JP3714790B2 - 発酵乳の風味改善組成物 - Google Patents

発酵乳の風味改善組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP3714790B2
JP3714790B2 JP09404998A JP9404998A JP3714790B2 JP 3714790 B2 JP3714790 B2 JP 3714790B2 JP 09404998 A JP09404998 A JP 09404998A JP 9404998 A JP9404998 A JP 9404998A JP 3714790 B2 JP3714790 B2 JP 3714790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fermented milk
flavor
added
composition
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09404998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10327751A (ja
Inventor
伸彰 高橋
信行 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority to JP09404998A priority Critical patent/JP3714790B2/ja
Publication of JPH10327751A publication Critical patent/JPH10327751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3714790B2 publication Critical patent/JP3714790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dairy Products (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発酵乳の風味を改善し、向上させる新規な発酵乳の風味改善組成物に関する。
さらに、本発明は、このような組成物を添加して風味が改善された発酵乳及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヨーグルトに代表される発酵乳や乳酸菌飲料(以下、両者を併せて、発酵乳という)は、微生物によって発酵させることを特徴としている。発酵乳は、微生物が産生する有機酸により蛋白質が凝固し、特有のテクスチャーが形成され、同時に酸味が付与され、さらに微生物の産生するアミノ酸と相まって特有の風味を呈するものとなる。近年、発酵乳はデザートや飲料として広く利用されており、その消費量も多く、食品産業においても重要な位置を占めている。
一般に、発酵乳の製造において風味の調整は、用いる微生物の選択や発酵条件を調整することによって行われている。しかしながら、発酵乳の微妙な風味は微生物の選択や発酵条件の調整でコントロールするのは困難である。そこで、発酵乳の微妙な風味を調整するために、フレーバーや糖類の添加が行われたり、風味をテクスチャーの面から改良すべく、安定剤の添加やその種類についても検討が行われている(山内、横山編「ミルク総合事典」朝倉書店発行、p242〜248 、1992) が、これらの方法では、発酵乳の本来の風味を補い、かつ風味を改善し、向上させるには至っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような現状下で、発酵乳の風味を改善し、向上させる組成物が求められているが、そのような組成物は未だ開発されていない。
従って、本発明は発酵乳の風味を改善し、向上させる新規な発酵乳の風味改善組成物を提供することを課題とする。
また、本発明は、このような風味改善組成物を用いて風味が改善された発酵乳及びその製造法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上述した課題に鑑み鋭意検討を重ねた結果、発酵乳が呈する独自の風味には、発酵により産生されるアミノ酸が重要であることに着目した。
一般に、アミノ酸は発酵乳に限らず多くの食品で、風味の創成に大きな役割を果たしていることが知られている(山野、山口編「おいしさの科学」朝倉書店発行、p 45〜117,1994) が、発酵乳の風味とアミノ酸との関係に関しては未だ検討されていない。そこで、発酵乳の独自の風味に大きな影響を与える因子となる遊離アミノ酸の種類及びその含量と風味の関係について、ニューラルネットワーク (日本食品科学工学会誌第42巻第7号第71頁(1995)) や多変量解析を用いて解析した結果、特定のアミノ酸が発酵乳の風味に関与していることがわかった。
すなわち、本発明者らは、発酵乳の製造過程、あるいは製品化された発酵乳に次に示す組成の組成物を添加することにより、発酵乳の風味がいちじるしく改善され、向上することを見出し、本発明を完成させるに至った。
従って、本発明は、次の表1に示されるアミノ酸を含有する発酵乳の風味改善組成物に関する。
【0005】
【表1】
Figure 0003714790
