JPH05185586A - ローラオフセット印刷装置 - Google Patents

ローラオフセット印刷装置

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JPH05185586A
JPH05185586A JP4197796A JP19779692A JPH05185586A JP H05185586 A JPH05185586 A JP H05185586A JP 4197796 A JP4197796 A JP 4197796A JP 19779692 A JP19779692 A JP 19779692A JP H05185586 A JPH05185586 A JP H05185586A
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JP
Japan
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transfer cylinder
roller transfer
roller
plate
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4197796A
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English (en)
Inventor
Kenkichi Yamashita
謙吉 山下
Hideaki Koyanagi
秀昭 小柳
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線ステージ上のマスタ板とワーク板との位
置決め精度を向上させ、良好な重ね合せ印刷を実現す
る。 【構成】 直線ステージ4上に配設したイメージセンサ
14,15と、マスタ板6及びワーク板7のそれぞれの
周囲に配設した位置補正用のモータ8〜13とを備え、
イメージセンサ14,15で直線ステージ4上のマスタ
板6とワーク板7との位置を検出し、検出した位置が基
準位置からズレているとき、そのズレ量に応じてマスタ
板6及びワーク板7の各位置をモータ8〜13で補正す
る。補正後直線ステージ4とローラ転写胴1とを同期を
とりながら動かし、転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカラー重ね合せ像を印
刷する装置に関し、特に液晶カラーフィルタ、露光マス
クのパターン、液晶シャドウマスクのパターンなどを作
るのに適したローラオフセット印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のローラオフセット印刷装置とし
て、図6に示すように、回転モータ102で回転するロ
ーラ転写胴101と、直線ステージ103とを備え、ロ
ーラ転写胴101の表面にゴムシートを巻着し、ローラ
転写胴101の両端にピニオン101a,101bを設
け、これらのピニオン101a,101bに噛合するラ
ック103a,103bを直線ステージ103の両側縁
に設け、直線ステージ103上にマスタ板106とワー
ク板107とを一定間隔をおいて載置し、マスタ板10
6の表面にインクを溜めるインク溝121(図7(b)
(c))を設けてなるものがある。
【0003】図7(a)に示すように、ピニオン101
a,101bとラック103a,103bとはかみ合っ
ており、回転モータ102を駆動すると、ローラ転写胴
101は直線ステージ103上を回転しながら移動す
る。ローラ転写胴101がマスタ板106の表面で回転
すると、インク溝121内のインク120がローラ転写
胴101の外周面に転写され(図7(b))、その後ロ
ーラ転写胴101がワーク板107の表面で回転する
と、インク120がローラ回転胴101の外周面からワ
ーク板107の表面に転写される(図7(c))。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
にピニオン101a,101bとラック103a,10
3bによりローラ転写胴101を回転させる駆動方式を
採用しているので、バックラッシュや摩耗等により、予
め定められたマスタ板106とワーク板107上の印刷
結果との間隔が変化し、重ね合せ印刷上問題となってい
た。
【0005】また、マスタ板106表面又はワーク板1
07表面でローラ転写胴101のすべりが生じ、高精度
印刷が妨げられていた。
【0006】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は重ね合せ印刷に適したローラオフ
セット印刷装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明は、往復動可能な直線ステージと、このステ
ージを駆動するステージ駆動手段と、回転自在に軸支さ
れたローラ転写胴と、このローラ転写胴を回転させるロ
ーラ転写胴駆動手段とを備え、前記直線ステージ上にマ
スタ板とワーク板とを一定間隔をおいて載置し、前記マ
スタ板の表面にインクを溜めるインク溝を設け、前記ロ
