JP3737293B2 - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3737293B2 JP3737293B2 JP29184498A JP29184498A JP3737293B2 JP 3737293 B2 JP3737293 B2 JP 3737293B2 JP 29184498 A JP29184498 A JP 29184498A JP 29184498 A JP29184498 A JP 29184498A JP 3737293 B2 JP3737293 B2 JP 3737293B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- parameter
- read
- signal
- error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/36—Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1883—Methods for assignment of alternate areas for defective areas
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1883—Methods for assignment of alternate areas for defective areas
- G11B20/1889—Methods for assignment of alternate areas for defective areas with discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクからの読み取り信号のエラーが発生したときに、ディスク上の同じ信号を再度読み取るリトライ動作が行われるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク装置に設けられているディスクなどでは、ヘッドに読み取られた信号にECCコードが含まれ、読み取られた信号に対してエラーチェックおよびエラー訂正が行われる。またヘッドで読み取られた信号にエラーが発生したときまたはエラー量が所定量以上のときには、ディスク上の同じ信号を再度読み取るリトライ動作が行われる。
このリトライ動作は、一般的には表1に示すようなテーブルに基づいて行われる。
【0003】
【表1】
上記表1の左欄はリトライ回数であり、右欄が修正内容である。例えば1回目のリトライ動作では、ディスクに対するヘッドのオフトラック量を+10%とし、2回目のリトライ動作では、前記オフトラック量を−10%とする。3回目のリトライ動作では、LPF(ローパスフィルター)のチャンネルカットオフ周波数を−10%変化させるなどである。またRHPBoost、LHPBoostはLPFのリスポンスであり、RHPBoost、LHPBoostのレジスタ値を変えることにより、ヘッドで読み取られた信号のアシンメトリが変化する。
【0004】
前記表1に示すようなテーブルに基づいてリトライを所定回数行い、この所定回数のリトライでエラーレートが所定量以下にならなかったら、リトライ動作を中止し、読み取り不能な信号とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記表1のようなテーブルを用いたリトライ動作では、リトライ動作によりエラーレートが収束する確率が低く、また、読み取り条件のパラメータが多い場合には、表1に示すテーブルで表現されるリトライ必要回数が非常に多くなる。
【0006】
ハードディスク装置などでは、ディスクの品質管理が行き届いており、またディスクは常に同じものであり、しかもディスクとヘッドとの相対位置や、使用環境などの変化も予め予想できる。したがって、表1に示すように、リトライ動作のときのパラメータの変動要素も比較的少なくなる。
【0007】
しかし、高密度記録用のフレキシブルな磁気ディスクのように、ディスク装置に異なるディスクが装填されるものでは、個々のディスクの品質にばらつきがあり、また個々のディスクにおいて信号の記録状態にばらつきがある。このようなディスクを使用するディスク装置では、ディスクと装置との組み合わせも考慮しなくてはならず、また温度、湿度、電圧などの使用環境の変動要因もある。例えばリトライの際に変動させるべきパラメータの量が「5」で、個々のパラメータを5ステップずつ変化させるとすると、読み取り条件の設定が5の五乗で合計3125となる。この変動要因の全てを表1に示すようなテーブルに設定すると、リトライの回数が非常に多くなり、リトライ動作に要する時間が長くなる。
また、前記パラメータおよびパラメータのステップ量を少なくすると、読み取り信号のエラーを修復できる確率が低くなる。
【0008】
一方、この種の高密度記録用のフレキシブルな磁気ディスクは、製造後の品質検査において検査用のデータの書き込みおよび読み取りが行われる。この際、データを正常に読み取ることができなかったときに前記と同様のリトライ動作が行われ、所定回数のリトライ動作により読み取り信号のエラーレートが所定量以下とならなかったときには、そのセクタが欠陥セクタと判断され、そのセクタ番号が磁気ディスクのメンテナンス領域に欠陥セクタとして登録される。
【0009】
通常のディスク装置にこの磁気ディスクが装填されると、最初に前記メンテナンス領域が読み出され、欠陥セクタ番号が認識され、記録時に前記欠陥セクタを使用しない制御が行われる。
【0010】