尚アミノ酸が100gに達しないときは賦形剤を加え全量を100gにする。
【0006】
また、本発明は、前記組成の風味改善組成物を発酵乳に対して、発酵乳100g当たり0.54mg〜81.92mg 添加して風味を改善した発酵乳に関する。さらに、本発明は、前記組成の風味改善剤を発酵乳あるいは発酵乳の製造工程において、発酵乳100g当たり、0.54mg〜81.92mg 添加して風味を改善することよりなる風味の改善された発酵乳の製造法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の風味改善組成物に含有されるアミノ酸の種類及び量は、乳酸菌等を用い常法に従って、調製された発酵乳の遊離アミノ酸の種類及びその含量と発酵乳の風味との関係をニューラルネットワークや多変量解析等を用いて解析した結果に基づいて、決定したものである。ニューラルネットワークは、生体の神経系、特に脳の機能を工学的に再現したシステムであり、多くの場合、コンピューターのソフトウェアとして構築されている。本発明者らは、先の出願(特開平9-218192号公報)で、ヨーグルトの成分分析値と採点法により数値化されたヨーグルトのおいしさの官能検査結果のデータを用い、ニューラルネットワークを構築した。本発明では、この知見をもとにヨーグルトの風味についてニューラルネットワーク等を用いて検討し、ヨーグルトの風味に関与しているアミノ酸を決定した。この結果に基づいた比率が上記表1の値である。
【0008】
なお、発酵乳の風味に関連するアミノ酸の種類及びその含量は、使用する乳酸菌の種類によって異なるため、目的とする製品にあわせて、表1に示したアミノ酸を適宜選択して風味改善組成物を調製し、添加量も適宜調整する必要がある。発酵乳中に配合するアミノ酸は、少なすぎると風味改善効果がない一方、多すぎるとかえって風味をそこなう。したがって、風味改善効果を期待する場合、発酵乳に適切な範囲の量のアミノ酸を添加する必要がある。そこで発明者らは、本発明の風味改善組成物の適切な配合量について検討し、上記表に記されたアミノ酸組成物を、発酵乳100gあたり0.54mg〜81.92mg 添加するのが適切であることを官能評価を用いて明らかにした。通常上記表1に挙げたアミノ酸を添加すればよいが、表1に挙げているアミノ酸以外にもL−プロリン、L−バリン、L−リシン、L−アスパラギン酸、L−イソロイシン、グリシン、L−グルタミン、DL−またはL−トレオニン、L−アスパラギン、DL−またはL−トリプトファン、L−シスチン、L−システイン等を適宜添加することもできる。また、これらのアミノ酸は、塩や水和物の形態で添加することも可能である。
【0009】
本発明の風味改善組成物には、賦形剤としてショ糖、乳糖、ブドウ糖、デキストリン、澱粉等を適宜配合することができ、また、嗜好性向上の目的で色素や香料を適宜配合することもできる。
また、本発明の風味改善組成物は上述のアミノ酸、賦形剤、色素、香料を単に混合することにより得ることができ、また適宜の形態にすることもできる。組成物の形態としては、粉末状、顆粒状、錠剤等適宜の形態が用いられる。
本発明の風味改善組成物は、ヨーグルト、ケフィア、ドリンクヨーグルトなどの液状発酵乳、ハードタイプ、ソフトタイプの発酵乳等に添加することで、これらの風味を改善することもできる。
本発明の組成物は、製造過程で添加してもよく、また製品化されたものに添加混合してもよい。この場合、粉末その他の形態の組成物をそのまま混ぜてもよく、あるいは水や蜂蜜などの溶媒に溶解したものを混ぜて使用してもよい。
【0010】
【実施例】
以下、実施例及び試験例を示して本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【実施例1】
風味改善組成物の調製
表2、表3、表4及び表5に従い、アミノ酸及びショ糖を混合し、4種の粉末状の風味改善組成物を得た。アミノ酸の種類は、ヨーグルトの風味に関して構築されたニューラルネットワークを用いて決定し、表2に示す組成物を本発明品1、表3に示す組成物を本発明品2、表4に示す組成物を本発明品3、及び表5に示す組成物を本発明品4とした。
なお、組成物の配合を決定するにあたり、用いたヨーグルトは以下のように調製した。全乳50、脱脂粉乳5.5 、バター1.5 、水43の割合(割合は重量で示す。以下、同じ。)で混合し、ミックスを調製した。このミックスをホモジナイザーを用い 140〜150 kgf/cm2 で均質化し、湯せんを用い、90℃に達温後、90〜95℃で、20分間保持した。このミックスを45℃に冷却し、乳酸菌スターター(ラクトバチルス・ブルガリクス(L. bulgaricus)(FERM P-13955))を2重量%添加し、42℃で酸度が0.7 %になるまで発酵させ、発酵終了後5℃で5日間冷却した。
【0011】
【表2】
Figure 0003714790
【0012】
【表3】
Figure 0003714790
【0013】
【表4】
Figure 0003714790
【0014】
【表5】
Figure 0003714790
【0015】
【実施例2】
(1) 通常のヨーグルトの調製
全乳50、脱脂粉乳5.5 、バター1.5 、水43の割合で混合し、ミックスを調製した。このミックスをホモジナイザーを用い150 kgf/cm2 で均質化し、湯せんを用い、90℃に達温後、90〜95℃で、20分間保持した。このミックスを45℃に冷却し、乳酸菌スターター(ストレプトコッカス・サーモフィルス(S. thermophilus)(FERM P-10658))を2重量%添加し、42℃で酸度が0.7 %となるまで発酵させ、発酵終了後、5℃に冷却してヨーグルトを調製した。
【0016】
(2) 組成物を添加したヨーグルトの調製
1) 発酵前のミックスに本発明品を添加したもの
全乳50、脱脂粉乳5.5 、バター1.5 、水43の割合で混合し、ミックスを調製した。このミックスをホモジナイザーを用い150kgf/cm2で均質化し、湯せんを用い、90℃に達温後、90〜95℃で、20分間保持した。
このミックスを45℃に冷却し、乳酸菌スターター(ストレプトコッカス・サーモフィルス(S. thermophilus) (FERM P-10658))を2重量%、本発明品1を764.5 mg/kg、及び砂糖30g/kgの割合で添加し、十分攪拌し、溶解させた後、実施例2(1) と同様に発酵させ、5℃に冷却してヨーグルト(試料1)を得た。
同様に本発明品2を764.5mg/kg及び砂糖を30g/kg添加して同様の方法でヨーグルト(試料2)を得た。
b) 発酵後のヨーグルトに本発明品を添加したもの
実施例2(1) の方法で調製したヨーグルトに本発明品1を 764.5mg/kg 及び砂糖30g/kgの割合で添加混合し、ヨーグルト(試料3)を得た。
同様に本発明品2を764.5mg/kg及び砂糖を30g/kg添加し、ヨーグルト(試料4)を得た。
なお、本発明の組成物を添加していないヨーグルト(実施例2(1))に砂糖を30g/kgの割合で添加したものを試料5とした。
【0017】
(3) 官能評価
官能評価は、5人の専門パネルにより行った。評価は総合的な好ましさについて採点法によって行い、試料5を標準とし、3点(かなり好ましい)、2点(好ましい)、1点(やや好ましい)、0点(どちらともいえない)、−1点(やや好ましくない)、−2点(好ましくない)、−3点(かなり好ましくない)という基準と対比して試料1〜4を点数化した。また同時に、評価したサンプルの特徴について自由に表記するようにした。
結果を表6に示す。本発明品を添加した試料1〜4の全てについて、0点以上の平均評点が得られた。このことは、試料1〜4の総合的な好ましさが、発明品を添加していない試料5を上回っていたことを示している。各試料の風味上の特徴についても、本発明品を添加した試料は、後味にコクと濃厚感があり、甘さが複雑であると評価された。
【0018】
【表6】
Figure 0003714790
【0019】
【実施例3】
(1) 通常のヨーグルトの調製
実施例2(1) と同様の方法で、ヨーグルトを調製した。
【0020】
(2) 組成物を添加したヨーグルトの調製
a) 発酵前のミックスに本発明品を添加したもの
全乳50、脱脂粉乳 5.5、バター 1.5、水43の割合で混合し、ミックスを調製した。このミックスをホモジナイザーを用い、150 kgf/cm2 で均質化し、湯せんを用い、90℃に達温後、90〜95℃で、20分間保持した。
このミックスを45℃に冷却し、乳酸菌スターター (ストレプトコッカス・サーモフィルス(S. thermophilus)(FERM P-10658) を2重量%、本発明品3を819.2 mg/kg 、及び砂糖30g/kgの割合で添加し、十分攪拌し、溶解させた後、実施例2(1) と同様に発酵させ、5℃に冷却してヨーグルト(試料6)を得た。
また、本発明品4を 819.2mg/kg 、及び砂糖30g/kgの割合で添加して同様にヨーグルト (試料7)を調製した。
b) 発酵後のヨーグルトに本発明品を添加したもの
実施例3(1) で調製したヨーグルトに本発明品3を819.2mg/kg及び砂糖30g/kgの割合で添加混合し、ヨーグルト (試料8)を得た。同様に本発明品4を819.2mg/kg及び砂糖を30g/kg添加し、ヨーグルト(試料9)を得た。本発明の組成物を添加していないヨーグルト(実施例3(1))に砂糖を30g/kgの割合で添加したものを試料10とした。
【0021】
(3) 官能評価
官能評価は、5人の専門パネルにより行った。評価は総合的な好ましさについて採点法によって行い、試料10を標準とし、3点(かなり好ましい)、2点(好ましい)、1点(やや好ましい)、0点(どちらともいえない)、−1点(やや好ましくない)、−2点(好ましくない)、−3点(かなり好ましくない)というと対比して試料6〜9を点数化した。また同時に、評価したサンプルの特徴について自由に表記するようにした。
結果を表7に示す。本発明品を添加した試料6〜9の全てについて、0点以上の平均評点が得られた。このことは、試料6〜9の総合的な好ましさが、発明品を添加していない試料10を上回っていたことを示している。各試料の風味上の特徴についても、本発明品を添加した試料は、後味にコクと濃厚感があり、甘さが複雑であると評価された。
【0022】
【表7】
Figure 0003714790
【0023】
【実施例4】
(1) 通常のヨーグルトの調製
実施例2(1) と同様の方法で、ヨーグルトを調製した。
【0024】
(2) 組成物を添加したヨーグルトの調製
a) 発酵前のミックスに本発明品を添加したもの
全乳50、脱脂粉乳 5.5、バター 1.5、水43の割合で混合し、ミックスを調製した。このミックスをホモジナイザーを用い、150 kgf/cm2 で均質化し、湯せんを用い、90℃に達温後、90〜95℃で、20分間保持した。
このミックスを45℃に冷却し、乳酸菌スターター (ストレプトコッカス・サーモフィルス(S. thermophilus)(FERM P-10658) を2重量%、本発明品3を819.2 mg/kg 、及び砂糖30g/kgの割合で添加し、十分攪拌し、溶解させた後、実施例2(1) と同様に発酵させ、5℃に冷却してヨーグルト(試料11)を得た。
同様に、本発明品3を5.4mg/kg、及び砂糖30g/kgの割合で添加してヨーグルト (試料12)を調製した。
b) 発酵後のヨーグルトに本発明品を添加したもの
実施例4(1) で調製したヨーグルトに本発明品3を819.2mg/kg及び砂糖30g/kgの割合で添加混合し、ヨーグルト (試料13)を得た。同様に本発明品3を5.4mg/kg及び砂糖を30g/kgの割合で添加混合し、ヨーグルト(試料14)を得た。なお、本発明の組成物を添加していないヨーグルト(実施例3(1))に砂糖を30g/kgの割合で添加したものを試料15とした。
【0025】
(3) 官能評価
官能評価は、5人の専門パネルにより行った。評価は総合的な好ましさについて採点法によって行い、試料15を標準とし、3点(かなり好ましい)、2点(好ましい)、1点(やや好ましい)、0点(どちらともいえない)、−1点(やや好ましくない)、−2点(好ましくない)、−3点(かなり好ましくない)という基準と対比して試料11〜14を点数化した。また同時に、評価したサンプルの特徴について自由に表記するようにした。
結果を表8に示す。本発明品を添加した試料11〜14の全てについて、0点以上の平均評点が得られた。このことは、試料11〜14の総合的な好ましさが、発明品を添加していない試料15を上回っていたことを示している。各試料の風味上の特徴についても、本発明品を添加した試料は、後味にコクと濃厚感があり、甘さが複雑であると評価された。
【0026】
【表8】
Figure 0003714790
【0027】
【発明の効果】
本発明の風味改善組成物は、発酵乳の製造工程、あるいは製品化された発酵乳に添加することにより発酵乳の風味を改善し、いちじるしく向上させることができる。しかも、使用する微生物の選択や発酵条件の調整では難しい発酵乳の微妙な風味を調整することが可能となるため、常に一定の品質の発酵乳を提供することが可能となる。

Claims (3)

  1. 以下に示すアミノ酸を含有することを特徴とする発酵乳の風味改善組成物。
    Figure 0003714790
  2. 請求項1記載の組成物を発酵乳100g当たり、0.54mg〜81.92mg 添加して風味の改善された発酵乳。
  3. 請求項1記載の組成物を発酵乳100g当たり、0.54mg〜81.92mg 添加して風味を改善することを特徴とする風味の改善された発酵乳の製造法。
JP09404998A 1997-03-31 1998-03-23 発酵乳の風味改善組成物 Expired - Fee Related JP3714790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09404998A JP3714790B2 (ja) 1997-03-31 1998-03-23 発酵乳の風味改善組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-98171 1997-03-31
JP9817197 1997-03-31
JP09404998A JP3714790B2 (ja) 1997-03-31 1998-03-23 発酵乳の風味改善組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10327751A JPH10327751A (ja) 1998-12-15
JP3714790B2 true JP3714790B2 (ja) 2005-11-09

Family

ID=26435362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09404998A Expired - Fee Related JP3714790B2 (ja) 1997-03-31 1998-03-23 発酵乳の風味改善組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3714790B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60003392D1 (de) * 1999-02-25 2003-07-24 Nestle Sa Verwendung von l-alanin als süssstoff
JP2001271089A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Snow Brand Milk Prod Co Ltd アミノ酸配合香料
MXPA05002307A (es) * 2002-08-30 2005-10-18 Novus Int Inc Composiciones antimicrobianas.
WO2004043153A1 (en) * 2002-11-14 2004-05-27 Puratos Naamloze Vennootschap Formulation for enhancing the flavour metabolism of yeast and bacteria in sponge dough brew and sourdough fermentatin systems
US7465471B2 (en) 2003-03-21 2008-12-16 Novus International, Inc. Palatability of aquaculture feed
JP3666871B1 (ja) 2004-06-14 2005-06-29 明治乳業株式会社 発酵乳の製造法及び発酵乳
US8691843B2 (en) 2006-07-12 2014-04-08 Novus International, Inc. Antioxidant combinations for use in ruminant feed rations
CN101790305A (zh) 2007-07-03 2010-07-28 诺华丝国际股份有限公司 可发酵碳水化合物水平低的仔猪饲料配给
JP4784910B2 (ja) * 2007-07-03 2011-10-05 味の素株式会社 タンパク飲料のアミノ酸含有組成物によるコク味付与または増強方法
US8404714B2 (en) 2008-01-04 2013-03-26 Novus International, Inc. Combinations to improve animal health and performance
CN101925302B (zh) * 2008-02-15 2012-07-18 株式会社艾迪科 浓郁味道强化剂
CN103189499B (zh) * 2010-08-19 2016-08-10 株式会社明治 乳酸菌和/或双歧杆菌的存活能力提高剂
JP2012239383A (ja) * 2011-05-13 2012-12-10 Uha Mikakuto Co Ltd チョコレート
JP2013184956A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Kyodo Milk Industry Co Ltd 学習・記憶能力を増強するための食品
KR101705458B1 (ko) * 2015-08-24 2017-02-09 하이트진로 주식회사 퓨린 함량이 감소된 주류의 제조 방법
CN113100290B (zh) * 2021-05-24 2023-03-28 宁波大学 一种复合发酵菌剂在制备发酵乳中的应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10327751A (ja) 1998-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3714790B2 (ja) 発酵乳の風味改善組成物
US9161552B2 (en) Process for producing fermented milk and fermented milk
JPH11225669A (ja) 酸性乳飲料の製造方法
JP3644505B1 (ja) 発酵乳の製造法及び発酵乳
US8236361B2 (en) Method for producing fermented milk and fermented milk
JP5752170B2 (ja) 風味の良い高snfおよび/または低乳脂肪の発酵乳およびその製造方法
JP5865834B2 (ja) アイスクリーム類及びその製造方法
JP3968108B2 (ja) おいしい乳脂肪分の少ない発酵乳及びその製造方法
JPH02219540A (ja) チーズ含有飲料
JP2000135055A (ja) 乳感の向上した乳含有製品
JPH08154652A (ja) アルコール含有酸性乳飲料およびその製造方法
JP3888801B2 (ja) 安定性が良好な発酵乳飲料の製造方法
JPH04187050A (ja) ノンファットアイスクリーム及びその製造法
FR2618644A1 (fr) Specialite alimentaire fraiche, cremeuse, apte a etre etendue, contenant des ferments lactiques vifs et procede pour sa preparation
JPH0994059A (ja) 発酵乳及びその製造法
CA2677232C (en) Delicious fermented milk with low milk fat content and process for producing the same
CN106659174A (zh) 制备酸性乳饮料的方法以及所述酸性乳饮料
CN113892519B (zh) 一种凝固型发酵乳及其制备方法
RU2285424C1 (ru) Способ производства йогурта
JPS62239947A (ja) 発酵バタ−及びその製造法
JPS5934847A (ja) 発酵豆乳飲料の製造法
TWI392457B (zh) Milk fat composition with less fat and less and its manufacturing method
JPS6122928B2 (ja)
JPH10215767A (ja) 白カビチーズ及びその製造法
JP2003325159A (ja) ヨーグルトリキュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees