JP3719889B2 - 光記録媒体の記録方法および記録装置 - Google Patents

光記録媒体の記録方法および記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光記録媒体の記録方法および記録装置に関し、より詳細には、任意の記録線速度に対応できる記録ストラテジが容易に設定できるため、高密度光記録媒体へのCAV記録もしくはZCAV記録、またはCLV記録で1倍速記録を含め、任意の1倍速以上の高線速度記録での記録が可能となるようにした光記録媒体の記録方法及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特開平11−232652号公報には、1倍速を越える高速記録においても、良好な記録を行うことができる記録方法が開示されている。この記録方法は、1倍速を超える高速記録を行うに際して、1倍速の記録における先頭パルスのパルス幅および後続パルスのパルス幅よりも、高速記録時の先頭パルスのパルス幅および後続パルスのパルス幅を大きく設定するか、あるいは1倍速を越える高速記録を行うに際して、記録用レーザ光のパワーを1倍速の記録の場合よりも大きく設定することを特徴とするものである。
【0003】
現在、CD−RやCD−RWでは、記録時間の高速化(短縮化)のため、1倍速記録だけでなく、2倍速記録や4倍速記録が一般的に行われている。従って、より高密度で記録可能なDVDにおいても、記録時間の短縮のため、高線速度記録の必要性が高まることは必至である。例えば、追記型DVDにおいて記録時間の短縮のために、CAV記録や、ZCAV記録を行う場合を考えた場合、最内周で1倍速記録とすると最外周では2.5倍速記録となる(記録可能な最内周半径と最外周半径によって決まる)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、広範囲の記録線速度に対応するために、記録線速度に合わせて記録パルス長のみを制御する方法は、基本的にジッタ改善の効果が不十分である。そのため、広範囲の記録線速度に対応するために、記録線速度に合わせて記録パルス長のみを制御する方法を用いた場合であっても、記録線速度に合わせて記録パワーも同時に制御しなければならない。
【0005】
従って、記録パルス長の制御はできるだけ単純化する必要がある。なぜなら、制御パラメータを多くもつこと、あるいは複雑な制御パラメータをもつことは、パラメータの最適化を十分行えば、ジッタを非常に小さくすることが可能であるが、反面、パラメータのわずかなずれの組み合わせが、予想以上のジッタの悪化をもたらすといったデメリットもある。
【0006】
従来の方法では、少なくとも複数の種類のマーク長の記録マークを形成するために、2つ以上のパルス列を用いて記録を行う、いわゆるマルチパルス記録を用いているため、パルス間の熱干渉影響の記録線速度依存性が大きく、このためにパルス長の制御をかなり細やかに行う必要がある。すなわち記録線速度あるいは記録位置に合わせて、各マーク長毎に異なる発光パルス長補正量を割り当てるのは勿論であるが、例えば前後のスペース長の組み合わせなどによっても個別に発光パルス長補正量を割り当てることが必要になる場合がある。
【0007】
従って、任意の記録線速度あるいは記録位置に合わせて発光パルス長を制御する方法は、非常に制御箇所が多くなり煩雑化する恐れがある。例えば、各マークごとの発光パルス長補正量が大きく異なってしまったり、全てのマークに対して発光パルス長補正が必要になる。
【0008】
また制御パラメータは、記録位置あるいは記録線速度に関する連続な1次関数あるいは連続な略一次関数で表されることが理想である。制御パラメータが連続な1次関数で表されない場合、記録線速度あるいは記録位置誤差等に対する最適制御パラメータ値の変動量が、対応記録線速度内で一定値とならず、またある記録線速度範囲で記録線速度あるいは記録位置に対して最適制御パラメータ値が急激に変動するため、ジッタの悪化を十分防止することができなくなる。また制御パラメータが不連続な場合も、ある記録線速度範囲で記録線速度あるいは記録位置に対して最適制御パラメータ値が急激に変動するため、ジッタの悪化を防止することができなくなる。
【0009】
具体的にDVD−Rで記録時間短縮のためにCAV記録を行おうとする場合、先述のように最内周で1倍速記録とすると最外周では2.5倍速記録となる。
DVD−Rの規格では(1倍速記録時)、n−2のマルチパルス記録が規定されており、例えば3T記録用のパルスは3−2=1個、4T記録用のパルスは4−2=2個から形成される。図9は、上記n−2における6T記録用のパルスデータを示す図で、4個のパルスにより発光波形が形成されている。
【0010】
しかし、マルチパルス記録で2.5倍速記録に対応させようとした場合、n−2では短マーク形成へのエネルギ−が不足し、n−1でないと1倍速記録時と同等な記録特性を得ることができない。n−1の場合、例えば3T記録用のパルスは3−1=2個、4T記録用のパルスは4−1=3個から形成される。図10は、上記n−1における6T記録用のパルスデータを示す図で、5個のパルスにより発光波形が形成されている。従って、CAV記録で記録位置に合わせて記録パルス長を制御する場合、どこかの記録位置でn−1とn−2の切り替えを行わなければならない。
【0011】
上述したように、パラメータの制御の容易さやジッタ特性の均一化という要請から、n−1からn−2へは連続的に制御できるようにする必要性がある。n−1からn−2への連続的制御方法の1つとして、記録線速度あるいは記録位置に合わせて、最終パルスをマルチパルス中の最後尾パルスに近づける方法があるが(同一の記録マーク長を形成するために3つ以上のパルス列を用いる場合、先頭にくるパルスを先頭パルス、最後にくるパルスを最終パルス、それ以外のパルスをマルチパルスと呼ぶことにする)、実際2つの連続するパルスの間隔を0にまで近づけるには限界がある。また、先頭パルスをマルチパルス中の先頭パルスに近づける方法の場合も同様である。
【0012】
また、n−1からn−2への連続的制御方法の他の方法として、記録線速度あるいは記録位置に合わせて、最終パルスをマルチパルス中の最後尾パルスに近づけながら、最終パルスのパルス幅を狭める方法があるが、最終パルス幅をゼロまで狭めることも限界がある(無限に小さいパルス幅の設定は不可能である)。従って、n−1からn−2へのパルス長の連続的制御は不可能である。また、先頭パルスをマルチパルス中の先頭パルスに近づけながら、先頭パルスのパルス幅を狭める方法の場合も同様である。
【0013】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、簡単な制御方法でCAV、ZCAV記録が可能な記録方法及び記録装置を提供することを目的とする。またCLV記録であっても、1倍速記録を含め、1倍速を越える任意の高線速度記録において、簡単な制御方法で記録が可能な記録方法及び記録装置を提供することを目的とする。
また任意の記録線速度あるいは記録位置に対応できる記録ストラテジが容易に設定でき、任意の記録線速度あるいは記録位置での記録ストラテジの補正パラメータが、記録線速度あるいは記録位置に対して連続関数で制御できる高密度光記録媒体の記録方法及び記録装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、最短長の記録マークのパルス列には該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0019】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、前記少なくとも最短長の記録マークにおけるパルス列の先頭パルスには、該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、かつ、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0020】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0021】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0022】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0023】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0024】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0025】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを記録位置あるいは記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0030】
請求項の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、最短長の記録マークのパルス列には該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0031】
請求項1の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、前記少なくとも最短長の記録マークにおけるパルス列の先頭パルスには、該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、かつ、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0032】
請求項1の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0033】
請求項12の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マーク以外用の最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外のマークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0034】
請求項13の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0035】
請求項14の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0036】
請求項15の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0037】
請求項16の発明は、記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを記録位置あるいは記録線速度に応じて制御することを特徴としたものである。
【0038】
【発明の実施の形態】
本発明のキーポイントは、
(1)記録パルス長の設定は固定(但し、記録パルス長は記録周波数で規格化された値)であること、
(2)異なる記録パルスに異なる記録パワーを割り当てる、あるいは異なる記録パルスを特定の組に分類し、各分類群に異なる記録パワーを割り当てること、
