JP5141978B2 - プリント装置 - Google Patents

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Description

本開示は、圧電マイクロデポジション(PMD)装置に関し、より詳細には、PMD装置用のプリントヘッド位置合わせアセンブリに関する。
[関連出願の相互参照]
本願は、2005年4月25日付けで出願された米国仮特許出願第60/674,584号、同第60/674,585号、同第60/674,588号、同第60/674,589号、同第60/674,590号、同第60/674,591号、同第60/674,592号の利益を主張するものである。上記出願の開示は、参照により本明細書に援用される。
本章での記述は、単に本開示に関する背景情報を提供するに過ぎず、先行技術を構成するものではない。
米国特許第6,660,209号公報(コラム10、14、18) 米国特許第7,027,887号公報(コラム7−10、14) 米国特許第6,997,698号公報(コラム24−25)
PMDの産業用途においては、液滴の配置精度が重要である。液滴の配置における不正確さには、多様な原因がある。これらの原因は、アレイ内のプリントヘッド間の位置ずれ、及び印刷対象である基板の位置ずれを含み得る。プリントヘッド及び/又は基板の手動調整は費用が高く、時間がかかり、また、依然として誤差が生じるおそれがある。したがって、液滴配置における誤差の考え得る原因を効率的に明らかにし、補正する必要がある。
本開示によれば、プリンタ装置は、基板を上部で支持するように構成されたチャックと、前記チャックから離間されて配置されたレールと、前記レールに取り付けられたプリントヘッドキャリッジフレームと、前記プリントヘッドキャリッジフレームに枢動可能に取り付けられたプリントヘッドキャリッジとを具備する。
前記プリントヘッドキャリッジは、複数のプリントヘッドと、前記各プリントヘッドを個々に収納する複数のハウジングと、前記各ハウジングを個々に収納する複数列のスロットとを有する。
前記各ハウジングは、前記各スロットにスライド可能にそれぞれ取り付けられている。

さらなる利用可能性のある領域が、本明細書において提供される説明から明らかになるであろう。本説明及び特定の例は、例示の目的のみを意図しており、本開示の範囲を限定することは意図していないことを理解されたい。
本明細書において記載される図面は例示のみを目的としており、決して本開示の範囲を限定することは意図していない。
以下の説明は、本質的に単なる例示に過ぎず、本開示、用途又は使用を限定することを意図するものではない。
本明細書において定義する場合、用語「流体製造材料」及び「流体材料」は、低粘度の形態を想定することができ、且つ堆積される(例えば、微細構造を形成するためにPMDヘッドから基板上に堆積される)のに適した、いかなる材料をも含むように広く解釈される。流体製造材料は、限定はしないが、ポリマー発光ダイオードディスプレイデバイス(PLED、及びPolyLED)を形成するのに用いることができる発光ポリマー(LEP)を含んでもよい。流体製造材料はまた、プラスチック、金属、蝋、はんだ、はんだペースト、生物医学製品、酸、フォトレジスト、溶剤、接着剤、及びエポキシを含んでもよい。用語「流体製造材料」は、本明細書において「流体材料」と交換可能に言及される。
本明細書において定義する場合、用語「堆積」(deposition)は概して、流体材料の個々の小液滴を基板上に堆積させる工程を指す。用語「放出する」、「吐出する」、「パターニングする」、及び「堆積させる」は、本明細書において、例えばPMDヘッドからの流体材料の堆積を特に指して交換可能に使用される。用語「小液滴」及び「液滴」もまた、交換可能に使用される。
本明細書において定義する場合、用語「基板」は、PMD等の製造工程中に流体材料を受けるのに適した表面を有するいかなる材料をも含むように広く解釈される。基板は、限定はしないが、ガラス板、ピペットシリコンウェーハ、セラミックタイル、硬質プラスチック及び軟質プラスチック並びに金属のシート及びロールを含む。いくつかの実施形態では、流体材料は、製造工程中(例えば3次元微細構造を形成する際等)に流体材料を受けるのに適した表面も含んでいるため、堆積された流体材料自体が基板を形成することがある。
本明細書において定義する場合、用語「微細構造」は概して、高度な精密さで形成され、基板上に適合する大きさにされた構造を指す。種々の基板の大きさは様々であり得るため、用語「微細構造」は特定の大きさに限定されるように解釈されるべきではなく、用語「構造」と交換可能に使用することができる。微細構造は、流体材料の単一の小液滴、小液滴の任意の組み合わせ、又は、2次元層、3次元構造体、及び任意の他の所望の構造等の、小液滴(複数可)を基板上に堆積させることにより形成される任意の構造を含んでもよい。
本明細書において言及されるPMDシステムは、ユーザが規定したコンピュータ実行可能な命令に従って流体材料を基板上に堆積させることによって、工程を実行する。用語「コンピュータ実行可能な命令」は、本明細書において「プログラムモジュール」又は「モジュール」とも呼ばれ、概して、限定はしないが、PMD工程を実施するのに必要なコンピュータ数値制御を実行する等のための、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等、又は、特定の抽象データ型を実施するもの若しくは特定のタスクを実行するものを含む。プログラムモジュールは、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM若しくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶デバイス、又は命令若しくはデータ構造を記憶することができ、且つ汎用コンピュータ若しくは専用コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の媒体を含む、任意のコンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。
図1に見られるように、圧電マイクロデポジション(PMD)装置10は、フレーム12と、プリントヘッドキャリッジフレーム14と、真空チャック16と、ビジョンシステム17とを有することができる。フレーム12は、基板18上にプリントするために、基板18を支持することができる。フレーム12は、フレーム12に据え付けられるX軸ステージ20及びY軸ステージ22を有することができる。X軸ステージ20は、概ね互いに平行であり且つフレーム12の幅にわたって延びて、プリント軸を概ね画定する第1のレール24及び第2のレール26を有することができる。Y軸ステージ22は概して、フレーム12の長さに沿って延び、且つX軸ステージ20に概ね垂直であり得る。Y軸ステージ22は、基板軸を概ね画定し得る。プリントヘッドキャリッジフレーム14は第1のレール24と第2のレール26との間に配置することができ、且つ、プリント軸に沿った軸方向の移動のために、第1のレール24及び第2のレール26に摺動可能に取り付けられることができ、概して基板18上へのプリントを提供する。
さらに図2を参照すると、プリントヘッドキャリッジフレーム14は、ベースプレート28、上側プレート30、及び側壁32、34、36、38を有するプリントヘッドキャリッジ15を有し得る。動的プリントヘッド位置合わせアセンブリ40は、ベースプレート28に取り付けられ得る。図3に見られるように、間隙スロット42は、ベースプレート28において、プリントヘッド位置合わせアセンブリ40に隣接して位置することができる。開口44は、上側プレート30において、プリントヘッド位置合わせアセンブリ40の概ね上方に位置することができる。プリントヘッドアセンブリ46(図4により詳細に示す)を開口44に通過させることができ、プリントヘッド位置合わせアセンブリ40に取り付けることができる。上記の説明は単一のプリントヘッドアセンブリ46及びプリントヘッド位置合わせアセンブリ40に言及しているが、プリントヘッドキャリッジ15は複数のプリントヘッドアセンブリ46及びプリントヘッド位置合わせアセンブリ40を有し、プリントヘッドアレイを形成することができることが理解され、図2に示される。
