JP3745239B2 - インクジェット印刷用インクセット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、概して、マルチ−ペンインクセットから成るインクジェット印刷システムに有用なポリマーシステムに関する。本発明の沈殿剤ゲル層は、2つ又はより多くの流体の相互作用によって作り出される。1つの実施態様において、キトサン塩を含むインクが、ポリマー含有の反応性の、又は定着剤流体と接触してゲル沈殿剤を形成する。そのゲルが、媒体基体上に保護膜を形成し、且つ増大された乾燥時間、耐スミア堅牢性(smearfastness)、耐スマッジ堅牢性(smudgefastness)、および耐水堅牢性(waterfastness)の向上などの、耐久性の諸利益をもたらす。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット印刷システムの使用は、近年劇的に発展した。その発展の要因は、かなりの程度のコスト低減と相まって、印刷解像度及び全体的な印刷品質の相当な改善によるものと考えてよい。今日のインクジェットプリンタは、市販用、企業用及び家庭用など多くの用途に関して、ほんの数年前に入手可能であった相当製品より完全に一桁低い費用で満足のいく印刷品質を提供している。こういった最近の成功にも関わらず、消費者に対するコストをさらに低減する一方、インクジェット印刷品質の改善を計るべく、集中的な研究開発努力が続けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
インクジェット印刷は、画像を作り出すのに媒体上へのインク液滴の吐出を伴う。典型的に、これらの画像は、画像劣化因子、例えば、機械的摩損、光、水、及びハイライタペンに使われているような溶媒類に対して耐性がない。進歩するインクジェット印刷技術及び消費者の要求から、印刷システムは、迅速な乾燥時間、最小の媒体の歪み(即ち、紙のしわ)、耐久性の改善、そして高い染色効率を維持しながら、より強化されることが要求される。
【0004】
これらの問題の幾つかへの取り組みに、多様なアプローチが用いられてきた。例えば、「第5の」ペン又は「普通紙最適化」戦略が、インクジェット製品に適用され、幾つかは成功を収めている。その他のアプローチには、インク中へのポリマーの調合、その後に続く熱又は融着後処理、エレクトログラフィーによるトナーの堆積、及びラメラ又はベシクル形成界面活性剤のような特殊添加剤が含まれる。しかしながら、インクジェット印刷に関して上記ニーズを満し且つ消費者に満足を与える、改善された製品に対する必要性は依然として存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
水性ベースのポリマーと組み合わせたキトサン塩の使用により、改善された乾燥時間、耐スミア堅牢性、耐水堅牢性、改善されたカラー、耐久性及びしわの制御について所望の効果が創り出されることが見出された。理論に制限されることなく、キトサン塩とポリマーが結合して、相互作用によりゼラチン状の膜が形成されると考えられる。水と着色剤がその膜に捕捉される。インク組成物、又は、一般に、第5のペンとして知られている、定着剤の流体に、キトサン塩が添加され得る。ポリマーは、インクセットの他の流体に添加されるべきである。加えて、上記のインクと定着剤でプリントされる媒体を、さらに、熱又は融着(熱と圧力の組合せ)によって処理することもできる。
【0006】
<定義>
流体 − 反応性流体及びインク組成物の何れか一方又は両方を含む。
反応 − 1つ又はより多くの成分の溶解度又は相状態が、1つの流体が他の流体と接触して相互反応する場合に、媒体上の少なくとも1つの着色剤の動きが固定される様に変化されることを意味する。
