JP3735311B2 - 橋梁の送り出し架設方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定領域の上方に橋梁を送り出して架設する橋梁の送り出し架設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、線路や道路等の交通路(所定領域)の上方に跨線橋や跨道橋を架設する方法としては、交通路の周辺に設置された作業架台で橋梁を製作し、この橋梁を作業架台上で順次に延長して送り出すことにより、交通路の上方に橋梁を架設する手延べ工法が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の橋梁の送り出し架設方法では、以下の問題が存在している。
まず、橋梁を送り出す際に、橋梁の進行方向の前端部に橋梁よりも軽量なトラス構造の手延べ桁(仮設桁)を設け、この手延べ桁を橋梁本体よりも先行して橋脚に支持させることにより、橋梁本体の断面力を低減させている。そのため、作業架台上には、橋脚の1区間分の橋梁と、手述べ桁とを載置可能な作業スペースを設ける必要があるとともに、橋梁の送り出し装置を備えているため、作業架台が大型化してしまう。さらに、橋脚間が大きい場合には、橋脚間に橋梁を支持するための仮設支柱を設置する必要がある。したがって、施工用地が拡大するため、周辺の交通路の車線規制や通行止め等の交通規制を行う必要があり、交通渋滞が発生し、周辺地域の交通環境に多大な影響を与えてしまうという問題が存在する。
また、橋梁を油圧式のジャッキを用いて作業架台から送り出しているため、橋梁の搬送速度が遅く、作業効率が非常に低いとともに、作業架台から突出した橋梁が不安定な期間が長期化してしまうという問題が存在する。
さらに、橋梁を作業架台上から押し出すことにより、交通路の上方に橋梁を搬送するため、従来の橋梁の送り出し架設方法を適用可能な橋梁の形状は、直線や円弧等の曲率が一定の線形に限定されてしまうという問題が存在する。
【0004】
そこで、本発明は、前記問題を解決するためになされたものであり、広範囲の作業用地を確保する必要がないとともに、橋梁の線形に限定されることなく、橋梁を作業架台から効率良く送り出すため、周辺地域の環境に対する影響を低減した状態で、所定領域の上方に短期間に橋梁を架設することができる橋梁の送り出し架設方法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決すべく構成されるものであり、請求項1に記載の発明は、橋梁の送り出し架設方法であって、(1)所定領域外に設置された作業架台上で橋梁を製作し、橋梁の昇降手段を備えた車両を、作業架台と所定領域との間に配置し、橋梁の前端部に車両上で製作した仮設桁を接続した後に、車両の昇降手段を上昇させて仮設桁及び橋梁を支持する橋梁設置段階と、(2)車両を、仮設桁を前方として所定領域に向けて移動させることにより、橋梁を作業架台から突出させる橋梁移動段階と、(3)橋梁の後端部を作業架台上で延長する橋梁延長段階と、(4)車両の昇降手段を下降させ、予め所定領域の前後に列設されている橋脚に橋梁を仮置きした後に、車両を橋梁の後方に向けて移動させ、作業架台に形成された開口部を通過させて作業架台内に車両を配置し、昇降手段を上昇させて仮設桁及び橋梁を支持し、仮設桁を前方として、車両を所定領域に向けて移動させることにより、所定領域の上方に橋梁を送り出す橋梁送り出し段階と、(5)橋梁延長段階と橋梁送り出し段階とを繰り返すことにより、所定領域の前後に列設されている橋脚間に橋梁を送り出し、車両の昇降手段を下降させて橋梁を橋脚に設置し、所定領域の上方に橋梁を架設する橋梁架設段階とを含むことを特徴としている。
【0006】
ここで、所定領域は、線路、道路等の交通路又は構造物等が存在する領域など限定されるものではないが、本発明は、橋梁架設位置の下方に作業用地を確保することが困難な領域に適用することが特に有効である。
また、車両の移動手段は限定されるものではなく、ゴムタイヤ、キャタピラ等を用いてもよい。さらに、駆動力も限定されるものではない。
さらに、仮設桁とは、橋梁よりも軽量のトラス構造等の桁であり、橋梁の進行方向の先端に接続され、橋梁を送り出した際に、仮設桁を橋梁本体よりも先行して橋脚に支持させることにより、橋梁本体の断面力を低減させる部材である。なお、仮設桁は簡易に解体して撤去することができる構成であることが好ましい。
【0007】
この発明によれば、車両上で仮設桁を製作するとともに、車両の移動により橋梁を送り出すため、作業架台上に仮設桁及び橋梁の送り出し装置を載置するスペースを設ける必要がなくなり、作業架台が小型化され、橋梁の送り出し架設における作業用地を縮小することができる。