さらに図5を参照すると、プリントヘッドアセンブリ46は、基準ブロック50を有する本体48を有することができ、基準ブロック50は本体48に移動可能に取り付けられる。プリントヘッド52は、精密な結合手順を用いて基準ブロック50に咬合することができ、概して列状に配置される一連のノズル53を有することができる(図11〜図13に概略的に示す)。
図6に見られるように、プリントヘッド52及び基準ブロック50は、ばね付勢機構54によって、プリントヘッドアセンブリ46の残りの部分から、及びプリントヘッド位置合わせアセンブリ40から、分離することができる。ばね付勢機構54は、4つのばね58によってプリントヘッドアセンブリ本体48に取り付けられる据え付けプレート56を有することができる。各ばね58は、第1の端部60及び第2の端部62を有する圧縮ばねであり得る。各ばね58の第1の端部60は、プリントヘッドアセンブリ本体48に取り付けられることができ、各ばね58の第2の端部62は、据え付けプレート56に取り付けられることができる。結果として、据え付けプレート56は概して、プリントヘッドアセンブリ本体48に対しておよそ6自由度で動くことができる。基準ブロック50は、据え付けプレート56に取り付けられてプリントヘッド連結ブロックを形成することができ、後述のように、基準ブロック50が基準面を当接させて移動可能に着座し、且つ据え付けプレート56に対して調整されるような自由度を与えられる。
上述のように、また図3により詳細に示すように、プリントヘッド位置合わせアセンブリ40はベースプレート28に取り付けられ得る。プリントヘッド位置合わせアセンブリ40のための据え付け面を提供することに加えて、ベースプレート28は、アレイ(約25ミクロン/m以内)内のすべてのプリントヘッド52(各々の基準ブロック50に関連付けられる)のための、縦方向における共通の1次基準参照を提供することができる。ベースプレート28の複数の間隙スロット42は概して、プリントヘッド52がプリント機能を実行するために適切に位置合わせされると、プリントヘッド52が間隙スロット42を通って突出することを可能にし得る。プリントヘッドアセンブリ46、したがってプリントヘッド52は、概ね互いに平行に、且つプリント軸に対して任意の迎角で配置されることができる。この角度は、所望のアレイのプリント解像度に従って設定することができる。
各プリントヘッド位置合わせアセンブリ40はソケット63を有し得る。ソケット63は、駆動アセンブリ64及びロック機構66を有し得る。さらに図7〜図10を参照すると、駆動アセンブリ64は、第1の辺68及び第2の辺70を有するL字形部材67を有し得る。第1の辺68の自由端72は、自由端72を貫通する孔74を有することができ、ベースプレート28に枢動可能(Pivotally)に取り付けられ得る。駆動アセンブリ64は、フェーズ調整アセンブリ76及びピッチ調整アセンブリ78をさらに有することができる。
フェーズ調整アセンブリ76は、第1の辺68の近くに位置することができる。フェーズ調整アセンブリ76は、PZTアクチュエータ80、調整機構82、枢動アーム84、枢動アセンブリ86、2次基準88、並びに第1の伸縮ばね90及び第2の伸縮ばね91を有することができる。PZTアクチュエータ80は、第2の辺70に取り付けられることができ、且つ第2の辺70の長さに沿って第1の辺68及び枢動アーム84に向かって延びることができる。PZTアクチュエータ80は、枢動アーム84の第1の端部92に取り付けられることができる。第1の辺68は、枢動アーム84を内部に収納する凹部分94を有することができる。枢動アセンブリ86は、第1の辺68の孔98、99及び枢動アーム84の孔100を貫通して、枢動アーム84を第1の辺68に枢動可能に取り付けられる枢軸96を有することができる。伸縮ばね90は、第1の辺68に取り付けられる第1の端部101及び枢動アーム84に取り付けられる第2の端部102を有する圧縮ばねであってもよい。したがって、伸縮ばね90は概して、枢動アーム84を第1の辺68の方向に付勢する。2次基準88は、枢軸105によって第1の辺68に回転可能に取り付けられることができ、また、後述のように、枢動アーム84の第2の端部103と係合可能であり得る。伸縮ばね91は、2次基準88に取り付けられる第1の端部107及び枢動アーム84に取り付けられる第2の端部109を有する圧縮ばねであってもよく、概して、2次基準88を枢動アーム84の方向に付勢する。調整機構82は、球形部材95及び調整ねじ97を有することができる。球形部材95は概して、枢動アーム84及び2次基準88の傾斜面93に当接して着座することができる。調整ねじ97は、傾斜面93に沿って球形部材の垂直位置を変えて、枢軸105を中心とした2次基準88の初期の向きを制御することができる。
ピッチ調整アセンブリ78は、ベースプレート28に固定されるリニアアクチュエータ104及びL字形部材67の第2の辺70に取り付けられる3次基準106を有し得る。リニアアクチュエータ104は、第2の辺70の自由端108の近くの3次基準106の近くに位置し、且つ3次基準106に選択的に係合可能であり得る。枢軸110(図3に見られる)がL字形部材67の孔74内に位置することができ、後述のように、リニアアクチュエータ104が自由端108に作用するとき、概して、L字形部材67の枢動可能な回転を可能にする。ピッチ調整アセンブリ78はまた、3次基準106を付勢してリニアアクチュエータ104と係合させるための伸縮ばね112を有し得る。伸縮ばね112は、ベースプレート28に取り付けられる第1の端部114及びL字形部材67に取り付けられる第2の端部116を有する圧縮ばねであってもよい。
図3に見られるように、ロック機構66は、L字形部材67内に収納される磁気クランプ機構118を含んでもよい。磁気クランプ機構118は、後述のように、基準ブロック50に作用する磁力を提供することができる。したがって、基準ブロック50は430SS等の常磁性材料製であってもよい。
3点測量システム(図示せず)を、磁気クランプ機構の作動ギャップの測量及び設定の両方に使用することができる。このギャップを設定する目的は、永久磁石が基準ブロック50に触れないようにすることである。したがって、ギャップは、磁気クランプ機構118を保持しているベースプレート28上の1次基準点によって、目標物に対するプリントヘッドのZ軸上の位置を確立することを可能にすることができる。これにより、概して、すべてのプリントヘッド52が、互いに約25ミクロン以内の間隔で同じZ軸次元にあることが可能になり得る。さらに、単一面のブロッティングステーションを採用する際、プリントヘッド52がブロッティングクロスに対して異なる関係を有する場合、すべてのプリントヘッド52が適切に吸収するとは限らないことがある。エアギャップが大き過ぎる場合、磁気保持力が距離の2乗分だけ減少する。したがって、金属同士が触れ合うことなく、磁気締め付け曲線の高磁力領域に留まるためには、ギャップは25ミクロン〜50ミクロンであることが好ましい。