ーラ転写胴を前記マスク板表面で回転させ、前記インク
溝内のインクを前記ローラ転写胴の外周面に転写し、そ
のローラ転写胴を前記マスク板表面で回転させ、前記ロ
ーラ転写胴外周面のインクを前記ワーク板表面に転写す
るローラオフセット印刷装置において、前記ステージ駆
動手段と前記ローラ転写胴駆動手段とを同期をとりなが
ら駆動する同期手段と、前記直線ステージ上の前記マス
タ板及びワーク板の位置を検出する位置検出手段と、検
出した位置が基準位置からズレているとき、そのズレ量
に応じて前記マスタ板及びワーク板の各位置を補正する
位置補正手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】
【作用】転写に先立ち直線ステージ上に載置されたマス
タ板とワーク板との位置を検出し、検出した位置が基準
位置からズレているとき、そのズレ量に応じてマスタ板
及びワーク板の各位置を補正する。補正後、直線ステー
ジとローラ転写胴とを同期をとりながら動かし、転写す
る。
【0009】
【実施例】次に、この発明の各実施例を図面に基いて説
明する。
【0010】図1は、この発明の第1実施例に係るロー
ラオフセット印刷装置を示す斜視図である。図中1はロ
ーラ転写胴、2はローラ転写胴モータ、3は基台、4は
基台3上に配設された直線ステージ、5は直線ステージ
モータ、6は直線ステージ4上の所定位置に配置された
マスタ板、7は直線ステージ4上の所定位置に配置され
たワーク板、8〜10はマスタ板側モータ、11〜13
はワーク板側モータ、14,15はイメージセンサであ
る。
【0011】前記ローラ転写胴1の表面にはゴムシート
が巻着され、ローラ転写胴1の両端は支持部材16,1
7により回転自在に支持されている。ローラ転写胴1の
一端にはローラ転写胴駆動手段としてのローラ転写胴モ
ータ2の回転軸が連結されている。
【0012】前記直線ステージ4と基台3との間には、
ステージ駆動手段として、基台3に取り付けられた直線
ステージモータ5の回転軸に連結された駆動ねじ18
と、この駆動ねじ18に螺合されたナット19と、直線
ステージ4に取り付けられ、ナット19を支持する支持
部材41と、基台3に取り付けられ駆動ねじ18を軸支
する支持部材42とが配設されている(図2参照)。
【0013】前記マスタ板6の材質としてはガラスが用
いられ、その表面にはインク20を溜めておくインク溝
21(図2(b))が形成されている。インク20はイ
ンクジェット、ドクタハケ、ワイパヘラ等でインク溝2
1に注入される。また、マスタ板6の表面には位置ズレ
補正用のアライメントマーク22a,22bが表示され
ている。マスタ板6の周囲には、マスタ板6をx方向に
動かすマスタ板側モータ8,9が配置されるとともに、
マスタ板6をy方向に動かすマスタ板側モータ10が配
置されている。
【0014】前記ワーク板7の材質としてはガラス、ア
ルミニウム等が用いられ、その表面には位置ズレ補正用
のアライメントマーク23a,23bが表示されてい
る。ワーク板7の周囲には、ワーク板7をx方向に動か
すワーク板側モータ11,12が配置されるとともに、
ワーク板7をy方向に動かすワーク板側モータ13が配
置されている。
【0015】図3は、ローラオフセット印刷装置のブロ
ック図である。図中24は制御装置であり、この制御装
置24の出力端子24aにはモータコントローラ25及
びモータアンプ26を介して直線ステージモータ5が接
続されている。モータコントローラ25は制御装置24
からの移動指令信号とエンコーダ(パルスジェネレー
タ)28からの位置信号とをカウンタ25aで突きあわ
せ、その偏差をD/A変換器25bでアナログ量に変換
する。D/A変換された移動指令信号はモータアンプ2
6で増幅され、直線ステージモータ5を駆動する。エン
コーダ28は直線ステージ4の位置情報で現在位置を確
認しつつ所定位置に直線ステージ4を移動させる。タコ
メータジェネレータ27は直線ステージモータ5の回転
数に応じて発生する電圧変化をモータアンプ26に入力
し、一定電圧(一定速度)となるように制御する。
【0016】制御装置24の他の出力端子24bにはモ
ータコントローラ29及びモータアンプ30を介してロ
ーラ転写胴モータ2が接続されている。直線ステージモ
ータ5の場合と同様に、モータコントローラ29は制御
装置24からの移動指令信号とエンコーダ32からの信
号とを突きあわせ、その偏差をアナログ量に変換する。
D/A変換された移動指令信号はモータアンプ30で増
幅され、ローラ転写胴モータ2を駆動する。エンコーダ
32はローラ転写胴1の位置情報で現在角度を確認しつ
つローラ転写胴1を所定角度回転させる。タコメータジ
ェネレータ27はローラ転写胴モータ2の回転数に応じ
て発生する電圧変化をモータアンプ30に入力し、一定
電圧(一定速度)となるように制御する。
【0017】制御装置24の入力端子24cにはマルチ
プレクサ33及び位置検出演算部34を介してイメージ
センサ14,15が接続されている。イメージセンサ1
4,15からの位置検出信号によりマスタ板6又はワー
