JP3740209B2 - 閃光装置 - Google Patents

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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラのフォーカルプレーンシャッターがスリット露光する場合でも、均一な光量で発光を持続するフラット発光が可能な閃光装置における、フラット発光の発光強度の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、フラット発光を行う場合には、メインコンデンサの充電エネルギーによって放電管を発光させ、放電管の発光の強度を制御する手段は発光強度が設定した値以上になると、IGBT回路等で構成する放電管の発光を制御する手段へ発光停止信号を送出し、放電管の発光を制御する手段は発光停止信号を受けて放電管の発光を停止させる。放電管の発光を停止したことにより放電管の発光強度が設定値以下になると、放電管の発光の強度を制御する手段は発光を制御する手段へ発光開始信号を送出し、放電管を再度発光させるという動作を繰り返してフラツト発光を持続させる。
【0003】
この場合の発光の強度を制御する設定値は、図11(b)に示す発光の強度の設定値303のように、発光開始以前に設定した発光の強度の制御手段の設定値を、発光終了まで変化させない固定制御で行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、発光の強度の制御手段が図11(b)の設定値303のように、フラット発光中一定の設定値により制御するので、発光波形は図11(a)のような右下がりの発光波形となってしまう。これは発光開始時点301と発光終了時点302ではメインコンデンサの充電電圧が変化することによるもので、図12の発光波形と制御信号の図に示すように、図12(a)の発光開始時と図12(b)の発光終了時を比較すれば、発光停止信号(902、904がHigh→Lowへ変化点)を受けてから、発光終了時点の方が発光開始時点より実際に発光の強度が下がるまでの光量が少なくなり、図12(a)の905と図12(b)の906のような光量差が出てくる。
【0005】
従って、図11(a)の発光波形301〜302のように発光開始時に比べて発光終了時の方が発光の強度が弱くなって、発光開始時に比べ発光終了時ではフィルムの露光量が少なくなってしまうという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、発光の強度が一定に保たれるフラット発光が可能な閃光装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本出願に係る発明の目的を実現する構成は、電気エネルギーを蓄えるコンデンサと前記コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを光に変える放電管と、前記放電管の発光の強度が設定値以上になると発光停止信号を出力し発光の強度が前記設定値より低くなると発光開始信号を出力することにより前記放電管の発光を制御する手段と、発光持続時間を制御する手段と、を有するフラット発光が可能な閃光装置において、フラット発光開始からフラット発光終了時にかけて、前記発光を制御する手段が前記設定値を増加させながらフラット発光を行うものである。この構成によればフラット発光終了時とフラット発光開始時とで、発光の強度を一定に保つことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1〜図6は本発明の第1の実施の形態を示している。
【0024】
図1は本実施の形態に係る閃光装置のブロック図である。
【0025】
図1において、101は電源であるところの電池、102はDC/DCコンバータでマイクロコンピュータ111の出力端子DC/DC−ONからの信号で電源101の電圧を昇圧する。103はDC/DCコンバータ102で昇圧した電気エネルギーを蓄積するメインコンデンサ、104と105はコンデンサ103の充電電圧を検出する分圧抵抗で、分圧点はマイクロコンピュータ111のA/D入力端子A/D−1に接続している。
【0026】
106はコイルでメインコンデンサ103とキセノン管107のアノード間に接続されている。107はメインコンデンサ103の電気エネルギーを光に変換するキセノン管、108はダイオードでそのアノードはキセノン管107のカソードにカソードはメインコンデンサ103に接続している。109はマイクロコンピュータ111の出力端子TRIの信号によりキセノン管107を励起状態にさせる既存のトリガ回路である。
【0027】
