JP2010267346A - ディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法 - Google Patents

ディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】リトライ時読み出しにおけるエラーレートを改善する。
【解決手段】ハードディスクドライブ装置は、磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、磁気ヘッドをオフセットして、同一の物理セクタに対して、複数回データのリードを行うリード・ライトブロック32と、物理セクタを分割した区間毎に、複数回の読み取り結果であるリードデータ系列のビタビ復号結果から、読み取り結果として確からしいリードデータ系列の復号結果を選択する選択回路409と、選択された区間毎のリードデータ系列の復号結果を結合するMUX410と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁気ディスクからデータを読み取るディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法に関する。
従来から、ハードディスクドライブ装置は、音声データや映像データを格納する記憶手段として用いられている。
ハードディスクドライブ装置において、データは物理セクタ単位で書き込まれる。そして、当該物理セクタからデータの読み取りで、エラーが発生した場合、同一の物理セクタに対して再度読み取り処理を行う。当該処理は、リトライと呼ばれる。なお、エラーになる原因には、例えば隣接するトラックの影響等、さまざまな要因が考えられる。
従来のリトライ方法によれば、磁気ヘッドを一定量ほど隣接するトラック側にオフトラックさせてから、読み取り処理を行っている。そして、適切にデータの読み取りが行われた場合には、次の命令(読み取り又は書き込み命令)に従って、処理を行うこととしている。
従来のリトライ方法としては、例えば特許文献1に記載された技術がある。特許文献1に記載された技術においては、リトライ動作を行った際、ビタビ(Viterbi)アルゴリズムを用いた復号で得られるMSE(Mean Square Error)値が規定量以下になった場合に、適切なデータとして使用することとしている。
特開2000−123498号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術であっても、磁気ヘッドをオフセットさせて同一物理セクタに対してリトライを行った際、リトライで読み出されたデータが全てエラーになることもあるという問題がある。このようなリトライでエラーになったデータであっても、物理セクタ内の一部の区間においては、適切に読み取れている可能性もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切なデータの読み取りを可能とするディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるディスクコントローラは、磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、当該磁気ディスクから読み取りを行うヘッドをオフセットして、同一の領域に対して読み取りを複数回行う読取手段と、前記領域のデータサイズより短いデータ長毎に、予め定められた指標に基づいて、前記読取手段の複数回の読み取り結果である複数の読取データから、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択する選択手段と、前記データ長毎に、選択された前記読取データを結合する結合手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるハードディスクドライブ装置は、磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、当該磁気ディスクから読み取りを行うヘッドをオフセットして、同一の領域に対して読み取りを複数回行う読取手段と、前記領域のデータサイズより短いデータ長毎に、予め定められた指標に基づいて、前記読取手段の複数回の読み取り結果である複数の読取データから、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択する選択手段と、前記データ長毎に、選択された前記読取データを結合する結合手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるディスク制御方法は、磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、当該磁気ディスクから読み取りを行うヘッドをオフセットして、同一の領域に対して読み取りを複数回行う読取ステップと、前記領域のデータサイズより短いデータ長毎に、予め定められた指標に基づいて、前記読取ステップの複数回の読み取り結果である複数の読取データから、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択する選択ステップと、前記データ長毎に、選択された前記読取データを結合する結合ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、読み取りリトライ時のエラー修復の確率を向上させるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置のハードウェア構成を示した図である。 図2は、磁気ディスクの構造を示した概念図である。 図3は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置で、クロストークを受けたことでエラーが生じた場合に行われる、リトライを示した説明図である。 図4は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置のリード・ライトブロック内における、読み取ったデータを処理するための構成を示したブロック図である。 図5は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置における、リード結果毎の各区間のノイズ量の変化を示した図である。 図6は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置における、ライト時にヘッドがずれてしまった場合のリトライ手法を示した図である。 図7は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置における、リトライに基づく複数回のデータ読み取り処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるディスクコントローラ、ディスクドライブ装置、及びディスク制御方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100は、HDC1と、バッファRAM2と、モータドライバ6と、ボイスコイルモータ(以下、VCMと称す)7と、スピンドルモータ(以下、SPMと称す)8と、磁気ディスク9と、RAM10と、ROM11と、磁気ヘッド13と、アーム14と、軸12と、ヘッドIC3と、を備え、伝送路20を介してホストシステム21と接続されている。
SPM8は、磁気ディスク9を定常回転させるためのモータとする。VCM7は、図示しないマグネットと駆動コイルとからなり、モータドライバ6から供給される電力で、磁気ヘッド13を目的の位置に移動させる駆動を行う。
モータドライバ6は、SPM8及びVCM7を駆動させるために、SPM8及びVCM7のそれぞれに電流を流す制御を行う。
磁気ディスク9は、読み書き可能なデータ領域を備えている。図2は、磁気ディスク9の構造を示した概念図である。図2に示すように磁気ディスク9は、異なる径毎にトラックを備えている。図2に示すように、各トラック(例えば、トラックN)には、ホストシステムから転送されるデータを記録するための領域(データ領域)が配置されている。そして、データ領域は、複数のセクタで構成されている。このような構成を磁気ディスク9が備えると共に、磁気ヘッド13が、磁気ディスク9の半径方向に移動することで、任意のトラックの任意のセクタに対して、磁気ヘッド13が走査を行うことができる。そして、磁気ヘッド13が磁気ディスク9のセクタを走査することで、データの読み出し及び書き込みを行うことができる。
図1に戻り、磁気ヘッド13は、アーム14に保持されている。そして、磁気ヘッド13は、サーボデータからトラックの位置情報を読み出すと共に、磁気ディスク9を走査し、データの読み出し及び書き込みを行う。アーム14は、VCM7の駆動力により軸12を中心とした回転運動を行い、磁気ヘッド13を磁気ディスク9の半径方向に移動させる。
ヘッドIC3は、例えば、磁気ヘッド13が読み出した微弱な信号を増幅する機能を備える。
ROM11は、HDC1(例えばMPU41)で用いられるコントロールプログラムを記憶している。RAM10は、HDC1(例えばMPU41)が変素数等を格納する作業領域として使用される。
HDC(ハードディスクコントローラ)1は、ハードディスクドライブ装置100を制御する目的で設計されたIC(Integrated Circuit)であり、リード・ライト部4と、メイン制御部5とを備えている。
メイン制御部5は、MPU41と、バッファブロック42と、ホストブロック43とを備えている。
ホストブロック43は、ホストシステム21とのインタフェース制御を行う。バッファブロック42は、バッファRAM2の制御を行う。
MPU41は、読み出し・書き込み処理を行う。所望するデータの読み書きの対象となるトラックをサーチするとともに、当該データの読み書きの位置を管理する。
リード・ライト部4は、サーボブロック31と、リード・ライトブロック32と、を備える。そして、リード・ライト部4は、メイン制御部5からの要求に従って、磁気ヘッド13による読み出し又は書き込み制御を行う。
サーボブロック31は、主に磁気ヘッド13の位置決め処理に必要な信号処理を行う。リード・ライトブロック32は、データの読み出し・書き込みのための、磁気ヘッド13間の信号処理を行う。つまり、リード・ライトブロック32からの信号により、データの読み出し、書き込み制御が行われることになる。
バッファRAM2は、読み出したデータ等を記憶する。そして、バッファRAM2に記憶されたデータは、ホストシステム21に出力される。
次に、リード要求に基づく制御について説明する。サーボブロック31の磁気ヘッド13の位置決め実施時に、リード・ライトブロック32からの制御信号に従って、磁気ヘッド13からアナログ信号が読み出される。そして、ヘッドIC3で増幅されたアナログ信号は、HDC1のリード・ライト部4に送られる。そして、リード・ライト部4は、増幅したアナログ信号を復号する。メイン制御部5が、復号された信号を、ホストシステム21に転送する。その際、転送するデータは一旦バッファRAM2に格納されてからホストシステム21に転送される。なお、アナログ信号を復号するためのリードデータ部4の構成については後述する。
次に、ライト要求に基づく制御について説明する。ホストシステム21からメイン制御部5に転送されたデータは、一旦バッファRAM2に格納された後、メイン制御部5からリード・ライト部4へ送られ、リード・ライト部4によって符号化された書き込みデータは、ヘッドIC3を経由して磁気ヘッド13によって磁気ディスク9に書き込まれる。
そして、磁気ヘッド13が、磁気ディスク9の物理セクタのリード(読み取り)の際、エラーが発生することもある。エラーが発生する例としては、リード時にクロストーク(隣接トラック信号の干渉)を受けた場合や、ライト時に途中から磁気ヘッド13がずれて隣接トラックに近接する位置まで記録してしまった場合などがある。
この場合、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、1本のトラックを、リトライ時に少しずつオフセットさせながら何回かリードがなされる。具体的には、リード・ライト部4のリード・ライトブロック32の制御により、あるトラックをリードしてエラーとなった場合、リトライ時に磁気ヘッド13をオフセットさせてリードし、それでもエラーとなったら、また別の方向に磁気ヘッド13をオフセットさせてリードを行う。
そして、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、通常リード、及びリトライのリードで、全てエラーになった場合に、通常リード及びリトライのリードで読み出されたデータのうち、区間毎にノイズ量が少ないデータを選択、結合することで、エラーではないデータを生成し、リードエラーが生じた場合のリトライの復号性能を高めることとした。
図3は、クロストークを受けたことでエラーが生じた場合に行われる、リトライを示した説明図である。図3に示した例では、通常のリード301で、読み取りエラーが生じたものとする。この場合、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、磁気ディスク9に対する読み取りのリトライ動作を行う。その際、サーボブロック31が、磁気ヘッド13をオフセットして、リード・ライトブロック32が同一セクタに対して、複数回データをリードする。
本実施の形態においては、サーボブロック31が磁気ヘッド13をオフセットした上で、リード・ライトブロック32が、リトライによる1回目のリード302と、リトライによる2回目のリード303と、を行う。
本実施の形態においては、通常のリードの他にリトライによる2回のリードを行う例について説明したが、リトライ回数を2回に制限するものではなく、1回又は3回以上であっても良い。
具体的に、図3に示す例においては、リード対象のトラックにおいて、隣接トラック1からのクロストークが線304のように、隣接トラック2からのクロストークが線305のように及ぼしている。このため、ハードディスクドライブ装置100では、通常リード301による、リード対象のトラックの中心のリードで、リードエラーが生じた。そこで、リード・ライトブロック32は、リトライ動作で、磁気ヘッド13のリードする位置をずらすようオフセットをかけてリードを行わせる。
図3に示す例では、線304及び線305のようなクロストークを受けるため、1セクタ内の区間1においては、リトライによる2回目のリード303によるデータが、区間2においては通常リード301によるデータが、区間3においては、リトライによる1回目のリード302によるデータが、ノイズ量が少ないデータと考えられる。そこで、本実施の形態にかかるリード・ライトブロック32では、区間毎にノイズ量の少ないデータを選択・抽出し、抽出されたデータを結合することで、1セクタ内のリードデータを生成する。
なお、セクタ内に含まれる区間の数は、実際に用いられる磁気ディスクに応じて、適切な数を設定するものとする。
図4は、リード・ライトブロック32内における、読み取ったデータを処理するための構成を示したブロック図である。図4に示すように、リード・ライトブロック32内には、ADC401と、FIRフィルタ402と、ビタビ復号器403と、復号結果格納メモリ404と、PRターゲット405と、理想波形算出回路406と、ノイズ量算出回路407と、ノイズ量格納メモリ408と、選択回路409と、MUX410と、ECC411とを備えている。そして、本実施の形態にかかるリード・ライトブロック32では、上述した構成に基づいて、各々のリード時のビタビアルゴリズムによる復号結果を保持し、保持した復号結果から、一セクタを分割した区間毎に、ノイズ量が少ない復号結果(復号されたデータ)を選択し、選択された復号結果の結合及び出力を行う。
なお、本実施の形態にかかるリード・ライトブロック32では、リードした信号処理のアルゴリズムとして、PRML(Partial Response Maximum Likelihood)方式を用いている。つまり、FIRフィルタ402、及びビタビ復号器403による処理で、磁気ディスク9からリードされたデータが‘1’又は‘0’を判定する。
ADC(Analog Digital Converter)401は、ヘッドIC3により増幅された信号に対してサンプリングを行い、リードデータ系列を生成する。
リードデータ系列とは、読み取りのターゲットとなっている物理セクタ内で、磁気ヘッド13が読み出したデータの推移を示したデータとする。
リードデータ系列の流れは、同一物理セクタに対して磁気ヘッド13により行われたリード回数だけ存在する。本実施の形態においては、図4に示すように、リードデータの流れとして、通常リードによるリードデータ系列の流れ451と、リトライによる1回目のリードデータ系列の流れ452と、リトライによる2回目のリードデータ系列の流れ453とが存在する。
FIR(Finite Impulse Response)フィルタ402は、各リードデータ系列に対して、フィルタリングを行うことで、波形等化を行う。
ビタビ(Viterbi)復号器403は、波形等化された後の各リードデータ系列に対して、ビタビアルゴリズムによる最尤復号(以下、ビタビ復号とする)を行う。これにより各リードデータ系列について硬判定がなされ、最も確からしい系列が生成される。これにより、誤りがある程度訂正されることになる。
復号結果格納メモリ404は、ビタビ復号器403による、各リードデータ系列の硬判定結果(リードデータ系列のビタビ復号結果)を記憶する。なお、本実施の形態にかかる復号結果格納メモリ404は、1セクタ分のリードデータ系列を3個分保持する容量があればよい。
PR(Partial Response)ターゲット405は、FIRフィルタ402でフィルタリングするために用いたパラメータを保持している。
理想波形算出回路406は、ビタビ復号された各リードデータ系列のそれぞれについて、PRターゲット405に格納されているパラメータを用いて畳み込み演算を行うことで、リードデータ系列毎の理想波形を算出する。これにより、理想波形とは、擬似的に再現した元の波形信号であって、換言すれば、畳み込み演算で畳み込まれた畳込波形信号とする。
そして、擬似的に再現された元の信号と、実際の信号とを比較すれば、ビタビ復号された各リードデータ系列が適切か否か判定することが可能となる。つまり、擬似的に再現された元の波形信号と、実際の信号との差分が大きければ、ビタビ復号されたリードデータ系列が誤っている可能性が高いことを意味する。
そこで、ノイズ量算出回路407が、各リードデータ系列について、算出された理想波形と、FIRフィルタ402で波形等化され且つビタビ復号前のリードデータ系列と、の差分から、ノイズ量を算出する。
ノイズ量の算出手法について説明する。まず、通常リード又はリトライによるリードの区間w(wはセクタ内の区間を特定する1,2などの数値とする)の総ノイズ量Nwと定義する。そして区間w内で、理想波形と波形等化されたリードデータ系列との差分を求めるサンプル点kがa〜bだけ存在する。この場合、サンプル点k(a〜b)におけるノイズ量nkは、以下に示す式(1)で表すことができる。なお、ykは、サンプル点kにおけるFIRフィルタで波形等化されたリードデータ系列を示す。そして、xkは、サンプル点kにおける理想波形を示す。
k=yk―xk……(1)
式(1)によって、FIRフィルタによって波形等化されたリードデータ系列と、畳み込み演算によって得られる理想波形と、の差分に基づいて、各サンプル点でのノイズ量を算出できる。そして、サンプル点kのノイズ量nを算出した後、区間wの総ノイズ量を、以下に示す式(2)で算出する。
Figure 2010267346
上述した式(2)により、リード結果(リードデータ系列)毎の総ノイズ量Nwから、区間毎に適切なリードデータ系列を特定できる。
そして、ノイズ量格納メモリ408が、算出された総ノイズ量を、リード結果(リードデータ系列)毎に格納する。本実施の形態にかかるノイズ量格納メモリ408は、各リードデータ系列(読み取った回数分のリードデータ系列)の総ノイズ量を、1セクタ分記憶できるだけの記憶容量を保持すればよい。
図5は、リード結果毎の各区間のノイズ量の変化を示した図である。縦軸は、算出されたノイズ量の逆数であり、横軸がセクタ内の位置とする。なお、図5に示すノイズ量は、図3で示したクロストークの影響を受けることで生じているものとする。つまり、各リード結果において、ノイズ量が低いところはクロストークの影響が小さく、ノイズ量が高いところはクロストークの影響が大きいことを意味する。
そこで、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100においては、通常のリード結果、及びリトライによるリード結果のうち、区間毎に算出された総ノイズ量から、ノイズ量が少ないリード結果を区間毎に選択する。そして選択されたリード結果に対応するビタビ復号されたリードデータ系列は、後段の回路(例えば、MUX410等)に出力される。
図5に示す例では、区間1はリトライによる2回目のリード結果503を、区間2は通常リード結果501を、区間3はリトライによる1回目のリード結果502を、後述する選択回路409が選択することで、クロストークの影響を避けた復号結果を得ることができる。
図4に戻り、選択回路409は、ノイズ量格納メモリ408に格納された、各リード結果(リードデータ系列)の区間毎の総ノイズ量から、最もノイズ量の低い、換言すれば読み取り結果として最も確からしいリードデータ系列を区間毎に選択する。なお、本実施の形態においては、予め定められた指標として、ノイズ量を用いたが、他の値を用いても良い。
MUX410は、復号結果格納メモリ404に格納されている、リードデータ系列のビタビ復号結果のうち、選択回路409により選択された区間毎のリードデータ系列の復号結果を結合して、物理セクタから読み出したリードデータ系列の復号結果として、ECC411に出力する。
ECC(Error Correcting Code)411は、入力されたリードデータ系列のビタビ復号結果に対して、エラー検出訂正をおこなった後、図1のメイン制御部5に対して出力する。
なお、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、必要なメモリとして、(1)FIR出力系列で1〜2セクタ分、(2)ビタビ出力系列(復号結果格納メモリ404)でリトライを行なう回数分、及び(3)ノイズ系列(ノイズ量格納メモリ408)としてリトライを行なう回数分が必要となる。
ところで、現在、主流となりつつあるECC411としてのLDPC符号を行うハードディスクドライブ装置では、ビタビ復号とLDPC復号のパイプライン処理を行なったり、LDPC復号での復号遅延によるレイテンシを吸収するために、軟判定されたビタビ復号出力を数セクタ〜数十セクタ分格納できるメモリを必要とする。
また、LDPC復号の途中演算結果を格納するためにも膨大なメモリが必要となる。本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100のリトライ時は、これらのメモリ領域をすべて使うことは事実上ない。したがって、本実施の形態のハードディスクドライブ装置100で必要な(1)〜(3)のメモリは、LDPC符号のために用意されたメモリ領域の一部を共用することで足りる。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で、リトライを行うのは、クロストークを受けた場合に制限する技術ではなく、例えば、ライト時にヘッドがずれた場合についても適用することができる。図6は、ライト時にヘッドがずれてしまった場合のリトライ手法を示した図である。図6に示すように、ライト時の磁気ヘッド13の軌跡が符号601で示されるようになったものとする。この場合、サーボブロック31が磁気ヘッド13をオフセットさせながら、リード・ライトブロック32がリトライで複数回リードを行なう。この結果、通常のリード602の他に、リトライによるリード603及びリード604が行われる。後は、上述したクロストークを受けた場合と同様に、リードによって得られたリードデータ系列に対してビタビ復号を行い、ビタビ復号結果からノイズ量を求めて、ノイズ量の低い復号結果だけを選択する。これにより、ライト時の軌跡がずれた場合についても、復号性能を改善することができる。
次に、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における、リトライに基づく複数回のデータ読み取り処理について説明する。図7は、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。なお、本フローチャートにおいては、通常リード及びリトライ時のリードのそれぞれエラーが生じたものとする。
まずは、リード・ライトブロック32が、ヘッドIC3を介して、磁気ディスク9上の物理セクタに対して、アナログ信号の読み取り制御を行う(ステップS701)。
次に、ADC401が、ヘッドIC3から入力されたアナログ信号を、リードデータ系列に変換する(ステップS702)。
その後、FIRフィルタ402が、変換されたリードデータ系列に対して、フィルタリングを行うことで、波形等化を行う(ステップS703)。
そして、ビタビ復号器403が、波形等化された後のリードデータ系列に対して、ビタビ復号を行う(ステップS704)。その後、復号結果格納メモリ404に、リードデータ系列のビタビ復号結果が記憶される(ステップS705)。
また、理想波形算出回路406は、PRターゲット405を用いて、ビタビ復号されたリードデータ系列に畳み込み演算を行うことで、理想波形を算出する(ステップS706)。
その後、ノイズ量算出回路407が、算出された理想波形と、FIRフィルタ402で波形等化され且つビタビ復号前のリードデータ系列とから、ノイズ量を算出する(ステップS707)。
そして、ノイズ量格納メモリ408が、算出された総ノイズ量を記憶する(ステップS708)。
その後、リード・ライト部4が、当該セクタに対してさらに読み取りを行うか否か判定する(ステップS709)。読み取りを行うと判定した場合(ステップS709:Yes)、サーボブロック31が、磁気ヘッド13のオフセットを行う(ステップS710)。その後、ステップS710から再び読取制御を行う。なお、本実施の形態においては、通常リードの他、リトライによるリードを2回行うものとする。
一方、リード・ライト部4が、さらに読み取りを行わないと判定した場合(ステップS709:No)、選択回路409が、区間毎に、ノイズ量の少ないと判断された、リードデータ系列の復号結果を選択する(ステップS711)。その後、MUX410が、選択された区間毎のリードデータ系列の復号結果を結合し、物理セクタのリードデータ系列の復号結果として出力する(ステップS712)。
上述した処理手順により区間毎にノイズ量が少ないリードデータ系列の復号結果で結合されたデータ系列が出力されることになる。
なお、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、通常リードの他に2回のリトライリードを行うものとしたが、リトライ回数を制限するものではない。リトライを行う回数は、合計2回以下又は3回より多くても良く、ハードディスクドライブ装置がリードデータ系列の復号結果やノイズを格納するメモリ容量に基づいて決定するなどが考えられる。
なお、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、1セクタを分割する区間のデータ長は、予め定められたサイズとするが、動的にデータ長を変更してもよい。
本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、ノイズ量が少ない区分のリードデータ系列を結合、出力を行うことで、一セクタ分のノイズ量が少ないリードデータ系列を提供できるので、読み取りリトライ時のエラー修復の確率を向上させることができる。
本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、クロストークの影響や、ライト時に記録位置がずれることによって信号成分が劣化しエラーレートが悪くなるような状況でも、このリトライ方法によってエラーレートを改善する。
また、本実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100では、フィルタリング後のリードデータ系列と、理想波形信号との差分に基づいて、リードデータ系列のビタビ復号結果を選択することで、従来技術と比べて、適切なビタビ復号結果を選択できる。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
(変形例1)
上述した第1の実施の形態では、フィルタリング後のリードデータ系列と、理想波形信号との差分として、ノイズ量を用いたが、他のパラメータを用いても良い。そこで、変形例として、S/N比を適用する場合が考えられる。この場合、上述した実施の形態と同様の手法でノイズ量が算出できるので、S/N比を算出することができる。
また、差分としてノイズ量やS/N比を算出する以外の手法を用いても良く、フィルタリング後のリードデータ系列と、理想波形信号との差分として、例えば信号電力を算出しても良い。
なお、上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施の形態にかかるハードディスクドライブ装置100で実行されるコントロールプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 HDC
2 バッファRAM
3 ヘッドIC
4 リード・ライト部
5 メイン制御部
6 モータドライバ
7 VCM
8 SPM
9 磁気ディスク
10 RAM
11 ROM
12 軸
13 磁気ヘッド
14 アーム
20 伝送路
21 ホストシステム
31 サーボブロック
32 リード・ライトブロック
41 MPU
42 バッファブロック
43 ホストブロック
100 ハードディスクドライブ装置
401 ADC
402 FIRフィルタ
403 ビタビ復号器
404 復号結果格納メモリ
405 PRターゲット
406 理想波形算出回路
407 ノイズ量算出回路
408 ノイズ量格納メモリ
409 選択回路
410 MUX
411 ECC

Claims (8)

  1. 磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、当該磁気ディスクから読み取りを行うヘッドをオフセットして、同一の領域に対して読み取りを複数回行う読取手段と、
    前記領域のデータサイズより短いデータ長毎に、予め定められた指標に基づいて、前記読取手段の複数回の読み取り結果である複数の読取データから、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択する選択手段と、
    前記データ長毎に、選択された前記読取データを結合する結合手段と、
    を備えることを特徴とするディスクコントローラ。
  2. 前記選択手段は、
    前記複数回の読み取り結果である複数の読取データのそれぞれに対して、ビタビアルゴリズムによる最尤復号を行う復号手段と、
    復号された前記複数の読取データを記憶する記憶手段と、
    復号された前記複数の読取データのそれぞれに対して畳み込み演算を行うことで、復号前の読取データを表した波形信号を算出する波形算出手段と、
    前記複数の読取データのそれぞれについて、算出された前記波形信号と、読出結果であって最尤復号を行う前の前記読取データと、の差分を算出する差分算出手段と、をさらに備え、算出された前記差分に基づいて、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択すること、
    を特徴とする請求項1に記載のディスクコントローラ。
  3. 前記波形算出手段は、算出された前記波形信号と、最尤復号を行う前の前記読取データとから、差分としてノイズ成分を算出すること、
    を特徴とする請求項2に記載のディスクコントローラ。
  4. 前記波形算出手段は、算出された前記波形信号と、最尤復号を行う前の前記読取データとから、差分として信号電力又はS/N比を算出すること、
    を特徴とする請求項2に記載のディスクコントローラ。
  5. 複数回の読み取り結果である複数の読取データのそれぞれに対して、所定のパラメータを用いてFIR(Finite Impulse Response)フィルタを行うフィルタリング手段と、をさらに備え、
    前記復号手段は、前記フィルタリング手段によりフィルタリングされた後の前記複数の読取データのそれぞれに対して、ビタビアルゴリズムによる最尤復号を行い、
    前記波形算出手段は、最尤復号された前記複数の読取データのそれぞれから、前記フィルタリング手段で用いられた前記所定のパラメータを用いた畳み込み演算で、復号前の読取データを表した波形信号を算出すること、
    を特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載のディスクコントローラ。
  6. 前記読取手段は、前記領域として、前記磁気ディスクの物理セクタに対して、複数回データの読み取りを行い、
    前記選択手段は、前記物理セクタを分割した区間毎に、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択すること、
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のディスクコントローラ。
  7. 磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、当該磁気ディスクから読み取りを行うヘッドをオフセットして、同一の領域に対して読み取りを複数回行う読取手段と、
    前記領域のデータサイズより短いデータ長毎に、予め定められた指標に基づいて、前記読取手段の複数回の読み取り結果である複数の読取データから、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択する選択手段と、
    前記データ長毎に、選択された前記読取データを結合する結合手段と、
    を備えることを特徴とするハードディスクドライブ装置。
  8. 磁気ディスクに対する読み取りのリトライ動作の時に、当該磁気ディスクから読み取りを行うヘッドをオフセットして、同一の領域に対して読み取りを複数回行う読取ステップと、
    前記領域のデータサイズより短いデータ長毎に、予め定められた指標に基づいて、前記読取ステップの複数回の読み取り結果である複数の読取データから、読み取り結果として確からしい前記読取データを選択する選択ステップと、
    前記データ長毎に、選択された前記読取データを結合する結合ステップと、
    を有することを特徴とするディスク制御方法。
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