反応性流体 − 第5又は第6のペンの流体又は定着剤流体としても知られている。典型的には、実質的に色のない流体(即ち、反応性流体は着色剤(例えば、染料又は顔料)を含んでいないか、又は可視光を吸収しないがIR又はUVスペクトルの何れか又は両方において吸収できる着色剤を含んでいてもよい)。1つの実施態様では、反応性流体は、インク中でポリマー成分と反応するキトサン塩成分を含み、従って、高い耐久性(例えば、耐水堅牢性、耐スミア堅牢性、耐スマッジ堅牢性)、改善された色振動、高いエッジ明瞭度、及び乾燥時間短縮を包含する、インクで作られる印刷領域の画像の全体性の向上が提供される。第2の実施態様では、キトサン塩がインク中にそしてポリマーが第5ペンの流体中にある。インク及び定着剤流体が、印刷媒体上の少なくとも部分的に同じ所定領域上に、又は印刷媒体上の互いに隣り合う所定領域上に印刷される。反応性流体は、本発明に従って調合される少なくとも1つのインクと反応性である。追加の保護的性質を有する、さらなる第6のペンの透明流体を、着色剤含有の流体及び第5のペン流体に加えて印刷しても良い。本発明のキトサン−ポリマー添加剤を持たない典型的な定着剤流体は当分野で周知である。
インク − 少なくとも1つの着色剤を含む流体であり、インクは1つ又はより多くの領域(例えば、可視光、IR、UV等)で吸収する。インクジェットプリンタは、典型的に、通常、4-ペンインクセットとして知られている、ブラック、マゼンタ、シアン、及びイエローインクを含むインクセットを具備する。ライトマゼンタ、第二ブラック、又は特殊グラフィックカラーのような、追加カラーインクを含む予備のペンも存在し得る。
【0007】
本発明は、特に着色用途に使用され且つより詳しくはインクジェット印刷に使用するための流体セットに関する。本発明の流体セットは、相互反応性流体の諸利点を兼備し、一方強化された画像の一体性をインクジェット方式に提供する顔料又は染料を利用する。当該流体セットは、水性印刷インク、特に、デラウェア州のヒューレット・パッカード社製のDESKJET(登録商標)プリンタ;及びその他の市販の家庭用又はビジネス用インクジェットプリンタのような市販のインクジェットプリンタに使われるインクジェットインクの多くの用途に使用することができる。
【0008】
本発明の水性インクは、約0.5〜約20重量%の着色剤、好ましくは、約1〜約10重量%、より好ましくは、約1〜約6重量%の着色剤;約0.1〜約40重量%の1つ又はより多くの有機溶媒を含有する。追加の成分は、界面活性剤、緩衝剤、殺生物剤、及びそれらの混合物から成る群から、それぞれ独立して選択される。
【0009】
【発明の好ましい実施の形態】
溶液中の約5,000MW(重量平均)のキトサン(カニ甲羅様の甲殻類の外殻に見られるような、ポリグルコサミン類)をある種のポリマーと結合させて普通紙などの基板上にゲル層を形成することができる。適切なキトサン塩の例としては:酢酸キトサン、乳酸キトサン、及びコハク酸キトサンが含まれる。ここで用いられる際、「キトサン」又は「キトサン塩」は、キトサン、多糖類、及び酸化グルコースをベースとする、広範な種類の反応性ポリマーをも意味し、ポリグルコサミン、カチオン官能性で修飾された多糖類、及びカルボン酸塩又はその他のアニオン官能性で修飾された多糖類、例えば、カルボキシメチルキトサン、が含まれる。ここで用いられるような、一般的な用語「キトサン」に包含されるその他の適当な帯電化多糖類には、ニュージャージー州モーリスタウン所在のVanson, Inc.より、Polychon(登録商標)として入手可能なコンドロイチン硫酸塩、カルボキシメチルセルロース、ヒアルロン酸-N-アセチルd-グルコサミン及びD-グルコロン酸ポリマー、アルギン酸塩、D-マンヌロン酸(D-マンノースは糖類)のアルギン酸-1,4リンカーポリマー、(約15%の硫酸塩含量を有する)カラギーナン、及びデキストラン硫酸塩がある。適当なカチオンポリマーには、(National Starch Co.からcelquat H-100、L-200(登録商標)として入手可能な)ジエチルアミノエチルセルロース、デキストラン(DEZE(登録商標))、CeleneseからJaguars C-14s(登録商標)、C-15(登録商標)、及びC-17(登録商標)として入手可能なカチオングアー、National Starchから入手可能なcato-72(登録商標)などのカチオンデンプン、及びNational StarchからのFloc-Aid 19(登録商標)などのセルロース/デンプン−ジメチルジアリルアンモニウムクロリドコポリマーがある。
【0010】