動作時、プリントヘッド52がその目標位置からずれていると判定された場合、上述の特徴を用いて調整することができる。プリントヘッド52の目標位置は概して、プリントヘッドアレイ内のプリントヘッド52間の互いに対する理想的な相対位置合わせとして規定することができる(図11に示す)。具体的には、基準ブロック50は概して、磁気クランプ機構118を越えて延びることができ、概して、2次基準88及び3次基準106と接触することができる。プリントヘッド52のフェーズの位置ずれ(図12に概略的に示す)は、フェーズ調整アセンブリ76を使用して相殺することができる。フェーズの位置ずれは、プリントヘッドノズル53の列が目標位置から直線的にずれている際に起こり得る。位置ずれの判定に関する詳細は後述する。後述のように、図11に矢印で示すように、フェーズ調整アセンブリ76によってプリントヘッド52を直線的に移動させることができる。
磁気クランプ機構118は、基準ブロック50を解放するようにすることができる。より具体的には、打ち消しコイルの電流のパルス幅を変調して、磁気保持力が約355.8N(80lbf)程度から約0N(0lbf)程度に変化するようにすることによって、各プリントヘッド52(基準ブロック)に付与される磁気保持力を自動的に変えることができる。磁気クランプ機構118の磁界を打ち消すことにより、ソケット63から取り外すため、又はプリントヘッド52を配置し直すために、プリントヘッド52を解放することが可能になる。
解放されると、PZTアクチュエータ80は、枢動アーム84の第1の端部92に係合して、枢軸96を中心として枢動アーム84を回転させることができる。その後、枢動アーム84の第2の端部103が2次基準88に係合して、2次基準88が移動して基準ブロック50に係合するようにし、基準ブロック50が直線的に移動するようにする。
より具体的には、枢動中心96と、枢動アーム84の第1の端部92に連結したPZTアクチュエータ80との間の距離(d1)は、枢動中心96と、枢動アーム84の第2の端部1032次基準88が係合する位置との距離(d2)よりも短くなり得る。したがって、PZTアクチュエータ80によって付与される移動は、2次基準88に加えられる際には概して増幅され得る。本例では、d1は概してd2の約4倍であってもよく、それによりPZTアクチュエータ80によって付与される移動がおよそ4倍増幅される。
プリントヘッド52(及び対応する基準ブロック50)が補正されたフェーズ位置に到達すると(図11に示す)、磁気クランプ機構118が再び作動され、基準ブロック50をその補正された位置に固定することができる。より具体的には、一旦位置につくと、磁気クランプ機構118から電流が除去され、プリントヘッド52を再び締め付けることができる。磁気クランプ機構118は永久電磁石を使用するため、保持力は「フェイルセーフ」である。すなわち、PMD装置10に対する電源が遮断されても、プリントヘッド52はその位置に締め付けられたままである。また、一旦プリントヘッド52が適切に位置合わせされると、それらをその位置に固定するために永久電磁石チャックを使用することにより、機械的クランプ又はロックに一般的である機械的な歪み、ひずみ、ヒステリシスをなくすことができる。さらに、磁気クランプ機構118の磁気保持力は自動的且つ動的に変更することができる。このようにして、締め付け力は、プリントヘッド52が位置調整されている間は瞬間的に除去されることができ、その後、プリントヘッド52が位置につくと再び加えられる。
プリントヘッド52のピッチの位置ずれ(図13に示す)は、ピッチ調整アセンブリ78を用いて補正することができる。ピッチの位置ずれは、プリントヘッドノズル53の列が目標から回転的にずれているときに起こり得る。位置ずれの判定に関する詳細は後述する。後述のように、ピッチの位置ずれを補正するために、ピッチ調整アセンブリ78を用いてプリントヘッド52を図13の矢印で示すように回転させることができる。
上述のように、磁気クランプ機構118に基準ブロック50を解放させることができる。解放されると、リニアアクチュエータ104が延びて、第2の辺70の自由端108に係合することができる。リニアアクチュエータ104が自由端108に係合すると、L字形部材67が枢軸110を中心として回転させられる。2次基準88及び3次基準106は基準ブロック50に係合し、基準ブロック50を回転させる。上述のように、プリントヘッド52(及び対応する基準ブロック50)が補正されたピッチ位置(図13に示す)に到達すると、磁気クランプ機構118は再び作動され、基準ブロック50をその補正された位置に固定することができる。上述したフェーズ調整及びピッチ調整は、後述のように、自動化することができる。
再び図2を参照すると、プリントヘッドキャリッジ15は、ミドルプレート136をさらに有し得る。ミドルプレート136は、3つのアウトリガー据え付け部分148、150、152及び2つのロック部材151、153(図15に見られる)を有し得る。アウトリガー据え付け部分148、150、152は、それらに取り付けられるエアベアリングパック154、156、158を有することができる。エアベアリングパック154、156、158は、プリントヘッドキャリッジ15がプリントヘッドキャリッジフレーム14に対して水平になるように調整された高さにすることができる。ロック部材151、153は鉄系鋼材のディスクを有することができ、磁気性であり得る。ミドルプレート136は、プリントヘッドキャリッジ15を支持するのに十分な厚さとすることができる。
前述のように、プリントヘッドキャリッジフレーム14は内部にプリントヘッドキャリッジ15を収容することができる。さらに図14〜図17に示した参考例に係る装置を参照すると、プリントヘッドキャリッジフレーム14は、上面161及び4つの壁162、164、166、168を有するベースフレーム構造160を有することができる。上面161は、エアベアリング回転面172、174、176及びロック部材175を有することができる。壁162、164、166、168は概して、プリントヘッドキャリッジ15の側壁32、34、36、38の周囲に位置することができる。壁164は、壁164から延びるアーム178、180を有することができる。ロック部材175は電磁石であってもよく、ロック部材151、153に選択的に係合して、ロック部材151、153に固定されることができる。
ロック部材175は、各ロック部材151、153に磁気保持力を付与することができ、それは、打ち消しコイルの電流のパルス幅を変調して、磁気保持力が約355.8N(80lbf)程度から約0N(0lbf)程度に変化するようにすることによって自動的に変更することができる。ロック部材175の磁界を打ち消すことにより、ロック部材151、153を解放することが可能になる。
プリントヘッドキャリッジ調整アセンブリ182は、壁162の上面161に取り付けられることができ、プリントヘッドキャリッジ15に係合されることができる。プリントヘッドキャリッジ調整アセンブリ182は、係合部材184、第1のリンクアセンブリ186及び第2のリンクアセンブリ188、並びに駆動機構190を有することができる。係合部材184は、側壁34に沿って、且つそれぞれ部分的に側壁32、36の周囲に延びるアーム192、194を有することができる。駆動アーム196は、アーム192とアーム194との間に延びることができ、且つ内部に凹部分198を有することができる。凹部分198は、アウトリガー据え付け部分148を内部に収納することができる。
第1のリンクアセンブリ186及び第2のリンクアセンブリ188はそれぞれ、第1の端部206、208及び第2の端部210、212に球形ベアリング204をそれぞれ有するリンク部材200、202を有することができる。球形ベアリング204は、係合部材184及びプリントヘッドキャリッジフレーム14に取り付けられて、リンク部材200、202と、係合部材184と、プリントヘッドキャリッジフレーム14との間の枢動可能な係合を形成することができる。
