JP3744443B2 - 暖房機能付き防音床材 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房機能付き防音床材に関し、詳しくは床材とマット材との間に暖房用の面状発熱体を配置して床暖房を行なうための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、直貼防音床は、防音床材を建築物板上に直接貼り付ける工法で施工されるものであり、主に軽量床衝撃音を低減することを目的としており、床表面に加わる衝撃力を緩和し、階下に伝わる衝撃音を低減するものである。
【0003】
従来のこの種の直貼り防音床の施工に用いる木質防音床材は、(1)板材部に凹溝を設けることにより曲げ剛性を低減させる、(2)クッション材を積層させることにより床全体の総合的な単位面積当たりのバネ定数を低減させる、(3)制振材を積層させることにより衝撃により発生した振動を減衰させる、などの方策により衝撃緩和作用をもたらし防音性能を向上させている。
【0004】
また、床暖房については表面材の裏面側に暖房手段を埋設した床暖房パネルは周知である。
【0005】
ところで、従来の床暖房パネルは防音性能が考慮されていないため、防音性能を得るためには床暖房機能を有するパネルの上に現行の直貼り防音床材を貼る必要があった。このため防音床材としての総厚が周辺の床暖房機能を持たない防音床材と比較して厚くなるため、マンションなどの集合住宅などでは暖房部のダウンスラブなどにより床のレベルを合わせる必要があった。
【0006】
かかる問題を解決するために従来より、図4に示すように、マット材3の上面に面状PTCヒーターからなる面状発熱体4を載置し、面状発熱体4の上面に全面に亘って設けられた均熱シート8の上に床材2を積層接着した暖房機能付き防音床材1’が知られている。面状発熱体4は、マット材3の厚さに対して十分に薄いためにマット材3のバネ定数に大きな影響を与えることは少ないものであり、また、均熱シート8を床材2の下面全体に配置することで、温度が不均一とならないようにできるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように木質材料からなる床材2とアルミ箔などの金属材料からなる均熱シート8とを積層接着した場合にあっては、通電加熱時において均熱シート8の連出部8aでの線膨張が大きくなり、一方、木質材料からなる床材2は乾燥して収縮する。つまり、均熱シート8の連出部8a(面状発熱体4の高温発熱部から離れた部分)では均熱シート8は面状発熱体4に対してフリーな状態にあるため、連出部8aでの均熱シート8の熱伸縮が大きくなる。しかも連出部8aと接着されるマット材3の剛性は低いため、連出部8aにおいては均熱シート8の熱による線膨張が支配的となる。このため床材22の面状発熱体4端部では均熱シート8の連出部8aの線膨張率(図5(b)の矢印Dで示す方向)がそのまま反映されることとなり、床材2が乾燥して収縮(図5(b)の矢印Eで示す方向)することとあいまって、マット材3の突き合わせ部において床材2が盛り上がる現象が発生して、外観や歩行感を悪くするという問題があった。
【0008】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、防音床材としての総厚、面状発熱体から床表面への暖房効率をほとんど変えることなく、床暖房運転時において面状発熱体端部での床材の寸法変化を防止することができる暖房機能付き防音床材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、マット材3の上面に面状発熱体4を載置し、面状発熱体4の上面に設けた均熱シート8の上に床材2が積層され、上記均熱シート8は面状発熱体4の高温発熱部よりも外側方Aに連出してマット材3の側端3a付近にまで達する連出部8aを備えている暖房機能付き防音床材において、床材2の下面に絶縁フィルム6を貼着し、絶縁フィルム6を均熱シート8に対してフリーな状態で載置すると共に、絶縁フィルム6の外端部6aを均熱シート8の連出部8aよりも外側方Aに連出させてマット材3の側端3a部分に接着してなることを特徴としており、このように構成することで、床材2の下面に接着した絶縁フィルム6を均熱シート8に対してフリーな状態で載置することによって、均熱シート8の連出部8aで線膨張が生じても均熱シート8と絶縁フィルム6との間で滑りが生じて、均熱シート8の連出部8aでの線膨張による伸縮が床材2に影響しなくなる。しかも絶縁フィルム6の外端部6aを均熱シート8の連出部8aよりも外側方Aに連出させてマット材3の側端3a部分に接着することで、絶縁フィルム6を均熱シート8に対してフリーな状態としながら、マット材3と面状発熱体4と床材2とを積層一体化することが可能となる。さらに絶縁フィルム6は薄肉であるため、床表面での暖房効率及び防音床材1の総厚をほとんど変えることなく、床暖房運転時において面状発熱体4の端部での床材2の寸法変化を防止できるようになる。
