JP3744735B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどのドライブ装置に搭載されるDCブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、DCブラシレスモータを駆動するモータ駆動装置として、ブラシレスモータ内に設けられた3相コイルの各相に生じる逆起電圧を利用してロータの回転位置を検出するセンサレス方式のモータ駆動装置が使用されている。このようなセンサレス方式のモータ駆動装置では、上記3相コイルに与える電流を電圧信号に変換して、この電圧信号に基づいてパルス幅変調を行う。このパルス幅変調した信号によって、上記3相コイルに電流を供給するドライバを制御するのだが、直接この信号を用いてドライバを制御したとき、信号がOFFの期間、上記3相コイルに生じる逆起電圧が検出できない。そのため、パルス幅変調した信号を、フィルタなどで平滑化した信号によって前記ドライバを制御する必要があった。
【0003】
このような問題を解消したモータ駆動装置が、特開平8−223970号公報にて提供されている。この特開平8−223970号公報で提供されるモータ駆動装置は、上記3相コイルに供給される電流を検出抵抗にて検出し、この検出抵抗で発生した電圧信号に基づいてパルス幅変調を行い、このパルス幅変調した信号をロジック回路に帰還させて制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平8−223970号公報におけるモータ駆動装置では、上記3相コイルに供給される電流を帰還することで、パルス幅変調制御を行っているが、パルス幅変調制御を直接行うため、3相コイルに供給される電流がON/OFFを繰り返す。よって、この電流を帰還してパルス幅変調制御を行うには、この電流より生じる電圧信号を平滑化するフィルタ回路が必要となる。
【0005】
本発明では、モータコイルに生じる逆起電力に基づいて生成される信号によってモータの回転速度を制御するモータ駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のモータ駆動装置は、3相のモータコイルで構成されるブラシレスモータの各相のモータコイルに電流を与えて、前記モータを回転させるドライバと、3相の前記モータコイルに現れる逆起電圧を表す電圧信号の位相を30°遅らせた3個の電圧信号が入力されその周期が前記モータの回転速度を表す電圧信号を出力するEXOR回路と、前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期を所定の基準周期と比較し前記モータの回転速度を加速又は減速するためのパルス信号を発生する速度ディスクリミネータと、前記速度ディスクリミネータより出力されるパルス信号を電圧信号に変換するフィルタ回路と、によって構成されるとともに、前記モータコイルに現れる逆起電圧を用いて前記モータの回転速度を検出する速度検出手段と、前記モータの回転速度を制御することを特徴とする。
【0007】
このような構成のモータ駆動装置によると、例えば、前記ブラシレスモータにかかる負荷が小さく、前記モータを駆動するためのトルク量が小さいとき、前記モータをその回転速度によってフィードバック制御することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明のモータ駆動装置の内部構造を示すブロック図である。図1に示すモータ駆動装置1は、ブラシレスモータの3相コイル2にドライブ電流を供給するドライバ3と、3相コイル2の接点U,V,Wにかかる電圧と中央接点CTの電圧とを比較した3つの信号u,v,wを送出するコンパレータ4と、このコンパレータ4から送出される信号u,v,wよりモータの回転速度をその周期で表すFG信号を生成するとともにドライバ3を制御するロジック回路5とを有する。
【0009】
又、モータ駆動装置1は、ロジック回路5から送出されるFG信号からエラーパルスを発生する速度ディスクリミネータ6と、速度ディスクリミネータ6から送出されるエラーパルスによって速度制御信号となる電圧信号を生成するフィルタ7と、3相コイル2を流れる電流を検出して電圧信号とする抵抗Rと、この抵抗Rによって発生する電圧信号を検知して所定値Vと比較した電圧値を出力するカレントリミット回路8と、フィルタ7からの電圧信号とカレントリミット回路8からの電圧信号とのうち電圧値の高い電圧信号を送出するOR回路9と、パルス幅変調を行うための三角波とタイミングパルスを送出する発振回路10と、発振回路10からの三角波とOR回路からの電圧信号とを比較することによってパルス幅変調を行ってPWM信号を生成するPWMコンパレータ11とを有し、ブラシレスモータの回転速度のフィードバック制御及び3相モータコイル2に流れる電流の電流制限を行っている。