駆動機構190は、リニアアクチュエータ214及び付勢ばね216を有することができる。リニアアクチュエータ214は壁164の上面161に取り付けられ得る。リニアアクチュエータ214は、係合部材の駆動アーム196の第1の側220に回転可能に係合するアーム218を有することができ、且つ、概ね付勢ばね216とは逆方向に、図14に矢印221で示すように引っ込むことができる。アーム218と駆動アーム196との間の回転可能な係合は、アーム218に取り付けられる第1の端部及び駆動アーム196に取り付けられる第2の端部を有するヒーハイストベアリング219を含むことができる。リニアアクチュエータ214もまた、ヒーハイストベアリング223による、ベースフレーム構造160との回転可能な係合を有することができる。付勢ばね216は、係合部材の駆動アーム196の第2の側224に取り付けられる第1の端部222、及びプリントヘッドキャリッジフレーム14に固定された支柱228に取り付けられる第2の端部226を有する引張ばねであってもよい。
動作時、プリントヘッドキャリッジ15は、上述の特徴を用いて調整することができる。より具体的には、プリントヘッドキャリッジ15のピッチは、駆動機構190を使用することによってプリントヘッドキャリッジ15を回転させることにより調整することができる。リニアアクチュエータ214が駆動されると、アーム218は駆動アーム196をリニアアクチュエータ214の方向に引張ることができる。駆動アーム196が移動すると、リンク部材200、202が球形ベアリング204を中心として枢動することができ、係合部材184を回転させ、図14に矢印229で示すように、それがプリントヘッドキャリッジ15に回転を伝える。より具体的には、アーム218が引っ込むと、リンク部材200の第1の端部206が第2の端部210を中心として反時計回りの方向に回転することができ、リンク部材202の第1の端部208が第2の端部212を中心として回転することができ、プリントヘッドキャリッジ15の回転及び直線的な平行移動をもたらす。リンク部材の配置構成により、プリントヘッドキャリッジ15の移動は純粋な回転でないことがある。プリントヘッドキャリッジ15の平行移動はいくらかのX軸方向及びY軸方向のずれを含むことがあり、これは調整アセンブリ182が形成する動きにより予測することができる。平行移動は、基板18とプリントヘッドキャリッジ15との協調した動きによって相殺され得る。
プリントヘッドキャリッジ15の動きの間、エアベアリングパック154、156、158がエアベアリング回転面172、174、176上のプリントヘッドキャリッジ15の回転を可能にすることができる。所望の位置に到達すると、エアベアリングパック154、156、158はプリントヘッドキャリッジ15をエアベアリング回転面172、174、176に固定することができる。
図18〜図24に示す参考例では、プリントヘッドキャリッジフレーム300は、プリントヘッドキャリッジ302を収納することができ、且つ、プリントヘッドキャリッジフレーム14に関して上述した方法と同様の方法でPMD装置10に取り付けられることができる。プリントヘッドキャリッジ302は、一連の側壁304、306、308、310を有する概ね矩形の部材であり得る。プリントヘッドキャリッジ302は、プリントヘッドキャリッジ15と概ね同様であってもよく、プリントヘッド位置合わせアセンブリ40(図2に示す)を有することができる。プリントヘッドキャリッジ調整アセンブリ312が、プリントヘッドキャリッジフレーム300に固定されることができ、且つプリントヘッドキャリッジ302を内部に収容して、プリントヘッドキャリッジ302をプリントヘッドキャリッジフレーム300に取り付けることができる。
図19、図20、図22、及び図23を特に参照すると、プリントヘッドキャリッジ調整アセンブリ312は、フレームアセンブリ314及び駆動アセンブリ316を有することができる。フレームアセンブリ314は、外側フレーム318、内側フレーム320、及び結合要素322を有することができる。外側フレーム318は、プリントヘッドキャリッジ据え付けプレート324によってプリントヘッドキャリッジフレーム300に固定されることができ、且つ、第1の側壁326及び第2の側壁328を有する概ね矩形の本体を有することができ、第1の側壁326及び第2の側壁328は本体から概ね上向きに延びる。外側フレーム318は、第1の側壁326から第2の側壁328へと延びる上側プレート330、及びエアベアリング面を形成する下側面332をさらに有することができる。第1の側壁326及び第2の側壁328は、内部を貫通する孔334、336、338、340、342、344を有することができる。
内側フレーム320は、プリントヘッドキャリッジ302を内部に収容することができる。内側フレーム320は、上側プレート330と、下側面332並びに第1の側壁326及び第2の側壁328との間に配置することができる。内側フレーム320は、孔334、336、338、340、342、344に概ね対応する孔346、348、350、352、354、356を有することができる。内側フレーム320は、プリントヘッドキャリッジ302を内部に収納する概ね開いた中心部分358を有する、概ね矩形の本体を有することができる。内側フレーム320の下側面359は、外側フレームの下側面332の上に載せるためのエアベアリングパッド357、及び内側フレーム320と外側フレーム318との間の相対的な動きを防ぐための真空パッド361を有することができる。
図20及び図21を参照すると、結合要素322は、孔334、336、338、340、342、344及び孔346、348、350、352、354、356内に位置することができ、且つ概して、内側フレーム320を外側フレーム318に取り付けることができる。より具体的には、結合要素322はそれぞれ、概ねW字形状を有する撓み要素360を有することができる。撓み要素360は、高疲労強度の板金から形成されてもよく、内側の辺362及び2つの外側の辺364、366を有するベース部分363を有することができ、内側の辺362及び外側の辺364、366はベース部分363から延びる。ベース部分363は外側フレーム318に固定されることができる。外側の辺364、366は互いに取り付けられ、外側フレーム318に同様に固定されることができる。内側の辺362は内側フレーム320に固定されることができ、それにより内側フレーム320と外側フレーム318との間の回転可能な結合を形成する。
図22を参照すると、駆動アセンブリ316は、リニアアクチュエータ368、370、ハウジング部材372、374、及び係合ブロック376を有することができる。ハウジング部材372、374は、外側フレーム318に取り付けられ得る。リニアアクチュエータ368、370は概ね互いに対向して配置され、ハウジング部材372、374に、ひいては外側フレーム318に取り付けられ得る。係合ブロック376は内側フレーム320に固定され得る。ばね377は、第1の端部379において内側フレーム320に固定されることができ、第2の端部381においてハウジング部材372、374に、ひいては外側フレーム318に固定されることができる。ばね377は引張ばねであってもよく、概して、リニアアクチュエータ368、370を付勢して係合ブロック376と係合させる力を提供することができる。リニアエンコーダ375を、上側プレート330の、係合ブロック376の概ね上方に取り付けることができる。
動作時、エアベアリングパッド357が「オン」状態にあると、それらは概して、内側フレーム320と外側フレーム318との間の相対的な動きを提供することができる。この状態では、リニアアクチュエータ368、370は係合ブロック376に作用することができる。係合ブロック376は、加えられた力を内側フレーム320に付与することができ、内側フレーム320はそれによって、図23に見られるように外側フレーム318に対して回転させられる。図23に示す駆動は、例示の目的のために誇張されていることに留意されたい。内側フレーム320の実際の回転は、外側フレーム318に対して概ね1.5度であり得る。プリントヘッドキャリッジ302は内側フレーム320内に収容されているため、内側フレーム320が回転すると、プリントヘッドキャリッジ302も同様に回転させられる。より具体的には、撓み要素360は「叉骨」のように外広がりに開かれ、内側フレーム320の回転に対する付勢力を提供する。偶力として作用するリニアアクチュエータ368、370によって、一定の回転中心を維持することができる。
この偶力は、均等且つ逆方向の力が加えられ得るようにリニアアクチュエータ368、370を精密に配置することによって実現することができる。しかしながら、製造作業には変動が存在するため、リニアアクチュエータ368、370の位置誤差を調整する必要があることがある。位置誤差を補償するために、リニアアクチュエータ368、370は互いに異なる力を提供することができる。係合ブロック376の上方に位置するリニアエンコーダ375を用いて、命令された回転を、いくらかの移動した直線距離と関連付けることができる。ステージの動きコントローラの設定中、ステージの回転を監視し、マッピングすることができる。その後、回転角度とエンコーダの位置との関係を求めることができる。位置フィードバックにより、加えられたモーメントが自動的に解かれる。所望の位置に到達すると、エアベアリングパッド357は「オフ」にされることができ、真空パッド361は「オン」にされることができ、内側フレーム320を外側フレーム318に対して固定することができる。
リニアアクチュエータ368、370は、内側フレームを「すぐさま」回転させることができる。このモードでは、プリントヘッドアレイステージ又は基板ステージのいずれかの平行移動における不正確さを補正するために小さい回転が必要となることがある。プリントヘッドアレイと基板18との間の角度的な位置ずれを引き起こす誤差は、ヨー誤差として知られている。ヨー誤差は、プリントヘッドステージ及び基板ステージの両方に存在し得る。プリント軸(プリントヘッドキャリッジフレーム14がこの軸に沿って平行移動する)及び基板軸(基板18がこの軸に沿って平行移動する)の両方についてマッピングを行うことができる。PMD装置10に対する垂直中心線の周りのヨー角を測定し、動きマップとしてコンピュータ922に記憶することができる。これらの測定値は、レーザー干渉計等のデバイスを用いて取得することができる。
精密X−Yステージの場合の典型的な誤差の大きさは、20秒角〜40秒角程度であり得る。この誤差範囲は、PMD装置10(図1)において40ミクロン〜80ミクロンのプリント位置誤差をもたらし得る。この誤差は、プリントヘッドアレイを角度的に回転させることによって、なくすことができる。回転量は、X軸ステージ20に沿ったプリント軸についての回転誤差と、Y軸ステージ22に沿った特定の距離にある基板18についての回転誤差の合計であり得る。各軸についてのマップを使用して、コンピュータ922は、計算された誤差を動的に合計して、プリントヘッドの回転を命令して誤差を補償することができる。プリントヘッドの補正角度は、0.02秒角程度に小さい刻みで増分し得る。補正は、およそ1秒に2000回の間隔で適用することができ、この補正は、1メートル/秒のレートでプリントしている場合、基板が0.5mm移動する毎にプリントヘッドアレイでの角度補正に変換され得る。この方法を用いてプリントヘッドアレイの位置を調整して、PMD装置10の構造的な不規則性を相殺することができる。具体的には、理想的な向きに対するX軸ステージ20及びY軸ステージ22におけるずれを相殺することができる。
図25を参照すると、代替的なプリントヘッドアレイ回転システム400を、支持レール402、404(図1に示すレールと概ね同様)において、PMD装置のX軸ステージ401に摺動可能に取り付けることができる。プリントヘッドアレイ回転システム400は、直動駆動装置406、408、プリントヘッドアセンブリ412を内部に収容しているプリントヘッドキャリッジ410、及びリンク部材414、416を有することができる。直動駆動装置406、408は支持レール402、404に係合することができ、且つ支持レール402、404に沿って移動可能であり得る。リンク部材414、416を、第1の端部418、420においてプリントヘッドキャリッジ410に取り付けることができ、第2の端部422、424において直動駆動装置406、408に取り付けることができる。
動作時、回転誤差が求められた後、直動駆動装置406、408は、支持レール402、404に沿って概ね互いに逆方向に移動することができる。直動駆動装置406、408が互いに対して移動すると、リンク部材414、416が回転し、それによりプリントヘッドキャリッジ410が対応して回転する。所望の位置につくと、直動駆動装置306、308は停止し、プリントヘッドキャリッジ302をその位置に固定することができる。
さらに図26〜図29を参照すると、代替的なプリントヘッドキャリッジフレーム514は、プリントヘッドアセンブリ516を内部に収容しているプリントヘッドキャリッジ515を収納することができる。プリントヘッドキャリッジフレーム514は、プリントヘッドキャリッジフレーム14に関して上述した方法と同様の方法でPMD装置10に取り付けられ得る。プリントヘッドキャリッジ515は、第1の組のエアベアリング520によって垂直に支持され、且つ、プリントヘッドキャリッジフレーム514に据え付けられた第2の組のエアベアリング522によって径方向に支持された、円形の本体518を有することができる。
プリントヘッドキャリッジフレーム514は、プリントヘッドキャリッジ515を回転可能に駆動してプリントヘッドキャリッジ515のピッチ調整を提供するための駆動アセンブリ524を有することができる。駆動アセンブリ524は、モータ巻線526、磁気性のスラグ528、ストップ530、及び光学エンコーダ532を有することができる。モータ巻線526は、プリントヘッドキャリッジフレーム514に据え付けられることができ、磁気性のスラグ528は、モータ巻線526によって駆動されるように、円形の本体518の上側部分に据え付けられることができる。ストップ530は、プリントヘッドキャリッジフレーム514に取り付けられることができ、且つ概して円形の本体518を越えて延びることができ、ストップ530と磁気性のスラグ528との間の係合によってプリントヘッドキャリッジ515の移動を制限する。
プリントヘッドキャリッジの円形の本体518は、プリントヘッドアセンブリ516を内部に収納するスロット532、534、536を有することができる。より具体的には、プリントヘッドアセンブリ516は、スロット532、534、536内に延びるハウジング538、540、542の中に収納されることができる。ハウジング538、540、542は、リニアベアリング544、546、548と摺動可能に係合することができる。スロット532、534、536はさらに、ハウジング538、540、542をスロット532、534、536に沿って平行移動させて、プリントヘッドアセンブリ516のフェーズ調整を提供するためのリニアアクチュエータ550、552、554を内部に有することができる。さらに、アセンブリの変動又は他の原因によるいかなる初期の位置ずれも、プリントヘッドキャリッジ515の下側面の基準マークを参照するための、後述のビジョンシステムを用いて相殺することができる。
さらに図30及び図31を参照すると、参考例に係るプリントヘッドキャリッジフレーム614が、プリントヘッドアセンブリ46(図4に示す)を内部に収容しているプリントヘッドキャリッジ628を収納することができる。プリントヘッドキャリッジフレーム614は、プリントヘッドキャリッジフレーム14に関して上述した方法と同様の方法で、PMD装置10(図1)に取り付けられ得る。プリントヘッドキャリッジ628は、プリントヘッドキャリッジフレーム614に回転可能に取り付けられ得る。より具体的には、プリントヘッドキャリッジフレーム614は、前壁アセンブリ632及び後壁アセンブリ634、並びに側壁アセンブリ636、638を有することができ、これらは協調して、後述のように、プリントヘッドアレイ可変ピッチ調整装置を形成する。
さらに図32を参照すると、前壁アセンブリ632は壁部材640及び調整アセンブリ642を有することができる。壁部材640は、上側部分644及び下側部分646を有することができる。上側部分644は、端部652、654において摺動部分648、650を有することができる。摺動部分650は、第2の端部654の垂直位置を調整し、ひいては前壁アセンブリ632の角度移動を調整する水平化機構656をさらに有することができる。さらに、前壁アセンブリ632を両端部652、654において垂直に調整することができるように、摺動部分648も水平化機構(図示せず)を有することができる。下側部分646は、後述のように、調整アセンブリ642の一部を支持するための棚658を有することができる。
調整アセンブリ642は、リニア摺動ベアリング660、レール662、摺動アセンブリ664、枢動アセンブリ666、プリントヘッドキャリッジ据え付けアセンブリ668、及びロック機構670を有することができる。リニア摺動ベアリング660は棚658に沿って延びることができる。レール662は概して、壁部材640の長さの大部分に沿って延びることができ、リニア摺動ベアリング660の上方に位置することができる。摺動アセンブリ664は、中間部分676を挟んでいる第1の端部分672及び第2の端部分674、第1の端部分672と中間部分676との間に位置する第1の電動アクチュエータ678、並びに第2の端部分674と中間部分676の間に位置する第2の電動アクチュエータ680を有することができる。
第1の端部分672及び第2の端部分674はそれぞれ、各々の下側部分に据え付けられる支持部材686、688を有することができる。支持部材686、688は、リニア摺動ベアリング660に摺動可能に取り付けられることができる。中間部分676は、レール662に摺動可能に取り付けられるアーム689を有することができる。枢動アセンブリ666は、第1の端部694、696及び第2の端部698、700を有する、互いに対して回転可能な枢動部材690、692を有することができる。枢動部材690、692はヒーハイストベアリングの形態であってもよく、摺動アセンブリの第1の端部分672及び第2の端部分674の上側部分に取り付けられる第1の端部694、696を有することができる。プリントヘッドキャリッジ据え付けアセンブリ668は、調整アセンブリ642をプリントヘッドキャリッジ628に取り付けるための据え付けブロック702、704を有することができる。据え付けブロック702、704は枢動部材の第2の端部698、700に取り付けられることができ、プリントヘッドキャリッジ628が壁部材640に対して回転できるようにする。ロック機構670は、中間部分676に取り付けられることができ、調整アセンブリ642を壁部材640に対して固定するための締付ボルト705、706、707を有することができる。締付ボルト706を締めて、摺動アセンブリ664を全体的に固定することができ、これにより、概して、アクチュエータ678、680の駆動による第1の端部分672及び第2の端部分674の互いに対する微調整が可能になる。締付ボルト705、707を締めて、第1の端部分672及び第2の端部分674を互いに対して固定することができる。
図30及び図31を再び参照すると、後壁アセンブリ634は、壁部材708及び枢動アセンブリ710を有することができる。壁部材708は、側壁アセンブリ636、638に対して固定されることができる。枢動アセンブリ710は、第1の端部(図示せず)及び第2の端部(図示せず)を有する、互いに対して回転可能な枢動部材712、714を有することができる。枢動部材712、714は、壁部材708に固定される第1の端部(図示せず)を有するヒーハイストベアリングの形態であってもよい。据え付けブロック724、726を第2の端部(図示せず)及びプリントヘッドキャリッジ628に取り付けることができ、これによりプリントヘッドキャリッジ628が壁部材708に対して回転できるようになる。
側壁アセンブリ636、638はそれぞれ、水平化レール732、734をその上面上に有する壁部材728、730を有することができる。壁部材640の摺動部分648、650は、水平化レール732、734と摺動可能に係合することができ、概して、壁部材640が水平化レール732、734の長さに沿って移動することを可能にする。
動作時、プリントヘッドキャリッジ628がその目標位置からずれていると判定されると、上述の特徴を用いてそのずれを調整することができる。具体的には、プリントヘッドキャリッジ628にピッチの位置ずれ(図13に示す)がある場合、それは調整アセンブリ642を用いて補正することができる。より具体的には、枢動部材712、714を中心としてプリントヘッドキャリッジ628を回転させることにより、プリントヘッド52を調整して、そのピッチを補正することができる。
プリントヘッドキャリッジは、調整アセンブリ642を使用することにより枢動部材712、714を中心として回転することができる。ロック機構670を解放することにより、摺動アセンブリ664がレール662に沿って動くようにすることができる。締付ボルト705、706、707を緩めることによって、ロック機構670を解放することができる。ロック機構670が解放されると、第1の電動アクチュエータ678及び第2の電動アクチュエータ680は、レール662の長さに沿って、ピッチ補正のための所望の位置まで摺動アセンブリ664を駆動することができる。
摺動アセンブリ664がレール662に沿って移動すると、プリントヘッドキャリッジ628は枢動部材712、714を中心として、第1の位置(図30)から第2の位置(図31)へと回転する。プリントヘッドキャリッジ628が回転すると、それらは壁部材640と壁部材708との間で角度的に移動する。プリントヘッドキャリッジ628の角度移動に対応するために、壁部材640は、プリントヘッドキャリッジ628が回転するにつれて水平化レール732、734に沿って平行移動する。
摺動アセンブリの駆動は、電圧信号を調整して、電動アクチュエータが内側又は外側に動くように命令することによって達成することができる。プリントヘッドノズルの所望の位置に関する情報は、後述のように、ビジョンシステムによって取得することができる。
プリントヘッドアレイは、連続的な又は非連続的なアレイとして構成することができる。非連続的なアレイは、プリントヘッド52間のプリントスワスにおいてギャップを有し得る。非連続的なアレイの概略的な表現が図33に示されている。非連続的なアレイは、使用されるプリントヘッド52によって課される物理的なサイズ制限によりもたらされることがあり、特定の空間内で所望の数の噴射アレイを実現するためにギャップを必要とする。ギャップは、基板のすべての領域がプリントされることを確実にするために、基板に対するプリントヘッドアレイの相対的な動きを変更するようにプリント方法の変更を必要とすることがある。ピッチ調整の方法は概して、この構成によって影響を受けないであろう。
参考例に係るプリントヘッドキャリッジ調整装置800が図34〜図36に概略的に示されている。プリントヘッドキャリッジ調整装置800は、第1のプリントヘッドキャリッジ802及び第2のプリントヘッドキャリッジ804、ビーム806、並びに作動アセンブリ808を有することができる。第1のプリントヘッドキャリッジ802は、ビーム806の第1の側に固定されることができ、第2のプリントヘッドキャリッジ804は、第1のプリントヘッドキャリッジ802に概ね対向して、ビーム806の第2の側にスライド可能に取り付けられることができる。