単独で又は任意の組合せで用いることができる、キトサン塩は、インク中又は定着剤流体、即ち第5のペン組成物中に約0.1〜10重量%の範囲で存在する。約5重量%未満が好ましい。より好ましくは、流体が約0.1〜約1重量%のキトサン塩を含有する。反応性流体は、水と上述のキトサン塩に加えて、1つ又はより多くの同様の成分を、インクに通常調合される同じ%量で含有してもよい。例えば、溶媒、界面活性剤、両親媒性物質、殺生物剤、緩衝剤が、本発明の反応性流体に存在していてもよい。
【0011】
本発明のインクは、好ましくは、顔料ベースであるが、染料ベースを用いてもよく、そしてキトサン塩か又はキトサン塩につり合う1つ又はより多くのポリマーのセットの何れかを含有する。そのようなポリマーの例としては、ポリアクリル酸(MW:約5,000)、ポリスチレン−無水マレイン酸誘導体、ロジン、ポリアビアチン酸−無水マレイン酸誘導体、Henkel製のGAX-12-513などのポリアミド、及びポリオレフィン−アクリレート、及びHenkel製のGAX-6000などのスチレン化ポリアクリレート、及び米国特許第5,519,085号におけるようなABCトリブロックポリマーがあり、Aブロックは水溶性親水性ポリマーであり、Bブロックは官能基を有し、そしてCブロックは少なくとも1つの水溶性有機溶媒に溶解可能なポリマーである。ABCブロックポリマーの例には、メタクリル酸//メタクリル酸フェニルエチル/メタクリル酸ジメチルアミノエチル/メタクリル酸エトキシトリエチレングリコール(13//8/2//4);メタクリル酸ジメチルアミノエチル/メタクリル酸メチル//メタクリル酸フェニルエチル//メタクリル酸エトキシトリエチレングリコール(7.5/5//10//4);及びメタクリル酸//メタクリル酸フェニルエチル//メタクリル酸エトキシトリエチレングリコール(13//10//4)がある。単独で又は任意の組合せで用いることができる、該ポリマーは、インク中に約0.1〜5重量%の範囲で存在する。より好ましくは、インクは、約0.1〜約1重量%のポリマーを含有する。
【0012】
<着色剤>
ここで使用される着色剤は、染料ベース及び/又は顔料ベースであってよい。ここで使用される時、用語「顔料」は、水性ビヒクルに不溶性な着色剤を意味し、分散染料、並びに分散剤の支援で分散されるか又は自己分散型の何れかである顔料を含む。
【0013】
ここでの適当な着色剤の例としては、少なくとも1つ、好ましくは2つ又はより多くのカルボキシル及び/又はカルボン酸塩基を有する有機染料が包含され、これらの例は米国特許第4,963,189号(Hindagollaによって出願され且つ本発明と同じ譲受人に譲渡されたもので、且つ参考としてここに引用される)にリストされており、及び米国特許第5,085,698号、及び米国特許第5,555,008号、両方とも参考としてここに引用、に開示されたような、好ましくはカルボン酸塩可溶化基含有の分散剤で分散される、水不溶性着色剤(例えば、顔料)を有するカルボキシル化顔料分散物、又はCabot Companyから商標名Cabojetを付して提供される自己分散型顔料が含まれる。
【0014】
ここでの使用に適する染料は、インクジェット印刷に通常採用されるいずれの染料も包含され、例えば、Food Black 2、Direct Red 227、Direct Blue 199、Direct Yellow 86などである。これらの染料は、通常アニオン染料として知られており、1つ又はより多くのスルホン酸塩(SO3−)を含むものも使用され得る。周知のように、これらの染料は、通常、ナトリウムカチオンと結合される。
【0015】
<流体>
本発明の流体、即ち、インク及び定着剤流体の両方は、約0.1〜約40重量%の少なくとも1つの有機溶媒を含んでいてよい。より好ましくは、流体は、約1〜約25重量%、さらに好ましくは、約5〜約15重量%、の少なくとも1つの有機溶媒を含む。任意に、1つ又はより多くの水溶性界面活性剤/両親媒性物質(0〜約40重量%、好ましくは、約0.1〜約5重量%)が存在していてよい。本発明のインクは、約7〜約11、好ましくは約8〜約10、より好ましくは約8〜約9、の範囲にあるpHを有する。本発明の第5のペンの流体は、約2.5〜約7、好ましくは約3〜約6、より好ましくは約4〜約5、の範囲にあるpHを有する。
