JP4403579B2 - 跨道橋の既設橋脚撤去方法 - Google Patents

跨道橋の既設橋脚撤去方法 Download PDF

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Description

本発明は、主として道路や線路等の車両走行路を跨ぐ跨道橋の架け替えに際し、車両走行路間に設置されている橋脚を解体撤去する跨道橋の既設橋脚撤去方法に関する。
上記の如き跨道橋は、道路又は線路等の車両走行路を跨ぐ橋桁を備え、その両端を橋台及び橋脚に支持させた構造を有し、跨道橋を介して連続する道路又は線路等の既設構造体の一部を構成している。
老朽化や災害による破損等に起因して既設の跨道橋の架け換えを行う場合に、その跨道橋の撤去は、床版部や橋桁を撤去した後、車両走行路間に設置されている橋脚を撤去することにより行われている。
この既設橋脚の撤去は、例えば、車両走行路の通行を規制した上で、橋脚の周囲に防護用の建枠を設置し、その建枠内でワイヤーソーイング装置や破砕機等を用いて橋脚を多数の小ブロック、即ちクレーン等で搬送できるとともにトラック等の運搬車両に積載可能な大きさのブロックに分割し、その小ブロックを車両走行路上に設置されたクローラクレーン等を用いて運搬車両に搭載させ、その運搬車両で運び去る方法により行われている。
また、交通量の多い場所では、車両走行路を全面通行止めすることが困難であるため、車両走行路の一部、例えば片側車線を規制して作業ヤードを確保し、既設橋脚を跨ぐ配置に門型クレーンを設置し、解体された小ブロックを門型クレーンにより吊り上げて作業ヤード内の所定位置まで移動させ、そこでクローラクレーンを用いて運搬車両に搭載させる方法が採られている。
しかし、上述の如き従来の技術では、撤去作業中はクローラクレーンや門型クレーン等が終日車両走行路を占領している為に終日全面通行止めや片面通行規制等の規制を長期に亘って実施しなければならず、それにより迂回の強要や渋滞の発生等、近隣交通網に支障をきたすという問題があった。
そこで本発明は、上述の従来技術の問題を鑑み、車両走行路の交通規制を最小限に抑え、且つ工期の短縮を図ることができる跨道橋の既設橋脚撤去方法の提供を目的とする。
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、線路又は道路等の車両走行路を跨ぐ既設跨道橋の解体に際し、該跨道橋の橋桁下に前記車両走行路を覆う防護工を設置し、前記橋桁の上方に間隔を隔てて架設した鋼製桁を使用して既設橋桁を撤去した後、該既設橋桁を支持していた橋脚を解体して撤去する跨道橋の既設橋脚撤去方法において、前記既設橋桁を撤去した後、前記防護工上に支持させて前記既設橋脚を跨ぐ配置に門型クレーンを設置し、前記既設橋脚を小ブロックに解体し、その小ブロックを前記門型クレーンにより吊り上げて前記鋼製桁下まで横送りし、該鋼製桁に備えた移動吊り装置により所定位置に搬送する跨道橋の既設橋脚撤去方法であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加え、前記鋼製桁には、主桁部の一端側に連続した延長桁部を有するエレクションガーダーを使用し、前記主桁部の後端側を、解体しようとする跨道橋を挟む非解体部分の一方側上に、ガーダー移動台車を介して支持させるとともに、前記延長桁部を前記非解体部分の他方側上にベントを介して支持させ、然る後、前記主桁部と防護工との間に後方ベントを介在させ、該後方ベントと前記ガーダー移動台車とによって前記主桁部を2点支持させた状態で該主桁部下の橋桁を撤去した後、前記既設橋脚の撤去を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加え、既設橋脚の解体を、前記防護工上に支持させたワイヤーソーイング機をもって行うことを特徴とする。
本発明に係る跨道橋の既設橋脚撤去方法においては、線路又は道路等の車両走行路を跨ぐ既設跨道橋の解体に際し、該跨道橋の橋桁下に前記車両走行路を覆う防護工を設置し、前記橋桁の上方に間隔を隔てて架設した鋼製桁を使用して既設橋桁を撤去した後、該既設橋桁を支持していた橋脚を解体して撤去する跨道橋の既設橋脚撤去方法において、
