JP4655724B2 - パターン形成装置とパターン形成方法 - Google Patents
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Description
より具体的には、インキ供給装置(図示せず)と、ブランケット胴2を回転可能に支持する前記ブランケット胴搭載台車3と、前記装置フレーム4と、高精細パターンのネガパターンとした凸版であって前記ブランケット胴2のブランケットが押圧してから分離する上記除去版5を支持する版定盤6と、ガラス板などからなる被印刷体であって前記ブランケット胴2のブランケットが押圧してから分離する基板7を支持する基板定盤8とを備えていて、前記版定盤6は、ブランケット胴搭載台車3の走行とともに回転しているブランケット胴2のブランケットに除去版5が接するようにして装置フレーム4に取り付けられ、同様に前記基板定盤8も、ブランケット胴搭載台車3の走行とともに回転しているブランケット胴2のブランケットに基板7が接するようにして装置フレーム4に取り付けられている。なお、図においてLGはリニアガイド(直線送り機構)を示している。
この高精細パターン形成装置1では、上述したようにインキ供給装置からインキの供給を受けてブランケットの表面に塗膜が形成され、走行するブランケット胴搭載台車3が版定盤6の位置に達すると、ブランケット胴搭載台車3の走行に伴って回転しているブランケット胴2の前記ブランケットが除去版5に押圧して分離し、その除去版5によりブランケットの塗膜からネガパターンにしてインキを転写除去してそのブランケットに高精細パターンを形成するようにしている。さらに、走行するブランケット胴搭載台車3が基板定盤8の位置に達すると、ブランケット胴搭載台車3の走行に伴って回転しているブランケット胴2のブランケットが基板7に押圧して分離し、基板7にブランケットから高精細パターンを転写するようにしているものである。高精細パターンが液晶表示装置のカラーフィルタである場合にはこの高精細パターン形成装置を用いてフィルタ構成色ごとにパターンの転写を行なうものとしている。
この高精細パターン形成装置1では、図1に示すようにブランケット胴搭載台車3を走行させるための駆動を、装置フレーム4においてのブランケット胴搭載台車3の走行方向に沿った一辺側に配置されたサーボモータ9とボールネジ10などとからなる一軸駆動の構成とし、ブランケット胴軸上の端部側それぞれに取り付けられたピニオンギア11と、装置フレーム4にブランケット胴の軸方向に対向するように平行とし、前記ピニオンギア11と噛み合うようにパターン形成エリアに配置されたラックギア12とにより、ブランケット胴搭載台車3の走行とともに、ブランケット胴搭載台車3からの駆動伝達によりブランケット胴2が連れ回る仕組みとなっている。
なお、図1に示された例では、サーボモータ9がボールネジ10を回転させるようにしているとともに、ブランケット胴搭載台車3の一端部側に前記ボールネジ10に螺合している部分があって、ボールネジ10が軸回転することでブランケット胴搭載台車3を走行させるようにしている。
そこで装置フレームのブランケット胴搭載台車の走行方向に沿っているラックギアの位相を合わせることにより、印刷物の歪みの修正、即ち、ブランケット胴搭載台車の姿勢の矯正を熟練作業者による機械調整で行なっている。
しかしながら、一度の修正では完全な歪み修正はできず、印刷物の結果を見ながら修正を複数回繰り返しているため、印刷物の歪み修正に多大な時間を費やしているのが現状であった。
このような構成の場合、ラックギアとピニオンギアとの噛み合わせ機構を使用しないため、ブランケット胴搭載台車の走行とブランケット胴の回転との同期(ブランケット胴搭載台車の移動量とブランケット胴の転がり長さとを同じにすること)の制御が必要となる。具体的には、図3に示すようにブランケット胴搭載台車3の両端部側それぞれに対応するようにしてリニアスケール14(エンコーダ読み取り用の直線目盛)を対にして装置フレーム4に配置し、走行時にブランケット胴搭載台車3のリニアスケール対応部分の移動距離をそのリニアスケール14を利用してエンコーダ15にて読み取るとともに、ブランケット胴2に前記エンコーダ15を設けて、制御することが必要となる。
