JP3716699B2 - 自動二輪車用エンジンのオイルフィルタ取付け構造 - Google Patents

自動二輪車用エンジンのオイルフィルタ取付け構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車用4サイクル並列多気筒エンジンのオイルフィルタ取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動二輪車において、4サイクル多気筒エンジンの搭載されたものでは、多くは、クランク軸が車体の幅方向に沿いかつシリンダの前傾した並列多気筒のエンジンユニットが、車体の前側下部に配設・懸架されている。そして、このエンジンの排気系では、前傾したシリンダの上部前側の排気ポートに繋がるエキゾーストパイプがエンジンユニットの前方から下方に向かい、さらに、エンジンユニットの下方に回りこんで後方に延びて、集合しあるいはそれぞれ単独のままで、車体後部に配設されたマフラに接続される。
【0003】
上記種類の自動二輪車では、極力車体左右への出っ張りを少なくするため、エンジンユニットのオイルフィルタがエンジンケースの前部に取付けられている。特に、車体の全体がフェアリングで覆われた自動二輪車では、前記のようなオイルフィルタの配置が必要になる。
【0004】
しかるに、前記オイルフィルタの前方および下方にはエキゾーストパイプが通ることになるが、そのままではこのフィルタの交換時に垂れたエンジンオイルが、エキゾーストパイプにかかってしまう不具合が生じる。
【0005】
この種のエンジンユニットにおけるオイルフィルタの配設構造において、従来技術として、特開平10−238327号公報に開示されるものがある。この公報の技術では、公報の図4を参照すると、エンジンから複数延びるエキゾーストパイプの中央の2本が、正面視でエンジン中央部を避けて左右に分かれて配置され、エキゾーストパイプ間に空間があり、その空間に対向するエンジンケースにオイルフィルタが配設されている。これは、上記オイルフィルタからのオイル垂れの問題が、エキゾーストパイプをオイルフィルタの下方に配設することに起因するため、オイル垂れを避けようとして、前記エキゾーストパイプの中央の2本に間隔を置いたものと考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように正面視において、エンジン中央にオイルフィルタを配設して、その下方領域を避けてエキゾーストパイプを取り回す構造にすることでは、左右に間隔を置いたエキゾーストパイプが左右に張り出すことになり、車体を傾けてバンクさせるときに路面に早く着き易く邪魔になり、車体のバンク角を大きく取るのを阻害する要因になる。
【0007】
特に、スポーツタイプの自動二輪車では、スポーツ走行性を重視するので、バンク角を大きく取れない(旋回性能が低下)ことは、大きな欠点になりやすい。
【0008】
なお、エンジンの冷却性能向上の面からオイルフィルタと共に、オイルクーラを設ける場合があるが、特開平7−11955号公報のように、オイルフィルタとオイルクーラを車体前後方向に重ねてしまえば、エキゾーストパイプの邪魔にならないが、オイルクーラの容量を大きくしようとすると大径化して、エキゾーストパイプの間隔をより広くせざるを得なくなり、よりバンク角が取りにくくなる問題点が生じる。また、オイルクーラの容量を稼ぐべく車体前後方向に大きくすると、オイルフィタ交換時にエキゾーストパイプと干渉してしまう恐れがある。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、オイルフィルタの交換作業の時に垂れたオイルがエキゾーストパイプにかからず、かつバンク角を大きく取れると共に、オイルクーラの容量を大きくもできる自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、クランク軸を車体幅方向に配置した並列多気筒エンジンを車体前側下部に搭載する自動二輪車において、複数の排気管をエンジン前面上部からエンジン下方を通して後方に向けて配設し、かつ、オイルパンの両側を傾斜面形状に形成すると共に、該傾斜面に沿ってオイルパンの下方で複数の排気管を左右に振り分けて車体幅方向中央部の排気管同士の間に間隙を形成し、かつ、各々後方に向けて配設したエンジンであって、エンジンの前面下部に、車体幅方向に並列にオイルフィルタおよびオイルクーラを前方に向けて突出させて配設し、前記オイルフィルタを車体中心線に対してサイドスタンドと反対側に配置し、車体直立状態においてオイルフィルタの鉛直下方位置に排気管を設けると共に、サイドスタンドを下ろした使用状態で前記オイルフィルタの鉛直下方位置に、前記間隙を設けることを特徴とする自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造である。
【0011】