【0016】
<水性ビヒクル>
本明細書に記載の濃度は全て、別途表示されない限り、重量パーセントで表す。全成分の純度は、インクジェット用インクとして通常の商用実施に採用されるものである。全ての参考文献及び特許は、ここに、参考として引用する。
【0017】
本発明のインクに添加されるその他の成分は、本発明に採用される上記着色剤と相容性でなければならない。同様に、この発明の反応性流体に添加される他の成分は、本発明に採用される上記反応剤と相容性でなければならない。
【0018】
水性ビヒクルは、当分野で周知のように、水又は、水と少なくとも1つの水溶性有機溶媒との混合物である。適当な混合物の選択は、所望の表面張力及び粘度、選択された着色剤又は反応剤、インクジェット流体の乾燥時間、及び当該流体がその上に印刷される印刷媒体の種類のような、特定用途の要件によって決まる。インクおよびそれらの性質についての議論に関しては、The Printing Manual、第5版、Leach等(Chapman及びHall、1993年)参照。また、米国特許第2,833,736号、第3,607,813号、第4,104,061号、第4,770,706号及び第5,026,755号も参照。
【0019】
本発明のインクジェットインク組成物に適切に採用される水溶性有機溶媒には、2-ピロリドン、N-メチル-2-ピロリジノン(NMP)、1,3-ジメチルイミダゾリド-2-オン、及びオクチル-ピロリジノンなどの、窒素含有ケトン;エタンジオール(例えば、1,2-エタンジオール)、プロパンジオール(例えば、1,2-プロパンジオール、1,3-プロパンジオール)、ブタンジオール(例えば、1,2-ブタンジオール、1,3-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール)、ペンタンジオール(例えば、1,2-ペンタンジオール、1,5-ペンタンジオール)、ヘキサンジオール(例えば、1,2-ヘキサンジオール、1,6-ヘキサンジオール、2,5-ヘキサンジオール)、ヘプタンジオール(例えば、1,2-ヘプタンジオール、1,7-ヘプタンジオール)、オクタンジオール(例えば、1,2-オクタンジオール、1,8-オクタンジオール)などのジオール;2-エチル-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール及びエチルヒドロキシプロパンジオール(EHPD)などのトリオール;及びポリエチレングリコール(例えば、ジエチレングリコール(DEG)、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール)、ポリプロピレンングリコール(例えば、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラエチレングリコール)、高分子グリコール(例えば、PEG 200、PEG 300、PEG 400、PPG 400)及びチオジグリコールなどのポリアルキレングリコールなど、通常インクジェットインクに採用されるグリコールエーテル及びチオグリコールエーテルなどの化合物を、いずれか又は2つ又はより多くのそれらの混合物が包含される。好ましくは、2-ピロリジノン、NMP、DEG、EHPD及び1,5-ペンタンジオールが本発明の実施に採用され、この場合、2-ピロリジノン、DEG及び1,5-ペンタンジオールが最も好ましい溶媒である。
【0020】
流体ビヒクルに使用される場合、適当な界面活性剤は非イオン性又はアニオン性であってよい。適当な非イオン性界面活性剤の例としては、第二級アルコールエトキシラート(例えば、Union Carbide Co.から市販のTergitolシリーズ)、(3Mから市販のFC-170Cなどの)非イオン性フルオロ界面活性剤、非イオン性脂肪酸エトキシラート界面活性剤(例えば、Rhone-Poulencから市販のAlkamul PSMO-20)、脂肪アミドエトキシラート界面活性剤(例えば、Rhone-Poulencから市販のAldamide L-203)、及びアセチレンポリエチレンオキシド界面活性剤(例えば、Air Products & Chemicals, Inc.から市販のSurfynolシリーズ)がある。