先に記載したように印刷物の形状の歪みは、印刷時(上述した反転オフセット方式の場合、転写除去時と転写時とが対応する)のブランケット胴搭載台車3(即ち、ブランケット胴)の姿勢制御が重要であるが、ブランケット胴搭載台車3の両端部側に対応して装置フレーム4に配置されたリニアスケール14それぞれを計測して発せられるパルスのパルス偏差が指令値に対して小さくなるように、上述した対の駆動機構(ボールネジとサーボモータの組み合わせ)それぞれを制御し、その制御が行われた駆動機構それぞれの動作の結果をさらに計測するなどのフィードバック制御を行なうことが普通である。
図4においては(イ)に刷版のパターンcが正方形を田の字状に並べた形態で示され、(ロ)が実施に得られた印刷物のパターンdを示している。さらに(ハ)は、印刷時のブランケット胴搭載台車の端部それぞれをレーザ測長器で計測し、複数の任意の地点それぞれでのブランケット胴搭載台車の端部位置を得て、一方の端部と他方の端部とを結ぶ線eでブランケット胴の姿勢を表しており、その姿勢の変化が軌跡として示されている。この図4に示されているように印刷物の歪みにブランケット胴搭載台車の姿勢が大きく影響を与えていることが分かる。
またリニアスケールは駆動部近傍に設けられている場合が多く、図3に示されているように装置フレームのパターン形成エリアの高さ辺りに位置している。一方、現在、大型サイズの基材へのパターン形成が主流であり、この場合、当然ながらブランケット胴の径も大きく、ブランケット胴搭載台車の重心も高くなり、転写時にブランケット胴搭載台車内に搭載されたブランケット胴の姿勢がどのようになっているかが、最も重要である。しかしながら、高位置にあるブランケット胴の姿勢状態が、低位置にあるリニアスケールから読み取られたデータに正確に反映されているとすることに困難性があり、この点も原因と考えられる。
ある区間の印刷座標ピッチが伸びてしまう場合と縮んでしまう場合である(図6参照)。これはピニオンギアとラックギアの機械加工精度に限界があって、歯間ピッチが数μmオーダで誤差が生じる。このピニオンギアとラックギアでブランケット胴が連れ回りするようにした方式を先に述べたが、転写時にピッチ誤差が累積し、印刷座標の伸び縮みが発生する。よってこのピニオンギアとラックギアとの噛み合わせでブランケット胴を連れ回しする方式では機械調整も困難で問題となっていた。
請求項1の発明によれば、ブランケット胴搭載台車の走行時に、測定手段で測定された前記ブランケット胴搭載台車の端部それぞれの移動距離に基づいて制御手段がブランケット胴搭載台車の端部それぞれの動きを制御してブランケット胴搭載台車の向きを適正な状態にする構成となっているので、そのブランケット胴の姿勢が常時適正な状態となるようにすることができる。そのため、除去版での転写除去時に適正な形状のパターンがブランケット上に形成され、さらに基板への転写時に適正な形状のパターンが基板上に形成できるようになる。
また、ブランケット胴搭載台車の端部の移動距離の差が一定となるように制御するので、作業者が手作業で機械調整することなく適正なパターンを得ることができ、機械調整に要する労力を軽減できるようになる。
請求項2の発明により、パターンのある区画の印刷座標ピッチが伸びている状態や縮んでいる状態の印刷座標を機械調整前などの事前に得ておけば、ピッチ調整した印刷座標に応じるようにブランケット胴回転角速度を調整でき、印刷方向の座標位置補正が可能なパターン形成装置となる。
請求項3の発明によれば、ブランケット胴搭載台車の走行時に、測定手段で測定された前記ブランケット胴搭載台車の端部それぞれの移動距離に基づいて制御手段がブランケット胴搭載台車の端部それぞれの動きを制御してブランケット胴搭載台車の向きを適正な状態にする構成し、そのブランケット胴の姿勢が適正な状態で転写除去と転写とを行なうので、適正な形状のパターンが基板上に形成できるようになる。