本発明によれば、エンジンの前面下部に、車体幅方向に並列にオイルフィルタおよびオイルクーラを前方に向けて突出させて設したので、オイルフィルタとオイルクーラを半径方向に拡大でき、その容量増大に支障が無い。
また、前記オイルフィルタを車体中心線に対してサイドスタンドと反対側に配置したので、片寄っているが、サイドスタンドを下ろした使用状態で前記オイルフィルタの鉛直下方位置に、排気管同士間の間隙を設けるので、オイルフィルタの交換作業時に垂れたオイルは排気管にかかることは無い。
【0012】
なお、本発明において、車体直立状態において、前記オイルフィルタの鉛直下方位置に排気管を配置した。
このように設定することによって、サイドスタンドを下ろした状態(駐車状態)において、オイルフィルタの鉛直下方に排気管同士間の間隙が存在するようにできる。
一般にオイルフィルタを交換する状態ではない車体直立状態において、オイルフィルタの鉛直下方に排気管同士の間隙を設けないので、排気管の左右への広がりを極力抑えることができる。これにより、バンク角を大きく確保できる。
本発明においては、オイルフィルタをオイルクーラと並設させるため、オイルフィルタ配設位置が車体中心からオフセットしている。このような自動二輪車で車体直立状態においてオイルフィルタ鉛直下方に排気管同士間の隙間を設けると、さらに排気管が左右に広がってしまう。
【0013】
また、本発明において、排気管はエンジン下方で集合しており、オイルフィルタは該排気管集合部よりも前方に配設したことが好適である。排気管は集合部の前後で温度差があり、集合部以降のほうが排気管温度が高いため該排気管集合部よりも前方の排気管温度の低い部分で囲まれた個所にオイルクーラを配設することで、オイルの冷却性を向上させることができる。また、オイルフィルタについても同様にオイルが排気管の熱影響を受けにくくなり、好都合である。
【0014】
また、本発明において、自動二輪車の車体にはエンジン側部を含めて覆うフェアリングを有したことが好適である。このようにフェアリングのある自動二輪車では、エンジン左右側部がフェアリングで塞がれているので、オイルフィルタとオイルクーラはエンジン前部に配設する必要があり、特に本発明が有効となる。また、オイルクーラは、ウォータポンプの配設側と車体幅方向同側に配設すれば、オイルクーラとウォータポンプとの距離を短くできウォータホースの長さを短くできるので、冷却水がエンジンの熱影響で暖められることを防止でき、冷却効率が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
図1〜図6は発明を実施する形態の一例であって、図1は自動二輪車の側面視図、図2は正面視図、図3はエンジンユニットの詳細な正面視図、図4はエンジンユニットの左側面視図、図5はエンジンユニット要部の右側面視図、図6はサイドスタンドの使用状態でのオイルフィルタの交換時の説明図である。
【0017】
図1および図2に示すように、実施形態の自動二輪車は、クランク軸を車体幅方向に配置した並列多気筒エンジン10を、前輪12と後輪14との間であって車体前側下部に搭載する。
【0018】
エンジン10はフレーム16に懸架されており、フレーム16において前端部には(前輪12軸支用の)ステアリングホーク18を回動自在に支持するヘッドパイプ16aが設けられると共に、後端部には(後輪支持用のリヤスイングアーム20を軸支する)ピボット軸22が形成されたメインチューブ16bが設けられる。そして、ステアリングヘッドパイプ16aから斜め下後方に向けて断面外形が矩形のアルミニウム角パイプ製のタンクチューブ24が延びる、ツインチューブタイプのフレーム16であり、タンクチューブ24には燃料タンク24aが載置固定される。また、メインチューブ16bの上部後ろ側からは、斜め上方に向けてシートレール26が延びており、その上にはシート28が配設されている。
【0019】
自動二輪車を覆うフェアリング30は、フレーム16にエンジン10を懸架した状態で前輪12上方のフロントステアリング周りからエンジン10を覆って後端がメインチューブ16b付近まで延び全体的に概略砲弾形状を呈した構造のように、走行時の空気抵抗を少なくする形状に形成されている。そして、フェアリング30はできるだけ車体近傍に沿うように、エンジンケース10aのマグネトーカバー部分を露出させる挿通孔30aが開口し、また、通風性能の確保から前面および側面に通風窓30bも開口している。なお、メインチューブ16bの左側部下端部には、サイドスタンド(プロップスタンド)54がスプリングで出し入れ位置を保持するように回動可能に軸支されている。
【0020】
図3〜図5に示すように、前記のエンジン10では、4気筒の気筒(#1〜#4)毎にエキゾーストパイプ(排気管)32がエンジン前面上部の排気ポート34にそれぞれ連結され、エンジン10の前方から下方に延び、エンジン前下部に沿って概略L字形状に曲がり後方に延びる。エキゾーストパイプ32は、エンジン下部で集合して(集合部36a)、そこから車体後部に配設されたマフラ36bに接続される。
