンユニット3からの環境条件データの送信の有無をチェックし、図3のステップS7の送信があった場合にはステップS21へ進み、環境データテーブル12の該当する部屋番号のエリアに、送信されてきた環境条件データを書き込む。
【0043】
次にシステム制御部11は、送信されてきた環境条件データに基づき、その部屋の環境が要求された状態となるように、ステップS22で外部機器インターフェース部15に対し制御信号を送出する。外部機器インターフェース部15は、これを受け、ステップS23において、各制御装置2,4,5を動作させるために、各々に適応する信号に変換して制御信号を送出する。
【0044】
ステップS24においては、システム制御部11は、マンマシンユニット3から環境マスターデータの要求の有無をチェックし、図3のステップS9の送信があった場合にはステップS25へ進み、環境データテーブル12より環境マスターデータを読み出して、マンマシンユニット3へ送出する。
【0045】
そしてステップS26では、システム制御部11は、マンマシンユニット3からのキャンセル信号の送信の有無をチェックし、図3のステップS15の送信があった場合にはステップS27へ進み、外部機器インターフェース部15に対し、対応する部屋の設備を停止させるための制御信号を送出する。外部機器インターフェース部15はこれを受け、ステップS28において、各制御装置2,4,5へ各々の設備の停止指令の信号を送出する。
【0046】
このような構成のアメニティ制御システムにおいては、利用者の個人情報を読み取るためのマンマシンユニット3に、マンマシン表示部34及びマンマシン操作部35を設け、予めIDカード200に書き込まれている利用者の好みの環境条件パターンを一覧表示して選択入力できるようにしたので、利用者がその時の気分や体調に応じた部屋環境の設定を容易に行えるという効果が得られる。
【0047】
また、マンマシンユニット3に、情報書込部33を設け、既に登録されている環境条件パターンとは異なる条件パターンをIDカード200に書き込める機能を付加したので、利用者がその場で異なる条件に変更したり新たに条件を追加することができるという効果が得られる。
【0048】
実施の形態2.
図5は本発明のアメニティ制御システムの他の構成を示すブロック図である。本実施の形態は、個人を特定する際の個人特定手段において、実施の形態1の情報読取部32のIDカードの読み取りによる方法を、指紋あるいは掌形、網膜、虹彩、声紋等の照合による方法に置き換えたものである。図5において、210は、個人特定手段としての身体的特徴読み取り手段である指紋照合装置である。これにより、外部媒体へ個人情報を書き込むための情報書込部33(図2)は不要となり、これらの個人情報は、情報処理装置1の記憶装置としての個人データテーブル16に記憶する。
【0049】
図6、図7は、それぞれ本実施の形態によるマンマシンユニット3の処理を示すフローチャート、情報処理装置1の処理を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて実施の形態1と動作の異なる箇所について説明する。
【0050】
図6のステップS30において、図5の情報読取部32より利用者の身体的特徴(例えば指紋)を読み取ると、マンマシン制御部31は、その情報をデータ化してステップS31で情報処理装置1に送信し、利用者の照合と個人データの要求を行なう。
【0051】
その結果ステップS32において、当該利用者はまだ情報処理装置1の個人データテーブル16に登録されていないという情報が返された場合は、ステップS33へ進んで登録の処理を行なう。そして登録済みのメンバーであった場合はステップS34に進み、情報処理装置1から送信された個人データにひとつ以上の環境条件がデータとして登録されているかどうかを判別し、登録されている場合にはステップS35へ進む。
【0052】
ステップS35からステップS41までの動作は、実施の形態1の図3のステップS5からステップS11までと同じである。なおステップS41において、新たな環境条件の設定完了の操作を検知したらステップS42へ進み、設定された環境条件のデータを情報処理装置1へ送出する。
【0053】
またステップS43からステップS45までの動作は、実施の形態1の図3のステップS13からステップS15までと同じである。
【0054】
次に情報処理装置1の処理について、図7のフローチャートに従い説明する。図7のステップS50において、情報処理装置1のシステム制御部11は各部屋のマンマシンユニット3からの個人データの送信要求の有無をチェックし、図6のステップS31の要求があった場合にはステップS51へ進み、個人データテーブル16を検索して登録済みのメンバーに合致する身体的特徴のデータがあるか否かをチェックするとともに、合致するデータが存在した場合にはステップS52においてマンマシンユニット3へ該当する個人データを送出する。なお、合致するデータが存在しない場合には、その旨を情報として送信する。
【0055】
