JP2001311374A - サンシェード用アクチュエータ制御装置 - Google Patents

サンシェード用アクチュエータ制御装置

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JP2001311374A
JP2001311374A JP2000130642A JP2000130642A JP2001311374A JP 2001311374 A JP2001311374 A JP 2001311374A JP 2000130642 A JP2000130642 A JP 2000130642A JP 2000130642 A JP2000130642 A JP 2000130642A JP 2001311374 A JP2001311374 A JP 2001311374A
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藤 雄 伊
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野 満 神
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中 一 成 田
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Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクチュエータの出力軸の巻取側の停止位置
とサンシェードの巻取位置とを極めて容易に合わせるこ
とを可能とし、完成検査での工数の削減が図れるサンシ
ェード用アクチュエータ制御装置を提供する。 【解決手段】 初期設定用スイッチ6により、引出指令
信号と巻取指令信号が与えられることによって、リミッ
トスイッチ8の巻取位置信号を無視して、アクチュエー
タ4の出力軸4aをサンシェード駆動機構80の巻取位
置(ストロークエンド)まで回転させる初期設定の強制
作動を実行するコントローラ5を備えているサンシェー
ド用アクチュエータ制御装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のウイン
ドガラスを通過する光を遮蔽するサンシェードを動かす
サンシェード駆動機構の駆動源となるアクチュエータの
動作を制御するサンシェード用アクチュエータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のサンシェード用アクチュエータ
制御装置としては、アクチュエータに備えられた出力軸
にサンシェード駆動機構の入力段が結合され、サンシェ
ード駆動機構の巻取位置(ストロークエンド)にリミッ
トスイッチが取付けられ、該リミットスイッチの巻取位
置信号で出力軸を停止させるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のサンシェード用
アクチュエータ制御装置では、車体への組込み時に、サ
ンシェード駆動機構の巻取位置と出力軸の停止位置を合
わせるためのリミットスイッチの取付作業が難しかっ
た。
【0004】
【発明の目的】この発明は、アクチュエータの出力軸の
巻取側の停止位置とサンシェードの巻取位置とを極めて
容易に合わせることを可能にし、完成検査での工数の削
減が図れるサンシェード用アクチュエータ制御装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるサンシェード用アクチュエータ制御装置では、サン
シェードを有し、サンシェードが巻取位置から引出位置
まで引き出されることによりウインドガラスを通過する
光を遮蔽するサンシェード駆動機構を駆動するアクチュ
エータを制御するサンシェード用アクチュエータ制御装
置であって、通電により正回転、逆回転するアーマチュ
ア軸を有するモータと、アーマチュア軸の回転が減速機
構を介して伝達されサンシェード駆動機構の入力段に結
合される出力軸と、出力軸の回転に連動して駆動される
可動接点を持ちサンシェードが巻取位置に到達すると巻
取位置信号を発生するリミットスイッチと、出力軸と可
動接点間に介在させたクラッチとを有し、リミットスイ
ッチが巻取位置信号を発生すると、可動接点は、同一方
向の駆動が拘束される如く構成されたアクチュエータ
と、中立位置から引出側固定接点に接続されると引出指
令信号を発生するとともに、中立位置から巻取側固定接
点に接続されると巻取指令信号を発生するサンシェード
スイッチと、サンシェードスイッチの引出指令信号、巻
取指令信号によりモータへの通電方向を制御し、リミッ
トスイッチが巻取位置信号を発生するとモータへの通電
を遮断するコントローラとを備え、サンシェードスイッ
チとは独立しており且つコントローラに着脱可能であっ
て引出指令信号と巻取指令信号を同時に発生する初期設
定用スイッチが装着されることにより、引出指令信号と
巻取指令信号が同時に発生した際に、コントローラは、
モータをサンシェードの巻取位置に向かう回転方向に通
電制御するとともにリミットスイッチが巻取位置信号を
発生しても信号を無視してモータの通電を続行する初期
設定の強制作動を実行する機能を備え、出力軸は、可動
接点が拘束された後もクラッチの滑りにより、回転が続
行されるようにした構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わるサンシェード
用アクチュエータ制御装置では、サンシェードを有し、
サンシェードが巻取位置から引出位置まで引き出される
ことにより、ウインドガラスを通過する光を遮蔽するサ
ンシェード駆動機構を駆動するアクチュエータを制御す
るサンシェード用アクチュエータ制御装置であって、通
電により正回転、逆回転するアーマチュア軸を有するモ
ータと、アーマチュア軸の回転が減速機構を介して伝達
されサンシェード駆動機構の入力段に結合される出力軸
と、出力軸の回転に連動して駆動される可動接点を持ち
サンシェードが巻取位置に到達すると巻取位置信号を発
生するリミットスイッチと、出力軸と可動接点間に介在
させたクラッチとを有し、リミットスイッチが巻取位置
信号を発生すると、可動接点は、同一方向の駆動が拘束
される如く構成されたアクチュエータと、中立位置から
引出側固定接点に接続されると引出指令信号を発生する
とともに、中立位置から巻取側固定接点に接続されると
巻取指令信号を発生するサンシェードスイッチと、サン
シェードスイッチの引出指令信号、巻取指令信号により
モータへの通電方向を制御し、リミットスイッチが巻取
位置信号を発生するとモータへの通電を遮断するコント
ローラとを備え、サンシェードスイッチとは独立してお
り且つサンシェードスイッチとは選択的にコントローラ
に着脱可能であって複数の可動接点を持ち順次オンされ
ることにより引出指令信号と巻取指令信号を順次発生す
る初期設定用スイッチを順次オンすることによって、引
出指令信号と巻取指令信号が発生した際に、コントロー
ラは、モータをサンシェードの巻取位置に向かう回転方
向に通電制御するとともにリミットスイッチが巻取位置
信号を発生しても信号を無視してモータへの通電を続行
する初期設定の強制作動を実行する機能を備え、初期設
定用スイッチの順次オンにより、出力軸は、可動接点が
拘束された後もクラッチの滑りにより、回転が続行され
るようにした構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わるサンシェード
用アクチュエータ制御装置では、請求項1または2の構
成に加え、リミットスイッチは、サンシェードが引出位
置に到達すると引出位置信号を発生し、この引出位置信
号の発生によりコントローラは、モータへの通電を遮断
するようにした構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わるサンシェード
用アクチュエータ制御装置では、請求項1、2または3
の構成に加え、サンシェードスイッチは、常時中立のワ
ンタッチスイッチから構成され、サンシェードスイッチ
には、中立位置から引出側固定接点に接続されることに
より第1の引出指令信号を発生するとともに中立位置か
ら巻取側固定接点に接続されることにより第1の巻取指
令信号を発生する第1のスイッチと、中立位置から引出
側固定接点に接続されることにより第2の引出指令信号
を発生するとともに中立位置から巻取側固定接点に接続
されることにより第2の巻取指令信号を発生する第2の
スイッチとが備えられ、コントローラには、第1の引出
指令信号が入力される第1の入力端子と、第1の巻取指
令信号が入力される第2の入力端子と、第2の引出指令
信号が入力される第3の入力端子と、第2の巻取指令信
号が入力される第4の入力端子とが備えられている構成
としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わるサンシェード
用アクチュエータ制御装置では、請求項4の構成に加
え、初期設定用スイッチには、第1の入力端子、第2の
入力端子、第3の入力端子、第4の入力端子を同時に同
一のレベルに切換え可能な単一の初期設定用可動接点が
備えられ、初期設定用スイッチにより、コントローラに
初期設定の強制作動を実行させる構成としたことを特徴
としている。
【0011】この発明の請求項6に係わるサンシェード
用アクチュエータ制御装置では、請求項4の構成に加
え、初期設定用スイッチには、順次オンされることによ
り、第1の入力端子、第2の入力端子、第3の入力端
子、第4の入力端子を順次同一のレベルに切換え可能な
第1、第2、第3、第4の初期設定用可動接点が備えら
れ、初期設定用スイッチの順次オンにより、コントロー
ラに初期設定の強制作動を実行させる構成としたことを
特徴としている。
【0012】
【発明の作用】この発明の請求項1、2、3、4、5、
6に係わるサンシェード用アクチュエータ制御装置にお
いて、アクチュエータが車体に搭載された際、サンシェ
ードスイッチに替えて初期設定用スイッチがオンされ、
引出指令信号、巻取指令信号が与えられることによっ
て、コントローラは、リミットスイッチの巻取位置信号
を無視して、アクチュエータの出力軸をサンシェード駆
動機構の巻取位置(ストロークエンド)まで回転させる
初期設定の強制作動を実行する。その際、リミットスイ
ッチの可動接点は、巻取位置信号が発生した時点で拘束
されるが、クラッチの滑りにより、出力軸は回転が続行
されて、サンシェード駆動機構の巻取位置まで確実に到
達することができる。それ故、初期設定用スイッチをオ
ンするだけで、アクチュエータの出力軸の巻取側停止位
置とサンシェード駆動機構の巻取位置を合わせることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【0014】
【実施例】図1ないし図10には、この発明に係わるサ
ンシェード用アクチュエータ制御装置の第1実施例が示
されている。
【0015】図示されるサンシェード用アクチュエータ
制御装置1は、サンシェードスイッチであるフロントス
イッチ2、同じくサンシェードスイッチであるリアスイ
ッチ3、アクチュエータ4、コントローラ5、初期設定
用スイッチ6から構成されている。
【0016】アクチュエータ4には、モータ7、リミッ
トスイッチ8、クラッチ9が備えられている。
【0017】図2に示されるように、フロントスイッチ
2は、車両の前部席に配置され、操作力を取除くと可動
接点が中立位置に自動的に復帰する常時中立のワンタッ
チスイッチである。このフロントスイッチ2には、可動
接点2a、常開の引出側固定接点2b、常開の巻取側固
定接点2cがそれぞれ備えられている。
【0018】フロントスイッチ2は、引出側(アップ)
にオンされると、可動接点2aが引出側固定接点2bに
接続されるため、コントローラ5に備えられたコネクタ
端子5−1を接地させる。このことは、サンシェードス
イッチが中立位置から引出側固定接点に接続されること
により、引出指令信号を発生したことを意味する。フロ
ントスイッチ2は、巻取側(ダウン)にオンされると、
可動接点2aが巻取側固定接点2cに接続されるため、
コントローラ5に備えられたコネクタ端子5−2を接地
させる。このことは、サンシェードスイッチが中立位置
から巻取側固定接点に接続されることにより、巻取指令
信号を発生したことを意味する。
【0019】フロントスイッチ2は、常時中立であるた
め、引出側と巻取側とが同時にオンされることはない。
【0020】図2に示されるように、リアスイッチ3
は、車両の後部席に配置された常時中立のワンタッチス
