JPH1016644A - 車両用アンダーミラー装置 - Google Patents

車両用アンダーミラー装置

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Publication number
JPH1016644A
JPH1016644A JP18536896A JP18536896A JPH1016644A JP H1016644 A JPH1016644 A JP H1016644A JP 18536896 A JP18536896 A JP 18536896A JP 18536896 A JP18536896 A JP 18536896A JP H1016644 A JPH1016644 A JP H1016644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror device
motor
vehicle
under
deflector
Prior art date
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Pending
Application number
JP18536896A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Okada
尚司 岡田
Nobuhiro Yamauchi
伸浩 山内
Hidekazu Kokita
秀計 小北
Setsu Takuma
摂 宅間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP18536896A priority Critical patent/JPH1016644A/ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンダーミラー装置の可動ミラー装置の凍結
による不作動を防止する。 【解決手段】 モータ(11)の正逆回転を可能にする
電流を周期的にくり返してモータに供給し、ミラー装置
(4)を振動させ、凍結部を解除させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両後部に配され
かつ車両後方等の視界を確保するための車両用アンダー
ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アンダーミラー装置は、基本的には、図
3と図4に示す如く、車両1の後部窓ガラス2の上方に
配置されかつ車両の後部に支持されるデフレクタ3に格
納、又はデフレクタ3から突出するミラー装置4、デフ
レクタの側部に支持されたガイドレール5、一端がミラ
ー装置4の側面に固定されかつ他端がローラ6を介して
ガイドレール5に沿って摺動自在な第1のリンク7、一
端がスプリング8を介して第1のリンク7に回動自在に
支持されかつ他端が駆動制御装置9に連結される第2の
リンク10とを有す。駆動制御装置9は、電動モータ1
1、減速機12、駆動軸13およびモータ回転制御部と
を有し、駆動軸13を第2のリンク10(図4はミラー
装置の一側のみを示すが、他側に対称的にモータを除く
第1と第2のリンクが配される)の一端に結合させる。
【0003】ガイドレール5をブラケット14、14を
介してデフレクタ3に固定させる。モータ11の回転は
減速機12を介して駆動軸13を低速回転させるが、こ
の駆動軸13の回転は、デフレクタ3から突出した位置
(A)(車両後方部の視界を確保する使用位置)にある
ミラー装置4を、第2のリンク10が図1でみて反時計
方向に回動することで、中間位置(B)を通って、非使
用状態の格納位置(C)へと移動させる。この際、第1
のンリク7の先端のローラ6は、第1のリンク10の回
動に追従して、ガイドレール5内を摺動し、両リンク
7、10間の開き角(θ)を大とさせていく。
【0004】スプリング8は、一端を第1のリンク7
に、他端を第2のリンク10に係止させ、ミラー装置4
を格納位置(C)と使用位置(A)とに保持させる。
【0005】図示した従来例は、特開平6−72246
号公報に開示されるものであり、ミラー装置のための駆
動制御装置の制御部は、ミラー装置の非使用状態から使
用状態への移動及び使用状態から非使用状態への移動を
指示する指示手段と、指示手段からの信号に基づいて駆
動源としてのモータの作動を制御する制御手段とを備え
るものであり、トランスミッション装置等の車両の機能
部品の操作で指示手段により使用状態にあるミラー装置
の非使用状態への移動が指示されると、制御手段がその
信号を受けてモータを一方向に駆動(正転駆動)するよ
うに制御する。これにより、非使用状態にあるミラー装
置の使用状態への移動が成される。又、指示手段により
非使用状態にあるミラー装置の使用状態への移動が指示
されると、制御手段がその信号を受けてモータを他方向
に駆動(逆転駆動)するように制御する。これにより、
使用状態にあるミラー構造体の非使用状態への移動が成
される。
【0006】これとは別に、特開平3−28342号公
報に示されるこの種の駆動制御装置の制御部は、トラン
スミッション装置をバック状態に選択し且つ使用者がマ
ニュアルスイッチを押圧操作することによってモータが
ミラー装置を使用状態へと移動させるように正回転駆動
され、マニュアルスイッチを押圧操作することによって
モータがミラー装置を非使用位置へと移動させるように
逆転駆動させるものであるが、又、実開昭62−444
1号公報に示される如く、マニュアルスイッチの押圧操
作することによってミラー装置の現在の状態に基づいて
ミラー装置を使用状態又は非使用位置へと移動させるよ
うに正逆転駆動されるものも知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した如き従来の制
御部は、冬期のミラー装置の凍結による不作動に対応す
るために、たとえば、この不作動が、ミラー装置のミラ
ー面とデフレクタの格納凹面との間の小さな隙間に入っ
た水分の凍結に原因することに着目し、ミラー装置のミ
ラー面の内側に電熱線(ヒータ)を入れることが成され
る。この例では、マニュアルSWをミラー装置のための
突出又は格納位置へ入れても、ミラー装置が不作動の場
合、ヒータへ通電が成され、凍結部分を溶かすようにす
る。しかしながら、このような従来手段はヒータが必要
で、しかも、凍結部分の溶解に時間を要すという欠点を
持つ。
【0008】それ故に、本発明は、前述した従来技術の
不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、凍結部分へ振動を加えることで、ミ
ラー装置のデフレクタ格納凹面より離反可能であること
に着目し、振動手段を用いることを基本的技術とする。
【0010】具体的には、車両後部に配設されたデフレ
クタと、該デフレクタの内に格納された非使用状態とデ
フレクタより突出する使用状態とを選択的にとるミラー
装置と、両状態を作るミラー装置用の駆動装置と、およ
び該駆動装置用の制御回路とを有し、該制御回路がミラ
ー装置の凍結による不作動のときモータへ正逆回転をく
り返す通電をなす車両用アンダーミラー装置を提供す
る。
【0011】好ましくは、モータへのくり返し通電はマ
ニュアルSWの一定時間以上のオン状態又はモータの一
定値以下の回転速度により行う。これにより、ヒータを
使うことなく、しかも、短時間に凍結解除が可能とな
り、この凍結解除のための特別な作業を必要としない利
点を奏する。さらに、リンクの回動部の凍結も振動によ
り除去され、円滑な動作が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示すように制御部を構成す
る制御回路20は、CPU21、入力回路22、電源回
路23、モータ駆動回路24及び回転検知回路25とか
ら構成されている。CPU21の入力ポートには入力回
路22を介してバーススイッチ26、キースイッチ2
7、及びマニュアルスイッチ28が夫々接続されてお
り、各スイッチ26、27、28の動作により駆動開始
信号が入力される。リバーススイッチ26は、車両のト
ランスミッション装置(図示せず)に設けられ、モータ
11を正逆転駆動させるためのものであって、トランス
ミッション装置が車両を後退させるリバース位置に選択
されるとオン状態とされ、それ以外に選択されるとオフ
状態とされる。キーの抜き差しによりオン・オフを作る
(キー差しによりオン)キースイッチ27は車両に設け
られた周知のイグニッション装置(図示せず)に設けら
れ、モータ11を逆転駆動させるものであって、イグニ
ッション装置がエンジンオン状態に選択されるとオン状
態とされ、それ以外に選択されるとオフ状態とされる。
マニュアルスイッチ28は、車両に設けられたインスト
ルメントパネル(図示せず)に設けられ、モータ11を
正逆転駆動させることで図1に示すミラー装置4を突出
させた使用状態(A)又は格納した非使用状態(C)を
選択させる。
【0013】CPU21には、回転検知回路25を介し
てモータ11の回転数が入力され、モータ11の回転を
適正に維持させる。29はバッテリ30に接続された電
源回路であり、CPU21、モータ駆動回路24、回転
検知回路25に電力を供給する。
【0014】この制御回路20によるミラー装置の通常
の動作は、たとえば、特開平6−72246号公報に開
示されるので、又、マニュアルSWのみによりミラー装
置の動作を行なわせるものは、実開昭62−4441号
公報に示されるのでその説明を省略し、これら公知の動
作手段に適用可能な凍結解除手段を以下に説明する。
【0015】図2を参照して、ミラー装置のミラー面と
デフレクタの格納凹面との間の隙間の凍結解除手段を説
明する。ステップ101にて、CPU21の初期設定、
即ち、ミラー装置4を非使用状態の格納位置(C)とさ
せるよう設定される。尚、図2において、IGBはイグ
ニッションのオン(ON)・オフ(OFF)を示す。ス
テップ102でイグニッションがオフであれば、ステッ
プ103で全ての動作を終了させる。ステップ102が
オンであれば、ステップ104でミラー装置の格納状態
から突出状態への動作体制に入る。ステップ105でマ
ニュアルSWがミラー装置突出側に入っていることを判
断すると、ステップ106でマニュアルSWが入って2
秒以内にミラー装置の突出側への動作が開始されたこと
を判断し(ステップ106′)、次いでモータ11への
過電流を検知すると、ステップ107がミラー装置の突
出とモータ11の回転停止を指示し、ステップ108に
てミラー装置の作動停止を確認する。
【0016】ステップ106で、2秒以上すぎてもミラ
ー装置の突出動作に入らないことを検知すると、ステッ
プ109と110とで、モータ11へ正逆回転を可能に
する通電を指示し、15回くり返し、これをステップ1
11で確認すると、ミラー装置の突出動作(ステップ1
12)に入る。モータ11への過電流を検知するとモー
タ11への通電を止め、ミラー装置突出作動を完了させ
る(ステップ113、114参照)。
【0017】ステップ105でマニュアルSWが格納側
に入っていることを判断すると、かつステップ115、
116で2秒以内にミラー装置が、格納動作に入ったこ
とを判断すると、その動作を継続させ、モータ11への
過電流の検知によりモータ11の回転を停止させ、ミラ
ー装置の格納動作を停止させる(ステップ117、11
8参照)。
【00018】マニュアルSWが格納側に入って2秒経
過しても格納動作に入らないと、ステップ119、12
0で、モータ11への正逆方向への通電のくり返しを指
示させ、これをステップ121で15回以上くり返した
ことを確認すると、ステップ122にてミラー装置の格
納動作を指示させる。モータ11への過電流を検知する
と、モータ11の回転停止とミラー装置格納動作の停止
を指示する(ステップ123、124参照)。図2に示
す例は、マニュアルSWが一定時間以上オン状態となっ
ていると自動的に凍結解除モードへ入るが(ステップ1
09、110、119、120)、これとは別に、マニ
ュアルSWをオンとした後のモータの回転数を検知し、
回転数が一定値以下を示すとき凍結解除モードへ入るよ
うにしてもよい。尚、マニュアルSWをオン状態に保持
させている間、突出および格納方向へのくり返し作動を
継続させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用アンダーミラー装置の駆動制御回路を示
す図である。
【図2】凍結解除手段の作動を示すフローチャート図で
ある。
【図3】アンダーミラー装置の作動説明図である。
【図4】アンダーミラー装置のリンク部分を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 車両 3 デフレクタ 4 ミラー装置 5 ガイドレール 7、10 リンク 9 駆動制御装置 11 モータ 20 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宅間 摂 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両後部に配設されたデフレクタと、該
    デフレクタ内に格納された非使用状態とデフレクタより
    突出する使用状態とを選択的にとるミラー装置と、両状
    態を作るミラー装置用の駆動装置と、および該駆動装置
    用の制御回路とを有し、該制御回路がミラー装置の凍結
    による不作動のときモータへ正逆回転をくり返す通電を
    なす車両用アンダーミラー装置。
  2. 【請求項2】 モータへの正逆回転をくり返す通電がマ
    ニュアルSWが一定時間オンのまゝ維持されるとき成さ
    れる請求項1記載の車両用アンダーミラー装置。
  3. 【請求項3】 モータへの正逆回転をくり返す通電がモ
    ータ回転数が一定値以下のとき成される請求項1記載の
    車両用アンダーミラー装置。
  4. 【請求項4】 モータへの正逆回転をくり返す通電がマ
    ニュアルSWがオンのまゝ維持されるとき成される請求
    項1記載の車両用アンダーミラー装置。
JP18536896A 1996-06-27 1996-06-27 車両用アンダーミラー装置 Pending JPH1016644A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18536896A JPH1016644A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 車両用アンダーミラー装置

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JP18536896A JPH1016644A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 車両用アンダーミラー装置

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JPH1016644A true JPH1016644A (ja) 1998-01-20

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ID=16169585

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JP18536896A Pending JPH1016644A (ja) 1996-06-27 1996-06-27 車両用アンダーミラー装置

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