JP2001133013A - アメニティ制御システム - Google Patents

アメニティ制御システム

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JP2001133013A
JP2001133013A JP31476199A JP31476199A JP2001133013A JP 2001133013 A JP2001133013 A JP 2001133013A JP 31476199 A JP31476199 A JP 31476199A JP 31476199 A JP31476199 A JP 31476199A JP 2001133013 A JP2001133013 A JP 2001133013A
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Kenji Hayakawa
健次 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者が、その時の気分や体調に応じた環境
条件に容易に設定を行うことができるアメニティ制御シ
ステムを得る。 【解決手段】 各個人に応じた環境情報を複数記憶する
記憶手段200,16と、記憶手段200,16に記憶
された複数の環境情報から1個の環境情報を選択する選
択手段35と、選択手段35が選択した環境情報に基づ
いて室内環境を制御する制御手段2,4,5とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば温度、湿
度等の室内環境を制御するアメニティ制御システムに関
し、特に記憶された複数の環境情報から1個を選択して
制御することができるアメニティ制御システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開平6−11170号公
報に示された従来の室内環境制御システム(空調システ
ム)の構成図である。図8において、1001は室内の
温度及び湿度を決定する情報処理装置、1002は空調
制御装置、1003はICカード読取装置である。
【0003】また、1011は情報処理装置1001の
主記憶装置、1111は主記憶装置1011内に設けら
れた個人情報テーブル、1112は主記憶装置1011
に設けられたプログラムを実行するための作業領域であ
る。
【0004】また、1021は情報処理装置1001か
ら要求された温度及び湿度を記憶するメモリで、102
2は室内の温度及び湿度を検知するセンサ、1023は
実際に空気の温度及び湿度の調整を行う空調装置であ
る。空調制御装置1002は、情報処理装置1001か
ら指示された温度及び湿度になるように、センサ102
2からの信号を基に空調装置1023を制御する。
【0005】次に動作を説明する。情報処理装置100
1は、人の部屋への入室時に、ICカード読取装置10
03によって、各個人毎に個人情報を記憶しているIC
カードから個人情報を読みとる。
【0006】このICカードには、各個人を特定するた
めの個人ID番号、各個人の好みの温度及び湿度、また
予め分かっている範囲でその部屋への入退室の時刻など
であるスケジュール情報が記憶されている。
【0007】このICカードより読み取られた個人情報
は、ICカード読取装置1003から情報処理装置10
01へ送られ、情報処理装置1001は、個人情報テー
ブル1111より個人ID番号に基づいて該個人の個人
情報を検索し、該個人情報のうちスケジュール情報を、
新たに入力されたスケジュール情報に基づいて更新す
る。
【0008】さらに、情報処理装置1001は、所定の
時間毎に個人情報テーブル1111を読み出し、該時刻
に入退室する予定の人があるか否かをチェックする。も
し入室する予定の人があるならば、その人を加えた、該
時点で入室している全ての人の好みの温度及び湿度のそ
れぞれの平均値を求め、該平均値を該時点での最適の温
度及び湿度とし、それらの値を空調制御装置1002へ
送る。
【0009】一方、該時刻に退室する予定の人があるな
らば、その人を除いて、該時点で入室している全ての人
の好みの温度及び湿度に基づいて、各平均値を求める。
【0010】空調制御装置2は、上述の送られてきた値
をメモリ1021に記憶するとともに、センサ1022
で検知した室内の温度及び湿度が、情報処理装置100
1から送られてきた値になるように空調装置1023を
制御する。
【0011】また、該時刻に退室する予定の人がいて、
その人が退室したことにより入室している人が全くいな
くなる場合には、個人情報テーブル1111に記憶され
ているスケジュール情報を参照し、その後所定時間以上
その部屋に入室する人がいないかどうかを調べ、いない
場合には、情報処理装置1001は、空調制御装置10
02に対して空調装置1023の動作を停止するように
命令する。これにより空調制御装置1002は、空調装
置1023の動作を停止させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】人が「快適」であると
感じる居住環境、作業環境は人それぞれにおいて異なる
ことはもとより、各個人においても、その日の気分や体
調によって全く異なるものである。
【0013】上述のような構成の従来の室内環境制御シ
ステム(空調システム)は、個人情報としてICカード
に記憶される個人に応じた環境情報(この従来技術では
温度及び湿度)、別な言い方をすれば、情報処理装置1
001へ送られる環境条件はいつも同じである。そのた
め、その日あるいはその時の気分や体調によって異なる
環境条件を選択したくてもできなかった。
【0014】また、上述の構成においては、ICカード
読取装置1003はICカードに新たに情報を書き込む
という機能を有していないため、記憶されている好みの
環境条件を、その場で異なる条件に変更あるいは追加す
ることができないという問題があった。
【0015】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、利用者が、その時の気分や体調
に応じた環境条件に容易に設定を行うことができるアメ
ニティ制御システムを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るアメニテ
ィ制御システムにおいては、各個人に応じた環境情報を
複数記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された複数の
環境情報から1個の環境情報を選択する選択手段と、選
択手段が選択した環境情報に基づいて室内環境を制御す
る制御手段とを備えている。
【0017】また、選択手段は、記憶手段に記憶された
複数の環境情報を表示する表示手段と、表示手段に表示
された複数の環境情報から1個の環境情報を選択して入
力する選択入力手段を有する。
【0018】また、選択入力手段は、新たな環境情報を
記憶手段に追加登録する追加登録手段を有する。
【0019】また、個人を特定する個人特定手段を更に
備え、表示手段は、個人特定手段の出力に基づいて、記
憶手段に記憶された環境情報から該個人に応じた環境情
報を表示する。
【0020】また、個人特定手段は、身体的特徴読み取
り手段である。
【0021】また、記憶手段は、ICカードである。
【0022】また、記憶手段は、選択手段に対して固定
された記憶装置である。
【0023】さらに、制御手段は、室内環境としての、
温度、湿度、風量、香り、バックグラウンドミュージッ
ク、及び照明の少なくとも1つを制御する。
【0024】実施の形態1.図1は本発明のアメニティ
制御システムの構成を示すブロック図である。図1にお
いて、1はシステム全体の制御を司る情報処理装置、3
は各部屋に設置され、個人情報の読み取り及び好みの環
境条件(環境情報)の選択あるいは登録を行う選択手段
としてのマンマシンユニット(表示手段、選択入力手
段、個人特定手段、追加登録手段)である。情報処理装
置1は、各マンマシンユニットがそれぞれ有する部屋の
アドレスを示すコード番号により、各々がどの部屋に設
置されているユニットであるかを識別することができ
る。
【0025】また、2,4,5はそれぞれ制御手段とし
ての空調制御装置、照明制御装置、BGM(バックグラ
ウンドミュージック)制御装置で、情報処理装置1から
の指令に基づいて室内の対応する各設備の制御を行って
いる。空調制御装置2は、室内の温度、湿度、風量、香
りを制御している。21は空調機23から吹き出す空気
に香りを付加する香り発生装置、22は室内の温度及び
湿度を検知する温湿度センサである。照明制御装置4
は、照明器具41の明るさや照明の色を制御している。
BGM制御装置5は、スピーカー51から室内に流れる
音楽の種類や音量を制御している。
【0026】図2は、個人情報の読み取り及び環境条件
(環境情報)の登録にID(identification)カード2
00を用いた構成とする本実施の形態のマンマシンユニ
ット3と情報処理装置1の構造を詳しく示すブロック図
である。IDカード200は、例えばIC(integrated
circuit)カードで構成されている。
【0027】IDカード200には、個人情報としてI
Dコード及び好みの環境条件、すなわち空調温度、湿
度、風量、香り、照明の色、明るさ、バックグラウンド
ミュージックの有無、流す曲の種類、音量などが登録さ
れている。この環境条件は利用する時の気分や体調に応
じて使い分けが行えるよう、複数種のパターンが登録可
能とされている。すなわち、本実施の形態においては、
IDカード200は、個人特定手段を実現するととも
に、各個人に応じた環境情報を複数記憶する記憶手段を
構成している。
【0028】図2において、11は情報処理装置1の中
枢をなすシステム制御部で、情報処理装置内部の各部に
指令を出し、またマンマシンユニット3との通信を行
う。12は各設備を制御するためのパラメータや、マン
マシンユニット3から送出された好みの環境条件に関す
るデータをメモリする環境データテーブルである。13
はシステムメンテナンス等の際にデータを入力するため
の情報処理装置操作部で、14はその表示を行う情報処
理装置表示部である。15は外部機器インターフェース
部で、信号の入出力処理及び変換処理機能を有し、空調
制御装置2、照明制御装置4,BGM制御装置5等を介
して各種の設備機器とシステム制御部11との間で信号
の送受信を行う。
【0029】マンマシンユニット3は、マンマシン制御
部31、情報読取部32、情報書込部33、マンマシン
表示部34、マンマシン操作部35から構成されてい
る。マンマシン制御部31は、マンマシンユニット3の
各部間の制御を司る。情報読取部32は、IDカード2
00に書き込まれている利用者の好みの環境条件の読み
取りを行う部分で、情報書込部33は、新たな環境条件
を登録する際にIDカード200への書き込みを行う部
分(追加登録手段)である。また、マンマシン表示部3
4は、IDカード200を読み取った際に、書かれてい
る情報を表示する部分(表示手段)である。マンマシン
操作部35は、複数登録されている好みの環境条件の中
から、その時の気分や体調に応じて今回利用する環境条
件のパターンを選択したり(選択手段)、新たな環境条
件をIDカード200に書き込む際の入力操作を行なう
部分(選択入力手段)である。
【0030】このようなシステム構成において、利用者
は自分の好みの環境条件(空調温度、湿度、風量、香
り、音楽の種類、音量、照明の色、明るさなど)に関す
るデータが記憶されているIDカード200をマンマシ
ンユニット3に読み取らせる。なおIDカード200
は、好みの環境条件のパターンを複数種登録することが
できる構造となっている。
【0031】マシンユニット3は、IDカード200の
データを読み取り、登録されている環境条件をマンマシ
ン表示部34に表示する。利用者はそれを見て登録され
ている環境条件の中から、その時の気分や体調に合った
パターンを選択する。また、その場で新たな環境条件の
パターンを追加登録して選択することも可能である。
【0032】利用者によって今回使用する環境条件が選
択されると、マシンユニット3は、その情報を情報処理
装置1へ送信する。情報処理装置1は、この信号を受
け、そのデータを環境データテーブル12に記憶すると
ともに、データ発信元の部屋の環境が要求された条件と
なるように、各設備をコントロールする制御装置に対し
て指令を出す。
【0033】図3はマンマシンユニット3の処理を示す
フローチャート、また図4は情報処理装置1の処理を示
すフローチャートである。このフローチャートに基づい
て動作を説明する。
【0034】図3のステップS1において、図2の情報
読取部32よりIDカード200の読み取りが行われる
と、マンマシン制御部31は、ステップS2で、IDカ
ード200がこのシステムを利用するのに有効なカード
であるかどうかを判別する。カードが有効でないもので
あった場合は、ステップS3においてマンマシン表示部
34にその旨メッセージを表示して処理を終了し、有効
なカードである場合はステップS4に進む。
【0035】ステップS4においては、IDカード20
0にひとつ以上の環境条件がデータとして登録されてい
るかどうかを判別し、登録されている場合にはステップ
S5へ進んで、現在登録されている全ての環境条件のパ
ターンをマンマシン表示部34に表示する。利用者は表
示された環境条件の中から、その時の気分や体調に合っ
たパターンの条件を選び、マンマシン操作部35により
選択操作を行なう。
【0036】マンマシン制御部31は、ステップS6に
おいて、登録されている中からセットする環境条件が選
択されたかどうかを判別し、選択された場合にはステッ
プS7へ進み、選択された環境条件のデータにその部屋
のアドレスを示すコードを付加して、情報処理装置1の
システム制御部11へ送出する。
【0037】またステップS4において、IDカード2
00に環境条件がデータとしてひとつも登録されていな
いか、あるいはステップS6において、既に登録されて
いる環境条件の中から選択が行われない場合にはステッ
プS8へ進み、新規に環境条件のパターンを登録するた
めの操作が行われたかどうかをマンマシン制御部31が
判別し、新規登録のための操作が行われた場合にはステ
ップS9で情報処理装置1に対し、環境条件として設定
可能な各種パラメータ(以下環境マスターデータと呼
ぶ)の一覧情報を要求する。
【0038】情報処理装置1より環境マスターデータが
送られてくると、ステップS10でその情報をマンマシ
ン表示部34に表示し、利用者によって新たな環境条件
の設定操作が完了するのを待つ。利用者は、マンマシン
操作部35により設定操作を行なう。
【0039】マンマシン制御部31は、ステップS11
において、新たな環境条件の設定操作が完了したか否か
を検知し、設定完了の操作を検知したらステップS12
へ進み、情報書込部33へ設定された環境条件のデータ
を送出し、IDカード200へデータの書き込みを行な
う。
【0040】IDカード200への新たな環境条件の書
き込みが完了するとステップS5に戻り、マンマシン表
示部34に登録された環境条件の表示を行い、ステップ
S6へ進む。ステップS6で環境条件の選択がなされ
ず、かつステップS8で新規登録のための操作も行われ
なかった場合には処理を終了する。
【0041】ステップS6及びステップS7において環
境条件が選択され、データが情報処理装置1へ送出され
た後、ステップS13で利用者によって別の環境条件が
選択されたことをマンマシン制御部31が検知した場合
には、ステップS7で新たに選択された環境条件のデー
タを情報処理装置1へ送出する。またステップS14で
は、マンマシン制御部31は、現在セットされている環
境条件をクリアする(キャンセル)操作が利用者によっ
てなされたか否かをチェックし、キャンセルの操作が検
知された場合にはステップS15で、情報処理装置1へ
キャンセル信号を送信し処理を終了する。
【0042】次に情報処理装置1の処理について、図4
のフローチャートに従い説明する。図4のステップS2
0において、情報処理装置1のシステム制御部11は、
各部屋のマンマシンユニット3からの環境条件データの
送信の有無をチェックし、図3のステップS7の送信が
あった場合にはステップS21へ進み、環境データテー
ブル12の該当する部屋番号のエリアに、送信されてき
た環境条件データを書き込む。
【0043】次にシステム制御部11は、送信されてき
た環境条件データに基づき、その部屋の環境が要求され
た状態となるように、ステップS22で外部機器インタ
ーフェース部15に対し制御信号を送出する。外部機器
インターフェース部15は、これを受け、ステップS2
3において、各制御装置2,4,5を動作させるため
に、各々に適応する信号に変換して制御信号を送出す
る。
【0044】ステップS24においては、システム制御
部11は、マンマシンユニット3から環境マスターデー
タの要求の有無をチェックし、図3のステップS9の送
信があった場合にはステップS25へ進み、環境データ
テーブル12より環境マスターデータを読み出して、マ
ンマシンユニット3へ送出する。
【0045】そしてステップS26では、システム制御
部11は、マンマシンユニット3からのキャンセル信号
の送信の有無をチェックし、図3のステップS15の送
信があった場合にはステップS27へ進み、外部機器イ
ンターフェース部15に対し、対応する部屋の設備を停
止させるための制御信号を送出する。外部機器インター
フェース部15はこれを受け、ステップS28におい
て、各制御装置2,4,5へ各々の設備の停止指令の信
号を送出する。
【0046】このような構成のアメニティ制御システム
においては、利用者の個人情報を読み取るためのマンマ
シンユニット3に、マンマシン表示部34及びマンマシ
ン操作部35を設け、予めIDカード200に書き込ま
れている利用者の好みの環境条件パターンを一覧表示し
て選択入力できるようにしたので、利用者がその時の気
分や体調に応じた部屋環境の設定を容易に行えるという
効果が得られる。
【0047】また、マンマシンユニット3に、情報書込
部33を設け、既に登録されている環境条件パターンと
は異なる条件パターンをIDカード200に書き込める
機能を付加したので、利用者がその場で異なる条件に変
更したり新たに条件を追加することができるという効果
が得られる。
【0048】実施の形態2.図5は本発明のアメニティ
制御システムの他の構成を示すブロック図である。本実
施の形態は、個人を特定する際の個人特定手段におい
て、実施の形態1の情報読取部32のIDカードの読み
取りによる方法を、指紋あるいは掌形、網膜、虹彩、声
紋等の照合による方法に置き換えたものである。図5に
おいて、210は、個人特定手段としての身体的特徴読
み取り手段である指紋照合装置である。これにより、外
部媒体へ個人情報を書き込むための情報書込部33(図
2)は不要となり、これらの個人情報は、情報処理装置
1の記憶装置としての個人データテーブル16に記憶す
る。
【0049】図6、図7は、それぞれ本実施の形態によ
るマンマシンユニット3の処理を示すフロー一チャー
ト、情報処理装置1の処理を示すフローチャートであ
る。このフローチャートに基づいて実施の形態1と動作
の異なる箇所について説明する。
【0050】図6のステップS30において、図5の情
報読取部32より利用者の身体的特徴(例えば指紋)を
読み取ると、マンマシン制御部31は、その情報をデー
タ化してステップS31で情報処理装置1に送信し、利
用者の照合と個人データの要求を行なう。
【0051】その結果ステップS32において、当該利
用者はまだ情報処理装置1の個人データテーブル16に
登録されていないという情報が返された場合は、ステッ
プS33へ進んで登録の処理を行なう。そして登録済み
のメンバーであった場合はステップS34に進み、情報
処理装置1から送信された個人データにひとつ以上の環
境条件がデータとして登録されているかどうかを判別
し、登録されている場合にはステップS35へ進む。
【0052】ステップS35からステップS41までの
動作は、実施の形態1の図3のステップS5からステッ
プS11までと同じである。なおステップS41におい
て、新たな環境条件の設定完了の操作を検知したらステ
ップS42へ進み、設定された環境条件のデータを情報
処理装置1へ送出する。
【0053】またステップS43からステップS45ま
での動作は、実施の形態1の図3のステップS13から
ステップS15までと同じである。
【0054】次に情報処理装置1の処理について、図7
のフローチャートに従い説明する。図7のステップS5
0において、情報処理装置1のシステム制御部11は各
部屋のマンマシンユニット3からの個人データの送信要
求の有無をチェックし、図6のステップS31の要求が
あった場合にはステップS51へ進み、個人データテー
ブル16を検索して登録済みのメンバーに合致する身体
的特徴のデータがあるか否かをチェックするとともに、
合致するデータが存在した場合にはステップS52にお
いてマンマシンユニット3へ該当する個人データを送出
する。なお、合致するデータが存在しない場合には、そ
の旨を情報として送信する。
【0055】ステップS53においては、システム制御
部11は、マンマシンユニット3から新たな個人データ
の登録要求の有無をチェックし、図6のステップS33
あるいはステップS42の送信があった場合にはステッ
プS54へ進んで、個人データテーブル16にデータの
書き込みを行なう。なお、ステップS55からステップ
S63までの動作は、実施の形態1の図3のステップS
20からステップS28までと同じである。
【0056】上述のとおり、本実施の形態の構成によれ
ば、利用者がIDカードの様な外部媒体を携帯すること
なく、実施の形態1と同等の効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】この発明に係るアメニティ制御システム
においては、各個人に応じた環境情報を複数記憶する記
憶手段と、記憶手段に記憶された複数の環境情報から1
個の環境情報を選択する選択手段と、選択手段が選択し
た環境情報に基づいて室内環境を制御する制御手段とを
備えている。そのため、その時の気分や体調に応じた環
境条件に容易に設定を行うことができる。
【0058】また、選択手段は、記憶手段に記憶された
複数の環境情報を表示する表示手段と、表示手段に表示
された複数の環境情報から1個の環境情報を選択して入
力する選択入力手段を有する。そのため、選択の操作が
容易となる。
【0059】また、選択入力手段は、新たな環境情報を
記憶手段に追加登録する追加登録手段を有する。そのた
め、記憶手段にその時の気分や体調に応じた環境条件が
無い場合でも容易に登録を行うことができる。
【0060】また、個人を特定する個人特定手段を更に
備え、表示手段は、個人特定手段の出力に基づいて、記
憶手段に記憶された環境情報から該個人に応じた環境情
報を表示する。そのため、各個人に応じた環境情報を表
示され、選択の操作がさらに容易となる。
【0061】また、個人特定手段は、身体的特徴読み取
り手段である。そのため、各個人が自分を特定する特定
手段を携帯する必要がなく便利である。
【0062】また、記憶手段は、ICカードである。そ
のため、各個人が記憶手段を携帯することができ、複数
のアメニティ制御システムに対しても、情報が1個とな
るのでシステムが簡略化される。
【0063】また、記憶手段は、選択手段に対して固定