110はキセノン管107のカソードとグランド間に接続してキセノン管107の発光を制御する発光制御回路、111はマイクロコンピュータ、112はマイクロコンピュータ111の出力端DA−OUT A〜Hを入力とするD/Aコンバータで、その出力はコンパレータ114の非反転入力へ接続している。113はキセノン管107の発光の強度を電圧出力に変換する発光強度モニタ回路で出力はコンパレータ114の反転入力端子に入力している。
【0028】
114はコンパレータで出力を信号セレクタ115のD1端子に接続する。115は信号セレクタでD0、D2、D3入力はGNDに接続し、セレクト端子Aはマイクロコンピュータ111の出力端子OUT−Aに、セレクト端子BはGNDに出力Yはマイクロコンピュータ111の入力端子STOP−INに接続し、反転出力Wは発光制御回路110へ入力している。
【0029】
116はプルアップ抵抗、117は電源スイッチでマイクロコンピュータ111の入力端子SW−ONに接続して、オンすることでマイクロコンピュータ111が動作を開始する。118はLED、119は抵抗、120〜123はカメラとの接続端子で、120はカメラからのデータのクロック端子でマイクロコンピュータ111の端子CLK1に接続している。121はクロック端子120のクロック信号に同期したカメラからのデータ信号端子で、マイクロコンピュータ111の入力端子DATA−IN1に接続している。122はクロック端子120のクロック信号に同期したストロボからカメラへの信号端子で、マイクロコンピュータ111の出力端子DATA−OUT1に接続している。123はカメラからの発光開始信号の入力端子で、マイクロコンピュータ111の入力端子START/STOP端子に接続している。
【0030】
図2は図1に示す発光制御回路の回路図である。
図2において、201はIGBTでコレクタはキセノン管107のカソードに接続し、エミッタはGNDに接続している。マイクロコンピュータ111の出力端子30V−ONは抵抗212を介してトランジスタ211のベースに接続されている。
【0031】
信号セレクタ115の反転出力Wは抵抗207を介してトランジスタ205のベースに、抵抗215を介してトランジスタ213のベースに接続している。信号セレクタ115の反転出力WがLow且つマイクロコンピュータ111の出力端子30V−ONがHighになるとトランジスタ211がオンして、トランジスタ208がオンし、図示していない30V電源より抵抗203を通してIGBT201のゲートをチャージして、IGBT201をオンするので、トリガー入力があればキセノン管107は発光を開始する。
【0032】
次に、信号セレクタ115の反転出力端子Wが、Highになるとトランジスタ213がオンし、トランジスタ211、208がオフしてIGBT201への通電を止めるとともに、トランジスタ205がオンして、抵抗204を介してIGBT201のゲートのチャージを抜くのでIGBT201がオフして発光の強度は低下する。
【0033】
なお、以上の構成中、放電管の発光を制御する手段とは発光制御回路110の動作を指し、発光の強度を制御する手段とは発光強度モニタ回路113、コンパレータ114、マイクロコンピュータ111およびD/Aコンバータ112による一連の動作を指し、可変制御手段は主に、補正テーブルを内臓したマイクロコンピュータ111内で行われる制御のための設定値の可変設定動作を指す。
【0034】
図4は図1の閃光装置の動作のメインルーチンである。
つぎに図4以下のフローチャートを参照して動作を説明する。
先ず、電源スイッチ117のオンにより、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す)111が動作を開始する(S101)。
【0035】
マイコン111のDC/DC−ON端子をHighにして、DC/DCコンバータ102の動作を開始する(S102)。続いて、メインコンデンサ103の充電電圧が発光可能電圧に達したかを検出するために、マイコン111のA/D入力端子A/D−1が、メインコンデンサ103の発光可能電圧を抵抗104、105で分圧した値であるV1以上になったかで判断する(103)。V1未満ならばマイコン111のREADY端子をHにして、充電完了表示用のLED118を消灯させ、START/STOP端子をLowにする図示していないカメラからの発光開始の割込みを禁止しS106へ進む(S104)。
【0036】
また、S103でV1以上あった場合は、マイコン111のREADY端子をLにして充電完了表示用のLED118を点灯させ、発光開始の割込みを許可する(S105)。コンデンサ103の充電電圧が最大充電電圧に達したかを検出するため、マイコン111のA/D−1がコンデンサ103の最大充電電圧を抵抗104、105で分圧した値であるV2以上に達したかを判断する(S106)。
【0037】
V2以上の場合は、マイコン111の出力端子DC/DC−ONをLowにしてDC/DCコンバータ102を停止させS103へ戻る(S107)。S106でV2未満の場合はS102へ戻る。以上の動作を電源スイッチ117がオフされるまで続ける。
【0038】
図5は図1の閃光装置のフラツト発光シーケンスのフローチャートである。
以下、図5を参照してフラット発光時の制御動作について説明する。カメラがSTART/STOP端子をLowにすると割込みがかかり、フラット発光シーケンスがスタートする(S201)。
【0039】
マイコン111の出力端D/A−OUTA〜H端子をカメラからのシリアル通信により指示された設定値にセットする(S202)。この時点では、未だ発光していないので、D/Aコンバータ112のD/A−OUTの出力≧発光強度モニタ回路の出力、でありコンパレータ114の出力はHighである。
【0040】
発光開始前のメインコンデンサ103の充電電圧VSをマイコン111のA/D−1端子から読込む。
【0041】
図6は設定値補正テーブルの1例である。この補正テーブルは設定値を補正するために、予め作成してマイコン111内に保持しているものである。
【0042】
コンデンサの発光開始前充電電圧VSを読込んだら、VS値と設定値補正テーブルよりVREFを求めてセットする(S203)。このVREF(V)は、例えば、今読込んだVS=303Vとすれば、補正テーブル左欄の303V≦VS<330Vの項より、VREFには278V、補正データ=1をセットするといった手順となる。
【0043】
ここで区別しておかなければならないことは、設定値テーブルの上段に303V〜117Vと12段階に分けてVSとの対応を示したVREFは、飽くまでもコンデンサの充電電圧VSの変化を段階的に定量化して示した数値であって、未だマイコン111のD/A−OUTA〜Hの設定値、つまり発光の強度を制御する設定値の可変補正そのものでは無いということである。(もちろんVREFを求めてセットする作業は、発光の強度を制御する設定値の可変補正のための前処理であるから無関係ではない)
つづいて、マイコン111の出力端子30V−ONをHighにする(S204)。マイコン111の出力端子OUT−AをHighにする(S205)。これによって、信号セレクタ115はD端子が選択され出力YがHigh、反転出力WはLowになりトランジスタ213、205がオフ、トランジスタ211と208はオンするので、IGBT201はオンとなる。
【0044】
次に、マイコン111の出力端子TRIに所定時間Highを出力する(S206)。トリガ回路109はキセノン管107に高電圧のトリガ信号を加えキセノン管107は発光を始める。
【0045】
フラット発光の発光時間を制御するタイマーをスタートさせる(S207)。発光開始後、発光強度モニタ回路113はキセノン管107の光を受けて発光の強度に応じた出力をする。発光強度モニタ回路113の出力が設定されたD/Aコンバータ112の出力D/A−OUTより大きくなると、コンバレータ114の出力は反転してLowになり、信号セレクタ115の出力YはLowになり、反転出力WはHighとなってトランジスタ213,205がオンしてIGBT201はオフする。IGBT201がオフするとコイル106に溜まったエネルギーがコイル106→キセノン管107→ダイオード108と流れるため、発光強度モニタ回路113の出力はIGBT201がオフした後少し遅れて下がり始める。発光強度モニタ回路113の出力が設定されたD/Aコンバータ112の出力D/A−OUTより下がると、コンパレータ114の出力はHighになって信号セレクタ115の出力YはHigh、反転出力WはLowとなりIGBT201は再びオンする。この時キセノン管107は未だ発光中なので、IGBT201がオンしたことによりコンデンサ103のエネルギーは、コンデンサ→コイル→キセノン管→IGBT→GNDと流れるので、発光量は再び増加し発光強度モニタ回路113の出力もこれに応じて大きくなる。この一連の動作を繰り返してフラット発光を持続する。
【0046】
続いて、再びメインコンデンサ103の電圧VSを抵抗104、105で分圧してマイコン111の端子A/D−1より読込み、先にセットしたVREFと比較して、今回のメインコンデンサ103の電圧VSがVREFより小さいか否かを判断する(S208)。
【0047】
メインコンデンサ103の電圧がVREFより小さかった場合、仮に、VS=330Vであり、VREF=278Vの場合は設定値補正テーブルからは、メインコンデンサの充電電圧の変化に対応する設定値の補正データとして、“1”を読出すことができる。
【0048】
この“1”を、S202で設定したマイコン111のD/A−OUTA〜Hの設定値にデータ加算して再セットすることにより、発光の強度を制御する設定値の補正を行う(S209)。
