JPH035469Y2 - - Google Patents

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JPH035469Y2
JPH035469Y2 JP1983117039U JP11703983U JPH035469Y2 JP H035469 Y2 JPH035469 Y2 JP H035469Y2 JP 1983117039 U JP1983117039 U JP 1983117039U JP 11703983 U JP11703983 U JP 11703983U JP H035469 Y2 JPH035469 Y2 JP H035469Y2
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JP
Japan
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door
level
output
outputs
seat
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JP1983117039U
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JPS6024637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、乗車時の便利性を向上させた電動シ
ート位置調整装置に関する。
従来の電動シート位置調整装置としては、例え
ば第1図に示すようなものがある。(尚同図は、
昭和54年6月発行の日産セドリツク,グロリアサ
ービス周報等に記載の、シートのスライド位置調
整ものである。)1はシート前進用スイツチ、2
は、シート後退用スイツチ、3はスライド用モー
タ、4は、回路電源でON又は、ACC電源であ
る。以上記載の構成においてイグニツシヨンキー
を差しこみ、スイツチをON又はACCの位置まで
回すと回路に電源が供給される。この状態でシー
ト前進用スイツチ1をONにすると、スライド用
モータ3には、図中Aの方向に電流が流れ、シー
トが前進する。またシート後退用スイツチ2を
ONにすると、スライド用モータ3には、図中B
の方向に電流が流れ、シートが後退する。以上の
ように簡単なスイツチ操作で、シート位置のスラ
イド調整が行える。
しかしながら、このような従来の電動シート位
置調整装置にあつては、運転者が、イグニツシヨ
ンキーをON又はACCの置まで回している時のみ
回路への電源の供給が可能であるため、イグニツ
シヨンキーを抜いてしまうと回路に電源が供給さ
れない。又シート置は、運転者の手動スイツチ操
作によるものである。したがつて、降車時に次回
乗車時の乗り易さを考え予めシートを後退させて
おくには、イグニツシヨンキーを抜かず操作終了
までイグニツシヨンキーを差し込んでおかねばな
らず、その間降車することができない。また上記
の操作をせず、運転時のシート位置のままイグニ
ツシヨンキーを抜いてしまうとシート移動が行な
えず、次回の乗車を考慮してシート位置を後退さ
せておこうとすれば、再度イグニツシヨンキーを
差し込まねばならず煩わしいという問題点があつ
た。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ドア外板に設けられたアウトサイドハンドル
が操作されることなく、ドアが開かれたことを検
出し出力する第一の検出手段と、前記第一の検出
手段から信号が出力された後、ドアが閉状態とな
りドアロツクが施錠されたことを検出し出力する
第二の検出手段とから成る降車検知手段により、
乗員の降車を正確に検出し、シート位置が次回乗
車し易い後方の所定位置に自動的に調節すること
により、運転者に対する次回乗車時の便利性を向
上させることを目的としている。
以下、添付図面に基づいて本考案を詳述する。
尚第1図と同じものは、同一記号を記し、説明を
省略する。
第2図は、本考案の一実施例を示す図である。
まず構成を説明すると、101は、運転席ドアの
アウトサイドドアハンドルに設置されたセンサ
(以下ドアハンドル検知センサと記す)で、ドア
ハンドルが引かれるとHighレベル(以下Hiレベ
ルと記す。)戻された状態ではLowレベル(以下
Loレベルと記す。)を出力する。102は、運転
席側ドア開閉検知センサで、ドアを開くとLoレ
ベル、ドアを閉じているとHiレベル、103は、
運転席側ドアのドアロツク検知センサで、ドアが
ロツクされているとHiレベル、ロツクが解除さ
れているとLoレベルを出力する。次に111,
112は、それぞれ前記ドアハンドル及びドア開
閉検知出力を入力とするインバータ、121は、
前記ドア開閉及びドアロツク検知出力を入力とす
るAND回路である。150は、インバータ11
2の出力を遅延する遅延回路でその遅延時間はτ
秒である。131は、ラツチ回路でS端子にLo
レベルからHiレベルの立ち上がり信号が入力さ
れると出力QをHiレベルにセツトし、R端子に
LoレベルからHiレベルの立ち上がり信号が入力
されると出力QをLoレベルにリセツトするもの
である。このラツチ回路131のS端子、R端子
には、それぞれ前記インバータ111,112の
出力を入力とするAND回路122、遅延回路1
50の出力端が接続されている。132は、ラツ
チ回路131と同様の動作をするラツチ回路であ
る。123は、ラツチ回路132及びAND回路
121の出力を入力とするAND回路でその出力
は、タイマ140に接続されている。尚タイマ1
40は、LoレベルからHiレベルの立ち上がり信
号が入力されると所定時間T(シートが最後尾ま
でスライドするのに要する時間で3〜10秒程度)
のみHiレベルを出力するタイマ回路である。1
13は、タイマ140の出力を入力とするインバ
ータである。そのインバータ113の出力は、ラ
ツチ回路132のR端子に接続されている。以上
で降車検知手段100を構成する。
次に前記降車検知手段100の降車検知出力と
してタイマ140の出力は、バツフア10を介し
てリレー駆動用トランジスタ20に入力される。
30は、リレー駆動用トランジスタ20によつて
駆動されるリレーである。以上で制御手段50を
構成する。尚40は、電源供給用のバツテリーで
リレー30を介して調整機構であるスライド用モ
ータ3に電源を供給する。
次に作用を説明する。
運転者が降車する場合、運転席側のドアロツク
は、解除されているからドアロツク検知センサ1
03は、Loレベル、運転者がドアを開けるとド
ア開閉検知センサ102は、HiレベルからLoレ
ベルに立ち下がる。このとき運転席側ドアのアウ
トサイドハンドルは引かれていないのでドアハン
ドル検知センサ101は、Loレベルを出力する。
従つてインバータ111,112の出力は、とも
にHiレベルとなりAND回路122の出力もLoレ
ベルからHiレベルに立ち上がる。それによりラ
ツチ回路131の出力QはLoレベルからHiレベ
ルにセツトされ、よつて132の出力QもHiレ
ベルにセツトされる。ここでラツチ回路131
は、ドアが開かれたわずか後(τ後)に遅延回路
150の立ち上がり出力によりリセツトされる。
次に運転者が、ドアを閉めドアロツクをする
と、AND回路121の入力はともにHiレベルと
なるため、AND回路121の出力はこのときHi
レベルになる。又ラツチ回路132のQ出力も
Hiレベルにセツトされているので、AND回路1
23の出力は、LoレベルからHiレベルに立ち上
がる。この立ち上がり出力によりタイマ140の
出力は所定時間TのみHiレベルとなる。尚ラツ
チ回路132は、所定時間T後にインバータ11
3の立ち上がり出力により、リセツトされる。以
上のように降車検知出力としてのタイマ140の
Hiレベル出力が得られる。
前記降車検知出力は、バツフア10を介してリ
レー駆動用トランジスタ20に入力され、リレー
30がバツテリー電源側に接続される。この状態
においては、運転者は既に降車しており、イグニ
ツシヨンキーも抜かれている。従つて前記の如く
バツテリー供給用リレーが作動すると、スライド
用モータ3には、図中Cの方向に電流が流れ、ス
ライド用モータ3は、シートを後退させる方向に
回転する。一方、ロツクされるまでの所定時間T
が過ぎると、タイマ140の出力は、Loレベル
となるからリレー駆動用トランジスタ20は、オ
フとなりリレー30が元の状態に復帰して、スラ
イド用モータ3への電源供給は終了する。
以上のようにして、運転者が降車した後に、シ
ート位置を自動的に最後尾まで調整することがで
きる。
尚本実施例では、調整機構をシートのスライド
位置調整用モータのみとした実施例を記述した
が、スライド位置調整用モータの他に、たとえ
ば、シートリフト用モータ又は、シートバツクの
リクライニング用モータ等についても同時に適用
することにより乗車時のスペース確保のために、
シート座面やシートバツクの位置調整を同様に施
行できるのは、言うまでもない。
以上説明したきたように、本考案は、ドア外板
に設けられたアウトサイドハンドルが操作される
ことなく、ドアが開かれたことを検出し出力する
第一の検出手段と、前記第一の検出手段から信号
が出力された後、ドアが閉状態となりドアロツク
が施錠されたことを検出し出力する第二の検出手
段とから成る降車検知手段により、乗員の降車を
正確に検出し、シート位置が次回乗車し易い後方
の所定位置に自動的に調節されるので、運転者に
対する次回乗車時の便利性を向上させるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す図、第2図は本考案の一
実施例を示す図である。 1……シート前進用スイツチ、2……シート後
退用スイツチ、3……シートスライド用モータ
(調整機構)、4……回路電源、40……バツテリ
ー電源、50……制御手段、100……降車検知
手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア外板に設けられたアウトサイドハンドルが
    操作されることなく、ドアが開かれたことを検出
    し出力する第一の検出手段と、前記第一の検出手
    段から信号が出力された後、ドアが閉状態となり
    ドアロツクが施錠されたことを検出し出力する第
    二の検出手段とから成る降車検知手段と、前記第
    二の検出手段からの出力を入力し、シート位置を
    調整するよう制御信号を所定時間出力する制御手
    段と、前記制御手段からの制御信号に基づきシー
    ト位置を後方所定位置へ調節する調節機構とを有
    することを特徴とする電動シート位置調節装置。
JP1983117039U 1983-07-27 1983-07-27 電動シ−ト位置調整装置 Granted JPS6024637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983117039U JPS6024637U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 電動シ−ト位置調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983117039U JPS6024637U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 電動シ−ト位置調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6024637U JPS6024637U (ja) 1985-02-20
JPH035469Y2 true JPH035469Y2 (ja) 1991-02-13

Family

ID=30269572

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JP1983117039U Granted JPS6024637U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 電動シ−ト位置調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5311876B2 (ja) * 2008-05-20 2013-10-09 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 座席制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5861632U (ja) * 1981-10-21 1983-04-26 厚木自動車部品株式会社 シ−ト高さ調整装置

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JPS6024637U (ja) 1985-02-20

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