JP3730002B2 - 印刷機及び印刷方法 - Google Patents

印刷機及び印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3730002B2
JP3730002B2 JP1344698A JP1344698A JP3730002B2 JP 3730002 B2 JP3730002 B2 JP 3730002B2 JP 1344698 A JP1344698 A JP 1344698A JP 1344698 A JP1344698 A JP 1344698A JP 3730002 B2 JP3730002 B2 JP 3730002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blanket cylinder
ink
printing
plate
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1344698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11198337A (ja
Inventor
秀次郎 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsumura Printing Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsumura Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Mitsumura Printing Co Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1344698A priority Critical patent/JP3730002B2/ja
Publication of JPH11198337A publication Critical patent/JPH11198337A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3730002B2 publication Critical patent/JP3730002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レジスト剤やペーストなど機能性樹脂の印刷や、液晶用カラーフィルターなど高品質を求められる製品の印刷に適する印刷機及び印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、機能性樹脂を印刷する場合、一般にはシルク印刷機が使われている。シルク印刷法は、樹脂の印刷適性など比較的問われないことや厚盛り印刷が可能であることから、プリント基盤の作製やレジスト剤のパターニングなどに広く使用されている。また液晶用カラーフィルターの印刷にはオフセット印刷機が使用され、必要によって平坦化処理装置を併用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
シルク印刷においては、シャを使用しているため寸法精度や解像度に限界があって高精細な製品には使用されず、一方オフセット印刷はインキの糸曳き現象が起きるので微視的レベルでのインキ膜厚にムラを生じ、これがフィルターを作製する場合の大きな問題となっていた。
【0004】
本発明はこのような従来の実状に鑑み、精度を落とすことなく厚盛りができ、しかも表面が平坦であることを併せ持つ印刷機及び印刷方法を提供することを意図している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、ブランケット胴を有しインキや樹脂をブランケットを通して印刷を行う印刷機及び印刷方法において、印刷版及び被印刷体を押圧して回転するブランケット胴に対しインキベタを形成する手段又は機能性樹脂を塗布する手段を設けたことを主旨とする。
【0006】
更に本発明は、上記印刷機及び印刷方法における印刷版及び被印刷体を押圧して回転するブランケット胴に対しインキベタを供給する手段又は塗布された機能性樹脂を供給する手段を設けたことによって、前記従来技術におけるような問題点を有することのない印刷機及び印刷方法を提供したものである。また、本発明の印刷方法を実施する場合、或いは本発明の印刷機を使用するにあたっては、ブランケット胴に撥インキ性処理されたブランケット(主にはシリコンブランケット)を用いることを前提とする。なお、前記ブランケット胴はシリコンシートを巻いたブランケット胴であるとよい。
(1)本発明の印刷方法は、インキ皮膜又は樹脂皮膜(以下、インキ皮膜又は樹脂皮膜のいずれかを指すとき、「インキ等の皮膜」という。)を形成する手段により展色ロール上に該インキ等の皮膜を形成し、撥インキ性処理されたブランケット(主にはシリコンブランケットである。以下同じ。)胴上に前記インキ等の皮膜を転移させて該ブランケット胴上に前記インキ等の皮膜を形成し、前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキ又は樹脂(以下、インキ又は樹脂のいずれかを指すとき、「インキ等」という。)を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写する印刷方法である。
(2)また、本発明の印刷方法は、呼び出しロールを経て練りロールにインキ等を供給し 、該練りロールから撥インキ性処理されたブランケット胴上に該インキ等を供給してインキ等の皮膜を形成し、前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキ等を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法である。
(3)また、本発明の印刷方法は、インキ等の皮膜を形成する手段により展色シート上にインキ等の皮膜を形成し、撥インキ性処理されたブランケット胴上に前記インキ等の皮膜を転移させて該ブランケット胴上にインキ等の皮膜を形成し、前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキ等を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法である。
(4)また、上記の本発明の印刷方法において、印刷版として樹脂凸版を使用することができる。更には、該樹脂凸版として、小サイズの印刷版の集合による付け合わせのものを使用することができる。
(5)また、本発明の印刷機は、撥インキ性処理されたブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させて該ブランケット胴上のインキ等を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させて該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写する印刷機において、前記ブランケット胴上にインキ等の皮膜を転移する展色ロールと、前記展色ロールに前記インキ等を供給し、該展色ロール表面に均一な前記インキ等の皮膜を形成する手段とを設けている。
(6)また、本発明の印刷機は、撥インキ性処理されたブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキ等を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写する印刷機において、前記ブランケット胴上に呼び出しロールを経て練りロールからインキ等を供給して該ブランケット胴上にインキ等の皮膜を形成する手段を設けている。
(7)また、本発明の印刷機は、撥インキ性処理されたブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキ等を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写する印刷機において、展色シートにインキ等の皮膜を形成し、該インキ等の皮膜を前記ブランケット胴上に転移させるインキ等の皮膜を形成する手段を設けている。
(8)また、本発明の印刷機は、インキ等の皮膜を形成する手段により撥インキ性処理されたブランケット胴上にインキ等の皮膜を形成し、前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させて該ブランケット胴上のインキ等を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させて該ブランケット胴上に残っているインキ等を前記被印刷体に転写する印刷機において、前記インキ等の皮膜を形成する手段と、前記ブランケット胴と、前記版定盤とが、夫々対応するように複数設けられている。
(9)また、本発明は、上記の本発明の印刷機において、前記ブランケット胴と共通のフレームに、前記印刷版を洗浄する凸版洗浄ユニットがさらに設けられている印刷機をも提供する。
(10)また、上記の本発明の印刷機において、印刷版として樹脂凸版を使用することができる。更には、前記樹脂凸版として、小サイズの印刷版の集合による付け合わせのものを使用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の印刷方法では、シリコンシートを巻き付けてなるブランケット胴上にインキ又は樹脂のベタを形成する。そして樹脂凸版をこれに押圧し、該凸部分のインキ又は樹脂をブランケット面から除去するとともに、残されたインキ又は樹脂を被印刷体に転写する。本発明は、更に、このような一連のプロセスを行う印刷機をも提供する。
【0008】
【実施例】
次に本発明の印刷機及び印刷方法につき、実施例を挙げて説明する。
【0009】
(実施例1)
図1(a)〜(c)は、展色ロール4上で塗布面を形成し、ブランケット胴3上に転写する例を示す。シリコンシート(図を省略)を巻き付けたブランケット胴3は、ガラス定盤1、版定盤2を備えた固定フレーム19に沿って移動する可動フレーム20に取り付けられ、ブランケット胴3に上記展色ロール4が接して回転するもので、展色ロール4にはデスペンサー5、ブレード6を設けてある。
【0010】
この実施例1の動きは下記の順序となる。
1)デスペンサー5にて定められた量のインキ又は樹脂を展色ロール4上に滴下する。
2)ブレード6にて該インキをロール4表面に均一に展色する。
3)該展色インキ皮膜7をブランケット胴3上に転移する(図(a)参照)。
4)ブランケット胴3上のインキ皮膜7に版定盤2上の凸版8を押圧し、凸部分インキ9をブランケット上のインキ皮膜から除去する(図(b)参照)。
5)ブランケット胴3上の残りの(求める形状の)インキ皮膜10を定盤1上のガラス基板11に転写する(図(c)参照)。
【0011】
(実施例2)
図2は、ブランケット胴3上で直接塗布面を形成する例を示す。この場合の動きは下記のとおりである。
1)デスペンサー5にて定められた量のインキ又は樹脂をブランケット胴3上に滴下する。
2)ブレード6にて該インキをブランケット胴3の表面に均一に塗布する。
3)ブランケット胴3上のインキ皮膜7に凸版8を押圧し、凸部分インキ9をブランケットのインキ皮膜から除去する(図1の(b)と共通)。
4)ブランケット上の残りの(求める形状の)インキ皮膜10を、ガラス基板11に転写する(図1の(c)と共通)。
【0012】
(実施例3)
図3は、上記デスペンサー5の代わりに練りロール12を使用しブランケット胴3上で塗布面を形成する例を示す。
すなわち壺13から呼び出しロール14を経て練りロール12にインキを供給し、ブランケット胴3にインキを供給する。そしてブランケット胴3に取り付けてあるブレード6によって平坦な皮膜7が形成される。以後の動きは実施例1及び2と同じであり、同一符号は同一部分を示す。
【0013】
(実施例4)
図4は、実施例1の条件でカラ−フィルター作製を想定した3色機構成の例を示すもので、完全にインキが100%転写されるため、wet on wetで3色機構成が可能となる。図中2−R・2−G・2−Bは版定盤、3−R・3−G・3−Bはブランケット胴、5−R・5−G・5−Bはデスペンサー、6−R・6−G・6−Bはブレード、8−R・8−G・8−Bは凸版、18は凸版洗浄ユニットを示し、その他の符号は前述の実施例と同一である。
【0014】
(実施例5)
