JP3721452B2 - サンシェード用アクチュエータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のウインドガラスを通過する光を遮蔽するサンシェードを動かすサンシェード駆動機構の駆動源となるアクチュエータの動作を制御するサンシェード用アクチュエータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のサンシェード用アクチュエータ制御装置としては、アクチュエータに備えられた出力軸にサンシェード駆動機構の入力段が結合され、サンシェード駆動機構の巻取位置(ストロークエンド)にリミットスイッチが取付けられ、該リミットスイッチの巻取位置信号で出力軸を停止させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のサンシェード用アクチュエータ制御装置では、車体への組込み時に、サンシェード駆動機構の巻取位置と出力軸の停止位置を合わせるためのリミットスイッチの取付作業が難しかった。
【0004】
【発明の目的】
この発明は、アクチュエータの出力軸の巻取側の停止位置とサンシェードの巻取位置とを極めて容易に合わせることを可能にし、完成検査での工数の削減が図れるサンシェード用アクチュエータ制御装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置では、サンシェードを有し、サンシェードが巻取位置から引出位置まで引き出されることによりウインドガラスを通過する光を遮蔽するサンシェード駆動機構を駆動するアクチュエータを制御するサンシェード用アクチュエータ制御装置であって、通電により正回転、逆回転するアーマチュア軸を有するモータと、アーマチュア軸の回転が減速機構を介して伝達されサンシェード駆動機構の入力段に結合される出力軸と、出力軸の回転に連動して駆動される可動接点を持ちサンシェードが巻取位置に到達すると巻取位置信号を発生するリミットスイッチと、出力軸と可動接点間に介在され、この可動接点が拘束された際に該可動接点または出力軸との間で滑りを生じ該出力軸の回転を続行させるクラッチとを有し、リミットスイッチが巻取位置信号を発生すると、可動接点は、同一方向の駆動が拘束される如く構成されたアクチュエータと、中立位置から引出側固定接点に接続されると引出指令信号を発生するとともに、中立位置から巻取側固定接点に接続されると巻取指令信号を発生するサンシェードスイッチと、サンシェードスイッチの引出指令信号、巻取指令信号によりモータへの通電方向を制御し、リミットスイッチが巻取位置信号を発生するとモータへの通電を遮断するコントローラとを備え、サンシェードスイッチとは独立しており且つコントローラに着脱可能であって引出指令信号と巻取指令信号を同時に発生する初期設定用スイッチが装着されることにより、引出指令信号と巻取指令信号が同時に発生した際に、コントローラは、モータをサンシェードの巻取位置に向かう回転方向に通電制御するとともにリミットスイッチが巻取位置信号を発生しても信号を無視してモータの通電を続行する初期設定の強制作動を実行する機能を備え、出力軸は、可動接点が拘束された後もクラッチの滑りにより、出力軸が上記サンシェード駆動機構の巻取位置に到達して該出力軸が拘束されるまで回転が続行されるようにした構成としたことを特徴としている。
【0007】
この発明の請求項に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置では、請求項1の構成に加え、リミットスイッチは、サンシェードが引出位置に到達すると引出位置信号を発生し、この引出位置信号の発生によりコントローラは、モータへの通電を遮断するようにした構成としたことを特徴としている。
【0008】
この発明の請求項に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置では、請求項1または2の構成に加え、サンシェードスイッチは、常時中立のワンタッチスイッチから構成され、サンシェードスイッチには、中立位置から引出側固定接点に接続されることにより第1の引出指令信号を発生するとともに中立位置から巻取側固定接点に接続されることにより第1の巻取指令信号を発生する第1のスイッチと、中立位置から引出側固定接点に接続されることにより第2の引出指令信号を発生するとともに中立位置から巻取側固定接点に接続されることにより第2の巻取指令信号を発生する第2のスイッチとが備えられ、コントローラには、第1の引出指令信号が入力される第1の入力端子と、第1の巻取指令信号が入力される第2の入力端子と、第2の引出指令信号が入力される第3の入力端子と、第2の巻取指令信号が入力される第4の入力端子とが備えられている構成としたことを特徴としている。
【0009】
この発明の請求項に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置では、請求項の構成に加え、初期設定用スイッチには、第1の入力端子、第2の入力端子、第3の入力端子、第4の入力端子を同時に同一のレベルに切換え可能な単一の初期設定用可動接点が備えられ、初期設定用スイッチにより、コントローラに初期設定の強制作動を実行させる構成としたことを特徴としている。
【0010】
【発明の作用】
この発明の請求項1、2、3、4に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置において、アクチュエータが車体に搭載された際、サンシェードスイッチに替えて初期設定用スイッチがオンされ、引出指令信号、巻取指令信号が与えられることによって、コントローラは、リミットスイッチの巻取位置信号を無視して、アクチュエータの出力軸をサンシェード駆動機構の巻取位置(ストロークエンド)まで回転させる初期設定の強制作動を実行する。その際、リミットスイッチの可動接点は、巻取位置信号が発生した時点で拘束されるが、クラッチの滑りにより、出力軸は回転が続行されて、サンシェード駆動機構の巻取位置まで確実に到達することができる。それ故、初期設定用スイッチをオンするだけで、アクチュエータの出力軸の巻取側停止位置とサンシェード駆動機構の巻取位置を合わせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
【0012】
【実施例】
図1ないし図10には、この発明に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置の一実施例が示されている。
【0013】
図示されるサンシェード用アクチュエータ制御装置1は、サンシェードスイッチであるフロントスイッチ2、同じくサンシェードスイッチであるリアスイッチ3、アクチュエータ4、コントローラ5、初期設定用スイッチ6から構成されている。
【0014】
アクチュエータ4には、モータ7、リミットスイッチ8、クラッチ9が備えられている。
【0015】
図2に示されるように、フロントスイッチ2は、車両の前部席に配置され、操作力を取除くと可動接点が中立位置に自動的に復帰する常時中立のワンタッチスイッチである。このフロントスイッチ2には、可動接点2a、常開の引出側固定接点2b、常開の巻取側固定接点2cがそれぞれ備えられている。
【0016】
フロントスイッチ2は、引出側(アップ)にオンされると、可動接点2aが引出側固定接点2bに接続されるため、コントローラ5に備えられたコネクタ端子5−1を接地させる。このことは、サンシェードスイッチが中立位置から引出側固定接点に接続されることにより、引出指令信号を発生したことを意味する。フロントスイッチ2は、巻取側(ダウン)にオンされると、可動接点2aが巻取側固定接点2cに接続されるため、コントローラ5に備えられたコネクタ端子5−2を接地させる。このことは、サンシェードスイッチが中立位置から巻取側固定接点に接続されることにより、巻取指令信号を発生したことを意味する。
【0017】
フロントスイッチ2は、常時中立であるため、引出側と巻取側とが同時にオンされることはない。
【0018】
図2に示されるように、リアスイッチ3は、車両の後部席に配置された常時中立のワンタッチスイッチである。このリアスイッチ3には、可動接点3a、常開の引出側固定接点3b、常開の巻取側固定接点3cがそれぞれ備えられている。
【0019】
リアスイッチ3は、引出側(アップ)にオンされると、可動接点3aが引出側固定接点3bに接続されるため、コントローラ5に備えられたコネクタ端子5−3を接地させる。このことは、サンシェードスイッチが中立位置から引出側固定接点に接続されることにより、引出指令信号を発生したことを意味する。リアスイッチ3は、巻取側(ダウン)にオンされると、可動接点3aが巻取側固定接点3cに接続されるため、コントローラ5に備えられたコネクタ端子5−4を接地させる。このことは、サンシェードスイッチが中立位置から巻取側固定接点に接続されることにより、巻取指令信号を発生したことを意味する。
【0020】
リアスイッチ3は、常時中立であるため、引出側と巻取側とが同時にオンされることはない。