【0010】
また請求項2に係る発明にあっては、マット材3の上面に面状発熱体4を載置し、面状発熱体4の上面に設けた均熱シート8の上に床材2が積層され、上記均熱シート8は面状発熱体4の高温発熱部よりも外側方Aに連出してマット材3の側端3a付近にまで達する連出部8aを備えている暖房機能付き防音床材において、床材2の下面に絶縁フィルム6を貼着し、マット材3に接着される均熱シート8の連出部8aに対して絶縁フィルム6をフリーな状態で載置すると共に、面状発熱体4の高温発熱部と接する均熱シート8の高温部8bに対して絶縁フィルム6を接着してなることを特徴としており、このように構成することで、絶縁フィルム6を均熱シート8の連出部8aに対してフリーな状態で載置することによって、均熱シート8の連出部8aでの線膨張による伸縮が床材2に影響しなくなり、しかも絶縁フィルム6を面状発熱体4の高温発熱部と接する均熱シート8の高温部8bに接着することによって、絶縁フィルム6を均熱シート8の連出部8aに対してフリーな状態としながら、マット材3と面状発熱体4と床材2とを積層一体化することが可能となり、そのうえ面状発熱体4の高温発熱部においては均熱シート8の高温部8bの熱伸縮が少ないために、この熱伸縮の少ない部分に対して絶縁フィルム6を接着することによって、絶縁フィルム6の熱伸縮も少なくなって床材2に影響を及ぼさなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0012】
本実施形態の暖房機能付き防音床材1は、図1に示すように、マット材3の上面に面状発熱体4を構成する面状PTCヒーター4aを載置し、面状PTCヒーター4aの上面に設けた均熱シート8の上に床材2を積層して構成されている。均熱シート8は面状PTCヒーター4aの発熱抵抗シート9よりも外側方Aに連出してマット材3の側端3a付近にまで達する連出部8aを備えている。
【0013】
マット材3としては、例えば、麻、綿、パームなどの天然繊維やPETなどの合成繊維、あるいはそれらの混合繊維とバインダーなどからなる繊維系マットが挙げられる。マット材3の上面の両側には後述する面状PTCヒーター4aの電極10が収納される凹状部5が設けられている。なおマット材3の下には衝撃により発生した振動を減衰させるためのクッション材を設けてもよい。
【0014】
上記面状PTCヒーター4aは、図2(a)に示すように、正温度係数特性を備えた発熱抵抗シート9と一対の電極10,10とを備えた面状PTCヒーター4aによって構成されており、電極10に電流を流すとそのジュール熱により発熱抵抗シート9が発熱する構造となっている。ここでは、図2(b)に示すように、電極10を被覆する上層はその上面からPET絶縁層11、アルミ箔からなる均熱層12、PET絶縁層13、PET融着層14がこの順に積層されており、下層は下面からアルミ箔からなる均熱層15、PET絶縁層16、PET融着層17がこの順に積層されており、これら上下層間に電極10が収納されている。本例では上記2層の均熱層12,15からなる均熱シート8が発熱抵抗シート9の両面に接するように設けられている。また均熱シート8は、図1に示すように、面状PTCヒーター4aの発熱抵抗シート9よりも外側方Aに向かって連出してマット材3の側端3a付近にまで達する連出部8aを備えており、発熱抵抗シート9から離れた部分において温度の不均一が生じるのを連出部8aによって防止できるようになっている。
【0015】
床材2としては、例えば合板などが使用される。床材2の下面にはその略全面に亘って図1に示す絶縁フィルム6が貼着されるようになっている。絶縁フィルム6として、例えばPETフィルムが使用される。この絶縁フィルム6は床材2の下面の略全面を覆う大きさを有しており、絶縁フィルム6は、面状PTCヒーター4aの均熱シート8に対してフリーな状態で載置されると共に、絶縁フィルム6の外端部6a(図2のGで示す部分)が図1に示すように、均熱シート8の連出部8aよりも外側方Aに連出してマット材3の側端3a部分に対して融着等によって接着されており、これにより、絶縁フィルム6が袋状となって、その内部に面状PTCヒーター4aが納められた状態となり、面状PTCヒーター4aの均熱シート8の挙動が床材2に影響しない構造となっている。なお絶縁フィルム6は必ずしも床材2の下面全面に貼着される必要はなく、床材2の下面のうち少なくとも均熱シート8の連出部8aと接する部分に貼着されていればよいものである。
【0016】