図5は、別手段としてコーティングユニット17を持った例(請求項3、6、11、15)を示すもので、ガラス定盤1、版定盤2が一体となって水平に移動する機構が構成され、両定盤と接して定点で回転するブランケット胴3、ブランケット胴3にはシリコンシートである展色シート15を挟み押圧するように圧着ロール16が取り付けてある。展色シート15は長尺となっており、供給手段であるコーティングユニット17を介している。
【0015】
その動きを説明すると、コーティングユニット17によって展色シート15にインキ皮膜が形成される。形成された皮膜はブランケット胴3の回転とともに展色シート15が移動しブランケット胴3の表面に転写される。以後の動きは実施例1〜3と同じである。
【0016】
上述した本発明の印刷機を使用するにあたっては、ブランケット胴3に撥インキ性処理されたブランケット(主にはシリコンブランケット)を用いることを前提とする。シリコンシート上に形成されたインキ皮膜7は凸版8やガラス等の基材を押圧すると接触した部分の全てを基材に転写させる性質がある。
【0017】
ところで通常インキ等樹脂が基材から基材へ転写されていく場合インキ等は両方に別れ、糸曳き現象が起きる。この糸曳き現象がインキ体質のムラを起こし平坦性、画素形状の低下や膜厚ムラの原因となり品質の低下を招いている。一般の印刷においては、ローラーで練る、版へのインキング、版からブランケットへの転写、ブランケットから基板への転写の全てのプロセスで糸曳き現象が生じており、これが印刷特有の品質とその品質的限界を作っている。
【0018】
これに対し本装置を使用した製法においては、一切この糸曳き現象を起こすプロセスを含んでいないためフォトリソ法における画像形成の品質と殆ど同じものができる。また実験した結果においても別表のように現在の印刷法よりフォトリソ法に近い品質のものが得られた。
【0019】
【表1】
Figure 0003730002
【0020】
因みに上記の表1における項目の「平坦性」とは、バラツキのレンジを示す値であって数値は小さい方が良く、「画素直線性」は、ウネリの幅レンジを示す値であってこれも数値は小さい方が良く、「インキ盛り量」とは、盛り量の融通性を示すもので数値は大きい方が良く、「寸法精度」は原理的要素に起因し、数値は小さい方が良い。しかして上記の結果から従来のカラ−フィルターに比べて本発明によるカラ−フィルターの優れていることが確認できた。
【0021】
【発明の効果】
以上のような本発明は以下のような特有の効果を奏する。
(1)インキ形状を安定させるため転写時に行うスリップと平坦化させるためのプレスを行わないため、マスク形状に忠実な画像形成ができることとなり、所謂デルタ型−CFも作製可能となる。
(2)画像エッジの直線性が良いため、現在フォトリソ法によって作製している遮光幕の形成法としても使用できる。また高精細CF(40〜50μ)にも対応できる。
(3)転写は一回で行うためタクト(色入れのみ)は現在の70秒が20秒となり、1/3以下となる。
(4)インキの糸曳き現象がないためCFの平坦性が一段上がり、LCD表示のざらつき感が減る。
(5)凸版のデザインを変えることにより、印刷によるオーバーコート法として使用できる。
(6)インキの転写は常に100%で行われるためwet on wetの印刷が可能となり、3色機構想(3色CF)が可能であり、また4色機構想(BM+3色CF)も可能となる。
(7)ブランケットのインキ離れが良いため(現在はないが)ガラス基板厚0.5mmにも対応できる。
(8)樹脂凸版を使うため小サイズ版の集合による付け合わせ印刷が可能となり将来の付け合わせによる基板の大型化においても、大型のマスク、露光機が不要となるため製造工程のコストアップを抑えることができる。また大型化に伴う寸法や位置の歪みにも版の位置補正で対応することができる。
(9)従来のフォトリソ法が、1)塗布、2)乾燥、3)露光、4)現像、5)乾燥と多くの工程を必要とするのに対し、本発明においては1)塗布・転写と胴の1回転、2)乾燥のみ、と極めて短い工程とタクトで行われるため製造コストを低くすることができる。
(10)更に別の用途でのインキ厚盛り印刷についてもシルク印刷に近い厚盛りを維持しつつオフセット印刷の精度と解像度が得られる印刷法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 展色ロール上で塗布面を形成しブランケット面に転写する実施例であり(a)は全体の側面図、(b)はブランケット胴から凸版がインキを取る説明図、(c)はブランケット胴からガラス基板へインキが転写される説明図である。
【図2】 ブランケット胴で直接塗布面を形成する実施例側面図である。
【図3】 デスペンサーの代わりに練りロールを使用しブランケット上で塗布面を形成する実施例側面図である。
【図4】 カラ−フィルター作製を想定した3色機構成の実施例側面図である。
【図5】 別手段としてコーティングユニットを持った実施例側面図である。
【符号の説明】
1 ガラス定盤
2 版定盤
3 ブランケット胴
4 展色ロール
6 ブレード
7 インキ皮膜
8 凸版
9 凸部分インキ
10 残りのインキ皮膜
11 ガラス基板
15 展色シート
16 圧着ロール
17 コーティングユニット
19 固定フレーム
20 可動フレーム

Claims (19)

  1. インキ皮膜を形成する手段により展色ロール上に該インキ皮膜を形成し、
    撥インキ性処理されたブランケット胴上に前記インキ皮膜を転移させて該ブランケット胴上に前記インキ皮膜を形成し、
    前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキを除去し、
    前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法。
  2. 呼び出しロールを経て練りロールにインキを供給し、該練りロールから撥インキ性処理されたブランケット胴上に該インキを供給してインキ皮膜を形成し、
    前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキを除去し、
    前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法。