【0021】
アクチュエータ4のモータ7は、第1のブラシ端子7bがコントローラ5内で第1のリレーRL1の第1のリレー可動接点RL1−1に接続されている。第2のブラシ端子7cはコントローラ5内で第2のリレーRL2の第2のリレー可動接点RL2−1に接続されている。モータ7に備えられたアーマチュア軸7aは、図示しない減速機構を介して出力軸4aに結合されている。
【0022】
図3に示されるように、サンシェード駆動機構80は、本体82が車体のリアパーセルシェルフパネルに固定されており、シェード支持部材83が一対のリンク84、84によって本体82に連結されている。サンシェード81の先端部は、シェード支持部材83に取付けられており、サンシェード81の基端部は、本体82の内部に回転自在に収納された図示しない巻取ロールに巻き取られている。アクチュエータ4の出力軸4aは、サンシェード駆動機構80の入力段となる巻取ロールの一端に結合され、該巻取ロールを回転駆動する。リンク84、84は、図示しない戻しばねによって、引出側に常時付勢されている。
【0023】
アクチュエータ4のリミットスイッチ8には、可動接点8a、引出位置検出用固定接点8b、巻取位置検出用固定接点8cがそれぞれ備えられている。
【0024】
可動接点8aは、クラッチ9を介して出力軸4aに連結されている。リミットスイッチ8は、アクチュエータ4の出力軸4aが正回転してサンシェード81が引出位置Bまでくると、可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bにオンされ、これに反して、出力軸4aが逆回転してサンシェード81が巻取位置Aまでくると、可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cにオンされるようになっている。つまり、リミットスイッチ8の可動接点8aの動きは、サンシェード81の動き、即ち、出力軸4aの回転に連動している。サンシェード81が巻取位置Aにあるとき、可動接点8aは巻取位置検出用固定接点8cに接触しており、出力軸4aが正回転されると該可動接点8aは巻取位置検出用固定接点8cから離れ、サンシェード81が引出位置Bに到達すると他方の引出位置検出用固定接点8bに接触するようになっている。
【0025】
コントローラ5には、電源回路5a、抵抗R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、第1のリレーRL1、第2のリレーRL2、中央処理回路CPUが備えられている。抵抗R11は電流検出用に用いられる。
【0026】
第1のリレーRL1には、第1のリレー可動接点RL1−1、第1のリレー常閉固定接点RL1−2、第1のリレー常開固定接点RL1−3、図示しない第1のリレーコイルがそれぞれ備えられている。
【0027】
第2のリレーRL2には、第2のリレー可動接点RL2−1、第2のリレー常閉固定接点RL2−2、第2のリレー常開固定接点RL2−3、図示しない第2のリレーコイルがそれぞれ備えられている。
【0028】
コントローラ5では、イグニションスイッチ10がオンされると、ヒューズ11を通じてコネクタ端子5−5に電源50が印加され、電源回路5aにより設定された電圧が中央処理回路CPUに与えられ、中央処理回路CPUが制御を開始する。コントローラ5のコネクタ端子5−6は接地されている。
【0029】
コントローラ5の中央処理回路CPUは、第1の入力端子となるコネクタ端子5−1または第3の入力端子となるコネクタ端子5−3が接地されると、第2のリレーRL2をオンさせ、モータ7の第2のブラシ端子7cから第1のブラシ端子7bに電流を供給して、モータ7のアーマチュア軸7aを正回転させる。
【0030】
コントローラ5の中央処理回路CPUは、第2の入力端子となるコネクタ端子5−2または第4の入力端子となるコネクタ端子5−4が接地されると、第1のリレーRL1をオンさせ、モータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブラシ端子7cに電流を供給して、モータ7のアーマチュア軸7aを逆回転させる。
【0031】
コントローラ5のコネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4は着脱可能になっている。コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4には、初期設定が行われる際に初期設定用スイッチ6が接続され、初期設定の強制作動が終了したところで、初期設定用スイッチ6が取外される。コネクタ端子5−1とコネクタ端子5−3は共通端子になっている。
【0032】
図1に示されるように、初期設定用スイッチ6には、初期設定用可動接点6a、初期設定用常開固定接点6bと、ダイオードD1、D2、D3、D4がそれぞれ備えられている。
【0033】
初期設定用スイッチ6は、初期設定の強制作動が行われる際に、コントローラ5のコネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4に取付けられる。そして、初期設定用スイッチ6は、初期設定用可動接点6aが初期設定用常開固定接点6bに接続されることにより、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4のいずれも同時に接地される機能をもつ。このことは、初期設定用スイッチ6によって、引出指令信号と巻取指令信号とが同時に発生したことを意味する。
【0034】
コントローラ5の中央処理回路5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4が同時に接地されると、強制的に第1のリレーRL1を接続させ、モータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブラシ端子7cに電流を供給して、モータ7のアーマチュア軸7aを逆回転させる。
【0035】
コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4が同時に接地されて、モータ7のアーマチュア軸7aが逆回転したとき、リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続された後も、モータ7に対する通電を継続して行うように設定されている。尚、リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されたことは、該リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生したことを意味する。
【0036】
ここで、アクチュエータ4の組込み時において、可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されたとき、即ち、リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生したときに、サンシェード81が巻取位置Aにいない状態、即ち、位置ずれが生じている状態が生じる。
【0037】
しかしながら、強制作動を実行すべく、初期設定用スイッチ6の初期設定用可動接点6aを初期設定用常開固定接点6bに接続することにより、リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続された後も、モータ7への通電は続行されるので、アクチュエータ4の出力軸4a、即ち、サンシェード81を確実に巻取位置Aまでもってくることができる。
【0038】
上記可動接点8aは、巻取位置検出用固定接点8cに接続されたとき、出力軸4aが同一回転(逆回転)方向に、なおも回転を続行しようとするので、該可動接点8aは機械的に拘束される。
【0039】
しかし、出力軸4aは、該出力軸4aと可動接点8a間に介在され該可動接点8aが拘束された際にこの可動接点8aまたは出力軸4aとの間で滑りを生じ該出力軸4aの回転を続行させるクラッチ9を介して可動接点8aに連結されているので、該可動接点8aが拘束されてもクラッチ9が滑ることにより、出力軸4aは拘束されることなく回転を続行することができ、サンシェード81は巻取位置Aに到達する。
【0040】
従って、該可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されたとき、即ち、リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生したとき、サンシェード81を巻取位置Aにもっていくことが可能となる。つまり、位置ずれが解消され、初期設定の強制作動が完了する。
【0041】
尚、サンシェード81、即ち、出力軸4aがサンシェード駆動機構80の巻取位置(ストロークエンド)Aに到達したとき、該出力軸4aは拘束されるので、初期設定用可動接点6aを初期設定用常開固定接点6bから離すことにより、モータ7への通電が遮断される。
【0042】