しかして、図1(a)に示すように、床材2の下面に接着した絶縁フィルム6を均熱シート8に対してフリーな状態で載置することによって、均熱シート8の連出部8aで線膨張が生じても均熱シート8と絶縁フィルム6との間で滑りが生じて、均熱シート8の連出部8aでの線膨張による伸縮が床材2に影響しなくなり、面状PTCヒーター4a端部での床材2の寸法変化を防止できる結果、図5に示したような床材2の盛り上がり現象がなくなり、防音床材1全体の外観性及び歩行性をそれぞれ向上させることができる。しかも図1(b)に示すように、絶縁フィルム6の外端部6aを均熱シート8の連出部8aよりも外側方Aに連出させてマット材3の側端3a部分に接着することで、絶縁フィルム6を均熱シート8に対してフリーな状態としながら、マット材3と面状PTCヒーター4aと床材2とを積層一体化することが可能となる。しかも、絶縁フィルム6は薄肉であるため、床表面での暖房効率及び防音床材1の総厚をほとんど変えることなく、床暖房運転時において面状PTCヒーター4aの端部での床材2の寸法変化を防止できるようになる。また絶縁フィルム6としてPETフィルム等のような低コストの素材を使用でき、しかもこの絶縁フィルム6によって均熱シート8と床材2間の絶縁性を十分に確保でき、そのうえ床材2の下面に貼着された絶縁フィルム6は、均熱シート8に対してフリーな状態で載置されているため、接着された床材2を補修、貼り替え時に剥がす際は絶縁フィルム6が剥離層となり、床材2を均熱シート8からスムーズに分離させることができ、メンテナンス等の作業が容易になるという利点もある。
【0017】
また本例では、面状PTCヒーター4aの電極10をマット材3の凹状部5に嵌め込んであるので、面状PTCヒーター4aの上面全体が平坦面となり、床材2と絶縁フィルム6と面状PTCヒーター4a相互が互いに隙間なく密着できるので、温度分布をさらに均一にできるという利点があり、また床材2に荷重がかかった際に床鳴りの発生を防止できるという利点に加えて面状PTCヒーター4aの1ヶ所に荷重が集中してかかることもなく、面状PTCヒーター4aの損傷を防止できるという利点があり、これにより、歩行感、荷重に対するへこみ防止効果を向上させて安定した歩行性を、より一層、確保できるという利点がある。
【0018】
なお、マット材3の凹状部5に、面状PTCヒーター4aの電極10を横方向(均熱シート8の連出部8aが熱伸縮する方向)に対して動かないように収納する場合には限らず、電極10が横方向にスライドできるように凹状部5を幅広としてもよく、また、均熱シート8を面状PTCヒーター4aと一体化したが、別体としてもよく、これらは以下の実施形態においても同様である。
【0019】
図3は他の実施形態であり、絶縁フィルム6の外端部6a側を均熱シート8の連出部8aに対してフリーな状態で載置し、面状PTCヒーター4aの発熱抵抗シート9(高温発熱部)と接する均熱シート8の高温部8bに対して絶縁フィルム6を接着した場合の一例を示している。なお図3中の14はPET融着層、15はアルミ箔からなる均熱層、16はPET絶縁層である。なお図3には図2に示したPET絶縁層11、13の図示が省略されている。他の構成は図1の実施形態と同様である。本例では、均熱シート8の連出部8aはマット材3側に接着されていると共に、均熱シート8の連出部8aの上に絶縁フィルム6の外端部分(図3のBで示す部分)がフリーな状態で載置されている。これにより、均熱シート8の連出部8aで線膨張が生じても均熱シート8と絶縁フィルム6との間で滑りが生じて、均熱シート8の連出部8aでの線膨張による伸縮が床材2に影響しない構造となっている。さらに本例では面状PTCヒーター4aの発熱抵抗シート9(高温発熱部)と接する均熱シート8の高温部8bに対して絶縁フィルム6の中央部分(図3のCで示す部分)が接着されている。ここで均熱シート8の高温部8bにおいては均熱シート8は発熱抵抗シート9に拘束されて熱伸縮が少ないものであり、この熱伸縮の少ない均熱シート8の高温部8bに絶縁フィルム6を接着することによって、面状PTCヒーター4a端部での床材2の寸法変化を防止しながら、マット材3と面状PTCヒーター4aと床材2とを積層一体化することが可能となり、上記実施形態と同様、床表面での暖房効率及び防音床材1の総厚をほとんど変えることなく、防音床材1全体の外観性及び歩行性をそれぞれ向上させることができるものである。
【0020】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、マット材の上面に面状発熱体を載置し、面状発熱体の上面に設けた均熱シートの上に床材が積層され、上記均熱シートは面状発熱体の高温発熱部よりも外側方に連出してマット材の側端付近にまで達する連出部を備えている暖房機能付き防音床材において、床材の下面に絶縁フィルムを貼着し、絶縁フィルムを均熱シートに対してフリーな状態で載置すると共に、絶縁フィルムの外端部を均熱シートの連出部よりも外側方に連出させてマット材の側端部分に接着してなるので、床材の下面に接着した絶縁フィルムを均熱シートに対してフリーな状態で載置することによって、均熱シートの連出部で線膨張が生じても均熱シートと絶縁フィルムとの間で滑りが生じて、均熱シートの連出部での線膨張による伸縮が床材に影響しなくなる。しかも絶縁フィルムの外端部を均熱シートの連出部よりも外側方に連出させてマット材の側端部分に接着することで、絶縁フィルムを均熱シートに対してフリーな状態としながら、マット材と面状発熱体と床材とを積層一体化することが可能となる。さらに絶縁フィルムは薄肉であるため、床表面での暖房効率及び防音床材の総厚をほとんど変えることなく、床暖房運転時において面状発熱体の端部での床材の寸法変化を防止できる結果、暖房機能付き防音床材全体の外観性及び歩行性をそれぞれ向上させることができ、さらに絶縁フィルムによって床材の絶縁性を確保できると共に、施工後において床材を補修、貼り替え時に剥がす際は絶縁フィルムが均熱シートから容易に取り外すことができるので、床材を均熱シートからスムーズに分離させることができ、メンテナンス等が容易になるものである。
【0021】
また請求項2記載の発明は、マット材の上面に面状発熱体を載置し、面状発熱体の上面に設けた均熱シートの上に床材が積層され、上記均熱シートは面状発熱体の高温発熱部よりも外側方に連出してマット材の側端付近にまで達する連出部を備えている暖房機能付き防音床材において、床材の下面に絶縁フィルムを貼着し、マット材に接着される均熱シートの連出部に対して絶縁フィルムをフリーな状態で載置すると共に、面状発熱体の高温発熱部と接する均熱シートの高温部に対して絶縁フィルムを接着してなることを特徴としており、このように構成することで、絶縁フィルムを均熱シートの連出部に対してフリーな状態で載置することによって、均熱シートの連出部での線膨張による伸縮が床材に影響しなくなり、しかも均熱シートの面状発熱体の高温発熱部との接着部に対して絶縁フィルムを接着することによって、絶縁フィルムを均熱シートの連出部に対してフリーな状態としながら、マット材と面状発熱体と床材とを積層一体化することが可能となり、そのうえ面状発熱体の高温発熱部では均熱シートの熱伸縮が少なく、この熱伸縮の少ない部分(面状発熱体の高温発熱部と接する均熱シートの高温部)に対して絶縁フィルムを接着することによって、絶縁フィルムの熱伸縮も少なくなって床材に影響を及ぼさなくなる。この結果、請求項1と同様、防音床材としての総厚、面状発熱体から床表面への暖房効率をほとんど変えることなく、床暖房運転時において面状発熱体端部での床材の寸法変化を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示し、(a)は絶縁フィルムをマット材の側端部分に融着させる場合の概略断面図、(b)は融着後の概略断面図である。
【図2】(a)は同上の面状PTCヒーターの説明図、(b)は(a)のイ部の拡大図である。
【図3】他の実施形態の説明図である。
【図4】(a)は従来の暖房機能付き防音床材の一例を示す斜視図、(b)は暖房機能付き防音床材を並べて配置した状態の一例を示す斜視図である。
【図5】(a)(b)は従来のマット材の突き合わせ部において防音床材端部が盛り上がる現象の説明図である。
【符号の説明】
1 防音床材
2 床材
3 マット材
3a 側端
4 面状発熱体
6 絶縁フィルム
8 均熱シート
8a 連出部
8b 高温部
A 外側方
Claims (2)
- マット材の上面に面状発熱体を載置し、面状発熱体の上面に設けた均熱シートの上に床材が積層され、上記均熱シートは面状発熱体の高温発熱部よりも外側方に連出してマット材の側端付近にまで達する連出部を備えている暖房機能付き防音床材において、床材の下面に絶縁フィルムを貼着し、絶縁フィルムを均熱シートに対してフリーな状態で載置すると共に、絶縁フィルムの外端部を均熱シートの連出部よりも外側方に連出させてマット材の側端部分に接着してなることを特徴とする暖房機能付き防音床材。
- マット材の上面に面状発熱体を載置し、面状発熱体の上面に設けた均熱シートの上に床材が積層され、上記均熱シートは面状発熱体の高温発熱部よりも外側方に連出してマット材の側端付近にまで達する連出部を備えている暖房機能付き防音床材において、床材の下面に絶縁フィルムを貼着し、マット材に接着される均熱シートの連出部に対して絶縁フィルムをフリーな状態で載置すると共に、面状発熱体の高温発熱部と接する均熱シートの高温部に対して絶縁フィルムを接着してなることを特徴とする暖房機能付き防音床材。
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