JP3741601B2 - チョークコイル及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話、デジタルカメラ等の電源回路に用いられるチョークコイル及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のチョークコイルは、外部接続板端子をポットコアに圧入する構造が一般的であり、特に接続固定部がはんだ付けで形成されているため、自動化生産が困難な構造であり、また、帯状導体を積層巻回してなるコイルと外部接続板端子が接触する構造であり絶縁性が悪い構造である。
【0003】
さらに、帯状導体を積層巻回してなるコイルの下面に外部接続板端子を形成する構造である為、コイル本体の低背化が困難な構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の欠点を解消し、自動化生産が可能であり、帯状導体を積層巻回してなるコイルと外部接続板端子の絶縁性を保ち、コイル本体を低背化する為の構造を有するチョークコイル及びその製造方法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のチョークコイルは、コイル収容溝を有し、中心部に柱状磁心部が突出形成され、外底部に切欠凹部が形成されたポット状コアと、帯状導体が積層巻回され、両端部が入出力用板状リード部として上方に引出され、前記柱状磁心部に挿置されて前記コイル収容溝内に配置されたコイルと、前記コイルの入出力用板状リード部にそれぞれ固定接続部を介して電気的に接続され、前記ポット状コア上面から側壁外周面を介してポット状コア外底部に設けられた切欠凹部に延在して配設された一対のコ字状外部接続板端子部とポットコア開口部を覆うように設けられた蓋コアとを有し、前記ポット状コアの側壁の四隅は段差状を有して突出形成されその内周面は、前記コイルの外周に隣接して湾曲形成されていることを特徴とするものである。
【0006】
本発明のチョークコイルの製造方法は、入出力用板状リード部を導出した帯状導体を積層巻回してなるコイル本体を形成する工程と、導電性フレームを打ち抜いて複数の空隙を有して対向する一対の外部接続板端子平坦部を加工形成する工程と、前記一対の外部接続板端子平坦部間に前記コイル本体を配置する工程と、前記一対の入出力用板状リード部を前記一対の外部接続端子平坦部に抵抗溶接又はレーザ溶接で電気的に接続固着する工程と、前記一対の外部接続板端子平坦部を切断し、一対の外部接続板端子部を有するコイル本体を形成する工程と、前記外部接続板端子部の後端をく字状に湾曲加工する工程と、前記一対の外部接続板端子部を有するコイル本体を、一面側に柱状磁心部及び隅部に段部を有する角状突出部を、他面側に切欠凹部を設けた有底のポット状コアに搭載配置する工程と、前記柱状磁心部及び角状突出部の段部に円盤状蓋コアを接着材で固着配置する工程と、前記ポット状コアを挟持するようにコ字状に前記外部接続板端子部を折り曲げ加工する工程と、コ字状に折り曲げた前記外部接続板端子部の後端をポット状コアの他面側の切欠凹部に装着する工程とを、少なくとも含むことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のチョークコイルの一例の一部切欠斜視図であり、図2の(a),(b)は蓋コアを除いた平面図と、蓋コアを有する要部断面図である。この幅Wが約5.2mm×長さLが約5.6mm×高さHが約1.8mmの大きさのチョークコイル1は、一面側に柱状磁心部2及び四隅部に段部31を有する角状突出部3を設け、他面側に切欠凹部4を設けた有底のポット状コア(以下ポットコアと言う)5と、前記柱状磁心部2に挿着される、90度に折り曲げられて上方に導出された入出力用板状リード部61を形成した例えば幅0.8mmの帯状導体を積層巻回してなるコイル本体6と、該入出力用板状リード部61の一部を覆うように外周近傍に隣接する板状の拡開先端部71を有する一端から延設された板平坦部72に前記入出力用板状リード部61と抵抗溶接又はレーザ溶接で夫々電気的接続された固定接続部73及び前記ポットコア5の側端に係止される一対の係止部74が、図2の平面図(a)及びそのA−A´断面図(b)に示す如く、前記固定接続部73を形成している裏面側に形成されていると共に、前記切欠凹部4に挿圧するく字状に屈曲した発条部75が更に他端に形成されている一対の略コ字状外部接続板端子部7と、前記ポットコア5の開口面側に挿着され、前記柱状磁心部2及び前記段部31に接着剤9を介して接着固定された円盤状蓋コア8とを具備して構成されている。
【0008】