前記既設橋桁を撤去した後、前記防護工上に支持させて前記既設橋脚を跨ぐ配置に門型クレーンを設置し、前記既設橋脚を小ブロックに解体し、その小ブロックを前記門型クレーンにより吊り上げて前記鋼製桁下まで横送りし、該鋼製桁に備えた移動吊り装置により所定位置に搬送することによって、車両走行路の交通規制を最小限に抑え、渋滞や迂回等の支障を緩和することができ、また、効率良く搬送することができるので工期の短縮を図ることができ、それにより施工コストも低減される。
前記鋼製桁には、主桁部の一端側に連続した延長桁部を有するエレクションガーダーを使用し、前記主桁部の後端側を、解体しようとする跨道橋を挟む非解体部分の一方側上に、ガーダー移動台車を介して支持させるとともに、前記延長桁部を前記非解体部分の他方側上にベントを介して支持させ、然る後、前記主桁部と防護工との間に後方ベントを介在させ、該後方ベントと前記ガーダー移動台車とによって前記主桁部を2点支持させた状態で該主桁部下の橋桁を撤去した後、前記既設橋脚の撤去を行うことによって、好適に小ブロックの搬送を行えるとともに、使用したエレクションガーダーを続いて行われる新設跨道橋の架設工事にも使用することができる。
既設橋脚の解体を、前記防護工上に支持させたワイヤーソーイング機をもって行うことによって、既設橋脚を好適に小ブロックに分割解体することができるとともに、車両走行路に設置されないので車両走行路を傷つけない。
次に本発明方法の実施形態を図面に示した実施例に基づいて説明する。
図1、図2は、本発明方法の実施するための装置の概略構成を示し、図中符号1は既設跨道橋の橋脚、符号2は防護工、符号3は橋桁の上方に間隔を隔てて架設した鋼製桁、符号4は門型クレーン、符号5は橋脚1の解体に使用するワイヤーソーイング機である。
跨道橋(跨線橋を含む)は、道路又は線路等の車両走行路6を跨ぐ橋桁を備え、その両端を橋台7a,7b及び橋脚1に支持させた構造を有し、跨道橋を介して連続する道路又は線路等の既設構造体の一部を構成している。尚、以下において、図1中既設構造体の左側を後方、右側を前方として説明する。
防護工2は、走行路6両側の路肩部6a,6aにそれぞれ間隔を置いて立設された複数の支柱8,8…と、路肩部6aに沿って立設させた支柱8,8…の上端に走行路方向に向けて支持させた桁枠9,9と、両桁枠9,9間に架け渡された支持用梁10,10…とをもって構成された支持枠体11の上面部に防護床板12を敷設することにより形成されている。尚、この防護工2の上面部には、その両側に手すり2a,2aが設置されている。
各支柱8,8…は、補強用連結材14,14…を介して橋脚1外面又は橋台7a,7b外面に支持されている。
防護床板12は、複数の平板状の鋼製板材又はコンクリート製板材を並べて設置することにより構成されている。尚、防護床板12は、容易に排水できるように勾配をつけて設置することが好ましい。
このように構成された防護工2は、走行路6,6を覆って、上方より落下してくる落下物等より走行路6を走行する車両を防護するとともに、橋脚撤去時の作業足場としても使用される。
鋼製桁3には、エレクションガーダーを使用し、エレクションガーダー3は、主桁部15と、主桁部15の前方に連続配置された延長桁部(手延桁)16とを備え、ガーダー移動台車18及びベント19,20に支持させている。
主桁部15は、内部に間隔を置いて補強部材が配置された角筒状に形成され、その長さは少なくとも橋脚1、橋台7b間距離より長く形成されている。
延長桁部16は、主桁部15の前方端部に固定され、主桁部15に比べ軽量になっている。
この延長桁部16は、エレクションガーダー3をその長手方向に移動させる際に、この延長桁部16を仮支持ベント19に支持させておくことによりガーダー3の荷重バランスを調整し、安定して移動させることができるようになっている。
また、エレクションガーダー3には、主桁部15を長手方向に移動可能な移動吊り装置21が備えられている。
