JP3712627B2 - 温風暖房機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンヒータ等の温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】
温風暖房機は、本体ケース内にファンにより空気を取り入れ、この空気を燃焼器の燃焼熱により加熱して、ファンにより本体ケースの吹出口から外部へ温風を排出するようになっている。燃焼器の燃焼中、ファンの回転数は、燃焼器の燃焼量に対応して必要な空気を供給する回転数に設定されるように制御される。
【0003】
ファンが異物を噛む等して、ファンの回転数が異常に低下し又はファンが停止すると、本体ケース外への温風の排出が低下するので、燃焼器の燃焼熱により温風暖房機が過剰に高温となるおそれがある。
【0004】
そこで、このようにファンの異常により温風暖房機が過熱するのを防止するため、従来の温風暖房機には、ファンの回転数がある最低回転数以下になるのを検知して、燃焼器の燃焼を停止させるものがあった。また、ファンの回転数が設定回転数から一定回転数以上低くなった状態が一定時間継続したときにファンの異常を検知して、燃焼器の燃焼を停止させるものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の温風暖房機の前者では、燃焼量が大きく設定回転数が高いほど、ファンの回転数が設定回転数から最低回転数以下になるまでに時間がかかり、温風暖房機が過熱し易くなる不都合があった。また、従来の温風暖房機の後者では、燃焼量や設定回転数に関係なく、設定回転数から一定回転数以上低くなった状態が一定時間継続したときにファンの異常を検知するところ、燃焼量が大きいほどファンに異常が生じてから温風暖房機が過熱するまでの時間は短いので、やはり、燃焼量が大きいほど、異常を検知するまでに温風暖房機が過熱し易くなる不都合があった。
【0006】
本発明は、上記不都合を解消し、燃焼量が大きいほどファンの異常を素早く検知して温風暖房機が過熱するのを防止することができることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、本体ケース内に収容された燃焼器と、該本体ケース内に空気を取り入れ、該燃焼器により加熱された空気を該本体ケース外へ排出するファンと、該燃焼器の燃焼量を制御する燃焼制御手段と、該燃焼器の燃焼量に応じて該ファンの回転数を設定するファン制御手段と、該ファンの回転数に応じた信号を出力する回転数センサと、該回転数センサの信号に基づいて該ファンの回転数が該設定回転数より低い所定のロック回転数以下になったと認識したときに該ファンの異常を検知する異常検知手段とを備える温風暖房機において、該燃焼量に応じた設定回転数毎に該ロック回転数を設け、該燃焼量が大きいほど該設定回転数と該ロック回転数との差を小さくしたことを特徴とする。
【0008】
本発明の第1の態様によれば、燃焼量が大きく設定回転数が大きいほど、設定回転数からロック回転数以下になるまでの回転数の許容範囲が小さいので、燃焼量が大きいほどファンの異常を素早く検知することができる。
【0009】
次に、本発明の第2の態様は、本体ケース内に収容された燃焼器と、該本体ケース内に空気を取り入れ、該燃焼器により加熱された空気を該本体ケース外へ排出するファンと、該燃焼器の燃焼量を制御する燃焼制御手段と、該燃焼器の燃焼量に応じて該ファンの回転数を設定するファン制御手段と、該ファンの回転数に応じた信号を出力する回転数センサと、該回転数センサの信号に基づいて該ファンの回転数が該設定回転数より一定回転数以上低くなった状態が所定時間継続したと認識したときに該ファンの異常を検知する異常検知手段とを備える温風暖房機において、該燃焼量に応じた設定回転数毎に該所定時間を設け、該燃焼量が大きいほど該所定時間を短くしたことを特徴とする。
【0010】
本発明の第2の態様によれば、燃焼量が大きく設定回転数が大きいほど、ファンの回転数が一定回転数以上低下した状態になってから異常を検知するまでの所定時間が短いので、燃焼量が大きいほどファンの異常を素早く検知することができる。
【0011】
本発明の第3の態様によれば、本体ケース内に収容された燃焼器と、該本体ケース内に空気を取り入れ、該燃焼器により加熱された空気を該本体ケース外へ排出するファンと、該燃焼器の燃焼量を制御する燃焼制御手段と、該燃焼器の燃焼量に応じて該ファンの回転数を設定するファン制御手段と、該ファンの回転数に応じた信号を出力する回転数センサと、該回転数センサの信号に基づいて該ファンの回転数が該設定回転数より低い所定のロック回転数以下になった状態が所定時間継続したと認識したときに該ファンの異常を検知する異常検知手段とを備える温風暖房機において、前記設定回転数の各々に対して値の異なる前記ロック回転数を複数個ずつ設けると共に前記各ロック回転数毎に前記所定時間を設け、前記ロック回転数が低いほど対応する前記所定時間を短くしたことを特徴とする。
【0012】
本発明の第3の態様によれば、ある設定回転数が設定されている場合、ファンに異常が生じて、回転数が設定回転数に対する複数のロック回転数のうちのより低いロック回転数以下になったときほど、すなわち、ファンの回転数がより大きく低下して異常の度合いが大きいときほど、異常を検知するまでの所定時間が短いので、ファンの異常を素早く検知することができる。
【0013】
以上の本発明においては、前記異常検知手段が前記ファンの異常を検知したとき、前記燃焼制御手段が前記燃焼器の燃焼量を小さくし又は燃焼を停止させることが好適である。これにより燃焼量が大きいときほどファンの異常を素早く検知し、温風暖房機が過熱するのを速やかに防止することができる。また、ファンの異常により本体ケース内へ取り入れる空気量が減少して異常燃焼が生じた場合にも、ファンの異常を素早く検知して燃焼器の燃焼量を小さくすることにより、速やかに空燃費を改善して異常燃焼を解消することができる。
【0014】
また、以上の本発明においては、前記異常検知手段が前記ファンの異常を検知したとき、前記燃焼制御手段が前記燃焼器の燃焼量を小さくし、その後、前記異常検知手段が、前記回転数センサの信号に基づいて、前記ファンの回転数が前記異常検知時の設定回転数毎に設けられた所定の解除回転数以上になったと認識したときに、前記燃焼制御手段が前記燃焼器の燃焼量を前記異常検知時の燃焼量に復帰させることが好適である。これにより、ファンの回転数の異常を検知して燃焼器の燃焼量を小さくした後、回転数が正常であると判断した場合には燃焼量を元に復帰させるので、異常を誤検知した場合などに使用者に違和感を与えることなく燃焼を継続させることができる。
【0015】
本発明の第1の態様においては、前記回転数センサは、前記ファンの回転数に応じたパルス信号を出力し、前記異常検知手段は、前記回転数センサのパルス信号のパルス間隔の時間を複数回測定して、その測定値の平均値に基づいて前記ファンの回転数を認識することが好適である。第1の態様においては、ファンの回転数がロック回転数以下になったときにファンの異常を検知するが、平均値に基づいてファンの回転数を精度良く認識できるので、ファンの異常を誤検知するのを少なくすることができる。
【0016】
本発明の第2及び第3の態様においては、前記回転数センサは、前記ファンの回転数に応じたパルス信号を出力し、前記異常検知手段は、前記回転数センサのパルス信号のパルス間隔の時間を測定して、その測定値に基づいて前記ファンの回転数を認識することが好適である。これにより、第2及び第3の態様において、例えば1パルス間隔の時間でファンの回転数を認識できるので、ファンの回転数が一定回転数以上低下したか又はロック回転数以下になったかを短時間で判断して、ファンの異常を検知するまでの時間を短縮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様の温風暖房機の一実施形態を図1から図4を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の温風暖房機の全体的システム構成図、図2は一実施形態の温風暖房機の要部のブロック図、図3は一実施形態の温風暖房機の設定回転数、ロック回転数及び解除回転数を示す図、図4は一実施形態の温風暖房機の作動を説明するためのフローチャートである。
【0018】