ク板7のアライメントマーク22a,22b,23a,
23bのズレ量を(マルチプレクサ33で切換え)位置
検出演算部34で読み取り、アライメント信号として制
御装置24に入力する。
【0018】制御装置24のその他の出力端子24dに
はモータコントローラ35及びモータアンプ36を介し
てマスク板側のモータ8が接続されている。モータコン
トローラ35は制御装置24からのアライメント信号と
エンコーダ37からの信号とを突き合わせ、その偏差を
アナログ量に変換する。D/A変換されたアライメント
信号はモータアンプ36で増幅され、マスタ板側モータ
8を駆動する。F/V変換器38はエンコーダ37から
の信号周波数を電圧に変換し、フィードバック信号とし
てモータアンプ36に入力し、一定電圧となるように制
御する。
【0019】マスタ板側モータ9,10の駆動回路も上
述の回路と同じであるから、その説明は省略する。同様
にワーク板側モータ11〜13の駆動回路についても説
明を省略する。
【0020】次に、この実施例のローラオフセット印刷
装置の作動を述べる。
【0021】直線ステージモータ5を駆動すると、駆動
ねじ18が回転し、直線ステージ4が案内されて図1、
y方向に移動し、同時に直線ステージ4上のマスタ板6
も移動し、イメージセンサ14,15とアライメントマ
ーク22a,22bとがそれぞれ対向する位置で一旦停
止する。
【0022】イメージセンサ14,15からの光信号に
より所定位置に対するマスタ板6のアライメントマーク
22a,22bのズレ量(x,y方向のズレ量)を検出
し、位置検出演算部34で読み取り、アライメント信号
として制御装置24に入力する。
【0023】制御装置24からマスタ板側モータ8〜1
2にアライメント信号が出力されると、その信号に基い
てマスタ板側モータ8〜10が駆動する。これによりマ
スタ板6のズレ量が補正され、正しい位置にセットされ
る。
【0024】その後、直線ステージ5を図1、y方向に
一定基準量移動させ、イメージセンサ14,15とアラ
イメントマーク23a,23bとがそれぞれ対向する位
置でワーク板7を停止させる。そして、ワーク板7のア
ライメントマーク23a,23bのズレ量を検出し、位
置検出演算部34で読み取り、アライメント信号として
制御装置24に入力する。
【0025】制御装置24からワーク板側モータ11〜
13にアライメント信号が出力されると、その信号に基
いてワーク板側モータ11〜13が駆動する。これによ
りワーク板7のズレ量が補正され、正しい位置にセット
される。
【0026】制御装置24からの移動指令信号によりロ
ーラ転写胴モータ2が駆動し、ローラ転写胴1が回転す
るとともに、直線ステージモータ5が駆動し、直線ステ
ージ4が移動する(図2(a))。ローラ転写胴1がマ
スタ板6の表面に当接して回転すると、インク溝21内
のインク20がローラ転写胴1の外周面に転写され(図
2(b))、その後ローラ転写胴1がワーク板7の表面
に当接して回転すると、インク20がローラ転写胴1の
外周面からワーク板7の表面に転写される(図2
(c))。
【0027】本実施例の場合、ローラ転写胴モータ2と
直線ステージモータ5とを差分同期回転させている。す
なわち、モータコントローラ25,29は制御装置24
からの移動指令信号とエンコーダ28,32からの信号
とを突きあわせ、その偏差をアナログ量に変え、モータ
アンプ26,30で増幅して直線ステージモータ5、ロ
ーラ転写胴モータ2を駆動している。
【0028】図4は第2実施例のブロック図である。第
1実施例と同一部分は同一符号を付して説明を省略し、
相違部分についてだけ説明する。
【0029】この実施例の場合、ローラ転写胴モータ2
と直線ステージモータ5とはフィード同期をとりながら
回転する。すなわち、ステージ用モータ5側のエンコー
ダ28からの位置信号をカウンタ39に入力し、ローラ
転写胴モータ2側のエンコーダ32からの信号をカウン
タ40に入力し、カウンタ39から出力された信号とカ
ウンタ40から出力された信号とを突きあわせ、その偏
差を差分信号として直線ステージ用モータ5側のモータ
コントローラ25にフィードバックし、モータアンプ2
6で増幅して直線ステージモータ5を駆動する。この場
合のモータはステッピングモータが望ましい。
【0030】図5はステージモータ5とローラ転写胴モ
ータ2とのフィード同期制御に関する第3実施例であ
る。
【0031】先の実施例と同一部分は同一符号を付して
説明を省略し、相違部分についてだけ説明する。
【0032】この実施例の場合、ローラ転写胴モータ2
と直線ステージモータ5とはフィード同期をとりながら
回転する。すなわち、ステージ用モータ5側のエンコー
ダ28からの位置信号と、ローラ転写胴2側のエンコー
ダ32からの位置信号とを比較器43に入力して突きあ
わせ、その偏差を差分信号として直線ステージ用モータ
5側のモータコントローラの補正器44にフィードバッ
クし、モータアンプ26で増幅して直線ステージモータ
5を駆動する。
【0033】又、ステージモータ5のエンコーダ28と
ローラ転写胴モータ2のエンコーダ32の入力をそれぞ