アニオン界面活性剤の例としては、(Pilotから市販のCalfaxなどの)アルキルジフェニルオキシド界面活性剤、及びDowfax(例えば、Dowから市販のDowfax 8390)、及びフッ素化界面活性剤(3Mから市販のFluoradシリーズ)がある。インクビヒクル及び/又はインクビヒクルの着色剤と反応する反応性流体にカチオン界面活性剤を用いることができる。使用し得るカチオン界面活性剤には、ベタイン(例えば、Hart Product Corp.から市販のHartofol CB-45、McIntyre Group Ltd.から市販のMackam OCT-50、Ajinomotoから市販のAmisoftシリーズ)、第四級アンモニウム化合物(例えば、Amercholから市販のGlucquatシリーズ、Lonzaから市販のBardac及びBarquatシリーズ)、カチオンアミンオキシド(Rhone-Poulencから市販のRhodamoxシリーズ、Lonzaから市販のBarloxシリーズ)及びイミダゾリン界面活性剤(例えば、Rhone-Poulencから市販のMiramineシリーズ、Lonzaから市販のUnamineシリーズ)がある。
【0021】
pHを調整するのに緩衝剤を用いてよく、それらは有機ベースの生物緩衝剤又はリン酸ナトリウムなどの無機緩衝剤であってよい。さらに、採用される緩衝剤は、本発明の実施に際して約4〜約9の範囲のpHをもたらさなくてはならない。好ましく使用され得る有機緩衝剤の例には、Aldrich Chemical(ウィスコンシン州ミルウォーキー)などの会社から入手可能なTrizma base、4-モルホリノエタンスルホン酸(MES)及び4-モルホリノプロパンスルホン酸(MOPS)が含まれる。緩衝剤の濃度は、外皮形成の配慮から全インク組成物の約0.5重量%を越えてはならない。緩衝剤は、典型的には、外皮形成の可能性を減じられるよう、全インク組成物の約0.05〜0.1重量%の範囲で用いられる。
【0022】
インクジェットインクに通常用いられる殺生物剤はどれも本発明の実施に際して用いてよく、それらには、例えば、Hals America(ニュージャージー州ピスカタウェィ)から市販のNUOSEPT 95;Avecia(デラウェア州ウィルミントン)から市販のProxel GXL;及びUnion Carbide Company(ニュージャージー州バウンドブルック)から、商標 UCARCIDEW 250を付して市販されているグルタルアルデヒドが含まれる。Proxel GXLは、好ましい殺生物剤である。殺生物剤は、典型的には、全インク組成物の約0.01〜0.3重量%の範囲にある。
【0023】
本発明のインク組成物の残余は水、特に、脱イオン水から成る。
【0024】
前述に於いてリストした範囲内のインク組成物は、ゼログラフィ又はフォトコピー用紙、ボンド紙、及びレーザジェット用紙などの、多様な普通紙上に印刷される。達成される印刷品質は高く、且つサーマルインクジェットペンを使って文字品質の印刷を実現する。
【0025】
<印刷方法>
本発明は、上述の着色剤と第5のペン流体によるインクジェット印刷の方法も包含する。
【0026】
本発明の反応性流体は、好ましくは、第5のペン用途に関する当分野で知られる方法を用いる印刷工程に於いてインク層の下及び上の何れかに又は両方に適用される。
【0027】
1つ又はより多くの着色剤を含むインクを、紙、織物又は透明紙などの基板上に印刷する。次に、インクは第5のペン流体で上刷りされてインクが反応性流体中の反応剤と接触するようにする。
【0028】
あるいは又、第5のペン流体を第一層として基板上に下刷りしてもよく、その後、インクを第5のペン流体の層上に上乗せする。さらに、他の代替法として、第5ペン流体をインク層に下刷り及び上刷りの両方を行う。
【0029】
印刷後の基体を当分野で周知の任意の手段によって加熱もしくは融着させて、キトサン−ポリマー反応の利点を高めることができる。典型的な方法は、加熱ドラム又はフューザーのような熱手段(約40℃から約400℃、好ましくは、約100℃から約250℃までの温度に加熱);光バーのような光分解手段(約20-100mJ/cm2のパワーで、約200nmから約500nmの光に露光)、又はレーザ(約200-600nm間の、好ましくは、約250-500nmの波長での);又は適当な有機又は無機酸又は塩基によるような化学処理を包含する。
