JP2002155501A - 立体式迂回路の構築方法 - Google Patents

立体式迂回路の構築方法

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JP2002155501A JP2001030605A JP2001030605A JP2002155501A JP 2002155501 A JP2002155501 A JP 2002155501A JP 2001030605 A JP2001030605 A JP 2001030605A JP 2001030605 A JP2001030605 A JP 2001030605A JP 2002155501 A JP2002155501 A JP 2002155501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の交通路上に作業領域を確保する場合に
おいて、迂回路の構築用地を確保する必要がなく、既存
の交通に対する影響を低減して立体式迂回路を容易に構
築することで、周辺地域社会の環境および経済活動に対
する影響を低減するとともに、施工期間の短縮及び施工
費の削減が実現可能な立体式迂回路の構築方法を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 交通路における立体式迂回路1’の構築
方法であって、分割された橋梁20’を、交通路3に立
設した作業台から順次に送り出し、交通路3に沿って所
定の間隔をあけて打設した複数の支柱4間に架設するこ
とで、交通路3の上方に橋梁20を構築する橋梁送り出
し工程と、橋梁20の所定部を降下させて、橋梁20と
交通路3を接続することで、橋梁20によって交通路3
に立体式迂回路1’を構築する橋梁降下工程とを含むこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体式迂回路の構
築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交通路等を開削して地下にトンネル等の
構造物を構築する施工方法では、作業区間の交通路を撤
去して掘削を行い、地下に構造物を構築した後に作業区
間の交通路を復元するため、作業区間の交通路の通行が
規制されていた。
【0003】このように、通行規制された交通路では、
以下の方法によって既存の車両の通行を確保していた。 (1)作業区間の交通路の周辺に構築した同一平面上の
迂回路を経由して既存の車両を通行させる、迂回路によ
る通行方法。 (2)作業区間の交通路を分割して規制し、部分的に車
線の通行を停止して施工を行い、同時に他の車線のみを
用いて交互に既存の車両を通行させる、分割規制による
通行方法。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
作業区間における交通路の通行方法では、以下の問題が
存在していた。 (1)前記迂回路による通行方法では、同一平面上の迂
回路の構築用地を確保しなければならず、また、同一平
面上の迂回路の構築に係る施工期間を長く必要とするた
め、施工費が高くなっていた。
【0005】(2)前記分割規制による通行方法では、
作業区間の交通路の通行量が制限されるため、交通渋滞
が発生し、周辺地域社会の環境及び経済活動に対する影
響が大きくなり、また、一括して施工が行えないため、
施工期間が長く必要となり、施工費が高くなっていた。
【0006】したがって、作業区間の交通路の直上に立
体式迂回路を構築して通行を確保することが望まれる
が、立体式迂回路の構築は交通路の通行を停止する必要
があり、周辺地域社会の環境及び経済活動に対する影響
が大きくなるため、効果的な施工方法の開発が望まれて
いた。
【0007】そこで本発明は、既存の交通路上に作業領
域を確保する場合において、迂回路の構築用地を確保す
る必要がなく、既存の交通に対する影響を低減して立体
式迂回路を容易に構築することで、周辺地域社会の環境
および経済活動に対する影響を低減するとともに、施工
期間の短縮及び施工費の削減が実現可能な立体式迂回路
の構築方法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決すべく構成されるものであり、請求項1に記載の発明
は、交通路における立体式迂回路の構築方法であって、
(1)分割された橋梁を、交通路に立設した作業台から
順次に送り出し、交通路に沿って所定の間隔をあけて打
設した複数の支柱間に架設することで、交通路の上方に
橋梁を構築する、橋梁送り出し工程と、(2)橋梁の所
定部を降下させて、橋梁と交通路を接続することで、橋
梁によって交通路に立体式迂回路を構築する、橋梁降下
工程とを含むことを特徴とする。
【0009】ここで、交通路とは、道路、鉄道線路等の
各種交通機関の通行路をいう。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、交通路の
上方空間を利用して、分割された橋梁を作業台から支柱
間に順次に送り出すことで、橋梁を交通路の上方に構築
するため、既存の交通路の通行に影響を与えることなく
施工を行うことができる。さらに、橋梁降下工程では、
橋梁の所定部を降下させることで、交通路に立体式迂回
路を容易に構築できるため、施工期間を短縮することが
できる。また、橋梁を交通路の上方空間である作業台で
分割製作することができるため、搬入が容易になるとと