しかし、品質検査で欠陥セクタとして登録されなかったセクタであっても、出荷後の通常の使用時に予想されるディスクの傷つきや、ディスクとヘッド間でのごみや埃の介在などにより、信号の読み取りのエラー率が高くなることがある。その結果、ディスクのメンテナンスエリアに欠陥セクタとして登録されていないセクタであって、再生動作中に前記のように各種パラメータを変化させたリトライ動作を行うことが要求される。このとき各種パラメータを最適に設定してリトライを行わないと、エラーの修復ができなくなる確率が高くなる。
【0011】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、リトライ動作を行うときに、変化させたパラメータの変化値と、リトライにより読み取られたデータのエラー量の変化量とから、エラー量を収束できるようにパラメータを設定するいわゆる最急降下法を用いることにより、最少のリトライ回数で、正常なまたはエラー訂正が可能な読み取り信号を得ることができるようにしたディスク装置を提供することを目的としている。
【0012】
またディスク出荷前の品質検査では、ユーザが使用するときのリトライ条件よりも条件を厳しくし、リトライによりリカバリーできないセクタを欠陥セクタと認識できるようにし、ユーザが使用する際のリトライの発生頻度を低下できるようにしたディスク装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスクに記録された信号をヘッドで読み取り、この読み取り信号にエラーがあったときに、ディスクに記録された同じ信号を再度読み取るリトライ動作が行われるディスク装置において、
ヘッドから読み取られた信号のエラー量を検出するエラー検出部と、
前記信号を読み取る際のヘッドとディスクとの相対位置に関するパラメータおよび/またはヘッドから読み取られた信号を処理する回路上でのパラメータの設定値を記憶する記憶部と、
前記ヘッドで読み取られた信号のエラー量からリトライが必要であると判断したときに、前記パラメータを所定量変化させて同じ信号を再度読み取るように指示するとともに、前記パラメータの変化値と再度の読み取りにより得られた読み取り信号のエラー量の変化量とから新たなパラメータを求め、前記記憶部で記憶されているパラメータを新たなパラメータに更新させ、さらに再読み取りが必要なときには前記新たなパラメータをさらに所定量変化させて読み取りを行い且つ前記のように新たなパラメータを求めて更新し、このリトライ動作を、エラーがなくなるまで、または前記エラー量が規定量以下となるまで、あるいはリトライ回数が所定数となるまで繰り返す制御を行う制御部と、
が設けられていることを特徴とするものである。
【0014】
例えば、リトライ動作の際のパラメータの変化値βおよび、更新係数αを予め決めておき、前記記憶部に記憶されている前記パラメータをPとしたときに、前記リトライ動作では、前記パラメータPを前記変化値βだけ変化させて再度の読み取りを行い、このときのエラー量の変化量がδEであったときに、P′=P−α・(δE/β)を求めて、このP′を前記記憶部で更新する新たなパラメータとする。
【0015】
すなわち、いずれかのパラメータを所定値だけ変化させてリトライを行ったときに、そのときのエラー量の変化量とパラメータの変化値とから、次の読み取り動作において設定すべきパラメータを求めることにより、リトライが繰り返されるにしたがってエラー量を徐々に「0」に向けて収束させることができ、少ないリトライ回数で、エラー修復を行うことができる。
【0016】
また、磁気ディスクには、ディスク検査時に欠陥セクタを登録するメンテナンスエリアが設けられ、
前記ディスク検査時には、パラメータを段階的に変化させたテーブルを用い、記録された信号のエラー量が所定量以上のときに、前記テーブルを用いたリトライ動作を所定回数行い、前記所定回数のリトライ動作によって前記エラー量が所定値以下とならないときには欠陥セクタとされ、この欠陥セクタが前記メンテナンスエリアに登録されていることが好ましい。
【0017】
すなわち、ディスクの出荷前の品質検査でのリトライは、従来技術で説明したテーブル方式を用い、この方式で、エラーリカバリーができないセクタを、ディスクのメンテナンスエリアに欠陥セクタとして登録しておく。
【0018】
このディスクがユーザのディスク装置に装填されると、前記の演算を用いたパラメータの設定に基づいてリトライ動作が行われる。したがって、出荷後のディスクの傷付きなどにより、品質検査で欠陥セクタとして登録されなかったセクタの読み取り信号のエラーレートが高くなっても、前記演算を用いたリトライを行うことにより、エラー修復の成功確率を高くできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1と図2は本発明のディスク装置の構成を示すブロック図である。
回転駆動部1では、スピンドルモータ2により回転駆動されるターンテーブル3に、ディスクDの中心部がクランプされる。このディスクDは、例えば高密度記録用のフレキシブルディスクであり、ディスクDはディスク装置に外部から挿入されて前記回転駆動部1に装着される。また前記スピンドルモータ2はモータドライバ4により駆動制御される。
【0020】
ディスクDのサイド0側に対向する磁気ヘッドH0とサイド1側の対向する磁気ヘッドH1は、支持アーム5によってヘッドベース6に支持されている。ヘッドベース6は、VCM(ボイスコイルモータ)7すなわちリニアモータ駆動部によりディスクDの半径方向へ駆動される。また前記VCM7はVCMドライバ8により駆動制御される。
前記モータドライバ4およびVCMドライバ8は、制御部となるCPU9からの制御信号により動作する。
【0021】
前記ヘッドH0およびH1はR/W(リード・ライト)アンプ11に接続されている。前記R/Wアンプ11はR/Wチャンネル12に接続されている。ディスクコントローラ13は入出力インターフェースを介してホストコンピュータに接続されており、ホストコンピュータから与えられる記録信号は、ディスクコントローラ13によりフォーマット化され、R/Wチャンネル12からR/Wアンプ11を介してヘッドH0およびH1に与えられる。またヘッドH1およびH0によってディスクDから読み取られた信号は、R/Wアンプ11およびR/Wチャンネル12を介してディスクコントローラ13に与えられ、フォーマット変更されてホストコンピュータに与えられる。
【0022】
図2は、前記R/Wチャンネル12の中の読み取り系の回路構成を示している。
R/Wアンプ11を経た読み取り信号は、ゲイン可変アンプ21、アナログLPF(ローパスフィルタ)22、A/D変換器23、ディジタルフィルタ24、Viterbiデコーダ25、およびRLLデコーダ26を経て前記ディスクコントローラ13に与えられる。またR/Wチャンネル12には所定段数のレジスタ27が設けられている。
【0023】
前記Viterbiデコーダ25は、再生されたディジタル信号の中から、データ系列を復号するときに、最も確からしい系列を検出するためのものであり、雑音によるデータ検出時の誤りをある程度訂正できる。
【0024】
このディスク装置ではリトライ動作のときの再生信号のエラー量として、Viterbiデコーダ25で得られるMSE(Mean Square Error)値が使用される。すなわちViterbiデコーダ25がエラー検出部として機能する。MSE値は、Viterbiデコーダ25で最も確からしいデータが復号される過程で、理想値との差から求められる。すなわち、A/D変換器23で変換されたディジタル値と理想値の差の二乗の全ビットについての和を意味している。
またRLL(Run Length limited)デコーダ26は、16/17変換のように符号化されてディスクDに記録されていた信号の復調を行うものである。
【0025】
次に、上記ディスク装置を用いて、ディスクDに記録された信号を読み取る際のリトライ動作について説明する。
図2に示すレジスタ27は3個のレジスタ27a,27b,27cを有しているが、これらには、ヘッドによる読み取りを行う際に変化させるパラメータが登録されている。
【0026】
例えばレジスタ27aにはRHPBoostを決めるレジスタ値、レジスタ27bにはLHPBoostを決めるレジスタ値、レジスタ27cにはアナログLPF22のカットオフ周波数の設定値がそれぞれ初期値P1,P2,P3として記憶されている。ここで前記RHPBoostとLHPBoostは、アナログLPF22を通過した読み取り波形のアシンメトリを決めるレジスタ値である。またカットオフ周波数の設定値によりアナログLPF22のカットオフ周波数が決められる。
【0027】
リトライ動作を行うたびに、読み取り出力から前記MSE値を得て、このMSE値が収束していくように、RHPBoost、LHPBoost、およびカットオフ周波数のそれぞれの設定値P1,P2,P3を変化させていく。すなわち1回のリトライ動作で前記3個のパラメータを併行して変化させていく。
【0028】
ただし、前記レジスタ27の数を増やし、各レジスタに前記の3通りのパラメータ以外のパラメータを記憶させておいてもよい。例えば、ゲイン可変アンプ21のゲインなどの回路上でのパラメータ、またはVCMドライバ8を用いてヘッドH0およびH1の位置を移動させてディスクのトラックに対するヘッドの±方向のオフトラック量を変化させる際の変化率などである。
【0029】
表2は、前記レジスタ27a,27b,27cに記憶されている3通りのパラメータの設定値を変化させるための係数および変化値を示している。RHPBoost、LHPBoost、カットオフ周波数の更新係数をそれぞれα1、α2、α3、アナログLPF22でのRHPBoost、LHPBoost、カットオフ周波数の実際の変化値をそれぞれβ1、β2、β3とする。これらは例えばCPU内のレジスタなどに予め設定されている。
【0030】
【表2】
レジスタ27a,27b,27cに記憶されているLHPboost、LHPBoost、カットオフ周波数の初期の設定値をP1,P2,P3とする。通常はこの初期の設定値に基づくパラメータにしたがってディスクDに記録されている信号がヘッドで読み取られる。このときの読み取り出力がViterbiデコーダ25で復号される際に、エラー量としてMSE値が得られる。CPU9において、このMSE値からエラーが発生していると判断されると、またはMSE値が規定量以上であると判断されると、リトライが行われる。
【0031】
このリトライ動作では、前記パラメータP1,P2,P3を表2に示す前記変化値β1、β2、β3だけ変化させる。すなわちアナログLPF22のRHPBoostのレジスタ値、LHPboostのレジスタ値、カットオフ周波数を、レジスタ27a,27b,27cに記憶されていた値P1,P2,P3から前記β1、β2、β3だけ変化させる。変化後の新たなRHPBoost、LHPBoostの値およびカットオフ周波数を用いて、前回読んだトラックの信号を再度読み取る。このときViterbiデコーダから得られたMSE値の変化量(改善量)がδEであったとすると、CPU9では、P1′=P1−α1・(δE/β1)、P2′=P2−α2・(δE/β2)、P3′=P3−α3・(δE/β3)の演算が行なわれ、このP1′、P2′、P3′がRHPBoost、LHPBoost、カットオフ周波数の新たなパラメータとして、レジスタ27a,27b,27cに更新して記憶される。
【0032】
この再読み取りによりエラーがなくなったとき、またはMSE値が規定量以下となったときには、リトライを中止し、違うセクタの信号の読み取りが行われるが、このときには更新された前記パラメータP1′、P2′、P3′が使用される。
【0033】
前記の再読み取りによりエラーが解消されていないとき、またはMSE値が規定値以上のときには、再度同じ信号の読み取りが繰り返されるが、このときはレジスタ27a,27b,27cに記録されている前記設定値P1′、P2′、P3′から、さらに各パラメータを変化させ、前記と同様の演算を行って、演算値を新たなパラメータの設定値としてレジスタ27a,27b,27cに記憶させる。このときの前記更新係数α1、α2、α3および変化値β1、β2、β3は、前回のリトライ動作と同じ値を使用してもよいし、またはリトライ回数毎に前記更新係数α1、α2、α3および変化値β1、β2、β3を変えてもよい。更新係数および変化値をリトライ毎に変えるときは、リトライ回数ごとのこれらの値をCPUの記憶部にテーブルとして保持してもよい。
【0034】
リトライの繰り返しにより、エラーがなくなったとき、あるいはMSE値が規定のレート以下になったとき、あるいはリトライを規定回数行った時点で、リトライを中止する。
【0035】
なお、リトライによりエラーがなくなりまたはエラーレートが低くなって、復号データが最適化したときには、そのときの設定値P1′,P2′,P3′をレジスタ27a,27b,27cに保持して、この設定値のパラメータに基づいて他の信号の読み取りが行われる。そして、ディスクの読み取りゾーンが変ったとき、ディスクDがディスク装置から取出されたとき、または一定時間が経過したときなどに、レジスタ27a,27b,27cでのパラメータの設定値が初期値P1,P2,P3に更新される。
【0036】
上記のリトライ動作を行ったときの、各パラメータP1,P2,P3の値と、MSEの値の一例を表3に示す。表3では、リトライを繰り返すごとにMSEの値が低下していくことが理解できる。
【0037】
【表3】
次に、このディスク装置に装填されるディスクDは、出荷前の品質検査により検査用の信号の記録と再生が行われ、この再生出力からデータチェックが行われ、エラーレートの高いセクタが、欠陥セクタとしてディスクのメンテナンスエリアに記録されている。
【0038】
出荷後のディスクがユーザの使用する通常のディスク装置に装填されると、図1に示すヘッドH0,H1により前記メンテナンスエリアが読み取られ、メンテナンスエリアに記録されている欠陥セクタを認識し、欠陥のあるセクタの番号がCPU9内のRAMに記憶される。
【0039】
このディスクがディスク装置に装填されると、これから読み取ろうとするディスクD上のセクタが前記RAMに記憶された欠陥セクタであるか否かの判断がなされ、欠陥セクタであると判断されると、そのセクタに関してリードゲートを開放せず、データの読み込みが行われない。
【0040】
前記出荷前の品質検査では、ディスクに検査用の信号が記録され、且つその信号が読み取られるが、この読み取りの際のエラーレートが大きいときには、前記の演算を用いた最急降下法によるパラメータP1,P2,P3の更新を行うのではなく、表1に示すようなテーブルを用いた従来のリトライ方法を行うことが好ましい。
【0041】
表1に示すテーブルを用いたリトライ方法では、少しのエラーで欠陥セクタと認識されてメンテナンスエリアに記録されるため、ユーザのディスク装置で再生されるときに、読み取り出力のエラーレートの高いセクタが使用されるのを防止できる。また出荷後のディスクの傷などにより、読み取りエラーが発生しても、表2、表3に示すような前記の演算に基づくリトライを行うことにより、エラーリカバリーを容易に行えるようになる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、読み取りのリトライの際に、エラーレートを収束させることができ、最少のリトライ回数で、エラー修復を行うことが可能である。
また出荷前のディスクの検査でのリトライ条件を、ユーザが使用するディスク装置でのリトライ条件よりも厳しく設定しておくことにより、ユーザが使用するセクタのエラー発生の確率を低くでき、また仮にエラーが生じても、前記のリトライを行うことにより、エラー修復を高い確率で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスク装置の回路構成の概略を示すブロック図、
【図2】R/Wチャンネルの再生系の回路構成を示すブロック図、
【符号の説明】
D ディスク
1 回転駆動部
9 CPU(制御部)
11 R/Wアンプ
12 R/Wチャンネル
21 ゲイン可変アンプ、
22 アナログLPF
23 A/D変換器
24 ディジタルフィルタ
25 Viterbiデコーダ
26 RLLデコーダ
27 レジスタ(記憶部)
Claims (3)
- ディスクに記録された信号をヘッドで読み取り、この読み取り信号にエラーがあったときに、ディスクに記録された同じ信号を再度読み取るリトライ動作が行われるディスク装置において、
ヘッドから読み取られた信号のエラー量を検出するエラー検出部と、
前記信号を読み取る際のヘッドとディスクとの相対位置に関するパラメータおよび/またはヘッドから読み取られた信号を処理する回路上でのパラメータの設定値を記憶する記憶部と、
前記ヘッドで読み取られた信号のエラー量からリトライが必要であると判断したときに、前記パラメータを所定量変化させて同じ信号を再度読み取るように指示するとともに、前記パラメータの変化値と再度の読み取りにより得られた読み取り信号のエラー量の変化量とから新たなパラメータを求め、前記記憶部で記憶されているパラメータを新たなパラメータに更新させ、さらに再読み取りが必要なときには前記新たなパラメータをさらに所定量変化させて読み取りを行い且つ前記のように新たなパラメータを求めて更新し、このリトライ動作を、エラーがなくなるまで、または前記エラー量が規定量以下となるまで、あるいはリトライ回数が所定数となるまで繰り返す制御を行う制御部と、
が設けられていることを特徴とするディスク装置。 - リトライ動作の際のパラメータの変化値βおよび、更新係数αを予め決めておき、前記記憶部に記憶されている前記パラメータをPとしたときに、前記リトライ動作では、前記パラメータPを前記変化値βだけ変化させて再度の読み取りを行い、このときのエラー量の変化量がδEであったときに、P′=P−α・(δE/β)を求めて、このP′を前記記憶部で更新する新たなパラメータとする請求項1記載のディスク装置。
- 磁気ディスクには、ディスク検査時に欠陥セクタを登録するメンテナンスエリアが設けられ、
前記ディスク検査時には、パラメータを段階的に変化させたテーブルを用い、記録された信号のエラー量が所定量以上のときに、前記テーブルを用いたリトライ動作を所定回数行い、前記所定回数のリトライ動作によって前記エラー量が所定値以下とならないときには欠陥セクタとされ、この欠陥セクタが前記メンテナンスエリアに登録されている請求項1または2記載のディスク装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29184498A JP3737293B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | ディスク装置 |
US09/416,040 US6545832B1 (en) | 1998-10-14 | 1999-10-12 | Disk drive capable of rereading same signal from disk in case of error in read signal |
KR1019990044278A KR20000047527A (ko) | 1998-10-14 | 1999-10-13 | 판독 신호에 에러가 있는 경우 디스크로부터 이 신호를 재판독할 수 있는 디스크 드라이브 |
MYPI99004442A MY123272A (en) | 1998-10-14 | 1999-10-14 | Disk drive capable of rereading same signal from disk in case of error in read signal |
CN99125010A CN1117371C (zh) | 1998-10-14 | 1999-10-14 | 读取信号中有错时能从磁盘重读同一信号的磁盘驱动器 |
EP99308103A EP0994477A1 (en) | 1998-10-14 | 1999-10-14 | Disk drive capable of rereading same signal from disk in case of error in read signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29184498A JP3737293B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000123498A JP2000123498A (ja) | 2000-04-28 |
JP3737293B2 true JP3737293B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=17774157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29184498A Expired - Lifetime JP3737293B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | ディスク装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6545832B1 (ja) |
EP (1) | EP0994477A1 (ja) |
JP (1) | JP3737293B2 (ja) |
KR (1) | KR20000047527A (ja) |
CN (1) | CN1117371C (ja) |
MY (1) | MY123272A (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100438770B1 (ko) * | 2001-05-28 | 2004-07-05 | 삼성전자주식회사 | 데이터 저장 시스템의 설계 파라미터 최적화 방법 및최적화된 설계 파라미터 적용 방법 |
US7296142B2 (en) * | 2003-06-24 | 2007-11-13 | Seagate Technology Llc | Multi-tiered retry scheme for reading copies of information from a storage medium |
KR100585098B1 (ko) * | 2003-07-01 | 2006-06-01 | 삼성전자주식회사 | 적응적 리트라이 제어 방법 및 이를 이용한 디스크 드라이브 |
JP4933722B2 (ja) * | 2004-06-16 | 2012-05-16 | 富士通株式会社 | ディスク制御装置、ディスクパトロール方法およびディスクパトロールプログラム |
JP2006085865A (ja) | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Fujitsu Ltd | ディスク試験装置、ディスク試験方法およびディスク装置 |
KR100660843B1 (ko) * | 2004-11-04 | 2006-12-26 | 삼성전자주식회사 | 하드디스크 드라이브의 리트라이 방법 및 이에 적합한 장치 |
JP2008084465A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Fujitsu Ltd | 記憶装置、制御装置 |
JP4273149B2 (ja) * | 2006-10-31 | 2009-06-03 | キヤノン株式会社 | 情報記録再生方法 |
JP4696052B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2011-06-08 | 富士通株式会社 | 記憶装置、記憶媒体、制御装置、メモリ、サーバ装置、サーバクライアントシステム |
JP2010267346A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Toshiba Corp | ディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法 |
CN102750213B (zh) * | 2012-06-18 | 2016-04-06 | 深圳市锐明技术股份有限公司 | 磁盘检测、处理方法及检测、处理系统 |
CN104572323B (zh) * | 2015-01-28 | 2017-12-12 | 深圳市锐明技术股份有限公司 | 一种硬盘读取方法及装置 |
JP2020047332A (ja) | 2018-09-18 | 2020-03-26 | 株式会社東芝 | ライト回数の上限値の設定方法及び磁気ディスク装置 |
CN111522500A (zh) * | 2019-02-01 | 2020-08-11 | 睿宽智能科技有限公司 | 重复读取方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4003086A (en) * | 1975-04-28 | 1977-01-11 | Memorex Corporation | Dynamic loop gain alteration for data retrieval |
US5189566A (en) | 1990-03-15 | 1993-02-23 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for recovering data |
US5150050A (en) | 1990-07-30 | 1992-09-22 | Seagate Technology, Inc. | Adaptive variable threshold qualification level circuit for signal processing in disk drives |
EP0523952B1 (en) | 1991-07-15 | 1999-06-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information recording and reproducing apparatus and recording medium |
US5424881A (en) * | 1993-02-01 | 1995-06-13 | Cirrus Logic, Inc. | Synchronous read channel |
US5379162A (en) | 1993-08-19 | 1995-01-03 | International Business Machines Corporation | Customized data recovery procedures selected responsive to readback errors and transducer head and disk parameters |
US5438462A (en) * | 1993-10-12 | 1995-08-01 | Wangtek, Inc. | Magnetic storage devices with dynamic boost adjustment to reduce read errors |
US5533031A (en) | 1994-06-24 | 1996-07-02 | International Business Machines Corporation | Adjustable read channel equalization for error processing in a recordable media drive |
JPH09251728A (ja) | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Toshiba Corp | ディスク記録再生装置及びそのリードエラー処理方法 |
JP3669839B2 (ja) * | 1998-04-24 | 2005-07-13 | 三星電子株式会社 | ディスクドライブのリードリトライ方法 |
JP2000067530A (ja) * | 1998-08-18 | 2000-03-03 | Fujitsu Ltd | ディスク装置及びディスク装置におけるエラー修正方法 |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP29184498A patent/JP3737293B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-10-12 US US09/416,040 patent/US6545832B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-10-13 KR KR1019990044278A patent/KR20000047527A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-10-14 CN CN99125010A patent/CN1117371C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-10-14 MY MYPI99004442A patent/MY123272A/en unknown
