JP4502388B2 - 重量物の搬送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、橋桁用構造物等の重量物を吊下げて搬送する重量物の搬送方法に関する。
例えば、幹線道路の通行止めを伴う立体交差部の橋梁架設工事においては、限られた時間で作業を完結する必要があり、しかも、道路沿いに建築物等が立ち並ぶ場合には、道路のみを工事用の用地として利用して、橋梁や機材等の組立て及び橋梁の輸送や架設を実施する必要がある。その為、事前に組立てられた橋梁の分割体である橋桁用構造物を架設場所まで一括輸送するためには、橋桁用構造物の架設場所に予め設置される支柱を高さ方向に避けて輸送する必要がある。
従来、幹線道路内に支柱より高い作業用架構を設置し、その上で組立てられた橋桁用構造物を架設位置までスライド(送り出し)させて架設する方法が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−313820号公報
しかしながら、前記従来の橋桁用構造物を架設する方法においては、未だ解決すべき以下のような問題があった。
組立てられた橋桁用構造物を順次、架設位置までスライドさせて架設するため、架設順序に制約を受けるため、施工期間が長くかかり、道路の通行止めの期間が長くなった。また、大掛かりな作業用架構、スライド装置及び牽引装置等の施工用機材に多額の費用を要した。特に、長い距離の橋梁を施工する場合には、上記の問題が大きかった。
また、車線の平面的な形状がカーブする橋梁の施工には対応できなかった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、施工が短期間で行え、施工費用も安価にできる重量物の搬送方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る重量物の搬送方法は、昇降手段を中央にしてその前後に配置されたスライド架構及び前記昇降手段を前後に跨ぐ門型形状の固定架構を有する搬送台車を、搬送対象物である重量物の幅より広い所定間隔で左右両側にそれぞれ配置する第1工程と、左右の前記搬送台車に跨がって、両側前後の前記固定架構上にリフティングビームを配置する第2工程と、前記昇降手段で前記リフティングビームを所定高さ位置まで持ち上げて、前記左右両側の搬送台車を走行させて、前記リフティングビームを前記重量物の上まで移動させる第3工程と、前記リフティングビームに吊り具を介して前記重量物を固定する第4工程と、前記昇降手段で前記リフティングビームを更に持ち上げた後、左右両側の前記搬送台車の前後にそれぞれ設けられた前記スライド架構を移動させて、前記固定架構の直下に配置し、前記昇降手段を下げて、前記固定架構と対応する前記スライド架構を連結する第5工程と、前記左右の搬送台車を平行移動させて、前記重量物を所定位置まで搬送する第6工程とを有する。
本発明に係る重量物の搬送方法において、前記第5工程で、前記スライド架構と前記固定架構の間に高さ調整用の中間架構を更に挿入してもよい。
本発明に係る重量物の搬送方法において、前記重量物は長尺物であって、前記搬送台車の前側及び後側に、それぞれ左右対となる前記昇降手段を備え、前記長尺物の前後2か所の吊り点において、それぞれ前記リフティングビームで支持して搬送してもよい。
本発明に係る重量物の搬送方法において、前記重量物は、本線の両側に側道を有する第1の幹線道路と第2の幹線道路の交差点に、前記本線を形成し前記第2の幹線道路を中央にし距離を有して対向配置されたアプローチの連結に使用する橋桁用構造物としてもよい。
本発明に係る重量物の搬送方法において、前記橋桁用構造物は前記アプローチで組み立てられ、前記左右両側に配置された搬送台車は、前記本線の両側に設けられた前記側道を通過して、前記橋桁用構造物を設置位置まで搬送してもよい。
請求項1〜5に記載の重量物の搬送方法においては、第1工程において、中央に昇降手段が配置され、またその前後にスライド架構が配置されると共に、昇降手段を前後に跨ぐ門型形状の固定架構を有する搬送台車を搬送対象物である重量物の幅より広い所定間隔で左右両側にそれぞれ配置し、第2工程において、両側前後の固定架構上にリフティングビームを左右の搬送台車に跨がって配置し、第3工程において、リフティングビームを昇降手段で所定高さ位置まで持ち上げて、左右の搬送台車を走行させて、リフティングビームを重量物の上まで移動させ、第4工程において、重量物をリフティングビームに吊り具を介して固定し、第5工程において、昇降手段でリフティングビームを更に持ち上げた後、スライド架構を移動させて、固定架構の直下に配置し、昇降手段を下げて、固定架構と対応するスライド架構を連結し、第6工程において、左右の搬送台車を平行移動させて、重量物を所定位置まで搬送するので、下にある障害物を避けてリフティングビームにより吊り下げた重量物を搬送できるため、施工が短期間で行え、施工費用も安価にでき、しかも、重量物を搬送する際、リフティングビームは、スライド架構及び固定架構を介して左右の搬送台車上に支持され、これにより、搬送時の安定性が確保できる。