【0030】
【実施例】
次の調合に従って定着剤流体を調製し、印刷に使用した。
【0031】
【表1】
Figure 0003745239
【0032】
次の調合に従ってインクを調製し、印刷実験に使用した。
【0033】
【表2】
Figure 0003745239
【0034】
以下のデータは、耐水堅牢性及び耐スミア堅牢性に関して、本発明のシステムで得られる改善を表す。幾つかの異なった種類のキトサン塩が使用され、そして様々な種類のポリマーによる改善が観察される。
【0035】
キトサン定着剤を使用したスミアの改善を次の表に示す。
【0036】
【表3】
Figure 0003745239
【0037】
キトサン定着剤を使用した彩度の改善を以下の表に示す。
【0038】
【表4】
Figure 0003745239
【0039】
このデータで得られた値は、特定のキトサン塩を含む「固定」剤を使用した幾つかの読みから採られた平均である。
【0040】
以下に本発明の好ましい実施の形態を要約して示す。
1. 少なくとも2つ又はより多くの流体を含んでなるインクジェット印刷用インクセットであって、
a) 前記流体の少なくとも1つが着色剤を含有し;
b) 前記流体の少なくとも1つがキトサン塩を含有し;且つ
c) キトサン塩含有流体以外の、前記流体の少なくとも1つが、接触すると前記キトサン塩と反応する高分子剤を含有する、インクセット。
2. 前記キトサン塩が、酢酸キトサン、乳酸キトサン、コハク酸キトサン、ポリグルコサミン、カチオン又はアニオン官能性で修飾された多糖類、及びそれらの混合物から成る群から選択される、上記1に記載のインクセット。
3. 前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリスチレン−無水マレイン酸誘導体、ロジン、ポリアビアチン酸−無水マレイン酸誘導体、ポリアミド、ポリオレフィン−アクリレート、スチレン化ポリアクリレート、ABCトリブロックポリマー、及びそれらの混合物から成る群から選択される、上記1に記載のインクセット。
4. 少なくとも5つの流体を含み、前記5つの流体の1つが透明流体であり、好ましくは、前記透明流体がキトサン塩を含有し、且つ前記5つの流体の4つが、マゼンタ、イエロー、シアン、及びブラックから成る群から選択される着色剤を含む、上記1に記載のインクセット。
5. 前記着色剤を含有する流体の少なくとも1つが、また、キトサン塩と反応してゲル沈殿物を生成するよう選択されたポリマーを含む、上記4に記載のインクセット。
6. 前記透明流体が、キトサン塩と反応してゲル沈殿物を生成するよう選択されたポリマーを含む、上記4に記載のインクセット。
7. 前記着色剤を含有する流体の少なくとも1つもが、また、キトサン塩を含む、上記4に記載のインクセット。
8. a) キトサン塩を含む第1の流体を基板上に印刷するステップ(流体A);
b) 前記キトサン塩と反応するポリマー反応物を含む第2流体を、該第2流体が前記第1流体と接触するように印刷するステップ(流体B);
を含んで成り、前記流体の少なくとも1つがさらに着色剤を含む、インクジェット印刷方法。
9. 前記基板を、好ましくはフューザーからの融着による、熱に供するステップc)を追加的にさらに包含する、上記8に記載の方法。
10. 前記キトサン塩が、酢酸キトサン、乳酸キトサン、コハク酸キトサン、ポリグルコサミン、カチオン又はアニオン官能性で修飾された多糖類、及びそれらの混合物から成る群から選択される、上記8に記載の方法。
11. 前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリスチレン−無水マレイン酸誘導体、ロジン、ポリアビアチン酸−無水マレイン酸誘導体、ポリアミド、ポリオレフィン−アクリレート、スチレン化ポリアクリレート、ABCトリブロックポリマー、及びそれらの混合物から成る群から選択される、上記8に記載の方法。
12. 前記流体Aが、前記流体Bの上に印刷される、上記8に記載の方法。
13. 前記流体Aが、前記流体Bの下に印刷される、上記8に記載の方法。