もに、施工用地を縮小することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の立体式迂回路の構築方法であって、橋梁送り出
し工程において、分割された橋梁の送り出しを可動式架
台によって行うことを特徴とする。
【0012】これによれば、可動式架台によって分割さ
れた橋梁の送り出しを、交通路の上方空間を利用して行
うため、既存の交通路の通行に影響を与えることなく、
施工を行うことができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の立体式迂回路の構築方法であっ
て、橋梁降下工程において、橋梁の所定部を支柱の降下
装置によって降下させることを特徴とする。
【0014】これによれば、橋梁の降下を目的とした装
置を交通路に設置する必要がないことから、橋梁の降下
作業が簡易化されるため、夜間等の交通路の停止時間帯
に施工を完了することができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれか一項に記載の立体式迂回路の構
築方法であって、前記橋梁が仮設橋であることを特徴と
する。
【0016】ここで、請求項4に記載の発明を必要とす
る交通路は、地下に構造物を構築するための開削工事、
あるいは、交通路の破損、補修等により、既存の交通路
上に作業領域を確保する必要があり、一部区間を作業区
間として通行を規制する交通路である。また、仮設橋と
は、既存の交通路上の作業期間のみに使用されるもので
あり、作業終了後は撤去されることになる。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、仮設の立
体式迂回路を既存の交通路の通行に影響を与えずに容易
に構築することができる。
【0018】したがって、本発明の立体式迂回路の構築
方法では、交通路の上方に既存の交通に対する影響を低
減して立体式迂回路を容易に構築し、立体式迂回路と交
通路を容易に接続することができるため、周辺地域社会
の環境及び経済活動に対する影響が低減されるととも
に、施工期間の短縮及び施工費の削減を図ることができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、同一要素には同
一符号を用い、重複する説明は省略するものとする。
【0020】[第1実施形態]本発明の第1実施形態に係
る立体式迂回路の構築方法は、自動車の道路、列車の線
路、あるいは歩道等の交通路に適用可能であるが、この
実施の形態では、自動車の道路を開削して地下にトンネ
ル等の構造物を構築する施工方法を対象とし、地下に構
造物を構築するために規制された作業区間における車両
の通行を、仮設の立体式迂回路に盛り替える場合を例と
して説明する。
【0021】図1は仮設橋送り出し工程を示した図で、
作業台及び支柱の側面図である。図2は仮設橋送り出し
工程を示した図で、(a)は図1のA−A断面図、
(b)は図1のB−B断面図である。図3は仮設橋送り
出し工程を示した図で、仮設橋を送り出した際を示す側
面図である。図4は仮設橋送り出し工程を示した図で、
図3のC−C断面図である。図5は仮設橋降下工程を示
した図で、(a)は仮設橋の側面図、(b)は仮設橋の
降下側面図である。図6は仮設橋降下工程を示した図
で、仮設橋降下後の地下トンネル等の工事状況図(図5
(b)のD−D断面図)である。
【0022】まず、本発明の第1実施形態に係る立体式
迂回路の構築方法における各装置を説明する。作業台6
は後記する仮設橋2を分割製作する作業場としての役割
を果たすものであり、図1,図2(a)に示すように、
道路3の両側の路肩3’,3’に立設している脚部7,
7と、その脚部7,7の上部に架設されている板状のス
テージ8とから構成されている、門型形状の台である。
この作業台6のステージ8は安定性を考慮して複数の脚
部7によってステージ8を支持するのが好ましい。
【0023】そして、支柱4及び支持梁5は仮設橋2を
支持する役割を果たすものであり、、図1,図2(b)
に示すように、支柱4は道路3の両側の路肩3’,3’
に左右対称に打設されている棒状の柱であり、一箇所に
おいて数本で対となる各支柱4,4の上部に支持梁5が
道路3を横断する方向に架設されていて、この支持梁5
で仮設橋2を支持する。さらに、支持梁5は支柱4に設
置したジャッキ構造等の降下装置(図示せず)によって
垂直方向に移動することができる。
【0024】また、可動式架台9は後記する分割された
仮設橋2’を作業台6から支柱4に搬送する役割を果た
すものであり、図3,図4に示すように、道路3の両側
の路肩3’,3’に立設している脚部11,11の上部
に、支持梁10が道路3を横断する方向に架設されてい
て、この支持梁10で架設橋2を支持する。さらに、脚
部11の下部に車輪12が設置されていて、後記する2
本のレール13上を可動式架台9が移動できる。そし
て、2本のレール13は、道路3の路肩3’において、
道路3の長手方向に沿って仮設架台9の脚部11,11
と同じ幅をあけて敷設されている。ここで、作業台6、
支柱4及び可動式架台9は、仮設橋2を支持したときの
荷重に耐えられるものであれば、その材料及び構造は限
定されるものではないが、仮設橋2を支持したときの安
定性を十分考慮した構造とする必要がある。
【0025】そして、仮設橋2は立体式迂回路1を構成
する役割を果たすものであり、図3,図4に示すよう
に、上面に路面15を有する橋であって、長手方向に複