特に、請求項2記載の重量物の搬送方法は、第5工程で、スライド架構と固定架構の間に高さ調整用の中間架構を更に挿入するので、搬送時の重量物の吊り高さ位置を最適にでき、搬送時の安定性が更に確保できる。
請求項3記載の重量物の搬送方法は、重量物が長尺物であって、搬送台車の前側及び後側に、それぞれ左右対となる昇降手段を備え、長尺物の前後2か所の吊り点において、それぞれリフティングビームで支持して搬送するので、例えば、橋桁用構造物等のように、長さが長く、しかも、重量が重い物の搬送が容易にできる。
請求項4記載の重量物の搬送方法は、重量物が、本線の両側に側道を有する第1の幹線道路と第2の幹線道路の交差点に、本線を形成し第2の幹線道路を中央にし距離を有して対向配置されたアプローチの連結に使用する橋桁用構造物であるので、従来のような大掛かりな作業用架構、スライド装置及び牽引装置等の施工用機材を必要とせず、交差点の立体化工事が短期間で安価に行える。
請求項5記載の重量物の搬送方法は、橋桁用構造物がアプローチで組み立てられ、左右両側に配置された搬送台車が、本線の両側に設けられた側道を通過して、橋桁用構造物を設置位置まで搬送するので、側道を用いて搬送台車を走行させることができ、搬送台車を走行させるための別の場所を別途、確保する必要がないため、施工が短期間で行え、施工費用も安価にできると共に、道路の通行止めの期間を短縮できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1(A)、(B)はそれぞれ、本発明の一実施の形態に係る重量物の搬送方法を適用する幹線道路の交差点付近の平面図、正断面、図2は同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両の正面図、図3は同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両の構成を説明する平面配置図、図4(A)、(B)〜図6(A)、(B)はそれぞれ、同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両による桁の架設工程を説明する平面図、正面図、図7(A)、(B)はそれぞれ、門型搬送車両が桁を吊下げていない場合、門型搬送車両が桁を吊下げている場合を表す説明図、図8(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、搬送台車が左右に隣接して配置された状態、門型搬送車両が前側桁を吊下げる前の状態、門型搬送車両が前側桁を吊下げた状態、門型搬送車両が架設された前側桁の上方に中央桁を吊下げた状態を表す説明図である。
図1〜図4に示すように、本発明の一実施の形態に係る重量物の搬送方法は、自走式の門型搬送車両10を用いて、本線11の両側に側道11a、11bを有する第1の幹線道路12と第2の幹線道路12aの交差点に、本線11を形成し第2の幹線道路12aを中央にし距離Rを有して対向配置されたアプローチ13、14の連結に使用する重量物(搬送対象物)の一例である、前側桁15、後側桁16及び中央桁17(橋桁用構造物)を搬送して橋梁Zを架設する方法である。また、前側桁15及び中央桁17はアプローチ13で組み立てられ、後側桁16はアプローチ14で組み立てられ、門型搬送車両10は、側道11a、11bを通過して、前側桁15、後側桁16及び中央桁17を設置位置まで搬送するようになっている。以下、これらについて詳細に説明する。なお、第1の幹線道路12の走行方向を前後方向、また、第1の幹線道路12に直交する第2の幹線道路12aの走行方向を左右方向と定義する。
図2及び図3に示すように、門型搬送車両10は、左右方向に平行間隔(中心間距離u)をあけて配置された対となる搬送台車18及び搬送台車19と、搬送台車18及び搬送台車19の前後に2組設けられた昇降手段20、21及び22、23と、昇降手段20、21及び22、23の上端にそれぞれ載置可能で、しかも、昇降手段20、21及び22、23をそれぞれ前後に跨いて載置された門型形状の固定架構51、52と、左右の対となる固定架構51、52上にそれぞれ平行間隔(中心間距離H)をあけて上架される対となるリフティングビーム24及びリフティングビーム25とを備えている。