14. 前記流体Aが、前記流体Bの上と下の両方に印刷される、上記8に記載の方法。
15. 第三の流体、流体Cが印刷される追加のステップを包含する、上記8に記載の方法。
16. 前記流体Cが透明である、上記15に記載の方法。
17. 前記流体Cが、前記流体A及び前記流体Bの上に印刷される、
上記15に記載の方法。
18. 前記流体Cが、前記流体A及び前記流体Bの下に印刷される、上記15に記載の方法。

Claims (16)

  1. 少なくとも2つ又はより多くの流体を含んでなるインクジェット印刷用インクセットであって、
    a) 前記流体の少なくとも1つが着色剤を含有し;
    b) 前記流体の少なくとも1つがキトサン塩を0.1〜10重量%にて含有し;且つ
    c) キトサン塩含有流体以外の前記流体の少なくとも1つが、接触すると前記キトサン塩と反応するポリマーを含有し、前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリスチレン−無水マレイン酸誘導体、ロジン、ポリアビアチン酸−無水マレイン酸誘導体、ポリアミド、ポリオレフィン−アクリレート、スチレン化ポリアクリレート、ABCトリブロックポリマー、及びそれらの混合物から成る群から選択される、インクセット。
  2. 前記キトサン塩が、酢酸キトサン、乳酸キトサン、コハク酸キトサン、ポリグルコサミン、カチオン又はアニオン官能性で修飾された多糖類、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項1に記載のインクセット。
  3. 少なくとも5つの流体を含み、前記5つの流体の1つが透明流体であり、前記透明流体がキトサン塩を含有し、且つ前記5つの流体の4つが、マゼンタ、イエロー、シアン、及びブラックから成る群から選択される着色剤を含む、請求項1に記載のインクセット。
  4. 前記着色剤を含有する流体の少なくとも1つが、また、キトサン塩と反応してゲル沈殿物を生成するよう選択されたポリマーを含む、請求項に記載のインクセット。
  5. 前記透明流体が、キトサン塩と反応してゲル沈殿物を生成するよう選択されたポリマーを含む、請求項に記載のインクセット。
  6. 前記着色剤を含有する流体の少なくとも1つが、また、キトサン塩を含む、請求項4に記載のインクセット。
  7. a) キトサン塩を0.1〜10重量%にて含む第1の流体(流体A)を基板上に印刷するステップ;
    b) 前記キトサン塩と反応するポリマーを含む第2流体(流体B)を、該第2流体が前記第1流体と接触するように印刷するステップ;
    を含んで成り、前記流体の少なくとも1つがさらに着色剤を含み、前記ポリマーが、ポリアクリル酸、ポリスチレン−無水マレイン酸誘導体、ロジン、ポリアビアチン酸−無水マレイン酸誘導体、ポリアミド、ポリオレフィン−アクリレート、スチレン化ポリアクリレート、ABCトリブロックポリマー、及びそれらの混合物から成る群から選択される、インクジェット印刷方法。
  8. 前記基板を、フューザーからの融着による、加熱に供するステップc)を追加的にさらに包含する、請求項に記載の方法。
  9. 前記キトサン塩が、酢酸キトサン、乳酸キトサン、コハク酸キトサン、ポリグルコサミン、カチオン又はアニオン官能性で修飾された多糖類、及びそれらの混合物から成る群から選択される、請求項に記載の方法。
  10. 前記流体Aが、前記流体Bの上に印刷される、請求項に記載の方法。
  11. 前記流体Aが、前記流体Bの下に印刷される、請求項に記載の方法。
  12. 前記流体Aが、前記流体Bの上と下の両方に印刷される、請求項に記載の方法。
  13. 第三の流体流体Cが印刷される追加のステップを包含する、請求項に記載の方法。
  14. 前記流体Cが透明である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記流体Cが、前記流体A及び前記流体Bの上に印刷される、請求項13に記載の方法。
  16. 前記流体Cが、前記流体A及び前記流体Bの下に印刷される、請求項13に記載の方法。
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