移動吊り装置21は、図3に示すように、主桁部15の上面に敷設された移動用軌道22上を走行可能な台車部23と、該台車部23上に支持された上側梁部24と、該上側梁部24の両側部より垂下された伸縮可能なチェーンブロック等の吊り装置25,25と、主桁部15の下側で両吊り装置25,25に支持された下側梁部26とを備え、吊り装置25,25を伸ばした状態で下側梁部26に取付用金具27を介して小ブロックaや橋桁を取り付けられる位置まで降ろされ、吊り装置25,25を収縮させることにより吊り上げるようになっている。
ガーダー移動台車17,18は、図4に示すように、跨道橋を挟む非解体部分の一方側30、即ち後方の非解体部に敷設されたガーダー移動用軌道31上を移動可能な台車部32と、台車部32上に支持された支持装置33とを備えている。
台車部32は、間隔をおいて平行配置された一対の支持枠体34,34と、両支持枠体34,34間に支持された支持台35とをもって門型に形成され、支持枠体34の下端部にガーダー移動用軌道31のレール31a上を走行するための車輪36,36…を備えている。
また、台車部32は、支持台35の両側部に、エレクションガーダー3の横移動を規制する規制枠体37,37を備えている。
支持装置33は、主桁部15を長手方向で移動不能に支持する状態と、支持を解除した状態とに操作され、主桁部15を支持した状態でガーダー移動台車17,18がガーダー移動用軌道31上を移動することによりエレクションガーダー3がその長手方向で移動でき、支持を解除した状態では移動台車17,18が主桁部15下を移動できるようになっている。
また、ガーダー移動用軌道31の内側部には、移送用軌道38が敷設され、この移送用軌道38上を移送用台車39が走行するようになっており、この移送用台車39は、ガーダー移動台車17,18の両支持枠体34,34間を通り抜けることができるようになっている。
ベント19,20は、防護工2上又は橋台7a上に枠状に組み立てられ、その上端部に送り用ローラを備え、ガーダー移動台車17,18によりエレクションガーダー3がその長手方向に移動する際に、その下面部を長手方向に移動可能且つ浮き上がり不能に支持するようになっている。尚、両ベント19,20は、エレクションガーダー3停止時にはエレクションガーダー3を移動不能に支持するようになっている。
門型クレーン4は、図5に示すように、それぞれ防護工2上に支持された支持枠部40,41と、両支持枠部40,41間に支持された梁部42とを備え、既設橋脚を跨ぐ配置の門型に形成されている。
支持枠部40,41は、下端部に車輪47,47を備え、それぞれ防護工2上にその長手方向に向けて敷設されたクレーン移送用軌道46のレール46a上を移動できるようになっている。
また、門型クレーン4は、梁部42上にその長手方向、即ち支持枠部間方向で移動可能に設置されたトロリー43と、トロリー43より下向きに設置された昇降可能な吊り手段44とを備え、吊り手段44の下端部に小ブロックaを取り付けるための取付金具ユニット45が取り付けられている。
このように構成された門型クレーン4は、吊り手段44により小ブロックaを吊り上げ、その状態で所定位置までクレーン移送用軌道46上を移動し、その位置でさらにトロリー43を移動させることにより、小ブロックaをエレクションガーダー3下まで横送りすることができるようになっている。
ワイヤーソーイング機5は、図6に示すように、防護工2上に敷設された解体機用軌道50上を移動する装置本体51と、該装置本体51により循環駆動される無端状の切断用ワイヤ52とを備え、被切断物の外周に切断予定線に沿って切断用ワイヤ52を巻き付け、その切断用ワイヤ52を緊張させつつ循環駆動させることにより被切断物を切断するようになっている。
次に、このような装置を使用した跨道橋の既設橋脚の撤去方法について説明する。
まず、既設橋脚1の撤去に当たり、既設の床板及び橋桁60,61の撤去を行う。
床板及び橋桁60の撤去を行うには、図7に示すように、橋桁60,61下に防護工2,2を設置するとともに、床板を撤去した後の既設橋桁60上に、エレクションガーダー3を主桁部15が橋台7aと橋脚1との間に架け渡されるように設置する。このとき、エレクションガーダー3は、その主桁部15の一方の端部を既設橋桁61上に前方ガーダー移動台車18を介して支持させ、他方の端部を橋台7a上にベント19を介して支持させ、延長桁部16の前端部を既設構造体上に仮支持ベント62を介して支持させている。
この状態で、移動吊り装置21,21に既設橋桁60を吊り下げ保持させその長手方向に移動させるとともに、橋桁60のエレクションガーダー3の後方端部に到達した部分から順次移送用台車39に載せ替え、この移送用台車39により移送用軌道38を通ってその先にある作業ヤードまで撤去する。
橋桁60の撤去が終了したら、次に、図8に示すように、後方ガーダー移動台車17を前方に移動させて主桁部15の後端部を前方ガーダー移動台車18より後方ガーダー移動台車17に載せ替え、この後方ガーダー移動台車17に主桁部15後端部を支持させ、該移動台車17をガーダー移動用軌道31上に沿って自走させることによりエレクションガーダー3をその長手方向後方に移動させる。
このとき、前方ガーダー移動台車18は、主桁部15を支持していない状態で現位置又はその位置より前方で待機させておき、エレクションガーダー3は、仮支持ベント62より外れ、ベント19を新しい仮支持ベントとして後方ガーダー移動台車17及び仮支持ベント19により2点支持させた状態で移動するようになっている。
次に、エレクションガーダー3が所定位置まで移動したら、図9に示すように、前方ガーダー移動台車18を後方に移動させ、主桁部15の後端部を後方ガーダー移動台車17より載せ替え、後方ガーダー移動台車17をエレクションガーダー3の後方に移動させる。
そして、防護工2上にベント20を組み立てて、主桁部15の前端部を後方ベント20を介して防護工2上に支持させる。
これにより、エレクションガーダー3は、主桁部15の後端部を非解体部分である橋台7b上に前方ガーダー移動台車18を介して支持させ、主桁部15の前端部を防護工2上に後方ベント20を介して支持させ、延長桁部16の前端部を非解体部分である橋台7a上に仮支持ベント19を介して支持させる。
これにより、エレクションガーダー3の移動が完了し、この状態で橋脚1と橋台7bとの間に架け渡された橋桁61の撤去を行う。即ち、移動吊り装置21,21に解体された既設橋桁61を吊り下げ保持させその長手方向に移動させるとともに、橋桁61のエレクションガーダー3の後方端部に到達した部分から順次移送用台車39に載せ替え、この移送用台車39,39…により移送用軌道38を通ってその先にある作業ヤードまで撤去する。
既設橋桁61の撤去が完了したら、図1に示すように、両防護工2、2がエレクションガーダー3下に現れ、この防護工2,2上に支持させ既設橋脚1を跨ぐ配置に門型クレーン4を設置するとともに、防護工2上にワイヤーソーイング機5を設置し、この状態で既設橋脚1の撤去を行う。
まず、ワイヤーソーイング機5を使用して既設橋脚1を複数の小ブロックa,a…、即ち、クレーン及び運搬車両により運搬可能な大きさのブロックに分割する。
この分割された小ブロックaを取付用金具ユニット45により吊り手段44の下端に取り付け、門型クレーン4により吊り上げ、門型クレーン4をクレーン移動用軌道46上で所定位置まで移動させる。
そして、その位置で梁部42の長手方向、即ち支持枠部間方向でトロリー43を移動させ、小ブロックaをエレクションガーダー3の主桁部15下まで移動させる。即ち、門型クレーン4により小ブロックaを主桁部15下の積み替え位置まで横送りする。
この所定の積み替え位置で、小ブロックaを門型クレーン4の吊り手段44の下端より取り外し、移動吊り装置21の両吊り装置25,25に支持された下側梁部26に取り付け金具27により取り付ける。
そして、両吊り装置25,25を収縮させて小ブロックaを移動吊り装置21により吊り上げ、その状態で移動吊り装置21の台車部23を台車移動用軌道22上を走行させて主桁部15の長手方向後方に向けて移動させ、小ブロックaを搬送する。
移動吊り装置21により小ブロックaを所定の位置、即ち前方ガーダー移動台車18の手前まで搬送したら、吊り装置25,25を伸長させて小ブロックaを吊り降ろし、移送用軌道38上に設置した移送用台車39に載せる。
そして、移送用台車39により移送用軌道38を通ってその先にある作業ヤードまで小ブロックaを撤去し、その作業ヤードでトラック等の運搬車両に載せられる。
全ての小ブロックaについて上記の作業を繰り返し、既設橋脚1の撤去が完了する。
既設橋脚1の撤去が終了した後、エレクションガーダー3はその位置に設置したままにしておき、架け替える新しい跨道橋の設置に用いることができる。
尚、複数の橋脚が橋桁下に間隔を置いて配置された構造のものであってもよく、その場合には、図7〜図9及び図1に示す工程を繰り返し、順次移動しつつ各橋脚の撤去を行う。
また、上述の実施例では、橋脚の解体をワイヤーソーイング機で行う例について説明したが、破砕機等のその他の装置を使用して橋脚の解体を行っても良い。
本発明方法における橋脚撤去時の概略構成を示す側面図である。 同上の平面図である。 図1中の移動吊り装置の概略を示す正面図である。 同上のガーダー移動台車の概略を示す正面図である。 同上の門型クレーンを示す正面図である。 同上のワイヤーソーイング機の概略を示す斜視図である。 第1の既設橋桁撤去工程の状態を示す側面図である。 エレクションガーダー移動工程の状態を示す側面図である。 第2の既設橋桁撤去工程の状況を示す側面図である。
符号の説明
1 既設橋脚
2 防護工
3 エレクションガーダー
4 門型クレーン
5 ワイヤーソーイング機
6 車両走行路
7 橋台
8 支柱
9 桁枠
10 支持用梁
11 支持枠体
12 防護床板
14 補強用連結材
15 主桁部
16 延長桁部
17 後方ガーダー移動台車
18 前方ガーダー移動台車
19,20 ベント
21 移動吊り装置
22 移動用軌道
23 台車部
24 上側梁部
25 吊り装置
26 下側梁部
27 取付用金具
30 既設構造体一方側部
31 ガーダー移動用軌道
32 台車部
33 支持装置
34 支持枠体
35 支持台
36 車輪
37 規制枠体
38 移送用軌道
39 移送用台車
40,41 支持枠部
42 梁部
43 トロリー
44 吊り手段
45 取付金具ユニット
46 クレーン移送用軌道
47 車輪
50 解体機用軌道
51 装置本体
52 切断用ワイヤ
60,61 既設橋桁
62 仮支持ベント

Claims (3)

  1. 線路又は道路等の車両走行路を跨ぐ既設跨道橋の解体に際し、該跨道橋の橋桁下に前記車両走行路を覆う防護工を設置し、前記橋桁の上方に間隔を隔てて架設した鋼製桁を使用して既設橋桁を撤去した後、該既設橋桁を支持していた橋脚を解体して撤去する跨道橋の既設橋脚撤去方法において、
    前記既設橋桁を撤去した後、前記防護工上に支持させて前記既設橋脚を跨ぐ配置に門型クレーンを設置し、前記既設橋脚を小ブロックに解体し、その小ブロックを前記門型クレーンにより吊り上げて前記鋼製桁下まで横送りし、該鋼製桁に備えた移動吊り装置により所定位置に搬送することを特徴としてなる跨道橋の既設橋脚撤去方法。
  2. 前記鋼製桁には、主桁部の一端側に連続した延長桁部を有するエレクションガーダーを使用し、前記主桁部の後端側を、解体しようとする跨道橋を挟む非解体部分の一方側上に、ガーダー移動台車を介して支持させるとともに、前記延長桁部を前記非解体部分の他方側上にベントを介して支持させ、然る後、前記主桁部と防護工との間に後方ベントを介在させ、該後方ベントと前記ガーダー移動台車とによって前記主桁部を2点支持させた状態で該主桁部下の橋桁を撤去した後、前記既設橋脚の撤去を行う請求項1に記載の跨道橋の既設橋脚撤去方法。
  3. 既設橋脚の解体を、前記防護工上に支持させたワイヤーソーイング機をもって行う請求項1又は2に記載の跨道橋の既設橋脚撤去方法。
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