数の分割された仮設橋2’から構成されている。この分
割された仮設橋2’は、車両20の通行を安全に行える
ものであれば、その材質及び構造は限定されるものでは
ないが、作業台6のステージ8上で製作されることを考
慮すると、作業工程を簡略化して短期間に製作すること
が望まれるため、例えば、鋼材などによるトラス構造の
骨組みに、鋼板又は鉄筋コンクリート製などの板を路面
15として設置する、組立式の構造が好ましい。
【0026】次に、本発明の第1実施形態に係る立体式
迂回路の構築方法について説明する。 (1)前記仮設橋送り出し工程では、図1,図2(a)
に示すように、作業台6を道路3の所定の位置に立設す
る。これにより、作業台6のステージ8は道路3の直上
に配置される。次に、図1,図2(b)に示すように、
各支柱4を道路3の長手方向に所定の間隔をあけて道路
3に打設する。これにより、各支柱4の上部に架設した
支持梁5は道路3の直上に配置される。次に、図3,図
4に示すように、道路3の路肩3’に仮設架台9の脚部
11,11と同じ幅をあけて2本のレール13,13を
敷設する。そして、レール13,13上に可動式架台9
を立設する。これにより、可動式架台9は道路3を移動
することができるため、可動式架台9の支持梁10は道
路3の直上を移動することができる。
【0027】次に、作業台6のステージ8を作業場とし
て、分割された仮設橋2’を道路3の直上で製作する。
この分割された仮設橋2’は分割した部材で構成される
ため、施工現場に容易に搬入し、仮設橋2の製作を道路
3の上方空間で行うことにより、仮設橋2の搬入におけ
るトラック等の搬送機械及びクレーン等の揚重機が小型
化できる。次に、図3,図4に示すように、分割された
仮設橋2’を可動式架台9の支持梁10に受け替える。
そして、道路3の直上で可動式架台9を所定の位置まで
移動させて、長手方向に隣接する支柱4間に架設するこ
とにより、支柱4の支持梁5に受け替える。
【0028】次に、図5(a)に示すように、仮設橋送
り出し工程を繰り返すことにより、道路3の直上に分割
した仮設橋2’によって構成された仮設橋2を構築す
る。また、仮設橋降下工程の後において、作業台6、可
動式架台9及びレール13は以降の工程で使用しないた
め、作業に影響を与えるのであれば撤去するのが好まし
い。
【0029】以上、架設橋送り出し工程では、道路3の
上方空間を利用して、仮設橋2を道路3の上方に構築す
るため、既存の車両30の通行に影響を与えずに施工を
行うことができる。
【0030】そして、(2)立体式迂回路降下工程で
は、図5(b)に示すように、分割された仮設橋2’を
支持している各支柱4の支持梁5の位置を、各支柱4ご
とに定められた所定位置まで降下させることで仮設橋2
に斜路部Lを設け、仮設橋2の両端部に摺付け部14を
設置して道路3と接続することで、道路3に立体式迂回
路1を容易に短時間で構築できる。このとき、支持梁5
の降下は支柱4に設置された降下装置(図示せず)によ
って行う。この降下装置の構造は限定されるものではな
いが、ジャッキ構造等の簡易な構造のものが好ましい。
例えば、先端部が支持梁5を支持しているロッドを縮退
させることにより、その位置を降下させる、油圧ジャッ
キ式装置等を用いることができる。
【0031】最後に、図6に示すように、道路3の直上
にある立体式迂回路1の路面15を使用して既存の車両
30の通行を確保しながら、立体式迂回路1の直下の道
路3を掘削して地下に構造物を構築し、道路3を復元し
た後に、立体式迂回路1を撤去する。
【0032】以上、前記仮設橋降下工程では、仮設橋2
の降下を目的とした装置を道路3に設置する必要がな
く、仮設橋2の降下作業が簡易化され、夜間等の道路3
の停止時間帯に施工を完了することができる。
【0033】[第2実施形態]前記第1実施形態では、
仮設の立体式迂回路を構築する場合について説明した
が、本発明の立体式迂回路の構築方法は、下部における
作業が終了した後に、立体式迂回路の撤去を行わずに、
そのまま本設橋として使用する立体式迂回路(以下、
「本設の立体式迂回路」という)を構築する場合にも適
用することができる。この第2実施形態では、橋梁を使
用して本設の立体式迂回路を構築する場合を例として説
明する。
【0034】図7は本設の立体式迂回路の橋梁降下工程
を示した図で、(a)は橋梁の側面図、(b)は橋梁の
降下側面図である。図8は本設の立体式迂回路を示した
図7(b)のE−E断面図である。図9は橋梁送り出し
工程を示した図で、(a)は橋梁を送り出した際を示す
正面断面図、(b)は補強用桁を送り出した際を示す正
面断面図である。
【0035】この本設の立体式迂回路1’の構築方法
は、前記仮設の立体式迂回路1の構築方法と略同様の構
成となっており、橋梁20と仮設橋2の構造のみが異な
っている。すなわち、橋梁20は、図7及び図8に示す
ように、周辺地域に対する騒音を低減するため、橋梁2
0を構成する中空の橋桁21の中空部22に吸音材23
を設けるとともに、本設橋として長期間の使用に対する
耐久性を備える必要があるため、橋梁20の下面に補強
用桁24を備えた構造である。そのため、可動式架台9
による送り出し工程において、図9(a)に示すよう
に、まず、分割した橋梁20’を可動式架台9によって
送り出し、支柱4の支持梁5に仮受けする。次に、図9
(b)に示すように、補強用桁24を可動式架台9によ
って送り出し、分割した橋梁20’と一体化した後に、