図4に示される時刻t19ないし時刻t23には、初期設定のために強制作動が行なわれる際のタイムチャートが示されている。
【0043】
時刻t19では、イグニションスイッチ10が投入されておらず、コネクタ端子5−5に電源50が印加されてない。初期設定用スイッチ6では、初期設定用可動接点6aが初期設定用常開固定接点6bから離れている。コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4がいずれもフローティングの状態にある。リミットスイッチ8では、可動接点8aが引出位置検出用固定接点8b、巻取位置検出用固定接点8cからそれぞれ離れている。サンシェード81は、リンク84、84により引き出されてはいるが、シェード支持部材83は巻取位置Aと引出位置Bとのあいだにある。
【0044】
時刻t20においてイクニションスイッチ10が投入されると、コネクタ端子5−5に電源50が印加され、図6ないし図10に示される制御動作が開始される。
【0045】
図6に示されるステップ100においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない”のでステップ101に移行し、“フロントアップフラグがリセット”されてステップ102に移行する。
【0046】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”のでステップ103に移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてステップ104に移行する。
【0047】
ステップ104においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”のでステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセット”されてステップ106に移行する。
【0048】
ステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”のでステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセット”されてステップ108に移行する。
【0049】
ステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0050】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されていない”のでステップ111に移行し、“ダウンリミットフラグがリセット”されて図7に示すステップ120に移行する。
【0051】
ステップ120においての判別で“作動停止状態はセットされていない”ので図8に示すステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“巻取り完了状態はセットされていない”ので図9に示すステップ150に移行し、ステップ150においての判別で“引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0052】
ステップ150から移行したステップ160においての判別で“巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行する。
【0053】
ステップ160から移行したステップ170においての判別で“引出し作動状態はセットされていない”ので図10に示すステップ180に移行し、ステップ180においての判別で“強制作動状態はセットされていない”のでステップ181に移行する。
【0054】
ステップ180から移行したステップ181において“作動停止状態がセット”されてステップ182に移行し、ステップ182においての判別で“強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行し、ステップ183においての判別で“巻取り作動状態はセットされてない”のでステップ184に移行する。
【0055】
ステップ183から移行したステップ184においての判別で“引出し作動状態はセットされていない”のでステップ185に移行し、ステップ185において“第1のリレーRL1をオフ”してステップ186に移行し、ステップ186において“第2のリレーRL2をオフ”してステップ100に戻り、作動停止状態がセットされた上記のルーチンが繰り返し実行される。
【0056】
作動停止状態がセットされているこの待機状態において、時刻t21で初期設定用スイッチ6がオンされる。
【0057】
初期設定用スイッチ6が接続されると、即ち、初期設定用可動接点6aが初期設定用常開固定接点6bに接続されると、コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4のいずれもが接地される。
【0058】
ステップ100においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地されている”のでステップ112に移行し、“フロントアップフラグがセット”されてステップ102に移行する。
【0059】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されている”のでステップ113に移行し、“フロントダウンフラグがセット”されてステップ104に移行する。
【0060】
ステップ104においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−3が接地されている”のでステップ114に移行し、“リアアップフラグがセット”されてステップ106に移行する。
【0061】
ステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されている”のでステップ115に移行し、“リアダウンフラグがセット”されてステップ108に移行する。
【0062】
ステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0063】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されていない”のでステップ111に移行し、“ダウンリミットフラグがリセット”されてステップ120に移行する。
【0064】
ステップ120においての判別で“作動停止状態がセットされている”のでステップ121に移行し、ステップ121においての判別で“アップリミットフラグはセットされてない”のでステップ122に移行し、ステップ122においての判別で“ダウンリミットフラグはセットされていない”のでステップ123に移行する。
【0065】
ステップ123においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされている”のでステップ129に移行する。
【0066】
ステップ129において“強制作動状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0067】
ステップ182においての判別で“強制作動状態がセットされている”のでステップ191に移行する。ここで、強制作動状態は、フロントスイッチ2が引出側(アップ)にも巻取側(ダウン)にもそれぞれオンされ、同時に、リアスイッチ3が引出側(アップ)にも巻取側(ダウン)にもそれぞれオンされるのと同じ状態、即ち、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4のいずれもが接地されるという通常行われない状態になった場合にのみセットされるようになっている。
【0068】
ステップ191において“第1のリレーRL1がオン”されてステップ192に移行し、“第2のリレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0069】
第1のリレーRL1がオンされることによって、コントローラ5によりモータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブラシ端子7cに電流が供給されるので、モータ7のアーマチュア軸7aが逆回転され、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転する。アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転することによってサンシェード81が巻取位置Aに向け動き始める。
【0070】
アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転を始め、サンシェード81が巻取位置Aに向けて動いている途中の時刻t22において、サンシェード8が巻取位置Aに到達していないのに、リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続される。即ち、リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生する。つまり、位置ずれが生じている。
【0071】
そして、強制作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100、ステップ112、ステップ102、ステップ113、ステップ104、ステップ114、ステップ106、ステップ115、ステップ108、ステップ109が実行され、ステップ109から移行したステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cにオンされている”のでステップ117に移行し、ステップ117において“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0072】
そして、ステップ120においての判別で“強制作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“強制作動状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行する。
【0073】
ステップ150においての判別で“強制作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0074】
ステップ160においての判別で“強制作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行し、ステップ170においての判別で“強制作動状態がセットされていて引出し作動状態はセットされていない”のでステップ180に移行する。
【0075】
ステップ180においての判別で“強制作動状態がセットされている”のでステップ187に移行し、ステップ187においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされている”のでステップ182に移行する。
【0076】
ステップ182においての判別で“強制作動状態がセットされている”のでステップ191に移行する。
【0077】
ステップ191において“第1のリレーRL1がオン”されてステップ192に移行し、ステップ192において“第2のリレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0078】
リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されてからも、第1のリレーRL1がオンされ続けることにより、コントローラ5によりモータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブラシ端子7cに電流が供給され続ける。このとき、可動接点8aは、機械的に拘束されるが、クラッチ9の滑りにより、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転し続ける。アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転され続けることにより、サンシェード81は正規の巻取位置Aまで巻き取られる。このとき、リミットスイッチ8は、可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cでの接続を保持される。
【0079】
時刻t23で初期設定用スイッチ6がオフされる。初期設定用スイッチ6がオフされると、初期設定用可動接点6aが初期設定用常開固定接点6bから離れる。コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4のいずれもがフローティング状態になる。
【0080】
強制作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない”のでステップ101に移行し、“フロントアップフラグがリセット”されてステップ102に移行する。
【0081】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”のでステップ103に移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてステップ104に移行する。
【0082】
ステップ104においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”のでステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセット”されてステップ106に移行する。
【0083】
ステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”のでステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセット”されてステップ108に移行する。
【0084】
ステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0085】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されている”のでステップ117に移行し、“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0086】
ステップ120においての判別で“強制作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“強制作動状態がセットされていて巻取り完了状態がセットされていない”のでステップ150に移行し、ステップ150においての判別で“強制作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0087】
ステップ160においての判別で“強制作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行し、ステップ170においての判別で“強制作動状態がセットされていて引出し作動状態はセットされていない”のでステップ180に移行し、ステップ180においての判別で“強制作動状態がセットされている”のでステップ187に移行する。
【0088】
ステップ180から移行したステップ187においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”のでステップ188に移行し、“作動停止状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0089】
ステップ182においての判別で“作動停止状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行し、ステップ183においての判別で“作動停止状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ184に移行する。
【0090】
ステップ184においての判別で“作動停止状態がセットされていて引出し作動状態はセットされていない”のでステップ185に移行し、“第1のリレーRL1をオフ”してステップ186に移行し、“第2のリレーRL2をオフ”してステップ100に戻る。
【0091】
初期設定用スイッチ6がオフされることにより、コントローラ5よりモータ7に供給されていた電流がカットオフされ、アクチュエータ4の出力軸4aが停止される。これにより、サンシェード81が正規の巻取位置Aまで巻き取られた状態で、アクチュエータ4の出力軸4aが停止されてサンシェード81とアクチュエータ4とが初期設定される。
【0092】
図5に示される時刻t00ないし時刻t10には、通常の制御動作を行う際のタイムチャートが示されている。
【0093】
時刻t00では、イグニションスイッチ10が投入されておらず、コネクタ端子5−5に電源50が印加されていない。コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4がいずれもフローティングの状態にある。リミットスイッチ8では、可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続状態にある。サンシェード81は、巻取位置Aにある。
【0094】
時刻t0 においてイグニションスイッチ10が投入されると、図6ないし図10に示される制御動作が開始される。
【0095】
ステップ100においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない(フロントスイッチアップ側オフ)”のでステップ101に移行し、“フロントアップフラグがリセット”されてステップ102に移行する。
【0096】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない(フロントスイッチダウン側オフ)”のでステップ103に移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてステップ104に移行する。
【0097】
ステップ104においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない(リアスイッチアップ側オフ)”のでステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセット”されてステップ106に移行する。
【0098】
ステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない(リアスイッチダウン側オフ)”のでステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセット”されてステップ108に移行する。
【0099】
ステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない(リミットスイッチアップ側オフ)”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0100】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されている(リミットスイッチダウン側オン)”のでステップ117に移行し、“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0101】
ステップ120においての判別で“作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行し、ステップ150においての判別で“引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0102】
ステップ160においての判別で“巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行する。
【0103】
ステップ170においての判別で“引出し作動状態はセットされていない”のでステップ180に移行し、ステップ180においての判別で“強制作動状態はセットされていない”のでステップ181に移行する。
【0104】
ステップ181において“作動停止状態がセット”されてステップ182に移行し、ステップ182においての判別で“作動停止状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行し、ステップ183においての判別で“作動停止状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされてない”のでステップ184に移行する。
【0105】
ステップ184においての判別で“作動停止状態がセットされていて引出し作動状態はセットされていない”のでステップ185に移行し、“第1のリレーRL1をオフ”してステップ186に移行し、“第2のリレーRL2をオフ”してステップ100に戻り、作動停止状態がセットされたルーチンが繰り返し実行される。
【0106】
作動停止状態がセットされたこの待機状態において、時刻t1 でフロントスイッチ2またはリアスイッチ3が巻取側(ダウン側)にオンされると、コントローラ5は、コネクタ端子5−2または5−4が接地される。
【0107】
ステップ100乃至ステップ115に至るルーチンにおいて、ステップ102またはステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2またはコネクタ端子5−4が接地されている”ので、ステップ113またはステップ115において“フロントダウンフラグまたはリアダウンフラグがセット”される。
【0108】
ステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0109】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されている”のでステップ117に移行し、“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0110】
ステップ120においての判別で“作動停止状態がセットされている”のでステップ121に移行し、ステップ121においての判別で“アップリミットフラグはセットされてない”のでステップ122に移行し、ステップ122においての判別で“ダウンリミットフラグはセットされている”のでステップ130に移行する。
【0111】
そして、ステップ130において“巻取り完了状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0112】
ステップ182においての判別で“巻取り完了状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行する。
【0113】
ステップ183においての判別で“巻取り完了状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ184に移行する。
【0114】
ステップ184においての判別で“巻取り完了状態がセットされていて引出し作動状態はセットされていない”のでステップ185に移行する。
【0115】
そして、ステップ185において“第1のリレーRL1がオフ”されてステップ186に移行し、ステップ186において“第2のリレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0116】
サンシェード81が巻取位置Aにあるときに、フロントスイッチ2またはリアスイッチ3が巻取側にオンされても、コントローラ5は、それらの指令信号を無視して、アクチュエータ4の出力軸4aが回転せずに停止状態が保持される。
【0117】
フロントスイッチ2(リアスイッチ3)は、時刻t2 でオフされる。
【0118】
時刻t3 でフロントスイッチ2またはリアスイッチ3が引出側(アップ側)にオンされると、コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−3が接地される。
【0119】
巻取り完了状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地されている”のでステップ112に移行し、“フロントアップフラグがセット”されてステップ102に移行する。
【0120】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”のでステップ103に移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてステップ104に移行する。
【0121】
ステップ104においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−3が接地されている”のでステップ114に移行し、“リアアップフラグがセット”されてステップ106に移行する。
【0122】
ステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”のでステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセット”されてステップ108に移行する。
【0123】
ステップ107から移行したステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0124】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されている”のでステップ117に移行し、“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0125】
ステップ120においての判別で“巻取り完了状態がセットされていて作動停止状態はセットされいない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“巻取り完了状態がセットされている”のでステップ141に移行する。
【0126】
ステップ141においての判別で“ダウンリミットフラグはセットされている”のでステップ142に移行し、ステップ142においての判別で“フロントアップフラグとリアアップフラグがセットされ、フロントダウンフラグとリアダウンフラグがセットされていない”のでステップ143に移行する。
【0127】
ステップ143においての判別で“フロントアップフラグとリアアップフラグがセットされている”のでステップ144に移行し、ステップ144においての判別で“フロントダウンフラグおよびリアダウンフラグがセットされていない”のでステップ145に移行する。
【0128】
そして、ステップ145において“引出し作動状態がセット”されてステップ182に移行する。ステップ182においての判別で“引出し作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行する。
【0129】
ステップ183においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ184に移行し、ステップ184においての判別で“引出し作動状態はセットされている”のでステップ189に移行する。
【0130】
ステップ189において“第1のリレーRL1がオフ”されてステップ190に移行し、“第2のリレーRL2がオン”されてステップ100に戻る。
【0131】
第2のリレーRL2がオンされることによって、コントローラ5によりモータ7の第2のブラシ端子7cから第1のブラシ端子7bに電流が供給されるので、モータ7のアーマチュア軸7aが正回転され、アクチュエータ4の出力軸4aが正回転する。アクチュエータ4の出力軸4aが正回転することによってサンシェード81が巻取位置Aから引出位置Bに向けて引き出されていく。
【0132】
アクチュエータ4の出力軸4aが正回転を始め、サンシェード81が引出位置Bに向けて動いている途中の時刻t4 において、リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cから離れる。
【0133】
引出し作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100、ステップ112、ステップ102、ステップ103、ステップ104、ステップ114、ステップ106、ステップ107、ステップ108、ステップ109が実行され、ステップ109から移行したステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cにオンされていない”のでステップ111に移行し、“ダウンリミットフラグがリセット”されてステップ120に移行する。
【0134】
そして、ステップ120においての判別で“引出し作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行する。
【0135】
ステップ150においての判別で“引出し作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0136】
ステップ160においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行し、ステップ170においての判別で“引出し作動状態がセットされている”のでステップ171に移行する。
【0137】
ステップ171においての判別で“フロントアップフラグとリアアップフラグがセットされ、フロントダウンフラグとリアダウンフラグがセットされていない”のでステップ172に移行する。
【0138】
ステップ172においての判別で“アップリミットフラグはセットされていない”のでステップ182に移行し、ステップ182においての判別で“引出し作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行する。
【0139】
ステップ183においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ184に移行し、ステップ184においての判別で“引出し作動状態はセットされている”のでステップ189に移行する。
【0140】
そして、ステップ189、ステップ190が実行され、アクチュエータ4の出力軸4aが正回転され続け、サンシェード81が巻取位置Aから引出位置Bに向かって引き出され続ける。
【0141】
そして、時刻t5 でフロントスイッチ2またはリアスイッチ3がオフされると、コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−3がフローティング状態になる。
【0142】
引出し作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない”のでステップ101に移行し、“フロントアップフラグがリセット”されてステップ102に移行する。
【0143】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”のでステップ103に移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてステップ104に移行する。
【0144】
ステップ104においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”のでステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセット”されてステップ106に移行する。
【0145】
そして、ステップ106、ステップ107、ステップ108、ステップ109、ステップ110、ステップ111がそれぞれ実行され、ステップ120に移行する。
【0146】
ステップ120においての判別で“引出し作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行する。
【0147】
ステップ150においての判別で“引出し作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0148】
ステップ160においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行し、ステップ170においての判別で“引出し作動状態がセットされている”のでステップ171に移行する。
【0149】
ステップ171においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”のでステップ172に移行する。
【0150】
ステップ172においての判別で“アップリミットフラグはセットされていない”のでステップ182に移行する。
【0151】
そして、ステップ183、ステップ184、ステップ189、ステップ190が実行され、フロントスイッチ2またはリアスイッチ3が時刻t3 で引出側にオンされて、時刻t5 でオフされてからも、アクチュエータ4の出力軸4aが正回転され続け、サンシェード81が巻取位置Aから引出位置Bに向けて引き出され続ける。
【0152】
やがて、時刻t6 で、サンシェード81が引出位置Bに到達し、同時に、リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続される。ここで、可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されることは、リミットスイッチ8が引出位置信号を発生したことを意味している。
【0153】
引出し作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100、ステップ101、ステップ102、ステップ103、ステップ104、ステップ105、ステップ106、ステップ107から移行したステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されている”のでステップ116に移行し、ステップ116において“アップリミットフラグがセット”されてステップ110に移行し、ステップ110、ステップ111からステップ120に移行する。
【0154】
そして、ステップ120においての判別で“引出し作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行する。
【0155】
ステップ150においての判別で“引出し作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0156】
ステップ160においての判別で“引出し作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされていない”のでステップ170に移行し、ステップ170においての判別で“引出し作動状態がセットされている”のでステップ171に移行する。
【0157】
ステップ170から移行したステップ171においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”のでステップ172に移行する。
【0158】
そして、ステップ172においての判別で“アップリミットフラグがセットされている”のでステップ173に移行し、“引出し完了状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0159】
その後、ステップ183、ステップ184が実行され、ステップ185に移行する。
【0160】
ステップ185において“第1のリレーRL1がオフ”されてステップ186に移行し、“第2のリレーRL2がオフ”される。
【0161】
コントローラ5により、アクチュエータ4のモータ7に供給されていた電流がカットオフされるので、アクチュエータ4の出力軸4aが回転を停止され、サンシェード81が引出位置Bで停止する。プログラムは、引出し完了状態がセットされた待機状態に入る。
【0162】
時刻t7 でフロントスイッチ2またはリアスイッチ3が巻取側にオンされると、コントローラ5は、コネクタ端子5−2またはコネクタ端子5−4が接地される。
【0163】
引出し完了状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100乃至ステップ115に至るルーチンにおいて、ステップ102またはステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2またはコネクタ端子5−4が接地されている”ので、ステップ113またはステップ115において“フロントダウンフラグまたはリアダウンフラグがセット”される。
【0164】
ステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されている”のでステップ116に移行し、“アップリミットフラグがセット”されてステップ110に移行する。
【0165】
ステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されていない”のでステップ111に移行し、“ダウンリミットフラグがリセット”されてステップ120に移行する。
【0166】
ステップ120においての判別で“引出し完了状態がセットされていて作動停止状態がセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“引出し完了状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行し、ステップ150においての判別で“引出し完了状態はセットされている”のでステップ151に移行する。
【0167】
ステップ151においての判別で“アップリミットフラグはセットされている”のでステップ152に移行する。
【0168】
ステップ152においての判別で“フロントアップフラグとリアアップフラグがセットされておらず、フロントダウンフラグとリアダウンフラグがセットされている”のでステップ153に移行する。
【0169】
ステップ153においての判別で“フロントダウンフラグとリアダウンフラグはセットされている”のでステップ154に移行する。
【0170】
ステップ154においての判別で“フロントアップフラグおよびリアアップフラグはセットされていない”のでステップ155に移行し、“巻取り作動状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0171】
ステップ182においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行する。
【0172】
ステップ183においての判別で“巻取り作動状態はセットされている”のでステップ191に移行する。
【0173】
ステップ191において“第1のリレーRL1がオン”されてステップ192に移行し、“第2のリレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0174】
第1のリレーRL1がオンされることによって、コントローラ5によりモータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブラシ端子7cに電流が供給されるので、モータ7のアーマチュア軸7aが逆回転され、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転し、サンシェード81が引出位置Bから巻取位置Aに向けて巻き取られていく。
【0175】
アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転を始め、サンシェード81が巻取位置Aに向けて動いている途中の時刻t8 において、リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bから離れる。
【0176】
巻取り作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100、ステップ101、ステップ102、ステップ113、ステップ104、ステップ105、ステップ106、ステップ115から移行したステップ108においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグがリセットさ”されてステップ110、ステップ111からステップ120に移行する。
【0177】
ステップ120においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行する。
【0178】
ステップ150においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行し、ステップ160においての判別で“巻取り作動状態がセットされている”のでステップ161に移行する。
【0179】
ステップ160から移行したステップ161においての判別で“フロントダウンフラグとリアダウンフラグはセットされているが、フロントアップフラグとリアアップフラグがセットされていない”のでステップ162に移行し、ステップ162においての判別で“ダウンリミットフラグはセットされていない”のでステップ182に移行する。
【0180】
ステップ182においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行し、ステップ183においての判別で“巻取り作動状態がセットされている”のでステップ191に移行する。
【0181】
そして、ステップ191、ステップ192が実行され、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転され続け、サンシェード81が引出位置Bから巻取位置Aに向けて巻き取られ続ける。
【0182】
そして、時刻t9 でフロントスイッチ2またはリアスイッチ3がオフされると、コントローラ5は、コネクタ端子5−2、5−4がフローティング状態になる。
【0183】
巻取り作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100、ステップ101からステップ102に移行する。
【0184】
ステップ102においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”のでステップ103に移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてステップ104に移行する。
【0185】
ステップ104、ステップ105からステップ106に移行する。
【0186】
ステップ106においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”のでステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセット”されてステップ108に移行する。
【0187】
ステップ108から、ステップ109、ステップ110、ステップ111、ステップ120、ステップ140、ステップ150が実行され、ステップ160に移行する。
【0188】
ステップ160においての判別で“巻取り作動状態がセットされている”のでステップ161に移行し、ステップ161においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”のでステップ162に移行する。
【0189】
ステップ162においての判別で“ダウンリミットフラグはセットされていない”のでステップ182に移行し、ステップ182においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされていない”のでステップ183に移行する。
【0190】
ステップ183においての判別で“巻取り作動状態がセットされている”のでステップ191に移行する。
【0191】
そして、ステップ191、ステップ192が実行され、フロントスイッチ2またはリアスイッチ3が時刻t7 で巻取側にオンされて、時刻t9 でオフされてからも、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転され続け、サンシェード81が引出位置Bから巻取位置Aに向けて巻き取られ続ける。
【0192】
やがて、時刻t10で、サンシェード81が巻取位置Aに到達し、同時に、リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続される。
【0193】
巻取り作動状態がセットされているルーチンが実行され、ステップ100、ステップ101、ステップ102、ステップ103、ステップ104、ステップ105、ステップ106、ステップ107、ステップ108、ステップ109から移行したステップ110においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されている”のでステップ117に移行し、“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0194】
そして、ステップ120においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされていない”のでステップ140に移行し、ステップ140においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ150に移行する。
【0195】
ステップ150においての判別で“巻取り作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされていない”のでステップ160に移行する。
【0196】
ステップ160においての判別で“巻取り作動状態がセットされている”のでステップ161に移行し、ステップ161においての判別で“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”のでステップ162に移行する。
【0197】
そして、ステップ162においての判別で“ダウンリミットフラグがセットされている”のでステップ163に移行し、“巻取り完了状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0198】
その後、ステップ183、ステップ184、ステップ185に移行する。
【0199】
ステップ185において“第1のリレーRL1がオフ”されてステップ186に移行し、“第2のリレーRL2がオフ”される。
【0200】
コントローラ5により、アクチュエータ4のモータ7に供給されていた電流がカットオフされるので、アクチュエータ4の出力軸4aが回転を停止され、サンシェード81が巻取位置Aで停止する。プログラムは、巻取り完了状態がセットされた待機状態に入る。
【0201】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1、2、3、4に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置によれば、アクチュエータが車体に搭載された際、初期設定用スイッチがコントローラに取付けられる。そして、初期設定用スイッチがオンされ、引出指令信号、巻取指令信号が与えられることによって、コントローラは、リミットスイッチの巻取位置信号を無視して、アクチュエータの出力軸をサンシェード駆動機構の巻取位置(ストロークエンド)まで回転させる初期設定の強制作動を実行する。それ故、初期設定用スイッチをオンするだけで、アクチュエータの出力軸の巻取側停止位置とサンシェード駆動機構の巻取位置とを極めて容易に合わせることができ、完成検査での工数の削減が図れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置の実施例のブロック構成図である。
【図2】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置においての初期設定用スイッチを取付ける前のブロック構成図である。
【図3】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置が用いられるサンシェード駆動機構の外観図である。
【図4】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置においての時間を追った動作を説明するタイムチャートである。
【図5】図2に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置においての時間を追った動作を説明するタイムチャートである。
【図6】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図7】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図8】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図9】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図10】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 サンシェード用アクチュエータ制御装置
2 (サンシェードスイッチ)(第1のスイッチ)フロントスイッチ
2b 引出側固定接点
2c 巻取側固定接点
3 (サンシェードスイッチ)(第2のスイッチ)リアスイッチ
3b 引出側固定接点
3c 巻取側固定接点
4 アクチュエータ
4a 出力軸
5 コントローラ
5−1 (第1の入力端子)コネクタ端子
5−2 (第2の入力端子)コネクタ端子
5−3 (第3の入力端子)コネクタ端子
5−4 (第4の入力端子)コネクタ端子
6 初期設定用スイッチ
6a 初期設定用可動接点
7 モータ
7a アーマチュア軸
8 リミットスイッチ
8a 可動接点
9 クラッチ
80 サンシェード駆動機構
81 サンシェード

Claims (4)

  1. サンシェードを有し、該サンシェードが巻取位置から引出位置まで引き出されることによりウインドガラスを通過する光を遮蔽するサンシェード駆動機構を駆動するアクチュエータを制御するサンシェード用アクチュエータ制御装置であって、通電により正回転、逆回転するアーマチュア軸を有するモータと、該アーマチュア軸の回転が減速機構を介して伝達され上記サンシェード駆動機構の入力段に結合される出力軸と、上記出力軸の回転に連動して駆動される可動接点を持ち上記サンシェードが巻取位置に到達すると巻取位置信号を発生するリミットスイッチと、上記出力軸と上記可動接点間に介在され、この可動接点が拘束された際に該可動接点または出力軸との間で滑りを生じ該出力軸の回転を続行させるクラッチとを有し、上記リミットスイッチが巻取位置信号を発生すると、該可動接点は、同一方向の駆動が拘束される如く構成されたアクチュエータと、中立位置から引出側固定接点に接続されると引出指令信号を発生するとともに、中立位置から巻取側固定接点に接続されると巻取指令信号を発生するサンシェードスイッチと、上記サンシェードスイッチの引出指令信号、巻取指令信号により上記モータへの通電方向を制御し、上記リミットスイッチが巻取位置信号を発生すると該モータへの通電を遮断するコントローラとを備え、上記サンシェードスイッチとは独立しており且つ上記コントローラに着脱可能であって引出指令信号と巻取指令信号を同時に発生する初期設定用スイッチが装着されることにより、引出指令信号と巻取指令信号が同時に発生した際に、上記コントローラは、上記モータをサンシェードの巻取位置に向かう回転方向に通電制御するとともに上記リミットスイッチが巻取位置信号を発生しても該信号を無視して該モータの通電を続行する初期設定の強制作動を実行する機能を備え、上記出力軸は、上記可動接点が拘束された後も上記クラッチの滑りにより、出力軸が上記サンシェード駆動機構の巻取位置に到達して該出力軸が拘束されるまで回転が続行されるようにしたことを特徴とするサンシェード用アクチュエータ制御装置。
  2. リミットスイッチは、サンシェードが引出位置に到達すると引出位置信号を発生し、この引出位置信号の発生によりコントローラは、モータへの通電を遮断するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のサンシェード用アクチュエータ制御装置。
  3. サンシェードスイッチは、常時中立のワンタッチスイッチから構成され、上記サンシェードスイッチには、中立位置から引出側固定接点に接続されることにより第1の引出指令信号を発生するとともに中立位置から巻取側固定接点に接続されることにより第1の巻取指令信号を発生する第1のスイッチと、中立位置から引出側固定接点に接続されることにより第2の引出指令信号を発生するとともに中立位置から巻取側固定接点に接続されることにより第2の巻取指令信号を発生する第2のスイッチとが備えられ、コントローラには、上記第1の引出指令信号が入力される第1の入力端子と、上記第1の巻取指令信号が入力される第2の入力端子と、上記第2の引出指令信号が入力される第3の入力端子と、上記第2の巻取指令信号が入力される第4の入力端子とが備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のサンシェード用アクチュエータ制御装置。
  4. 初期設定用スイッチには、第1の入力端子、第2の入力端子、第3の入力端子、第4の入力端子を同時に同一のレベルに切換え可能な単一の初期設定用可動接点が備えられ、該初期設定用スイッチにより、コントローラに初期設定の強制作動を実行させることを特徴とする請求項に記載のサンシェード用アクチュエータ制御装置。
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