  3. インキ皮膜を形成する手段により展色シート上にインキ皮膜を形成し、
    撥インキ性処理されたブランケット胴上に前記インキ皮膜を転移させて該ブランケット胴上にインキ皮膜を形成し、
    前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキを除去し、
    前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法。
  4. 樹脂皮膜を形成する手段により展色ロール上に該樹脂皮膜を形成し、
    シリコンブランケット胴上に前記樹脂皮膜を転移させて該シリコンブランケット胴上に該樹脂皮膜を形成し、
    前記シリコンブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該シリコンブランケット胴上の樹脂を除去し、
    前記シリコンブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該シリコンブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法。
  5. 呼び出しロールを経て練りロールに樹脂を供給し、該練りロールからシリコンブランケット胴上に該樹脂を供給して樹脂皮膜を形成し、
    前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させブランケット胴上の樹脂を除去し、
    前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法。
  6. 樹脂皮膜を形成する手段により展色シート上に樹脂皮膜を形成し、
    シリコンブランケット胴上に前記樹脂皮膜を転移させて該シリコンブランケット胴上に前記樹脂皮膜を形成し、
    前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上の樹脂を除去し、
    前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写することを特徴とする印刷方法。
  7. 前記印刷版が樹脂凸版であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の印刷方法。
  8. 前記樹脂凸版が小サイズの印刷版の集合による付け合わせであることを特徴とする請求項7に記載の印刷方法。
  9. 撥インキ性処理されたブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させて該ブランケット胴上のインキを除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷 体に押圧して回転させて該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写する印刷機において、
    前記ブランケット胴上にインキ皮膜を転移する展色ロールと、
    前記展色ロールに前記インキを供給し、該展色ロール表面に均一な前記インキ皮膜を形成する手段とを設けていることを特徴とする印刷機。
  10. 撥インキ性処理されたブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキを除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写する印刷機において、
    前記ブランケット胴上に呼び出しロールを経て練りロールからインキを供給して該ブランケット胴上にインキ皮膜を形成する手段を設けていることを特徴とする印刷機。
  11. 撥インキ性処理されたブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上のインキを除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写する印刷機において、
    展色シートにインキ皮膜を形成し、該インキ皮膜を前記ブランケット胴上に転移させるインキ皮膜を形成する手段を設けていることを特徴とする印刷機。
  12. インキ皮膜を形成する手段により撥インキ性処理されたブランケット胴上にインキ皮膜を形成し、前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させて該ブランケット胴上のインキを除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させて該ブランケット胴上に残っているインキを前記被印刷体に転写する印刷機において、
    前記インキ皮膜を形成する手段と、前記ブランケット胴と、前記版定盤とが、夫々対応するように複数設けられていることを特徴とする印刷機。
  13. シリコンブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上の樹脂を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写する印刷機において、
    前記ブランケット胴上に樹脂皮膜を転移させる展色ロールと、
    前記樹脂を前記展色ロール上に供給して前記樹脂皮膜を形成する手段とを設けていることを特徴とする印刷機。
  14. シリコンブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上の樹脂を除去し、前記シリコンブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該シリコンブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写する印刷機において、
    前記シリコンブランケット胴上に呼び出しロールを経て練りロールから樹脂を供給し、該シリコンブランケット胴上に樹脂皮膜を形成する手段を設けていることを特徴とする印刷機。
  15. シリコンブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上の樹脂を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写する印刷機において、
    展色シートに樹脂皮膜を形成し、該樹脂皮膜を前記ブランケット胴上に転移させる樹脂皮膜を形成する手段を設けていることを特徴とする印刷機。
  16. 樹脂皮膜を形成する手段によりシリコンブランケット胴上に樹脂皮膜を形成し、前記ブランケット胴を、版定盤上の印刷版に押圧して回転させ該ブランケット胴上の樹脂を除去し、前記ブランケット胴を、定盤上の被印刷体に押圧して回転させ該ブランケット胴上に残っている樹脂を前記被印刷体に転写する印刷機において、
    前記樹脂皮膜を形成する手段と、前記ブランケット胴と、前記版定盤とが、夫々対応するように複数設けられていることを特徴とする印刷機。
  17. 前記ブランケット胴と共通のフレームに、前記印刷版を洗浄する凸版洗浄ユニットが設けられていることを特徴とする請求項9〜16のいずれか1項に記載の印 刷機。
  18. 前記印刷版が樹脂凸版であることを特徴とする請求項9〜17のいずれか1項に記載の印刷機。
  19. 前記樹脂凸版が小サイズの印刷版の集合による付け合わせであることを特徴とする請求項18に記載の印刷機。
JP1344698A 1998-01-07 1998-01-07 印刷機及び印刷方法 Expired - Fee Related JP3730002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1344698A JP3730002B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 印刷機及び印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1344698A JP3730002B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 印刷機及び印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11198337A JPH11198337A (ja) 1999-07-27
JP3730002B2 true JP3730002B2 (ja) 2005-12-21

Family

ID=11833371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1344698A Expired - Fee Related JP3730002B2 (ja) 1998-01-07 1998-01-07 印刷機及び印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3730002B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7516697B2 (en) 2005-01-26 2009-04-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd Single color press and method of operating same, and method of manufacturing liquid crystal color filter
US7972949B2 (en) 2007-08-31 2011-07-05 Nec Corporation Electronic component and display device and a method of manufacturing the same

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4108012B2 (ja) * 2003-07-08 2008-06-25 光村印刷株式会社 樹脂塗布基板製造装置
JP5095908B2 (ja) * 2004-01-28 2012-12-12 住友化学株式会社 印刷装置及び印刷方法
JP4710296B2 (ja) * 2004-09-30 2011-06-29 凸版印刷株式会社 パターン形成方法及びパターン形成装置
JP4715150B2 (ja) * 2004-09-30 2011-07-06 凸版印刷株式会社 パターン形成方法及びパターン形成装置
KR100628275B1 (ko) 2004-11-04 2006-09-27 엘지.필립스 엘시디 주식회사 인쇄노즐
KR101085141B1 (ko) 2004-12-17 2011-11-21 엘지디스플레이 주식회사 단차가 있는 패턴 형성방법, 그를 이용한 박막트랜지스터형성방법 및 액정표시소자 제조방법
KR101085140B1 (ko) 2004-12-23 2011-11-21 엘지디스플레이 주식회사 액정표시소자용 기판 형성 방법
JP4655724B2 (ja) * 2005-03-31 2011-03-23 凸版印刷株式会社 パターン形成装置とパターン形成方法
JP4696644B2 (ja) * 2005-03-31 2011-06-08 凸版印刷株式会社 微細パターン形成方法およびそれに用いる形成装置
JP4857584B2 (ja) * 2005-03-31 2012-01-18 凸版印刷株式会社 パターン形成方法、およびパターン形成装置
JP4815851B2 (ja) * 2005-04-15 2011-11-16 東洋インキScホールディングス株式会社 着色組成物
JP4580830B2 (ja) 2005-07-08 2010-11-17 株式会社日立製作所 画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置
TWI345804B (en) * 2005-08-17 2011-07-21 Lg Chemical Ltd Patterning method using coatings containing ionic components
KR101147079B1 (ko) * 2005-08-25 2012-05-17 엘지디스플레이 주식회사 인쇄판의 제조방법
