JP3713588B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術の分野】
本発明は、パルスモータに駆動されるキャリッジに、印刷データに一致してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドを搭載したインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置は、印刷データに一致してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドをキャリッジに搭載して、キャリッジをパルスモータにより記録用紙の幅方向に往復駆動するように構成されている。
そして、パルスモータは、キャリッジを非印字領域から加速しながら印字領域に移動させ、印字領域内を一定速度で移動させ、印字が終了した段階で減速させながら停止させる。
1行分の紙送りが終了した段階で、逆方向に前述の工程を実行し、印刷が終了した段階で記録ヘッドをキャッピング位置に移動させる動作を実行する。そして、印刷期間中には必要に応じてフラッシング動作のために、記録ヘッドを非印字領域に設けられたインク受け部材に移動させる。
【0003】
特に、印刷動作においては所定位置に停止しているキャリッジを印刷に適した一定速度まで加速し、1パスの印刷が終了した段階で減速しながら停止させ、次の印刷に備えるという往復動作が実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ロータパルスモータの組み立て精度等による磁気回路特性のばらつきにより図8に示したようにロータRが図8(イ)、(ロ)の状態で停止するか、図8(ハ)、(ニ)の状態で停止するかにより発生トルクに若干の相違が存在する。このような初期加速トルクの変動は停止状態から印刷に適した一定速度まで加速する際に、定速走行に移行する時期に若干のずれを生じさせることになる。
【0005】
印刷開始初期の記録ヘッドの速度変動は、グラフィック印刷等のように高密度でかつ複数のドットの正確な位置決めを必要とするカラー記録装置では印字品質を大きく左右する。とりわけ、高速印刷のために加速終了時点と印刷開始時点との間の遊び時間が非常に短く設定されている場合には一層顕著に影響を受ける。。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、記録ヘッドの加速開始から定速走行に移行する時期のばらつきを可及的に防止して、高い品質により印刷を行うことができるインクジェット式記録装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解消するために本発明においては、インクジェット式記録ヘッドを搭載するキャリッジと、該キャリッジを往復駆動するパルスモータと、前記記録ヘッドのフラッシング動作のインクを受けるインク受け部材と、前記パルスモータを加速回転させるために同極性駆動モードと、異極性駆動モードとの2種類の加速データを備えた加減速データ記憶手段と、前記加減速データ記憶手段のデータに基づいてパルスモータに駆動パルスを供給して前記キャリッジの移動を制御するキャリッジモータ制御手段と、前記パルスモータの停止相を検出する加速開始検出制御手段とを備え、前記キャリッジの移動開始時に前記パルスモータの停止相を検出して前記パルスモータの停止状態での極性に一致する方の前記加速データを選択して駆動パルスを出力する。
【0007】
【作用】
加速開始時の停止相が同極性か、異極性かを判断して加速速データを選択するから、パルスモータの磁気回路特性に大きな変化をもたらすことなく、加速力がほぼ一定となり、定速走行に突入する時期、及びその時点での速度が一定となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
図1は、本発明のインクジェット式記録装置の一実施例を示すものであって、キャリッジ1は、タイミングベルト等の伝達手段2を介してキャリッジ駆動用のパルスモータ3に接続され、パルスモータ3の回転に対応して印字領域であるプラテン4に対向する領域、及びクリーニング装置5やキャッピング装置6が配置された非印刷領域を往復移動する。
【0009】
キャリッジ駆動用のパルスモータ3は、A相とB相との2つの相を備え、
【表1】
なる順番で駆動パルスを各相に印加して、いわゆる2−2相駆動される。
【0010】
記録ヘッド8は、キャリッジ1の記録用紙7に対向する面に設けられ、フレキシブルケーブル9により駆動手段10に接続されて印刷信号を受け、カートリッジ11からインクの補給を受けて記録用紙にインク滴を吐出する。
【0011】
キャピング装置6は、休止期間中記録ヘッドを封止してノズル開口の乾燥を防止する他、紙送りモータ12等の駆動手段から図示しない伝達機構を介して動力されるポンプユニット13の負圧を記録ヘッド8に作用させてインクの充填やインク滴吐出回復操作の際の負圧付与手段として機能し、またフラッシング動作時のインク受け部材として機能する。
【0012】
図2は、キャリッジ駆動用のパルスモータ3の制御手段の一実施例を示すものであって、キャリッジモータ制御手段20は、ホームポジション検出手段21からの信号によりキャリッジ1の位置を検出し、加減速データ記憶手段22に格納されている駆動パルスの駆動電流値とパルス幅に基づいて加速回転、定速回転、減速回転に対応した駆動パルスをキャリッジモータ駆動手段23から出力させ、記録ヘッド1を印刷領域で定速走行させたり、フラッシング位置、及びキャッピング位置に移動させる。
【0013】
特に印刷動作用の加速回転用のデータは、ステップモータ3の加速開始相を少なくとも同極性駆動モード(表1におけるステップ1とステップ3)と、異極性駆動モード(表1におけるステップ2とステップ4)との2つの分けて構成されている。
【0014】
キャリッジモータ制御手段20は、キャリッジ駆動用のパルスモータ3の加速開始に先立って、加速開始相検出制御手段24により現在の停止相を検出し、同極性駆動モードか異極性駆動モードかに基づいて加減速データ記憶手段22に格納されている極性の異なる複数の加速データの内の極性が一致するデータを選択して駆動パルスを出力させる。
【0015】
なお、ホームポジション検出手段21は、キャリッジ1に設けられた検出片25と、基台側に設けられて検出片25が所定の位置に到達した場合に信号を出力する位置検出器26からの信号に基づいてキャリッジ1が所定の位置、通常は、ホームポジションに到達したことを検出する。
【0016】
次に、このように構成された装置の動作を図3、及び図4に示したフローチャート、及び動作説明図に基づいて説明する。
第1パスの印刷が開始されると(図3 ステップ イ)、キャリッジモータ制御手段20は、キャリッジ1を加速開始位置(図4の位置P1)に停止させ(図3 ステップ ロ)(図4 S1〜S3)、この位置P1で加速開始相検出制御手段24により現在の停止相を検出する。
【0017】
停止相が同極性駆動モードである場合には、加減速データ記憶手段22に格納されている同極性加速データを、また停止相が異極性駆動モードである場合には異極性加速データを選択して(図3 ステップ ハ)、この選択した加速データに基づいてモータ3を加速回転させる(図4 S4)(図3 ステップ ニ)。そして定速走行に移った段階(S5)で印刷を開始する(図3 ステップ ホ)。
【0018】
このように、加速開始時の停止相が同極性か、異極性かを判断して、加減速データ記憶手段22に格納されている加減速データを選択することにより、図8(イ)、(ロ)、または(ハ)、(ニ)の状態から駆動するのに適した状態のパルスを出力することができる。
【0019】
したがって、パルスモータ3の磁気回路特性に大きな変化をもたらすことなく、付勢を開始することができ、加速力がほぼ一定となるから、定速走行に突入する時期、及びその時点での速度を一定とすることができる。
【0020】
第1パスの印刷が終了すると(図3 ステップ ヘ)、キャリッジモータ制御手段20は加減速データ記憶手段22から減速データを読出してパルスモータ3を減速駆動して(図3 ステップ ト)(図4 S6)、キャリッジ1を停止させる(図3 ステップ チ)。印字データが存在する場合には(図3 ステップリ)、紙送りモータ12により紙送り(図4 S7)を実行して(図3 ステップ ヌ)ステップ(ハ)に戻る。
【0021】
第1パスの印刷が終了し、キャリッジ1が停止している位置(図4 P2)の停止相を加速開始相検出制御手段24により検出し(図3 ステップ ハ)、停止相が同極性駆動モードである場合には、加減速データ記憶手段22に格納されている同極性加速データを、また停止相が異極性駆動モードである場合には異極性加速データを選択して(図3 ステップ ハ)加速を開始し(図3 ステップニ)(図4 S8)、定速走行に移った段階(図4 S9)で印刷を開始する(図3 ステップ ホ)。
【0022】
第2パスの印刷が終了すると(図3 ステップ ヘ)、キャリッジモータ制御手段20は加減速データ記憶手段22から減速データを読出してパルスモータ3を減速駆動して(図3 ステップ ト)(図4 S10)、キャリッジ1を停止させる(図3 ステップ チ)。
【0023】
そして、キャリッジモータ制御手段20は、記録ヘッド8をフラッシング位置(図4の位置F)に移動させ(図4 S11乃至S13)、図示しないフラッシング制御手段により記録ヘッド8にフラッシングを実行させる。印字データが存在する場合には(図3 ステップ リ)、紙送りモータ12により紙送りを実行して(図3 ステップ ヌ)(図4 S14)ステップ(ハ)に戻る。
【0024】
キャリッジモータ制御手段20は、加速開始相検出制御手段24によりフラッシング位置(図4 F)でのモータ3の停止相を検出し(図3 ステップ ハ)、前述と同様に加速、定速を行って第3パスの印刷を実行する(図3 ステップハ〜ホ)(図4 S15〜S17)。
【0025】
第3パスの印刷終了後(図3 ステップ ヘ)、キャリッジ1を減速させて停止した段階で(図3 ステップ ト、チ)紙送りを実行しする(図3 ステップヌ)(図4 S18)。
【0026】
第3パス印刷終了時のキャリッジ1の停止位置におけるモータ3の停止相を検出して加速データを選択し、前述と同様に第4パスの印刷を実行し(図3 ステップ ハ〜チ)(図4 S19〜S21)、印刷データが存在しない場合にはキャリッジ1をキャッピング位置(図4 位置C)に移動させて(図3 ステップル)記録ヘッド8をキャピング装置6により封止する(図4 S22〜S24)。
【0027】
なお、上述の実施例においては、フラッシング終了後のモータ3の停止相の極性に一致する加速データを選択しているが、予めフラッシング位置での極性を決めておき、停止相を検出すること無く、この決められた極性で駆動するようにしてもよい。
【0028】
図5は、キャリッジ駆動用のパルスモータ3の制御手段の他の実施例を示すものであって、キャリッジモータ制御手段30は、ホームポジション検出手段21からの信号によりキャリッジ1の位置を検出し、加減速データ記憶手段31に格納されている駆動パルスの駆動電流値とパルス幅に基づいて加速回転、定速回転、減速回転に対応した駆動パルスをキャリッジモータ駆動手段23から出力させ、記録ヘッド1を印刷領域で定速走行させたり、フラッシング位置、及びキャッピング位置に移動させる。
【0029】
キャリッジモータ制御手段30は、キャリッジ駆動用のパルスモータ3の加速開始に先立って、加速開始相検出手段31によりパルスモータ3の現在の停止相を検出し、加減速データ記憶手段32の加速データの第1ステップの極性と一致する場合には、加速データに基づいて加速を開始し、また極性が異なる場合にはモータ3を1ステップ分駆動してから加減速データ記憶手段32の加速データに基づいて加速を開始するように構成されている。
【0030】
加速開始相検出制御手段31は、少なくとも印刷動作時には、加速開始位置でのモータ3の停止相を検出するように構成されている。
【0031】
このように構成された装置の動作を図6、及び図7に示したフローチャート、及び動作説明図に基づいて説明する。
印刷が開始されると(図6 ステップ イ)、キャリッジモータ制御手段30は、キャリッジ1を加速開始位置に移動させてここに停止させ(図6 ステップロ)(図7 S1〜S3)、加速開始相検出制御手段31により現在位置P1におけるモータ3の停止相を検出する(図6 ステップ ハ)。
【0032】
停止位置P1でのモータ3の停止相が加減速データ記憶手段32に格納されている加速データの第1ステップと一致しない場合には(図6 ステップ ハ)、加速データとは無関係にこれから印刷を開始するための移動方向と逆方向にモータ3を1ステップ分駆動して位置P1’に移動させ(図6 ステップ ニ)(図7 S4)、また一致する場合には停止位置P1から、加減速データ記憶手段32の加速データに基づいてパルスモータ3を加速させる(図6 ステップ ホ)(図7 S5)。
【0033】
加速開始時の停止相が加減速データ記憶手段22に格納されている加速速データの第1ステップの極性と一致するか否かを判断し、相違する場合には1ステップ分駆動することにより、図8に示すようにロータRが1ステップ分移動して図8(イ)、(ロ)の状態が(ハ)、(ニ)、または(ハ)、(ニ)の状態が(イ)、(ロ)に変化するから、加速データの第1ステップの極性に一致する。
【0034】
したがって、パルスモータ3の磁気回路特性に大きな変化をもたらすことなく、付勢を開始することができ、加速力がほぼ一定となるから、定速走行に突入する時期、及びその時点での速度が一定となる。したがって、停止相の如何に関わりなく加速力がほぼ一定となるから、定速走行に突入する時期、及びその時点での速度が一定となり、この時点から印刷を開始する(図6 ステップ ヘ)(図7 S11)することができる。
【0035】
第1パスの印刷が終了すると(図6 ステップ ト)、キャリッジモータ制御手段30は加減速データ記憶手段32から減速データを読出してパルスモータ3を減速駆動して(図6 ステップ チ)(図7 S7)、キャリッジ1を停止させる(図6 ステップ リ)。
【0036】
印字データが存在する場合には(図6 ステップ ヌ)、紙送りモータ12により紙送りを実行して(図6 ステップ ル)(図7 S8)ステップ(ハ)に戻る。
【0037】
第2パスの印刷開始に際して、キャリッジ1が停止している位置(図7 P2)の停止相を加速開始相検出制御手段31により検出し(図6 ステップ ハ)、停止相が加減速データ記憶手段32に格納されている加速データの第1ステップと一致する場合には、停止位置P2から、また一致しない場合には(図6 ステップ ハ)、加速データとは無関係にこれから印刷方向とは逆方向にモータ3を1ステップ分だけ駆動して位置P3から(図6 ステップ ニ)(S9)、加減速データ記憶手段32の加速データに基づいてパルスモータ3を加速させる(図6 ステップ ホ)(図7 S10)。
【0038】
第2パスの印刷が終了すると(図6 ステップ ト)、キャリッジモータ制御手段20は加減速データ記憶手段22から減速データを読出してパルスモータ3を減速駆動して(図6 ステップ チ)(図7 S12)、キャリッジ1を停止させる(図6 ステップ リ)。
【0039】
そして、キャリッジモータ制御手段30は、停止位置P4から記録ヘッド8をフラッシング位置(図7の位置F)に移動させ(図7 S13乃至S15)てフラッシングを実行し、印字データが存在する場合には(図6 ステップ ヌ)、紙送りモータ12により紙送りを実行して(図6 ステップ ル)(図7 S16)ステップ(ハ)に戻る。
【0040】
第3パスの印刷に際して、キャリッジモータ制御手段30は、加速開始相検出制御手段24によりフラッシング位置(図7 位置F)でのモータ3の停止相を検出する(図6 ステップ ハ)。
【0041】
停止相が加減速データ記憶手段32に格納されている加速データの第1ステップと一致する場合には、加速テーブルのデータに基づいてパルスモータ3を加速させ(図6 ステップ ホ)、一致しない場合には(図6 ステップ ハ)、印刷方向にモータ3を1ステップ分だけ駆動してから(図6 ステップ ニ)(S17)、加減速データ記憶手段32の加速データに基づいてパルスモータ3を加速させる(図6 ステップ ホ)(図7 S18)。
【0042】
以後前述と同様に加速、定速、減速を行って第3パスの印刷を実行する(図7S18〜S20)。そして紙送り後(図7 S21)、第3行目でのキャリッジ1の停止位置のモータ3の停止相を検出して加速データを選択し、前述と同様に印刷を実行し(図7 S22〜S24)、第4パスの印刷の終了後に印刷データが存在しない場合にはキャリッジ1をキャッピング位置(図7 位置C)に移動させて(図7 ステップ オ)記録ヘッド8をキャピング装置6により封止する(図7 S26〜S27)。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、加速開始時のパルスモータの磁気回路特性のばらつきに起因する定速走行に突入する時期、及びその時点での速度のばらつきを無くして、印字品質を一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の一実施例を示す図である。
【図2】同上装置におけるキャリッジモータ制御装置に一実施例を示すブロック図である。
【図3】同上装置のキャリッジモータ制御工程を示すフローチャートである。
【図4】同上装置のキャリッジの移動を模式的に示す線図である。
【図5】同上キャリッジモータ制御装置に他の実施例を示すブロック図である。
【図6】同上装置のキャリッジモータ制御工程を示すフローチャートである。
【図7】同上装置のキャリッジの移動を模式的に示す線図である。
【図8】図(イ)、(ロ)は、それぞれパルスモータが同極性で停止している場合を、また図(ハ)、(ニ)は異極性で停止している場合の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
3 キャリッジ駆動用のパルスモータ
5 クリーニング装置
6 キャピング装置
8 インクジェット式記録ヘッド
Claims (2)
- インクジェット式記録ヘッドを搭載するキャリッジと、該キャリッジを往復駆動するパルスモータと、前記記録ヘッドのフラッシング動作のインクを受けるインク受け部材と、前記パルスモータを加速回転させるために同極性駆動モードと、異極性駆動モードとの2種類の加速データを備えた加減速データ記憶手段と、前記加減速データ記憶手段のデータに基づいてパルスモータに駆動パルスを供給して前記キャリッジの移動を制御するキャリッジモータ制御手段と、前記パルスモータの停止相を検出する加速開始検出制御手段とを備え、前記キャリッジの移動開始時に前記パルスモータの停止相を検出して前記パルスモータの停止状態での極性に一致する方の前記加速データを選択して駆動パルスを出力するインクジェット式記録装置。
- 前記キャリッジモータ制御手段が、フラッシング動作時の前記パルスモータの停止相に一致する極性を、次の印刷の加速開始相の極性として選択する請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27358097A JP3713588B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP27358097A JP3713588B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インクジェット式記録装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004251261A Division JP4001137B2 (ja) | 2004-08-31 | 2004-08-31 | インクジェット式記録装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1191183A JPH1191183A (ja) | 1999-04-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27358097A Expired - Fee Related JP3713588B2 (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インクジェット式記録装置 |
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JP (1) | JP3713588B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27358097A patent/JP3713588B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1191183A (ja) | 1999-04-06 |
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