JP2000242440A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2000242440A
JP2000242440A JP11047937A JP4793799A JP2000242440A JP 2000242440 A JP2000242440 A JP 2000242440A JP 11047937 A JP11047937 A JP 11047937A JP 4793799 A JP4793799 A JP 4793799A JP 2000242440 A JP2000242440 A JP 2000242440A
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disk
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JP11047937A
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Takayuki Sugawara
孝幸 菅原
Hiroki Hirashima
浩喜 平島
Isao Asano
功 浅野
Kyoichi Shirane
京一 白根
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1803Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by redundancy in data representation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のディスク装置では、回復不可能なデー
タが多く発生し、エラー訂正能力が十分ではなかった。 【解決手段】 高信頼性ディスク15には、1セクタ毎
に下位のエラー訂正用のC1符号を付加し、且つ複数の
セクタ毎に上位のエラー訂正用のC2符号を付加する。
ホストコンピュータ10には、前記高信頼性ディスク1
5に対応したデバイスドライバ22を設ける。高信頼性
ディスク15に記録されたデータの読み取りでは、1セ
クタを1ブロックとして1ブロック単位でC1符号によ
る下位のエラー訂正が行われた後、ホストコンピュータ
20へ通知される。このとき複数ブロックのデータと共
にC2符号が取り込まれ、C2符号による上位のエラー
訂正が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクからのデ
ータの読み取り時にエラーが発生したときに、エラー訂
正処理が行なわれるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のディスク装置でのエラー
訂正処理を説明するための説明図である。図4に示すデ
ィスク装置は、従来のフレキシブルなディスクに対する
データの読み書きに用いられるものであり、ディスクド
ライブ10とホストコンピュータ30とが所定のインタ
ーフェースにより接続されている。前記ディスクドライ
ブ10は、ディスクドライブ本体14に所定のフォーマ
ットを有するディスク16が装填される。前記ホストコ
ンピュータ30側は、OS(オペレーティングシステ
ム)31と前記ディスクドライブ本体14を制御するた
めのデバイスドライバ32とで構成されている。前記デ
バイスドライバ32により、前記ディスクドライブ本体
14とOS31との間でデータの受け渡しが行なわれ
る。
【0003】前記ディスク16に記録された信号では、
1セクタ毎に、データ本体と共に例えばリードソロモン
符号のうちのC1符号などのエラー訂正符号(ECC)
が付加されており、読み取り時に前記エラー訂正符号を
読み取り且つ演算を施すことによりエラー訂正が行なわ
れる。
【0004】前記従来のディスク装置では、ディスクド
ライブ10の処理回路にエラー訂正部が設けられてお
り、ディスクから読み取られる前記C1符号などのエラ
ー訂正符号を用いて、1セクタ分のデータを1ブロック
(PBA;Physical Block Address)単位として、前
記ディスクドライブ10内のエラー訂正部によりエラー
訂正が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
容量が200MB程度の高密度記録用のフレキシブルな
磁気ディスクでは、ディスクの記録高密度化によってト
ラック幅が従来のディスクに比べてきわめて狭くなって
おり、また記録周波数もきわめて高くなっている。した
がって、例えばディスク表面の傷やディスク表面に付着
したごみなどにより、読み出されたデータにエラーが生
じた場合、これらがデータに与える範囲が非常に広くな
り、読み取りエラーが複数セクタに渡ることも有り得
る。この場合、C1符号などのエラー訂正符号を用いた
1セクタ分のデータ単位(PBA単位)の訂正では、エ
ラー修復ができない場合が生じる。
【0006】そこでディスクドライブ10に、ハードウ
エア的に前記エラー訂正部よりも上位のエラー訂正能力
を有するエラー訂正部を設けることが考えられるが、こ
のようなエラー訂正部を設けるには、ディスクドライブ
10に装備されるCPUを演算容量の大きいものに取り
替えなくてはならず、また記憶容量も大きくすることが
必要となって、ディスクドライブ10に搭載する電子回
路が非常に高価なものとなる。
【0007】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、ディスクドライブ側のハードウエアを変更すること
なく、従来よりもエラー訂正能力を高めることができる
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクに記
録されたデータを読み出すヘッドおよび前記データを処
理する処理回路を有するディスクドライブと、前記ディ
スクドライブとインターフェースを介して接続されるホ
ストコンピュータとを有するディスク装置において、前
記ディスクドライブの処理回路には、前記ディスクに記
録されたデータのエラー訂正を1ブロック単位で行う下
位のエラー訂正部が設けられ、前記ホストコンピュータ
側には、前記インターフェースを介して与えられた読み
取りデータのエラー訂正を複数ブロックを単位として行
う上位のエラー訂正部が設けられていることを特徴とす
るものである。
【0009】例えば、下位のエラー訂正部では、1デー
タが記録された1セクタを1ブロックとしてこの1ブロ
ック毎にエラー訂正が行われ、上位のエラー訂正部で
は、前記で得られた1ブロック毎のデータを複数ブロッ
クにまとめた状態でエラー訂正が行われる。
【0010】これにより、従来ではエラー訂正が不可能
であった例えばディスク面の傷やディスク面に付着した
ごみがセクタ間にまたがるエラーを発生させた場合でも
読み取りデータを修復することができる。この場合、上
位のエラー訂正部は、ホストコンピュータ側にソフトウ
エアを設けるだけで済み、よってディスクドライブの回
路に新たな演算回路などを組込んだり、CPUの能力を
高くしたり、または記憶容量を大きくするなどのハード
ウエアの変更が不要になる。
【0011】また本発明では、前記ディスクドライブに
は、前記下位のエラー訂正用の符号と、前記上位のエラ
ー訂正用の符号の双方が記録された高信頼性ディスク
と、前記下位のエラー訂正用の符号のみが記録されたデ
ィスクの双方が装填可能であり、前記高信頼性ディスク
が装填されたときには、前記ディスクドライブの処理回
路で下位のエラー訂正が行われ、その訂正後のデータが
与えられたホストコンピュータでは前記上位のエラー訂
正が行われ、後者のディスクが装填されたときには、前
記ディスクドライブの前記処理回路で下位のエラー訂正
が行われたデータがホストコンピュータ側で処理される
ものとすることができる。
【0012】例えば、高信頼性ディスクには、1セクタ
毎にSYNC領域と、データ領域と、下位のエラー訂正
用の符号(例えばC1符号)が記録されており、さらに
複数のセクタ毎に上位のエラー訂正用の符号(例えばC
2符号)が記録されている。後者のディスクには、下位
のエラー訂正用の符号(例えばC1符号)のみが記録さ
れている。前記ディスクドライブに高信頼性ディスクが
装填されると、ディスクドライブ側の処理回路で下位の
エラー訂正用の符号によるエラー訂正が行われ、訂正後
のデータがホストコンピュータ側に送られ、ホストコン
ピュータ側では複数ブロック(LBA;Logical Block
Address)単位で上位のエラー訂正用の符号によるエ
ラー訂正が行われる。また高信頼性ではないディスクが
装填されると、ディスクドライブ側で下位のエラー訂正
用の符号でのエラー訂正のみが行われ、ホストコンピュ
ータ側に訂正後のデータが送られる。
【0013】なお、高信頼性ディスクへの書き込みで
は、1セクタ毎に下位のエラー訂正用の符号がホストコ
ンピュータ側で演算されてデータに付加され、さらに複
数セクタ毎に上位のエラー訂正用の符号がホストコンピ
ュータ側で演算されてデータに付加される。
【0014】また本発明では、前記下位のエラー訂正用
の符号と上位のエラー訂正用の符号の双方が記録された
高信頼性ディスクと、前記下位のエラー訂正用の符号の
みが記録されたディスクとを識別するための情報がディ
スク内に記録され、前記情報に基づいてどちらのディス
クが挿入されたかホストコンピュータによって判断され
ることが好ましい。
【0015】すなわち、ディスクに記録されるフォーマ
ット自体には、前記下位のエラー訂正用符号と上位のエ
ラー訂正用符号の双方が記録されたディスクと前記下位
のエラー訂正用符号のみが記録されたディスクとの区別
は存在しないため、ディスクへの記録再生に先立ちこの
両者を判別する必要がある。そこでこの場合、ディスク
内部のユーザーがアクセスできない領域に両者の識別信
号を記録しておくことが有用である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置を図
面を参照して説明する。図1は、本発明のディスク装置
のディスクドライブ10の構成を示すブロック図、図2
は、エラー訂正の処理方法を説明するための説明図、図
3は、エラー訂正処理を説明するための説明図である。
【0017】なお、以下で示す実施の形態では、ディス
クドライブ10に記録容量が例えば200MBの高密度
記録用のフレキシブルな磁気ディスクが装填されるもの
を一例として説明する。
【0018】図1に示すように、ディスクドライブ10
内のディスクドライブ本体14には回転駆動部1が設け
られ、この回転駆動部1は、スピンドルモータ2により
回転駆動されるターンテーブル3を有し、このターンテ
ーブル3にディスクDの中心部がクランプされる。この
ディスクDは、高密度記録用のフレキシブルディスクで
あり、ディスクDはディスク装置に外部から挿入されて
前記回転駆動部1に装着される。また前記スピンドルモ
ータ2はモータドライバ4により駆動制御される。
【0019】ディスクDのサイド0側に対向する磁気ヘ
ッドH0とサイド1側に対向する磁気ヘッドH1は、支
持アーム5によってヘッドベース6に支持されている。
ヘッドベース6は、VCM(ボイスコイルモータ)7す
なわちリニアモータ駆動部によりディスクDの半径方向
へ駆動される。また前記VCM7はVCMドライバ8に
より駆動制御される。
【0020】前記モータドライバ4およびVCMドライ
バ8は、制御部となるCPU9からの制御信号により動
作する。前記磁気ヘッドH0およびH1はR/W(リー
ド・ライト)アンプ11に接続されている。前記R/W
アンプ11は、ディスクコントローラ13へ接続され、
ディスクコントローラ13は入出力インターフェースを
介してホストコンピュータ20にバス接続されている
(図2参照)。またディスクドライブ本体14にはエラ
ー訂正部12が設けられている。
【0021】ホストコンピュータ20から与えられる記
録信号は、ディスクコントローラ13によりフォーマッ
ト化され、エラー訂正部12でデータが演算されてエラ
ー訂正符号が付加されて、R/Wアンプ11を介して磁
気ヘッドH0およびH1に与えられる。また磁気ヘッド
H1およびH0によってディスクDから読み取られた信
号は、R/Wアンプ11からディスクコントローラ13
に与えられてフォーマットが解除され、読み取られたデ
ータがLBA単位としてバスにてホストコンピュータに
与えられる。またディスクドライブ本体14内では、エ
ラー訂正部12により下位のエラー訂正が行われる。
【0022】図2に示すように、ホストコンピュータ2
0には、OS(オペレーティングシステム)21と前記
ディスクドライブを制御するためのデバイスドライバ2
2が組込まれる。またディスクドライブ10には、ディ
スクドライブ本体14が設けられている。
【0023】このディスクドライブ本体14には、記録
容量が例えば200MBの高密度記録用のフレキシブル
な磁気ディスクであって、前記200MBのうちの所定
ビットが上位のエラー訂正用の冗長ビットである高信頼
性ディスク15と、同じく200MBの記録容量で下位
のエラー訂正符号のみが付加されたディスク16の双方
が互換性を有して装填可能である。
【0024】ディスクドライブ本体14は、記録再生に
先立ち、装填されたディスク内の所定領域に書き込まれ
ているディスク種別の識別信号を読み出しホストコンピ
ュータ20に通知する手段、あるいはホストコンピュー
タ20側から適当なコマンド(例えばモードセンスコマ
ンドまたはこの目的に合致したベンダーユニークコマン
ド)を発行する手段によりディスクの種別を認識する。
前記手段により得られた情報に基づいてホストコンピュ
ータ20は、上位のエラー訂正用符号を付加したデータ
を記録すべき(または上位のエラー訂正用符号が付加さ
れたものとしてデータを再生すべき)か、あるいは下位
のエラー訂正用符号のみが付加されたデータを記録再生
すべきかを判断する。
【0025】図3は前記高信頼性ディスク15の記録フ
ォーマットを模式的に示している。この高信頼性ディス
ク15の記録フォーマットでは、各セクタ毎に、SYN
C領域23、データ24の記録領域、下位のエラー訂正
用の符号(C1符号)25の記録領域が連続している。
前記下位のエラー訂正用の符号(C1符号)は、1セク
タ分のデータを1ブロック(PBA;Physical Block
Address)単位としてエラー訂正する能力を有してい
る。なお、1ブロックのデータ量は例えば512Bであ
る。
【0026】また例えば64セクタ毎に2セクタ分の上
位のエラー訂正用の符号(C2符号)26が冗長ビット
として記録されている。この上位のエラー訂正符号は、
ホストコンピュータ20側において、64ブロック(L
BA;Logical Block Address)単位で上位のエラー
訂正を行う訂正能力を有している。また各セクタに設け
られたSYNC領域23は、データ24の始まりを示
し、前記SYNC領域23により同期が取られてデータ
24が読み込まれる。
【0027】なお、図示していないが、各セクタまたは
複数セクタを1組として、磁気ヘッドのディスクに対す
る位置ずれを補正するためのトラッキングサーボ用のサ
ーボ情報すなわちSYNC領域、Aバースト、Bバース
ト等が記録されている。
【0028】前記高信頼性ディスク15が、前記ディス
クドライブ本体14に装填され、磁気ヘッドH0または
H1によりディスクに記録された信号が読み取られる際
の処理動作を説明する。
【0029】磁気ヘッドH0またはH1により読み出さ
れた信号は、R/Wアンプ11により増幅され、ディス
クコントローラ13に送られてデータが復調されるが、
このときエラー訂正部12により下位のエラー訂正が行
われる。すなわちディスクドライブ本体14側に設けら
れている前記エラー訂正部12においてC1符号25に
よる下位のエラー訂正(C1訂正)が行われる。この下
位のエラー訂正は1セクタに記録されたデータ量である
1ブロック(1PBA)のデータ単位で行われる。
【0030】下位のエラー訂正が行われたデータは、デ
ィスクコントローラ13から入力出インターフェースお
よびバスラインL2を通ってホストコンピュータ20に
送られる。ホストコンピュータ20では、下位のエラー
訂正後のデータがデバイスドライバ22に与えられ、前
記デバイスドライバ22により所定のデータ処理が行わ
れるとともに上位のエラー訂正が行われてOS21へ与
えられる。
【0031】ディスクドライブ本体14からホストコン
ピュータ20へは、例えば1セクタに記録されたデータ
24の量を1ブロック(1LBA)としてデータ転送さ
れる。前記デバイスドライバ22では64ブロック(6
4LBA)のデータが取り込まれると、その後に2セク
タ(2LBA)分の上位のエラー訂正用の符号(C2符
号)26が一緒に読み込まれる。そして、64ブロック
(64LBA)のデータを単位として、前記2LBA分
のC2符号26によりC2訂正が行われ、訂正後のデー
タはOS21に通知される。
【0032】これにより、例えばディスク面の傷やディ
スクに付着したごみなどにより、複数のセクタに渡って
データの読み取り不良が生じていた場合のように、C1
符号25によるエラー訂正では回復できなかったデータ
を、上位のエラー訂正用の符号(C2符号)26を用い
てエラー訂正を行なって修復することができる。
【0033】また、ディスクドライブ10に、C1符号
25のみが記録されたディスク16(図3に示すC2符
号を記録したセクタの無いもの)が装填され、信号が読
み取られると、図1に示すディスクドライブ本体14に
設けられたエラー訂正部12によりC1符号による下位
のエラー訂正が行われる。このエラー訂正が完了したデ
ータが、バスラインL1および入出力インターフェース
を介して、デバイスドライバ22に与えられ、データ処
理されてOS21に通知される。
【0034】すなわち、C1符号25およびC2符号2
6を有する高信頼性ディスク15からの読み取りデータ
と、C1符号のみが記録されたディスク16から読み取
られたデータの双方のデータ処理についてデバイスドラ
イバ22が共用できるように形成されている。
【0035】なお、ディスクドライブ本体14のエラー
訂正部12で前記C1符号を用いたエラー訂正が行われ
る場合、エラー訂正後のデータが所定のレートへ修復す
るまで所定回数(例えば32回)のリトライ動作が行わ
れる。すなわち読み取られたデータのエラーレートが高
い場合、同じセクタのデータが修復可能となるまで繰り
返して読み取る動作が行われる。
【0036】このリトライ動作を所定回数行ってもデー
タを修復できない場合にはそこでリトライ動作を終了す
る。このとき、装填されたディスクが、高信頼性でない
ディスク16であれば、前記リトライ動作の終了により
データの読取りが不可能であるとして処理されデータの
読み取りが不可能である旨がホストコンピュータ20の
デバイスドライバ22に通知される。
【0037】一方、装填されたディスクが、高信頼性デ
ィスク15のときには、前記所定回数のリトライ動作に
よりデータの修復ができない場合であっても、そのデー
タがホストコンピュータ20のデバイスドライバ22に
与えられ、前記のようにC2符号26を用いた上位のエ
ラー訂正が行われる。このエラー訂正によってもデータ
の復元が不能な場合には、読み取り不良として処理され
る。
【0038】なお、前記高信頼性ディスク15では、6
4セクタ毎に2セクタ分のエラー訂正用の符号(C2符
号)26を付加しているため、高信頼性に対応していな
いディスク16に比べてユーザーが使用できる領域が減
少する。例えば、ディスク16が200MB(メガバイ
ト)の記憶容量を有するディスクである場合、C2符号
26に必要な記憶容量(冗長度分)は、約6MB(=2
00MB×2/(64+2))となり、ユーザー使用可
能領域は、約194MBに減少する。
【0039】なお、前記C2符号26の容量は、ディス
クの信頼度の要求によって適宜変更することができ、例
えば信頼度を上げる場合には、2セクタよりも多いC2
符号を付加したりあるいは64セクタよりも少ないセク
タ毎にC2符号を付加するなどして前記6MBよりも冗
長度分を大きくとることにより変更することができる。
【0040】なお、上記のように冗長度を変化させた場
合、異なった冗長度を持たせたディスク間では処理方式
も異なるのでディスクに記録されるディスク種別の識別
情報も異なったものを用意する必要がある。
【0041】次に、このディスク装置でディスクにデー
タを記録する場合は、OS21側からデバイスドライバ
22にデータが通知され、LBA単位でバスラインL2
を経て、ディスクドライブ10にデータが転送される。
このとき、デバイスドライバ22において、例えば64
LBAを単位としてデータが演算されてC2符号が生成
され、64LBAのデータの転送の後に続いて、2LB
A分のC2符号がバスラインL2を経てディスクドライ
ブ本体14に与えられる。
【0042】さらにディスクドライブ本体14では、1
PBA単位としてSYNCおよびデータ24などの所定
のフォーマット化が行われるが、このときエラー訂正部
12では、1PBAを1単位としてデータが演算され、
C1符号25が生成されてこれが付加され、磁気ヘッド
H0およびH1によりディスクに記録される。すなわち
このディスク装置では、高信頼性ディスク15を作るこ
とができる。
【0043】なお、このディスク装置を用いてディスク
に記録を行う場合に、C2符号を付加せず、C1符号の
みを付加して、前記ディスク16を形成しても良い。
【0044】また高信頼性ディスク15を形成した場合
と前記ディスク16を形成した場合とでは、それぞれ特
有のディスク種別識別信号を所定の領域に記録しておく
ことは言うまでもない。
【0045】本発明のディスク装置は、上記実施の形態
に限られるものではなく、例えば上記した高密度記録用
のフレキシブルな磁気ディスクに限らず、その他のディ
スク例えば光ディスクや光磁気ディスクなどの記録再生
を行うディスク装置にも適用することができる。あるい
はC2符号の間隔や割り当てる記録容量など、本発明の
要旨を変更しない範囲で種々変更することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はディスク
ドライブなどのハードウエアを変更せずに済み、よって
ディスクドライブの大型化やコストアップにつながるこ
となく、従来のエラー訂正では回復が不可能であったデ
ータを修復することができ、ディスクの信頼性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置を示す回路ブロック図、
【図2】本発明のディスク装置のエラー訂正の処理方法
を説明するための説明図、
【図3】エラー訂正符号のフォーマットおよびエラー訂
正処理を説明するための説明図、
【図4】従来のディスク装置でのエラー訂正方法を説明
するための説明図、
【符号の説明】
12 エラー訂正部 14 ディスクドライブ本体 15 高信頼性ディスク 16 ディスク 21 OS 22 デバイスドライバ 23 SYNC領域 24 データ 25 C1符号(下位のエラー訂正用の符号) 26 C2符号(上位のエラー訂正用の符号)
フロントページの続き (72)発明者 平島 浩喜 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 浅野 功 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 白根 京一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B065 BA02 CA11 EA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに記録されたデータを読み出す
    ヘッドおよび前記データを処理する処理回路を有するデ
    ィスクドライブと、前記ディスクドライブとインターフ
    ェースを介して接続されるホストコンピュータとを有す
    るディスク装置において、前記ディスクドライブの処理
    回路には、前記ディスクに記録されたデータのエラー訂
    正を1ブロック単位で行う下位のエラー訂正部が設けら
    れ、前記ホストコンピュータ側には、前記インターフェ
    ースを介して与えられた読み取りデータのエラー訂正を
    複数ブロックを単位として行う上位のエラー訂正部が設
    けられていることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクドライブには、前記下位の
    エラー訂正用の符号と、前記上位のエラー訂正用の符号
    の双方が記録された高信頼性ディスクと、前記下位のエ
    ラー訂正用の符号のみが記録されたディスクの双方が装
    填可能であり、前記高信頼性ディスクが装填されたとき
    には、前記ディスクドライブの処理回路で下位のエラー
    訂正が行われ、その訂正後のデータが与えられたホスト
    コンピュータでは前記上位のエラー訂正が行われ、後者
    のディスクが装填されたときには、前記ディスクドライ
    ブの前記処理回路で下位のエラー訂正が行われたデータ
    がホストコンピュータ側で処理される請求項1記載のデ
    ィスク装置。
  3. 【請求項3】 前記下位のエラー訂正用の符号と上位の
    エラー訂正用の符号の双方が記録された高信頼性ディス
    クと、前記下位のエラー訂正用の符号のみが記録された
    ディスクとを識別するための情報がディスク内に記録さ
    れ、前記情報に基づいてどちらのディスクが挿入された
    かホストコンピュータによって判断される請求項1記載
    のディスク装置。
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