また、ブランケット胴搭載台車の端部の移動距離の差が一定となるように制御するので、作業者が手作業で機械調整することなく適正なパターンを得ることができ、機械調整に要する労力を軽減できるようになる。
請求項4の発明により、パターンのある区画の印刷座標ピッチが伸びている状態や縮んでいる状態の印刷座標を機械調整前などの事前に得ておけば、ピッチ調整した印刷座標に応じるようにブランケット胴回転角速度を調整でき、印刷方向の座標位置補正が可能となる。
本発明の高精細パターン形成装置1にあっては、インキ供給装置からインキの供給を受けてブランケットの表面に塗膜が形成されたブランケット胴搭載台車3が装置フレーム4に対して走行して、ブランケット胴2が回転し、ブランケット胴搭載台車3の走行の下で回転しているブランケット胴2のブランケットが、版定盤6に支持されている除去版5に押圧してから分離して、除去版5によりブランケットの塗膜からネガパターンにしてインキを転写除去してブランケットに高精細パターンを形成し、該転写除去後、ブランケット胴搭載台車3の走行の下で回転している前記ブランケット胴2のブランケットが、基板定盤8に支持されている基板7に押圧してから分離して、ブランケットが高精細パターンを基板7に転写する点では従来の装置と同じである。
さらにこの高精細パターン形成装置1においては測定手段18を有している。この測定手段18は、ブランケット胴搭載台車3の一側面におけるブランケット胴2の端部の近傍位置それぞれを被測定部として、その被測定部それぞれに反射ミラー19を取り付け、装置フレーム4に固定したレーザ測長器20からレーザ光を発射し、そのレーザ光を分岐ミラー21にて一方の被測定部側と他方の被測定部側とに分岐させて各反射ミラー19に達しさせ、その反射ミラー19からレーザ光の戻りを受けることで、走行しているブランケット胴塔体台車3の台車端部16における各被測定部の走行方向での移動距離(変位)を得て、二つの被測定部の移動距離の差(変位差)を常時計測するものである。
被測定部に位置する反射ミラー19とブランケット胴2の端部との位置関係は常時一定である。そのため、測定手段18はブランケット胴2の端部の走行方向での移動距離(変位)を得て、両端部の移動距離の差(変位差)を常時計測する役割を果たす。
上述したように被測定部に位置する反射ミラー19とブランケット胴2の端部との位置関係は常時一定であることから、転写除去時と転写時とのブランケット胴搭載台車3の直進性の保証は、ブランケット胴2自体の直進性の保証となる。
なお、測定手段18ではレーザ光をその光路を屈曲させて用いているので、被測定部それぞれの高さ方向での位置はブランケット胴の軸の高さに揃えることが好ましい。
上述したブランケット胴搭載台車3の直進性を保証した状態の下で転写除去と転写を行なって基板7にパターンを形成する際、図6に示すように得られたパターンの走行方向において、ある区画h(第三区画)で、印刷座標ピッチが伸びた状態となって設計での印刷座標に対して狂いがあるパターン形成となる場合(イ)や、逆に縮んだ状態となって設計での印刷座標に対して狂いがあるパターン形成となる場合(ロ)がある。このような場合、事前に印刷座標ピッチに狂いが出ている印刷座標を得ておき、印刷座標ピッチが不正となっている区画にブランケット胴が差し掛かるときに上記ブランケット胴駆動手段23がピッチの補正を行なう方向に回転角速度を変化させるようにする。
このブランケット胴駆動手段23の動作は上記制御手段22にて制御されるもので、印刷座標ピッチの補正は上記転写除去時、若しくは転写時の何れかで実施し、ピッチを伸ばすときには
ブランケット胴搭載台車3の走行速度>ブランケット胴の回転角速度
として、ブランケット胴3自体の移動距離をブランケット胴の転がり長さより長くする。縮める場合には、
ブランケット胴搭載台車3の走行速度<ブランケット胴の回転角速度
として、ブランケット胴3自体の移動距離をブランケット胴の転がり長さより短くする。このようにブランケット胴の回転とブランケット胴搭載台車の走行とを非同期としてピッチの補正を行なう。補正操作に関わらない区画では、ブランケット胴の回転とブランケット胴搭載台車の走行とが同期するようにブランケット胴駆動手段23の動作が、ブランケット胴搭載台車3の走行時の位置情報に基づいて上記制御手段23により制御される。
上述したように高精度のパターン形成を行なうためにブランケット胴搭載台車の走行方向の移動量とブランケット胴の回転との同期が必須である。ブランケット胴搭載台車の移動量の検出はフレーム架台(装置フレーム)に設置した装置組み込み型のレーザ測長器によって計測するようにした。
転写時のブランケット胴搭載台車の姿勢制御は、レーザ測長器で計測した台車端部の移動距離の距離偏差が小さくなるよう常時監視し、ブランケット胴搭載台車の上記駆動機構それぞれにフィードバックを行なうようにした。これにより図4に見られるようなブランケット胴搭載台車の姿勢の問題で印刷物(基板上のパターン)の歪みが発生しないようになった。ブランケット胴搭載台車の負荷はリニアガイドにより支持した。
ブランケット胴の回転量制御はブランケット胴の軸に設けた高精度エンコーダの回転角検出により、指令値に合致するようにサーボモータ側にフィードバックを行なうようにした。
(1)ブランケットに対して、ノズルによるインキ供給装置で塗工を行なった。
(2)ブランケット胴が基板に接触しない状況で、図5での右側となる方向に空走させた。
(3)ブランケット胴が除去版に接するような高さに待機し、除去版上をブランケット胴搭載台車が図5での左側となる方向へ移動させるとともに、ブランケット胴が転動し、ブランケットに塗布された塗膜の内の不要インキを除去し、必要なパターンをブランケット上に形成した。
(4)続いてブランケット胴搭載台車を基板上に移動し、除去版の場合と同じようにブランケット胴を転動させ、基板にパターンを形成させた。
図6(イ)に示す如く適正座標ピッチで構成されている除去版パターンに対して印刷物(基板上に形成された)での第一区画f、第二区画g、第四区画iの印刷座標位置及び第一区画f、第二区画g、第四区画iの区画長(印刷方向)が正常で、第三区画hでの印刷物上での印刷座標が印刷方向に伸びるパターンとなるように事前設定した。
そして、ブランケットからの不要インキの転写除去時で、伸びている区画に対してブランケット胴搭載台車の移動速度の制御を行なった。なお、この点は上述したようにブランケットからの不要インキの転写除去時、もしくは基板への転写時の何れかでよく、またブランケット胴搭載台車の移動速度の制御、もしくはブランケット胴の回転角速度の制御のどちらかで行なえばよい。
上記第三区画hを縮める形態を継続すると第四区画iでも縮んでしまうので、第四区画iに係る部分では第三区画hに係る部分での制御とは逆の制御、即ち、ブランケット胴搭載台車の移動速度>ブランケット胴回転角速度となるように制御した。
これによって、印刷方向での印刷座標位置が補正されたパターンが得られた。
2…ブランケット胴
3…ブランケット胴搭載台車
4…装置フレーム
5…除去版
7…基板
16…台車端部
17…台車駆動手段
18…測定手段
20…レーザ測長器
22…制御手段
3…ブランケット胴駆動手段
f…第一区画
g…第二区画
h…第三区画
i…第四区画
Claims (4)
- インキ供給装置と、前記インキ供給装置からのインキの供給を受けるブランケットを周面に配したブランケット胴を回転可能に支持するブランケット胴搭載台車と、前記ブランケット胴搭載台車を移動可能に支持する装置フレームと、形成するパターンのネガパターンとした凸版であって前記ブランケット胴のブランケットが押圧してから分離する除去版を支持して、前記装置フレームに位置する版定盤と、ガラス板などからなる被印刷体であって前記ブランケット胴のブランケットが押圧してから分離する基板を支持して、前記装置フレームに位置する基板定盤とを備え、