- 1999-10-14 EP EP99308103A patent/EP0994477A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1117371C (zh) | 2003-08-06 |
CN1254919A (zh) | 2000-05-31 |
KR20000047527A (ko) | 2000-07-25 |
EP0994477A1 (en) | 2000-04-19 |
MY123272A (en) | 2006-05-31 |
JP2000123498A (ja) | 2000-04-28 |
US6545832B1 (en) | 2003-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6327106B1 (en) | Disk drive having data-guarding firmware | |
KR100418740B1 (ko) | 자기 헤드 부상량 이상 검출 방법, 데이터 기록 방법 및하드디스크 드라이브 장치 | |
JP3737293B2 (ja) | ディスク装置 | |
JPH09251728A (ja) | ディスク記録再生装置及びそのリードエラー処理方法 | |
US6947232B2 (en) | User data wedge media certification apparatus and method | |
JP2000105901A (ja) | 環境変動耐力の高い磁気ディスク装置 | |
JP2007042178A (ja) | ディスク記憶装置のセクタフォーマット設定処理方法及びディスク記憶装置 | |
US7171607B2 (en) | Apparatus and method for verifying erasure correction function | |
KR19980041826A (ko) | 에러 회복 프로시져를 실행하는 방법 | |
US7817363B2 (en) | Single-pass defect detection for hard-disk drive systems | |
JP3867297B2 (ja) | 信号記録再生装置 | |
US7941729B2 (en) | Data storage device and error processing method in its read processing | |
WO2000017875A1 (fr) | Reprise d'erreurs et dispositif a cet effet | |
JPH1011709A (ja) | 磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置におけるエラー訂正方法 | |
US6263462B1 (en) | Testing method and tester | |
US7349172B2 (en) | Certifying concentric data in eccentric servo data tracks of pre-formatted media | |
JP3708064B2 (ja) | ディスク記憶装置、ディスクコントローラ及び同装置に適用するエラー訂正方法 | |
JP2765679B2 (ja) | データ処理方法及び装置 | |
US7019936B2 (en) | Method and apparatus for head positioning control in perpendicular magnetic recording of disk drive | |
JPH07282537A (ja) | データ記録再生装置とパラメータ設定方法 | |
US6785077B2 (en) | Disc drive pattern zero verification test | |
JP2007293988A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JP2004005850A (ja) | 記録媒体欠陥検出方法及び装置 | |
JP2000242440A (ja) | ディスク装置 | |
JPH09251606A (ja) | データ記録再生装置及び同装置におけるリード信号処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051025 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081104 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101104 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111104 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121104 Year of fee payment: 7 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131104 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |