JP2003019853A - オフセット印刷法による電極パターンの印刷方法及び印刷機 - Google Patents

オフセット印刷法による電極パターンの印刷方法及び印刷機

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JP2003019853A
JP2003019853A JP2001205650A JP2001205650A JP2003019853A JP 2003019853 A JP2003019853 A JP 2003019853A JP 2001205650 A JP2001205650 A JP 2001205650A JP 2001205650 A JP2001205650 A JP 2001205650A JP 2003019853 A JP2003019853 A JP 2003019853A
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Masayuki Kamiyoshiya
雅之 上美谷
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンホールのない印刷パターンの形成が可能
なオフセット印刷法による電極パターンの印刷方法及び
印刷機を提供する。 【解決手段】 スキージング装置を備える印刷機を用い
印刷後にベタパターンの印刷部分のみにスキージング処
理を施すことによりベタ部に発生したピンホールを無く
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷法
による大面積パターンの印刷方法及び印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、微細な電極パターンの形成方法と
して、導電性粉体を含有するパターン形成用ペーストを
用いてスクリーン印刷法やフォトリソグラフィ法により
パターンを形成した後、焼成して電極パターンを作る方
法がある。しかし、スクリーン印刷法による電極パター
ン形成では、スクリーン印刷版を構成するメッシュ材料
の伸びによる印刷精度の限界があり、また、形成したパ
ターンにメッシュ目が生じたりパターンのにじみが発生
し、電極パターンのエッジ精度が低いという問題があ
る。またフォトリソグラフィ法では、高精度の電極パタ
ーンの形成が可能であるものの、製造工程が複雑であ
り、且つ材料ロスが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガラス
基板へ約5〜20μm 程度の厚盛り印刷を行うと、1mm
2 以上の広面積のす抜けが発生する。シリコーンブラン
ケットで100%転移を試みようとしても、ベタ部の受
理不良(ベタ部においてインキがシリコーンブランケッ
トに受理されない現象)が起こってしまい、結局ピンホ
ールの多い印刷パターンが形成されてしまう。
【0004】本発明の目的は、ピンホールのない印刷パ
ターンの形成が可能なオフセット印刷法による電極パタ
ーンの印刷方法及び印刷機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上記の印刷方法に関する課題を解決するもので、ガ
ラス基板上に導電性粉末と焼成除去可能な有機成分を少
なくとも含有する導体インキを用いてオフセット印刷法
によりベタパターンを含む電極パターンを印刷するオフ
セット印刷法による電極パターンの印刷方法において、
印刷後にベタパターンの印刷部分のみにスキージング処
理を施すことを特徴とするオフセット印刷法を要旨とす
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、上記の印刷機に
関する課題を解決するもので、請求項1に記載の印刷方
法に用いる印刷機であって、スキージング装置を備える
ことを特徴とするオフセット印刷機を要旨とする。ここ
においてスキージング装置としてドクター、リバースロ
ーラー等を備える装置を適用することができる。
【0007】本発明によれば印刷後にベタパターンの印
刷部分のみにスキージング処理を施すことによりベタ部
にピンホールのない印刷パターンをガラス基板上に形成
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を詳細に
説明する。図1及び図2は本発明に用いるオフセット印
刷機の一例を示し、図1は略平面図、図2は略側面図で
ある。オフセット印刷機11は、基台12と、該基台1
2上に所定の間隔をおいて配置された印刷定盤13及び
印刷版盤14と、前記基台12上に平行に敷設された2
本のガイドレール15と、図示しない移動機構によりガ
イドレール15、15上を移動可能な印刷ヘッド16を
備える。
【0009】印刷ヘッド16には、上下に移動可能なブ
ランケットロール17と、第1のインキングロール群1
8が備えられている。第1のインキングロール群18は
印刷版にインキを供給する充填ロール18a、揺動ロー
ル18bを含む。一方基台12には第2のインキングロ
ール群19と導体インキを蓄えるインキブレード20が
設けられている。第2のインキングロール群19は、イ
ンキブレード20からのインキを出すインキ出しロー
ル、ロールの回転方向に揺動する揺動ロール等を含む。
【0010】このオフセット印刷機11では、被印刷体
であるガラス基板21が印刷定盤13に載置され、印刷
版22が印刷定盤14に載置される。そして、印刷ヘッ
ド16は、まず、ガイドレール15,15上を第2のイ
ンキングロール群19の方へ、第1のインキングロール
18が第2のインキングロール群19に対峙する位置に
移動する。そして両インキングロール群が対峙した位置
で、第2のインキングロール群19からインキが印刷ヘ