前記インキ供給装置からインキの供給を受けて前記ブランケットの表面に塗膜が形成されたブランケット胴搭載台車が装置フレームに対して走行して、前記ブランケット胴が回転し、ブランケット胴搭載台車走行の下で回転している前記ブランケット胴のブランケットが前記除去版に押圧してから分離して、前記除去版によりブランケットの塗膜からネガパターンにしてインキを転写除去してブランケットにパターンを形成し、該転写除去後、ブランケット胴搭載台車走行の下で回転している前記ブランケット胴のブランケットが前記基板に押圧してから分離して、前記ブランケットが高精細パターンを基板に転写するパターン形成装置において、
前記ブランケット胴搭載台車におけるブランケット胴の軸方向に対向する台車端部それぞれに対応して、前記台車端部をブランケット胴搭載台車の走行方向に移動させる台車駆動手段と、
前記ブランケット胴搭載台車におけるブランケット胴の端部の近傍位置それぞれを被測定部として、該被測定部のブランケット胴搭載台車の走行方向での移動距離を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された前記被測定部の移動距離の差が一定となるように前記台車駆動手段を動作させる制御手段とを有していることを特徴とするパターン形成装置。 - 上記ブランケット胴搭載台車に取り付けられ、前記ブランケット胴搭載台車の走行方向での位置に応じてブランケット胴の回転角速度を変化させてこのブランケット胴を回転させるブランケット胴駆動手段を有し、上記除去版によるインキの転写除去時または上記基板への転写時に、前記ブランケット胴駆動手段のブランケット胴の回転制御によりブランケット胴の回転とブランケット胴搭載台車の走行とを非同期にする構成とした請求項1に記載のパターン形成装置。
- インキ供給装置と、前記インキ供給装置からのインキの供給を受けるブランケットを周面に配したブランケット胴を回転可能に支持するブランケット胴搭載台車と、前記ブランケット胴搭載台車を移動可能に支持する装置フレームと、形成するパターンのネガパターンとした凸版であって前記ブランケット胴のブランケットが押圧してから分離する除去版を支持して、前記装置フレームに位置する版定盤と、ガラス板などからなる被印刷体であって前記ブランケット胴のブランケットが押圧してから分離する基板を支持して、前記装置フレームに位置する基板定盤とを備え、
前記インキ供給装置からインキの供給を受けて前記ブランケットの表面に塗膜が形成されたブランケット胴搭載台車が装置フレームに対して走行して、前記ブランケット胴が回転し、ブランケット胴搭載台車走行の下で回転している前記ブランケット胴のブランケットが前記除去版に押圧してから分離して、前記除去版によりブランケットの塗膜からネガパターンにしてインキを転写除去してブランケットにパターンを形成し、該転写除去後、ブランケット胴搭載台車走行の下で回転している前記ブランケット胴のブランケットが前記基板に押圧してから分離して、前記ブランケットが高精細パターンを基板に転写するパターン形成方法において、
前記ブランケット胴搭載台車におけるブランケット胴の軸方向に対向する台車端部それぞれに対応して、前記台車端部をブランケット胴搭載台車の走行方向に移動させる台車駆動手段と、
前記ブランケット胴搭載台車におけるブランケット胴の端部の近傍位置それぞれを被測定部として、該被測定部のブランケット胴搭載台車の走行方向での移動距離を測定する測定手段とを有し、
前記測定手段により測定された前記被測定部の移動距離の差を一定とする台車駆動手段の動作の下で前記転写除去と転写とを行なうことを特徴とするパターン形成方法。 - 上記ブランケット胴搭載台車に取り付けられ、前記ブランケット胴搭載台車の走行方向での位置に応じてブランケット胴の回転角速度を変化させてこのブランケット胴を回転させるブランケット胴駆動手段を有し、上記除去版によるインキの転写除去または上記基板への転写に、前記ブランケット胴駆動手段のブランケット胴の回転制御によりブランケット胴の回転とブランケット胴搭載台車の走行とを非同期にする構成とした請求項3に記載のパターン形成方法。
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