ステップS53においては、システム制御部11は、マンマシンユニット3から新たな個人データの登録要求の有無をチェックし、図6のステップS33あるいはステップS42の送信があった場合にはステップS54へ進んで、個人データテーブル16にデータの書き込みを行なう。なお、ステップS55からステップS63までの動作は、実施の形態1の図3のステップS20からステップS28までと同じである。
【0056】
上述のとおり、本実施の形態の構成によれば、利用者がIDカードの様な外部媒体を携帯することなく、実施の形態1と同等の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】
この発明に係るアメニティ制御システムにおいては、個人を特定する個人特定手段と、各個人に応じた複数の環境情報を記憶する記憶手段と、個人特定手段の出力に基づいて、記憶手段に記憶された全ての環境情報から該個人に応じた複数の環境情報を表示する表示手段および表示手段に表示された複数の環境情報から1個の環境情報を選択して入力する選択入力手段を有する選択手段と、選択手段が選択した環境情報に基づいて室内環境を制御する制御手段とを備えている。そのため、その時の気分や体調に応じた環境条件に容易に設定を行うことができる。また、各個人に応じた環境情報が表示され、選択の操作が容易となる。
【0059】
また、選択入力手段は、新たな環境情報を記憶手段に追加登録する追加登録手段を有する。そのため、記憶手段にその時の気分や体調に応じた環境条件が無い場合でも容易に登録を行うことができる。
【0061】
また、個人特定手段は、身体的特徴読み取り手段である。そのため、各個人が自分を特定する特定手段を携帯する必要がなく便利である。
【0062】
また、記憶手段は、ICカードである。そのため、各個人が記憶手段を携帯することができ、複数のアメニティ制御システムに対しても、情報が1個となるのでシステムが簡略化される。
【0063】
また、記憶手段は、選択手段に対して固定された記憶装置である。そのため、個人が記憶手段を携帯する必要がなく便利である。
【0064】
さらに、制御手段は、室内環境としての、温度、湿度、風量、香り、バックグラウンドミュージック、及び照明の少なくとも1つを制御する。そのため、利用者は、より快適な環境を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアメニティ制御システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 マンマシンユニットと情報処理装置の構造を詳しく示すブロック図である。
【図3】 マンマシンユニットの処理を示すフローチャートである。
【図4】 情報処理装置の処理を示すフローチャートである。
【図5】 本発明のアメニティ制御システムの他の構成を示すブロック図である。
【図6】 マンマシンユニットの処理を示すフローチャートである。
【図7】 情報処理装置の処理を示すフローチャートである。
【図8】 従来の室内環境制御システム(空調システム)の構成図である。
【符号の説明】
2 空調制御装置(制御手段)、4 照明制御装置(制御手段)、5 BGM制御装置(制御手段)、16 個人データテーブル(記憶手段)、35 マンマシン操作部(選択手段,選択入力手段)、34 マンマシン表示部(表示手段)、33 情報書込部(追加登録手段)、200 IDカード(記憶手段)、210 指紋照合装置(個人特定手段)。

Claims (6)

  1. 個人を特定する個人特定手段と、
    各個人に応じた複数の環境情報を記憶する記憶手段と、
    上記個人特定手段の出力に基づいて、上記記憶手段に記憶された全ての環境情報から該個人に応じた上記複数の環境情報を表示する表示手段および上記表示手段に表示された上記複数の環境情報から1個の環境情報を選択して入力する選択入力手段を有する選択手段と、
    上記選択手段が選択した上記環境情報に基づいて室内環境を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とするアメニティ制御システム。
  2. 上記選択入力手段は、新たな環境情報を上記記憶手段に追加登録する追加登録手段を有する
    ことを特徴とする請求項記載のアメニティ制御システム。
  3. 上記個人特定手段は、身体的特徴読み取り手段である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアメニティ制御システム。
  4. 上記記憶手段は、ICカードである
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のアメニティ制御システム。
  5. 上記記憶手段は、上記選択手段に対して固定された記憶装置である
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のアメニティ制御システム。
  6. 上記制御手段は、上記室内環境としての、温度、湿度、風量、香り、バックグラウンドミュージック、及び照明の少なくとも1つを制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のアメニティ制御システム。
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