【0010】
このような構成のモータ駆動装置1において、図2のように、ドライバ3は、3相コイル2の接点Uにコレクタが接続されたpnp型トランジスタTU1及びnpn型トランジスタTU2と、3相コイル2の接点Vにコレクタが接続されたpnp型トランジスタTV1及びnpn型トランジスタTV2と、3相コイル2の接点Wにコレクタが接続されたpnp型トランジスタTW1及びnpn型トランジスタTW2とから構成される。トランジスタTU1,TV1,TW1のエミッタには電源電圧が印加され、トランジスタTU2,TV2,TW2のエミッタが抵抗Rを介して接地される。又、トランジスタTU1,TV1,TW1,TU2,TV2,TW2のそれぞれのベースに、ロジック回路5より信号uu,vu,wu,ul,vl,wlが与えられる。
【0011】
又、図3のように、コンパレータ4は、3相コイル2の接点Uと中央接点CTに現れる電圧が入力され信号uを出力するコンパレータ41と、3相コイル2の接点Vと中央接点CTに現れる電圧が入力され信号vを出力するコンパレータ42と、3相コイル2の接点Wと中央接点CTに現れる電圧が入力され信号wを出力するコンパレータ43とを有する。この信号u,v,wは、3相コイルを流れる電流の値が変化するとき、逆起電圧として現れる電圧の影響を受けるため、その位相が、図5のように略30°だけ位相がずれる。
【0012】
又、図4のように、ロジック回路5は、コンパレータ4からの信号u,v,wが遅延回路(不図示)などで略30°位相を遅らせた信号u’,v’,w’のそれぞれが入力端子Dに入力されるDフリップフロップ51,52,53と、信号uuを出力するNAND回路54と、信号ulを出力するAND回路55と、信号vuを出力するNAND回路56と、信号vlを出力するAND回路57と、信号wuを出力するNAND回路58と、信号wlを出力するAND回路59と、FG信号を出力するEXOR回路60とを有する。
【0013】
このロジック回路5において、Dフリップフロップ51,52,53のクロック端子CLに発振回路10より、タイミングパルスが与えられる。そして、NAND回路54に、Dフリップフロップ51の出力端子Q1及びDフリップフロップ52の出力端子Q2から出力が入力され、AND回路55に、Dフリップフロップ51の出力端子Q2及びDフリップフロップ52の出力端子Q1から出力が入力される。又、NAND回路56に、Dフリップフロップ52の出力端子Q1及びDフリップフロップ53の出力端子Q2から出力が入力され、AND回路57に、Dフリップフロップ52の出力端子Q2及びDフリップフロップ53の出力端子Q1から出力が入力される。
【0014】
又、NAND回路58に、Dフリップフロップ53の出力端子Q1及びDフリップフロップ51の出力端子Q2から出力が入力され、AND回路59に、Dフリップフロップ53の出力端子Q2及びDフリップフロップ51の出力端子Q1から出力が入力される。更に、NAND回路54,56,58、及びAND回路55,57,59にPWMコンパレータ11から送出されるPWM信号が入力される。又、EXOR回路60には、Dフリップフロップ51,52,53の出力端子Q1からの信号が入力される。
【0015】
このような構成のモータ駆動装置1の動作について、以下に説明する。モータ駆動装置1で駆動されるモータが正常動作を行っているものとすると、3相コイル2の接点Uから接点CTに図5(a)のような電流が、接点Vから接点CTに図5(b)のような電流が、接点Wから接点CTに図5(c)のような電流がドライバ3より供給される。尚、この3相コイル2に供給される電流は、パルス幅変調されているので、実際は、図6(b)のように、図6(a)のようなPWM信号に同期した状態で3相コイル2に与えられる。
【0016】
このようにドライバ3から供給される電流によって、接点U,V,Wに発生する電圧と、接点CTの電圧とをコンパレータ4内に設けたコンパレータ41,42,43で比較することによって、それぞれ図5(d),(e),(f)のような電圧信号u,v,wがロジック回路5に送出される。この電圧信号u,v,wは、パルス幅変調されているので、実際は、図6(c)のように、図6(a)のようなPWM信号に同期した状態でロジック回路5に送出される。