イッチである。このリアスイッチ3には、可動接点3
a、常開の引出側固定接点3b、常開の巻取側固定接点
3cがそれぞれ備えられている。
【0021】リアスイッチ3は、引出側(アップ)にオ
ンされると、可動接点3aが引出側固定接点3bに接続
されるため、コントローラ5に備えられたコネクタ端子
5−3を接地させる。このことは、サンシェードスイッ
チが中立位置から引出側固定接点に接続されることによ
り、引出指令信号を発生したことを意味する。リアスイ
ッチ3は、巻取側(ダウン)にオンされると、可動接点
3aが巻取側固定接点3cに接続されるため、コントロ
ーラ5に備えられたコネクタ端子5−4を接地させる。
このことは、サンシェードスイッチが中立位置から巻取
側固定接点に接続されることにより、巻取指令信号を発
生したことを意味する。
【0022】リアスイッチ3は、常時中立であるため、
引出側と巻取側とが同時にオンされることはない。
【0023】アクチュエータ4のモータ7は、第1のブ
ラシ端子7bがコントローラ5内で第1のリレーRL1
の第1のリレー可動接点RL1−1に接続されている。
第2のブラシ端子7cはコントローラ5内で第2のリレ
ーRL2の第2のリレー可動接点RL2−1に接続され
ている。モータ7に備えられたアーマチュア軸7aは、
図示しない減速機構を介して出力軸4aに結合されてい
る。
【0024】図3に示されるように、サンシェード駆動
機構80は、本体82が車体のリアパーセルシェルフパ
ネルに固定されており、シェード支持部材83が一対の
リンク84、84によって本体82に連結されている。
サンシェード81の先端部は、シェード支持部材83に
取付けられており、サンシェード81の基端部は、本体
82の内部に回転自在に収納された図示しない巻取ロー
ルに巻き取られている。アクチュエータ4の出力軸4a
は、サンシェード駆動機構80の入力段となる巻取ロー
ルの一端に結合され、該巻取ロールを回転駆動する。リ
ンク84、84は、図示しない戻しばねによって、引出
側に常時付勢されている。
【0025】アクチュエータ4のリミットスイッチ8に
は、可動接点8a、引出位置検出用固定接点8b、巻取
位置検出用固定接点8cがそれぞれ備えられている。
【0026】可動接点8aは、クラッチ9を介して出力
軸4aに連結されている。リミットスイッチ8は、アク
チュエータ4の出力軸4aが正回転してサンシェード8
1が引出位置Bまでくると、可動接点8aが引出位置検
出用固定接点8bにオンされ、これに反して、出力軸4
aが逆回転してサンシェード81が巻取位置Aまでくる
と、可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cにオン
されるようになっている。つまり、リミットスイッチ8
の可動接点8aの動きは、サンシェード81の動き、即
ち、出力軸4aの回転に連動している。サンシェード8
1が巻取位置Aにあるとき、可動接点8aは巻取位置検
出用固定接点8cに接触しており、出力軸4aが正回転
されると該可動接点8aは巻取位置検出用固定接点8c
から離れ、サンシェード81が引出位置Bに到達すると
他方の引出位置検出用固定接点8bに接触するようにな
っている。
【0027】コントローラ5には、電源回路5a、抵抗
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R
9、R10、R11、第1のリレーRL1、第2のリレ
ーRL2、中央処理回路CPUが備えられている。抵抗
R11は電流検出用に用いられる。
【0028】第1のリレーRL1には、第1のリレー可
動接点RL1−1、第1のリレー常閉固定接点RL1−
2、第1のリレー常開固定接点RL1−3、図示しない
第1のリレーコイルがそれぞれ備えられている。
【0029】第2のリレーRL2には、第2のリレー可
動接点RL2−1、第2のリレー常閉固定接点RL2−
2、第2のリレー常開固定接点RL2−3、図示しない
第2のリレーコイルがそれぞれ備えられている。
【0030】コントローラ5では、イグニションスイッ
チ10がオンされると、ヒューズ11を通じてコネクタ
端子5−5に電源50が印加され、電源回路5aにより
設定された電圧が中央処理回路CPUに与えられ、中央
処理回路CPUが制御を開始する。コントローラ5のコ
ネクタ端子5−6は接地されている。
【0031】コントローラ5の中央処理回路CPUは、
第1の入力端子となるコネクタ端子5−1または第3の
入力端子となるコネクタ端子5−3が接地されると、第
2のリレーRL2をオンさせ、モータ7の第2のブラシ
端子7cから第1のブラシ端子7bに電流を供給して、
モータ7のアーマチュア軸7aを正回転させる。
【0032】コントローラ5の中央処理回路CPUは、
第2の入力端子となるコネクタ端子5−2または第4の
入力端子となるコネクタ端子5−4が接地されると、第
1のリレーRL1をオンさせ、モータ7の第1のブラシ
端子7bから第2のブラシ端子7cに電流を供給して、
モータ7のアーマチュア軸7aを逆回転させる。
【0033】コントローラ5のコネクタ端子5−1、5
−2、5−3、5−4は着脱可能になっている。コネク
タ端子5−1、5−2、5−3、5−4には、初期設定
が行われる際に初期設定用スイッチ6が接続され、初期
設定の強制作動が終了したところで、初期設定用スイッ
チ6が取外される。コネクタ端子5−1とコネクタ端子
5−3は共通端子になっている。
【0034】図1に示されるように、初期設定用スイッ
チ6には、初期設定用可動接点6a、初期設定用常開固
定接点6bと、ダイオードD1、D2、D3、D4がそ
れぞれ備えられている。
【0035】初期設定用スイッチ6は、初期設定の強制
作動が行われる際に、コントローラ5のコネクタ端子5
−1、5−2、5−3、5−4に取付けられる。そし
て、初期設定用スイッチ6は、初期設定用可動接点6a
が初期設定用常開固定接点6bに接続されることによ
り、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4のい
ずれも同時に接地される機能をもつ。このことは、初期
設定用スイッチ6によって、引出指令信号と巻取指令信
号とが同時に発生したことを意味する。
【0036】コントローラ5の中央処理回路5は、コネ
クタ端子5−1、5−2、5−3、5−4が同時に接地
されると、強制的に第1のリレーRL1を接続させ、モ
ータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブラシ端子7
cに電流を供給して、モータ7のアーマチュア軸7aを
逆回転させる。
【0037】コントローラ5は、コネクタ端子5−1、
5−2、5−3、5−4が同時に接地されて、モータ7
のアーマチュア軸7aが逆回転したとき、リミットスイ
ッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに
接続された後も、モータ7に対する通電を継続して行う
ように設定されている。尚、リミットスイッチ8の可動
接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されたこ
とは、該リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生した
ことを意味する。
【0038】ここで、アクチュエータ4の組込み時にお
いて、可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接
続されたとき、即ち、リミットスイッチ8が巻取位置信
号を発生したときに、サンシェード81が巻取位置Aに
いない状態、即ち、位置ずれが生じている状態が生じ
る。
【0039】しかしながら、強制作動を実行すべく、初
期設定用スイッチ6の初期設定用可動接点6aを初期設
定用常開固定接点6bに接続することにより、リミット
スイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8
cに接続された後も、モータ7への通電は続行されるの
で、アクチュエータ4の出力軸4a、即ち、サンシェー
ド81を確実に巻取位置Aまでもってくることができ
る。
【0040】上記可動接点8aは、巻取位置検出用固定
接点8cに接続されたとき、出力軸4aが同一回転(逆
回転)方向に、なおも回転を続行しようとするので、該
可動接点8aは機械的に拘束される。
【0041】しかし、出力軸4aは、クラッチ9を介し
て可動接点8aに連結されているので、該可動接点8a
が拘束されてもクラッチ9が滑ることにより、出力軸4
aは拘束されることなく回転を続行することができ、サ
ンシェード81は巻取位置Aに到達する。
【0042】従って、該可動接点8aが巻取位置検出用
固定接点8cに接続されたとき、即ち、リミットスイッ
チ8が巻取位置信号を発生したとき、サンシェード81
を巻取位置Aにもっていくことが可能となる。つまり、
位置ずれが解消され、初期設定の強制作動が完了する。
【0043】尚、サンシェード81、即ち、出力軸4a
がサンシェード駆動機構80の巻取位置(ストロークエ
ンド)Aに到達したとき、該出力軸4aは拘束されるの
で、初期設定用可動接点6aを初期設定用常開固定接点
6bから離すことにより、モータ7への通電が遮断され
る。
【0044】図4に示される時刻t19ないし時刻t23に
は、初期設定のために強制作動が行なわれる際のタイム
チャートが示されている。
【0045】時刻t19では、イグニションスイッチ10
が投入されておらず、コネクタ端子5−5に電源50が
印加されてない。初期設定用スイッチ6では、初期設定
用可動接点6aが初期設定用常開固定接点6bから離れ
ている。コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−
2、5−3、5−4がいずれもフローティングの状態に
ある。リミットスイッチ8では、可動接点8aが引出位
置検出用固定接点8b、巻取位置検出用固定接点8cか
らそれぞれ離れている。サンシェード81は、リンク8
4、84により引き出されてはいるが、シェード支持部
材83は巻取位置Aと引出位置Bとのあいだにある。
【0046】時刻t20においてイクニションスイッチ1
0が投入されると、コネクタ端子5−5に電源50が印
加され、図6ないし図10に示される制御動作が開始さ
れる。
【0047】図6に示されるステップ100においての
判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地さ
れていない”のでステップ101に移行し、“フロント
アップフラグがリセット”されてステップ102に移行
する。
【0048】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”の
でステップ103に移行し、“フロントダウンフラグが
リセット”されてステップ104に移行する。
【0049】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”の
でステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセ
ット”されてステップ106に移行する。
【0050】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”の
でステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセ
ット”されてステップ108に移行する。
【0051】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されていない”のでステップ109に移行
し、“アップリミットフラグがリセット”されてステッ
プ110に移行する。
【0052】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されていない”のでステップ111に移行
し、“ダウンリミットフラグがリセット”されて図7に
示すステップ120に移行する。
【0053】ステップ120においての判別で“作動停
止状態はセットされていない”ので図8に示すステップ
140に移行し、ステップ140においての判別で“巻
取り完了状態はセットされていない”ので図9に示すス
テップ150に移行し、ステップ150においての判別
で“引出し完了状態はセットされていない”のでステッ
プ160に移行する。
【0054】ステップ150から移行したステップ16
0においての判別で“巻取り作動状態はセットされてい
ない”のでステップ170に移行する。
【0055】ステップ160から移行したステップ17
0においての判別で“引出し作動状態はセットされてい
ない”ので図10に示すステップ180に移行し、ステ
ップ180においての判別で“強制作動状態はセットさ
れていない”のでステップ181に移行する。
【0056】ステップ180から移行したステップ18
1において“作動停止状態がセット”されてステップ1
82に移行し、ステップ182においての判別で“強制
作動状態はセットされていない”のでステップ183に
移行し、ステップ183においての判別で“巻取り作動
状態はセットされてない”のでステップ184に移行す
る。
【0057】ステップ183から移行したステップ18
4においての判別で“引出し作動状態はセットされてい
ない”のでステップ185に移行し、ステップ185に
おいて“第1のリレーRL1をオフ”してステップ18
6に移行し、ステップ186において“第2のリレーR
L2をオフ”してステップ100に戻り、作動停止状態
がセットされた上記のルーチンが繰り返し実行される。
【0058】作動停止状態がセットされているこの待機
状態において、時刻t21で初期設定用スイッチ6がオン
される。
【0059】初期設定用スイッチ6が接続されると、即
ち、初期設定用可動接点6aが初期設定用常開固定接点
6bに接続されると、コントローラ5は、コネクタ端子
5−1、5−2、5−3、5−4のいずれもが接地され
る。
【0060】ステップ100においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−1が接地されている”ので
ステップ112に移行し、“フロントアップフラグがセ
ット”されてステップ102に移行する。
【0061】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されている”ので
ステップ113に移行し、“フロントダウンフラグがセ
ット”されてステップ104に移行する。
【0062】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されている”ので
ステップ114に移行し、“リアアップフラグがセッ
ト”されてステップ106に移行する。
【0063】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されている”ので
ステップ115に移行し、“リアダウンフラグがセッ
ト”されてステップ108に移行する。
【0064】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されていない”のでステップ109に移行
し、“アップリミットフラグがリセット”されてステッ
プ110に移行する。
【0065】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されていない”のでステップ111に移行
し、“ダウンリミットフラグがリセット”されてステッ
プ120に移行する。
【0066】ステップ120においての判別で“作動停
止状態がセットされている”のでステップ121に移行
し、ステップ121においての判別で“アップリミット
フラグはセットされてない”のでステップ122に移行
し、ステップ122においての判別で“ダウンリミット
フラグはセットされていない”のでステップ123に移
行する。
【0067】ステップ123においての判別で“フロン
トアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフ
ラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされてい
る”のでステップ129に移行する。
【0068】ステップ129において“強制作動状態が
セット”されてステップ182に移行する。
【0069】ステップ182においての判別で“強制作
動状態がセットされている”のでステップ191に移行
する。ここで、強制作動状態は、フロントスイッチ2が
引出側(アップ)にも巻取側(ダウン)にもそれぞれオ
ンされ、同時に、リアスイッチ3が引出側(アップ)に
も巻取側(ダウン)にもそれぞれオンされるのと同じ状
態、即ち、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−
4のいずれもが接地されるという通常行われない状態に
なった場合にのみセットされるようになっている。
【0070】ステップ191において“第1のリレーR
L1がオン”されてステップ192に移行し、“第2の
リレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0071】第1のリレーRL1がオンされることによ
って、コントローラ5によりモータ7の第1のブラシ端
子7bから第2のブラシ端子7cに電流が供給されるの
で、モータ7のアーマチュア軸7aが逆回転され、アク
チュエータ4の出力軸4aが逆回転する。アクチュエー
タ4の出力軸4aが逆回転することによってサンシェー
ド81が巻取位置Aに向け動き始める。
【0072】アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転を
始め、サンシェード81が巻取位置Aに向けて動いてい
る途中の時刻t22において、サンシェード8が巻取位置
Aに到達していないのに、リミットスイッチ8の可動接
点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続される。即
ち、リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生する。つ
まり、位置ずれが生じている。
【0073】そして、強制作動状態がセットされている
ルーチンが実行され、ステップ100、ステップ11
2、ステップ102、ステップ113、ステップ10
4、ステップ114、ステップ106、ステップ11
5、ステップ108、ステップ109が実行され、ステ
ップ109から移行したステップ110においての判別
で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出
用固定接点8cにオンされている”のでステップ117
に移行し、ステップ117において“ダウンリミットフ
ラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0074】そして、ステップ120においての判別で
“強制作動状態がセットされていて作動停止状態はセッ
トされていない”のでステップ140に移行し、ステッ
プ140においての判別で“強制作動状態がセットされ
ていて巻取り完了状態はセットされていない”のでステ
ップ150に移行する。
【0075】ステップ150においての判別で“強制作
動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされ
ていない”のでステップ160に移行する。
【0076】ステップ160においての判別で“強制作
動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされ
ていない”のでステップ170に移行し、ステップ17
0においての判別で“強制作動状態がセットされていて
引出し作動状態はセットされていない”のでステップ1
80に移行する。
【0077】ステップ180においての判別で“強制作
動状態がセットされている”のでステップ187に移行
し、ステップ187においての判別で“フロントアップ
フラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リ
アダウンフラグのそれぞれがセットされている”のでス
テップ182に移行する。
【0078】ステップ182においての判別で“強制作
動状態がセットされている”のでステップ191に移行
する。
【0079】ステップ191において“第1のリレーR
L1がオン”されてステップ192に移行し、ステップ
192において“第2のリレーRL2がオフ”されてス
テップ100に戻る。
【0080】リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取
位置検出用固定接点8cに接続されてからも、第1のリ
レーRL1がオンされ続けることにより、コントローラ
5によりモータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブ
ラシ端子7cに電流が供給され続ける。このとき、可動
接点8aは、機械的に拘束されるが、クラッチ9の滑り
により、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転し続け
る。アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転され続ける
ことにより、サンシェード81は正規の巻取位置Aまで
巻き取られる。このとき、リミットスイッチ8は、可動
接点8aが巻取位置検出用固定接点8cでの接続を保持
される。
【0081】時刻t23で初期設定用スイッチ6がオフさ
れる。初期設定用スイッチ6がオフされると、初期設定
用可動接点6aが初期設定用常開固定接点6bから離れ
る。コントローラ5は、コネクタ端子5−1、5−2、
5−3、5−4のいずれもがフローティング状態にな
る。
【0082】強制作動状態がセットされているルーチン
が実行され、ステップ100においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない”の
でステップ101に移行し、“フロントアップフラグが
リセット”されてステップ102に移行する。
【0083】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”の
でステップ103に移行し、“フロントダウンフラグが
リセット”されてステップ104に移行する。
【0084】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”の
でステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセ
ット”されてステップ106に移行する。
【0085】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”の
でステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセ
ット”されてステップ108に移行する。
【0086】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されていない”のでステップ109に移行
し、“アップリミットフラグがリセット”されてステッ
プ110に移行する。
【0087】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されている”のでステップ117に移行し、
“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ12
0に移行する。
【0088】ステップ120においての判別で“強制作
動状態がセットされていて作動停止状態はセットされて
いない”のでステップ140に移行し、ステップ140
においての判別で“強制作動状態がセットされていて巻
取り完了状態がセットされていない”のでステップ15
0に移行し、ステップ150においての判別で“強制作
動状態がセットされていて引出し完了状態はセットされ
ていない”のでステップ160に移行する。
【0089】ステップ160においての判別で“強制作
動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされ
ていない”のでステップ170に移行し、ステップ17
0においての判別で“強制作動状態がセットされていて
引出し作動状態はセットされていない”のでステップ1
80に移行し、ステップ180においての判別で“強制
作動状態がセットされている”のでステップ187に移
行する。
【0090】ステップ180から移行したステップ18
7においての判別で“フロントアップフラグ、フロント
ダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグの
それぞれがセットされていない”のでステップ188に
移行し、“作動停止状態がセット”されてステップ18
2に移行する。
【0091】ステップ182においての判別で“作動停
止状態がセットされていて強制作動状態はセットされて
いない”のでステップ183に移行し、ステップ183
においての判別で“作動停止状態がセットされていて巻
取り作動状態はセットされていない”のでステップ18
4に移行する。
【0092】ステップ184においての判別で“作動停
止状態がセットされていて引出し作動状態はセットされ
ていない”のでステップ185に移行し、“第1のリレ
ーRL1をオフ”してステップ186に移行し、“第2
のリレーRL2をオフ”してステップ100に戻る。
【0093】初期設定用スイッチ6がオフされることに
より、コントローラ5よりモータ7に供給されていた電
流がカットオフされ、アクチュエータ4の出力軸4aが
停止される。これにより、サンシェード81が正規の巻
取位置Aまで巻き取られた状態で、アクチュエータ4の
出力軸4aが停止されてサンシェード81とアクチュエ
ータ4とが初期設定される。
【0094】図5に示される時刻t00ないし時刻t10に
は、通常の制御動作を行う際のタイムチャートが示され
ている。
【0095】時刻t00では、イグニションスイッチ10
が投入されておらず、コネクタ端子5−5に電源50が
印加されていない。コントローラ5は、コネクタ端子5
−1、5−2、5−3、5−4がいずれもフローティン
グの状態にある。リミットスイッチ8では、可動接点8
aが巻取位置検出用固定接点8cに接続状態にある。サ
ンシェード81は、巻取位置Aにある。
【0096】時刻t0 においてイグニションスイッチ1
0が投入されると、図6ないし図10に示される制御動
作が開始される。
【0097】ステップ100においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない(フ
ロントスイッチアップ側オフ)”のでステップ101に
移行し、“フロントアップフラグがリセット”されてス
テップ102に移行する。
【0098】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない(フ
ロントスイッチダウン側オフ)”のでステップ103に
移行し、“フロントダウンフラグがリセット”されてス
テップ104に移行する。
【0099】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない(リ
アスイッチアップ側オフ)”のでステップ105に移行
し、“リアアップフラグがリセット”されてステップ1
06に移行する。
【0100】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない(リ
アスイッチダウン側オフ)”のでステップ107に移行
し、“リアダウンフラグがリセット”されてステップ1
08に移行する。
【0101】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されていない(リミットスイッチアップ側オ
フ)”のでステップ109に移行し、“アップリミット
フラグがリセット”されてステップ110に移行する。
【0102】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されている(リミットスイッチダウン側オ
ン)”のでステップ117に移行し、“ダウンリミット
フラグがセット”されてステップ120に移行する。
【0103】ステップ120においての判別で“作動停
止状態はセットされていない”のでステップ140に移
行し、ステップ140においての判別で“巻取り完了状
態はセットされていない”のでステップ150に移行
し、ステップ150においての判別で“引出し完了状態
はセットされていない”のでステップ160に移行す
る。
【0104】ステップ160においての判別で“巻取り
作動状態はセットされていない”のでステップ170に
移行する。
【0105】ステップ170においての判別で“引出し
作動状態はセットされていない”のでステップ180に
移行し、ステップ180においての判別で“強制作動状
態はセットされていない”のでステップ181に移行す
る。
【0106】ステップ181において“作動停止状態が
セット”されてステップ182に移行し、ステップ18
2においての判別で“作動停止状態がセットされていて
強制作動状態はセットされていない”のでステップ18
3に移行し、ステップ183においての判別で“作動停
止状態がセットされていて巻取り作動状態はセットされ
てない”のでステップ184に移行する。
【0107】ステップ184においての判別で“作動停
止状態がセットされていて引出し作動状態はセットされ
ていない”のでステップ185に移行し、“第1のリレ
ーRL1をオフ”してステップ186に移行し、“第2
のリレーRL2をオフ”してステップ100に戻り、作
動停止状態がセットされたルーチンが繰り返し実行され
る。
【0108】作動停止状態がセットされたこの待機状態
において、時刻t1 でフロントスイッチ2またはリアス
イッチ3が巻取側(ダウン側)にオンされると、コント
ローラ5は、コネクタ端子5−2または5−4が接地さ
れる。
【0109】ステップ100乃至ステップ115に至る
ルーチンにおいて、ステップ102またはステップ10
6においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5
−2またはコネクタ端子5−4が接地されている”の
で、ステップ113またはステップ115において“フ
ロントダウンフラグまたはリアダウンフラグがセット”
される。
【0110】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されていない”のでステップ109に移行
し、“アップリミットフラグがリセット”されてステッ
プ110に移行する。
【0111】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されている”のでステップ117に移行し、
“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ12
0に移行する。
【0112】ステップ120においての判別で“作動停
止状態がセットされている”のでステップ121に移行
し、ステップ121においての判別で“アップリミット
フラグはセットされてない”のでステップ122に移行
し、ステップ122においての判別で“ダウンリミット
フラグはセットされている”のでステップ130に移行
する。
【0113】そして、ステップ130において“巻取り
完了状態がセット”されてステップ182に移行する。
【0114】ステップ182においての判別で“巻取り
完了状態がセットされていて強制作動状態はセットされ
ていない”のでステップ183に移行する。
【0115】ステップ183においての判別で“巻取り
完了状態がセットされていて巻取り作動状態はセットさ
れていない”のでステップ184に移行する。
【0116】ステップ184においての判別で“巻取り
完了状態がセットされていて引出し作動状態はセットさ
れていない”のでステップ185に移行する。
【0117】そして、ステップ185において“第1の
リレーRL1がオフ”されてステップ186に移行し、
ステップ186において“第2のリレーRL2がオフ”
されてステップ100に戻る。
【0118】サンシェード81が巻取位置Aにあるとき
に、フロントスイッチ2またはリアスイッチ3が巻取側
にオンされても、コントローラ5は、それらの指令信号
を無視して、アクチュエータ4の出力軸4aが回転せず
に停止状態が保持される。
【0119】フロントスイッチ2(リアスイッチ3)
は、時刻t2 でオフされる。
【0120】時刻t3 でフロントスイッチ2またはリア
スイッチ3が引出側(アップ側)にオンされると、コン
トローラ5は、コネクタ端子5−1、5−3が接地され
る。
【0121】巻取り完了状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100においての判別で“コン
トローラ5のコネクタ端子5−1が接地されている”の
でステップ112に移行し、“フロントアップフラグが
セット”されてステップ102に移行する。
【0122】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”の
でステップ103に移行し、“フロントダウンフラグが
リセット”されてステップ104に移行する。
【0123】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されている”ので
ステップ114に移行し、“リアアップフラグがセッ
ト”されてステップ106に移行する。
【0124】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”の
でステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセ
ット”されてステップ108に移行する。
【0125】ステップ107から移行したステップ10
8においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8
aが引出位置検出用固定接点8bに接続されていない”
のでステップ109に移行し、“アップリミットフラグ
がリセット”されてステップ110に移行する。
【0126】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されている”のでステップ117に移行し、
“ダウンリミットフラグがセット”されてステップ12
0に移行する。
【0127】ステップ120においての判別で“巻取り
完了状態がセットされていて作動停止状態はセットされ
いない”のでステップ140に移行し、ステップ140
においての判別で“巻取り完了状態がセットされてい
る”のでステップ141に移行する。
【0128】ステップ141においての判別で“ダウン
リミットフラグはセットされている”のでステップ14
2に移行し、ステップ142においての判別で“フロン
トアップフラグとリアアップフラグがセットされ、フロ
ントダウンフラグとリアダウンフラグがセットされてい
ない”のでステップ143に移行する。
【0129】ステップ143においての判別で“フロン
トアップフラグとリアアップフラグがセットされてい
る”のでステップ144に移行し、ステップ144にお
いての判別で“フロントダウンフラグおよびリアダウン
フラグがセットされていない”のでステップ145に移
行する。
【0130】そして、ステップ145において“引出し
作動状態がセット”されてステップ182に移行する。
ステップ182においての判別で“引出し作動状態がセ
ットされていて強制作動状態はセットされていない”の
でステップ183に移行する。
【0131】ステップ183においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットさ
れていない”のでステップ184に移行し、ステップ1
84においての判別で“引出し作動状態はセットされて
いる”のでステップ189に移行する。
【0132】ステップ189において“第1のリレーR
L1がオフ”されてステップ190に移行し、“第2の
リレーRL2がオン”されてステップ100に戻る。
【0133】第2のリレーRL2がオンされることによ
って、コントローラ5によりモータ7の第2のブラシ端
子7cから第1のブラシ端子7bに電流が供給されるの
で、モータ7のアーマチュア軸7aが正回転され、アク
チュエータ4の出力軸4aが正回転する。アクチュエー
タ4の出力軸4aが正回転することによってサンシェー
ド81が巻取位置Aから引出位置Bに向けて引き出され
ていく。
【0134】アクチュエータ4の出力軸4aが正回転を
始め、サンシェード81が引出位置Bに向けて動いてい
る途中の時刻t4 において、リミットスイッチ8の可動
接点8aが巻取位置検出用固定接点8cから離れる。
【0135】引出し作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ112、ステ
ップ102、ステップ103、ステップ104、ステッ
プ114、ステップ106、ステップ107、ステップ
108、ステップ109が実行され、ステップ109か
ら移行したステップ110においての判別で“リミット
スイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点8
cにオンされていない”のでステップ111に移行し、
“ダウンリミットフラグがリセット”されてステップ1
20に移行する。
【0136】そして、ステップ120においての判別で
“引出し作動状態がセットされていて作動停止状態はセ
ットされていない”のでステップ140に移行し、ステ
ップ140においての判別で“引出し作動状態がセット
されていて巻取り完了状態はセットされていない”ので
ステップ150に移行する。
【0137】ステップ150においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットさ
れていない”のでステップ160に移行する。
【0138】ステップ160においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットさ
れていない”のでステップ170に移行し、ステップ1
70においての判別で“引出し作動状態がセットされて
いる”のでステップ171に移行する。
【0139】ステップ171においての判別で“フロン
トアップフラグとリアアップフラグがセットされ、フロ
ントダウンフラグとリアダウンフラグがセットされてい
ない”のでステップ172に移行する。
【0140】ステップ172においての判別で“アップ
リミットフラグはセットされていない”のでステップ1
82に移行し、ステップ182においての判別で“引出
し作動状態がセットされていて強制作動状態はセットさ
れていない”のでステップ183に移行する。
【0141】ステップ183においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットさ
れていない”のでステップ184に移行し、ステップ1
84においての判別で“引出し作動状態はセットされて
いる”のでステップ189に移行する。
【0142】そして、ステップ189、ステップ190
が実行され、アクチュエータ4の出力軸4aが正回転さ
れ続け、サンシェード81が巻取位置Aから引出位置B
に向かって引き出され続ける。
【0143】そして、時刻t5 でフロントスイッチ2ま
たはリアスイッチ3がオフされると、コントローラ5
は、コネクタ端子5−1、5−3がフローティング状態
になる。
【0144】引出し作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100においての判別で“コン
トローラ5のコネクタ端子5−1が接地されていない”
のでステップ101に移行し、“フロントアップフラグ
がリセット”されてステップ102に移行する。
【0145】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”の
でステップ103に移行し、“フロントダウンフラグが
リセット”されてステップ104に移行する。
【0146】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”の
でステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセ
ット”されてステップ106に移行する。
【0147】そして、ステップ106、ステップ10
7、ステップ108、ステップ109、ステップ11
0、ステップ111がそれぞれ実行され、ステップ12
0に移行する。
【0148】ステップ120においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされ
ていない”のでステップ140に移行し、ステップ14
0においての判別で“引出し作動状態がセットされてい
て巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ
150に移行する。
【0149】ステップ150においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットさ
れていない”のでステップ160に移行する。
【0150】ステップ160においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットさ
れていない”のでステップ170に移行し、ステップ1
70においての判別で“引出し作動状態がセットされて
いる”のでステップ171に移行する。
【0151】ステップ171においての判別で“フロン
トアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフ
ラグ、リアダウンフラグのそれぞれがセットされていな
い”のでステップ172に移行する。
【0152】ステップ172においての判別で“アップ
リミットフラグはセットされていない”のでステップ1
82に移行する。
【0153】そして、ステップ183、ステップ18
4、ステップ189、ステップ190が実行され、フロ
ントスイッチ2またはリアスイッチ3が時刻t3 で引出
側にオンされて、時刻t5 でオフされてからも、アクチ
ュエータ4の出力軸4aが正回転され続け、サンシェー
ド81が巻取位置Aから引出位置Bに向けて引き出され
続ける。
【0154】やがて、時刻t6 で、サンシェード81が
引出位置Bに到達し、同時に、リミットスイッチ8の可
動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続され
る。ここで、可動接点8aが引出位置検出用固定接点8
bに接続されることは、リミットスイッチ8が引出位置
信号を発生したことを意味している。
【0155】引出し作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ101、ステ
ップ102、ステップ103、ステップ104、ステッ
プ105、ステップ106、ステップ107から移行し
たステップ108においての判別で“リミットスイッチ
8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続
されている”のでステップ116に移行し、ステップ1
16において“アップリミットフラグがセット”されて
ステップ110に移行し、ステップ110、ステップ1
11からステップ120に移行する。
【0156】そして、ステップ120においての判別で
“引出し作動状態がセットされていて作動停止状態はセ
ットされていない”のでステップ140に移行し、ステ
ップ140においての判別で“引出し作動状態がセット
されていて巻取り完了状態はセットされていない”ので
ステップ150に移行する。
【0157】ステップ150においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットさ
れていない”のでステップ160に移行する。
【0158】ステップ160においての判別で“引出し
作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセットさ
れていない”のでステップ170に移行し、ステップ1
70においての判別で“引出し作動状態がセットされて
いる”のでステップ171に移行する。
【0159】ステップ170から移行したステップ17
1においての判別で“フロントアップフラグ、フロント
ダウンフラグ、リアアップフラグ、リアダウンフラグの
それぞれがセットされていない”のでステップ172に
移行する。
【0160】そして、ステップ172においての判別で
“アップリミットフラグがセットされている”のでステ
ップ173に移行し、“引出し完了状態がセット”され
てステップ182に移行する。
【0161】その後、ステップ183、ステップ184
が実行され、ステップ185に移行する。
【0162】ステップ185において“第1のリレーR
L1がオフ”されてステップ186に移行し、“第2の
リレーRL2がオフ”される。
【0163】コントローラ5により、アクチュエータ4
のモータ7に供給されていた電流がカットオフされるの
で、アクチュエータ4の出力軸4aが回転を停止され、
サンシェード81が引出位置Bで停止する。プログラム
は、引出し完了状態がセットされた待機状態に入る。
【0164】時刻t7 でフロントスイッチ2またはリア
スイッチ3が巻取側にオンされると、コントローラ5
は、コネクタ端子5−2またはコネクタ端子5−4が接
地される。
【0165】引出し完了状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100乃至ステップ115に至
るルーチンにおいて、ステップ102またはステップ1
06においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子
5−2またはコネクタ端子5−4が接地されている”の
で、ステップ113またはステップ115において“フ
ロントダウンフラグまたはリアダウンフラグがセット”
される。
【0166】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されている”のでステップ116に移行し、
“アップリミットフラグがセット”されてステップ11
0に移行する。
【0167】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されていない”のでステップ111に移行
し、“ダウンリミットフラグがリセット”されてステッ
プ120に移行する。
【0168】ステップ120においての判別で“引出し
完了状態がセットされていて作動停止状態がセットされ
ていない”のでステップ140に移行し、ステップ14
0においての判別で“引出し完了状態がセットされてい
て巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ
150に移行し、ステップ150においての判別で“引
出し完了状態はセットされている”のでステップ151
に移行する。
【0169】ステップ151においての判別で“アップ
リミットフラグはセットされている”のでステップ15
2に移行する。
【0170】ステップ152においての判別で“フロン
トアップフラグとリアアップフラグがセットされておら
ず、フロントダウンフラグとリアダウンフラグがセット
されている”のでステップ153に移行する。
【0171】ステップ153においての判別で“フロン
トダウンフラグとリアダウンフラグはセットされてい
る”のでステップ154に移行する。
【0172】ステップ154においての判別で“フロン
トアップフラグおよびリアアップフラグはセットされて
いない”のでステップ155に移行し、“巻取り作動状
態がセット”されてステップ182に移行する。
【0173】ステップ182においての判別で“巻取り
作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされ
ていない”のでステップ183に移行する。
【0174】ステップ183においての判別で“巻取り
作動状態はセットされている”のでステップ191に移
行する。
【0175】ステップ191において“第1のリレーR
L1がオン”されてステップ192に移行し、“第2の
リレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0176】第1のリレーRL1がオンされることによ
って、コントローラ5によりモータ7の第1のブラシ端
子7bから第2のブラシ端子7cに電流が供給されるの
で、モータ7のアーマチュア軸7aが逆回転され、アク
チュエータ4の出力軸4aが逆回転し、サンシェード8
1が引出位置Bから巻取位置Aに向けて巻き取られてい
く。
【0177】アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転を
始め、サンシェード81が巻取位置Aに向けて動いてい
る途中の時刻t8 において、リミットスイッチ8の可動
接点8aが引出位置検出用固定接点8bから離れる。
【0178】巻取り作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ101、ステ
ップ102、ステップ113、ステップ104、ステッ
プ105、ステップ106、ステップ115から移行し
たステップ108においての判別で“リミットスイッチ
8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点8bに接続
されていない”のでステップ109に移行し、“アップ
リミットフラグがリセットさ”されてステップ110、
ステップ111からステップ120に移行する。
【0179】ステップ120においての判別で“巻取り
作動状態がセットされていて作動停止状態はセットされ
ていない”のでステップ140に移行し、ステップ14
0においての判別で“巻取り作動状態がセットされてい
て巻取り完了状態はセットされていない”のでステップ
150に移行する。
【0180】ステップ150においての判別で“巻取り
作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットさ
れていない”のでステップ160に移行し、ステップ1
60においての判別で“巻取り作動状態がセットされて
いる”のでステップ161に移行する。
【0181】ステップ160から移行したステップ16
1においての判別で“フロントダウンフラグとリアダウ
ンフラグはセットされているが、フロントアップフラグ
とリアアップフラグがセットされていない”のでステッ
プ162に移行し、ステップ162においての判別で
“ダウンリミットフラグはセットされていない”のでス
テップ182に移行する。
【0182】ステップ182においての判別で“巻取り
作動状態がセットされていて強制作動状態はセットされ
ていない”のでステップ183に移行し、ステップ18
3においての判別で“巻取り作動状態がセットされてい
る”のでステップ191に移行する。
【0183】そして、ステップ191、ステップ192
が実行され、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転さ
れ続け、サンシェード81が引出位置Bから巻取位置A
に向けて巻き取られ続ける。
【0184】そして、時刻t9 でフロントスイッチ2ま
たはリアスイッチ3がオフされると、コントローラ5
は、コネクタ端子5−2、5−4がフローティング状態
になる。
【0185】巻取り作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ101からス
テップ102に移行する。
【0186】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”の
でステップ103に移行し、“フロントダウンフラグが
リセット”されてステップ104に移行する。
【0187】ステップ104、ステップ105からステ
ップ106に移行する。
【0188】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”の
でステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセ
ット”されてステップ108に移行する。
【0189】ステップ108から、ステップ109、ス
テップ110、ステップ111、ステップ120、ステ
ップ140、ステップ150が実行され、ステップ16
0に移行する。
【0190】ステップ160においての判別で“巻取り
作動状態がセットされている”のでステップ161に移
行し、ステップ161においての判別で“フロントアッ
プフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、
リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”の
でステップ162に移行する。
【0191】ステップ162においての判別で“ダウン
リミットフラグはセットされていない”のでステップ1
82に移行し、ステップ182においての判別で“巻取
り作動状態がセットされていて強制作動状態はセットさ
れていない”のでステップ183に移行する。
【0192】ステップ183においての判別で“巻取り
作動状態がセットされている”のでステップ191に移
行する。
【0193】そして、ステップ191、ステップ192
が実行され、フロントスイッチ2またはリアスイッチ3
が時刻t7 で巻取側にオンされて、時刻t9 でオフされ
てからも、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転され
続け、サンシェード81が引出位置Bから巻取位置Aに
向けて巻き取られ続ける。
【0194】やがて、時刻t10で、サンシェード81が
巻取位置Aに到達し、同時に、リミットスイッチ8の可
動接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続され
る。
【0195】巻取り作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ101、ステ
ップ102、ステップ103、ステップ104、ステッ
プ105、ステップ106、ステップ107、ステップ
108、ステップ109から移行したステップ110に
おいての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8aが
巻取位置検出用固定接点8cに接続されている”のでス
テップ117に移行し、“ダウンリミットフラグがセッ
ト”されてステップ120に移行する。
【0196】そして、ステップ120においての判別で
“巻取り作動状態がセットされていて作動停止状態はセ
ットされていない”のでステップ140に移行し、ステ
ップ140においての判別で“巻取り作動状態がセット
されていて巻取り完了状態はセットされていない”ので
ステップ150に移行する。
【0197】ステップ150においての判別で“巻取り
作動状態がセットされていて引出し完了状態はセットさ
れていない”のでステップ160に移行する。
【0198】ステップ160においての判別で“巻取り
作動状態がセットされている”のでステップ161に移
行し、ステップ161においての判別で“フロントアッ
プフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、
リアダウンフラグのそれぞれがセットされていない”の
でステップ162に移行する。
【0199】そして、ステップ162においての判別で
“ダウンリミットフラグがセットされている”のでステ
ップ163に移行し、“巻取り完了状態がセット”され
てステップ182に移行する。
【0200】その後、ステップ183、ステップ18
4、ステップ185に移行する。
【0201】ステップ185において“第1のリレーR
L1がオフ”されてステップ186に移行し、“第2の
リレーRL2がオフ”される。
【0202】コントローラ5により、アクチュエータ4
のモータ7に供給されていた電流がカットオフされるの
で、アクチュエータ4の出力軸4aが回転を停止され、
サンシェード81が巻取位置Aで停止する。プログラム
は、巻取り完了状態がセットされた待機状態に入る。
【0203】図4に示される時刻t29ないし時刻t36に
は、この発明に係わるサンシェード用アクチュエータ制
御装置の第2実施例が示されている。
【0204】この場合、初期設定用スイッチ6の回路構
成が異なる。図11に示されるように、初期設定用スイ
ッチ6には、第1、第2、第3、第4の初期設定用可動
接点6c、6d、6e、6fと第1、第2、第3、第4
の初期設定用常開固定接点6g、6h、6i、6jが備
えられている。
【0205】そして、サンルーフスイッチであるフロン
トスイッチ2、リアスイッチ3がコントローラ5から取
り外されてから、初期設定用スイッチ6がコントローラ
5に取付けられることにより、初期設定用スイッチ6で
は、第1、第2、第3、第4の初期設定用可動接点6
c、6d、6e、6fが接地され、第1の初期設定用常
開固定接点6gがコントローラ5のコネクタ端子5−1
に、第2の初期設定用常開固定接点6hがコントローラ
5のコネクタ端子5−2に、第3の初期設定用常開固定
接点6iがコントローラ5のコネクタ端子5−3に、第
4の初期設定用常開固定接点6jがコントローラ5のコ
ネクタ端子5−4にそれぞれ接続される。
【0206】この場合の初期設定用スイッチ6の順次オ
ンにより、第1、第2、第3、第4の初期設定用可動接
点6c、6d、6e、6fが第1、第2、第3、第4の
初期設定用常開固定接点6g、6h、6i、6jにそれ
ぞれ順次接続され、コネクタ端子5−1、5−2、5−
3、5−4が順次接地される。このことは、初期設定用
スイッチ6の順次オンにより、引出指令信号と巻取指令
信号が順次発生したことを意味する。
【0207】この場合の初期設定には、図4に示される
時刻t29ないし時刻t36のタイムチャートが用いられ
る。制御動作は、第1実施例と同様に、図6ないし図1
0のフローチャートが用いられる。
【0208】時刻t29では、イグニションスイッチ10
が投入されており、コネクタ端子5−5に電源50が印
加されている。初期設定用スイッチ6では、第1の初期
設定用可動接点6cが第1の初期設定用常開固定接点6
gに非接続、第2の初期設定用可動接点6dが第2の初
期設定用常開固定接点6hに非接続、第3の初期設定用
可動接点6eが第3の初期設定用常開固定接点6iに非
接続、第4の初期設定用可動接点6fが第4の初期設定
用常開固定接点6jに非接続である。コントローラ5
は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4がい
ずれもフローティングの状態にある。リミットスイッチ
8では、可動接点8aが引出位置検出用固定接点8b、
巻取位置検出用固定接点8cにそれぞれ非接続である。
サンシェード81は、リンク84、84により引き出さ
れてはいるが、シェード支持部材83は巻取位置Aと引
出位置Bとのあいだにある。
【0209】この状態では、ステップ100においての
判別で“コントローラ5のコネクタ端子5−1が接地さ
れていない”のでステップ101に移行し、“フロント
アップフラグがリセット”されてステップ102に移行
する。
【0210】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されていない”の
でステップ103に移行し、“フロントダウンフラグが
リセット”されてステップ104に移行する。
【0211】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されていない”の
でステップ105に移行し、“リアアップフラグがリセ
ット”されてステップ106に移行する。
【0212】ステップ106においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−4が接地されていない”の
でステップ107に移行し、“リアダウンフラグがリセ
ット”されてステップ108に移行する。
【0213】ステップ108においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが引出位置検出用固定接点
8bに接続されていない”のでステップ109に移行
し、“アップリミットフラグがリセット”されてステッ
プ110に移行する。
【0214】ステップ110においての判別で“リミッ
トスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出用固定接点
8cに接続されていない”のでステップ111に移行
し、“ダウンリミットフラグがリセット”されてステッ
プ120に移行する。
【0215】ステップ120においての判別で“作動停
止状態はセットされていない”のでステップ140に移
行し、ステップ140においての判別で“巻取り完了状
態はセットされていない”のでステップ150に移行
し、ステップ150においての判別で“引出し完了状態
はセットされていない”のでステップ160に移行す
る。
【0216】ステップ160においての判別で“巻取り
作動状態はセットされていない”のでステップ170に
移行する。
【0217】ステップ170においての判別で“引出し
作動状態はセットされていない”のでステップ180に
移行し、ステップ180においての判別で“強制作動状
態はセットされていない”のでステップ181に移行す
る。
【0218】ステップ181において“作動停止状態が
セット”されてステップ182に移行し、ステップ18
2においての判別で“強制作動状態はセットされていな
い”のでステップ183に移行し、ステップ183にお
いての判別で“巻取り作動状態はセットされてない”の
でステップ184に移行する。
【0219】ステップ184においての判別で“引出し
作動状態はセットされていない”のでステップ185に
移行し、ステップ185において“第1のリレーRL1
をオフ”してステップ186に移行し、ステップ186
において“第2のリレーRL2をオフ”してステップ1
00に戻り、作動停止状態がセットされた上記のルーチ
ンが繰り返し実行される。
【0220】作動停止状態がセットされているこの待機
状態において、時刻t30で初期設定用スイッチ6の第1
の初期設定用可動接点6cまたは第3の初期設定用可動
接点6eが第1の初期設定用常開固定接点6gまたは第
3の初期設定用常開固定接点6iに接続される。コント
ローラ5は、コネクタ端子5−1、5−3が接地され
る。
【0221】作動停止状態がセットされているルーチン
が実行され、ステップ100においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−1が接地されている”ので
ステップ112に移行し、“フロントアップフラグがセ
ット”されてステップ102に移行する。
【0222】ステップ102、ステップ103が実行さ
れ、ステップ104に移行する。
【0223】ステップ104においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−3が接地されている”ので
ステップ114に移行し、“リアアップフラグがセッ
ト”されてステップ106に移行する。
【0224】ステップ106、ステップ107、ステッ
プ108、ステップ109、ステップ110、ステップ
111が実行され、ステップ120に移行する。
【0225】ステップ120においての判別で“作動停
止状態がセットされている”のでステップ121に移行
し、ステップ121においての判別で“アップリミット
フラグはセットされてない”のでステップ122に移行
し、ステップ122においての判別で“ダウンリミット
フラグはセットされていない”のでステップ123に移
行する。
【0226】そして、ステップ123においての判別で
“フロントアップフラグとリアアップフラグはセットさ
れているが、フロントダウンフラグとリアダウンフラグ
はセットされていない”のでステップ124に移行す
る。
【0227】ステップ124においての判別で“フロン
トダウンフラグとリアダウンフラグがセットされていな
い”のでステップ125に移行し、ステップ125にお
いての判別で“フロントアップフラグかリアアップフラ
グがセットされている”のでステップ126に移行す
る。
【0228】ステップ126において“引出し作動状態
がセット”されてステップ182に移行する。
【0229】ステップ182、ステップ183が実行さ
れ、ステップ184においての判別で“引出し作動状態
がセットされている”のでステップ189に移行し、
“第1のリレーRL1がオフ”されてステップ190に
移行し、“第2のリレーRL2がオン”されてステップ
100に戻る。
【0230】第2のリレーRL2がオンされることによ
って、コントローラ5によりモータ7の第2のブラシ端
子7cから第1のブラシ端子7bに電流が供給されるの
で、モータ7のアーマチュア軸7aが正回転され、アク
チュエータ4の出力軸4aが正回転する。このため、サ
ンシェード81が巻取位置Aから引出位置Bに引き出さ
れていく。
【0231】アクチュエータ4の出力軸4aが正回転を
始め、サンシェード81が引出位置Bに向けて動き始め
てすぐの時刻t31において、初期設定用スイッチ6の第
2の初期設定用可動接点6dが第2の初期設定用常開固
定接点6hに接続される。コントローラ5は、コネクタ
端子5−1、5−2、5−3が接地される。
【0232】引出し作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ112からス
テップ102に移行する。
【0233】ステップ102においての判別で“コント
ローラ5のコネクタ端子5−2が接地されている”ので
ステップ113に移行し、“フロントダウンフラグがセ
ット”されてステップ104に移行する。
【0234】ステップ109から移行したステップ11
0においての判別で“リミットスイッチ8の可動接点8
aが巻取位置検出用固定接点8cに接続されていない”
のでステップ111に移行し、ステップ111において
“ダウンリミットフラグがリセット”されてステップ1
04、ステップ114、ステップ106、ステップ10
7、ステップ108、ステップ109、ステップ11
0、ステップ111が実行されて、ステップ120に移
行する。
【0235】ステップ120、ステップ140、ステッ
プ150、ステップ160が実行されて、ステップ17
0に移行し、ステップ170においての判別で“引出し
作動状態がセットされている”のでステップ171に移
行する。
【0236】ステップ171においての判別で“フロン
トアップフラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフ
ラグはセットされているが、リアダウンフラグはセット
されていない”のでステップ172に移行する。
【0237】ステップ172、ステップ182、ステッ
プ183、ステップ184、ステップ189、ステップ
190が実行され、ステップ100に戻る。
【0238】サンシェード81が引出位置Bに向けて動
いているときに、コントローラ5のコネクタ端子5−
1、5−2、5−3が接地されても、コントローラ5
は、その指令信号を無視して、アクチュエータ4の出力
軸4aが正回転を続け、サンシェード81は引出位置B
に向けて動き続ける。
【0239】時刻t31のすぐ後の時刻t32で初期設定用
スイッチ6の第4の初期設定用可動接点6fが第4の初
期設定用常開固定接点6jに接続される。コントローラ
5は、コネクタ端子5−1、5−2、5−3、5−4の
いずれもが接地される。
【0240】引出し作動状態がセットされているルーチ
ンが実行され、ステップ100、ステップ112、ステ
ップ102、ステップ113、ステップ104、ステッ
プ114が実行される。
【0241】ステップ114から移行したステップ10
6においての判別で“コントローラ5のコネクタ端子5
−4が接地されている”のでステップ115に移行し、
“リアダウンフラグがセット”されてステップ108に
移行する。
【0242】ステップ108、ステップ109、ステッ
プ110、ステップ111が実行され、ステップ120
に移行する。
【0243】ステップ140から移行したステップ15
0においての判別で“引出し作動状態がセットされてい
て引出し完了状態はセットされていない”のでステップ
160に移行し。ステップ160においての判別で“引
出し作動状態がセットされていて巻取り作動状態はセッ
トされていない”のでステップ120、ステップ14
0、ステップ150、ステップ160が実行され、ステ
ップ170に移行する。
【0244】ステップ170においての判別で“引出し
作動状態がセットされている”のでステップ171に移
行し、ステップ171おいての判別で“フロントアップ
フラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リ
アダウンフラグのそれぞれがセットされている”のでス
テップ174に移行する。
【0245】ステップ174において“強制作動状態が
セット”されてステップ182に移行する。
【0246】ステップ182においての判別で“強制作
動状態がセットされている”のでステップ191に移行
する。
【0247】ステップ191において“第1のリレーR
L1がオン”されてステップ192に移行し、“第2の
リレーRL2がオフ”されてステップ100に戻る。
【0248】第1のリレーRL1がオンされることによ
って、コントローラ5によりモータ7の第1のブラシ端
子7bから第2のブラシ端子7cに電流が供給されるの
で、モータ7のアーマチュア軸7aが逆回転され、アク
チュエータ4の出力軸4aが逆回転し、引出位置Bに向
け動いていたサンシェード81が巻取位置Aに向け動き
始める。
【0249】アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転を
始め、サンシェード81が巻取位置Aに向けて動いてい
る途中の時刻t33において、サンシェード81が巻取位
置Aに到達していないのに、リミットスイッチ8の可動
接点8aが巻取位置検出用固定接点8cに接続される。
即ち、リミットスイッチ8が巻取位置信号を発生する。
つまり、位置ずれが生じている。
【0250】そして、強制作動状態がセットされている
ルーチンが実行され、ステップ100、ステップ11
2、ステップ102、ステップ113、ステップ10
4、ステップ114、ステップ106、ステップ11
5、ステップ108、ステップ109が実行され、ステ
ップ109から移行したステップ110においての判別
で“リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取位置検出
用固定接点8cに接続されている”のでステップ117
に移行し、“ダウンリミットフラグがセット”されてス
テップ120に移行する。
【0251】ステップ120、ステップ140、ステッ
プ150、ステップ160、ステップ170が実行さ
れ、ステップ180に移行する。
【0252】ステップ180においての判別で“強制作
動状態がセットされている”のでステップ187に移行
し、ステップ187においての判別で“フロントアップ
フラグ、フロントダウンフラグ、リアアップフラグ、リ
アダウンフラグのそれぞれがセットされている”のでス
テップ182に移行する。
【0253】ステップ182においての判別で“強制作
動状態がセットされている”のでステップ191に移行
する。
【0254】ステップ191において“第1のリレーR
L1がオン”されてステップ192に移行し、“第2の
リレーRL2がオフ”され、強制作動状態がセットされ
ている状態のままステップ100に戻る。
【0255】リミットスイッチ8の可動接点8aが巻取
位置検出用固定接点8cに接続されてからも、第1のリ
レーRL1がオンされ続けることにより、コントローラ
5によりモータ7の第1のブラシ端子7bから第2のブ
ラシ端子7cに電流が供給され続ける。このとき、可動
接点8aは、機械的に拘束されるが、クラッチ9の滑り
により、アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転し続け
る。アクチュエータ4の出力軸4aが逆回転され続ける
ことにより、サンシェード81は正規の巻取位置Aまで
巻き取られる。このとき、リミットスイッチ8は、可動
接点8aが巻取位置検出用固定接点8cでの接続を保持
される。
【0256】時刻t34で初期設定用スイッチ6の第4の
初期設定用可動接点6fが第4の初期設定用常開固定接
点6fから離れる。コントローラ5は、コネクタ端子5
−1、5−2、5−3が接地されたままで、コネクタ端
子5−4のみがフローティング状態になる。
【0257】強制作動状態がセットされているルーチン
が実行され、ステップ100、ステップ112、ステッ
プ102、ステップ113、ステップ104、ステップ
114から移行したステップ106においての判別で
“コントローラ5のコネクタ端子5−4が接地されてい
ない”のでステップ107に移行し、“リアダウンフラ
グがリセット”されてステップ108に移行し、ステッ
プ108、ステップ109、ステップ110、ステップ
117からステップ120に移行する。
【0258】ステップ120、ステップ140、ステッ
プ150、ステップ160、ステップ170、ステップ
180が実行される。ステップ187においての判別で
“フロントアップフラグ、フロントダウンフラグ、リア
アップフラグはセットされているが、リアダウンフラグ
はセットされていない”のでステップ188に移行し、
“作動停止状態がセット”されてステップ182に移行
する。
【0259】ステップ182、ステップ183が実行さ
れ、ステップ184においての判別で“作動停止状態が
セットされていて引出し作動状態はセットされていな
い”のでステップ185に移行し、“第1のリレーRL
1をオフ”してステップ186に移行し、“第2のリレ
ーRL2をオフ”してステップ100に戻る。
【0260】初期設定用スイッチ6の第4の初期設定用
可動接点6fが第4の初期設定用常開固定接点6jから
離れることにより、コントローラ5よりモータ7に供給
されていた電流がカットオフされ、アクチュエータ4の
出力軸4aが停止される。これにより、サンシェード8
1が正規の巻取位置Aまで巻き取られた状態で、アクチ
ュエータ4の出力軸4aが停止されてサンシェード81
とアクチュエータ4とが初期設定される。時刻t34の以
後の時刻t35で初期設定用スイッチ6の第2の初期設定
用可動接点6dが第2の初期設定用常開固定接点6hか
ら離れ、時刻t35の以後の時刻t36で初期設定用スイッ
チ6の第1の初期設定用可動接点6cまたは第3の初期
設定用可動接点6eが第1の初期設定用常開固定接点6
gまたは第3の常開固定接点6iから離れる。
【0261】初期設定が終了したところで、図2に示さ
れるように、フロントスイッチ2、リアスイッチ3がコ
ントローラ5に取付けられる。フロントスイッチ2の引
出側固定接点2bがコントローラ5のコネクタ端子5−
1に接続され、フロントスイッチ2の巻取側固定接点2
cがコントローラ5のコネクタ端子5−2に接続され、
リアスイッチ3の引出側固定接点3bがコントローラ5
のコネクタ端子5−3に接続され、リアスイッチ3の巻
取側固定接点3cがコントローラ5のコネクタ端子5−
4に接続され、車両が検査完了の状態となる。
【0262】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1、2、3、4、5、6に係わるサンシェード用ア
クチュエータ制御装置によれば、アクチュエータが車体
に搭載された際、初期設定用スイッチがコントローラに
取付けられる。そして、初期設定用スイッチがオンさ
れ、引出指令信号、巻取指令信号が与えられることによ
って、コントローラは、リミットスイッチの巻取位置信
号を無視して、アクチュエータの出力軸をサンシェード
駆動機構の巻取位置(ストロークエンド)まで回転させ
る初期設定の強制作動を実行する。それ故、初期設定用
スイッチをオンするだけで、アクチュエータの出力軸の
巻取側停止位置とサンシェード駆動機構の巻取位置とを
極めて容易に合わせることができ、完成検査での工数の
削減が図れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるサンシェード用アクチュエー
タ制御装置の第1実施例のブロック構成図である。
【図2】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置においての初期設定用スイッチを取付ける前のブ
ロック構成図である。
【図3】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置が用いられるサンシェード駆動機構の外観図であ
る。
【図4】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置においての時間を追った動作を説明するタイムチ
ャート、および、この発明に係わるサンシェード用アク
チュエータ制御装置の第2実施例においての時間を追っ
た動作を説明するタイムチャートである。
【図5】図2に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置においての時間を追った動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図6】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図7】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図8】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図9】図1に示したサンシェード用アクチュエータ制
御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図10】図1に示したサンシェード用アクチュエータ
制御装置の制御動作を説明するフローチャートである。
【図11】この発明に係わるサンシェード用アクチュエ
ータ制御装置の第2実施例のブロック構成図である。
【符号の説明】 1 サンシェード用アクチュエータ制御装置 2 (サンシェードスイッチ)(第1のスイッチ)フロ
ントスイッチ 2b 引出側固定接点 2c 巻取側固定接点 3 (サンシェードスイッチ)(第2のスイッチ)リア
スイッチ 3b 引出側固定接点 3c 巻取側固定接点 4 アクチュエータ 4a 出力軸 5 コントローラ 5−1 (第1の入力端子)コネクタ端子 5−2 (第2の入力端子)コネクタ端子 5−3 (第3の入力端子)コネクタ端子 5−4 (第4の入力端子)コネクタ端子 6 初期設定用スイッチ 6a 初期設定用可動接点 6c (初期設定用可動接点)第1の初期設定用可動接
点 6d (初期設定用可動接点)第2の初期設定用可動接
点 6e (初期設定用可動接点)第3の初期設定用可動接
点 6f (初期設定用可動接点)第4の初期設定用可動接
点 7 モータ 7a アーマチュア軸 8 リミットスイッチ 8a 可動接点 9 クラッチ 80 サンシェード駆動機構 81 サンシェード
フロントページの続き (72)発明者 神 野 満 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 (72)発明者 田 中 一 成 神奈川県横浜市金沢区福浦3丁目10番地 日本発条株式会社内 Fターム(参考) 2E042 AA06 BA00 CA01 CB06 CB10 CC08 5H001 AA07 AB11 AC01 AD06 5H530 AA12 BB40 CC01 CC10 CD03 CF01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンシェードを有し、該サンシェードが
    巻取位置から引出位置まで引き出されることによりウイ
    ンドガラスを通過する光を遮蔽するサンシェード駆動機
    構を駆動するアクチュエータを制御するサンシェード用
    アクチュエータ制御装置であって、 通電により正回転、逆回転するアーマチュア軸を有する
    モータと、該アーマチュア軸の回転が減速機構を介して
    伝達され上記サンシェード駆動機構の入力段に結合され
    る出力軸と、上記出力軸の回転に連動して駆動される可
    動接点を持ち上記サンシェードが巻取位置に到達すると
    巻取位置信号を発生するリミットスイッチと、上記出力
    軸と上記可動接点間に介在させたクラッチとを有し、上
    記リミットスイッチが巻取位置信号を発生すると、該可
    動接点は、同一方向の駆動が拘束される如く構成された
    アクチュエータと、 中立位置から引出側固定接点に接続されると引出指令信
    号を発生するとともに、中立位置から巻取側固定接点に
    接続されると巻取指令信号を発生するサンシェードスイ
    ッチと、 上記サンシェードスイッチの引出指令信号、巻取指令信
    号により上記モータへの通電方向を制御し、上記リミッ
    トスイッチが巻取位置信号を発生すると該モータへの通
    電を遮断するコントローラとを備え、 上記サンシェードスイッチとは独立しており且つ上記コ
    ントローラに着脱可能であって引出指令信号と巻取指令
    信号を同時に発生する初期設定用スイッチが装着される
    ことにより、引出指令信号と巻取指令信号が同時に発生
    した際に、上記コントローラは、上記モータをサンシェ
    ードの巻取位置に向かう回転方向に通電制御するととも
    に上記リミットスイッチが巻取位置信号を発生しても該
    信号を無視して該モータの通電を続行する初期設定の強
    制作動を実行する機能を備え、 上記出力軸は、上記可動接点が拘束された後も上記クラ
    ッチの滑りにより、回転が続行されるようにしたことを
    特徴とするサンシェード用アクチュエータ制御装置。
  2. 【請求項2】 サンシェードを有し、該サンシェードが
    巻取位置から引出位置まで引き出されることにより、ウ
    インドガラスを通過する光を遮蔽するサンシェード駆動
    機構を駆動するアクチュエータを制御するサンシェード
    用アクチュエータ制御装置であって、 通電により正回転、逆回転するアーマチュア軸を有する
    モータと、該アーマチュア軸の回転が減速機構を介して
    伝達され上記サンシェード駆動機構の入力段に結合され
    る出力軸と、上記出力軸の回転に連動して駆動される可
    動接点を持ち上記サンシェードが巻取位置に到達すると
    巻取位置信号を発生するリミットスイッチと、上記出力
    軸と上記可動接点間に介在させたクラッチとを有し、上
    記リミットスイッチが巻取位置信号を発生すると、該可
    動接点は、同一方向の駆動が拘束される如く構成された
    アクチュエータと、 中立位置から引出側固定接点に接続されると引出指令信
    号を発生するとともに、中立位置から巻取側固定接点に
    接続されると巻取指令信号を発生するサンシェードスイ
    ッチと、 上記サンシェードスイッチの引出指令信号、巻取指令信
    号により上記モータへの通電方向を制御し、上記リミッ
    トスイッチが巻取位置信号を発生すると該モータへの通
    電を遮断するコントローラとを備え、 上記サンシェードスイッチとは独立しており且つ該サン
    シェードスイッチとは選択的に上記コントローラに着脱
    可能であって複数の可動接点を持ち順次オンされること
    により引出指令信号と巻取指令信号を順次発生する初期
    設定用スイッチを順次オンすることによって、引出指令
    信号と巻取指令信号が発生した際に、上記コントローラ
    は、上記モータをサンシェードの巻取位置に向かう回転
    方向に通電制御するとともに上記リミットスイッチが巻
    取位置信号を発生しても該信号を無視して該モータへの
    通電を続行する初期設定の強制作動を実行する機能を備
    え、 上記初期設定用スイッチの順次オンにより、上記出力軸
    は、上記可動接点が拘束された後も上記クラッチの滑り
    により、回転が続行されるようにしたことを特徴とする
    サンシェード用アクチュエータ制御装置。
  3. 【請求項3】 リミットスイッチは、サンシェードが引
    出位置に到達すると引出位置信号を発生し、この引出位
    置信号の発生によりコントローラは、モータへの通電を
    遮断するようにしたことを特徴とする請求項1または2
    に記載のサンシェード用アクチュエータ制御装置。
  4. 【請求項4】 サンシェードスイッチは、常時中立のワ
    ンタッチスイッチから構成され、 上記サンシェードスイッチには、 中立位置から引出側固定接点に接続されることにより第
    1の引出指令信号を発生するとともに中立位置から巻取
    側固定接点に接続されることにより第1の巻取指令信号
    を発生する第1のスイッチと、 中立位置から引出側固定接点に接続されることにより第
    2の引出指令信号を発生するとともに中立位置から巻取
    側固定接点に接続されることにより第2の巻取指令信号
    を発生する第2のスイッチとが備えられ、 コントローラには、 上記第1の引出指令信号が入力される第1の入力端子
    と、 上記第1の巻取指令信号が入力される第2の入力端子
    と、 上記第2の引出指令信号が入力される第3の入力端子
    と、 上記第2の巻取指令信号が入力される第4の入力端子と
    が備えられていることを特徴とする請求項1、2または
    3に記載のサンシェード用アクチュエータ制御装置。
  5. 【請求項5】 初期設定用スイッチには、第1の入力端
    子、第2の入力端子、第3の入力端子、第4の入力端子
    を同時に同一のレベルに切換え可能な単一の初期設定用
    可動接点が備えられ、該初期設定用スイッチにより、コ
    ントローラに初期設定の強制作動を実行させることを特
    徴とする請求項4に記載のサンシェード用アクチュエー
    タ制御装置。
  6. 【請求項6】 初期設定用スイッチには、順次オンされ
    ることにより、第1の入力端子、第2の入力端子、第3
    の入力端子、第4の入力端子を順次同一のレベルに切換
    え可能な第1、第2、第3、第4の初期設定用可動接点
    が備えられ、該初期設定用スイッチの順次オンにより、
    コントローラに初期設定の強制作動を実行させることを
    特徴とする請求項4に記載のサンシェード用アクチュエ
    ータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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