JPH1191089A - インクジェット式記録装置 - Google Patents
インクジェット式記録装置Info
- Publication number
- JPH1191089A JPH1191089A JP27358197A JP27358197A JPH1191089A JP H1191089 A JPH1191089 A JP H1191089A JP 27358197 A JP27358197 A JP 27358197A JP 27358197 A JP27358197 A JP 27358197A JP H1191089 A JPH1191089 A JP H1191089A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- temperature
- ink jet
- drive motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印刷速度の低下を招くこと無く、キャリッジ
駆動モータの温度上昇を抑制して高い品質での印刷を行
うこと。 【解決手段】 インクジェット式記録ヘッドを搭載する
キャリッジ1と、キャリッジ駆動モータ3に駆動信号を
供給してキャリッジ1の移動を制御するキャリッジ駆動
モータ制御手段20と、記録ヘッド等函体内部の温度に
対応してキャリッジ駆動モータ3の休止時間を設定する
停止時間設定手段24とを備え、キャリッジ駆動モータ
3を停止時間設定手段24で設定された休止時間に基づ
いて制御する。
駆動モータの温度上昇を抑制して高い品質での印刷を行
うこと。 【解決手段】 インクジェット式記録ヘッドを搭載する
キャリッジ1と、キャリッジ駆動モータ3に駆動信号を
供給してキャリッジ1の移動を制御するキャリッジ駆動
モータ制御手段20と、記録ヘッド等函体内部の温度に
対応してキャリッジ駆動モータ3の休止時間を設定する
停止時間設定手段24とを備え、キャリッジ駆動モータ
3を停止時間設定手段24で設定された休止時間に基づ
いて制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、パルスモータに
駆動されるキャリッジに、印刷データに一致してインク
滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドを搭載したイ
ンクジェット式記録装置に関する。
駆動されるキャリッジに、印刷データに一致してインク
滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドを搭載したイ
ンクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷デー
タに一致してインク滴を吐出するインクジェット式記録
ヘッドをキャリッジに搭載して、キャリッジをパルスモ
ータにより記録用紙の幅方向に往復駆動するように構成
されている。そして、パルスモータは、キャリッジを非
印字領域から加速しながら印字領域に移動させ、印字領
域内を一定速度で移動させ、印字が終了した段階で減速
させながら停止させる。1行分の紙送りが終了した段階
で、逆方向に前述の工程を実行し、印刷が終了した段階
で記録ヘッドをキャッピング位置に移動させる動作を実
行する。そして、印刷期間中には必要に応じてフラッシ
ング動作のために、記録ヘッドを非印字領域に設けられ
たインク受け部材に移動させる。
タに一致してインク滴を吐出するインクジェット式記録
ヘッドをキャリッジに搭載して、キャリッジをパルスモ
ータにより記録用紙の幅方向に往復駆動するように構成
されている。そして、パルスモータは、キャリッジを非
印字領域から加速しながら印字領域に移動させ、印字領
域内を一定速度で移動させ、印字が終了した段階で減速
させながら停止させる。1行分の紙送りが終了した段階
で、逆方向に前述の工程を実行し、印刷が終了した段階
で記録ヘッドをキャッピング位置に移動させる動作を実
行する。そして、印刷期間中には必要に応じてフラッシ
ング動作のために、記録ヘッドを非印字領域に設けられ
たインク受け部材に移動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにキャリッジ
駆動用のパルスモータは、頻繁な加速、及び減速を繰り
返すため、大きな加速電流や減速電流が流れ、これに伴
う損失により発熱し、函体内部の温度を上昇させる。函
体内部の御動上昇は、記録ヘッドやインクカートリッジ
の温度上昇を引き起こし、ノズル開口のインクを乾燥さ
せたり、またインクの粘度を変化させインク滴の吐出に
大きな影響を与えて印字品質の低下を招く。 もとよ
り、このような問題を解消するためには、パルスモータ
の稼働率を低く抑えることも考えられるが、印字速度の
低下を招くことになる。本発明はこのような問題に鑑み
てなされたものであって、印刷速度の低下を可及的に防
止しつつ、キャリッジ駆動モータの温度上昇を抑制し
て、高い印刷品質で印刷することができるインクジェッ
ト式記録装置を提供することである。
駆動用のパルスモータは、頻繁な加速、及び減速を繰り
返すため、大きな加速電流や減速電流が流れ、これに伴
う損失により発熱し、函体内部の温度を上昇させる。函
体内部の御動上昇は、記録ヘッドやインクカートリッジ
の温度上昇を引き起こし、ノズル開口のインクを乾燥さ
せたり、またインクの粘度を変化させインク滴の吐出に
大きな影響を与えて印字品質の低下を招く。 もとよ
り、このような問題を解消するためには、パルスモータ
の稼働率を低く抑えることも考えられるが、印字速度の
低下を招くことになる。本発明はこのような問題に鑑み
てなされたものであって、印刷速度の低下を可及的に防
止しつつ、キャリッジ駆動モータの温度上昇を抑制し
て、高い印刷品質で印刷することができるインクジェッ
ト式記録装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るため、インクジェット式記録ヘッドを搭載するキャリ
ッジと、キャリッジ駆動モータに駆動信号を供給して前
記キャリッジの移動を制御するキャリッジ駆動モータ制
御手段と、前記記録ヘッド等函体内部の温度に対応して
前記キャリッジ駆動モータの休止時間を設定する停止時
間設定手段とを備え、前記キャリッジ駆動モータを前記
休止時間に基づいて制御するようにした。
るため、インクジェット式記録ヘッドを搭載するキャリ
ッジと、キャリッジ駆動モータに駆動信号を供給して前
記キャリッジの移動を制御するキャリッジ駆動モータ制
御手段と、前記記録ヘッド等函体内部の温度に対応して
前記キャリッジ駆動モータの休止時間を設定する停止時
間設定手段とを備え、前記キャリッジ駆動モータを前記
休止時間に基づいて制御するようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のイン
クジェット式記録装置の一実施例を示すものであって、
キャリッジ1は、タイミングベルト等の伝達手段2を介
してキャリッジ駆動用のパルスモータ3に接続され、パ
ルスモータ3の回転に対応して印字領域であるプラテン
4に対向する領域、及びクリーニング装置5やキャッピ
ング装置6が配置された非印刷領域を往復移動する。
した実施例に基づいて説明する。図1は、本発明のイン
クジェット式記録装置の一実施例を示すものであって、
キャリッジ1は、タイミングベルト等の伝達手段2を介
してキャリッジ駆動用のパルスモータ3に接続され、パ
ルスモータ3の回転に対応して印字領域であるプラテン
4に対向する領域、及びクリーニング装置5やキャッピ
ング装置6が配置された非印刷領域を往復移動する。
【0006】記録ヘッド8は、キャリッジ1の記録用紙
7に対向する面に設けられ、フレキシブルケーブル9に
より駆動手段10に接続されて印刷信号を受け、カート
リッジ11からインクの補給を受けて記録用紙にインク
滴を吐出する。
7に対向する面に設けられ、フレキシブルケーブル9に
より駆動手段10に接続されて印刷信号を受け、カート
リッジ11からインクの補給を受けて記録用紙にインク
滴を吐出する。
【0007】キャピング装置6は、休止期間中記録ヘッ
ドを封止してノズル開口の乾燥を防止する他、紙送りモ
ータ12等の駆動手段から図示しない伝達機構を介して
動力されるポンプユニット13の負圧を記録ヘッド8に
作用させてインクの充填やインク滴吐出回復操作の際の
負圧付与手段として機能し、またフラッシングの際のイ
ンク受け部材として機能する。
ドを封止してノズル開口の乾燥を防止する他、紙送りモ
ータ12等の駆動手段から図示しない伝達機構を介して
動力されるポンプユニット13の負圧を記録ヘッド8に
作用させてインクの充填やインク滴吐出回復操作の際の
負圧付与手段として機能し、またフラッシングの際のイ
ンク受け部材として機能する。
【0008】図2は、キャリッジ駆動用のパルスモータ
3の制御手段に一実施例を示すものであって、キャリッ
ジ駆動モータ制御手段20は、ホームポジション検出手
段21からの信号によりキャリッジ1の位置を検出し、
加減速データ記憶手段22に格納されている駆動パルス
の駆動電流値とパルス幅に基づいて加速回転、定速回
転、減速回転に対応した駆動パルスをキャリッジ駆動モ
ータ駆動手段23から出力させ、記録ヘッド1を印刷領
域で定速走行させたり、フラッシング位置、及びキャッ
ピング位置に移動させる。またキャリッジ駆動モータ制
御手段20は、後述する停止時間設定手段24により設
定された休止時間によりキャリッジ駆動モータ3を積極
的に停止させて放熱を促す。
3の制御手段に一実施例を示すものであって、キャリッ
ジ駆動モータ制御手段20は、ホームポジション検出手
段21からの信号によりキャリッジ1の位置を検出し、
加減速データ記憶手段22に格納されている駆動パルス
の駆動電流値とパルス幅に基づいて加速回転、定速回
転、減速回転に対応した駆動パルスをキャリッジ駆動モ
ータ駆動手段23から出力させ、記録ヘッド1を印刷領
域で定速走行させたり、フラッシング位置、及びキャッ
ピング位置に移動させる。またキャリッジ駆動モータ制
御手段20は、後述する停止時間設定手段24により設
定された休止時間によりキャリッジ駆動モータ3を積極
的に停止させて放熱を促す。
【0009】なお、ホームポジション検出手段21は、
キャリッジ1に設けられた検出片30と、基台側に設け
られて検出片30が所定の位置に到達した場合に信号を
出力する位置検出器31からの信号に基づいてキャリッ
ジ1が所定の位置、通常は、ホームポジションに到達し
たことを検出する。
キャリッジ1に設けられた検出片30と、基台側に設け
られて検出片30が所定の位置に到達した場合に信号を
出力する位置検出器31からの信号に基づいてキャリッ
ジ1が所定の位置、通常は、ホームポジションに到達し
たことを検出する。
【0010】停止時間設定手段24は、表1に示す温度
抑制制御シーケンスのデータを格納して、駆動パルスの
単位時間当たりの個数と継続時間とによりキャリッジ駆
動モータ3の稼働率を検出するモータ稼働率検出手段2
6の信号、及びヘッド温度検出手段27の信号とにより
最適なシーケンスを選択して休止期間を設定するように
構成されている。
抑制制御シーケンスのデータを格納して、駆動パルスの
単位時間当たりの個数と継続時間とによりキャリッジ駆
動モータ3の稼働率を検出するモータ稼働率検出手段2
6の信号、及びヘッド温度検出手段27の信号とにより
最適なシーケンスを選択して休止期間を設定するように
構成されている。
【0011】
【表1】
【0012】なお、ヘッド温度検出手段27は、キャリ
ッジ1に設けられた温度センサー32からの信号により
記録ヘッド8や函体内部の温度を推定するものである。
ッジ1に設けられた温度センサー32からの信号により
記録ヘッド8や函体内部の温度を推定するものである。
【0013】この実施例において、図示しないホストか
ら印刷開始指令が入力すると(図3ステップ イ)、停
止時間設定手段24はモータ稼働率検出手段26によ
り、以前のキャリッジ駆動モータ3の稼働率を検出し、
またモータ温度抑制手段25により記録ヘッド8等の温
度を検出して(図3 ステップ ロ)、表1に示す温度
抑制シーケンスに基づいて以後のキャリッジ駆動モータ
3の停止時間と走行モードを選択する(図3 ステップ
ハ)。
ら印刷開始指令が入力すると(図3ステップ イ)、停
止時間設定手段24はモータ稼働率検出手段26によ
り、以前のキャリッジ駆動モータ3の稼働率を検出し、
またモータ温度抑制手段25により記録ヘッド8等の温
度を検出して(図3 ステップ ロ)、表1に示す温度
抑制シーケンスに基づいて以後のキャリッジ駆動モータ
3の停止時間と走行モードを選択する(図3 ステップ
ハ)。
【0014】このようして印刷が開始されると(図3
ステップ ニ)、キャリッジ制御手段20は、加減速デ
ータ記憶手段22に格納されているデータに基づいてキ
ャリッジ駆動モータ3を定速領域まで加速して以後、定
速走行させ、また記録ヘッド8からインク滴を吐出させ
て印刷を実行する。1行の印刷が終了すると(図3ステ
ップ ホ)、キャリッジ制御手段20は加減速データ記
憶手段22に格納されている減速データに基づいてキャ
リッジ駆動モータ3を減速せて所定位置に停止させ(図
3 ステップ ホ)、紙送りモータにより1行分の紙送
りを実行する(図3 ステップ ヘ)。
ステップ ニ)、キャリッジ制御手段20は、加減速デ
ータ記憶手段22に格納されているデータに基づいてキ
ャリッジ駆動モータ3を定速領域まで加速して以後、定
速走行させ、また記録ヘッド8からインク滴を吐出させ
て印刷を実行する。1行の印刷が終了すると(図3ステ
ップ ホ)、キャリッジ制御手段20は加減速データ記
憶手段22に格納されている減速データに基づいてキャ
リッジ駆動モータ3を減速せて所定位置に停止させ(図
3 ステップ ホ)、紙送りモータにより1行分の紙送
りを実行する(図3 ステップ ヘ)。
【0015】キャリッジ駆動モータ制御手段20は、キ
ャリッジ駆動モータ3が停止した時点から経時を開始し
てステップ(ハ)により選択された停止時間が経過した
時点で(図3 ステップ ト)、印刷データが存在する
場合には(図3 ステップリ)、モータ稼働率検出手段
26によりキャリッジ駆動モータ3の稼働率を検出し
(図3 ステップ ヌ)、温度抑制シーケンスの中から
以後のキャリッジ駆動モータ3の停止時間と走行モード
を選択し(図3 ステップ ハ)、次行の印刷を実行
する。
ャリッジ駆動モータ3が停止した時点から経時を開始し
てステップ(ハ)により選択された停止時間が経過した
時点で(図3 ステップ ト)、印刷データが存在する
場合には(図3 ステップリ)、モータ稼働率検出手段
26によりキャリッジ駆動モータ3の稼働率を検出し
(図3 ステップ ヌ)、温度抑制シーケンスの中から
以後のキャリッジ駆動モータ3の停止時間と走行モード
を選択し(図3 ステップ ハ)、次行の印刷を実行
する。
【0016】このようにして1頁分の印刷が終了する
と、停止時間設定手段24はモータ稼働率検出手段26
によりこれまでのキャリッジ駆動モータ3の稼働率を検
出し、またモータ温度抑制手段25により記録ヘッド8
等函体内部温度を検出し(図3ステップ ロ)、温度抑
制シーケンスを選択して以後のキャリッジ駆動モータ3
の停止時間と走行モードを選択する(図3 ステップ
ハ)。
と、停止時間設定手段24はモータ稼働率検出手段26
によりこれまでのキャリッジ駆動モータ3の稼働率を検
出し、またモータ温度抑制手段25により記録ヘッド8
等函体内部温度を検出し(図3ステップ ロ)、温度抑
制シーケンスを選択して以後のキャリッジ駆動モータ3
の停止時間と走行モードを選択する(図3 ステップ
ハ)。
【0017】これにより、図4に示したように印刷が開
始された当初は函体内部の温度(図4の符号A)が低
く、かつキャリッジ駆動モータ3も停止していて温度
(図4の符号B)、及び稼働率が低いため、キャリッジ
駆動モータ制御手段20は、キャリッジ駆動モータ3を
最小限の休止時間、この実施例では80ミリ秒として通
常シーケンスを選択して高速での印刷を可能ならしめ
る。
始された当初は函体内部の温度(図4の符号A)が低
く、かつキャリッジ駆動モータ3も停止していて温度
(図4の符号B)、及び稼働率が低いため、キャリッジ
駆動モータ制御手段20は、キャリッジ駆動モータ3を
最小限の休止時間、この実施例では80ミリ秒として通
常シーケンスを選択して高速での印刷を可能ならしめ
る。
【0018】通常シーケンスの下での印刷が進行して、
キャリッジ駆動モータ3の稼働率が基準値を越えると、
停止時間設定手段24は、函体内部の温度を検出して基
準値、例えば温度3(35°C)を超えている場合に
は、高温3シーケンスを選択して、動作停止時間を通常
シーケンスの4倍である320ミリ秒に変更する。これ
により図4に示したようにキャリッジ駆動モータ3、及
び記録ヘッド8の温度上昇率が低下する。
キャリッジ駆動モータ3の稼働率が基準値を越えると、
停止時間設定手段24は、函体内部の温度を検出して基
準値、例えば温度3(35°C)を超えている場合に
は、高温3シーケンスを選択して、動作停止時間を通常
シーケンスの4倍である320ミリ秒に変更する。これ
により図4に示したようにキャリッジ駆動モータ3、及
び記録ヘッド8の温度上昇率が低下する。
【0019】なお、函体内部の温度が基準温度(温度
3)よりも低い場合には、高温1シーケンスを選択して
休止時間を160ミリ秒に抑えて、印刷速度の無用な低
下を招くこと無く、キャリッジ駆動モータ3の冷却を図
る。
3)よりも低い場合には、高温1シーケンスを選択して
休止時間を160ミリ秒に抑えて、印刷速度の無用な低
下を招くこと無く、キャリッジ駆動モータ3の冷却を図
る。
【0020】印刷が終了してキャリッジ駆動モータ3が
停止すると、キャリッジ駆動モータ3の温度が急速に低
下し、また函体内部の温度も徐々に低下する。
停止すると、キャリッジ駆動モータ3の温度が急速に低
下し、また函体内部の温度も徐々に低下する。
【0021】再び印刷が開始されると、停止時間設定手
段24は、函体内部の温度を検出する。この場合には前
回の印刷により温度が基準値、例えば温度3(35°
C)を超えているものの、直前までキャリッジ駆動モー
タ3が停止していたから、高温2シーケンスを選択して
以後の印刷を実行する。
段24は、函体内部の温度を検出する。この場合には前
回の印刷により温度が基準値、例えば温度3(35°
C)を超えているものの、直前までキャリッジ駆動モー
タ3が停止していたから、高温2シーケンスを選択して
以後の印刷を実行する。
【0022】このように、記録ヘッド8の温度が記録ヘ
ッド8の温度が上昇したり、またキャリッジ駆動モータ
3の稼働率が高くて過熱していると推定される場合にだ
け、キャリッジ駆動モータ3の停止時間を延長して温度
の上昇を可及的に抑制して印刷を実行するため、無用な
印刷速度の低下を招くことなく、高い品質での印刷が可
能となる。
ッド8の温度が上昇したり、またキャリッジ駆動モータ
3の稼働率が高くて過熱していると推定される場合にだ
け、キャリッジ駆動モータ3の停止時間を延長して温度
の上昇を可及的に抑制して印刷を実行するため、無用な
印刷速度の低下を招くことなく、高い品質での印刷が可
能となる。
【0023】なお、上述の実施例においては、キャリッ
ジ駆動モータ3にパルスモータを使用する場合について
説明したが、直流モータ等他の形式のモータを使用した
ものに適用しても同様の作用を奏することは明らかであ
る。
ジ駆動モータ3にパルスモータを使用する場合について
説明したが、直流モータ等他の形式のモータを使用した
ものに適用しても同様の作用を奏することは明らかであ
る。
【0024】 〔発明の詳細な説明〕以上説明したように本発明におい
ては、インクジェット式記録ヘッドを搭載するキャリッ
ジと、キャリッジ駆動モータに駆動信号を供給してキャ
リッジの移動を制御するキャリッジ駆動モータ制御手段
と、記録ヘッド等函体内部の温度に対応してキャリッジ
駆動モータの休止時間を設定する停止時間設定手段とを
備え、キャリッジ駆動モータを休止時間に基づいて制御
するようにしたので、キャリッジ駆動モータの無用な休
止を排除して、函体内部の温度上昇を抑制することがで
きる。
ては、インクジェット式記録ヘッドを搭載するキャリッ
ジと、キャリッジ駆動モータに駆動信号を供給してキャ
リッジの移動を制御するキャリッジ駆動モータ制御手段
と、記録ヘッド等函体内部の温度に対応してキャリッジ
駆動モータの休止時間を設定する停止時間設定手段とを
備え、キャリッジ駆動モータを休止時間に基づいて制御
するようにしたので、キャリッジ駆動モータの無用な休
止を排除して、函体内部の温度上昇を抑制することがで
きる。
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の一実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】同上装置におけるキャリッジ駆動モータ制御装
置の一実施例を示すブロック図である。
置の一実施例を示すブロック図である。
【図3】同上装置のキャリッジ駆動モータ制御工程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】同上装置における函体内部の温度とキャリッジ
駆動モータの温度を示す線図である。
駆動モータの温度を示す線図である。
1 キャリッジ 3 キャリッジ駆動用のパルスモータ 5 クリーニング装置 6 キャピング装置 8 インクジェット式記録ヘッド 32 温度センサー
Claims (4)
- 【請求項1】 インクジェット式記録ヘッドを搭載する
キャリッジと、キャリッジ駆動モータに駆動信号を供給
して前記キャリッジの移動を制御するキャリッジ駆動モ
ータ制御手段と、前記記録ヘッド等函体内部の温度に対
応して前記キャリッジ駆動モータの休止時間を設定する
停止時間設定手段とを備え、前記キャリッジ駆動モータ
を前記休止時間に基づいて制御するインクジェット式記
録装置。 - 【請求項2】 前記休止時間が、前記温度が高くなるほ
ど長くなるように設定されている請求項1に記載のイン
クジェット式記録装置。 - 【請求項3】 前記休止時間が、前記キャリッジ駆動モ
ータの稼働率が高くなるほど長くなるように設定されて
いる請求項1に記載のインクジェット式記録装置。 - 【請求項4】 前記休止時間が、前記温度と前記キャリ
ッジ駆動モータの稼働率とにより区分して設定されてい
る請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27358197A JPH1191089A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インクジェット式記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27358197A JPH1191089A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インクジェット式記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191089A true JPH1191089A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17529802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27358197A Withdrawn JPH1191089A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | インクジェット式記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1191089A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009297996A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Toshiba Tec Corp | ポータブルプリンタ |
JP2012111092A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP2013155009A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Canon Inc | 搬送装置および記録装置 |
JP2017030300A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | キヤノン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27358197A patent/JPH1191089A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009297996A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Toshiba Tec Corp | ポータブルプリンタ |
JP2012111092A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Seiko Epson Corp | 印刷装置 |
JP2013155009A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Canon Inc | 搬送装置および記録装置 |
JP2017030300A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | キヤノン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030702 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060403 |