KR101157969B1 (ko) * 2005-09-12 2012-06-25 엘지디스플레이 주식회사 인쇄판 및 그를 이용한 액정표시소자 제조 방법
JP5048235B2 (ja) * 2005-11-04 2012-10-17 住友ゴム工業株式会社 印刷装置
KR101255295B1 (ko) * 2005-11-28 2013-04-15 엘지디스플레이 주식회사 인쇄 장치 시스템 및 그를 이용한 패턴 형성 방법
KR101255294B1 (ko) * 2005-12-29 2013-04-23 엘지디스플레이 주식회사 인쇄장비 및 이를 이용한 액정표시소자 제조방법
JP2007237413A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Toppan Printing Co Ltd 印刷物の製造方法
KR101232168B1 (ko) * 2006-06-30 2013-02-12 엘지디스플레이 주식회사 인쇄 장치 시스템, 및 그를 이용한 패턴 형성방법 및액정표시소자 제조방법
KR100800263B1 (ko) * 2006-08-24 2008-02-04 제일모직주식회사 오프셋 인쇄용 전극 조성물 및 그에 의한 전극의 제조방법,이를 이용한 플라즈마 디스플레이 패널
JP2008129362A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 印刷装置、および印刷装置の姿勢誤差抑制方法
JP2011252072A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Sumitomo Rubber Ind Ltd インキ
WO2012134230A2 (ko) * 2011-04-01 2012-10-04 주식회사 엘지화학 인쇄 장치 및 인쇄 방법
KR101699466B1 (ko) * 2012-05-18 2017-01-24 준 사카모토 인쇄기, 인쇄 장치 및 인쇄 방법
CN103481650B (zh) * 2013-08-23 2016-01-20 南京中电熊猫液晶显示科技有限公司 一种配向膜印刷机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7516697B2 (en) 2005-01-26 2009-04-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd Single color press and method of operating same, and method of manufacturing liquid crystal color filter
US7972949B2 (en) 2007-08-31 2011-07-05 Nec Corporation Electronic component and display device and a method of manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11198337A (ja) 1999-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3730002B2 (ja) 印刷機及び印刷方法
JP3689536B2 (ja) 画像形成法
JP4580830B2 (ja) 画像形成方法及びそれを用いた画像形成装置
US6098546A (en) Method and device for security printing
JP2008132743A (ja) 印刷機及び印刷法
JP4364534B2 (ja) 画像形成法
JP5499822B2 (ja) 機能性薄膜の製造方法
JP4513334B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4556391B2 (ja) 精細パターンの形成方法
JPH1191229A (ja) パターン形成法
JPH07266532A (ja) オフセット印刷方法、それに用いるオフセット印刷機及びこの印刷方法を用いたカラーフィルタの製造方法
JP2005031191A (ja) 樹脂塗布基板およびその製造装置
JPH09113720A (ja) カラーフィルターの遮光膜形成方法とその装置
JPH05169626A (ja) オフセット印刷装置
JP2718583B2 (ja) 印刷装置
TWI395670B (zh) Lithographic printing and embossing printing interchange method and printing device thereof
JP2007083645A (ja) ブランケットの製造方法とパターン形成方法および装置
JP2006150849A (ja) 精細パターン形成装置及び精細パターン形成方法
JPS60274Y2 (ja) 平台凹版オフセツト印刷機
JP2004009300A (ja) 平台オフセット印刷機
JP2000141594A (ja) オフセット印刷装置および方法
JP2009214302A (ja) 凸版印刷装置
JP2012206308A (ja) 印刷装置及びそれを用いた機能性薄膜の製造方法
JP2003019853A (ja) オフセット印刷法による電極パターンの印刷方法及び印刷機
JPH0410987A (ja) 印刷版および印刷方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101014

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111014

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121014

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131014

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees