JP3746322B2 - コンバイン用脱穀機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、走行機台上に搭載するところのコンバイン用脱穀機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行機台上に搭載するコンバイン用脱穀機は、扱胴と処理胴の軸芯方向を機体の進行方向と同方向にした扱室と処理室を並設し、その扱室と処理室の下方に扱室からの扱卸物と処理室からの処理物を選別する揺動選別体を設け、該揺動選別体の揺動方向を前記軸芯方向と同方向にしたもので、その脱穀機の処理室に穀粒タンクを並設し、前方の刈取装置によって刈取った穀稈を脱穀機に後送して脱穀処理しながら脱穀処理された1番物と2番物を、処理室と穀粒タンクの間に立設する1番揚穀筒と2番揚穀筒によってそれぞれ穀粒タンクに収納するとともに処理室等に還元するようにしている。このような脱穀機の扱胴に対して選別部を直交する方向に設け、穀粒を揚上搬送する揚穀筒を扱室と選別部との間に形成した穀稈供給の空間を通して配設した構成が実願昭61−13748号公報に記載され、更に前述する機体の進行方向と同方向に選別部を配置した脱穀機において、揚穀筒と2番還元筒を重合状態に配置する一方、2番還元筒の移送終端部位に案内通路と吐出羽根を設け、2番物を揺動選別体の始端に投擲する還元装置が特開平06−276846号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コンバインの高性能化が要求され、その要求を満たすために脱穀機の性能をアップするには、扱室と処理室の緊密な連繋処理と共に両室によって脱穀処理されたものを選別する揺動選別体の選別性能を一段と向上させることが肝要であって、選別性能を向上させるには揺動選別体の選別面の横幅を拡幅するか後方に延長するかして選別面を広くしなければならない。しかし、揺動選別体の横幅を拡幅すると並設する穀粒タンクの設置領域に侵入してタンク容量を減じ、また、後方に延長すると機体の前後長が長くなって作業時の機動性・旋回性を低下させるのである。その上、穀粒タンクに1番物を収納する1番物揚穀筒と処理室等に2番物を還元する2番揚穀筒が処理室と穀粒タンクの間に立設されているから、立設に要する間隔が必要になってコンバインの幅員が圧縮できずコンパクト化の障害になっている。そこで、本発明はこのような問題点を克服して市場の要求に応えるべく、脱穀機の性能をアップさせながら穀粒タンクの容量を減ずることなく幅員の圧縮によってコンバインのコンパクト化をはかり、且つメンテナンス性もよくするものを提供せんとして創作したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のようなコンバイン用脱穀機を提供するために、扱室と、該扱室の送塵口からの送出物を処理する処理室を並設し、扱室と処理室の下方に扱室からの扱卸物と処理室から落下する処理物を選別する揺動選別体を設け、前記扱室と処理室内に収蔵する扱胴と処理胴の軸芯方向を機体の進行方向と同方向にするとともに揺動選別体の揺動方向を前記軸芯方向と直交させ、揺動選別体により選別した1番物を1番揚穀筒によって処理室に並設する穀粒タンクに収納し、2番物を2番揚穀筒により前記処理室に還元させ、該1番揚穀筒と2番揚穀筒を前記扱室の穀稈供給に設けたコンバイン用脱穀機において、処理室の下方に揺動選別体の始端を臨ませるとともに、2番物を処理室に還元する2番揚穀筒を設け、前記1番揚穀筒と2番揚穀筒を側方視で重合させたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
これにより、前方の刈取装置で刈取った穀稈は脱穀機に供給されて、扱胴と処理胴の軸芯方向を機体の進行方向と同方向にした扱室と処理室によってダイレクトに脱穀処理され、これら扱室と処理室からの扱卸物と処理物は横幅が機体の進行方向になり選別面が拡幅されて機体の左右方向に揺動する揺動選別体上に落下し、揺動作用と選別風とにより選別されて、1番物は処理室に並設する穀粒タンクに収納されるようになり、2番物は処理室に還元されて再処理され、該処理室の下方に臨ませた前記揺動選別体の始端に処理物が自然に落下し、揺動選別が初期の段階から効果的に作用するとともに、1番揚穀筒と2番揚穀筒を扱室の穀稈供給で重合させ、穀粒と2番物を穀粒タンク側と同方向に搬送するようにした。
【0006】
そして、その場合前記の穀粒タンクに収納される1番物は扱室の穀稈供給に設けた1番揚穀筒により揚上されて収納され、また、2番物も扱室の穀稈供給に設けた2番揚穀筒によって還元されるのである。
【0007】
【実施例】
以下、本発明について実施例図を参照し具体的に説明すると、この脱穀機(A)は左右一対のクロ−ラ(10)を有する走行機台(11)上の左側に搭載され、右側には操縦部(B)とエンジン(E)および脱穀機(A)からの1番物を収納する穀粒タンク(G)が配設されて脱穀機(A)に穀粒タンク(G)が並設し、脱穀機(A)の前方に刈取装置(C)を後方に排藁処理装置(D)をそれぞれ設けてコンバインを構成している。
【0008】
そこで、上記のように走行機台(11)上の左側に搭載の脱穀機(A)に関して詳述する。(1)は扱室、(3)は処理室で、その扱室(1)と処理室(3)の下方には揺動選別体(4)が装架されて、刈取装置(C)から後送される刈取穀稈は扱室(1)と処理室(3)とによって脱穀処理され、その扱室(1)からの扱卸物と処理室(3)からの処理物が揺動選別体(4)の揺動作用と選別風により選別されるのである。
【0009】
前記の扱室(1)と処理室(3)は、大径の扱胴(5)と小径の処理胴(6)を収蔵し、その各胴(5)(6)の軸芯方向を前後方向、即ち、機体の進行方向と同方向にして並設し、扱室(1)の終端部から後方にかけて4番樋(12)が設けられ、処理室(3)の始端部から前側には処理胴軸(13)と同一軸にして後方に向けて搬送する横送りコンベヤ(14)を内蔵する還元室(15)が連通連設されている。そして、その還元室(15)に対向する扱室(1)の周面部分に扱網(16)が張設され、処理室(3)に対面する扱室(1)の周面には扱室(1)と処理室(3)の始端とを連通する送塵口(2)を開口し、その送塵口(2)は扱室(1)の中途部から終端部にかけて幅広いものに形成されて処理室(3)は扱室(1)よりも下位に設定してある。
【0010】
また、(4)は揺動選別体で、この揺動選別体(4)は前記扱室(1)と処理室(3)および還元室(15)の下方において、その揺動方向を機体の左右方向、即ち、扱胴(5)と処理胴(6)の軸芯方向と直交させて装架したもので、始端部から終端部にかけてフィ−ドパン(17)・チャフシ−ブ(18)・ストロ−ラック(19)を順次配設し、チャフシ−ブ(18)の下側にグレンシ−ブ(20)が張設されてこれらのものによって構成されている。
【0011】
そして、前記処理室(3)および還元室(15)を揺動選別体(4)の始端上方に、扱室(1)を中途部から終端上方にそれぞれ位置させて、前記扱網(16)の下端部から揺動選別体(4)の始端に向けて下り斜面に流下板(21)が斜設され、扱網(16)の網目を通過して落下する扱室(1)からの扱卸物を揺動選別体(4)の始端に供給し、また、処理室(3)の下側周りには処理網(22)が張設されていて処理室(3)からの処理物はこの処理網(22)を通過して揺動選別体(4)の始端に落下し揺動選別体(4)の揺動作用を受けるのである。
【0012】
また、扱卸物と処理物の選別を行う前記揺動選別体(4)の揺動作用に併用する選別風は、揺動選別体(4)の始端部の下方に横断流ファンであるところの圧風ファン(23)を終端に塵埃分離室(24)を配設し、圧風ファン(23)の吹出と塵埃分離室(24)の上部との間に選別風路(25)が形成されて吹流し、塵埃分離室(24)の下部と圧風ファン(23)の吸入は迂回路(26)により連通されて塵埃分離室(24)で選別風から塵埃が除去されたものが圧風ファン(23)の吸入に還流し再度吹出から吹出し選別風路(25)を吹流するのである。
【0013】
そして、選別風路(25)の底部には圧風ファン(23)から1番物受樋(27)と2番物受樋(28)がそれぞれ前後方向に横設され、各受樋(27)(28)には後側から前側に搬送するスクリュ−コンベヤ(29)(30)が内装されて、1番物受樋(27)の前端部、即ち搬送終端部は扱室(1)の穀稈供給に設ける1番揚穀筒(7)により前記の穀粒タンク(G)に連通し、2番物受樋(28)の搬送終端部も同様に穀稈供給に設けた2番揚穀筒(8)によって還元室(15)に連通させている。
【0014】
また、処理室(3)の終端部は排塵室(31)に延出されて排塵口(32)を開口し、排塵室(31)内におけるこの排塵口(32)部の側方で前記4番樋(12)の下方には篩線(33)が斜設され、その篩線(33)の下方には揺動選別体(4)の側縁部から斜め上向きに突出する受板(34)が延設されて処理室(3)の排塵口(32)から投出され篩線(33)間から漏下したものを受けて揺動選別体(4)上に回収するようにしてある。
【0015】
なお、(35)(36)は刈取装置(C)からの刈取穀稈を受継いで挟持搬送するフィ−ドチエンと挟扼レ−ルであり、(37)は脱穀済の排藁を排藁処理装置(D)に向けて搬出する排藁チエン、(38)は塵埃分離室(24)の底部に開口する塵埃落下口で、クロ−ラ(10)の上方に位置し、(39)は外気吸入量を調節して圧風ファン(23)の風力を加減する風力調節弁である。
【0016】
また、前記の1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)は前記のように扱室(1)の穀稈供給に設けられているが、これらの1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)は側方視で重合状態に斜設されて、その一方の2番揚穀筒(8)は扱室(1)の穀稈供給に連設して前方に突出するところの入口鉄板(9)の下側を通って斜設され2番物受樋(28)内の2番物を還元室(15)を介して処理室(3)に還元するようにしてある。
【0017】
したがって、刈取装置(C)からの刈取穀稈が入口鉄板(9)上を通過しフィ−ドチエン(35)と挟扼レ−ル(36)により挟持搬送されて扱室(1)内を横送すると、穀稈は扱胴(5)の回転によって脱穀され、その扱卸物は扱網(16)の網目を通過して揺動選別体(4)の始端に向けて投出されるとともに、流下板(21)により案内されて揺動選別体(4)の始端に供給され、扱網(16)を通過しないものは送塵口(2)から処理室(3)の始端に落ち込むように送出されて、この幅広の送塵口(2)部で脱穀された藁稈に刺さるササリ粒は扱歯の梳き作用によって藁稈から分離し、その分離した藁稈が排藁チエン(37)に受継がれ4番樋(12)上を搬出されて排藁処理装置(D)で処理され、前記の送塵口(2)から処理室(3)に送出されたものは終端に移行する間において処理胴(6)の回転により処理され、その処理物は処理網(22)を通って揺動選別体(4)の始端に落下する。
【0018】
このようにして、揺動選別体(4)の始端に供給または落下した扱卸物と処理物はこの揺動選別体(4)の左右方向の揺動作用と選別風路(25)を吹流する選別風の併用によって選別されて1番物は1番物受樋(27)に落入し集合して前側に向けて搬送され1番揚穀筒(7)により揚上されて穀粒タンク(G)に収納されるのである。また、2番物受樋(28)内に落入した2番物も前側に搬送され2番揚穀筒(8)によって還元室(15)内に投入され横送りコンベヤ(14)でもって後送されて処理室(3)の始端部に返され、前記の送塵口(2)から送出されたものに合流し該室(3)で前記のようにして再処理されるのである。
【0019】
そして、処理室(3)の処理網(22)を通過して落下しないものはこの処理室(3)の終端部に至り排塵口(32)から処理胴(6)と共に回転する処理歯によって排塵室(31)内に放擲され篩線(33)上に落下し穀粒類はこの篩線(33)間から漏下して受板(34)により揺動選別体(4)上に流動して回収され、篩線(33)を漏下しない稈切れ等は後方に滑り落ち排出されるようになる。
【0020】
また、前記の選別風路(25)を吹流して揺動選別体(4)の揺動作用に併用される選別風は塵埃を伴って揺動選別体(4)終端の塵埃分離室(24)の上部から該室(24)内に吹流し、ここでその選別風は風速を減じ塵埃は沈滞下降して塵埃落下口(38)から回行するクロ−ラ(10)の回行面上に落下して圃場面に誘導され、塵埃分離室(24)で塵埃が除去された選別風は迂回路(26)を圧風ファン(23)に還流して循環するようになるのである。
【0021】
「図9」は参考例を示したもので、機体の外側に位置していた揺動選別体(4)の終端と塵埃分離室(24)とを穀粒タンク(G)にした形態の脱穀機(A)であって、このような形態にすると、扱室(1)の穀稈供給に設ける2つの揚穀筒のうち他方の1番物を穀粒タンク(G)に収納する1番揚穀筒(7)が前記の入口鉄板(9)の下側を通って斜設されるようになるのである。また、扱網(16)を通過して落下する扱室(1)からの扱卸物を案内する流下板(21)は前記とは逆向きに斜設されて揺動選別体(4)の始端に供給するようにするのである。
【0022】
