JPH0715551B2 - 閃光装置 - Google Patents

閃光装置

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JPH0715551B2
JPH0715551B2 JP61238005A JP23800586A JPH0715551B2 JP H0715551 B2 JPH0715551 B2 JP H0715551B2 JP 61238005 A JP61238005 A JP 61238005A JP 23800586 A JP23800586 A JP 23800586A JP H0715551 B2 JPH0715551 B2 JP H0715551B2
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JP
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capacitor
charging
voltage
light emission
flash
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JP61238005A
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敏之 熊倉
浩志 内藤
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Canon Chemicals Inc
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Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、小容量の発光起動用キャパシタと大容量の閃
光発光用キャパシタとを備えた閃光装置の改良に関する
ものである。
(発明の背景) 従来より、通常の閃光発光用キャパシタの他に、先に充
電される発光起動用キャパシタをも備え、前記閃光発光
用キャパシタが充電完了しない前であっても、瞬時に充
電可能な発光起動用キャパシタの充電電荷を発光起動用
として用いることで、速写性に対応した、安定した撮影
を可能とするストロボ装置が提案されている。
この様に発光起動用キャパシタを発光起動電圧まで充電
した後、閃光発光用キャパシタの充電を開始する方式の
装置においては、閃光発光時、発光起動用キャパシタの
電圧もキセノン管(以後Xe管と記す)の発光終止電圧ま
で下降する為、直ちに該発光起動用キャパシタへの充電
が開始される。この時前記Xe管の両端の電圧は発光終止
電圧ではあるが、Xeイオンが残っている為、この発光起
動用キャパシタへの充電エネルギーがXe管を通して流れ
てしまい、持続放電を起す危険性があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、発光起動用の小容量の第1のキャパシ
タのみが充電されることによる閃光発光後の持続放電を
防止すると共に、発光起動用及び閃光発光用の両キャパ
シタに次の閃光発光準備を同時に開始させることのでき
る閃光装置を提供することである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、閃光管に対して
ともに並列接続される発光起動用の小容量の第1のキャ
パシタ及び閃光発光用の大容量の第2のキャパシタと、
該第1及び第2のキャパシタへの充電を行うための電源
回路と、前記第1のキャパシタの充電電圧を検知して、
該第1のキャパシタの充電電圧が所定電圧よりも高いか
低いかに応じて出力を発生する検知回路と、該検知回路
の出力に応答して、前記第1のキャパシタの充電電圧が
所定電圧よりも低い時前記第2のキャパシタに対する充
電を禁止し、前記第1のキャパシタの充電電圧が所定電
圧よりも高い電圧に達したら前記第2のキャパシタに対
する充電を開始する充電回路と、発光起動信号により前
記閃光管をトリガして、前記第1及び第2のキャパシタ
の充電エネルギーによって前記閃光管を発光させるトリ
ガ回路とを備えた閃光装置において、前記検知回路にて
前記第1のキャパシタの充電電圧が前記所定電圧よりも
低下したことが検知された際に、所定時間前記第2のキ
ャパシタへの充電を前記検知回路の出力如何によらず行
わせる充電制御回路を設けたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、1は電
源であるところの電池、2は電源スイッチ、3は公知の
電池電圧昇圧用DC/DCコンバータ、4〜7はダイオー
ド、8はサイリスタ、9は抵抗、10は瞬時に充電可能な
発光起動用のキャパシタ、11は閃光発光用キャパシタ、
12は抵抗、13は前記発光起動用キャパシタ10の充電電圧
設定用の高圧ツェナーダイオード、14〜16は抵抗、17,1
8はトランジスタ、19は前記抵抗15と共に時定回路を構
成するキャパシタ、20は前記発光起動用キャパシタ10及
び閃光発光用キャパシタ11よりの充電エネルギにより閃
光発光するXe管,21は公知のトリガ回路である。
次に第2図を用いて動作について述べる。電源スイッチ
2がオンされると、DC/DCコンバータ3が働き、ダイオ
ード4の出力側に整流された電流が発生する。また前記
電源スイッチ2のオンにより抵抗14を介してトランジス
タ17のベースへ電流が流れ、該トランジスタ17がオンす
る為、サイリスタ8はオフ状態となる。従って、まずダ
イオード7を介して発光起動用キャパシタ10への充電が
開始されることになる。そして該発光起動用キャパシタ
10の充電電圧が一定以上になると、抵抗12を介してツェ
ナーダイオード13がオン(導通状態)となり、キャパシ
タ19への充電が開始される。更に前記発光起動用キャパ
シタ10の充電電圧が上昇すると、キャパシタ19の充電電
圧が高くなり、トランジスタ18のベースに電流が流れて
該トランジスタ18がオンとなる。この様にトランジスタ
18がオンとなると、抵抗14を通った電流が該トランジス
タ18に流れ込む為、前記トランジスタ17はオフし、これ
に伴ってサイリスタ8のゲートに抵抗9を介した電流が
流れるようになる為、サイリスタ8がオンとなる。よっ
て今度は該サイリスタ8,ダイオード5を介して閃光発光
用キャパシタ11への充電が開始される(第2図参照)。
前記閃光発光キャパシタ11への充電中は発光起動用キャ
パシタ10への充電は行われていない為、該発光起動用キ
ャパシタ10の充電電圧は徐々に放電されていき、その結
果この充電電圧がツェナーダイオード13をオンさせる事
のできる値を下まわると、前記トランジスタ18がオフ
し、トランジスタ17がオンとなって前記サイリスタ8が
オフする。これにより再び発光起動用キャパシタ10への
充電が開始される。以後この様な動作が繰返し行われ
る。尚この繰返し動作時における発光起動用キャパシタ
10及び閃光発光用キャパシタ11の充放電状態は既に公知
であるので第2図では直線的に示している。
その後前記閃光発光用キャパシタ11の充電電圧がある値
以上になると、発光起動用キャパシタ10の電圧が上昇
し、これにより抵抗12,ツェナーダイオード13,キャパシ
タ19,抵抗15を介してトランジスタ18は常時オン、又ト
ランジスタ17は常時オフとなり、サイリスタ8のゲート
とカソード間に抵抗9を介して常時一定以上の電流が流
れることから該サイリスタ8が常時オン状態となる。従
って、以後は発光起動用キャパシタ10と閃光発光用キャ
パシタ11への充電が並行して行われるようになる。
次にカメラ側よりシンクロ信号が送られてきた場合の動
作について説明する。
カメラ側よりシンクロ信号が入力されると、トリガ回路
21にトリガ信号が発生し、Xe管20が発光起動用キャパシ
タ10及び閃光発光用キャパシタ11より供給される充電エ
ネルギーにより閃光発光する。この結果、閃光発光用キ
ャパシタ11のみならず発光起動用キャパシタ10の電圧も
発光終止電圧まで低下する。この様な場合従来において
は、トランジスタ18及びサイリスタ8が共にオフするの
で、ダイオード4を通して流れる電流はダイオード7を
介して発光起動用キャパシタ10へ流れ、該発光起動用キ
ャパシタ10を充電しようとするが、この時Xe管20にはXe
イオンが残っている為、瞬時に充電完了となる前記発光
起動用キャパシタ10の充電エネルギーがXe管20へ流れ、
これにより該Xe管20が持続放電を起すといった危険性を
有していた。
この点に鑑み本実施例では、第2図に示す如く前記発光
起動用キャパシタ10の充電電圧が一定電圧以下に達した
事を検知することにより所定期間、すなわち閃光発光が
開始されてからXeイオンが消滅するまでの期間キャパシ
タ19と抵抗15より成る時定回路によりトランジスタ18を
オン状態に保持してサイリスタ8をオンにし、この間閃
光発光用キャパシタ11への充電を発光起動用キャパシタ
10と並行して行う様にしている。換言すれば、本来なら
サイリスタ8がオフとなって直ちに発光起動用キャパシ
タ11への充電のみが開始されることになるわけだが、こ
こでは閃光発光用キャパシタ11への充電をも強制的に行
い、所定期間経過後に該閃光発光用キャパシタ11への充
電を禁止する様にしている。この事で発光用キャパシタ
11及び発光起動用キャパシタ10の充電電圧が急激に上昇
することはなく、よってXe管20の持続放電を防止するこ
とが可能となる。またこの間は発光起動用キャパシタ10
及び閃光発光用キャパシタ11への充電が並行して行わて
いる為、次の閃光撮影に対する発光準備を早めるといっ
た効果がある。
(発明と実施例の対応) 第1図図示実施例において、発光起動用キャパシタ10が
本発明の第1のキャパシタに、閃光発光用キャパシタ11
が第2のキャパシタに、抵抗12、ツェナーダイオード13
が検知回路に、電池電圧昇圧用DC/DCコンバータ3が電
源回路に、サイリスタ8、抵抗9、トランジスタ17,18
が充電回路に、抵抗15及びキャパシタ19が充電制御回路
に、それぞれ相当する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、第1のキャパシ
タの充電電圧が所定電圧よりも低下したことが検知され
た際に、所定時間第2のキャパシタへの充電を検知回路
の出力如何によらず行わせ、以て、第1のキャパシタの
充電電圧低下に際して、第1と第2のキャパシタを所定
時間ともに充電させ、小容量の第1のキャパシタの充電
レベルを急激に上昇させることのないようにしたから、
小容量の第1のキャパシタのみが充電されることによる
閃光発光後の持続放電を防止すると共に、第1及び第2
のキャパシタに次の閃光発光準備を同時に開始させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図は
そのタイムチャートである。 1……電池、2……電源スイッチ、4〜7ダイオード、
8……サイリスタ、10……発光起動用キャパシタ、11…
…閃光発光用キャパシタ、12……抵抗、13……ツェナー
ダイオード、15……抵抗、16……キャパシタ、17,18…
…トランジスタ、20……Xe管、21……トリガ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−44740(JP,A) 特開 昭53−12176(JP,A) 特開 昭57−202696(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閃光管に対してともに並列接続される発光
    起動用の小容量の第1のキャパシタ及び閃光発光用の大
    容量の第2のキャパシタと、該第1及び第2のキャパシ
    タへの充電を行うための電源回路と、前記第1のキャパ
    シタの充電電圧を検知して、該第1のキャパシタの充電
    電圧が所定電圧よりも高いか低いかに応じて出力を発生
    する検知回路と、該検知回路の出力に応答して、前記第
    1のキャパシタの充電電圧が所定電圧よりも低い時前記
    第2のキャパシタに対する充電を禁止し、前記第1のキ
    ャパシタの充電電圧が所定電圧よりも高い電圧に達した
    ら前記第2のキャパシタに対する充電を開始する充電回
    路と、発光起動信号により前記閃光管をトリガして、前
    記第1及び第2のキャパシタの充電エネルギーによって
    前記閃光管を発光させるトリガ回路とを備えた閃光装置
    において、 前記検知回路にて前記第1のキャパシタの充電電圧が前
    記所定電圧よりも低下したことが検知された際に、所定
    時間前記第2のキャパシタへの充電を前記検知回路の出
    力如何によらず行わせる充電制御回路を設けたことを特
    徴とする閃光装置。
JP61238005A 1986-10-08 1986-10-08 閃光装置 Expired - Lifetime JPH0715551B2 (ja)

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JPS6392936A JPS6392936A (ja) 1988-04-23
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