【0017】
この電圧信号u,v,wは、図5(g),(h),(i)のように、ロジック回路5内の遅延回路(不図示)で略30°位相を遅らせた電圧信号u’,v’,w’としてDフリップフロップ51,52,53の入力端子Dに入力される。この電圧信号u’,v’,w’は、電圧信号u,v,wの位相が30°遅れた信号であるので、実際は、図6(d)のような信号である。このとき、Dフリップフロップ51,52,53のクロック端子CLに、後述する図6(e)のようなタイミングクロックが発振回路10より入力される。
【0018】
Dフリップフロップ51,52,53が図6(e)のようなタイミングクロックに同期して動作を行うため、図6(d)のような電圧信号がDフリップフロップ51,52,53内でラッチされて出力され図6(f)のような電圧信号としてそれぞれの出力端子Q1より出力される。又、Dフリップフロップ51,52,53の出力端子Q2から出力される信号は、図6(f)が反転した図6(g)のような信号である。
【0019】
このようにして、Dフリップフロップ51,52,53の出力端子Q1より表れる信号が、それぞれ、図7(a),(c),(e)のように、又、Dフリップフロップ51,52,53の出力端子Q2より表れる信号が、それぞれ、図7(b),(d),(f)のようになったとする。又、このとき、PWMコンパレータ11より与えられるPWM信号が図7(g)のような信号であるとすると、信号uu,ul,vu,vl,wu,wlは、それぞれ、図7(h),(i),(j),(k),(l),(m)のようになる。又、EXOR回路60より出力されるFG信号が図7(n)のようになる。又、図5においても、信号uu,ul,vu,vl,wu,wl、及びEXOR60の出力のタイミングを、それぞれ、図5(j),(k),(l),(m),(n),(o),(p)に示す。尚、図5(j)〜(o)のタイミングでは、PWM信号について考慮していない。
【0020】
この信号uu,ul,vu,vl,wu,wlがドライバ3に与えられて、前述したドライバ3内のトランジスタを動作させることによって、3相コイル2に与える電流を制御する。このとき、例えば、信号uu,ul,wlがローレベルで、信号vu,vl,wuがハイレベルのとき、トランジスタTU1,TV2がONとなる。よって、3相コイル2の接点Uから接点Vへ接点CTを介して電流が流れる。即ち、信号uu,vu,wuのそれぞれがローレベルになったとき、トランジスタTU1,TV1,TW1が、それぞれONとなり、3相コイル2のU,V,Wの各接点から接点CTに電流が流れる。又、信号ul,vl,wlそれぞれがハイレベルになったとき、トランジスタTU2,TV2,TW2が、それぞれONとなり、3相コイル2の接点CTからU,V,Wの各接点に電流が流れる。尚、ロジック回路5内のDフリップフロップ51,52,53は、タイミングパルスに同期して動作を行うので、図6(f),(g)のように、出力端子Q1,Q2からの出力は、タイミングパルスの立ち下がりに同期したものになる。しかしながら、このタイミングパルスの周期は、各素子の動作信号に比べて非常に短いので、この出力端子Q1,Q2が、図5及び図7では、信号u’,v’,w’とほぼ同じタイミングで変化しているものとしている。
【0021】
又、上記のようにEXOR回路60で生成されたFG信号が入力される速度ディスクリミネータ6及びフィルタ7の動作を、以下に説明する。まず、図8(a)のように、ブラシレスモータの回転速度が遅く、FG信号の周期が基準値よりも長くなったときの動作について説明する。このとき、まず、速度ディスクリミネータ5内で、FG信号がハイインピーダンス状態からハイレベルになるとトリガがかかり、カウンタ(不図示)などで計測したFG信号の周期と基準値となる周期とを比較する。
【0022】
そして、FG信号の周期が図8(a)のように基準値より長くなるため、FG信号の周期から基準値となる周期を差し引いた幅がパルス幅となる図8(b)のような加速パルスが生成される。この加速パルスは、ハイインピーダンスからローレベルのパルスとなるため、この加速パルスが速度ディスクリミネータ6から発生される度に、フィルタ7から電流が速度ディスクリミネータ6に流れ込み、フィルタ7から出力される電圧信号の電圧が図8(c)のように低くなる。
【0023】
次に、図8(d)のように、ブラシレスモータの回転速度が速く、FG信号の周期が基準値よりも短くなったときの動作について説明する。このとき、まず、速度ディスクリミネータ5内で、FG信号がハイレベルになるとトリガがかかり、カウンタ(不図示)などで計測したFG信号の周期と基準値となる周期とを比較する。