【0021】
エンジン10の冷却系として、エンジン10の前方にラジエター38が設けられ、エンジン10後ろ下部配設のウォータポンプ40の吸入口40aはエンジン下部左側方を通る吸入側ウォータホース42aでラジエター38出口38aに連通する。ラジエター38の入口の一方38bからウォータホース42bを介して後述する水冷式オイルクーラ44に繋がり、このオイルクーラ44から前記ウォータポンプ40の吐出口40bにウォータホース42cを介して連通している。なお、ラジエター38の入口の他方38cは、ウォータホース42dを介してエンジン10のシリンダヘッド10bに繋がり、シリンダブロック10cからは前記ウォータポンプ40の吐出口40cにウォータホース42eを介して連通している。なお、ウォータポンプ40の上方には冷却水貯留用のリザーバタンク46が設けられている。
【0022】
エンジン10下部のエンジンケース10aでは、底部のオイルパン48を下方に突出させてその両側を傾斜面(48a、48a)形状に形成して、正面視で概略下向きの山脈形状に形成する。それとともに、該傾斜面48a、48aに沿って4本(#1〜#4気筒)のエキゾーストパイプ(排気管)32〜32を左右にそれぞれ二つずつ振り分けてそれらのうちで中央部の#2,#3気筒のエキゾーストパイプ32,32同士の間に間隙50を形成し、かつ、各々後方に向けて配設したエンジン10である。
【0023】
そして、エンジン10のエンジンケース10aの前面下部に、それぞれ、概略円筒形状のオイルフィルタ52およびオイルクーラ44を前方に向けて突出させて車幅方向右・左に並設する。オイルフィルタ52は、フィルタ体を外部ケース内に収容した容器状のものであって、オイル通路は、図示しないがエンジンケース10a側に繋がっている。この場合、図3に示すように,前記オイルフィルタ52を車体中心線Cに対してサイドスタンド54と反対側に(車幅方向右側に)、オフセットして配置しており、サイドスタンド54を下ろして接地させた使用状態で前記オイルフィルタ52の鉛直(図6に直線Vで示す)下方位置に、#2、#3気筒のエキゾーストパイプ32,32同士間に前記間隙50を設ける。
【0024】
実施形態の自動二輪車によれば、エンジン10の前面下部に、オイルフィルタ52およびオイルクーラ44を前方に向けて突出させて並設したので、オイルフィルタ52とオイルクーラ44を前後方向に拡大でき、その容量増大に支障が無い。
【0025】
この場合に、オイルフィルタ52の交換作業性を考慮に入れると、上記のようにエンジンケース10a前部の位置にオイルクーラ44に並列に配設するのが一般的であり他の位置では交換作業が困難になり現実的でない。また、水冷式のオイルクーラ44も冷却性向上のため、容量をできるだけ大きく確保したいがその取付けスペースを考えると上記位置に取付けることが望ましく、やはりオイルフィルタ52とオイルクーラ44とを並設することになる。このようなことから、オイルフィルタ52は従来技術(前記特開平10−238327公報記載)のようにはエンジン10中央に取付けられなくなる。これに対して、実施形態では、オイルフィルタの下方位置にエキゾーストパイプ間の間隙を形成するのではなく、図3に示すように、前記オイルフィルタ52を車体中心線Cに対してサイドスタンド54と反対側に片寄って配置しているが、図6に示すように、サイドスタンド54を下ろした使用状態で前記オイルフィルタ52の鉛直下方位置に、#2,#3気筒のエキゾーストパイプ32,32同士間の間隙50を設けている。よって、自動二輪車において、オイルフィルタ52のフィルタ体の交換作業時である駐車状態では、オイルフィルタ52の取付け部から垂れ下がるオイルは間隙を通ってから下に流れるので、エキゾーストパイプ32,32にかかることを防止できる。
【0026】
なお、図3に示すように,前記サイドスタンド54を収容した不使用状態において、前記オイルフィルタ52の鉛直下方位置にエキゾーストパイプ32を配置した。このように設定することによって、サイドスタンド54を下ろした状態(駐車状態)において、オイルフィルタ52の鉛直下方にエキゾーストパイプ32,32同士間の間隙50ができる。一般にオイルフィルタ52を交換する状態ではない車体直立状態において、オイルフィルタ52の鉛直下方にエキゾーストパイプ32,32同士の間隙50を設けないので、エキゾーストパイプ32,32をエンジン下方付近に集合させることができ、左右へのエキゾーストパイプ32、32の広がりを極力抑えることができる。これにより、バンク角を大きく確保でき、走行性能を損なうことも防げる。
【0027】
また、エキゾーストパイプ32〜32は、エンジン10下方で集合しており、オイルフィルタ52はエキゾーストパイプの集合部36aよりも前方に配設した。エキゾーストパイプ32〜32は集合部36aの前後で温度差があり、集合部36a以降のほうでエキゾーストパイプ温度が高くなるため該集合部36aよりも前方のエキゾーストパイプ32〜32の温度が低い部分で囲まれた個所にオイルクーラ44を配設することにより、オイルの冷却性を向上させることができる。また、オイルフィルタ52についても同様にオイルが排気管の熱影響を受けにくくなり、好都合である。また、オイルクーラ44は、水冷式であり、エンジン前面下部に取付けられるが、エキゾーストパイプ32,32の後方であるので、オイルクーラ44に連結される、ウォータホース42cが熱せられてしまう。そこで、図3〜図5に示すように、オイルクーラ44をウォータポンプ40のエンジンへの配設側(実施形態では車体幅方向左側:オイルフィルタの反対側)に取付けることによって、ウォータポンプ40から吐出された冷却水をオイルクーラ44へ導くウォータホース42cを短小化させ、オイルクーラ44に導かれる冷却水温度を低く保っている。また、オイルクーラの取付けボルトは、図3に示されるように、少なくとも二箇所はエキゾーストパイプで隠れない露出した位置に配設される。
【0028】
また、自動二輪車の車体にはエンジン10側部を含めて覆うフェアリング30を有しているので、エンジン左右側部がフェアリングで塞がれており、特にオイルフィルタ52とオイルクーラ44はエンジン10前部に配設する必要があり、特に有効となる。
【0029】
なお、本発明の4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造は、上述の実施形態に限定されるものではない。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造によれば、オイルフィルタの交換作業の時にオイル垂れがエキゾーストパイプにかからず、かつバンク角を大きく取れると共に、オイルクーラの容量を大きくもできるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明を実施する形態の一例であって、自動二輪車の側面視図である。
【図2】前記自動二輪車の正面視図である。
【図3】エンジンの詳細な正面視図である。
【図4】エンジンの左側面視図である。
【図5】エンジン要部の右側面視図である。
【図6】サイドスタンドの使用状態でのオイルフィルタの交換時の説明図である。
【符号の説明】
10 エンジン
10a エンジンケース
10b シリンダ
10b シリンダ
12 前輪
14 後輪
16 フレーム
22 タンクチューブ
24a 燃料タンク
30 フェアリング
30a 挿通孔
30b 通風窓
32,32 エキゾーストパイプ
34 排気ポート
36a 集合部
36b マフラ
38 ラジエター
38a 出口
40 ウォータポンプ
42a〜42e ウォータホース
44 水冷式オイルクーラ
46 リザーブタンク
48 オイルパン
48a オイルパン傾斜面
50 エキゾーストパイプ間の間隙
52 オイルフィルタ
54 サイドスタンド
C 車体中心線
V 駐車時のオイルフィルタの鉛直線

Claims (4)

  1. クランク軸を車体幅方向に配置した並列多気筒エンジンを車体前側下部に搭載する自動二輪車において、複数の排気管をエンジン前面上部からエンジン下方を通して後方に向けて配設し、かつ、オイルパンの両側を傾斜面形状に形成すると共に、該傾斜面に沿ってオイルパンの下方で複数の排気管を左右に振り分けて車体幅方向中央部の排気管同士の間に間隙を形成し、かつ、各々後方に向けて配設したエンジンであって、
    エンジンの前面下部に、車体幅方向に並列にオイルフィルタおよびオイルクーラを前方に向けて突出させて配設し、
    前記オイルフィルタを車体中心線に対してサイドスタンドと反対側に配置し、
    車体直立状態においてオイルフィルタの鉛直下方位置に排気管を設けると共に、
    サイドスタンドを下ろした使用状態で前記オイルフィルタの鉛直下方位置に、前記間隙を設けることを特徴とする自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造。
  2. 排気管はエンジン下方で集合しており、オイルフィルタは該排気管集合部よりも前方に配設したことを特徴とする請求項に記載の自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造。
  3. 自動二輪車の車体にはエンジン側部を含めて覆うフェアリングを有したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造。
  4. オイルクーラは、ウォータポンプの配設側と車体幅方向同側に配設したことを特徴とする請求項1ないしのうちのいずれか1項に記載の自動二輪車用4サイクルエンジンのオイルフィルタ取付け構造。
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