(3)設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とすること、である。
【0039】
すなわち、本発明では、異なる記録パルスに異なる記録パワーを割り当てる、あるいは異なる記録パルスを特定の組に分類し、各分類群に異なる記録パワーを割り当て、この記録パワーを記録線速度あるいは記録位置に合わせて制御するのみとし、記録パルス長は記録周波数を基準として設定し、この値は記録媒体の記録線速度あるいは記録位置が変わっても同一値とする。従って、記録パルス長の制御は行わなくてよい。ただし、本発明の方法に記録パルス長の制御を付加することを否定するものではない。また、本発明では設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とするため、設定可能な最低記録線速はもとより、設定可能な最高記録線速で、記録パワーが設定許容範囲を超えることを防止できる。
【0040】
本発明を適用する、記録マークを形成するためのパルス列における異なる種類のパルスとは、異なる記録マーク長形成のために用いられるパルス、あるいは同一記録マーク形成のためのパルスが複数のパルスよりなるパルス列である場合は、そのパルス位置が異なるパルスを指す。例えばDVD−Rで規定されている記録ストラテジでは(文献「DVD Specifications for Recordable Disk (DVD−R) Part1 PHYSICAL SPECIFICATIONS Version 1.9 July 1998」を参照)、3T記録用の発光パルスは1つの先頭パルスから、4T記録用の発光パルスは1つの先頭パルスと1つの最終パルスから、5T記録用の発光パルスは1つの先頭パルスと1つのマルチパルスと1つの最終パルスから、6T記録用の発光パルスは1つの先頭パルスと2つのマルチパルスと1つの最終パルスからというように順次構成されるが、例えば、3Tと4Tの先頭パルスは、本発明では異なる種類のパルスとなる。また同様に、5T中の先頭パルスとマルチパルスと最終パルスは、それぞれ互いに異なる種類のパルスとなる。
【0041】
上述の説明では、少なくとも複数の種類のマーク長に対して、その記録マーク形成のために2つ以上のパルスによるパルス列を用いて記録を行う、いわゆるマルチパルス記録の例を挙げたが、本発明では、全ての記録マーク長に対する発光パルスが1つからなる、いわゆる矩形波記録であっても構わない。
【0042】
また、本発明が適用されるのは、記録方式がCAV記録あるいはZCAV記録である場合だけでなく、CLV記録であっても、1倍速記録を含め、任意の1倍速を越える高線速度記録を行う場合に適用できる。すなわち、記録装置として、1倍速記録や2倍速記録、あるいはそれ以上の倍速記録をサポートする場合に本発明は有効である。
【0043】
(比較例)
厚さ0.6mm、トラックピッチ0.74(μm)のポリカーボネート基板上(4.7ギガバイト対応)に図1の化合物を主成分とする記録層をスピンコートによって成膜し、その上にスパッタにより金反射層、さらに紫外線硬化型樹脂からなる保護層を設け、光記録媒体を作成した。この光記録媒体に対して、1倍速記録用のストラテジと2.5倍速用のストラテジの最適化を行った(但し、全てのパルスに同一の記録パワーを割り当てる方式を用いた)。なお、記録装置(記録再生装置)は、パルステック工業製のDDU−1000(波長が660(nm)、開口率NAが0.63、タンジェンシャル方向(円周方向)のビーム径(1/e2)が0.90(μm)、ラジアル方向(半径方向)のビーム径(1/e2)が0.92(μm)、タンジェンシャル方向のリムインテンシティが0.560、ラジアル方向のリムインテンシティが0.402)を用いた。
【0044】
上記の結果、1倍速記録時(3.5m/s、記録周波数26.23MHz)には1倍速記録用に最適化されたストラテジを用いることで、記録パワー9.8(mw)の時、6.3(%)のジッタが得られた。また、2.5倍速記録時(8.5m/s、記録周波数63.7MHz)には2.5倍速記録用に最適化されたストラテジを用いることで、記録パワー14.5(mw)の時、7.2(%)のジッタが得られた。
【0045】
まず、上記で求められた1倍速記録用に最適化されたストラテジを用いて、高線速度記録への対応性を評価した。具体的には、上記の1倍速記録用に最適化されたストラテジの発光パルス長(記録周波数で規格化された値を用いている。つまり、実際の発光パルス時間は(記録周波数で規格化された発光パルス長の設定値)×(1000/記録周波数)(ns)で表される。従って、設定値上は発光パルス長は不変でも、実際の発光時間は記録周波数に合わせて変化する)は固定し、記録線速度に応じて記録パワーのみを、ジッタが最小となるように調整した。
【0046】
上記の評価結果は図2に示すとおりで、記録線速度が上がると急激にジッタが悪化した。また、記録パワーも記録線速度が上がると急激に上昇し、レーザの発振パワー値の制限から(本実験装置での上限パワーは、15.0(mw))、図3に示すように、おおよそ記録線速度が7.0(m/s)までしか対応できないことがわかった。したがって、1倍速時に最適化された発光パターンおよびパルス最長設定を基本とする記録ストラテジでは、高記録線速時の記録パワーの点で、CAVあるいはZCAV記録、あるいは高記録線速となるCLV記録には対応できないことが確認できた。ただし、図3中の縦軸Poは最適記録パワーを意味するものである。なお、CAVあるいはZCAV記録を考えた場合、記録線速度は3.5(m/s)から8.5(m/s)をカバーする必要がある。従って、1倍速記録用に最適化されたストラテジでは、記録パワーおよびジッタの点で、CAVあるいはZCAV記録には対応できない。またCLV記録の場合、記録パワーおよびジッタの点で、高倍速記録へ対応できない(ジッタは無視しても、記録パワーの制約から2倍速までが限界である)。
【0047】
次に、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジを用いて、低線速度記録への対応性を評価した。具体的には、上記で求められた2.5倍速記録用に最適化されたストラテジの発光パルス長(記録周波数で規格化された値を用いている。つまり、実際の発光パルス時間は(記録周波数で規格化された発光パルス長の設定値)×(1000/記録周波数)(ns)で表される。従って、設定値上は発光パルス長は不変でも、実際の発光時間は記録周波数に合わせて変化する)は固定し、記録線速度に応じて記録パワーのみを、ジッタが最小となるように調整した。
【0048】
その結果は図4に示すとおりで、記録線速度が5.0(m/s)程度までは、ほぼフラットなジッタ特性が得られたが、5.0(m/s)以下に記録線速度が下がると急激にジッタが悪化した。なお、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジを用いて、低線速度記録へ対応させる場合は、2.5倍速記録用にストラテジを最適化する場合に記録パワーが上限値を超えないような条件下で最適化していること、また低記録線速度になるほど記録パワーは低くなるため、1倍速記録用に最適化されたストラテジを用いて、高線速度記録へ対応させる時のような記録パワーの問題はない(図5参照)。ただし、図5中の縦軸Poは最適記録パワーを意味するものである。したがって、2.5倍速時に最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録ストラテジは、高記録線速時の記録パワーも設定許容範囲内におさめることが可能となるため、CAVあるいはZCAV記録、あるいは高記録線速となるCLV記録に対応できることが確認できた。
【0049】
CAVあるいはZCAV記録を考えた場合、記録線速度は3.5(m/s)から8.5(m/s)をカバーする必要がある。従って、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジでは、ジッタの点で、CAVあるいはZCAV記録には対応できない。またCLV記録の場合、ジッタの点で、低倍速記録へ対応できない。
【0050】
(実施例)
本発明の記録方法の効果を確認する実験について説明する。ここでは、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジを用いて(記録線速度8.5m/s、記録周波数63.7MHzで最適化した記録ストラテジで記録周波数に基づく発光パルス長の設定は固定)、3TTop,3TLast,4TTop,4TMP,4TLastにそれぞれ独立に2種類の記録パワーを割り当てて、1倍速記録(記録線速度3.5m/s、記録周波数26.23MHz)でのジッタを測定した(なお、4TTop,4TMP,4TLastとは、それぞれ4T以上のマーク長用のパルス長を示す)。なお、2種類の記録パワーは9.0(mw)(=W1)と8.5(mw)(=W2)とした。
【0051】
上記の結果は表1に示すとおりで、4TTop,4TMP,4TLastのうち少なくとも2つにはW1を割り当て、3TTop,3TLastにはW2(<W1)を割り当てる方法が有効であることがわかった。なかでも少なくとも4TTop,4TMPにはW1に設定した記録パワーの割り当てが、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジでも1倍速記録で良好なジッタが得られることがわかる。また、少なくとも4TTop,4TMPにW1を割り当て、少なくとも3TTopにはW2(<W1)を割り当てる方法が有効であることがわかった。
【0052】
【表1】
Figure 0003719889
【0053】
上記実験の結果、本発明の記録方法により、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジを用いても(記録周波数で規格化された発光パルス長の設定は固定)、1倍速記録に対応できることが確認された。
【0054】
次に、本発明の記録方法によって、2.5倍速記録用に最適化されたストラテジを用いても(記録周波数で規格化された発光パルス長の設定は固定)、2.5倍速記録から1倍速記録まで、連続的にW1とW2を変化させることで、任意の記録線速度で低ジッタが得られるかを確認した。すなわち、2.5倍速記録から1倍速記録まで、記録線速度に対して最適W1および最適W2が連続な1次関数となるかを確認した(記録線速度に対して最適W1および最適W2が連続な1次関数で表されれば、記録パワーの制御が非常に簡単で、またジッタ特性の均一化を図ることができる)。
【0055】
而して、各記録線速度に対する最適W1と最適W2を求めた結果、図6に示すようになった。これにより、記録線速度に対して最適W1および最適W2を連続な1次関数で表すことができるだけでなく、最適W1の記録線速度依存性と、最適W2の記録線速度依存性が同じであるため(1次関数の傾きが同一)、記録パワー管理がより一層容易になることがわかった。また、記録線速度あるいは記録位置の変動に対する最適W1と最適W2の変動量は、任意の記録線速度あるいは記録位置で同一であるから、ジッタ特性の均一化を図ることができるというメリットがある。
【0056】
また、図6に示されたW1およびW2を用いることで、各記録線速度におけるジッタを評価した結果、図7のようになった(図7は3TTOP=W2,3TLAST=W2、4TTOP=W1,4TMP=W1,4TLAST=W2とした場合の結果である)。
【0057】
上記により、本発明の記録方法を用いることで、記録パワーを記録線速度、あるいは記録位置に合わせて制御するだけで、記録ストラテジの発光パルス長を一定値に固定しても、2.5倍速記録から1倍速記録まで低ジッタが達成できる記録を行うことができることがわかった。また比較のために、本発明でW1およびW2の制御を行わなかった場合、すなわちW1=W2として評価した結果を図に示した。
【0058】
以上の結果から、表1で、3TTop=W2,3TLast=W1,4TTop=W1,4TMP=W1,4TLast=W1の記録パワー割り当て方法が低記録線速度でのジッタ低減に有効であることが確認できたため、請求項に記載の光記録媒体への記録方法と、請求項1に記載の光記録媒体の記録装置が、高密度光記録媒体への可変記録線速度による記録、あるいはCAV記録やZCAV記録に非常に有効であることが証明された。
【0059】
また、表1で、3TTop=W2,3TLast=W1,4TTop=W1,4TMP=W1,4TLast=W2の記録パワー割り当て方法が低記録線速度でのジッタ低減に有効であることが確認できたため、請求項に記載の光記録媒体の記録方法と、請求項12に記載の光記録媒体の記録装置が、高密度光記録媒体への可変記録線速度による記録、あるいはCAV記録やZCAV記録に非常に有効であることが証明された。
【0060】
また、表1で、3TTop=W2,3TLast=W2,4TTop=W1,4TMP=W1,4TLast=W1の記録パワー割り当て方法が低記録線速度でのジッタ低減に有効であることが確認できたため、請求項に記載の光記録媒体の記録方法と、請求項13に記載の光記録媒体の記録装置が、高密度光記録媒体への可変記録線速度による記録、あるいはCAV記録やZCAV記録に非常に有効であることが証明された。
【0061】
また、表1で、3TTop=W2,3TLast=W2,4TTop=W1,4TMP=W1,4TLast=W2の記録パワー割り当て方法が低記録線速度でのジッタ低減に有効であることが確認できたため、請求項に記載の光記録媒体の記録方法と、請求項14に記載の光記録媒体の記録装置が、高密度光記録媒体への可変記録線速度による記録、あるいはCAV記録やZCAV記録に非常に有効であることが証明された。
【0062】
また、表1で、3TTop=W2,3TLast=W2,4TTop=W1,4TMP=W2,4TLast=W1の記録パワー割り当て方法が低記録線速度でのジッタ低減に有効であることが確認できたため、請求項に記載の光記録媒体の記録方法と、請求項15に記載の光記録媒体の記録装置が、高密度光記録媒体への可変記録線速度による記録、あるいはCAV記録やZCAV記録に非常に有効であることが証明された。
【0063】
また、表1で3TTop=W2,3TLast=W2,4TTop=W2,4TMP=W1,4TLast=W1の記録パワー割り当て方法が低記録線速度でのジッタ低減に有効であることが確認できたため、請求項に記載の光記録媒体の記録方法と、請求項16に記載の光記録媒体の記録装置が、高密度光記録媒体への可変記録線速度による記録、あるいはCAV記録やZCAV記録に非常に有効であることが証明された。
【0064】
なお、本実施例では4.7GB−DVDの記録線速度(3.5m/s)と記録周波数(26.23MHz)を基準に考えたが、本発明はこれに限定されるものではない(なお規格では、記録線速度3.49m/s、記録周波数26.16MHzが決められているが、実験装置上、記録線速度は0.1m/s単位でしか制御できないため、1倍速記録時は記録線速度3.50m/s、記録周波数26.23MHzで対応した)。
【0065】
また、高記録線速度対応の例として4.7GB−DVDでCAV記録に対応した場合の最外周での記録線速度8.5(m/s)(=2.5倍速)を考えたが、本発明はこれに限定されるものではない(記録線速度の上限値が8.5m/sや2.5倍速記録に限定されるものではない)。なお、本実施例および比較例においては、再生は全て3.5(m/s)で評価した。
【0066】
【発明の効果】
本発明の記録方法によって、任意の記録線速度に対応できる記録ストラテジが容易に設定できるため、高密度光記録媒体へのCAV記録あるいはZCAV記録、およびCLV記録であっても1倍速記録を含めた任意の1倍速以上の高線速度記録での記録が可能となる。
【0067】
また、本発明の方法によって、高密度光記録媒体へのCAV記録あるいはZCAV記録、およびCLV記録であっても1倍速記録を含めた任意の1倍速以上の高線速度記録で低ジッタ化が達成できる。
【0068】
さらに、CAV記録あるいはZCAV記録、及びCLV記録で1倍速記録を含めた任意の1倍速以上の高線速度記録を可能とさせる本発明の記録方法および記録装置は、記録パワーの簡単な連続的制御で十分な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の評価に用いた光記録媒体に形成された記録層の組成を示す化学式である。
【図2】 1倍速記録用に最適化されたストラテジによる高線速度記録への対応性の評価結果を示すグラフである。
【図3】 図2の対応性の評価における記録パワーを示すグラフである。
【図4】 2.5倍速記録用に最適化されたストラテジによる低線速度記録への対応性の評価結果を示すグラフである。
【図5】 図4の対応性の評価における記録パワーを示すグラフである。
【図6】 線速度に応じて制御する2種の記録パワー(W1,W2)を示すグラフである。
【図7】 図6の記録パワーによって得られたジッタを示すグラフである。
【図8】 図7の比較例として、W1,W2の制御を行わなかったときのジッタを示すグラフである。
【図9】 n−2のマルチパス記録における6Tデータのパルスを説明するための図である。
【図10】 n−1のマルチパス記録における6Tデータのパルスを説明するための図である。

Claims (16)

  1. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、最短長の記録マークのパルス列には該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  2. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、前記少なくとも最短長の記録マークにおけるパルス列の先頭パルスには、該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、かつ、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  3. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  4. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  5. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  6. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  7. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  8. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する光記録媒体の記録方法において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録方法であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを記録位置あるいは記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録方法。
  9. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、最短長の記録マークのパルス列には該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
  10. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、少なくとも最短長の記録マークにおけるパルス列の先頭パルスには、該最短長以外の記録マークのパルス列に与えられた記録パワーの最大値よりも低い記録パワーを割り当て、かつ、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
  11. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体への記録装置。
  12. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マーク以外用の最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外のマークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
  13. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
  14. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
  15. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを前記光記録媒体の記録位置または記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
  16. 記録線速度を可変とする光記録媒体に、複数の種類のマーク長の記録マークを記録情報に応じて形成する手段を有する光記録媒体の記録装置において、前記記録マークは、2つ以上のパルスよりなるパルス列を用いたマルチパルス記録法により形成され、該パルス列は、最短長の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つの最終パルスとから構成され、前記最短長以外の記録マークの前記パルス列が1つの先頭パルスと1つ以上のパルスよりなるマルチパルスと1つの最終パルスとから構成され、設定可能な最高線速度で最適化された発光パターンおよびパルス長設定を基本とする記録装置であって、(最短長の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの先頭パルスに割り当てる記録パワー)(最短長以外の記録マークの前記マルチパルスに割り当てる記録パワー)=(最短長以外の記録マークの最終パルスに割り当てる記録パワー)とし、前記各記録パワーを記録位置あるいは記録線速度に応じて制御することを特徴とする光記録媒体の記録装置。
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