【0049】
続いて、例えば、VREF=278Vだとすれば、先に設定したVREF=278Vを、今回のVREF=255Vに書換える(S210)。
【0050】
このように、設定値補正テーブルを用いた可変制御では、メインコンデンサの充電電圧の変化についてはVREFとしてデクリメント制御になり、発光の強度の設定値については充電電圧の低下に対応するインクリメント制御となる。これをイメージ的に示すと次の図3のようになる。
【0051】
図3は図1に示す閃光装置のフラット発光波形を示す図である。
図3のように、本実施の形態の補正テーブルを用いた可変制御では、図3(b)のように発光の強度の設定値403は、コンデンサの充電電圧の変化に対して段階的に高くなるようにインクリメント補正されているので、その発光波形も図3(a)のように図11(a)の従来例の発光波形と比較したら、発光の強度は401〜402のように一定で、よりフラットな発光を保つことができる。
【0052】
また、S208でVSがVREFより大きい場合又はS210の終了後は、カメラからのシリアル通信により指示されたフラット発光の発光時間TFPとS207でスタートしたタイマーを比較して(S211)、発光終了時間になっていれば、マイコン111の出力端子30V−ONをLowにする(S212)。
【0053】
次に、OUT−AをLowにしてIGBT201をオフする(S213)。以上でフラット発光の割込み処理を終了してメインルーチンに戻る(S214)。このように、本実施の形態によれば、設定値補正テーブルを使用して発光の強度の設定値を可変補正してフラット発光を制御するようにしたので、図3に示すように従来例に比較してよりフラットな発光が可能になった。
【0054】
また、図3に示す例では設定値の補正データとVREF等の電圧間隔は段階的表示となつているが、例えば、補正データはコンデンサの充電電圧に基づく関数計算による連続値として表わしてもよい。
【0055】
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
【0056】
図7は第2の実施の形態に係る閃光装置のフラット発光シーケンスのフローチャートである。
【0057】
図8は第2の実施の形態の閃光装置の時間補正テーブルの1例を示す図である。
【0058】
その他、第2の実施の形態を表す図として、図1、図2は第1の実施の形態と共通であり、更に構成および図4のメインルーチンも第1の実施の形態と同じなので、これらについての重複する説明は省略する。
【0059】
つぎに図7、8を参照してフラット発光時の動作について説明する。
カメラがSTART/STOP端子をLowにすると割込みがかかり、フラット発光シーケンスを実行する(S301)。
【0060】
マイコン111の出力端子D/A−OUTA〜H端子をカメラからのシリアル通信により指示された設定値にセツトする(S302)。この時点では未発光のため、D/Aコンバータ112のD/A−OUTの出力≧発光強度モニタ回路の出力、なのでコンパレータ114の出力はHighである。
【0061】
次に、図8の時間補正テーブルよりD/A−OUTの設定値の補正を行う発光開始からの時間TCDAを1mSにセットする(S303)。第2の実施の形態では、例えば、コンデンサの充電電圧の逓減カーブは略一定とみなし、所定の時間間隔により設定値の補正制御を行うものである。
【0062】
また、この補正テーブルでは補正間隔を1mSの等間隔に設定しているが、間隔の設定は自由であって広くても狭くても、又等間隔ではなくても構わない。
【0063】
マイコン111の出力端子30V−ONをHighにする(S304)。続いて、マイコン111の出力端子OUT−AをHighにする(S305).これによって信号セレクタ115のD1端子が選択され、反転出力WはLowになってIGBT201がオンする。
【0064】
マイコン111の出力端子TRIに所定時間Highを出力し、トリガ回路109よりキセノン管107を発光させる(S306)。フラット発光の発光時間を制御するタイマーをスタートさせる(S307)。
【0065】
フラット発光の動作は前実施の形態の場合と同じで、発光開始後、発光強度モニタ回路113の出力がD/Aコンバータ112の出力D/A−OUTより大きくなると、コンパレータ114の出力は反転してLowになり反転出力WがHighとなって、IGBT201はオフする。発光強度モニタ回路113の出力はIGBT201がオフしてから少し遅れて下がり始め、発光強度モニタ回路113の出力がD/Aコンバータ112の出力D/A−OUTより下がると、コンパレータ114の出力はHighになり反転出力WはLowになって、IGBT201が再びオンする。こうして再びコンデンサ103からエネルギーが流れて発光量が再び増加し、フラット発光を持続することになる。
