JPH11257751A - ガス温風暖房機 - Google Patents

ガス温風暖房機

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JPH11257751A
JPH11257751A JP6021498A JP6021498A JPH11257751A JP H11257751 A JPH11257751 A JP H11257751A JP 6021498 A JP6021498 A JP 6021498A JP 6021498 A JP6021498 A JP 6021498A JP H11257751 A JPH11257751 A JP H11257751A
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JP
Japan
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gas
display
hot air
combustion
warning
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JP6021498A
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Kiyoshi Horinaka
清 堀中
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】寿命が近づいたときに警告表示を行うことで使
用者に点検整備等の適切な処置を促す。 【解決手段】制御手段たる制御ユニット20は、マイコ
ンを主構成要素とするものであり、燃焼制御部21、フ
ァン制御部22、表示制御部23並びにEEPROMの
ような不揮発性メモリから成るメモリ部24を具備す
る。燃焼制御部21が電磁弁141 ,142 及び電磁比
例弁15の少なくとも何れか一方への通電時間(暖房運
転を行っている時間)の積算値を不揮発性を有するメモ
リ部24に記憶させる。通電時間積算値が所定値を越え
たら、使用者に対して製造業者等の専門家による点検の
実施を促す意味で表示制御部23が表示部29に警告表
示を行わせる。警告表示に応じて点検が実施され、清掃
や部品交換等の適切な処置が施されれば、ガス温風暖房
機としてほぼ所期の性能を回復できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガスやプロパ
ンガスを燃料とするガス温風暖房機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のガス温風暖房機の概略構造
を示し、前面に温風吹出口2を有し且つ背面に空気吸込
口3を有する本体ケース1と、本体ケース1内に収納さ
れ空気吸込口3から取り入れた空気を温風吹出口2にガ
イドするガイドケース4と、ガイドケース4の通風路中
に配設されるガスバーナ5と、このガスバーナ5に臨ま
せた燃焼室6と、温風吹出口2に臨んで配設された送風
ファン7と、ガスバーナ5を点火する点火電極9と、ガ
イドケース4の外壁面に取り付けられて燃焼室6近傍の
雰囲気温度を検出する温度検出手段たるサーミスタ10
と、同じくガイドケース4の外壁面に取り付けられた温
度ヒューズ11とを備え、空気吸込口3から吸い込んだ
空気をガスバーナ5の燃焼熱によって加熱したのち、送
風ファン7により温風吹出口2から吹き出すようになっ
ている。
【0003】また、この種のガス温風暖房機にあって
は、室温センサを用いて室温を検出し、その検出室温が
使用者によって設定される設定室温に略一致するように
ガスバーナ5の燃焼量(燃料ガスの供給量)や送風ファ
ン7の風量を制御する制御手段を備えている。一方、都
市ガス等の燃料ガスは、ガス供給管(図示せず)の先端
に取着されたノズルから噴出され、空気吸込口3から吸
い込んだ空気と混合されてガスバーナ5に供給される。
ここで、ガス供給管には、その上流側から電磁弁及び電
磁比例弁が順に配設されている。このうち、一対の電磁
弁は通電により開弁するものであり、その開弁状態では
燃料ガスをノズル方向へ通過させ、通電を停止した閉弁
状態では燃料ガスの通過を遮断するものである。また、
電磁比例弁は、通電電流の大きさに応じて開度が変化す
る弁であり、通電電流とガスバーナ5への燃料ガス供給
量とが比例することになる。
【0004】而して、制御手段は、電磁弁の通電のオン
・オフと、電磁比例弁への通電電流の調整とを行うこと
により、ガスバーナ5の燃焼量(燃料ガス供給量)を制
御している。また、送風ファン7は、通電電流に比例し
て回転数が変化するファンモータ(図示せず)によって
回転駆動されるものであり、ファンモータへの通電電流
を調整することで制御手段が送風ファン7の風量を可変
制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のガ
ス温風暖房機では、ガスバーナ5やファンモータ等の部
品の寿命が過ぎた場合でもそれを使用者等に警告する手
段を有していないことから、そのまま使用されて所期の
性能を満足することができない場合があった。但し、こ
のように寿命が過ぎた場合であっても、製造業者等の専
門家が点検を行い、清掃や部品交換等の適切な処置を施
すことでほぼ所期の性能を回復できる場合がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、寿命が近づいたときに
警告表示を行うことで使用者に点検整備等の適切な処置
を促すことができるガス温風暖房機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、空気吸込口並びに温風吹出口を
有する本体ケース内に、ガス供給管を通して外部から供
給される燃料ガスを燃焼させるガスバーナと、このガス
バーナを臨ませた燃焼室と、空気吸込口から吸い込んだ
空気を燃焼室内の燃焼熱で加熱して温風吹出口から排出
させる送風ファンと、ガス供給管の上流側に設けられ通
電時に開く常閉の1乃至複数の電磁弁と、ガス供給管の
電磁弁よりも下流側に設けられ通電量に比例して開度が
変化する比例弁とを納装して成るガス温風暖房機におい
て、少なくとも電磁弁並びに比例弁の開閉制御を行う制
御手段と、制御手段から電磁弁並びに比例弁の少なくと
も何れか一方への通電時間の積算値を記憶する不揮発性
の記憶手段と、通電時間の積算値が所定値を越えた場合
に警告表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とし、
電磁弁並びに比例弁の少なくとも何れか一方への通電時
間の積算値から寿命を判断し、寿命が近づいたときに表
示手段により警告表示を行うことで使用者に点検や整備
等の適切な処置を促すことができる。
【0008】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、空気吸込口並びに温風吹出口を有する本体ケース
内に、ガス供給管を通して外部から供給される燃料ガス
を燃焼させるガスバーナと、このガスバーナを臨ませた
燃焼室と、空気吸込口から吸い込んだ空気を燃焼室内の
燃焼熱で加熱して温風吹出口から排出させる送風ファン
とを納装して成るガス温風暖房機において、燃焼室近傍
の温度を検出する温度検出手段と、ガス供給管を通して
ガスバーナに供給される燃料ガスの供給量を可変する制
御手段とを備え、温度検出手段による検出温度が所定値
以上の場合に制御手段が燃料ガスの供給量を減少させ、
減少後の検出温度が所定値を越える場合に警告表示を行
う表示手段を設けたことを特徴とし、温度検出手段で検
出する燃焼室近傍の温度から寿命を判断し、寿命が近づ
いたときに表示手段により警告表示を行うことで使用者
に点検や整備等の適切な処置を促すことができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、表示手段に警告表示がされた回数を記憶する
不揮発性の警告表示回数記憶手段を備え、制御手段が、
警告表示が連続して発生した場合に燃料ガスの供給を停
止して成ることを特徴とし、表示手段により警告表示が
連続して行われた場合には適切な処置が施されずに継続
して使用されたものと判断し、燃料ガスの供給を停止し
て安全性の向上が図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。但し、本実施形態の基本構成
は従来技術で説明したものと共通であるので、共通する
部分については同一の符号を付して図示並びに説明を省
略する。図1は本実施形態のガス温風暖房機における制
御系のブロック図を示し、図2は燃焼機構と燃料ガス供
給機構の概略構成図を示している。図2に示すように、
都市ガス等の燃料ガスを供給するためのガス供給管12
には、その上流側から一対の電磁弁141 ,142 と電
磁比例弁15とが順に配設され、先端にはノズル13が
取着されている。
【0011】ガスバーナ5は、燃焼室6に臨んで配設さ
れた燃焼プレート5aと、ノズル13から噴出された燃
料ガスと空気の混合気を燃焼プレート5aにまで導く導
入管5bとを備え、上記混合気に点火するための点火電
極9が燃焼プレート5aの下流側に配設されている。ま
た、燃焼室6はガイドケース4内に配設され、ガスバー
ナ5の燃焼排気が燃焼室6からガイドケース4内に排出
される。さらに、燃焼プレート5aの下流側には燃焼炎
の有無を検知するための熱電対16が設けてある。この