駆動アセンブリ808は、エアベアリングアセンブリ810、枢動アセンブリ812、並びに第1の駆動機構814及び第2の駆動機構815を有することができる。エアベアリングアセンブリ810は、ビーム806の第1の端部の、第1のプリントヘッドキャリッジ802の第1の端部近くに取り付けられ得る。枢動アセンブリ812は、プリントヘッドキャリッジ調整装置800の床面818と、ビーム806の、第1のプリントヘッドキャリッジ802の第2の端部近くとに取り付けられるヒーハイストベアリング816を有することができ、プリントヘッドキャリッジ調整装置800とビーム806との間の回転可能な結合を提供する。
第1の駆動機構814は、リニアアクチュエータ820、及びプリントヘッドアレイ可変ピッチ装置の床面818のガイド溝824に摺動可能に取り付けられる可動リンク822を有することができる。リニアアクチュエータ820は、第1のプリントヘッドキャリッジ802に取り付けられる第1のアーム821を有することができ、可動リンク822に取り付けられる第2のアーム823を有することができる。リンク822は溝824に沿って手動で動かされるか、又は種々の方法により電動化されて、ビーム806の回転の粗調整を実現することができる。第1のアーム821は、ビーム806の微調整を実現するために伸縮することができる。
第2の駆動機構815はリニアアクチュエータ817を有することができる。リニアアクチュエータ817は第2のプリントヘッドキャリッジ804及びビーム806と係合することができる。リニアアクチュエータ817は概して、ビーム806に沿った第2のプリントヘッドキャリッジ804の摺動可能な駆動を提供することができる。
動作時、駆動アセンブリ808によって第1のプリントヘッドキャリッジ802及び第2のプリントヘッドキャリッジ804のピッチを調整することができる。より具体的には、可動リンク822がガイド溝824に沿って移動すると、アーム821、823が第1のプリントヘッドキャリッジ802に作用することができ、第1のプリントヘッドキャリッジ802及び第2のプリントヘッドキャリッジ804並びにビーム806を回転させる。リニアアクチュエータ820は、アーム821の伸縮によりビーム806の回転をさらに精緻化することができる。ビーム806が回転すると、第2のプリントヘッドキャリッジ804がリニアアクチュエータ817によって駆動されて、第1のプリントヘッドキャリッジ802に対する第2のプリントヘッドキャリッジ804の適切なフェーズ調整を実現することができる。この工程は、後述のように、第1のプリントヘッドキャリッジ802と第2のプリントヘッドキャリッジ804との関係を記録し、且つリニアアクチュエータ817による第2のプリントヘッドキャリッジ804の動きを開始するためのビジョンシステムを使用することによって自動化することができる。
上記で概説したように、リンク822の動きが完了すると、プリントヘッドアレイのピッチの粗調整が完了し得る。この時点で、リニアアクチュエータ820をビジョンシステムと組み合わせて使用して、プリントヘッドについて0.5ミクロン以内のピッチ精度を実現する最終の精密な調整角度まで、ビーム806を回転させることができる。適切なピッチが得られると、プリントヘッドキャリッジ調整装置800はプリントのために固定され得る。
図35及び図36を参照して、プリントヘッドキャリッジ802、804は、フェーズにおいて互いに概ね位置合わせされることができることに留意されたい。より具体的には、プリントヘッドキャリッジ802、804のそれぞれのプリントヘッド(図示せず)は、プリント堆積領域830、832によって概略的に示すように、それらが同一の領域上にプリントし、より高いプリント堆積濃度をもたらすように位置合わせされることができる。
図1を再び参照すると、PMD装置10のビジョンシステム17は、較正(calibration)カメラアセンブリ900及びマシンビジョンカメラアセンブリ902を有することができる。さらに図37を参照すると、較正カメラアセンブリ900は、較正カメラ904及び据え付け構造906を有することができる。据え付け構造906は第1の部分908及び第2の部分910を有することができる。
第1の部分908は真空チャック16に固定されることができ、第2の部分910は第1の部分908に摺動可能に取り付けられることができる。据え付け構造906は、第2の部分910を第1の部分908に対して駆動するためのモータ(図示せず)をさらに有することができる。据え付け構造906はまた、後述のように、較正カメラアセンブリ900とマシンビジョンカメラアセンブリ902とを協調させるための基準マーク912をさらに有することができる。較正カメラ904は第2の部分910に固定することができ、したがって真空チャック16に対して、真空チャック16の上面に対して概ね垂直な方向に移動可能であり得る。
マシンビジョンカメラアセンブリ902は、低分解能のカメラ914、高分解能のカメラ916、及び据え付け構造918を有することができる。低分解能のカメラ914は、高分解能のカメラ916よりも広い視野を持つことができる。より具体的には、低分解能のカメラ914は、およそ10mm×10mmの視野を持つことができる。この範囲は、基板18のロード誤差に対応するために概ね十分であり得る。据え付け構造918は、ブラケット920、並びにブラケット920を第2のレール26に移動可能に据え付けるための第1のモータ及び第2のモータ(図示せず)を有することができる。第1のモータは、第2のレール26に沿った軸方向の平行移動を提供することができ、第2のモータは、第2のレール26に対する据え付けブラケット920の垂直方向の移動を提供することができる。較正カメラ904、低分解能のカメラ914、及び高分解能のカメラ916はすべて、PMD装置10(図1)上のコンピュータ922と通信することができる。
動作時、較正カメラ904を使用してプリントヘッドの位置関係を求めることができる。較正カメラ904は、アレイ内のプリントヘッド52(図4)のうちの任意のものに焦点を合わせて、プリントヘッド52間の相対的な位置を求めることができる。較正カメラ904は画像を生成することができ、その画像はプリントヘッド52間の位置誤差を判定するためにコンピュータ922に送られる。誤差が見つかった場合、プリントヘッド52は上述のように調整されることができる。較正カメラ904は、プリントヘッド位置の補正中に、位置フィードバックを提供することができる。
上記のように、較正カメラアセンブリ900は基準マーク912も有することができる。基準マーク912は、較正カメラアセンブリ900とマシンビジョンカメラアセンブリ902とを協調させるために、マシンビジョンカメラアセンブリ902によって視認することができる。較正カメラアセンブリ900とマシンビジョンカメラアセンブリ902との間の相対的な位置関係が分かると、プリントヘッド52と、較正カメラアセンブリ900と、マシンビジョンカメラアセンブリ902との間の相対的な位置関係をコンピュータ922によって求めることができ、その位置関係を、上述したようなプリントヘッド52及びプリントヘッドキャリッジの調整に使用することができる。さらに、一般的な光学ストリップ923を使用することにより、マシンビジョンカメラアセンブリ902とプリントヘッドキャリッジフレーム14との相対的な位置関係を知ることができる。これにより概して、後述のように、コンピュータ922が基板18とプリントヘッド52との間の相対的な位置関係を求め、それらの間の位置誤差を判定することが可能になり得る。
上記のように、マシンビジョンカメラアセンブリ902は、基板18とプリントヘッドキャリッジとの間の位置誤差を判定することができる。より具体的には、低分解能のカメラ914は、基板18の初期画像を取得して、基板上の基準マーク924の位置を求める。基準マーク924は小さくてもよく、例えばおよそ1mmであり、刻印されたクロムのマークの形態であり得る。基準マーク924の大まかな位置が求められると、マシンビジョンカメラアセンブリ902及び基板18は平行移動することができ、それにより高分解能のカメラ916が詳細な画像をコンピュータ922に提供して、マシンビジョンアルゴリズムを使用することによって基板18の向きを求めることができる。図1には「X」として示すが、基準マーク924は多様な形態を有してもよい。基準マーク924の画像は、基板18の回転の向き、及び基板軸に沿った基板18の位置を求めるために分析され得る。回転の向きを求めることを補助するために、さらなる基準マーク926を基板18上に位置付けることができる。基準マーク924、926は概して、互いに対向している角に位置付けることができる。高分解能のカメラ916を使用して、低分解能のカメラ914の助けを必要とすることなく、基準マーク924の位置に基づいて基準マーク926を位置付けることができる。
基板18の回転の向きが求められると、上記で開示したプリントヘッドキャリッジは、上述した種々の方法のうちの任意の方法で位置誤差を相殺するために、それぞれの向きが調整される。さらに、マシンビジョンカメラアセンブリ902は基準マーク924、926の画像をコンピュータ922に周期的に提供して、PMD装置10の動作全体を通して位置誤差を判定することができる。例えば、基板18の熱成長を判定するために基準マークを分析してもよい。これは、基準マーク924、926の大きさ及び/又は基準マーク924と基準マーク926との間の距離の変動によって判定することができる。
種々のカメラシステム及び調整機構の使用は、コンピュータ922により自動化してサーボループ制御システムにすることができる。これにより、ヒューマンエラーの考え得る原因をなくすことができる。また、これにより、位置合わせ調整を「すぐさま」行い、熱膨張若しくは熱収縮によって起こるプリントヘッド位置の変動、又はシステム上にロードされているプリント材料の熱膨張を自動的に調整することができる。
本開示による圧電マイクロデポジション(PMD)装置の斜視図である。 本開示によるプリントヘッドキャリッジアセンブリの斜視図である。 プリントヘッド位置合わせアセンブリを有する、図2のプリントヘッドキャリッジアセンブリの部分斜視図である。 図2のプリントヘッドキャリッジアセンブリのプリントヘッドアセンブリの斜視図である。 図3の駆動アセンブリ及び図4のプリントヘッドアセンブリの分解図である。 図5の駆動アセンブリ及びプリントヘッドアセンブリの、付加的な、より完全に分解された図である。 図3に示す駆動アセンブリの斜視図である。 図7に示す駆動アセンブリの付加的な斜視図である。 図7に示す駆動アセンブリの部分分解斜視図である。 図7に示す駆動アセンブリの付加的な部分分解斜視図である。 プリントヘッド位置合わせの概略図である。 プリントヘッドのフェーズの位置ずれの概略図である。 プリントヘッドのピッチの位置ずれ、及びプリントヘッドのピッチの位置合わせの概略図である。 本開示による、プリントヘッドキャリッジフレームの斜視図である。 図14に示すプリントヘッドキャリッジフレームの上平面図である。 図14に示すプリントヘッドキャリッジフレームの斜視分解図である。 図14に示すプリントヘッドキャリッジフレームの、プリントヘッドキャリッジを取り外した斜視図である。 本開示による、代替的なプリントヘッドキャリッジフレームの斜視図である。 図18に示すプリントヘッドキャリッジ調整アセンブリの斜視分解図である。 図19に示すプリントヘッドキャリッジ調整アセンブリの、付加的な、部分的に分解した斜視図である。 図20に示す結合要素の斜視図である。 図19に示すプリントヘッドキャリッジ調整アセンブリの、付加的な、部分的に分解した斜視図である。 図18に示すプリントヘッドキャリッジ調整アセンブリの、駆動位置での斜視図である。 図18に示すプリントヘッドキャリッジ調整アセンブリの一部の斜視図である。 代替的なプリントヘッドキャリッジ調整アセンブリの概略図である。 代替的なプリントヘッドキャリッジフレームの斜視図である。 図26のプリントヘッドキャリッジフレームの上平面図である。 図26のプリントヘッドキャリッジフレームの斜視分解図である。 図26のプリントヘッドキャリッジフレームの断面図である。 本開示による代替的なプリントヘッドキャリッジフレームの斜視図である。 図30に示すプリントヘッドキャリッジフレームの付加的な斜視図である。 図30に示すプリントヘッドキャリッジフレームの一部の斜視図である。 非連続的なプリントヘッドアレイの概略図である。 本開示による、代替的なプリントヘッドアレイ可変ピッチ装置の概略図である。 図34のプリントヘッドアレイ可変ピッチ装置の部分概略図である。 図34のプリントヘッドアレイ可変ピッチ装置の付加的な部分概略図である。 図1に示す較正カメラアセンブリの斜視図である。 図1に示すマシンビジョンカメラアセンブリの斜視図である。

Claims (7)

  1. 基板を上部で支持するように構成されたチャックと、
    前記チャックから離間されて配置されたレールと、
    前記レールに取り付けられたプリントヘッドキャリッジフレームと、
    前記プリントヘッドキャリッジフレームに枢動可能に取り付けられたプリントヘッドキャリッジとを具備し、
    前記プリントヘッドキャリッジは、
    複数のプリントヘッドと、
    前記各プリントヘッドを個々に収納する複数のハウジングと、
    前記各ハウジングを個々に収納する複数列のスロットとを有し、
    前記各ハウジングは、前記各スロットにスライド可能にそれぞれ取り付けられている
    プリント装置。
  2. 請求項1に記載のプリント装置であって、
    前記プリントヘッドキャリッジフレームに取り付けられ、且つ前記プリントヘッドキャリッジと駆動係合しているモータをさらに具備するプリント装置。
  3. 請求項1に記載のプリント装置であって、
    前記プリントヘッドキャリッジに係合し、前記プリントヘッドを前記スロットの長さに沿って平行移動させるように構成されたモータをさらに具備するプリント装置。
  4. 請求項1に記載のプリント装置であって、
    前記プリントヘッドキャリッジフレームは、該プリントヘッドキャリッジフレームに対して前記プリントヘッドキャリッジを選択的に回転させるように構成された少なくとも1つのアクチュエータを有する
    プリント装置。
  5. 請求項1からのういちいずれか1項に記載のプリント装置であって、
    前記プリントヘッドキャリッジは、該プリントヘッドキャリッジの長さに沿って延びる長軸を有し、
    該長軸は、前記プリントヘッドキャリッジが第1の位置にあるとき、第1の向きを有し、前記プリントヘッドキャリッジが回転して第2の位置になると、前記第1の位置に対して角度が付くように配置される
    プリント装置。
  6. 請求項に記載のプリント装置であって、
    前記プリントヘッドキャリッジは、前記長軸に沿って延びるプリントノズルの列を有し、該プリントノズルの列は、前記第1の位置にあるときに前記第1の向きに第1のピッチを形成し、前記第2の位置にあるときに前記第1の向きに前記第1のピッチよりも狭い第2のピッチを形成するプリント装置。
  7. 請求項1からのうちいずれか1項に記載のプリント装置であって、
    前記プリントヘッドキャリッジを自動的に回転させて、所望のプリントヘッドキャリッジの向きを提供するように構成されたコンピュータをさらに具備するプリント装置。
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