また、車両による橋梁の搬送速度が速いとともに、橋梁は橋脚間で車両により支持されており、橋脚間に橋梁を支持するための仮設支柱等を設置する必要がないため、橋梁の架設における作業効率が高まり、施工期間を短縮することができる。
さらに、橋梁を作業架台から押し出すことなく、車両の昇降手段により橋梁を下方から支持し、この状態で車両を移動させて橋梁を搬送するため、本発明を適用可能な橋梁の形状は、直線や円弧等の曲率が一定の線形に限定されず、縦横断線形に変形している場合であっても適用することができる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、橋梁延長段階において、作業架台上で橋梁の後端部に仮設桁を接続することにより、橋梁を延長することを特徴としている。
【0009】
ここで、橋梁送り出し段階において、所定領域の横断距離と橋梁の長さが近似している場合には、所定領域の上方の架設位置に橋梁を移動させた際に、橋梁の後端部を支持している車両が所定領域内に進入してしまう可能性がある。
【0010】
この発明によれば、橋梁の後端部に接続した仮設桁を車両の昇降手段により支持して搬送するため、所定領域の横断距離と橋梁の長さが近似しており、橋梁を架設位置に搬送した際に、所定領域からの橋梁の後端部の突出量が少ない場合であっても、車両を所定領域内に進入させることなく、本発明の橋梁の送り出し架設方法を適用して所定領域の上方に橋梁を架設することができる。
【0011】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、橋梁送り出し段階において、所定領域の前後に車両を配置し、各車両の昇降手段により橋梁を支持して送り出すことを特徴としている。
【0012】
この発明によれば、橋梁を所定領域の前後で支持して送り出すことができるため、橋梁を安定した状態で簡易に送り出すことができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、作業架台は、橋梁の支持手段を備え、支持手段は、作業架台上を移動可能であることを特徴としている。
【0014】
ここで、支持手段とは、ジャッキ等の昇降手段を備えた台車であり、台車の移動手段は限定されるものではなく、ゴムタイヤや走行レール等を用いてもよい。さらに、駆動力も限定されるものではない。
【0015】
この発明によれば、送り出し作業を行う際に、作業架台上の橋梁の支点の位置及び高さを簡易に調整し、橋体の傾きを補正することができるため、送り出し作業における橋梁の安定性を高めることができる。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、橋梁に設けた指標の相対的な距離及び角度を計測手段により計測し、この計測手段による計測値に基づき、橋梁の位置及び姿勢を示す位置データを作成することを特徴としている。
【0017】
また、請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、橋梁に設けた指標の相対的な距離及び角度を計測手段により計測し、この計測手段による計測値に基づき、橋梁の位置及び姿勢を示す位置データを作成することを特徴としている。
【0018】
ここで、計測手段としては、例えば、車両の外部に設置したCCDカメラと、CCDカメラの撮影方向に光波を照射する光波測距器とから構成された計測手段があり、橋梁に設けた指標をCCDカメラで捕捉することにより、光波測距器が指標の相対的な距離及び角度を計測するものである。なお、計測手段の設置は、車両の外部に設置する構成や、他の車両に設置する構成など限定されるものではなく、施工現場に対応して適宜に定められるものである。
【0019】
この発明によれば、位置データにより橋梁の位置及び姿勢を確認しながら搬送して架設することができるため、施工ミスが防止され、作業効率を高めることができる。
【0020】
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、車両及び昇降手段は、橋梁の架設計画における位置及び姿勢を示す架設計画位置データと、橋梁の位置データとの誤差に基づき車両及び昇降手段を作動させ、橋梁の位置を補正する位置補正手段を備えていることを特徴としている。
【0021】
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の橋梁の送り出し架設方法であって、支持手段は、橋梁の架設計画における位置及び姿勢を示す架設計画位置データと、橋梁の位置データとの誤差に基づき支持手段を作動させ、橋梁の位置を補正する位置補正手段を備えていることを特徴としている。
【0022】
この発明によれば、位置補正手段により橋梁の位置を自動的に補正するため、橋梁の架設作業が簡易化され、作業効率を高めることができる。
【0023】