図1を参照して、本実施形態の温風暖房機は例えばガスファンヒータであり、室内に配置される本体ケース1内に、ダクト2、送風ファン3、ガスバーナ4(燃焼器)、ダクト5、ガス供給管6及び制御ユニット7を備えている。
【0019】
ダクト2は、温風の送風路を構成するものであり、室内空気sを取り込むための吸気口8が本体ケース1の背面に開口し、温風の吹出口9が本体ケース1の前面下部に開口している。吸気口8には、塵や埃等がダクト2内に流入するのを防ぐエアフィルタ10が着脱自在に取付けられている。吹出口9には、その開口度合いを調節する可動式ルーバ11が設けられ、可動式ルーバ11にはこれを駆動するギャドモータ12が設けられている。ダクト2内部の吸気口8付近には、サーミスタにより構成された室温センサ13が取付けられ、室温センサ13は室温に応じた信号を制御ユニット7に出力する。
【0020】
送風ファン3は、通電電流に比例して回転数が変化するファンモータ14と、ダクト2内に吹出口9に臨んで配置され、ファンモータ14により回転駆動される回転羽根15とを有する。送風ファン3は、回転羽根15の回転により吸気口8からダクト2内に室内空気sを吸引し、その吸引した室内空気sをダクト2内に組み込まれたガスバーナ4の燃焼排気hと混合し、それを温風mとして吹出口9から室内へ吹き出す。
【0021】
送風ファン3のファンモータ14の回転軸には、その回転数を検出するためのホールIC等で構成される回転数センサ16が設けられている。回転数センサ16は、ファンモータ14の回転数に応じた信号を制御ユニット7に出力する。本実施形態の回転数センサ16は、送風ファン3の1回転につき4パルスの信号を出力するホールICで構成される。
【0022】
ガスバーナ4は、ダクト2内に配置された燃焼胴17内に燃焼プレート18を配し、燃焼用空気と燃料ガスとの混合気に点火するための点火電極19を燃焼プレート18の下流側に配している。ガスバーナ4の燃焼排気hは、燃焼胴17からダクト2内へ排出される。燃焼プレート18の下流側には燃焼炎の有無を検知するための熱電対20が配置され、この熱電対20は、ガスバーナ4の燃焼炎に晒された状態で起電力を発生し、それを制御ユニット7に出力する。
【0023】
ダクト5は、室内空気s(燃焼用空気)と燃料ガスとをガスバーナ4に供給するための通路であり、ガスバーナ4の燃焼胴17内と連通し且つダクト2と画成して本体ケース1内に組み込まれ、本体ケース1の背面で開口した室内空気sの吸気口21を有している。ダクト5のガスバーナ4側の箇所には、ガス供給管6の先端に取付けられたノズル22が設けられている。このダクト5には、送風ファン3の回転作動により燃焼胴17内が負圧となって吸気口21から室内空気sが吸引され、その吸引された室内空気sがガス供給管6のノズル22から噴出される燃料ガスと混合され、その混合気がガスバーナ4に供給される。吸気口21は、ダクト2の吸気口8と共にエアフィルタ10により覆われている。
【0024】
ガス供給管6には、その上流側から順に電磁弁24,25及び電磁比例弁26が配設されている。電磁弁24,25は、通電により開弁するものであり、開弁状態では燃料ガスをノズル22方向へ通過させ、通電を停止した閉弁状態では燃料ガスの通過を遮断する。電磁比例弁26は、通電電流の大きさに伴って開度が増大する弁であり、通電電流とガスバーナ4への供給ガス量とが比例する。
【0025】
本体ケース1の外面部には、運転スイッチ27、室温設定スイッチ28及びフィルタランプ29が配設されている。運転スイッチ27は、そのON/OFF操作により暖房運転の開始や終了を制御ユニット7に指示する。室温設定スイッチ28は、室温を設定するための操作スイッチであり、その所定の操作により、設定室温を例えば1℃づつ上昇あるいは下降させて制御ユニット7に指示する。フィルタランプ29は、エアフィルタ10の目詰まりが進行している場合等、送風ファン3の回転作動時の風量が正常な場合に比してある程度少なくなる場合に、制御ユニット7の通電制御により点灯し、その点灯によりエアフィルタ10の清掃等の必要性を使用者に報知する。
【0026】
図2を参照して、制御ユニット7は、マイクロコンピュータ等を用いて構成されたものであり、その主要な機能的構成を大別すると、燃焼制御部30、ファン制御部31、異常検知部32を備える。
【0027】
燃焼制御部30は、運転スイッチ27及び室温設定スイッチ28の指示信号、並びに、室温センサ13及び熱電対20の検出信号などに基づき、ガス供給管6の電磁弁24,25及び電磁比例弁26や点火電極19を通電制御することで、ガスバーナ4の点火、消火、燃焼量の調整(燃料ガスの供給量の調整)等、ガスバーナ4の燃焼を制御する。燃焼制御部30は、ガスバーナ4の点火動作時を含む燃焼運転中に、ガスバーナ4の燃焼量(燃料ガスの供給量)を1〜12速の12種類に設定可能となっている。この12種類の設定燃焼量のうち、12速は最大燃焼量に相当し、1速は最小燃焼量に相当する。
【0028】
ファン制御部31は、運転スイッチ27及び室温設定スイッチ28の指示信号、並びに、室温センサ13、回転数センサ16及び熱電対20の検出信号などに基づき、ファンモータ14を通電制御して、送風ファン3の回転数を制御し、これによりガスバーナ4への燃焼用空気を含む送風ファン3の風量を制御する。ファン制御部31は、ガスバーナ4の点火動作時を含む燃焼運転中に、ガスバーナ4の設定燃焼量に対応して送風ファン3の回転数を1〜12速の12種類に設定可能となっている。この12種類の設定回転数のうち、12速は燃焼中の最大回転数に相当し、1速は燃焼中の最小回転数に相当する。
【0029】
各速数におけるガスバーナ4の設定燃焼量及び送風ファン3の設定回転数は、あらかじめ所定値に定められており、各所定値の値は、基本的には、ガスバーナ4の設定燃焼量の速数と送風ファン3の設定回転数の速数とを同じにすることで、各速数におけるガスバーナ4の空燃比が最適となるように定められている。
【0030】
燃焼制御部30による設定燃焼量の制御とファン制御部31による設定回転数の制御とは所定のシーケンスに従って行われる。シーケンスの一つである温調制御を行う場合、燃焼制御部30は、室温センサ13の検出室温と室温設定スイッチ28による設定室温とに基づき、それらを一致させるために必要な燃焼量を得られるように設定燃焼量の速数を設定し、ファン制御部31は、送風ファン3の設定回転数の速数を燃焼制御部30の設定燃焼量と同じ速数に設定する。
【0031】
本実施形態においては、燃焼制御部30とファン制御部31とが温調制御を行う場合に異常検知部32が動作して、以下に詳述するファンロック検知及びファンロック解除を行う。
【0032】
まず、ファンロック検知について説明する。図3に示すように、異常検知部32は、ファン制御部31の1速〜12速の設定回転数a1〜a12の夫々に対応して、所定のロック回転数b1〜b12を有している。設定燃焼量の速数が大きく、これに対応して設定回転数の速数が大きいほど、設定回転数anとロック回転数bnとの差an−bn(n=1,2,3,…,12)の大きさは小さくなっている。
【0033】
また、異常検知部32は、ファンロック検知タイマ33を有しており、このタイマ33を用いて、回転数センサ16から送風ファン3の回転数に応じたパルス信号の4パルス分のパルスが入力される毎にタイマをカウントして、4パルス分のパルス間隔の時間(4パルス周期)を測定する。本実施形態の回転数センサ16は送風ファン3の1回転につき4パルスの信号を出力するので、異常検知部32は、ファンロック検知タイマ33により測定した4パルス周期に基づいて、送風ファン3の回転数を認識することができる。本実施形態において、異常検知部32は、前記の4パルス周期を4回連続して測定して、その測定値の平均値を算出し、その平均値に基づいて送風ファン3の回転数を認識する。これにより、送風ファン3の回転数を精度良く認識することができる。
【0034】
異常検知部32は、認識した送風ファン3の回転数がそのときの設定回転数の速数に対応したロック回転数以下になったときに、送風ファン3が異常であると検知する(ファンロック検知)。そして、異常検知部32はファンロック検知の信号を燃焼制御部30に出力する。燃焼制御部30は、ファンロック検知の信号を入力されると、そのときの設定燃焼量の速数が2速〜12速である場合には設定燃焼量の速数を強制的に1速に低下させ、また、そのときの設定燃焼量の速数が1速である場合にはガスバーナ4の燃焼を停止させる。
【0035】
次に、ファンロック解除について説明する。図3に示すように、異常検知部32は、1速〜12速の設定回転数a1〜a12の夫々に対応して、所定の解除回転数c1〜c12を有している。設定回転数a1〜a12が小さいほど、対応する解除回転数c1〜c12の大きさは小さくなっている。
【0036】
また、異常検知部32は、ファンロック解除タイマ34を有しており、このタイマ34を用いて、回転数センサ16から送風ファン3の回転数に応じたパルス信号の1パルスが入力される毎にタイマをカウントして、この信号の1パルス分のパルス間隔の時間(1パルス周期)を測定する。前記のように回転数センサ16は送風ファン3の1回転につき4パルスの信号を出力するので、異常検知部34は、ファンロック解除タイマ34により測定した1パルス周期に基づいて、送風ファン3の回転数を認識することができる。
【0037】
そして、異常検知部32は、前記のファンロック検知の状態にあるとき、認識した送風ファン3の回転数が、ファンロック検知時の設定回転数に応じた解除回転数以上になったときに、送風ファン3が正常であると判断する(ファンロック解除)。そして、異常検知部32は、ファンロック解除の信号を燃焼制御部30に出力する。燃焼制御部30は、ファンロック解除の信号を入力されると、ファンロック検知時の設定燃焼量の速数が2速〜12速である場合には、設定燃焼量の速数をそのファンロック検知時の設定燃焼量に復帰させる。ファンロック検知時の設定燃焼量の速数が1速である場合には、燃焼制御部30の制御によりガスバーナ4の燃焼が既に停止されているので、設定燃焼量の復帰は行わない。
【0038】
次に、本実施形態の温風暖房機のファンロック検知及びファンロック解除における動作を説明する。図4を参照して、本実施形態の温風暖房機が温調制御を行う場合、燃焼制御部30は、室温センサ13の検出室温と室温設定スイッチ28による設定室温とに基づき、それらを一致させるために必要な燃焼量を得られるように設定燃焼量の速数を設定する(STEP1)。ファン制御部31は、燃焼制御部30の設定燃焼量と同じ速数に送風ファン3の設定回転数の速数を設定する(STEP2)。
【0039】
この温調制御が行われているとき、異常検知部32は、ファンロック検知タイマ33を用いて回転数センサ16の出力するパルス信号の4パルス周期を測定し、その測定値の平均値に基づいて、送風ファン3の回転数を認識する。そして、異常検知部32は、認識した送風ファン3の回転数がそのときの設定回転数に対するロック回転数以下であるか否かを判定する(STEP3)。送風ファン3の回転数がロック回転数以下でないと認識した場合は、再びSTEP3に戻る。
【0040】
他方、送風ファン3の回転数がロック回転数以下であると認識した場合には、異常検知部32は、ファンロック検知ありと判断し(STEP4)、燃焼制御部30にファンロック検知の信号を出力する。これを受けて、燃焼制御部30は、設定燃焼量の速数を強制的に1速に設定する(STEP5)。
【0041】
そして更に、異常検知部32は、送風ファン3の回転数が1速の設定回転数に対応するロック回転数以下であるか否かを判定する(STEP6)。1速のロック回転数以下である場合には、燃焼制御部30は、設定燃焼量が強制的に1速に設定された状態で、ファンロック検知の信号を入力されるので、ガスバーナ4の燃焼を停止させる(STEP7)。
【0042】
次に、ファンロック検知ありの状態で、設定燃焼量の速数が強制的に1速に設定されているとき、異常検知部32は、ファンロック解除タイマ34を用いて回転数センサ16の出力信号の1パルス周期を測定し、その測定値に基づいて送風ファン3の回転数を認識する。そして、異常検知部32は、認識した送風ファン3の回転数が、ファンロック検知時の設定回転数に対する解除回転数以上であるか否かを判定する(STEP8)。送風ファン3の回転数が解除回転数以上でないと認識した場合は、再びSTEP8に戻る。
【0043】
他方、送風ファン3の回転数が解除回転数以上であると認識した場合には、ファンロック解除と判断して(STEP9)、燃焼制御部30にファンロック解除の信号を出力する。これを受けて、燃焼制御部30は、設定燃焼量の速数を、ファンロック検知時の設定燃焼量の速数に復帰させる(STEP10)。
【0044】
本実施形態によれば、燃焼制御部30による設定燃焼量が大きく、これに対応してファン制御手段31による設定回転数が大きいほど、設定回転数とロック回転数との差、すなわち、送風ファン3の異常を検知するための回転数の許容範囲が小さくなっているので、異常検知部32は送風ファン3の回転数の異常を素早く検知することができる。
【0045】
ファンロック検知の際、異常検知部32は、ファンロック検知タイマ33により回転数センサ16のパルス信号の4パルス周期を複数回測定し、その平均値に基づいて送風ファン3の回転数を認識するので、送風ファン3の回転数を少ない誤差で精度良く認識できるので、送風ファン3の異常を誤検知することを少なくすることができる。
【0046】
また、異常検知部32によりファンロック検知をして、ガスバーナ4の設定燃焼量の速数を強制的に1速に低下させた後、異常検知部32によりファンロック解除と判断した場合には、設定燃焼量をファンロック検知時の速数に復帰させるので、異常を誤検知した場合などにも、ガスバーナ4の燃焼量を元に戻して、使用者に違和感を与えることなく燃焼を継続させることができる。
【0047】
ファンロック解除の際、異常検知部32は、ファンロック解除タイマ34により回転数センサ16のパルス信号の1パルス周期の時間により短時間で送風ファン3の回転数を認識して、ファンロック解除を行なうことができるので、送風ファン3の異常を誤検知した場合に速やかに燃焼量を復帰させることができる。
【0048】
次に、本発明の第2の態様の温風暖房機の一実施形態を図5を参照して説明する。図5は第2の態様の一実施形態の温風暖房機の異常を検知するための所定時間を示す図である。第1の態様の実施形態と共通する部分は説明を省略する。
【0049】
第2の態様の実施形態の温風暖房機では、異常検知部32は、第1の態様の前記実施形態のものと同様に、1速〜12速の設定燃焼量に対応した1速〜12速の設定回転数の夫々に対応して、1速〜12速のロック回転数及び解除回転数を夫々有している。
【0050】
但し、第2の態様の本実施形態の異常検知部32は、第1の態様の前記実施形態とは異なり、1速〜12速の各設定回転数と対応する各ロック回転数との回転数の差が一定となっている。そして、異常検知部32は、送風ファン3の回転数がロック回転数以下になった状態が所定時間継続したと認識したときに、送風ファン3の異常を検知する。そのため、図5に示すように、異常検知部32は、1速〜12速の各ロック回転数に対応して、所定時間t1〜t12を有している。設定燃焼量の速数が大きく、これに応じて設定燃焼量の速数が大きいほど、各ロック回転数に対応した各所定時間t1〜t12の長さは短くなっている。
【0051】
また、第2の態様の本実施形態の異常検知部32は、第1の態様の前記実施形態とは異なり、ファンロック検知タイマ33を用いて回転数センサ16のパルス信号の2パルス分のパルス間隔の時間(2パルス周期)を測定し、この測定値に基づいて送風ファン3の回転数を認識する。従って、2パルス分のパルス間隔の時間で短時間で送風ファン3の回転数を認識することができる。
【0052】
第2の態様の本実施形態によれば、設定燃焼量が大きく、それに応じて設定回転数が大きいほど、その設定回転数に対するロック回転数以下になったときから異常を検知するまでに要する所定時間t1〜t12の長さが短くなっているので、燃焼量が大きいほど、送風ファン3の回転数の異常を素早く検知することができる。
【0053】
次に、本発明の第3の態様の温風暖房機の一実施形態を図6を参照して説明する。図6は本実施形態の温風暖房機のロック回転数及び異常を検知するための所定時間を示す図である。第1又は第2の態様の前記実施形態と共通する部分は説明を省略する。
【0054】
本実施形態では、第1及び第2の態様の前記実施形態とは異なり、異常検知部32は、前記1速〜12速の設定回転数a1〜a12の一つ一つに対して、異なる値のロック回転数を複数個ずつ有すると共に、各ロック回転数に対応した各所定時間を有している。図6を参照して、例えば7速の設定回転数a7に対して、複数のロック回転数b7−1、b7−2を有しており、この各ロック回転数に対応する所定時間t7−1,t7−2を有している。低い方のロック回転数b7−1に対応する所定時間t7−1の長さは、高い方のロック回転数b7−2に対応する所定時間t7−2よりも短くなっている。
【0055】
従って、設定回転数が7速に設定されている場合に、送風ファン3に異常が生じて回転数がロック回転数b7−2以下になったときには、異常を検知するまでに所定時間t7−2を要するのに対して、回転数がロック回転数b7−2より更に低いロック回転数b7−1以下になったときには、所定時間t7−2より短い所定時間t7−1で異常を検知できるようになっている。
【0056】
そして、異常検知部32が、ファンの回転数がロック回転数b7−2以下になった状態が所定時間t7−2継続したと認識して、ファンロック検知をした場合、燃焼制御部30は燃焼量の速数を1速に設定する。また、異常検知部32が、ファンの回転数がロック回転数b7−1以下になった状態が所定時間t7−1継続したと認識して、ファンロック検知をした場合、燃焼制御部30はガスバーナ4の燃焼を停止させるようになっている。
【0057】
このように本実施形態によれば、ある設定回転数が設定されているときに、送風ファン3の回転数がその設定回転数に対して設けられた複数のロック回転数のうちのより低い回転数のロック回転数以下になったときほど、すなわち、送風ファン3の回転数がより大きく低下して異常の度合いが大きいほど、ロック回転数以下になったときから異常を検知するまでの所定時間が短いので、送風ファン3の異常を素早く検知することができる。更に、送風ファン3の回転数の低下の度合い、すなわち異常の度合いが小さければ、燃焼量を小さくし、異常の度合いが大きければ燃焼を停止させるようにして、ファンの異常の度合いに応じて処理をかえることができる。
【0058】
以上の各実施形態において、送風ファン3に異物が噛むなどして回転数が急激に低下したり送風ファン3が停止するなど、送風ファン3の異常が生じた場合には、本体ケース1内へ取り入れる空気量が減少して、空燃費が低くなり、異常燃焼が生じ易い。このような場合にも、各実施形態によれば、送風ファン3の異常を素早く検知して燃焼量を小さくすることにより、速やかに空燃費を改善し異常燃焼を解消することができる。
【0059】
なお、以上の各実施形態においては、燃焼制御部30は複数の速数の設定燃焼量を有し、この速数の設定燃焼量のいずれかを設定することによりガスバーナ4の燃焼を制御するようになっているが、これに限らず、室内温度等に基づいて燃焼量を連続的に変化させて制御するようにしてもよい。
【0060】
また、以上の各実施形態においては、異常検知部32が、ファンロック検知に加えて、ファンロック解除の動作も行うようになっているが、これに限らず、異常検知部32はファンロック検知のみを行い、ファンロック解除による燃焼量の復帰を行わないようにしてもよい。
【0061】
また、ファンロック解除を行なう場合に、ファンロック検知の状態において、異常検知部32が、送風ファン3の回転数がファンロック検知時の設定回転数に対応して設けられた解除回転数以上になった状態が所定時間継続したと認識したときに、送風ファン3が正常であると判断して、ファンロック解除を行なうようにしてもよい。この所定時間は、回転数センサ16のパルス信号のパルス周期の測定誤差等により送風ファン3の回転数が瞬間的に解除回転数以上となったときにファンロック検知なしと誤って判断するのを防止するために設けられる。この所定時間は解除回転数c1〜c12の各々に共通した一定時間としてもよく、必要に応じて解除回転数毎に異なる時間としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の態様の一実施形態の温風暖房機の全体的システム構成図
【図2】図1の実施形態の温風暖房機の要部のブロック図
【図3】図1の実施形態の温風暖房機の設定回転数、ロック回転数、解除回転数を示す図
【図4】図1の実施形態の温風暖房機の作動を説明するためのフローチャート
【図5】本発明の第2の態様の一実施形態の温風暖房機の異常を検知するための所定時間を示す図
【図6】本発明の第3の態様の一実施形態の温風暖房機のロック回転数及び異常を検知するための所定時間を示す図
【符号の説明】
1…本体ケース、3…送風ファン、4…ガスバーナ(燃焼器)、16…回転数センサ、30…燃焼制御部、31…ファン制御部、32…異常検知部、33…ファンロック検知タイマ、34…ファンロック解除タイマ

Claims (7)

  1. 本体ケース内に収容された燃焼器と、
    該本体ケース内に空気を取り入れ、該燃焼器により加熱された空気を該本体ケース外へ排出するファンと、
    該燃焼器の燃焼量を制御する燃焼制御手段と、
    該燃焼器の燃焼量に応じて該ファンの回転数を設定するファン制御手段と、
    該ファンの回転数に応じた信号を出力する回転数センサと、
    該回転数センサの信号に基づいて該ファンの回転数が該設定回転数より低い所定のロック回転数以下になったと認識したときに該ファンの異常を検知する異常検知手段とを備える温風暖房機において、
    該燃焼量に応じた設定回転数毎に該ロック回転数を設け、該燃焼量が大きいほど該設定回転数と該ロック回転数との差を小さくしたことを特徴とする温風暖房機。
  2. 本体ケース内に収容された燃焼器と、
    該本体ケース内に空気を取り入れ、該燃焼器により加熱された空気を該本体ケース外へ排出するファンと、
    該燃焼器の燃焼量を制御する燃焼制御手段と、
    該燃焼器の燃焼量に応じて該ファンの回転数を設定するファン制御手段と、
    該ファンの回転数に応じた信号を出力する回転数センサと、
    該回転数センサの信号に基づいて該ファンの回転数が該設定回転数より一定回転数以上低くなった状態が所定時間継続したと認識したときに該ファンの異常を検知する異常検知手段とを備える温風暖房機において、
    該燃焼量に応じた設定回転数毎に該所定時間を設け、該燃焼量が大きいほど該所定時間を短くしたことを特徴とする温風暖房機。
  3. 本体ケース内に収容された燃焼器と、
    該本体ケース内に空気を取り入れ、該燃焼器により加熱された空気を該本体ケース外へ排出するファンと、
    該燃焼器の燃焼量を制御する燃焼制御手段と、
    該燃焼器の燃焼量に応じて該ファンの回転数を設定するファン制御手段と、
    該ファンの回転数に応じた信号を出力する回転数センサと、
    該回転数センサの信号に基づいて該ファンの回転数が該設定回転数より低い所定のロック回転数以下になった状態が所定時間継続したと認識したときに該ファンの異常を検知する異常検知手段とを備える温風暖房機において、
    前記設定回転数の各々に対して値の異なる前記ロック回転数を複数個ずつ設けると共に前記各ロック回転数毎に前記所定時間を設け、前記ロック回転数が低いほど対応する前記所定時間を短くしたことを特徴とする温風暖房機。
  4. 前記異常検知手段が前記ファンの異常を検知したとき、前記燃焼制御手段が前記燃焼器の燃焼量を小さくし又は燃焼を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の温風暖房機。
  5. 前記異常検知手段が前記ファンの異常を検知したとき、前記燃焼制御手段が前記燃焼器の燃焼量を小さくし、その後、前記異常検知手段が、前記回転数センサの信号に基づいて、前記ファンの回転数が前記異常検知時の設定回転数毎に設けられた所定の解除回転数以上になったと認識したときに、前記燃焼制御手段が前記燃焼器の燃焼量を前記異常検知時の燃焼量に復帰させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の温風暖房機。
  6. 前記回転数センサは、前記ファンの回転数に応じたパルス信号を出力し、
    前記異常検知手段は、前記回転数センサのパルス信号のパルス間隔の時間を複数回測定して、その測定値の平均値に基づいて前記ファンの回転数を認識することを特徴とする請求項1記載の温風暖房機。
  7. 前記回転数センサは、前記ファンの回転数に応じたパルス信号を出力し、
    前記異常検知手段は、前記回転数センサのパルス信号のパルス間隔の時間を測定して、その測定値に基づいて前記ファンの回転数を認識することを特徴とする請求項2又は3に記載の温風暖房機。
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