ッド16の第1のインキングロール群18の充填ロール
18aに供給される。次に、印刷ヘッド16はガイドレ
ール15,15上を印刷定盤14に向かって移動し、充
填ロール18aから印刷版22にインキが充填される。
その後、印刷ヘッド16はガイドレール15,15上を
基台12のインキングロール群19側に戻り、再び、充
填ロール18aに第2のインキングロール群19からイ
ンキが供給される。この間、ブランケットロール17は
印刷版22に接触しないように上昇した位置にある。
【0011】次に、ブランケットロール17を印刷位置
に降下させた状態で印刷ヘッド16が印刷定盤13に向
かって移動する。そして、印刷ヘッド16が印刷定盤1
4を通過するときに、印刷版22が画線部上のインキが
ブランケットロール17に転移し、同時に、充填ロール
18aによって印刷版22に新たにインキが充填され
る。印刷ヘッド16は更に印刷定盤13に向かって移動
し、印刷定盤13に載置された被印刷体であるガラス基
板21へブランケットロール17からインキが転移され
る。その後、印刷ヘッド16は第2インキングロール1
9のほうに戻る。
【0012】上記したオフセット印刷機を用いてベタパ
ターンを含む電極パターンを印刷するオフセット印刷法
による電極パターンを印刷する。得られた印刷物のベタ
部分には図3(a)に示すようにガラス基板1上に形成
された印刷パターンのベタ部2にピンホール(す抜け)
3が発生する。そこで印刷後に図3(b)に示すように
このベタ部2をドクター4でスキージングすることによ
り図3(c)に示すようにピンホール3のない印刷物を
得ることができる。ドクターに代えてへらとかリバース
ローラーを用いてもよい。
【0013】(実施例1)下記組成の導体インキを調製
した。 ・銀粉体 … 77.5重量部 (タップ密度4.5g/cm2 、被表面積2.4mm2 、 平均粒径0.3μm ) ・ガラスフリット(Bi2O3 系ガラス) … 2.5重量部 (熱膨張係数81×10-1/℃、ガラス転移温度460℃ 軟化点525℃、平均粒径0.9μm ) ・樹脂 … 20 重量部 (アリルエーテル−無水マレイン酸−スチレン共重合体)
【0014】次に図1及び図2に示す印刷ヘッドを備え
るオフセット印刷機を用い、且つシリコーンゴム系ブラ
ンケットを装着し、調製した上記の導体インキを用いて
ガラス基板(ソーダガラス、350mm×450mm、厚さ
2.1mm)に下記の印刷条件でパターン印刷を行った。
【0015】印刷条件 印刷速度 : 500mm/秒 印圧 : 0.1mm 印刷回数 : 東レ(株)製水無し版(DG−2)(画
線部の幅50μm )
【0016】2回目の印刷後に形成された印刷物を調べ
たところベタ部にピンホールが見られた。そこでベタ部
にのみドクターで掻いたところピンホールはなくなるこ
とが分かった。これによりベタピン部にピンホールのな
い良好な電極パターンの印刷物を得ることができた。そ
の後580℃で10秒間焼成してピンホールのない電極
パターンを形成した。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
り、ガラス基板上に導電性粉末と焼成除去可能な有機成
分を少なくとも含有する導体インキを用いてオフセット
印刷法によりベタパターンを含む電極パターンを印刷す
るオフセット印刷法による電極パターンの印刷方法にお
いて、印刷後にベタパターンの印刷部分のみにスキージ
ング処理を施すことによりベタにす抜けのない電極パタ
ーンを印刷形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法において用いるオフセット印刷機
の一例の略平面図である。
【図2】本発明の方法において用いるオフセット印刷機
の一例の略側面である。
【図3】本発明の方法の過程を示す略断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 ベタ部 3 ピンホール 4 ドクター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に導電性粉末と焼成除去可
    能な有機成分を少なくとも含有する導体インキを用いて
    オフセット印刷法によりベタパターンを含む電極パター
    ンを印刷するオフセット印刷法による電極パターンの印
    刷方法において、印刷後にベタパターンの印刷部分のみ
    にスキージング処理を施すことを特徴とするオフセット
    印刷法による電極パターンの印刷方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷方法に用いる印刷
    機であって、スキージング装置を備えることを特徴とす
    るオフセット印刷機。
JP2001205650A 2001-07-06 2001-07-06 オフセット印刷法による電極パターンの印刷方法及び印刷機 Withdrawn JP2003019853A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004345134A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Sumitomo Rubber Ind Ltd 凹版オフセット印刷方法
JP2007167904A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Taiyo Ink Mfg Ltd はんだペースト及びそれを用いて形成した導電体パターン

Cited By (3)

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