JP3748350B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は中実竿杆を具備する釣竿に関する。1本竿でも、継竿でもよい。
【0002】
【従来の技術】
軸長方向に引き揃えられた強化繊維に合成樹脂を含浸させた素材を加熱成形した中実状のソリッド体は、そのまま竿として使用されることもあるが、通常は、その表面を研削して所定形状に成形して使用される。この場合、ソリッド体の表面部の強化繊維は研削によって切断される。釣竿は撓みの大きな使用がなされるものであるため、表面部の強化繊維が切断されていては、その繊維切断部位から剥離が生じて折損し易く、耐久性に乏しくなる。また、撓み剛性に大きく寄与する位置の軸長方向強化繊維が連続性を失うため、撓み剛性が低下する。そこでソリッド体の外周に繊維強化樹脂プリプレグを巻装して加熱成形した中実竿杆とすることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、中実竿杆は一度加熱成形したソリッド体の表面にプリプレグを巻回して、再び加熱して成形するものであるため特有の問題がある。即ち、ソリッド体と後から成形したプリプレグの層との境界部で接合不良を生じたり、また、この境界を境にして物性が異なり、ここから剥離し易いというような問題である。更には、中実竿杆は中空竿管と異なって潰れ破壊が生じないため、それだけ大撓みをさせ易く、巻装したプリプレグの端縁が単純に露出しておれば、こうした大撓みによる作用によってその端縁から剥離が生じることがある。
依って本発明は、大撓みにも拘わらず表面剥離の防止できる中実竿杆を有する釣竿の提供を目的とする
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑みて本発明は請求項1では、大部分の強化繊維が概ね軸長方向に指向した中実の繊維強化樹脂製ソリッド体に、強化繊維方向が概ね軸長方向になるように配向しつつ、予め重ねた状態の複数の繊維強化樹脂製プリプレグを巻回して成形する中実竿杆であって、最外層は竿杆の略全長に亘った軸長方向長さを有し、その幅は傾斜状縁を有する他のプリプレグの全体が隠れる大きさにし、強化繊維がガラス繊維である概ね矩形状のプリプレグによって形成していることを特徴とする中実竿杆を具備する釣竿を提供する。
最外層が竿杆の略全長に亘った長さのプリプレグによって形成されているため、中実竿杆表面にプリプレグの端縁が露出せず、表面からの剥離が防止される。略とは、例えば、穂先竿杆ではその先端部の20ミリ程度の範囲はトップガイドの装着管部分によって覆われるため、最外層のプリプレグが穂先竿杆全長に亘る長さより幾分短くても上記作用効果を奏することができるので、こうした短さの場合も含める意味である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す形態例に基づき、更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る中実竿杆の製造過程の例を示す図であり、先細形状のソリッド体10に、プリプレグP5,P4,P3,P2,P1を図のように重ねた状態で巻回する。ソリッド体は大部分の強化繊維が概ね軸長方向に指向するようにしてエポキシ樹脂(等の合成樹脂)を炭素繊維(等の強化繊維)で強化した繊維強化樹脂製の中実杆である。5枚のプリプレグも強化繊維(ここではプリプレグP1はガラス繊維、他は炭素繊維)にエポキシ樹脂(等の合成樹脂)を含浸させており、プリプレグP5,P4,P3,P2,P1の順に上側になるように予め重ねられており、この重ねた状態でソリッド体10に巻回される。
【0006
夫々のプリプレグの形状と寸法比は、概ね図1に示す通りであり、また、巻回されるプリプレグ始端縁(図の上辺)は、プリプレグP1とP2は揃えられており、プリプレグP3はプリプレグP2の始端縁に対してL1(数mm程度)だけ巻回方向に遅れる位置にあり、プリプレグP4はプリプレグP3の始端縁に対してL2(数mm程度)だけ巻回方向に遅れる位置にあり、プリプレグP5はプリプレグP4の始端縁に対してL3(数mm程度)だけ巻回方向に遅れる位置にある。
【0007
各プリプレグの強化繊維方向は概ね軸長方向であり、それらの縦弾性率は、プリプレグP1はガラス繊維であって5ton/mm(49kN/mm)程度、他のプリプレグは炭素繊維であって24ton/mm(235kN/mm)を使用している。ガラス繊維は炭素繊維よりも伸度が高く、成形された中実竿杆が大撓みし易い。通常、弾性率は1〜30ton/mm(9.8〜294kN/mm)の範囲から選択するが、本構造を採用すると、それを上回る材料を使用し易い。
【0008
即ち、図1に示す巻回前の各プリプレグの強化繊維は、ソリッド体10の中心軸方向に指向しているが、ソリッド体10は先細テーパ形状であるため、各プリプレグを図1のように重ねた状態で巻回すれば、巻回始めにおいては、プリプレグの強化繊維はソリッド体の母線に沿っているが、巻回が進行するにつれて母線から段々と傾斜する。従って、巻回が進行するにつれて巻回作業が容易になる。また、巻回の初期には、プリプレグP1が下側の各プリプレグの全長を覆っているため巻回作業がし易い。一般に、プリプレグに弾性率の高い材料を使用する場合に、巻回始めにおいては巻回が難しいが、こうした下側の各プリプレグの全長を覆っているプリプレグP1の存在によって巻回始めにおいても作業が容易になり、巻回の後半ではプリプレグP1は既に巻回を終了しているが、強化繊維がソリッド体の母線方向に対して傾斜してくる(当然中心軸方向に対しても傾斜)ため巻回が容易になる。
【0009
また、各プリプレグを巻回する際に、各プリプレグを巻回して成形した中実竿杆は後部ほどプリプレグの層が厚肉となり、撓み剛性が高くなる。こうしてプリプレグの弾性率を変えなくても、後部程その巻回数が多くなるように、プリプレグの形状を概ね三角形状(或いは台形状)にすることによって中実竿杆の後部程撓み剛性を高く形成でき、また、外径を大きくできる。
【0010
ソリッド体の略全長に亘って巻回配設されているのは、概ね矩形状のプリプレグP1であり、ソリッド体の先端部L4の領域は巻回されていない。この長さL4は概ね20mmであり、中実竿杆の成形後にトップガイドの基部円筒を挿入して固定するため、プリプレグP1の先縁は露出しない。また、プリプレグ巻回後にソリッド体の先部L4の部位をカットすることもあり、この場合はソリッド体10の後端部を除いてプリプレグP1によって完全に覆われる。後端部についても同様にカットすることもある。何れにしても、他のプリプレグの先端は全てプリプレグP1の内側に隠れるため、これらプリプレグの先端部からの剥離は生じ難い。ソリッド体の後端部にもプリプレグが巻回されていないが、この例では、この部位に握り部材が装着されるため、後端縁も外部に露出せず、ここからの剥離は防止される。
【0011
然しながら、各プリプレグの先端部ではないが、各プリプレグの先側の傾斜状縁はプリプレグP1の巻回終了後に、その巻回プリプレグP1の後部に巻回されて外部に露出する。従って、こうした傾斜状縁からの剥離をも防止するために、プリプレグP1の幅(図1の上下方向長さ)をこのプリプレグP1の内側に各プリプレグ全体が隠れるように設定すれば更に好ましい。
【0012
図2は、参考用の中実竿杆の形態例の製造過程を示す図である。ソリッド体10の外周に、強化繊維がソリッド体の概ね軸長方向に指向するように1枚のプリプレグP6を巻回し、加熱成形する。このプリプレグは図示の台形状であり、長さはソリッド体の半分程度であって、該プリプレグの前側縁が45度程度の傾斜状にカットされている。このプリプレグの先端部は先鋭的に露出しているため、ここから剥離し易い。そこで、細幅のプリプレグP7を用い、その細幅を規定する前後端が、夫々、ソリッド体の概ね円周方向に指向するようにして、前記先端部を含んで、近くのソリッド体領域にまで亘るように巻回する。
【0013
このプリプレグP7の強化繊維は織布であり、強化繊維方向はソリッド体の長手方向に対して概ね±45度であり、中実竿杆の撓み剛性に対して殆ど寄与しない。繊維の傾斜方向角度は45度以外の任意角度でもよく、また、円周方向に指向した強化繊維としてもよい。更には、長手方向指向でもよいが、この場合を含め、中実竿杆の撓み剛性に対する寄与率の大きな角度の場合は、縦弾性率の小さな強化繊維を選定すると、撓み剛性への影響が小さくてよい。
【0014
プリプレグP6の内側に他のプリプレグを巻回していても上記各説明は同様である。また、プリプレグP6の先端部の形状を工夫し、2点鎖線P6’に示すような形状部を一体にしたプリプレグとすれば、プリプレグP7を巻回した場合と同様な端部剥離防止の効果が生じる。しかし、P6’による撓み剛性への影響を小さくするには、プリプレグP6が該プリプレグP6と一緒に重合状態で巻回される裏打ちを有している場合は、この裏打ちのプリプレグによってP6’を形成することが好ましい。裏打ちは、表の本体プリプレグと異なり、極薄であったり、強化繊維の方向が本体とは交差しており、軸長方向ではなくて概ね円周方向となるため、撓み剛性への影響は小さい。更には、裏打ちの強化繊維の縦弾性率は本体よりも小さいものを使用することが多く、この場合は、更に撓み剛性への影響が小さくなる。
【0015
ソリッド体10の上に以上の様な形態のプリプレグの層を形成したり、或いは、以上とは無関係にプリプレグ層を形成する場合に、ソリッド体10表面を粗面化する。少なくとも5ミクロン以上の凹凸にし、好ましくは10ミクロン以上とし、更に好ましくは100ミクロン以上にする。この粗面の上からプリプレグを巻回して成形すれば、ソリッド体とプリプレグ層との接合強度が向上し、境界剥離が防止できる。ソリッド体表面にその強化繊維を露出させても上記凹凸と同様な効果が期待できる。
【0016
また、図3に示すように、ソリッド体10と外側のプリプレグ層14との間に、ソリッド体とプリプレグ層の最内層との各断面での平均軸長方向弾性率の何れよりも小さな平均軸長方向弾性率を有する中間層12を介在させる。即ち、ソリッド体10の強化繊維は軸長方向指向であり、プリプレグ層の最内層の主たる強化繊維がが同じく軸長方向指向である場合を考える。この場合、マトリックスの合成樹脂のことは殆ど無視して差し支えないため、夫々の軸長方向強化繊維の断面積と弾性率との積の和を、ソリッド体の横断面積と、プリプレグ層の最内層の横断面積で、夫々除した値を、夫々の平均軸長方向弾性率と考えることができる。影響が無視できないと考える場合には、マトリックス樹脂を考慮すればよい。
【0017
こうして求めた何れの平均軸長方向弾性率よりも小さな平均軸長方向弾性率を有する中間層12を設ける。これによって中実竿杆が撓んだ際に、ソリッド体10とプリプレグ層14との間の層間剥離が防止できる。こうした中間層の材料としてはゴム系材料やそれ以外の合成樹脂材等がある。また、中間層の厚さは10ミクロン以上であり、300ミクロン以下に設定する。
【0018
ソリッド体の外側にプリプレグ層を設けて中実竿杆を成形するが、外側になるプリプレグ層では、ソリッド体よりも変形量が大きいため、伸度の高い強化繊維を使用するとよい。また、大撓みを可能にするためには、撓み剛性に大きく寄与するプリプレグ層の剛性を小さくすべく、強化繊維を円周方向や傾斜方向に指向させたプリプレグを巻回したり、軸長方向指向であっても強化繊維の弾性率をソリッド体のそれよりも20ton/mm(196kN/mm)以上大きくしたり、また、50ミクロン以上の厚さの樹脂層を形成する。特に、プリプレグ層の最外層にこうした層を形成すると効果的である。勿論、ソリッド体とプリプレグ層とに使用する強化繊維の弾性率を同程度にしてもよい。この同程度とは差が10ton/mm(98kN/mm)以内をいう。
【0019
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、大撓みにも拘わらず剥離による損傷の防止される中実竿杆を有する釣竿を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る形態の竿杆製造過程の図である。
【図2】 図2は参考形態の竿杆製造過程の図である。
【図3】 図3は他の形態の竿杆断面図である。
【符号の説明】
10 ソリッド体
12 中間層
14 プリプレグ層

Claims (1)

  1. 大部分の強化繊維が概ね軸長方向に指向した中実の繊維強化樹脂製ソリッド体に、強化繊維方向が概ね軸長方向になるように配向しつつ、予め重ねた状態の複数の繊維強化樹脂製プリプレグを巻回して成形する中実竿杆であって、最外層は竿杆の略全長に亘った軸長方向長さを有し、その幅は傾斜状縁を有する他のプリプレグの全体が隠れる大きさにし、強化繊維がガラス繊維である概ね矩形状のプリプレグによって形成していることを特徴とする中実竿杆を具備する釣竿。
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