【0024】
そして、FG信号の周期が図8(d)のように基準値より短くなるため、基準値となる周期からFG信号の周期を差し引いた幅がパルス幅となる図8(e)のような減速パルスが生成される。この減速パルスは、ハイレベルのパルスとなるため、この減速パルスが速度ディスクリミネータ6から発生される度に、フィルタ7に電流が速度ディスクリミネータ6から流れ込み、フィルタ7から出力される電圧信号の電圧が図8(f)のように高くなる。
【0025】
又、カレントリミット回路8では、抵抗Rにドライバ3から3相コイル2に供給される電流が流れることによって発生する電圧と制限電圧となる電圧Vとの差分をとって出力する。このとき、図9(a)のように、カレントリミット回路8の正の入力端子に入力される抵抗Rによって現れる電圧は、PWM信号に同期したものとなる。又、カレントリミット回路8の正の入力端子は、容量性分を設けることによって、抵抗Rに現れる電圧がピークホールドされ、図9(b)のような電圧信号となる。この図9(b)のような電圧信号と、カレントリミット回路8の負の入力端子に入力される電圧Vによって、差動増幅された図9(c)のような電圧信号がOR回路9に送出される。
【0026】
このように、フィルタ7及びカレントリミット回路8から送出された電圧信号が、OR回路9を介して、その電圧値の高い方の電圧信号がPWMコンパレータ11の正の入力端子に送出される。又、発振回路10からは、図10(a)のような三角波が、PWMコンパレータ11の負の入力端子に送出される。又、この発振回路10からは、前述したように、ロジック回路5にタイミングパルスを送出する。このタイミングパルスは、図10(b)のように、図10(a)の三角波がピークとなるとき、立ち下がるようなパルスで、ハイレベルの期間がローレベルの期間に比べて十分長いパルスである。
【0027】
今、図10(a)に示すような電圧信号が、OR回路9より送出されたとき、三角波がこの電圧信号より高くなるときハイレベルとなる図10(c)のようなPWM信号が生成され、ロジック回路5に入力される。よって、OR回路9から送出される電圧信号が高くなると、ドライバ3から供給される電流が流れる減少し、OR回路9から送出される電圧信号が低くなると、ドライバ3から供給される電流が流れる増加する。
【0028】
又、発振回路10から送出される三角波がピークのとき、即ち、タイミングクロックが立ち下がるとき、PWM信号に同期した信号u’,v’,w’はそれぞれハイレベルとなる。よって、前述したように、信号u’,v’,w’が入力端子Dに入力されるDフリップフロップ51,52,53が、タイミングクロックの立ち下がりに同期するので、信号u’,v’,w’のハイレベルの信号がラッチされて出力端子Q1より出力される。
【0029】
このような動作を行うモータ駆動回路1において、駆動させるブラシレスモータにかかる負荷が小さいときは、3相コイル2に与える電流が小さいため、抵抗Rによって現れる電圧が制限電圧Vより超えることがない。よって、フィルタ7から出力される電圧信号によってドライバ3が3相コイル2に与える電流量が制御されて、モータの回転数が制御される。
【0030】
又、駆動させるブラシレスモータにかかる負荷が大きいときは、3相コイル2に与える電流が大きくなるため、抵抗Rによって現れる電圧が制限電圧Vを超える場合がある。よって、速度ディスクリミネータ6で検出されたモータの回転数が遅くても、抵抗Rによって現れる電圧が制限電圧Vを超えるようなときは、カレントリミット回路8から出力される電圧信号によってドライバ3が3相コイル2に与える電流が制限される。
【0031】
尚、本発明のモータ駆動装置は、ドライバ及びロジック回路について、図2及び図4の回路に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】
このように、本発明によると、電流を供給するブラシレスモータにかかる負荷が小さくモータコイルに供給される電流が制限値を超えないとき、モータコイルに生じる逆起電力に基づいて生成される信号によってモータの回転速度を制御することができる。又、電流を供給するブラシレスモータにかかる負荷が大きくモータコイルに供給される電流が制限値を超えようとするとき、制限値以上の電流が流れないようにすることができる。又、モータコイルに供給する電流を直接周波数変換を行う手段の入力に帰還して回転速度の制御を行っていないので、この電流帰還するために必要であった位相補償用の素子が不要となり、この素子を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ駆動装置の内部構成を示すブロック図。
【図2】図1のモータ駆動装置に設けられたドライバの内部構成を示す回路図。
【図3】図1のモータ駆動装置に設けられたコンパレータの内部構成を示す回路図。
【図4】図1のモータ駆動装置に設けられたロジック回路の一部の内部構成を示す回路図。
【図5】図1のモータ駆動装置の動作を示すタイミングチャート。
【図6】PWM信号と同期した信号とPWM信号との関係及びDフリップフロップから出力される信号を示すタイミングチャート。
【図7】図4のロジック回路の動作を示すタイミングチャート。
【図8】速度ディスクリミネータの動作を示すタイミングチャート。
【図9】カレントリミット回路の動作を示すタイミングチャート。
【図10】PWMコンパレータの動作を示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 モータ駆動装置
2 3相コイル
3 ドライバ
4 コンパレータ
5 ロジック回路
6 速度ディスクリミネータ
7 フィルタ
8 カレントリミット回路
9 OR回路
10 発振回路
11 PWMコンパレータ
41,42,43 コンパレータ
51,52,53 Dフリップフロップ
54,56,58 AND回路
55,57,59 NAND回路
60 EXOR回路
R 抵抗
TU1,TV1,TW1 pnp型トランジスタ
TU2,TV2,TW2 npn型トランジスタ
Claims (8)
- 3相のモータコイルで構成されるブラシレスモータの各相のモータコイルに電流を与えて、前記モータを回転させるドライバと、
3相の前記モータコイルに現れる逆起電圧を表す電圧信号の位相を30°遅らせた3個の電圧信号が入力されその周期が前記モータの回転速度を表す電圧信号を出力するEXOR回路と、前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期を所定の基準周期と比較し前記モータの回転速度を加速又は減速するためのパルス信号を発生する速度ディスクリミネータと、前記速度ディスクリミネータより出力されるパルス信号を電圧信号に変換するフィルタ回路と、によって構成されるとともに、前記モータコイルに現れる逆起電圧を用いて前記モータの回転速度を検出する速度検出手段と、
前記速度検出手段から出力される電圧信号をパルス幅変調してパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調手段と、
を備え、
前記パルス幅変調信号を前記ドライバに与えてフィードバックを行うことによって、前記モータの回転速度を制御することを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記モータの回転速度が遅いとき、その周期が前記基準周期より長い電圧信号が前記EXOR回路より出力された後、前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期から前記基準周期を差し引いた時間をパルス幅とする第1電圧レベルの加速パルスが前記速度ディスクリミネータより出力されることによって、前記フィルタ回路から出力される電圧信号の電圧値が低くなり、
又、前記モータの回転速度が速いとき、その周期が前記基準周期より短い電圧信号が前記EXOR回路より出力された後、前記基準周期から前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期を差し引いた時間をパルス幅とする第1電圧レベルより電圧レベルの高い第2電圧レベルの減速パルスが前記速度ディスクリミネータより出力されることによって、前記フィルタ回路から出力される電圧信号の電圧値が高くなることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。 - ブラシレスモータの各相のモータコイルに電流を与えて、前記モータを回転させるドライバと、
前記モータコイルに現れる逆起電圧を用いて前記モータの回転速度を検出し、前記モータの回転速度に応じた第1電圧信号を出力する速度検出手段と、
前記モータコイルに与えられる電流を検出して、該電流が所定値より大きくなったときに電流制限を行うための第2電圧信号を出力する電流検出手段と、
前記速度検出手段から出力される前記第1電圧信号と前記電流検出手段から出力される前記第2電圧信号との電圧値の大小関係に基づいて、前記第1及び第2電圧信号のうち、いずれか一方を選択する電圧信号選択手段と、