された記憶装置である。そのため、個人が記憶手段を携
帯する必要がなく便利である。
【0064】さらに、制御手段は、室内環境としての、
温度、湿度、風量、香り、バックグラウンドミュージッ
ク、及び照明の少なくとも1つを制御する。そのため、
利用者は、より快適な環境を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアメニティ制御システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】 マンマシンユニットと情報処理装置の構造を
詳しく示すブロック図である。
【図3】 マンマシンユニットの処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】 情報処理装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】 本発明のアメニティ制御システムの他の構成
を示すブロック図である。
【図6】 マンマシンユニットの処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】 情報処理装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】 従来の室内環境制御システム(空調システ
ム)の構成図である。
【符号の説明】
2 空調制御装置(制御手段)、4 照明制御装置(制
御手段)、5 BGM制御装置(制御手段)、16 個
人データテーブル(記憶手段)、35 マンマシン操作
部(選択手段,選択入力手段)、34 マンマシン表示
部(表示手段)、33 情報書込部(追加登録手段)、
200 IDカード(記憶手段)、210 指紋照合装
置(個人特定手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各個人に応じた環境情報を複数記憶する
    記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記複数の環境情報から1個
    の環境情報を選択する選択手段と、 上記選択手段が選択した上記環境情報に基づいて室内環
    境を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするアメ
    ニティ制御システム。
  2. 【請求項2】 上記選択手段は、上記記憶手段に記憶さ
    れた上記複数の環境情報を表示する表示手段と、 上記表示手段に表示された上記複数の環境情報から上記
    1個の環境情報を選択して入力する選択入力手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のアメニティ制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記選択入力手段は、新たな環境情報を
    上記記憶手段に追加登録する追加登録手段を有すること
    を特徴とする請求項2記載のアメニティ制御システム。
  4. 【請求項4】 個人を特定する個人特定手段を更に備
    え、 上記表示手段は、上記個人特定手段の出力に基づいて、
    上記記憶手段に記憶された環境情報から該個人に応じた
    環境情報を表示することを特徴とする請求項2記載のア
    メニティ制御システム。
  5. 【請求項5】 上記個人特定手段は、身体的特徴読み取
    り手段であることを特徴とする請求項4記載のアメニテ
    ィ制御システム。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段は、ICカードであること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のアメニテ
    ィ制御システム。
  7. 【請求項7】 上記記憶手段は、上記選択手段に対して
    固定された記憶装置であることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか記載のアメニティ制御システム。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記室内環境として
    の、温度、湿度、風量、香り、バックグラウンドミュー
    ジック、及び照明の少なくとも1つを制御することを特
    徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のアメニティ制
    御システム。
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