したがって、本発明の橋梁の送り出し架設方法では、広範囲の作業用地を確保することなく、車両の昇降手段により橋梁を下方から支持して移動させることにより、作業架台から所定領域の上方に橋梁を効率良く送り出すため、橋梁の線形に限定されることなく、周辺地域の環境に対する影響を低減した状態で簡易かつ短期間に所定領域の上方に橋梁を架設することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
【0025】
本発明の実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法は、所定領域の上方に橋梁を送り出して架設する方法であり、交通路や構造物が存在する領域など、各種の所定領域に適用可能であるが、この実施形態では、線路の上方に橋梁を架設する場合を例として説明する。
【0026】
まず、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁を製作する際を示した側面図、(b)は橋梁に手延べ桁を接続する際を示した側面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁の送り出し準備を示した側面図、(b)は橋梁を送り出す際を示した側面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁を延長する際を示した側面図、(b)は延長した橋梁を送り出す際を示した側面図である。図4は本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は手延べ桁を解体する際を示した側面図、(b)は橋梁を架設する際を示した側面図である。図5は、本発明の第1実施形態に係る作業架台を示した図で、(a)は側面図、(b)は背面図である。図6は、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、図4(b)のA−A断面図である。なお、本実施形態では、図5(b)及び図6を除く各図の左側を前方とし、右側を後方としている。
【0027】
まず、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法における各装置について説明する。
橋梁1は、図4(b)に示すように、線路Sの上方に構築される跨線橋の一部であり、線路Sの上方に架設される部位である。
橋脚2は、図4(b)及び図6に示すように、橋梁1の四隅を支持する柱であり、橋梁1の幅員方向に2本1組で立設され、各組が所定領域の前後に列設されている。
手延べ桁(仮設桁)3は、図2及び図3に示すように、橋梁1よりも軽量のトラス構造等の桁であり、橋梁1の前端部に接続され、橋梁1を送り出した際に、手延べ桁3を橋梁1本体よりも先行して橋脚2に支持させることにより、橋梁1本体の断面力を低減させる部材である。また、手延べ桁3は簡易に解体して撤去することができるように構成されている。
【0028】
走行台車(車両)10A,10Bは、図1、図5及び図6に示すように、運転室11と、ゴムタイヤを備えた台車部12と、台車部12上に設置された昇降ジャッキ装置13とから構成され、エンジンにより自走可能であり、昇降ジャッキ装置13は、台車部12上の設置架台17により所定の高さに配置されている。また、走行台車10A,10Bは、橋梁1を搬送するための搬送用走行台車10Aと、搬送された橋梁1の一端を支持するための支持用走行台車10Bとから構成され、各走行台車10A,10Bは、2台の台車部12,12及び昇降ジャッキ装置13,13を備えている。なお、本実施形態では、走行台車10A,10Bの車幅は、橋梁1の幅員方向に立設された橋脚2,2の間隔よりも小さい構成となっている。
昇降ジャッキ装置13は、図6に示すように、橋梁1を載置するための四周枠組である載荷部14と、載荷部14の四隅を支持する4本の油圧シリンダー15が立設された台座部16とから構成され、油圧シリンダー15の伸縮により載荷部14が昇降可能となっている。
【0029】
作業架台20は、線路Sの領域外に設置された作業台であり、図1及び図5に示すように、橋梁1を製作するためのステージ21と、ステージ21上に設置された移動式門型クレーン22とから構成され、ステージ21の幅員方向における中央部には全長に渡って、昇降ジャッキ装置13の載荷部14が通過可能な幅の開口部23が設けられている。
移動式ジャッキ装置25は、図5に示すように、ステージ21上に複数設けられ、橋梁1の支点となる装置であり、車輪を備えた台車26上に、橋梁1を支持するための昇降ジャッキ27が設けられており、ステージ21上の橋軸方向に設けられたレール上(図示せず)を移動する。
【0030】
次に、本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法について説明する。
(1)橋梁設置段階
まず、図1(a)に示すように、橋脚2を橋梁1の四隅を支持するように橋梁1の幅員方向に2本1組で立設し、各組を線路Sの前後に列設する。
また、図1(a)に示すように、作業架台20のステージ21の下方に橋梁1の各部材を積載したトラック(図示せず)を配置し、橋梁1の各部材を移動式門型クレーン22のホイスト24を用いてステージ21上に載置する。そして、移動式門型クレーン22をステージ21の長手方向に移動させ、ステージ21上で橋梁1を製作し、ステージ21上の各移動式ジャッキ装置25により支持する。
【0031】
また、図1(b)に示すように、作業架台20の前方に搬送用走行台車10Aを配置する。そして、搬送用走行台車10Aの昇降ジャッキ装置13上で手延べ桁3を製作し、手延べ桁3の前端部を作業架台20の直前に位置する橋脚2により支持するとともに、手延べ桁3の後端部を橋梁1の前端部に接続する。したがって、作業架台20上には手延べ桁3を製作するための作業スペースを設ける必要がない。
【0032】
次に、図2(a)に示すように、手延べ桁3が接続された橋梁1の略重心位置に、昇降ジャッキ装置13が配置されるように搬送用走行台車10Aを移動させる。なお、手延べ桁3が接続された橋梁1は、橋脚2や各移動式ジャッキ装置25によっても支持されているため、搬送用走行台車10Aを、手延べ桁3が接続された橋梁1の重心位置に正確に配置する必要はなく、橋梁1の姿勢が大きく変化しない位置であればよい。
【0033】
さらに、図2(b)に示すように、昇降ジャッキ装置13の載荷部14を上昇させるとともに、移動式ジャッキ装置25の昇降ジャッキ27を上昇させ、橋梁1を橋脚2から離間させる。そして、橋脚2の上部に、橋梁1の高さを調整するとともに、橋梁1を滑らせるためのローラ等を備えたスペーサ4を設置する。
【0034】
(2)橋梁移動段階
次に、手延べ桁3を前方にして搬送用走行台車10Aを線路Sに向けて移動させ、手延べ桁3を線路Sの上方に突出させる。
ここで、橋脚2は、図6に示すように、橋梁1の幅員方向に2本1組で立設されているが、走行台車10Aは橋梁1の幅員方向に立設された橋脚2,2の間隔よりも小さいため、橋脚2,2と干渉することなく移動距離を長く確保することができる。
また、図3(a)に示すように、搬送用走行台車10Aを線路Sの近傍まで移動させることにより、線路Sの上方に手延べ桁3の前端部を通過させ、線路Sを挟んで前方に立設された橋脚2で手延べ桁3を支持する。なお、手延べ桁3を支持する橋脚2には、手延べ桁3及び橋梁1の高さを調節して安定させるためのスペーサ4を設置する。これにより、手延べ桁3の前端部及び橋梁1の後端部で高さ調整が行われるため、手延べ桁3が通過した後方の橋脚2の位置で橋梁1の高さ調整を行う必要がなくなることから、後方の橋脚2のスペーサ4を撤去する。
【0035】
(3)橋梁延長段階
次に、図3(a)に示すように、橋梁1が送り出されることにより作業架台20上に空いたスペースで橋梁1の後端部を延長させる。
【0036】
(4)橋梁送り出し段階
次に、搬送用走行台車10Aの昇降ジャッキ装置13を下降させて橋梁1を橋脚2に仮置きした後に、搬送用走行台車10Aを後方に移動させる。
そして、延長した橋梁1の略重心位置に搬送用走行台車10Aの昇降ジャッキ装置13を配置し、載荷部14を上昇させて橋梁1を支持する。この状態で搬送用走行台車10Aを前方に移動させ、線路Sの上方に橋梁1を横断させる。
また、図3(b)に示すように、線路Sの上方を横断した手述べ桁3の下方に支持用走行台車10Bを配置し、支持用走行台車10Bの昇降ジャッキ装置13の載荷部14を上昇させて手延べ桁3を支持する。
そして、橋梁延長段階と橋梁送り出し段階を繰り返し、各走行台車10A,10Bを線路S内に進入させることなく、各走行台車10A,10Bの移動により、橋梁1を作業架台20から線路Sの上方に送り出す。
【0037】
(5)橋梁架設段階
次に、図4(a)に示すように、支持用走行台車10Bの前方で橋梁1に接続された手述べ桁3を解体して撤去する。
そして、図4(b)に示すように、各走行台車10A,10Bにより橋梁1を架設位置まで送り出し、各走行台車10A,10Bの昇降ジャッキ装置13,13を下降させ、橋梁1を各橋脚2に設置して線路Sの上方に架設し、橋梁1の架設作業を完了する。
【0038】
したがって、本発明の橋梁の送り出し架設方法では、広範囲の作業用地を確保することなく、各走行台車10A,10Bの昇降ジャッキ装置13により橋梁1を下方から支持して移動させることにより、作業架台20から線路Sの上方に橋梁1を効率良く送り出すため、橋梁1の線形に限定されることなく、周辺地域の環境に対する影響を低減した状態で簡易かつ短期間に線路Sの上方に橋梁1を架設することができる。
【0039】
ここで、前記橋梁の送り出し架設方法の各段階において、橋梁1の位置及び姿勢を示す3次元位置データを作成する構成について説明する。
図9は本発明の第1実施形態に係る位置データ作成装置を示すブロック図である。
3次元位置データは、橋梁1の位置及び姿勢を示すデータであり、図9に示すように、橋梁1の四隅に設けられた各指標を走行台車10A,10Bの外部に設置した計測装置30を用いて計測し、その計測値に基づき位置データ作成装置40により3次元位置データを作成するものである。
【0040】
計測装置30は、図9に示すように、指標を捕捉するためのCCDカメラ31と、CCDカメラ31の撮影方向に光波を照射することにより、指標の相対的な距離、角度を計測する光波測距器32とから構成されている。
位置データ作成装置40は、図9に示すように、コンピュータにより構成され、光波測距器32による各指標の計測値から橋梁1の3次元位置データを作成するデータ作成手段41と、モニタ又はプリンタ等の出力手段42とから構成されている。
【0041】
次に、橋梁1の3次元位置データの作成方法について説明する。
まず、橋梁1の四隅に板部材等の指標を設け、CCDカメラ31により指標を捕捉する。このとき、光波測距器32からCCDカメラ31の撮影方向に光波が照射され、指標の相対的な距離及び角度が計測される。さらに、全ての各指標の計測値を求め、この計測値を位置データ作成装置40のデータ作成手段41に送る。
計測値を受信したデータ作成手段41は、各指標の計測値に基づき橋梁1の四隅の位置関係を算出し、橋梁1の位置及び姿勢を示す3次元位置データを作成して出力手段42に送る。
作業員は、出力手段42に表示された3次元位置データにより橋梁1の位置及び姿勢を確認する。
【0042】
したがって、前記橋梁の送り出し架設方法の各段階において3次元位置データを作成し、橋梁1の位置及び姿勢を確認しながら架設作業を行うことにより、施工ミスが防止され、作業効率を高めることができる。
【0043】
また、搬送中の橋梁1の位置及び姿勢と架設計画に誤差が生じた場合に、橋梁1の3次元位置データを用いて誤差が自動的に補正されるように構成してもよい。
図10は本発明の第1実施形態に係る位置補正装置を示すブロック図である。位置補正装置50は、図10に示すように、架設計画における橋梁1の位置及び姿勢を示す架設計画位置データを格納する架設計画位置データベース51と、架設計画位置データの検索抽出手段52と、架設計画位置データと3次元位置データとを比較して誤差を検出する誤差検出手段53とから構成されている。
また、走行台車10A,10Bには、図10に示すように、誤差に基づき走行台車10A,10B及び各昇降ジャッキ装置13,13,13,13を自動的に作動させて誤差を補正する制御手段60が設置されている。
さらに、作業架台20のステージ21上に設置された各移動式ジャッキ装置25には、図10に示すように、誤差に基づき各移動式ジャッキ装置25を自動的に作動させて誤差を補正する制御手段61が設置されている。
【0044】
次に、橋梁1の誤差の補正方法について説明する。
まず、位置データ作成装置40により作成された3次元位置データを誤差検出手段53に入力するとともに、この3次元位置データに対応する架設計画位置データを架設計画位置データベース51から検索抽出手段52により抽出し、誤差検出手段53に入力する。
各種データが入力された誤差検出手段53は、3次元位置データと架設計画位置データとを比較して誤差を算出し、この誤差を走行車両10A,10Bの制御手段60及び各移動式ジャッキ装置25の制御手段61に送る。
そして、制御手段60は、誤差に基づき走行台車10A,10B及び各昇降ジャッキ装置13,13,13,13を作動させ、さらに、制御手段61は、誤差に基づき移動式ジャッキ装置25を作動させることにより橋梁1の誤差を補正する。
【0045】
この構成によれば、橋梁1の送り出し架設作業において橋梁1の位置及び姿勢が自動的に補正されるため、施工ミスが確実に防止され、作業効率をより高めることができる。
【0046】
次に、本発明の第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法について説明する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁を延長する際を示した側面図、(b)は延長した橋梁を送り出す際を示した側面図である。図8は本発明の第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は手延べ桁を解体する際を示した側面図、(b)は橋梁を架設する際を示した側面図である。なお、本実施形態では、各図の左側を前方とし、右側を後方としている。
【0047】
本発明の第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法は、第1実施形態と略同様の構成であり、作業架台20上で橋梁1を順次に延長することなく、線路Sの横断距離に近似した長さの橋梁1を送り出す構成となっている。
【0048】
まず、第1実施形態と同様にして作業架台20上で橋梁1を製作した後に、搬送用走行台車10A上で製作した先端手述べ桁3Aを橋梁1の前端部に接続する。そして、図7(a)に示すように、搬送用走行台車10Aにより橋梁1を作業架台20から送り出すとともに、作業架台20上で橋梁1の後端部に後端手延べ桁3Bを接続して延長する。
【0049】
そして、図7(b)に示すように、搬送用走行台車10Aの昇降ジャッキ装置13により後端手述べ桁3Bを支持した状態で、橋梁1を線路Sの上方の架設位置に搬送し、線路Sの前後に立設された橋脚2,2に設置して橋梁1を線路Sの上方に架設する。このとき、橋梁1の長さは線路Sの横断距離に近似していることから、橋梁1の後端部が線路Sから突出している量は少ないが、橋梁1の後端部には後端手延べ桁3Bが接続されており、搬送用走行台車10Aの昇降ジャッキ装置13は、この後端手延べ桁3Bを支持しているため、搬送用走行台車10Aを線路S内に進入させることなく、橋梁1を架設位置に搬送することができる。
また、橋梁1の架設後に、図8(a)に示すように、各手延べ桁3A,3Bを解体して撤去し、さらに、図8(b)に示すように、クレーン等の揚重機Kを用いて橋梁1’を橋梁1の前後端部に接続して橋梁1の架設作業を完了する。
なお、第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法において、橋梁1の位置及び姿勢を示す3次元位置データを作成する構成や、3次元位置データを用いて橋梁1の位置及び姿勢を補正する構成にすることができることはいうまでもない。
【0050】
以上、本発明の好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更が可能である。
【0051】
【発明の効果】
本発明の橋梁の送り出し架設方法によれば、作業架台上に仮設桁及び橋梁の送り出し装置を載置するスペースを設ける必要がなくなり、作業架台が小型化され、作業用地が縮小されるため、周辺地域の環境に対する影響を低減することができる。
また、車両による橋梁の搬送速度が速いことから、効率良く送り出し作業を行うことができるとともに、橋梁は橋脚間で車両により支持されており、橋脚間に橋梁を支持するための仮設支柱等を設置する必要がないため、橋梁の架設における作業効率が高まり、施工期間を短縮することができる。
さらに、橋梁を作業架台から押し出すことなく、車両の昇降手段により橋梁を下方から支持し、この状態で車両を移動させて橋梁を搬送するため、本発明を適用可能な橋梁の形状は、直線や円弧等の曲率が一定の線形に限定されず、縦横断線形に変形している場合であっても適用することができる。
また、橋梁の後端部に仮設桁を接続して延長する構成では、橋梁の後端部に接続した仮設桁を車両の昇降手段により支持して搬送することができるため、所定領域の横断距離と橋梁の長さが近似しており、橋梁を架設位置に搬送した際に、橋梁の後端部の突出量が少ない場合であっても、車両を所定領域内に進入させることなく、本発明の橋梁の送り出し架設方法を適用して所定領域の上方に橋梁を架設することができる。
また、橋梁の位置データを作成する構成では、橋梁の位置及び姿勢を確認しながら搬送して架設することができるため、施工ミスが防止され、作業効率を高めることができる。さらに、位置補正手段により橋梁の位置を自動的に補正する構成では、橋梁の送り出し架設作業を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁を製作する際を示した側面図、(b)は橋梁に手延べ桁を接続する際を示した側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁の送り出し準備を示した側面図、(b)は橋梁を送り出す際を示した側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁を延長する際を示した側面図、(b)は延長した橋梁を送り出す際を示した側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は手延べ桁を解体する際を示した側面図、(b)は橋梁を架設する際を示した側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る作業架台を示した図で、(a)は側面図、(b)は背面図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、図4(b)のA−A断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は橋梁を延長する際を示した側面図、(b)は延長した橋梁を送り出す際を示した側面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る橋梁の送り出し架設方法を示した図で、(a)は手延べ桁を解体する際を示した側面図、(b)は橋梁を架設する際を示した側面図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る位置データ作成装置を示すブロック図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る位置補正装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・橋梁