前記電圧信号選択手段から出力される電圧信号をパルス幅変調してパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調手段と、
を備え、
前記モータコイルに与える電流が制限される所定値よりも小さいときは、前記電圧信号選択手段で選択された前記第1電圧信号を前記パルス幅変調手段でパルス幅変調して生成した第1パルス幅変調信号を、前記ドライバにフィードバックを行うことで、前記モータの回転速度が制御され、
又、前記モータコイルに与える電流が制限される所定値を超えたときは、前記電圧信号選択手段で選択された前記第2電圧信号を前記パルス幅変調手段でパルス幅変調して生成した第2パルス幅変調信号を、前記ドライバにフィードバックを行うことで、前記モータコイルに与える電流が制限されることを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記速度検出手段が、
前記モータコイルに現れる逆起電圧を用いて前記モータの回転速度を検出する速度検出回路と、
前記速度検出回路で検出された回転速度と所定の回転速度とを比較する速度ディスクリミネータと、
前記速度ディスクリミネータの比較結果に応じた前記第1電圧信号を出力する電圧信号生成回路と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。 - 前記速度検出手段が、
前記ブラシレスモータが3相のモータコイルで構成されるとき、3相の前記モータコイルに現れる逆起電圧を表す電圧信号の位相を30°遅らせた3個の電圧信号が入力され、その周期が前記モータの回転速度を表す電圧信号を出力するEXOR回路と、
前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期を所定の基準周期と比較し、前記モータの回転速度を加速又は減速するためのパルス信号を発生する速度ディスクリミネータと、
前記速度ディスクリミネータより出力されるパルス信号を前記第1電圧信号に変換するフィルタ回路と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。 - 前記モータの回転速度が遅いとき、その周期が前記基準周期より長い電圧信号が前記EXOR回路より出力された後、前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期から前記基準周期を差し引いた時間をパルス幅とする第1電圧レベルの加速パルスが前記速度ディスクリミネータより出力されることによって、前記フィルタ回路から出力される前記第1電圧信号の電圧値が低くなり、
又、前記モータの回転速度が速いとき、その周期が前記基準周期より短い電圧信号が前記EXOR回路より出力された後、前記基準周期から前記EXOR回路より出力される電圧信号の周期を差し引いた時間をパルス幅とする前記第1電圧レベルより電圧レベルの高い第2電圧レベルの減速パルスが前記速度ディスクリミネータより出力されることによって、前記フィルタ回路から出力される前記第1電圧信号の電圧値が高くなることを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動装置。 - 前記電流検出手段が、
前記モータコイルを流れる電流を電圧に変換する抵抗と、
前記抵抗に現れる電圧と、所定電圧を比較し、前記抵抗に現れる電圧が所定電圧より大きくなったとき、前記第2電圧信号を出力するコンパレータと、
を備えることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載のモータ駆動装置。 - 前記ドライバにおいて、前記パルス幅変調手段からの前記パルス幅変調信号と前記モータコイルに現れる逆起電圧を表す電圧信号との論理積演算により求められた3個の駆動信号に基づいて、前記モータコイルに与える駆動電流を設定することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のモータ駆動装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP19842599A JP3744735B2 (ja) | 1999-07-13 | 1999-07-13 | モータ駆動装置 |
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