そして、前記のように1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)を扱室(1)の穀稈供給に設けるのに、側方視で重合させたり、2番揚穀筒(8)または1番揚穀筒(7)を扱室(1)の穀稈供給に連設する入口鉄板(9)の下側を通して斜設するようにすると、機体の前後長も圧縮されて一層コンパクトなものになる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、以上詳述したように、扱室(1)と、該扱室(1)の送塵口(2)からの送出物を処理する処理室(3)を並設し、扱室(1)と処理室(3)の下方に扱室(1)からの扱卸物と処理室(3)から落下する処理物を選別する揺動選別体(4)を設け、前記扱室(1)と処理室(3)内に収蔵する扱胴(5)と処理胴(6)の軸芯方向を機体の進行方向と同方向にするとともに揺動選別体(4)の揺動方向を前記軸芯方向と直交させ、揺動選別体(4)により選別した1番物を1番揚穀筒(7)によって処理室(3)に並設する穀粒タンク(G)に収納し、2番物を2番揚穀筒(8)により前記処理室(3)に還元させ、該1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)を前記扱室(1)の穀稈供給に設けた脱穀機において、処理室(3)の下方に揺動選別体(4)の始端を臨ませるとともに、2番物を処理室(3)に還元する2番揚穀筒(8)を設け、前記1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)を側方視で重合させたことを特徴とするコンバイン用脱穀機にしたのであるから、機体の進行方向と同方向にした扱室(1)と処理室(3)によってダイレクトに脱穀処理が行われながら、扱室(1)と処理室(3)からの扱卸物と処理物を選別する揺動選別体(4)の横幅が機体の進行方向になり、選別面が拡幅されるとともに前記揺動選別体(4)の始端側に扱卸物と処理物が集穀され、揺動選別が初期の段階から効果的に作用するようになり選別性能が一段と向上し、しかも、揺動選別体(4)のこの選別面の拡幅によって穀粒タンク(G)の設置領域に侵入するようなことがないので穀粒タンク(G)の容量を減ずることもない。その上、穀粒タンク(G)に1番物を収納する1番揚穀筒(7)と処理室(3)に2番物を還元するための2番揚穀筒(8)を扱室(1)の穀稈供給に設けたので、その分コンバインの幅員が圧縮されてコンパクトになり、且つ1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)が処理室(3)と並設する穀粒タンク(G)の間に存在しないから、メンテナンス性をよくするため穀粒タンク(G)を処理室(3)から離間可能なものにするという従来の手段が不要になるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 「図4」におけるA−A線の断面図である。
【図2】 コンバイン全体の左側面図である。
【図3】 脱穀機内部を示す平面図である。
【図4】 同脱穀機の内部を示す右側面図である。
【図5】 「図4」におけるB−B線の断面図である。
【図6】 同C−C線における断面図である。
【図7】 同D−D線における断面図である。
【図8】 脱穀機と穀粒タンク部の縦断前方視図である。
【図9】 脱穀機の参考例を示したものである。
【符号の説明】
1 扱室
2 送塵口
3 処理室
4 揺動選別体
5 扱胴
6 処理胴
7 1番揚穀筒
8 2番揚穀筒
G 穀粒タンク
9 入口鉄板

Claims (1)

  1. 扱室(1)と、該扱室(1)の送塵口(2)からの送出物を処理する処理室(3)を並設し、扱室(1)と処理室(3)の下方に扱室(1)からの扱卸物と処理室(3)から落下する処理物を選別する揺動選別体(4)を設け、前記扱室(1)と処理室(3)内に収蔵する扱胴(5)と処理胴(6)の軸芯方向を機体の進行方向と同方向にするとともに揺動選別体(4)の揺動方向を前記軸芯方向と直交させ、揺動選別体(4)により選別した1番物を1番揚穀筒(7)によって処理室(3)に並設する穀粒タンク(G)に収納し、2番物を2番揚穀筒(8)により前記処理室(3)に還元させ、該1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)を前記扱室(1)の穀稈供給に設けたコンバイン用脱穀機において、処理室(3)の下方に揺動選別体(4)の始端を臨ませるとともに、2番物を処理室(3)に還元する2番揚穀筒(8)を設け、前記1番揚穀筒(7)と2番揚穀筒(8)を側方視で重合させたことを特徴とするコンバイン脱穀機。
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