熱電対16は、ガスバーナ5の燃焼炎に晒された状態で
起電力を発生し、発生した起電力を制御ユニット20
(後述する)に出力する。
【0012】送風ファン7は、通電電流に比例して回転
数が変化するファンモータ8によって回転駆動されるも
のであり、本体ケース1の温風吹出口2に臨んで配設さ
れる。また、送風ファン7を回転駆動するファンモータ
8には、その回転数を検出するためにホール素子等から
成る回転数センサ28が設けられており、ファンモータ
8の回転数に応じた信号が回転数センサ28から制御ユ
ニット20に出力される。
【0013】一方、本体ケース1内の空気吸込口3の近
傍には、サーミスタから成る室温センサ27が配設され
ている。この室温センサ27は、空気吸込口3から吸い
込まれる空気の温度(室温)に応じた信号を制御ユニッ
ト20に出力するものである。図示は省略しているが、
本体ケース1の外面には運転スイッチ25、室温設定ス
イッチ26並びに表示部29が配設してある。運転スイ
ッチ25は、そのオン/オフ操作により暖房運転の開始
や終了を制御ユニット20に指示するためのものであ
る。また、室温設定スイッチ26は、使用者が所望する
室温を設定するための操作スイッチであり、例えば所定
の操作によって設定室温を1℃ずつ上昇あるいは下降さ
せて制御ユニット20に指示するものである。さらに、
表示部29は、例えば7セグメント素子や発光ダイオー
ド等の表示素子を具備して成り、上記運転スイッチ25
のオン/オフ状態(暖房運転の入/切)、設定された室
温、室温センサ27により検出される室温等の各種の情
報を表示するものである。
【0014】制御手段たる制御ユニット20は、マイク
ロコンピュータ(以下、マイコンという)を主構成要素
とするものであり、その主要な機能的構成を大別する
と、燃焼制御部21、ファン制御部22並びに表示制御
部23を具備する。燃焼制御部21は、運転スイッチ2
5及び室温設定スイッチ26の指示信号、並びに室温セ
ンサ27及び熱電対16の検出信号等に基づき、ガス供
給管12の電磁弁141 ,142 及び電磁比例弁15や
点火電極9を通電制御することにより、ガスバーナ5の
点火、消火、燃焼量の調整(燃料ガスの供給量の調整)
等、ガスバーナ5の燃焼制御を行う。
【0015】また、ファン制御部22は、運転スイッチ
25及び室温設定スイッチ26の指示信号、並びに室温
センサ27、回転数センサ28及び熱電対16の検出信
号等に基づき、ファンモータ8を通電制御して、送風フ
ァン7の回転数を可変することでガスバーナ5への燃焼
用空気を含む送風ファン7の風量を可変制御する。表示
制御部23は、運転スイッチ25及び室温設定スイッチ
26の指示信号、並びに室温センサ27、回転数センサ
28及び熱電対16の検出信号等に基づき、表示部29
を制御して運転状態や設定室温、実際の室温等の各種情
報の表示を行わせる。なお、燃焼制御部21、ファン制
御部22並びに表示制御部23は、図示しないROMに
格納された燃焼制御用、ファン制御用並びに表示制御用
の各プログラムに基づいて各制御を実行する。
【0016】次に、本実施形態のガス温風暖房機の基本
動作を説明する。まず、運転スイッチ25がオン操作さ
れると、運転スイッチ25からの指示信号に基づいて制
御ユニット20のファン制御部22が送風ファン7に通
電し、数秒間にわたってガスバーナ5及びガイドケース
4内のプリパージ運転を行う。このプリパージ運転終了
後、燃焼制御部21は点火電極9への通電を開始し、電
磁弁141 ,142 に通電して開弁させるとともに、ガ
スバーナ5に燃料ガスを供給するべく電磁比例弁15を
通電制御する。同時に、ファン制御部22は、上記プリ
パージ運転から引き続いてファンモータ8に通電して送
風ファン7を回転させる。そして、ガスバーナ5には燃
料ガスと燃焼用空気との混合気が供給され、点火電極9
から発生するスパーク(火花)で点火される。
【0017】また燃焼制御部21は、燃焼炎の有無を検
出する熱電対16の起電力(検出信号)が着火レベルを
越えれば、点火電極9への通電を停止し、それ以降通常
運転を行う。この通常運転中において、燃焼制御部21
は室温設定スイッチ26で設定された設定室温と室温セ
ンサ27で検出される実際の室温との温度差に応じてガ
スバーナ5の燃焼量を決定し、決定した燃焼量が得られ
るように電磁比例弁15への通電電流を可変して弁開度
を制御する。また、ファン制御部22は、上記温度差に
応じて送風ファン7の回転数を決定し、決定した回転数
が得られるようにファンモータ8を通電制御する。
【0018】一方、運転スイッチ25がオフ操作される
と、運転スイッチ25からの指示信号に基づいて制御ユ
ニット20の燃焼制御部21が電磁比例弁15及び電磁
弁141 ,142 への通電を停止して閉弁させ、燃料ガ
スの供給を止めてガスバーナ5を消火する。また、ガス
バーナ5の消火後、制御ユニット20のファン制御部2
2は、所定時間(例えば数分間)或いは熱電対16の検
出信号(起電力)が所定値に下がるまでの間、ファンモ
ータ8に通電して送風ファン7の回転を継続させるポス
トパージ運転を行う。
【0019】次に本発明の要旨である警告表示動作につ
いて説明する。制御ユニット20においては、燃焼制御
部21が電磁弁141 ,142 及び電磁比例弁15の少
なくとも何れか一方への通電時間(暖房運転を行ってい
る時間)の積算値をEEPROM等から成り不揮発性を
有するメモリ部24に記憶させており、この通電時間積
算値が所定値を越えたら、表示制御部23が表示部29
を制御して警告表示を行わせるのである。上記所定値と
しては、ガスバーナ5やファンモータ8等の部品の寿命
が過ぎたと考えられる値、例えば、暖房運転時間が1日
当たり6時間で1シーズン6か月として8年間の合計8
640時間に設定する。また上記警告表示は、表示部2
9に警告専用の発光素子を具備させたり、あるいは7セ
グメント表示素子に警告用の数字や記号等を表示させる
ことで行われる。
【0020】而して、上記寿命時間を過ぎた後もそのま
ま使用されると、ガス温風暖房機として所期の性能を満
足することができない場合があるため、使用者に対して
製造業者等の専門家による点検の実施を促す意味で表示
部29に警告表示を行わせるものである。そして、警告
表示に応じて点検が実施され、清掃や部品交換等の適切
な処置が施されれば、ガス温風暖房機としてほぼ所期の
性能を回復できる場合がある。
【0021】ところで、暖房運転時間が上記所定値に達
する前にガス温風暖房機が寿命に達する場合も考えられ
る。そこで、本実施形態では、燃焼室6の温度あるいは
燃焼室6の近傍の温度を検出するサーミスタ10を設
け、このサーミスタ10の検出信号を制御ユニット20
に入力し、サーミスタ10で検出される温度が所定値
(例えば、ガスバーナ5を強燃焼させた時の検出温度の
仕様値が80℃とすれば、+10℃の90℃)を越えた
ときに燃焼制御部21が電磁比例弁15への通電電流を
減らして燃料ガスの供給量を減少させるようにしてい
る。同時に、表示制御部23は燃焼制御部21からの指
示で表示部29に対して上記警告表示を行わせる。な
お、警告表示後も運転スイッチ25がオフ操作されない
(暖房運転が停止されない)場合には、燃焼制御部21
が電磁弁141 ,142 並びに電磁比例弁15への通電
を停止して閉弁させ、暖房運転を強制的に停止して安全
確保を図っている。
【0022】また、制御ユニット20の表示制御部23
は、警告表示を行った回数をメモリ部24に記憶してお
り、製造業者等の専門家が点検を行う際にメモリ部24
に記憶されている上記暖房運転時間の積算値並びに警告
表示回数をリセットするようになっている。ここで、本
実施形態では、メモリ部24に記憶される警告表示回数
が2回以上、すなわち、表示部29における警告表示が
連続して行われた場合にも、燃焼制御部21が電磁弁1
1 ,142 並びに電磁比例弁15への通電を停止して
閉弁させ、暖房運転を強制的に停止するようになってお
り、これによって安全性の向上が図られている。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、空気吸込口並びに温
風吹出口を有する本体ケース内に、ガス供給管を通して
外部から供給される燃料ガスを燃焼させるガスバーナ
と、このガスバーナを臨ませた燃焼室と、空気吸込口か
ら吸い込んだ空気を燃焼室内の燃焼熱で加熱して温風吹
出口から排出させる送風ファンと、ガス供給管の上流側
に設けられ通電時に開く常閉の1乃至複数の電磁弁と、
ガス供給管の電磁弁よりも下流側に設けられ通電量に比
例して開度が変化する比例弁とを納装して成るガス温風
暖房機において、少なくとも電磁弁並びに比例弁の開閉
制御を行う制御手段と、制御手段から電磁弁並びに比例
弁の少なくとも何れか一方への通電時間の積算値を記憶
する不揮発性の記憶手段と、通電時間の積算値が所定値
を越えた場合に警告表示を行う表示手段とを備えたの
で、電磁弁並びに比例弁の少なくとも何れか一方への通
電時間の積算値から寿命を判断し、寿命が近づいたとき
に表示手段により警告表示を行うことで使用者に点検や
整備等の適切な処置を促すことができるという効果があ
る。
【0024】請求項2の発明は、空気吸込口並びに温風
吹出口を有する本体ケース内に、ガス供給管を通して外
部から供給される燃料ガスを燃焼させるガスバーナと、
このガスバーナを臨ませた燃焼室と、空気吸込口から吸
い込んだ空気を燃焼室内の燃焼熱で加熱して温風吹出口
から排出させる送風ファンとを納装して成るガス温風暖
房機において、燃焼室近傍の温度を検出する温度検出手
段と、ガス供給管を通してガスバーナに供給される燃料
ガスの供給量を可変する制御手段とを備え、温度検出手
段による検出温度が所定値以上の場合に制御手段が燃料
ガスの供給量を減少させ、減少後の検出温度が所定値を
越える場合に警告表示を行う表示手段を設けたので、温
度検出手段で検出する燃焼室近傍の温度から寿命を判断
し、寿命が近づいたときに表示手段により警告表示を行
うことで使用者に点検や整備等の適切な処置を促すこと
ができるという効果がある。
【0025】請求項3の発明は、表示手段に警告表示が
された回数を記憶する不揮発性の警告表示回数記憶手段
を備え、制御手段が、警告表示が連続して発生した場合
に燃料ガスの供給を停止して成るので、表示手段により
警告表示が連続して行われた場合には適切な処置が施さ
れずに継続して使用されたものと判断し、燃料ガスの供
給を停止して安全性の向上が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における制御系のブロック図である。
【図2】同上の燃焼機構と燃料ガス供給機構の概略構成
図である。
【図3】同上並びに従来例の全体構成を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
141 ,142 電磁弁 15 電磁比例弁 20 制御ユニット 21 燃焼制御部 23 表示制御部 24 メモリ部 29 表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸込口並びに温風吹出口を有する本
    体ケース内に、ガス供給管を通して外部から供給される
    燃料ガスを燃焼させるガスバーナと、このガスバーナを
    臨ませた燃焼室と、空気吸込口から吸い込んだ空気を燃
    焼室内の燃焼熱で加熱して温風吹出口から排出させる送
    風ファンと、ガス供給管の上流側に設けられ通電時に開
    く常閉の1乃至複数の電磁弁と、ガス供給管の電磁弁よ
    りも下流側に設けられ通電量に比例して開度が変化する
    比例弁とを納装して成るガス温風暖房機において、少な
    くとも電磁弁並びに比例弁の開閉制御を行う制御手段
    と、制御手段から電磁弁並びに比例弁の少なくとも何れ
    か一方への通電時間の積算値を記憶する不揮発性の記憶
    手段と、通電時間の積算値が所定値を越えた場合に警告
    表示を行う表示手段とを備えたことを特徴とするガス温
    風暖房機。
  2. 【請求項2】 空気吸込口並びに温風吹出口を有する本
    体ケース内に、ガス供給管を通して外部から供給される
    燃料ガスを燃焼させるガスバーナと、このガスバーナを
    臨ませた燃焼室と、空気吸込口から吸い込んだ空気を燃
    焼室内の燃焼熱で加熱して温風吹出口から排出させる送
    風ファンとを納装して成るガス温風暖房機において、燃
    焼室近傍の温度を検出する温度検出手段と、ガス供給管
    を通してガスバーナに供給される燃料ガスの供給量を可
    変する制御手段とを備え、温度検出手段による検出温度
    が所定値以上の場合に制御手段が燃料ガスの供給量を減
    少させ、減少後の検出温度が所定値を越える場合に警告
    表示を行う表示手段を設けたことを特徴とするガス温風
    暖房機。
  3. 【請求項3】 表示手段に警告表示がされた回数を記憶
    する不揮発性の警告表示回数記憶手段を備え、制御手段
    は、警告表示が連続して発生した場合に燃料ガスの供給
    を停止して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ガス温風暖房機。
JP6021498A 1998-03-11 1998-03-11 ガス温風暖房機 Withdrawn JPH11257751A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007292393A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス器具管理システム及びガス供給システム
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CN109059037A (zh) * 2018-07-03 2018-12-21 安徽辰宇机械科技有限公司 一种热风炉的控制方法及其控制系统

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