そして、前記角状突出部3の内壁面には段差部31が形成され、前記コイル6の外周に沿って隣接して湾曲状に形成され該コイル6の外周に接しない様に形成している。また、前記入出力用板状リード部61は、前記コイル6の両端を90度折り曲げられて前記コイル6から上方に導出され、更に、前記係止部74は、前記略コ字状外部接続板端子部7の内側に切起されてL字状に突出形成している。
【0009】
前記外部接続板端子部7は、発条体からなり図3に示すような構造を有している。幅広の平坦部72を中心にして、一端が先端に向って拡開するような一対の拡開先端部71を有し、その拡開部の基端はV字状切溝76に形成されている。この外部接続板端子部7の他端はL字状に折曲され、最先端はく字状湾曲部75として形成されている。
【0010】
また、幅広の平坦部72における前記V字状切溝の基端近傍の位置に対応する側面には一対の内方切起し部からなる係止部74が形成されている。
【0011】
そして、コイルの入出力用板状リード部61の先端が前記V字状切溝76を介して、平坦部72迄延在し、V字状切溝76の近傍の位置でスポット溶接(抵抗溶接又はレーザ溶接)によって固定される。
【0012】
このような外部接続板端子部7が、図示鎖線の位置で折り曲げられて全体がコ字状となり、前記ポットコアの側壁面に沿って取付けられ、先端75の湾曲部が、ポットコア外底部に設けられた切欠凹部4に嵌合することになる。このとき、平坦部側面に設けられた係止部74がポットコア壁面に係合することになり、位置決め機能を発揮する。
【0013】
以上のような外部接続板端子部7であれば、コ字状に折曲する際に、その折曲線(図3の鎖線)部分がV字状に切欠かれているので折曲し易くなり、折曲時の応力が入出力用板状リード部61に強く加わることはなくなるので、このリード部61を引っ張って変形させたり、切断させるというような問題が発生しない。
【0014】
また、リード引出部の高さと、コイル6の高さを同等としておくことにより、コイル装置全体の高さの低背化が可能となる。
【0015】
本発明は前記実施の形態に限定されず、他の実施の形態を用いてもよい。
【0016】
例えば図4(a),(b)に示すような外部接続板端子部7を用いてもよい。
【0017】
この端子部7は、拡開先端部71の基端をV字状切溝とせず、幅広平坦部77としたものである。この場合には、この部分を折曲げるときに、リード部61に応力が伝わり易いが、その反面、スポット溶接等の際の放熱効果が高まり、スポット溶接時の熱がコイルに影響を与えることがないという利点がある。
【0018】
次に図5乃至図8を参照して本発明チョークコイルの製造方法を工程順に説明する。
【0019】
先ずコイルとなる帯状導体の先端部を90°に折り曲げて入出力用板状リード部の一端61Aを形成する。(図5(a))。
【0020】
次に、前記端部61Aを中央にして帯状導体を積層巻回してコイル6を形成し、最外側端部を90°に折曲げて立上げることによって他方の入出力用板状リード部61Bを形成する(図5(b))。
【0021】
そして、両端入出力用板状リード部61A,61Bをそれぞれ90°に折曲げて先端が相互に反対側に水平に延在するように形成する(図5(c))。
【0022】
次に、板状リード部両端61A,61Bの各先端側の被膜を剥離する(図5(d))。
【0023】
次に、リードフレーム10を用意し、前述のような形状の外部接続板端子部7をプレス加工する。そして、この外部接続板端子部7のポットコアとの係止部となる部分74を切起しておく。
【0024】
そして、治具80をリードフレーム10の前記端子部7の中央に位置させて、前記リード部61A,61Bが接するようにしてコイル6を搭載する(図6)。
【0025】
次に入出力用リード部61A,61Bと、前記外部接続板端子部7とをスポット溶接により電気的に接続して、固定接続部73を形成する(図7)。
【0026】
その後、コイルが搭載されたリードフレームを逆さにしてポットコア5の上からコイル収容溝内にコイルが収容されるように挿入する(図8)。
【0027】
その後、ポットコア5の内周面段差部に接着剤を塗布した後、蓋コア8を取付け固定する。
【0028】
最後に前記リードフレームの端子部分をカットし、この端子部分をフォーミングして、前記外部接続板端子部をポットコアの外周面及び外底部切欠凹部に弾発固定することによって前記図1に示したような完成品を得る。
【0029】
この製造方法の工程順は一例を示したものであり、順序の入れ替えは自由である。例えば、蓋コア8の取付けは、外部接続板端子部のフォーミングの後に行なう方法を用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、コイル本体と外部接続端子とが接触しない構造となっているため絶縁が良好なチョークコイルを提供することができる。
【0031】
また、蓋コアと外部接続端子とを含めてポットコアの厚さの中に包含される構造となるので、低背化を達成したチョークコイルを提供することができる。
【0032】
更に本発明の製造方法によれば、前記絶縁性良好かつ、低背化可能なチョークコイルを製造できることに加えて、一連の工程全てが自動化できるので、作業性、量産性に優れた製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のチョークコイルを示す一部切欠斜視図である。
【図2】前記図1のチョークコイルの説明図であり、(a)は蓋コアを除く平面図、(b)は蓋コアを取付けた状態での要部断面図である。
【図3】本発明に用いられる外部接続端子の要部平面図である。
【図4】他の実施の形態の説明図であり、(a)は蓋コアを除いた平面図、(b)は蓋コアを取付けた要部断面図である。
【図5】 (a)乃至(d)は、本発明チョークコイルの製造方法について、コイルを形成する方法を工程順に示す説明図である。
【図6】本発明の製造方法について、リードフレーム上にコイルを搭載する工程の説明図である。
【図7】本発明の製造方法について、コイルのリード部と外部端子部との抵抗溶接説明図である。
【図8】本発明の製造方法について、コイルをポットコアに挿入する説明図である。
【符号の説明】
1 チョークコイル
2 柱状磁心部
3 ポットコア側壁(角状突出部)
4 切欠凹部
5 ポットコア
6 コイル
7 外部接続板端子部
8 蓋コア
9 接着剤
61A 入出力用リード部
61B 入出力用リード部
71 拡開先端部
72 外部接続板端子平坦部
73 固定接続部
74 係止部
Claims (7)
- コイル収容溝を有し、中心部に柱状磁心部が突出形成され、外底部に切欠凹部が形成されたポット状コアと、
帯状導体が積層巻回され、両端部が入出力用板状リード部として上方に引出され、前記柱状磁心部に挿置されて前記コイル収容溝内に配置されたコイルと、
前記コイルの入出力用板状リード部にそれぞれ固定接続部を介して電気的に接続され、前記ポット状コア上面から側壁外周面を介してポット状コア外底部に設けられた切欠凹部に延在して配設された一対のコ字状外部接続板端子部と、
前記ポット状コアの開口部であって、前記コイル及び入出力用板状リード部と外部接続板端子部の一部を覆うように配置された蓋コアを有し、前記ポット状コアの側壁の四隅は段差状を有して突出形成されその内周面は、前記コイルの外周に隣接して湾曲形成されていることを特徴とするチョークコイル。 - 前記入出力用板状リード部は、前記コイルを構成する帯状導体の両端を90度折り曲げられて前記コイルから導出されていることを特徴とする請求項1に記載のチョークコイル。
- 前記外部接続板端子部のコイル側に位置する先端は拡開形成され、前記固定接続部の近傍までV字状切溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載のチョークコイル。
- 前記外部接続板端子部は、前記ポットコアの外壁面に接する側に係止部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のチョークコイル。
- 前記係止部は、前記略コ字状外部接続板端子部の内側にL字状に突出形成されていることを特徴とする請求項4に記載のチョークコイル。
- 前記固定接続部は、抵抗溶接又はレーザ溶接でスポット形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のチョークコイル。
- 入出力用板状リード部を導出した帯状導体を積層巻回してなるコイル本体を形成する工程と、導電性フレームを打ち抜いて複数の空隙を有して対向する一対の外部接続板端子平坦部を加工形成する工程と、前記一対の外部接続板端子平坦部間に前記コイル本体を配置する工程と、前記一対の入出力用板状リード部を前記一対の外部接続板端子平坦部に抵抗溶接又はレーザ溶接で電気的に接続固着する工程と、前記一対の外部接続板端子平坦部を切断し、一対の外部接続板端子部を有するコイル本体を形成する工程と、前記外部接続板端子部の後端をく字状に湾曲加工する工程と、前記一対の外部接続板端子部を有するコイル本体を、一面側に柱状磁心部及び隅部に段部を有する角状突出部を、他面に切欠凹部を設けた有底のポット状コアに搭載配置する工程と、少なくとも前記柱状磁心部及び角状突出部の段部に円盤状蓋コアを接着材で固着配置する工程と、前記ポット状コアを挟持するようにコ字状に前記外部接続板端子部を折り曲げ加工する工程と、コ字状に折り曲げた前記外部接続板端子部の後端をポット状コアの他面側の切欠凹部に装着する工程とを、少なくとも含むことを特徴とするチョークコイルの製造方法。
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