れのモータコントローラ25,29に入力するので、直
線ステージ及びローラ転写胴回転位置を制御装置24か
らの指令に対する差分補正、すなわちフィードバック制
御ができる。
【0034】次に、図8〜図10に基づいて本発明の第
4実施例を説明する。
【0035】この第4実施例は、図1に示す上記第1実
施例で説明したローラオフセット印刷装置の印刷圧力調
整装置に関する。
【0036】従来のローラオフセット印刷装置として、
図11及び図12に示すように、不図示のモータで回転
するローラ転写胴130と、マスタ板131及びワーク
板132が載置されたステージ133と、ローラ転写胴
130の両端を支持する左右の軸受134と、各軸受1
34を収納する左右の軸受収納ボックス135と、この
各ボックス135を上下動自在に支持する左右の支柱1
36と、各ボックス135を上下動させる左右のシリン
ダ137とを備え、ローラ転写胴130の鉄ローラ13
0aの外周面にゴムシート(ブランケット)138が巻
き付けられており、ローラ転写胴130の両側に左右の
ピニオン130b及びベアラ130cが形成されてお
り、ステージ133の両側には各ピニオン130bと噛
合する左右のラック133aと上面がマスタ板131及
びワーク132の表面と同一高さであるレール133b
とが形成されているものが知られている。
【0037】この従来技術では、ゴムシート138の外
形寸法を左右のベアラ130cの外形寸法と同じにして
あるので、左右のベアラ130cが左右のレール133
bの上面に当接する位置までローラ転写胴130を左右
のシリンダ137により下降させると、図13(a)に
示すようにゴムシート138の外周面がマスク板131
又はワーク132の表面に当接すると共に、図11に示
すように左右のピニオン130bが左右のラック133
aに噛合する。そして、この従来技術では、所定の印刷
圧力(以下、単に印圧という)を発生させるために、図
12に示すように前記鉄ローラ130aとゴムシート1
38との間に印圧調整用シム139を入れておくことに
より、上述したように転写胴130を下降させたとき
に、図13(b)に示すようにゴムシート138がシム
139の厚みδだけ弾性変形して所定の印圧を発生させ
るようにしている。
【0038】従って、上記従来技術では、印圧を変える
場合には、ゴムシート138を外し、この印圧に応じた
厚みを有するシム139を入れ替え、このシムの外周に
ゴムシート138を再び巻き付けなければならず、印圧
調整のための作業が煩雑でその作業時間が長くかかって
しまい、且つシム139のバラツキ及び取付誤差によっ
て所望の印圧を精度良く設定することができないという
問題点があった。
【0039】そこで、この第4実施例は、このような従
来の問題点を解決したローラオフセット印刷装置の印刷
圧力調整装置を提供するものである。
【0040】図8は第4実施例に係るローラオフセット
印刷装置の印刷圧力調整装置を示しており、この印刷圧
力調整装置は、例えば図1に示す上記第1実施例のロー
ラアフセット印刷装置に使用可能である。
【0041】この印刷圧力調整装置は、図8及び図9に
示すように、ローラ転写胴(ブランケット胴)1の両端
を支持する左右の軸受50と、各軸受50を収納する左
右の軸受収納ボックス51と、各ボックス51を上下動
自在に支持する左右の支柱52と、各ボックス51を上
下動させるアクチュエータとしての左右のシリンダ53
と、各ボックス51の下降位置を規制するストッパボル
ト54と、ダイヤルゲージ55と、ローラ転写胴1及び
左右のボックス51の自重(例えば、数百Kg)を相殺
するための自重相殺用コイルバネ56とを備えている。
前記ローラ転写胴1の鉄ローラ1aの外周にゴムシート
(ブランケット)1bのみを巻き付けており、鉄ローラ
1aとゴムシート1bとの間には、上記従来技術のよう
な印刷圧力調整用シムは設けられていない。
【0042】前記左右の支柱52の下端部付近には、支
持部材57が一体的に設けられている。この各支持部材
57には、前記ストッパボルト54、コイルバネ56の
付勢力を調節するための調節ねじ58、及び上端面が前
記ダイヤルゲージ55のスピンドル55aの先端部に当
接してローラ転写胴1の上下動をスピンドル55aに伝
達する転写胴位置伝達部材59が取り付けられている。
ダイヤルゲージ55は、左右のボックス51の一方の下
端部に固定された支持板51aに支持されている。
【0043】前記各シリンダ53のピストンロッド53
aの先端部は、前記各ボックス51の下端部に固定され
たブラケット60に締結されている。各シリンダ53
は、そのピストン53bの上部に画成された上部圧力室
53cに作動圧が供給されると、ピストン53b及びロ
ッド53aが下方に変位して各ボックス51を下降さ
せ、ピストン53bの下部に画成された下部圧力室53
dに作動圧が供給されると、ピストン53b及びロッド
53aが上方に変位して各ボックス51を上昇させるよ
うに構成されている。そして、前記各シリンダ53は、
ブラケット62を介して基台3の両側面に固定されてい
る。
【0044】次に、上記構成を有する第4実施例に係る
印刷圧力調整装置により印圧を設定する手順を説明す
る。
【0045】まず、ローラ転写胴1の外周面がマスタ板
6の表面から上方に離れるように、左右の各シリンダ5
3によりローラ転写胴1を上昇させておく。
【0046】次に、各シリンダ53によりローラ転写胴
1に下降力Fを加えた状態で、左右の各ストッパボルト
54をまわして下げることによりローラ転写胴1を少し
ずつ下降させていく。
【0047】ゴムシート1bの外周面が図10(a)に
示すようにマスタ板6の表面に当接する位置までローラ
転写胴1が下降したところで、各ストッパボルト54を
まわすのをやめてローラ転写胴1の下降を停止させ、こ
のときダイヤルゲージ55の目盛を0に合わせる。
【0048】そして、図10(a)に示す位置からさら
に、各シリンダ53によりローラ転写胴1に下降力Fを
加えたままの状態で、各ストッパボルト54をまわして
下げることによりローラ転写胴1を少しずつ下げてい
き、ダイヤルゲージ55の目盛が設定すべき印圧に対応
する数値を示したところで各ストッパボルト54をまわ
すのをやめてローラ転写胴1の下降を停止させる。ここ
で、ゴムシート1bの橈み量δ(図10(b)を参照)
とその面圧(印圧)の関係を予め測定しておくことによ
り、ダイヤルゲージ55の数値から設定すべき印圧に対
応するゴムシート1bの橈み量δを正確に読み取ること
ができ、これによって印圧を設定すべき所望の値に正確
に設定することができる。
【0049】このように、上記第4実施例によれば、印
刷圧力を任意の値に精度良く設定することができ、しか
もその設定作業が簡単でその設定を短時間で行なうこと
ができる。
【0050】また、上記第4実施例によれば、自重相殺
用コイルバネ56によりロータ転写胴1及び左右の各ボ
ックス51の自重を相殺しているので、上記印圧設定時
に左右の各シリンダ53により各ボックス51に加える
下降力F が小さくてすみ、これによって前記各ストッ
パボルト54をまわす力が小さくてすみ、印圧設定をス
ムースに且つ精度良く行なうことができる。
【0051】上記第4実施例では、各シリンダ53によ
りローラ転写胴1にこれを下降させる力を加えたままの
状態で、各ストッパボルト54をまわして下げることに
より、ローラ転写胴1の下降位置を定める印圧設定法
(この方法をこの明細書では定位置加圧法と呼ぶ)を採
用している。これに対して、ローラ転写胴1の前記下降
位置調整(ゴムシート1bをδだけ変形させる調整)に
前記左右のストッパボルト54を用いずに、上述したよ
うにゴムシート1bの外周面がマスタ板6の表面に当接
する位置(図10(a)の位置)までローラ転写胴1が
下降したところで、ダイヤルゲージ55の目盛を0に合
わせた後に、設定すべき印圧に対応するゴムシート1b
の橈み量δを与えるような一定圧を左右のシリンダ53
によって左右の各ボックス51に加えるようにしてもよ
い。この方法を、この明細書では定圧加圧法と呼ぶ。
【0052】次に、図14及び図15に基づいて本発明
の第5実施例を説明する。
【0053】この第5実施例は、例えば図8に示す上記
第4実施例で説明したローラオフセット印刷装置におい
て、前記ローラ転写胴1に巻き付けられたゴムシート
(ブランケット)1bのたるみ等を自動的に修正するロ
ーラオフセット印刷装置のブランケット自動修正装置に
関する。
【0054】図11に示す上記従来のローラオフセット
印刷装置では、ローラ転写胴130の鉄ローラ130a
の外周面にゴムシート(ブランケット)138が巻き付
けられており、このローラ転写胴130をステージ上に
載置されたマスタ板131及びワーク板132の表面上
を回転させながら移動させることにより、マスタ板13
1表面のインク溝(パターン形成凹部)内のインクがゴ
ムシート130aの外周面に転写され、この転写された
インクがワーク板132表面に転写され、これによって
マスタ板上のパターンがワーク板上に印刷される。
【0055】ところが、前記ゴムシート138が、前記
印刷圧力(印圧)とインクの化学反応で徐々に伸びてた
るんでしまう。このようなたるみが生じると、マスタ板
上のパターンをワーク板上に精度良く再現することがで
きず、印刷精度が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0056】そこで、この第5実施例は、上記従来の問
題点を解決したローラオフセット印刷装置のブランケッ
ト自動修正装置を提供するものである。なお、この第5
実施例の説明において上記第4実施例と同様の部位には
同一の符号を付して重複した説明を省略する。
【0057】この第5実施例に係るローラオフセット印
刷装置のブランケット自動修正装置は、図14及び図1
5に示すように、前記ローラ転写胴1の鉄ローラ1aの
外周にゴムシート(ブランケット)1bが巻き付けられ
ている。このゴムシート1bの一端側は巻取軸71の外
周面に、その他端側は巻取軸72の外周面にそれぞれ巻
き付けられて固定されている。両巻取軸71、72は、
鉄ローラ1aの凹部1a´内で、一定の間隔を置いて略
平行に延び且つ回転自在に支持されている。なお、ゴム
シート1bの外周の一部は、前記両巻取軸71、72間
で一定の間隔だけ途切れているが、この箇所を印刷しな
い範囲にすれば特に問題はない。
【0058】この第5実施例に係るローラオフセット印
刷装置のブランケット自動修正装置は、図15に示すよ
うに、不図示の空圧供給部から供給される所定圧力のエ
アを前記ゴムシート1bの外周面に向けて噴射すると共
にその外周面から反射されるエアの空圧を検出するエア
マイクロメータ73と、エアマイクロメータ73で検出
される空圧を電圧に変換する空電変換器74と、この変
換器74の出力を増幅する増幅器75と、この増幅器7
5で増幅された電圧値を設定値である基準電圧値と比較
し、その差に応じた信号を出力する比較器76と、この
比較器76の出力に応じたモータ駆動信号をモータ78
に出力するモータドライバ77とを備えている。このモ
ータ78は、前記モータ駆動信号により前記巻取軸71
を図15の矢印方向へのみ回転させてたるんだゴムシー
ト1bに張りを与えるように、巻取軸71に連結されて
いる。
【0059】前記比較器75に入力された基準電圧値
は、エアマイクロメータ73のノズル部先端とこのノズ
ル部からエアが噴射されたゴムシート1bの外周面との
間の隙間aが設定値になったときに空電変換器74から
出力される電圧値に対応するように設定されている。従
って、ゴムシート1bの外周面がたるんで前記隙間aが
設定値以下になったとき、増幅器75から比較器76に
入力される電圧値が前記基準電圧値より大きくなり、こ
の差に応じた信号が比較器76からモータドライバ77
に出力され、このモータドライバ77からのモータ駆動
信号によりモータ78が前記巻取軸71を図15の矢印
方向へ回転させるようになっている。
【0060】前記エアマイクロメータ73は、図14に
示すように、スライダ80に支持されている。このスラ
イダ80は、前記左右の支柱52の上端部に配置された
スライド機構81により前記ローラ転写胴1の軸線方向
に沿って移動可能に支持されている。これによって、エ
アマイクロメータ73をゴムシート1bの外周面に沿っ
てその軸線方向全域に亘って移動させることができ、ゴ
ムシート1bのたるみを、その軸線方向全域に亘って1
つのエアマイクロメータ73で検出することができる。
【0061】上記構成を有する第5実施例では、エアマ
イクロメータ73をスライド機構81により例えば一定
時間毎に往復動させながらそのノズル部からエアをゴム
シート1bの外周面に向けて噴射させる。
【0062】ゴムシート1bの外周面の一部がたるんで
前記隙間aが設定値以下になっているとき、増幅器75
から比較器76に入力される電圧値(入力電圧値)が前
記基準電圧値より大きくなり、この差に応じた信号が比
較器76からモータドライバ77に出力され、このモー
タドライバ77からのモータ駆動信号によりモータ78
が前記巻取軸71を図15の矢印方向へ回転させる。こ
れによって、ゴムシート1bの一端側が巻取軸71によ
り巻き取られてゴムシート1bに張りが与えられる。
【0063】ゴムシート1bに張りが与えられることに
より前記隙間が設定値より大きくなったとき、即ち前記
入力電圧値が前記基準値以下になったとき、モータ78
が停止する。
【0064】このように、上記第5実施例によれば、ゴ
ムシート1bのたるみが自動的に検出され、たるみがあ
る場合に、そのたるみに応じてゴムシート1bが巻取軸
71に巻き取られ、これによってゴムシート1bに適正
な張りが与えられるので、ゴムシート1bのたるみを自
動的に修正することができる。従って、マスタ板上のパ
ターンをワーク板上に精度良く再現することができ、印
刷精度が向上する。なお、上記第5実施例において、図
15に示すように前記モータ78に巻取軸71及び72
を連結し、モータ78により巻取軸71、72の両方を
同図の矢印に回転させるように構成してもよい。
【0065】また、上記第5実施例において、図15に
示すように前記比較器76にランプやブザー等の警報手
段79を接続し、ゴムシート1bの一部にたるみがある
場合に、比較器76の出力信号により警報手段79を作
動させ、これによってゴムシート1bの一部にたるみが
あることを作業者に知らせるように構成してもよい。
【0066】さらに、上記第5実施例において移動可能
な前記エアマイクロメータ73の代わりに、複数のエア
マイクロメータを複数箇所に固定して設けてもよい。
【0067】また、上記第5実施例において、前記モー
タ78の駆動力によって前記巻取軸71、72の平行度
を変え、これによってゴムシート1bの張りを強くして
そのたるみ又はその振れが全域で一定値以下になるよう
にすることもできる。
【0068】次に、図16〜図18に基づいて本発明の
第6実施例を説明する。
【0069】この第6実施例は、図1に示す上記第1実
施例で説明したローラオフセット印刷装置のブランケッ
ト胴支持装置に関する。
【0070】図11に示すような上記従来のローラオフ
セット印刷装置では、ローラ転写胴130の両端が左右
の軸受134により支持され、各軸受134を収納する
左右の軸受収納ボックス135が左右の支柱136によ
り上下動自在に支持されている。各軸受収納ボックス1
35の両端には突起部135aが形成されており、各支
柱136の両端部および各支柱136に固定されている
押さえプレート139とともにすべり直動案内を構成し
ている。
【0071】しかしながら、上記従来技術では、左右の
各ボックス135の突起部135aと左右の各支柱13
6および押さえプレート139で形成される溝部とのす
べり嵌合により、各ボックス135が各支柱136によ
り上下動自在に支持されており、各ボックス135が低
摩擦で上下動できるように前記嵌合部にかなりの隙間を
持たせてあるので、前記ローラ転写胴(ブランケット
胴)1がマスタ板131及びワーク板132の表面上を
転がりながら移動する際に、この転写胴1が前記隙間の
分だけその軸方向及び半径方向にガタついてしまい、マ
スタ板131上のパターンをワーク板132上に精度良
く再現することができず、印刷精度が低下してしまうと
いう問題点があった。
【0072】そこで、この第6実施例は、上記従来の問
題点を解決したローラオフセット印刷装置のブランケッ
ト胴支持装置を提供するものである。なお、この第6実
施例の説明において、図8に示す上記第4実施例と同様
の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略す
る。
【0073】図16〜図18に示すように、この第6実
施例に係るローラオフセット印刷装置のブランケット胴
支持装置では、図16に示すように、前記左右の支柱5
2の両端部にリニアガイドレール52a、52bが形成
されており、各支柱52の下端部は前記ステージ4の両
側面にボルトで固定されている。
【0074】前記各支柱52の一方の転がり直動案内の
レール90aには3つのベアリング90bが、その他方
のレール91aには3つのベアリング91bがそれぞれ
嵌合している。なお、図16,図18においてベアリン
グ90bを3つ用いることで説明したが、要は左右のボ
ックス51と各支柱52との間で上下方向にころがるよ
うに案内すればよく、その数に限定されない。
【0075】前記左右の各3つのベアリング90bは前
記左右の各軸受収納ボックス51と、前記左右の各3つ
のベアリング91bは端板92とそれぞれ一体的に形成
されている(図18を参照)。
【0076】各支柱52の両側面には、前記ボックス5
1のフランジ部51a及び前記端板92と共に支柱52
を囲むように側板93、94が配置されている(図17
を参照)。
【0077】左右の各ボックス51にはフランジ部51
aが形成されいる。この各フランジ部51aの一端側は
側板93の一端面に、その他端側は側板94の一端面に
それぞれボルト95により固定されている(図16及び
図17を参照)。そして、側板93の他端面は前記端板
92の一端側に、側板94の他端面は端板92の他端側
にそれぞれ予圧かけボルト96により固定されている
(図17を参照)。
【0078】前記予圧かけボルト96により、左右の各
レール90a,91aと左右の各ベアリング90b,9
1bの隙間をなくすような予圧がかけられている。
【0079】また、前記各支柱52の上端部には、支持
板97が固定されている。この各支持板97には、ロー
ラ転写胴1の上昇位置を規制する上側ストッパボルト9
8が取り付けられている。
【0080】上記構成を有する第6実施例では、予圧か
けボルト96により、左右の各レール90a、91aと
左右の各ベアリング90b,91bとの間の隙間をなく
すような予圧がかけられているので、ローラ転写胴(ブ
ランケット胴)1がマスタ板6及び不図示のワーク板の
表面上を転がりながら移動する際に、この転写胴1がそ
の軸方向及び半径方向にガタつくことがなく、マスタ板
6上のパターンをワーク板上に精度良く再現することが
でき、印刷精度が向上する。
【0081】また、上記第6実施例では、左右の各ボッ
クス51のフランジ部51aと、端板92と、2枚の側
板93、94とにより、各支柱52を囲む四角い閉じた
構造が形成されているので、ローラ転写胴1の支持構造
全体の剛性を高めることができる。
【0082】さらに、上記第6実施例によれば、左右の
各シリンダ53をローラ転写胴1の軸芯より下側に配置
してあるので、ローラ転写胴1のゴムシート1bの外周
面がマスク板6又はワーク板の表面にある印刷圧力で当
接したときの反力が前記嵌合部にかからず、これによっ
ても転写胴1がその軸方向及び半径方向にガタつくこと
がない。又、各シリンダ53の取付がローラ転写胴1と
干渉することなく容易に基台3に取付けることが出来、
又基台3に剛性的に各シリンダ53を取付けることが出
来る(振動防止)。又、各シリンダ53の基台3との間
で特別の取付部材(例えばシリンダーマウンター)を必
要としないで基台3に簡易に取付が可能である。
【0083】なお、上記第6実施例において、転がり直
動案内として予圧タイプのものを用いてもよい。この場
合、前記予圧かけボルトによる予圧は必ずしも使用しな
くてもよい。
【0084】なお、上記第4ないし第6実施例において
アクチュエータとしてシリンダを用いているが、これに
限らず、例えばモータと送りねじ等の組合せによっても
よい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のローラ
オフセット印刷装置によれば、直線ステージ上に載置さ
れたマスタ板とワーク板の位置を検出し、検出した位置
が基準位置からズレているとき、そのズレ量に応じてマ
スタ板及びワーク板の各位置を補正するようにしたの
で、マスタ板をワーク板との位置決め精度が向上し、良
好な重ね合せ印刷が可能となる。
【0086】また、ステージ駆動手段とローラ転写胴駆
動手段とを同期をとりながら駆動するようにしたので、
ローラ転写胴のすべりが生じず、高精度印刷が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施例に係るローラオフ
セット印刷装置を示す斜視図である。
【図2】図2はローラオフセット印刷装置の作動を説明
するための図である。
【図3】図3はローラオフセット印刷装置のブロック図
である。
【図4】図4は第2実施例に係るローラオフセット印刷
装置のブロック図である。
【図5】図5はステージモータとローラ転写胴モータと
のフィード同期制御に関する第3実施例のブロック図で
ある。
【図6】図6は従来のローラオフセット印刷装置の斜視
図である。
【図7】図7は従来のローラオフセット印刷装置の作動
を説明するための図である。
【図8】本発明の第4実施例に係るローラオフセット印
刷装置の印刷圧力調整装置を示す斜視図である。
【図9】図8に示す印刷圧力調整装置の主要部を示す側
面図である。
【図10】(a)はローラ転写胴の印刷圧力が0の状態
を示す説明図である。(b)はローラ転写胴に所定の印
刷圧力が与えられた状態を示す説明図である。
【図11】図8に示す第4実施例の説明に用いた従来の
ローラオフセット印刷装置を示す斜視図である。
【図12】図11に示すローラ転写胴の断面図である。
【図13】(a)は図11に示す従来技術の説明図で、
ローラ転写胴の印刷圧力が0の状態を示す図である。
(b)は(a)と同様の説明図で、ローラ転写胴に所定
の印刷圧力が与えられた状態を示す図である。
【図14】本発明の第5実施例に係るローラオフセット
印刷装置のブランケット自動修正装置を示す斜視図であ
る。
【図15】図14に示すブランケット自動修正装置の概
略構成図である。
【図16】本発明の第6実施例に係るローラオフセット
印刷装置のブランケット支持装置を示す斜視図である。
【図17】図16に示すブランケット支持装置の主要部
を示す平面図である。
【図18】図16に示すブランケット支持装置の主要部
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ローラ転写胴 2 ローラ転写胴モータ 4 直線ステージ 5 直線ステージモータ 6 マスタ板 7 ワーク板 8〜10 マスタ板側モータ 11〜13 ワーク板側モータ 14,15 イメージセンサ 18 駆動ねじ 19 ナット 41,42 支持部材 21 インク溝 22a,22b,23a,23b アライメントマーク 24 制御装置 25,29 モータコントローラ 26,30 モータアンプ 27,31 タコメータジェネレータ 28,32 エンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動可能な直線ステージと、このステ
    ージを駆動するステージ駆動手段と、回転自在に軸支さ
    れたローラ転写胴と、このローラ転写胴を回転させるロ
    ーラ転写胴駆動手段とを備え、前記直線ステージ上にマ
    スタ板とワーク板とを一定間隔をおいて載置し、前記マ
    スタ板の表面にインクを溜めるインク溝を設け、前記ロ
    ーラ転写胴を前記マスク板表面で回転させ、前記インク
    溝内のインクを前記ローラ転写胴の外周面に転写し、そ
    のローラ転写胴を前記マスク板表面で回転させ、前記ロ
    ーラ転写胴外周面のインクを前記ワーク板表面に転写す
    るローラオフセット印刷装置において、前記ステージ駆
    動手段と前記ローラ転写胴駆動手段とを同期をとりなが
    ら駆動する同期手段と、前記直線ステージ上の前記マス
    タ板及びワーク板の位置を検出する位置検出手段と、検
    出した位置が基準位置からズレているとき、そのズレ量
    に応じて前記マスタ板及びワーク板の各位置を補正する
    位置補正手段とを備えていることを特徴とするローラオ
    フセット印刷装置。
JP4197796A 1991-08-02 1992-07-01 ローラオフセット印刷装置 Pending JPH05185586A (ja)

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JP3-216353 1991-08-02
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