支柱4の支持梁5に受け替えることにより、道路3の直
上に橋梁20を構築する。これにより、騒音を低減する
とともに、耐久性に優れた本設の立体式迂回路1’を、
道路3の通行に影響を与えずに容易に構築することがで
きる。
【0036】以上、本発明を前記実施形態によって説明
したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではな
い。前記本発明の立体式迂回路の構築方法と実質的に同
一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いか
なるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0037】
【発明の効果】したがって、本発明の立体式迂回路の構
築方法では、交通路の上方に既存の交通に対する影響を
低減して立体式迂回路を容易に構築し、立体式迂回路と
交通路を容易に接続することができることから、周辺地
域社会の環境及び経済活動に対する影響を低減するとと
もに、施工期間の短縮及び施工費の削減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る仮設橋送り出し工
程を示した図で、作業台及び支柱の側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る仮設橋送り出し工
程を示した図で、(a)は図1のA−A断面図、(b)
は図1のB−B断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る仮設橋送り出し工
程を示した図で、仮設橋を送り出した際を示す側面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施形態に係る仮設橋送り出し工
程を示した図で、図3のC−C断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る仮設橋降下工程を
示した図で、(a)は仮設橋の側面図、(b)は架設橋
の降下側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る仮設橋降下工程を
示した図で、仮設橋降下後の地下トンネル等の工事状況
図(図5(b)のD−D断面図)である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る本設の立体式迂回
路の橋梁降下工程を示した図で、(a)は橋梁の側面
図、(b)は橋梁の降下側面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る本設の立体式迂回
路を示した図7(b)のE−E断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る橋梁送り出し工程
を示した図で、(a)は橋梁を送り出した際を示す正面
断面図、(b)は補強用桁を送り出した際を示す正面断
面図である。
【符号の説明】 1.......仮設の立体式迂回路 1’......本設の立体式迂回路 2.......仮設橋 2’......分割された仮設橋 3.......既存の道路 3’......既存の道路の路肩 4.......支柱 5.......支柱の支持梁 6.......作業台 7.......作業台の脚部 8.......作業台のステージ 9.......可動式架台 10.......可動式架台の支持梁 11.......可動式架台の脚部 12.......可動式架台の車輪 13.......レール 14.......摺付け部 15.......立体式迂回路の道路 20.......橋梁 20’......分割された橋梁 21.......橋桁 22.......橋桁の中空部 23.......吸音材 24.......補強用桁 30.......車両 L.......立体式迂回路の斜路部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の工程を含むことを特徴とする、交
    通路における立体式迂回路の構築方法。 (1)分割された橋梁を、交通路に立設した作業台から
    順次に送り出し、前記交通路に沿って所定の間隔をあけ
    て打設した複数の支柱間に架設することで、前記交通路
    の上方に橋梁を構築する、橋梁送り出し工程。 (2)前記橋梁の所定部を降下させて、前記橋梁と前記
    交通路を接続することで、前記橋梁によって前記交通路
    に立体式迂回路を構築する、橋梁降下工程。
  2. 【請求項2】 前記橋梁送り出し工程において、前記分
    割された橋梁の送り出しを可動式架台によって行うこと
    を特徴とする、請求項1に記載の立体式迂回路の構築方
    法。
  3. 【請求項3】 前記橋梁降下工程において、前記橋梁の
    所定部を前記支柱の降下装置によって降下させることを
    特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の立体式迂回
    路の構築方法。
  4. 【請求項4】 前記橋梁が仮設橋であることを特徴とす
    る、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の立体
    式迂回路の構築方法。
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