【0066】
フラット発光タイマと、D/A−OUTの設定値の補正を行う発光開始からの時間TCDAとの比較を行い、フラット発光タイマの値がTCDAの値より小さければS311へ進む(S308)。
【0067】
フラット発光タイマの値がTCDA以上の時は、S302でセットしたD/A−OUTA〜Hの設定値に、図8の時間補正テーブルに示すTCDA(図8の例では1〜12mSまで12段階等1mS間隔)に応じた補正データ(図8の例では、対応する補正データは“1”〜“4”)のデータ加算を行って、D/A−OUTA〜Hを再セットすることにより設定値の補正を行う(S309)。
【0068】
S303でセットしたTCDAを次のTCDAに変更する(S310)。カメラからのシリアル通信により指示されたフラツト発光の発光時間TFPと、S307でスタートしたタイマーを比較する(S311)。発光終了時間になっていればマイコン111の出力端子30V−ONをLowにする(S312)。続いて、出力端子OUT−AをLowにしてIGBT201をオフし(S313)、割り込み処理を終了してメインルーチンに戻る(S314)。
【0069】
このように、第2の実施の形態によれば、時間補正テーブルによる簡単な可変制御によって、図3のように発光の強度をフラットに保つことができる。
【0070】
また、第2の実施の形態では、補正データと経過時間の関連は段階的に表しているが、補正データを経過時間に基づく関数演算による連続値として表し制御するようにしてもよい。
【0071】
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0072】
図9は第3の実施の形態に係る閃光装置のフラット発光シーケンスのフローチャートである。
【0073】
図10は図9の閃光装置の電圧・時間補正テーブルの1例を示す図である。
【0074】
その他、図1、図2は第1の実施の形態と共通であり、更に、構成およびメインルーチンについても第1の実施の形態と同じなので、これらについては重複する説明は省略する。
【0075】
つぎに図9、10を参照してフラット発光動作について説明する。
カメラがSTART/STOP端子をLowにすると割込みがかかり、フラット発光シーケンスを実行する(S401)。
【0076】
マイコン111の出力端子D/A−OUTA〜H端子をカメラからのシリアル通信により指示された設定値にセットする(S402)。この時点では未発光なので、コンパレータ114の出力はHighである。
【0077】
発光開始前のメインコンデンサの充電電圧VSを、抵抗104、105で分圧してマイコン111のA/D−1で読込む(S403)。図10に示す電圧・時間補正テーブルより、次にD/A−OUTの設定値を補正する発光開始からの時間TCDAを1mSにセットする(S404)。第3の実施の形態は、メインコンデンサの発光前充電電圧と、フラット発光開始からの経過時間の両方から補正テーブルを作成し、電圧および時間からよりフラットな制御を目指している。なお、ここでは設定値の補正を行う間隔を1mS毎の等間隔に設定したが、時間間隔はそれより広くても狭くても、又等間隔ではなくても構わない。
【0078】
マイコン111の出力端子30V−ONをHighにする(S405)。続いて、マイコン111の出力端子OUT−AをHighにする(S406)。これによって信号セレクタ115はD1端子が選択され、反転出力WはLowになってIGBT201がオンする。
【0079】
マイコン111の出力端子TRIに所定時間High出力し、トリガ回路109を介しキセノン管107を発光させる(S407)。フラット発光の発光時間を制御するタイマーをスタートさせる(S408)。
【0080】
フラット発光そのものの動作は前実施の形態の場合と同じで、発光開始後、発光強度モニタ回路113の出力が、D/Aコンバータ112の出力D/A−OUTより大きくなると、コンパレータ114の出力は反転してLowになり反転出力WはHighになりIGBT201はオフになる。発光強度モニタ回路113の出力はIGBT201がオフしてから少し遅れて下がり始めて、発光強度モニタ回路113の出力がD/Aコンバータ112の出力D/A−OUTより下がると、信号セレクタ115の反転出力WはLowとなりIGBT201は再びオンして、コンデンサ103からのエネルギーが再び流れ始め、発光量が再び増加してフラット発光が持続する。
【0081】
フラット発光タイマと、D/A−OUTの設定値の補正を行う発光開始からの時間TCDAを比較して、フラット発光タイマの値がTCDAより小さければS412に進む(S409)。
【0082】
フラット発光タイマの値がTCDAの値以上の場合は、S402でセットしたD/A−OUTA〜Hの設定値に、図10の電圧・時間補正テーブルよりVSとTCDAに応じた補正データを得てデータ加算を行って、設定値を補正する(S410)。次に、補正を行う発光開始からの時間TCDAを書換変更する(S411)。
【0083】
カメラからのシリアル通信によって指示されたフラット発光の発光時間TFPと、S408でスタートしたタイマーを比較する(S412)。発光終了時間になっていれば、マイコン111の出力端子30V−ONをLowにする(S413)。続いて、OUT−AをLowにしてIGBT201をオフにする(S414)。割り込みを終了してメインルーチンに戻る(S415)。
【0084】
このように、第3の実施の形態によれば、メインコンデンサの発光開始電圧とフラット発光開始からの時間より補正テーブルを作成して、両方から発光の強度の設定値を補正するので、より細かな補正制御が可能になる。
【0085】
また、ここでは補正値と発光からの時間との関連が段階的に表されているが、補正値は発光からの時間に基づく関数演算により連続的に表すようにしても構わない。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、発光の強度と設定値を比較して発光開始信号、発光停止信号を出力する制御手段が、設定値を増加させながらフラット発光制御を行うため、発光の強度が一定に保たれるフラット発光が可能な閃光装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る閃光装置のブロック図である。
【図2】図1に示す発光制御回路の回路図である。
【図3】図1に示す閃光装置のフラット発光の発光波形を示す図である。
【図4】図1に示す閃光装置の動作のメインルーチンである。
【図5】図1に示す第1の実施の形態に係る閃光装置のフラット発光シーケンスのフローチャートである。
【図6】図5に示す第1の実施の形態に係る閃光装置の設定値補正テーブルの1例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る閃光装置のフラット発光シーケンスのフローチャートである。
【図8】図7に示す閃光装置の時間補正テーブルの1例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る閃光装置のフラット発光シーケンスのフローチャートである。
【図10】図9に示す閃光装置の電圧・時間補正テーブルの1例を示す図である。
【図11】従来の閃光装置のフラット発光波形を示す図である。
【図12】従来の閃光装置のフラット発光波形と制御信号を示す図である。
【符号の説明】
101 電源
102 DC/DCコンバータ
103 メインコンデンサ
104,105 分圧抵抗
106 コイル
107 放電管
108 ダイオード
109 トリガ回路
110 発光制御回路
111 マイクロコンピュータ
112 D/Aコンバータ
113 発光強度モニタ回路
114 コンパレータ
115 信号セレクタ
116,119 抵抗
117 電源スイッチ
118 LED
120 クロック端子
121 データ信号端子
122 ストロボ信号端子
123 信号入力端子
201 IGBT
205,208,211,213 トランジスタ

Claims (4)

  1. 電気エネルギーを蓄えるコンデンサと前記コンデンサに蓄えられた電気エネルギーを光に変える放電管と、前記放電管の発光の強度が設定値以上になると発光停止信号を出力し発光の強度が前記設定値より低くなると発光開始信号を出力することにより前記放電管の発光を制御する手段と、発光持続時間を制御する手段と、を有するフラット発光が可能な閃光装置において、
    フラット発光開始からフラット発光終了時にかけて、前記発光を制御する手段が前記設定値を増加させながらフラット発光を行うことを特徴とする閃光装置。
  2. 前記発光を制御する手段は、前記コンデンサの充電電圧の減少に伴わせて前記設定値を増加させながらフラット発光を行うことを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
  3. 前記発光を制御する手段は、フラット発光開始からの時間の経過に伴わせて前記設定値を増加させながらフラット発光を行うことを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
  4. 前記発光を制御する手段は、フラット発光開始からの時間の経過と前記コンデンサの充電電圧の減少に伴わせて前記設定値を増加させながらフラット発光を行うことを特徴とする請求項1記載の閃光装置。
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