2・・・・橋脚
3・・・・手延べ桁
10A・・・・搬送用走行台車
10B・・・・支持用走行台車
12・・・・台車部
13・・・・昇降ジャッキ装置
20・・・・作業架台
25・・・・移動式ジャッキ装置
30・・・・計測装置
40・・・・位置データ作成装置
41・・・・データ作成手段
50・・・・位置補正装置
53・・・・誤差検出手段
60・・・・制御装置(走行台車)
61・・・・制御装置(移動式ジャッキ装置)

Claims (8)

  1. 以下の段階を含むことを特徴とする橋梁の送り出し架設方法。
    (1)所定領域外に設置された作業架台上で橋梁を製作し、
    前記橋梁の昇降手段を備えた車両を、前記作業架台と前記所定領域との間に配置し、
    前記橋梁の前端部に前記車両上で製作した仮設桁を接続した後に、
    前記車両の前記昇降手段を上昇させて前記仮設桁及び前記橋梁を支持する橋梁設置段階。
    (2)前記車両を、前記仮設桁を前方として前記所定領域に向けて移動させることにより、前記橋梁を前記作業架台から突出させる橋梁移動段階。
    (3)前記橋梁の後端部を前記作業架台上で延長する橋梁延長段階。
    (4)前記車両の前記昇降手段を下降させ、予め前記所定領域の前後に列設されている橋脚に前記橋梁を仮置きした後に、
    前記車両を前記橋梁の後方に向けて移動させ、前記作業架台に形成された開口部を通過させて前記作業架台内に前記車両を配置し、前記昇降手段を上昇させて前記仮設桁及び前記橋梁を支持し、
    前記仮設桁を前方として、前記車両を前記所定領域に向けて移動させることにより、前記所定領域の上方に前記橋梁を送り出す橋梁送り出し段階。
    (5)前記橋梁延長段階と前記橋梁送り出し段階とを繰り返すことにより、
    前記所定領域の前後に列設されている前記橋脚間に前記橋梁を送り出し、
    前記車両の前記昇降手段を下降させて前記橋梁を前記橋脚に設置し、前記所定領域の上方に前記橋梁を架設する橋梁架設段階。
  2. 前記橋梁延長段階において、前記作業架台上で前記橋梁の後端部に仮設桁を接続することにより、前記橋梁を延長することを特徴とする請求項1に記載の橋梁の送り出し架設方法。
  3. 前記橋梁送り出し段階において、前記所定領域の前後に前記車両を配置し、
    前記各車両の前記昇降手段により前記橋梁を支持して送り出すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の橋梁の送り出し架設方法。
  4. 前記作業架台は、前記橋梁の支持手段を備え、
    前記支持手段は、前記作業架台上を移動可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の橋梁の送り出し架設方法。
  5. 前記橋梁に設けた指標の相対的な距離及び角度を計測手段により計測し、
    前記計測手段による計測値に基づき、前記橋梁の位置及び姿勢を示す位置データを作成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の橋梁の送り出し架設方法。
  6. 前記車両及び前記昇降手段は、前記橋梁の架設計画における位置及び姿勢を示す架設計画位置データと、前記橋梁の位置データとの誤差に基づき前記車両及び前記昇降手段を作動させ、前記橋梁の位置を補正する位置補正手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の橋梁の送り出し架設方法。
  7. 前記橋梁に設けた指標の相対的な距離及び角度を計測手段により計測し、
    前記計測手段による計測値に基づき、前記橋梁の位置及び姿勢を示す位置データを作成することを特徴とする請求項4に記載の橋梁の送り出し架設方法。
  8. 前記支持手段は、前記橋梁の架設計画における位置及び姿勢を示す架設計画位置データと、前記橋梁の位置データとの誤差に基づき前記支持手段を作動させ、前記橋梁の位置を補正する位置補正手段を備えていることを特徴とする請求項7に記載の橋梁の送り出し架設方法。
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