なお、第1の幹線道路12の道路の幅Pは、例えば、14〜18m(本実施の形態では、16m)、アプローチ13、14の幅nは、例えば、8〜8.5m(本実施の形態では、8.2m)である。また、門型搬送車両10のリフティングビーム24及びリフティングビーム25の中心間距離Hは、例えば、10〜15m(本実施の形態では、12.4m)、搬送台車18及び搬送台車19の中心間距離uは、例えば、11〜14m(本実施の形態では、12.5m)、門型搬送車両10の車両の長さGは、例えば、25〜35m(本実施の形態では、30.5m)とする。更に、前側桁15、後側桁16及び中央桁17の幅はアプローチ13、14の幅nと同じとし、高さ寸法は約2mである。
図2及び図3に示すように、搬送台車18は前側から後側に向かって、前端側に油圧源26が設けられた台車セグメント27、台車セグメント27の後端部に連結された台車セグメント28及び台車セグメント28の後端部に連結された台車セグメント29を備えている。一方、搬送台車19は前側から後側に向かって、前端側に油圧源30が設けられた台車セグメント31と、台車セグメント31の後端部に連結された台車セグメント32、台車セグメント32の後端部に連結され、後端側に運転室33が設けられた台車セグメント34を備えている。更に、昇降手段20、21及び22、23近傍の搬送台車18及び搬送台車19の左右方向外側部には、それぞれ2個の転倒防止用のアウトリガー35が設けられている。
各台車セグメント27〜29、31、32、34には、左右両側にそれぞれ複数(例えば、本実施の形態では4個)のタイヤ36が取付けられた左右対となる4又6個の車軸37が設けられており、各車軸37の上下位置は油圧源26、30から供給される油圧により独立して調整可能になっている。更に、各車軸37はこれを支持する車軸支持部材(図示せず)により車軸37に直交する垂直軸の回りに360度の範囲で回転可能になっている。かかる構成によって、搬送台車18及び搬送台車19はそれぞれ、任意の方向に向けて移動することができる。
図2及び図3に示すように、搬送台車18及び搬送台車19の台車本体上部にはそれぞれ、2個の細長で矩形枠状のコモンベース38、39が水平に取付けられており、コモンベース38、39の前後方向の中央部には、昇降手段20、22及び21、23が設けられている。昇降手段20〜23はそれぞれ、間隔をあけて立設された4本のテレスコープ形の油圧シリンダ40〜43を有しており、油圧シリンダ40〜43は4段式で、ストロークsは、例えば、0〜7000mmとしている。
昇降手段20、21の油圧シリンダ40〜43の平面配置と昇降手段22、23の油圧シリンダ40〜43の平面配置は、180°位相がずれており、昇降手段20、21と昇降手段22、23とは左右方向に対向して配置されている。昇降手段20(21〜23も同じ)の油圧シリンダ40〜43の先端は、例えば、梁部材を組み合わせて水平に配置された矩形板状の荷重支持部44に固定されている。
コモンベース38、39の前後方向の両端部上には、各昇降手段20〜23を挟んで前後方向に、待機位置Tと支持位置Sとの間をスライド可能な対となるスライド架構45、46が設けられている。スライド架構45、46は、例えば、複数の柱部材をその軸方向に荷重が加えられるように組み合わせて直方体状にした構造物である。スライド架構45、46のスライド動作は、コモンベース38、39に設けられた図示しないスライド機構(例えば、ころを利用したもの)により行うようになっている。
図2及び図3に示すように、固定架構51、52は、リフティングビーム24、25の左右方向両端部が前後方向中央部に載置される上水平部材49と、上水平部材49の前後方向両端部に垂下された支持部材50、50aとを備えている。
平面視して棒状に形成されたリフティングビーム24、25の両端部はそれぞれ、固定架構51、52の上水平部材49の長手方向の中央部上面に載置されている。固定架構51、52の上水平部材49の長手方向の中央部下面はそれぞれ、昇降手段20、21及び22、23の荷重支持部44に載置可能に構成されており、昇降手段20、22及び21、23により固定架構51、52を介してリフティングビーム24及びリフティングビーム25をそれぞれ同時に昇降することができる。
対となる左右の荷重支持部44には、それぞれの荷重支持部44の昇降高さを検出する昇降高さセンサ(図示せず)が取付けられている。従って、各荷重支持部44に固定架構51(52)を介して載置されたリフティングビーム24(リフティングビーム25も同じ)の水平レベルを昇降高さセンサにより検出し、検出結果に応じて、昇降手段20、22(21、23)の油圧シリンダ40〜43へ供給する油量を調整することによって、リフティングビーム24を常に水平を保持した状態で昇降することができる。また、昇降手段20、22と昇降手段21、23の油圧シリンダ40〜43へ供給する油量を調整することによって、リフティングビーム24とリフティングビーム25との高さ位置を任意に調整することができるようになっている。
図2及び図3に示すように、固定架構51(52も同じ)の支持部材50、50aは、支持位置Sにあるスライド架構45、46にそれぞれ載置されるようになっており、支持部材50、50aもスライド架構45、46と同様、複数の柱部材をその軸方向に荷重が加えられるように組み合わせて直方体状にした構造物としている。なお、固定架構51、52とスライド架構45、46によって、リフティングビーム24及びリフティングビーム25を搬送台車18及び搬送台車19上に支持する支持架構が構成される。
リフティングビーム24(リフティングビーム25も同じ)の左右方向中間部にはそれぞれ、ワイヤ玉掛け用吊り具59(図8(C)、(D)参照)を取付けるための取付け孔53が下部に形成された逆三角形状の対となる取付けブラケット54、55が取付けられている。なお、リフティングビーム24(リフティングビーム25も同じ)は、図2に示すように、上水平部材49に直交して、前後に平行間隔をあけて配置された水平部材56、57と、水平部材56、57の左右方向中間部上にそれぞれ設けられ、前後方向中央部の下端に取付けブラケット54、55が固定された取付け部材58とを備えている。
かかる構成によって、2個のワイヤ玉掛け用吊り具59をリフティングビーム24及びリフティングビーム25にそれぞれ取付けた門型搬送車両10は、図7(B)及び図8(C)、(D)に示すように、固定架構51、52をスライド架構45、46により支持した状態で、前側桁15、後側桁16及び中央桁17を搬送することができる。図8(B)〜図8(D)中の符号48は、前側桁15、後側桁16及び中央桁17の下部に予め配置され、ワイヤ玉掛け用吊り具59の下端部と連結される吊り金具を表している。
次に、門型搬送車両10を用い、本発明の一実施の形態に係る重量物の搬送方法を適用して第1の幹線道路12と第2の幹線道路12aの交差点に、前側桁15、後側桁16及び中央桁17からなる橋梁Zを架設する方法について、図を参照しながら説明する。
まず、事前の作業について説明する。
図1に示すように、施工側の道路である第1の幹線道路12の内側の本線11(例えば、上下2車線)を通行止めして、事前に、土木工事により幅nのアプローチ13、14を施工して、アプローチ13上で中央桁17、前側桁15を製作し、アプローチ13の後側上に下から順次、中央桁17、前側桁15を載置し、一方、アプローチ14上で後側桁16を製作し、アプローチ14の前側上に後側桁16を載置する。なお、図8(B)及び(C)に示すように、前側桁15は中央桁17上に複数のスペーサ47及び吊り金具48を介して載置されている。また、アプローチ13とアプローチ14との間に、間隔をあけて2個の支柱60、61を設ける。アプローチ13及びアプローチ14のスロープは、一例として、1/20である。
図1及び図8(A)に示すように、アプローチ13と支柱60との間のスペースを機材準備ヤードYとして用い、機材準備ヤードYにて搬送台車18及び搬送台車19を左右に並べて組立てる。搬送台車18及び搬送台車19を左右に並べた場合の幅Fは、アプローチ13及びアプローチ14の幅n以内に収まるようにしている。従って、搬送台車18及び搬送台車19の中心間距離f≦F/2(本実施の形態では、f=4.1m)となる。搬送台車18及び搬送台車19上には、コモンベース38、39を設け、コモンベース38、39上にスライド架構45、46を待機位置Tに配置する。
次に、本作業について説明する。
図4に示すように、第1の幹線道路12及び第2の幹線道路12aの交差点付近を、例えば、夜間全面通行止めにして、機材準備ヤードYにある任意の方向に移動可能な搬送台車18及び搬送台車19(図8(A)参照)をそれぞれ側道11a、11bに移動して左右方向の間隔をあける(第1工程)。
図7(A)に示すように、搬送台車18及び搬送台車19のコモンベース38、39上の支持位置S上に固定架構51、52が載置され、スライド架構45、46が待機位置Tに位置し、昇降手段20〜23の荷重支持部44を下限位置(L)にした状態で、リフティングビーム24、リフティングビーム25を順次、固定架構51、52に上架することにより、門型搬送車両10を構成する(第2工程)。
リフティングビーム24(リフティングビーム25も同じ)を上架した状態として、昇降手段20〜23の荷重支持部44の上端と固定架構51、52の上水平部材49の下端との間には少しの隙間(例えば、150mm)があいている。
最初に、前側桁15の搬送及び架設について、主として図4及び図5を参照して説明する。
図4(A)、(B)及び図8(B)に示すように、搬送台車18及び搬送台車19の固定架構51、52上にそれぞれ上架されたリフティングビーム24及びリフティングビーム25を昇降手段20〜23により、約4500mmジャッキアップし、門型搬送車両10をアプローチ13上に配置された前側桁15の玉掛け位置Kまで走行して停止する(第3工程)。この際、固定架構51、52の下端部とスライド架構45、46の上端部とが高さ方向に約1000mmラップしている(図8(B)参照)。
昇降手段20〜23によりリフティングビーム24及びリフティングビーム25を前側桁15の玉掛けレベル直近高さまで下げて(約150mm)、4本のワイヤ玉掛け用吊り具59により前側桁15の玉掛けを行う(第4工程)。
図5(A)、(B)に示すように、昇降手段20〜23によりリフティングビーム24及びリフティングビーム25を、約1300mmジャッキアップし、前側桁15を水平に吊上げる。この時、スライド架構45、46の上端と固定架構51、52の支持部材50、50aの下端との高さ方向の隙間は約150mmとしている。次いで、図7(B)に示すように、待機位置Tにあるスライド架構45、46を支持位置Sにスライドさせて、リフティングビーム24及びリフティングビーム25を約150mm下降して、図8(C)に示すように、固定架構51、52の支持部材50、50aをスライド架構45、46に載置し、固定架構51、52の支持部材50、50aとスライド架構45、46とをボルトにより固定する(第5工程)。これにより、前側桁15をスライド架構45、46を介して、搬送台車18及び搬送台車19上に支持することができる。なお、ここで、スライド架構45、46の下端部に設けられた前記スライド機構を取り除く。
昇降手段20〜23の油圧シリンダ40〜43の圧油を抜き、支持架構に荷重を移行する。
図5(A)、(B)及び図8(C)に示すように、門型搬送車両10を前側桁15の架設位置M(機材準備ヤードYと実質的に同じ位置)まで走行して停止する(第6工程)。
固定架構51、52の支持部材50、50aとスライド架構45、46とのボルトを外し、昇降手段20〜23にてリフティングビーム24及びリフティングビーム25を、約150mmジャッキアップし、事前に取付けられた前記スライド機構を介してスライド架構45、46を待機位置Tにスライドする。昇降手段20〜23によりリフティングビーム24及びリフティングビーム25を約2000mm下降して、図1(B)に2点鎖線で示すように、前側桁15の両端部をそれぞれ、アプローチ13の後端部及び支柱60に載置する。
前側桁15から4本のワイヤ玉掛け用吊り具59を取り外す。
次に、後側桁16の搬送及び架設について説明する。
昇降手段20〜23によりリフティングビーム24及びリフティングビーム25を、ジャッキアップし(約2000mm)、図1(A)、(B)に示すアプローチ14上に配置された後側桁16の玉掛け位置kまで、門型搬送車両10を走行して停止する。以下、前側桁15の搬送及び架設と同一手順により、図1(B)に2点鎖線で示すように、後側桁16をアプローチ14の前端部及び支柱61(架設位置m)に載置する。
最後に、中央桁17の搬送及び架設について、主として図6を参照して説明する。
昇降手段20〜23によりリフティングビーム24及びリフティングビーム25を、ジャッキアップし(約2000mm)、図6(A)、(B)に示すように、門型搬送車両10をアプローチ13上の中央桁17の玉掛け位置Kまで走行して停止する。以下、前側桁15及び後側桁16の搬送及び架設と同一手順で、図1(B)に2点鎖線で示すように、架設位置Xで中央桁17を前側桁15の後端部と後側桁16の前端部とに接続する。なお、図8(D)は、架設位置Mに架設された前側桁15の上方を中央桁17が、門型搬送車両10により吊下げられて搬送されている状態を表している。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の重量物の搬送方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
搬送対象物である重量物として、前側桁15、後側桁16及び中央桁17を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の重量物を用いることもできる。長尺、例えば、50〜60mの前側桁15、後側桁16及び中央桁17を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、短尺の重量物を搬送することもでき、その結果、左右の搬送台車に1のリフティングビームを上架することもでき、更に、状況に応じて、3以上のリフティングビームを上架することもできる。
第1の幹線道路12の本線11は片側1車線(上下2車線)を備えたが、これに限定されず、必要に応じて、両側1車線(上下1車線)又は片側2車線、3車線とすることもできる。また、第1の幹線道路12は本線11の両側に側道11a、11bを備えたが、これに限定されず、必要に応じて、側道を備えていなくてもよい。
搬送台車18及び搬送台車19は、第1の幹線道路12の本線11で左右に並べて組立てた後、側道11a、11bに移動して間隔をあけて配置したが、これに限定されず、必要に応じて、初めから、搬送台車18及び搬送台車19を間隔をあけて配置して組立てることもできる。
また、アプローチ13と支柱60との間にて、搬送台車18及び搬送台車19を組立てたが、これに限定されず、必要に応じて、別の場所(例えば、アプローチ14と支柱61との間)で搬送台車18及び搬送台車19を組立てることもできる。
更に、搬送台車18及び搬送台車19は、アプローチ13、14区間以外の場所で組立てた後、所定の位置まで自走して来ることもできる。
支持架構は、固定架構51、52と、固定架構51、52を載置可能で搬送台車18及び搬送台車19上にそれぞれ昇降手段20〜23を前後に挟んでスライド可能に設けられたスライド架構45、46とを備えたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の構造とすることもできる。
固定架構51、52の支持部材50、50aをスライド架構45、46の上端に載置したが、これに限定されず、必要に応じて、スライド架構の上端に、高さ調整用の中間架構を着脱可能に設けることもできる。なお、この高さ調整用の中間架構は、前記した第5工程においてスライド架構45、46と固定架構51、52の間に挿入することができる。
また、スライド架構45、46を移動し、固定架構51、52の支持部材50、50aを固定したが、これに限定されず、逆に、スライド架構45、46に対応する部分をコモンベース38、39に固定し、固定架構51、52の支持部材50、50aに対応する部分をスライド可能に構成することもできる。
吊り具を備えたリフティングビーム24及びリフティングビーム25をジャッキアップする昇降手段20〜23として、複数のテレスコープ形油圧シリンダ40〜43を設けたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の構造の昇降手段を設けることもできる。また、4本の油圧シリンダ40〜43を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、2、3本又は5本以上の油圧シリンダを用いることもできる。
アプローチ13上で前側桁15及び中央桁17を製作し、アプローチ14上で後側桁16を製作したが、これに限定されず、門型搬送車両10により吊り下げ可能な位置であれば、その他の場所で前側桁15、後側桁16及び中央桁17桁を製作することもできる。ただし、図8(B)〜(D)に示すように、前側桁15及び中央桁17(後側桁16も同じ)がアプローチ13上にある場合には、前側桁15及び中央桁17の吊りストロークを短くすることができる。
また、アプローチ13、14区間以外の場所で組立てた桁を、アプローチ13又は14を越えて架設位置まで搬送し、架設することもできる。
橋梁Zを3本の前側桁15、後側桁16及び中央桁17により構成したが、これに限定されず、必要に応じて、1、2本又は4本以上の桁により橋梁を構成することもできる。また、橋梁Zを平面視して、直線状に形成したが、これに限定されず、必要に応じて、曲線状に形成することもできる。
吊り具としてリフティングビーム24及びリフティングビーム25に4本のワイヤ玉掛け用吊り具59を設けたが、これに限定されず、桁を懸架、即ち、吊下げることができれば、必要に応じて、その外の構造の吊り具を用いることもできる。
(A)、(B)はそれぞれ、本発明の一実施の形態に係る重量物の搬送方法を適用する幹線道路の交差点付近の平面図、正断面である。 同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両の正面図である。 同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両の構成を説明する平面配置図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両による桁の架設工程を説明する平面図、正面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両による桁の架設工程を説明する平面図、正面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、同重量物の搬送方法に用いる門型搬送車両による桁の架設工程を説明する平面図、正面図である。 (A)、(B)はそれぞれ、門型搬送車両が桁を吊下げていない場合、門型搬送車両が桁を吊下げている場合を表す説明図である。 (A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ、搬送台車が左右に隣接して配置された状態、門型搬送車両が前側桁を吊下げる前の状態、門型搬送車両が前側桁を吊下げた状態、門型搬送車両が架設された前側桁の上方に中央桁を吊下げた状態を表す説明図である。
符号の説明
10:門型搬送車両、11:本線、11a、11b:側道、12:第1の幹線道路、12a:第2の幹線道路、13、14:アプローチ、15:前側桁(重量物)、16:後側桁(重量物)、17:中央桁(重量物)、18、19:搬送台車、20〜23:昇降手段、24、25:リフティングビーム、26:油圧源、27〜29:台車セグメント、30:油圧源、31、32:台車セグメント、33:運転室、34:台車セグメント、35:アウトリガー、36:タイヤ、37:車軸、38、39:コモンベース、40〜43:油圧シリンダ、44:荷重支持部、45、46:スライド架構、47:スペーサ、48:吊り金具、49:上水平部材、50、50a:支持部材、51、52:固定架構、53:取付け孔、54、55:取付けブラケット、56、57:水平部材、58:取付け部材、59:ワイヤ玉掛け用吊り具、60、61:支柱

Claims (5)

  1. 昇降手段を中央にしてその前後に配置されたスライド架構及び前記昇降手段を前後に跨ぐ門型形状の固定架構を有する搬送台車を、搬送対象物である重量物の幅より広い所定間隔で左右両側にそれぞれ配置する第1工程と、
    左右の前記搬送台車に跨がって、両側前後の前記固定架構上にリフティングビームを配置する第2工程と、
    前記昇降手段で前記リフティングビームを所定高さ位置まで持ち上げて、前記左右両側の搬送台車を走行させて、前記リフティングビームを前記重量物の上まで移動させる第3工程と、
    前記リフティングビームに吊り具を介して前記重量物を固定する第4工程と、
    前記昇降手段で前記リフティングビームを更に持ち上げた後、左右両側の前記搬送台車の前後にそれぞれ設けられた前記スライド架構を移動させて、前記固定架構の直下に配置し、前記昇降手段を下げて、前記固定架構と対応する前記スライド架構を連結する第5工程と、
    前記左右の搬送台車を平行移動させて、前記重量物を所定位置まで搬送する第6工程とを有することを特徴とする重量物の搬送方法。
  2. 請求項1記載の重量物の搬送方法において、前記第5工程で、前記スライド架構と前記固定架構の間に高さ調整用の中間架構を更に挿入することを特徴とする重量物の搬送方法。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の重量物の搬送方法において、前記重量物は長尺物であって、前記搬送台車の前側及び後側に、それぞれ左右対となる前記昇降手段を備え、前記長尺物の前後2か所の吊り点において、それぞれ前記リフティングビームで支持して搬送することを特徴とする重量物の搬送方法。
  4. 請求項3記載の重量物の搬送方法において、前記重量物は、本線の両側に側道を有する第1の幹線道路と第2の幹線道路の交差点に、前記本線を形成し前記第2の幹線道路を中央にし距離を有して対向配置されたアプローチの連結に使用する橋桁用構造物であることを特徴とする重量物の搬送方法。
  5. 請求項4記載の重量物の搬送方法において、前記橋桁用構造物は前記アプローチで組み立てられ、前記左右両側に配置された搬送台車は、前記本線の両側に設けられた前記側道を通過して、前記橋桁用構造物を設置位置まで搬送することを特徴とする重量物の搬送方法。
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