JP3205259B2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP3205259B2
JP3205259B2 JP12810796A JP12810796A JP3205259B2 JP 3205259 B2 JP3205259 B2 JP 3205259B2 JP 12810796 A JP12810796 A JP 12810796A JP 12810796 A JP12810796 A JP 12810796A JP 3205259 B2 JP3205259 B2 JP 3205259B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温風暖房機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、加熱源であるガスバーナを収容
した本体ケース内に送風ファンにより室内空気を吸引し
つつ、該ガスバーナの燃焼熱により加熱してなる温風を
室内に送風するガス温風暖房機にあっては、使用者等が
室温の目標温度を設定するための室温設定スイッチと、
室温を検出する室温センサとを備え、室温を設定された
目標温度に略一致させる温調制御を行うために、室温セ
ンサの検出室温が前記目標温度に応じた所定の運転中断
温度(例えば目標温度よりも若干高めの温度)に達する
までは、検出室温が設定温度に近づくに従ってガスバー
ナの燃焼量や送風ファンの風量を徐々に減少させると共
に、検出室温が上記運転中断温度以上に上昇すると、ガ
スバーナの燃焼運転を中断するようにしたものが知られ
ている。そして、該温風暖房機では、ガスバーナの燃焼
運転の中断後、室温センサの検出室温が目標温度に応じ
た所定の運転再開温度に低下すると、ガスバーナの燃焼
運転を再開し、以後、このようなガスバーナの燃焼運転
の中断・再開を繰り返すことで、室温が目標温度付近に
保たれるようにしている。
【0003】ところで、このような温風暖房機にあって
は、ガスバーナの燃焼中(温風の送風中)に、使用者が
さらに高い目標温度を設定しようとしたときに、室温設
定スイッチを誤って目標温度の減少側に操作してしまう
ことがある。
【0004】この場合、その誤操作後の目標温度に応じ
た前記運転中断温度が室温センサの検出温度よりも高け
れば、ガスバーナの燃焼運転が継続するので、使用者が
速やかに室温設定スイッチを目標温度の増加側に操作し
直せば支障はない。
【0005】しかるに、室温設定スイッチの誤操作後の
目標温度に応じた運転中断温度が室温センサの検出温度
よりも低くなると、その時点で燃焼運転が中断されてし
まう。そして、この種の温風暖房機では、一般に、ガス
バーナの燃焼運転が一旦、中断されると、逆火防止等の
ために、燃焼運転の停止後、所定時間が経過するまで
は、ガスバーナの燃焼運転が再開できないようになって
おり、また、ガスバーナの燃焼運転の開始に際しては、
その開始前に送風ファンのみを所定時間作動させて本体
ケース内のプリパージを行う場合もある。
【0006】従って、上記のように室温設定スイッチの
誤操作によって、ガスバーナの燃焼運転が中断されてし
まうと、その後に使用者が速やかに室温設定スイッチを
目標温度の増加側に操作し直しても、あるいは、運転ス
イッチを再投入しても、ガスバーナの燃焼運転を直ちに
再開することはできず、燃焼運転が自動的に再開するま
での間、温風が吹き出されないまま、待機していなけれ
ばならないという不都合があった。
【0007】尚、室温設定スイッチを目標温度の増加側
に誤操作した場合には、前記運転中断温度が検出室温に
対してさらに高くなるので、ガスバーナの燃焼運転が中
断されてしまうことはない。
【0008】また、上記のような不都合は、ガスバーナ
を使用した温風暖房機に限らず、加熱源として例えば石
油式バーナ等の燃焼式加熱源を使用したものにあっても
同様に生じるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる不都合
を解消し、室温の温調制御のために加熱源の作動の中断
及び再開を繰り返す温風暖房機において、加熱源の作動
中に目標温度を設定するための室温設定スイッチが誤操
作されても、加熱源の作動が直ちに中断されてしまうこ
とがなく、使用勝手に優れた温風暖房機を提供すること
を目的とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の温風暖房機は、
前記の目的を達成するために、加熱源と、該加熱源によ
り加熱してなる温風を室内に送風する送風ファンと、室
温を検出する室温検出手段と、室温の目標温度を設定す
るための室温設定スイッチと、室温を前記目標温度に略
一致させる温調制御を行うために、前記加熱源の作動中
に前記室温検出手段の検出室温が前記目標温度に応じた
所定の運転中断温度以上に上昇したときに該加熱源の作
動を中断せしめ、その中断後に前記検出室温が前記目標
温度に応じた所定の運転再開温度以下に低下したときに
該加熱源の作動を再開せしめる加熱源制御手段とを備え
た温風暖房機において、前記加熱源制御手段は、前記加
熱源の作動中に前記室温設定スイッチが前記目標温度の
減少側に操作され、前記室温検出手段の検出温度が該室
温設定スイッチの操作後の目標温度に応じた前記運転中
断温度以上になったとき、該検出温度が該運転中断温度
以上に保持されている状態で前記加熱源の加熱量を所定
時間毎に所定の低加熱量まで漸減せしめる手段を具備
し、該加熱量の漸減後に該加熱源の作動を中断せしめる
ことを特徴とする。
【0015】かかる本発明によれば、前記温調制御の際
の前記加熱源の作動中に、使用者が誤って、前記室温設
定スイッチを前記目標温度の減少側に操作すると、前記
室温検出手段の検出室温が該目標温度に応じた所定の運
転中断温度以上となることがあるものの、このとき、前
記加熱源制御手段は、検出室温が前記運転中断温度以上
に保持されていれば、前記加熱源の加熱量を所定時間毎
に所定の低加熱量まで漸減せしめ、その後に、加熱源の
作動を中断するので、室温設定スイッチの誤操作によっ
て、検出室温が前記運転中断温度以上となっても、少な
くとも加熱量が所定の低加熱量に漸減するまでの間は加
熱源の作動が継続する。そして、該加熱量の漸減の時間
内に、室温設定スイッチを正しく、目標温度の増加側に
操作し直せば、加熱源の加熱量の漸減が途中で停止し、
修正後の目標温度に応じた運転中断温度に室温検出手段
の検出室温が上昇するまで加熱源の作動が行われる。
【0016】尚、使用者が所望通りに、室温設定スイッ
チを前記目標温度の減少側に操作した場合には、それに
よって室温検出手段の検出室温が運転中断温度以上とな
っても、前記加熱源の加熱量が前記所定の低加熱量に減
少するまでは、加熱源の作動が中断されないこととなる
ものの、加熱量の減少によって、加熱源の作動が中断さ
れるまでの間に室温が過剰に上昇してしまうような事態
が回避される。
【0017】よって、本発明によれば、加熱源の作動中
に目標温度を設定するための室温設定スイッチが誤操作
されても、加熱源の作動が直ちに中断されてしまうこと
がなく、使用勝手に優れたものとすることができる。
【0018】かかる本発明にあっては、さらに、前記加
熱源制御手段は、前記加熱源の作動中に前記室温検出手
段の検出温度が前記運転中断温度に達するまでは該検出
室温と前記目標温度との相違度合いに基づき前記加熱源
の加熱量を前記所定の低加熱量以上の範囲で制御する手
段を具備し、前記室温検出手段の検出温度が前記運転中
断温度以上になったときの該加熱源の加熱量が前記所定
の低加熱量であるときには、所定時間の経過後に該加熱
源の作動を中断せしめる。
【0019】かかる本発明によれば、前記加熱源の作動
中に、室温検出手段の検出温度が前記運転中断温度に達
するまでは検出室温と前記目標温度との相違度合いに基
づき前記加熱源の加熱量が制御される(例えば検出室温
が目標温度に近づくに従って加熱量を減少させる)。そ
して、この場合、前記室温設定スイッチを前記目標温度
の減少側に操作されたことにより、検出室温が前記運転
中断温度以上になったときに、前記加熱源の加熱量が既
に前記所定の低加熱量になっている場合があり、この場
合には、該加熱量を漸減することができない。そこで、
本発明では、このような場合には所定時間の経過後に加
熱源の作動を停止せしめる。これにより、前記加熱源の
加熱量が既に前記所定の低加熱量になっている状態で、
室温設定スイッチの誤操作によって、検出室温が前記運
転中断温度以上になったときでも、上記所定時間は加熱
源の作動が継続するので、その間に室温設定スイッチを
操作し直して、本来の所望の暖房運転を行うことができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】まず、本発明に関連した温風暖房
機の実施形態を図1乃至図3を参照して参考的に説明す
る。
【0021】図1を参照して、本実施形態の温風暖房機
は例えばガスファンヒータであり、室内に配置される本
体ケース1内に、ダクト2、送風ファン3、ガスバーナ
4(加熱源)、ダクト5、ガス供給管6及び制御ユニッ
ト7を具備する。
【0022】ダクト2は、温風の送風路を構成するもの
であり、室内空気sを取り込むための吸気口8を本体ケ
ース1の背面に開口し、本体ケース1の前面下部におい
て温風の吹出口9を開口している。吸気口8には塵や埃
等がダクト2内に流入するのを防ぐためにエアフィルタ
10が着脱自在に取付けられている。吹出口9には、そ
の開口度合いを調節する可動式ルーバ11が取付けら
れ、この可動式ルーバ11を駆動するためのギャドモー
タ12が設けられている。また、ダクト2の内部の吸気
口8付近の箇所には、この吸気口8に臨んでサーミスタ
により構成された室温センサ13(室温検出手段)が取
付けられ、この室温センサ13は、室温に応じた信号を
制御ユニット7に出力する。
【0023】送風ファン3は、通電電流に比例して回転
数が変化するファンモータ14と、ダクト2内に吹出口
9に臨んで配置されファンモータ14により回転駆動さ
れる回転羽根15とを有し、回転羽根15の回転により
吸気口8からダクト2内に室内空気sを吸引する。そし
て、吸引した室内空気sをダクト2内に組み込まれたガ
スバーナ4の燃焼排気hと混合し、それを温風mとして
吹出口9から室内に吹き出す。この送風ファン3には、
その回転数を検出するホール素子等により構成された回
転数センサ16が設けられ、該回転数センサ16は、フ
ァンモータ14の回転数に応じた信号を制御ユニット7
に出力する。
【0024】ダクト2内に組み込まれたガスバーナ4
は、燃焼胴17内に燃焼プレート18を配し、燃焼用空
気と燃料ガスとの混合気に点火するための点火電極19
を燃焼プレート18の下流側に配している。このガスバ
ーナ4の燃焼胴17はダクト2内に配置され、その燃焼
排気hが燃焼胴17からダクト2内に排出される。ま
た、燃焼プレート18の下流側には燃焼炎の有無を検知
するための熱電対20が配置され、この熱電対20は、
ガスバーナ4の燃焼炎に晒された状態で起電力を発生
し、それを制御ユニット7に出力する。
【0025】ダクト5は、室内空気s(燃焼用空気)と
燃料ガスとをガスバーナ4に供給するための通路であ
り、ガスバーナ4の燃焼胴17内と連通し且つダクト2
と画成して本体ケース1内に組み込まれ、本体ケース1
の背面で開口した室内空気sの吸気口21を有してい
る。そして、ダクト5のガスバーナ4側の箇所には、ガ
ス供給管6の先端に取付けられたノズル22が設けられ
ている。このダクト5には、送風ファン3の回転作動に
より吸気口21から室内空気sが吸引され、その吸引さ
れた室内空気sがガス供給管6のノズル22から噴出さ
れる燃料ガスと混合され、その混合気がガスバーナ4に
供給される。尚、吸気口21は、ダクト2の吸気口8と
共にエアフィルタ10により覆われている。
【0026】ガス供給管6には、その上流側より、電磁
弁24,25及び電磁比例弁26が順に配設されてい
る。
【0027】電磁弁24,25は、通電により開弁する
ものであり、その開弁状態では燃料ガスをノズル22方
向へ通過させ、通電を停止した閉弁状態では燃料ガスの
通過を遮断する。
【0028】電磁比例弁26は、通電電流の大きさに伴
って開度が増大する弁であり、通電電流とガスバーナ4
への供給ガス量とが比例する。
【0029】本体ケース1の外面部には運転スイッチ2
7、室温設定スイッチ28及びフィルタランプ29が配
設されている。
【0030】運転スイッチ27は、そのON/OFF操
作により暖房運転の開始や終了を制御ユニット7に指示
する。
【0031】室温設定スイッチ28は、室温の目標温度
を設定するための操作スイッチであり、その所定の操作
により、室温の目標温度を例えば1°Cづつ上昇あるい
は下降させて制御ユニット7に指示する。尚、図示は省
略するが、本体ケース1には設定された目標温度を表示
する表示器が備えられ、この表示器により設定した目標
温度を確認することができるようになっている。
【0032】フィルタランプ29は、エアフィルタ10
の目詰まりが進行している場合等、送風ファン3の回転
作動時の風量が正常な場合に比してある程度少なくなる
場合に、制御ユニット7の通電制御により点灯し、その
点灯によりエアフィルタ10の清掃等の必要性を使用者
に報知する。
【0033】図2を参照して、制御ユニット7は、マイ
クロコンピュータ等を用いて構成されたものであり、そ
の主要な機能的構成を大別すると、燃焼制御部30(加
熱源制御手段)、ファン制御部31、タイマ32,3
3,34を具備する。
【0034】燃焼制御部30は、運転スイッチ27及び
室温設定スイッチ28の指示信号、並びに室温センサ1
3及び熱電対20の検出信号等に基づき、ガス供給管6
の電磁弁24,25及び電磁比例弁26や点火電極19
を通電制御することで、ガスバーナ4の点火、消火、燃
焼量の調整(燃料ガスの供給量の調整)等、ガスバーナ
4の燃焼制御を行う。この場合、本実施形態では、燃焼
制御部30は、ガスバーナ4の点火動作時を含む燃焼運
転中に、ガスバーナ4の燃焼量(燃料ガスの供給量)を
1〜7速(7速は最大燃焼量に相当、1速は最小燃焼量
(所定の低加熱量)に相当)の7種類に設定可能として
いる。
【0035】ファン制御部31は、運転スイッチ27及
び室温設定スイッチ28の指示信号、並びに室温センサ
13、回転数センサ16及び熱電対20の検出信号等に
基づき、ファンモータ14を通電制御して、送風ファン
3の回転数を制御することで、ガスバーナ4への燃焼用
空気を含む送風ファン3の風量を制御する。そして、フ
ァン制御部31は、ガスバーナ4の点火動作時を含む燃
焼運転中は、ガスバーナ4の燃焼量に対応して送風ファ
ン3の風量(回転数)を1〜7速(7速は最大燃焼量に
対応する最大回転数に相当、1速は最小燃焼量に対応す
る最小回転数に相当)の7種類に設定可能としている。
【0036】上記各速数におけるガスバーナ4の燃焼量
(燃料ガスの供給量)及びそれに対応した送風ファン3
の風量(回転数)は、あらかじめ定められている。
【0037】これらの制御部30,31による制御は、
その詳細を後述するが、所定のシーケンスに従って行わ
れる。
【0038】タイマ32は、ガスバーナ4の点火に際し
て、燃焼制御部30及びファン制御部31が、熱電対2
0の出力に基づきガスバーナ4の着火・不着火を判断す
るための時間(例えば点火動作の開始時から30秒。以
下、タイマ32を30秒タイマ32と称する。)を計時
する。
【0039】タイマ33は、ガスバーナ4の燃焼開始初
期に、その燃焼状態を安定化するために強制的に一定の
燃焼量(本実施形態では7速相当の最大燃焼量)で燃焼
運転を行わしめる時間(例えば点火動作の開始時から1
分)を計時する。
【0040】タイマ34は、ガスバーナ4の燃焼運転中
に、室温設定スイッチ28の指示信号に基づき、該スイ
ッチ28が目標温度の減少側に操作された場合に、その
操作時点からあらかじめ定められた所定時間(例えば1
0秒)を計時する。
【0041】以下、これらのタイマ33,34をそれぞ
れ1分タイマ33、10秒タイマ34と称する。
【0042】次に、本実施形態の温風暖房機の作動を図
3のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0043】図3を参照して、使用者が暖房運転を行う
べく運転スイッチ27をON操作すると(STEP
1)、まず、それに応じて制御ユニット9のファン制御
部31は、送風ファン3を一定時間、所定の回転数(例
えば7速相当の回転数)で作動させるようにファンモー
タ14を通電制御し、これによりダクト2,5内のプリ
パージを行う(STEP2)。
【0044】このプリパージ後、制御ユニット7の30
秒タイマ32及び1分タイマ33がスタートする(ST
EP3)。そして、燃焼制御部30は、電磁弁24,2
5に通電してこれらを開弁せしめると共に、7速相当の
燃料ガスをガスバーナ4に供給せしめるよう電磁比例弁
26を通電制御し(通電量を最大にする)、さらに点火
電極19に所定時間、火花放電を生ぜしめるよう該点火
電極19を制御する。同時に、ファン制御部31は、前
記プリパージから引き続き送風ファン3を7速相当の回
転数(最大回転数)で作動させるようにファンモータ1
4を通電制御する(STEP4)。
【0045】これにより、7速相当の最大燃焼量でのガ
スバーナ4の強制燃焼運転がその点火動作や該ガスバー
ナ4の燃焼量に対応した送風ファン3の作動を含めて開
始される。
【0046】このようにしてガスバーナ4の強制燃焼運
転が開始されると、燃焼制御部30及びファン制御部3
1は熱電対20の出力レベルに基づき、前記30秒タイ
マ32がタイムアップするまでの間に、ガスバーナ4が
正常に着火したか否かを検知する(STEP5,6)。
この着火検知は、熱電対20の出力レベルが所定レベル
以上となったか否かにより行われる。そして、燃焼制御
部30及びファン制御部31は30秒タイマ33の時間
内に着火が検知されない場合には、温風暖房器の運転を
停止せしめる(STEP7)。この運転停止において
は、燃焼制御部30は、電磁弁24,25を直ちに閉弁
せしめてガスバーナ4への燃料ガスの供給を遮断し、ま
た、ファン制御部31は、本体ケース1内のポストパー
ジを行うために送風ファン3を一定時間継続して作動さ
せるようにファンモータ14を制御した後、送風ファン
3を停止せしめる。
【0047】一方、上記の着火検知において、30秒タ
イマ32の時間内に着火が検知された場合には、最大燃
焼量での強制燃焼運転が前記1分タイマ33がタイムア
ップするまで継続される(STEP8)。
【0048】そして、1分タイマ33がタイムアップす
ると、燃焼制御部30及びファン制御部31は、次に、
室温センサ13により得られる検出室温と室温設定スイ
ッチ28により設定された現在の目標温度の偏差(相違
度合い)に基づき、ガスバーナ4の燃焼量(燃料ガスの
供給量)及び送風ファン3の風量(回転数)をそれぞれ
7速から1速の範囲で可変的に調整するよう電磁比例弁
26及びファンモータ14を制御する(STEP9)。
この場合、室温センサ13の検出室温が目標温度に近づ
くに従って(検出室温と目標温度との偏差が小さくなる
程)、ガスバーナ4の燃焼量(燃料ガスの供給量)及び
送風ファン3の風量(回転数)の速数を段階的に下げて
いくように電磁比例弁26及びファンモータ14を制御
する。
【0049】このようなガスバーナ4の燃焼量の調整及
び送風ファン3の風量の調整は、室温センサ13の検出
室温が、ガスバーナ4の燃焼運転を中断すべき温度(温
風の送風を中断すべき温度)として、現在の目標温度に
応じて定められる所定の運転中断温度以上になるまで行
われる(STEP10)。ここで、運転中断温度は、目
標温度よりも若干高い温度(例えば1°C高い温度)に
定められている。
【0050】次いで、検出室温が運転中断温度以上にな
ると、燃焼制御部30及びファン制御部31は、前記1
0秒タイマ34が作動中であるか否かを把握する(ST
EP11)。ここで、10秒タイマ34は、ガスバーナ
4の燃焼運転中の任意の時点で使用者が室温設定スイッ
チ28を目標温度の減少側に操作した場合に、その操作
時点から10秒間の計時を行っており、燃焼制御部30
及びファン制御部31は、10秒タイマ34の作動中
(計時中)は、STEP10に戻って、現在の目標温度
の偏差(相違度合い)に応じたガスバーナ4の燃焼運転
及び送風ファン3の作動を継続せしめる(ガスバーナ4
の燃焼運転の中断が禁止される)。尚、10秒タイマ3
4は、その計時中に室温設定スイッチ28を目標温度の
減少側に操作されたときには、リスタートする。
【0051】一方、検出室温が運転中断温度以上になっ
たまま10秒タイマ34がタイムアップして、その計時
作動が終了し、あるいは、検出室温が運転中断温度以上
になった時点で既に10秒タイマ34がタイムアップし
ており、あるいは、燃焼運転中に室温設定スイッチ28
が目標温度の減少側に操作されることなく検出室温が運
転中断温度以上になった場合には(STEP11でN
O)、燃焼制御部30は電磁弁24,25を閉弁せしめ
てガスバーナ4を消火し、また、ファン制御部31は送
風ファン3を所定の微速回転数で継続的に作動させるよ
うにファンモータ14を制御する(STEP12)。こ
こで、このようにガスバーナ4の消火中に作動させる送
風ファン3の微速回転数は、ガスバーナ4の燃焼中の最
低回転数(1速)よりも小さいものとされており、この
ような送風ファン3の微速回転数での作動によって、ガ
スバーナ4の消火中に使用者の冷風感を及ぼすことなく
室内空気を対流させてその温度分布を均一なものとする
ことができる。尚、燃焼停止から所定時間後に送風ファ
ン3の作動を停止するようにしてもよい。
【0052】次に、このようなガスバーナ4の消火中
に、室温が低下して、室温センサ13の検出室温がガス
バーナ4の燃焼運転を再開すべき温度(温風の送風を再
開すべき温度)として目標温度に応じて決定される運転
再開温度(この温度は前記運転中断温度よりも若干低
い)以下となると(STEP13でYES)、前記ST
EP3に戻って、ガスバーナ4の燃焼運転(強制燃焼運
転)が再開され、以後は前述の通りの作動が繰り返され
る。これにより、室温が目標温度にほぼ一致するように
温調制御がなされる。
【0053】以上のような本実施形態の温風暖房機の作
動によって、前記強制燃焼運転の後、室温センサ13の
検出室温が室温設定スイッチ28により設定された目標
温度に応じた運転中断温度以上に上昇すると、その時点
で10秒タイマ34の計時作動が行われていない場合、
すなわち、燃焼運転中に室温設定スイッチ28が目標温
度の減少側に操作されることなく検出室温が運転中断温
度以上になった場合や、燃焼運転中に室温設定スイッチ
28が目標温度の減少側に操作されても、その時点から
10秒以上を経過した後に検出室温が運転中断温度以上
になった場合には、検出室温が運転中断温度以上になっ
た時点で直ちにガスバーナ4の燃焼運転は中断される。
【0054】一方、検出室温が運転中断温度以上になっ
た時点で10秒タイマ34の計時作動が行われている場
合、すなわち、燃焼運転中に使用者により室温設定スイ
ッチ28が目標温度の減少側に操作された後、10秒を
経過する前に検出室温が運転中断温度以上になった場合
には、ガスバーナ4の燃焼運転が直ちに中断されること
はなく、10秒タイマ34の計時作動が終了するまで
は、ガスバーナ4の燃焼運転が継続して行われる。
【0055】このため、燃焼運転中に、使用者が目標温
度を上昇させようとして、誤って、室温設定スイッチ2
8を目標温度の減少側に操作した場合には、その誤操作
によって、該誤操作後の目標温度に応じた運転中断温度
が室温センサ13の検出室温以下となっても、その時点
で直ちにガスバーナ4の燃焼運転が中断されてしまうこ
とはなく、少なくとも該誤操作時点から10秒間は、ガ
スバーナ4の燃焼運転が継続する。従って、その時間内
に誤操作に気がついて、室温設定スイッチ28を本来の
目標温度の増加側に操作すれば、その操作後の目標温度
に応じた運転中断温度に検出室温が満たない限り、燃焼
運転が継続して、所望の温風の送風を得ることができ
る。
【0056】尚、使用者が目標温度を下降させようとし
て、所望通りに室温設定スイッチ28を目標温度の減少
側に操作した場合には、その操作によって、該操作後の
目標温度に応じた運転中断温度が室温センサ13の検出
室温以下となっても、10秒タイマ34の計時作動中は
ガスバーナ4の燃焼運転が継続することとなるものの、
その計時時間(10秒)は十分に短いので、その時間内
に室温が上昇し過ぎてしまうようなことはなく、支障は
ない。
【0057】次に、本発明の温風暖房機の一実施形態を
図4及び図5を参照して説明する。尚、本実施形態の温
風暖房機の全体的システム構成は図1のものと同一であ
るので、該システム構成については図1及びその参照符
号を用いて説明を省略する。
【0058】本実施形態では、前記制御ユニット7は、
前記第1の態様の実施形態のものと同様に、燃焼制御部
30、ファン制御31、30秒タイマ32及び1分タイ
マ33を機能的構成として備え、この場合、燃焼制御部
30及びファン制御部31は、2速以上の燃焼量及び風
量でガスバーナ4の燃焼運転及び送風ファン3の作動が
行われている際に、後述する所定の条件下でそれらの燃
焼量及び風量を1速相当の燃焼量(所定の低加熱量)及
び風量に漸減せしめるようにガスバーナ4への燃料ガス
の供給量及びファンモータ4を制御するようにしてい
る。
【0059】また、制御ユニット7は、ガスバーナ4の
燃焼量及び送風ファン3の風量の漸減の際にその減少形
態(減少速度)を規定する所定時間を計時するタイマ3
5と、ガスバーナ4の燃焼運転を中断するタイミングを
規定する所定時間を計時するタイマ36とを備えてい
る。これらのタイマ35,36は、後述する所定のタイ
ミングで起動され、その作動状態が燃焼制御部30及び
ファン制御31により監視されるようになっている。こ
の場合、本実施形態では、タイマ35,36の所定の計
時時間は、それぞれ例えば2秒及び10秒とされてい
る。
【0060】尚、本実施形態では、制御ユニット7は、
前記第1の態様の実施形態のように、室温設定スイッチ
28が目標温度の減少側に操作された時点からの時間を
計時するタイマ34は具備しない。
【0061】次に、本実施形態の温風暖房機の作動を図
5のフローチャートを参照して説明する。尚、本実施形
態の温風暖房機では、前記第1の態様の実施形態で説明
した運転スイッチ27がON操作されてからガスバーナ
4の強制燃焼運転が終了するまでの作動(図3のSTE
P1〜8の処理)は第1の態様の実施形態のものと同一
であるので、それらの処理については、図3を参照して
説明を省略する。
【0062】図5を参照して、本実施形態の温風暖房機
では、前述の通り、強制燃焼運転が行われた後、燃焼制
御部30及びファン制御部31は、ガスバーナ4の燃焼
運転中に室温設定スイッチ28が目標温度の減少側に操
作されたか否かを判断し(STEP14)、その操作が
行われた場合には、フラグFの値を“1”にセットする
(STEP15)。尚、このフラグFの初期値は“0”
である。
【0063】次いで、室温センサ13の検出室温が現在
の目標温度に応じた前記運転中断温度以上に上昇したか
否かを判断し(STEP16)、検出室温が運転中断温
度に満たない場合には、第1の態様の実施形態と全く同
様に、燃焼制御部30及びファン制御部31は、室温セ
ンサ13により得られる検出室温と室温設定スイッチ2
8により設定された現在の目標温度の偏差(相違度合
い)に基づき、ガスバーナ4の燃焼量(燃料ガスの供給
量)及び送風ファン3の風量(回転数)をそれぞれ7速
から1速の範囲で可変的に調整するよう電磁比例弁26
及びファンモータ14を制御する(STEP17)。そ
して、検出室温が運転中断温度に満たない限り、STE
P14〜17の処理が継続する。
【0064】一方、このような作動中に、検出室温が現
在の目標温度に応じた運転中断温度以上に上昇すると
(STEP16でYES)、フラグFの値を判断し(S
TEP18)、F≠1である場合、すなわち、燃焼運転
中に室温設定スイッチ28が目標温度の減少側に操作さ
れていない場合には、直ちに、燃焼制御部30は電磁弁
24,25を閉弁せしめてガスバーナ4を消火し、ま
た、ファン制御部31は送風ファン3を前記微速回転数
で継続的に作動させるようにファンモータ14を制御す
る(STEP19)。そして、このガスバーナ4の消火
中に、室温センサ13の検出室温が前記運転再開温度以
下に低下すると(STEP20でYES)、フラグFの
値を“0”にリセットした後(STEP21)、前記図
3に示したSTEP3に戻って、ガスバーナ4の燃焼運
転が再開される。
【0065】また、STEP18で、F=1の場合、す
なわち、燃焼運転中に室温設定スイッチ28が目標温度
の減少側に操作されて、その操作後の目標温度に応じた
運転中断温度以上の温度に検出室温がなった場合には、
燃焼制御部30及びファン制御部31は、現在のガスバ
ーナ4の燃焼量及び送風ファン3の風量の速数が最低の
1速であるか否かを判断する(STEP22)。
【0066】このとき、該速数が2速以上である場合に
は、燃焼制御部30及びファン制御部31は、検出室温
が現在の目標温度に応じた運転中断温度以上である限
り、前記タイマ35をその計時時間(2秒)毎に起動
し、その計時時間のタイムアップ毎にガスバーナ4の燃
焼量及び送風ファン3の風量の速数を1速づつ段階的に
漸減させていく(STEP23〜26並びに、前記ST
EP14,15,16,18,22のループ処理)。
尚、この速数の漸減途中で、検出室温が運転中断温度に
満たなくなれば、STEP23〜26による速数の漸減
は中断され、前記STEP17の作動によって、ガスバ
ーナ4の燃焼量及び送風ファン3の風量の速数が調整さ
れる。
【0067】上記のようなガスバーナ4の燃焼量及び送
風ファン3の風量の速数の漸減によって、該速数が最終
的に1速まで減少し、あるいは、前記STEP17の作
動によって、既に速数が1速まで減少されていた場合に
は(STEP22でYES)、前記タイマ36が起動さ
れ、そのタイマ36の計時時間(10秒)の間、検出室
温が現在の目標温度に応じた運転中断温度以上である限
り、ガスバーナ4の燃焼量及び送風ファン3の風量が1
速に保持され(STEP27,28,29並びに、ST
EP14,15,16,18のループ処理)、この状態
で該タイマ36がタイムアップすると(STEP29で
YES)、前記STEP19に移行して、ガスバーナ4
が消火されると共に、送風ファン3が前記微速回転数で
作動される。そして、以後は、前記STEP20,21
を経てガスバーナ4の燃焼運転が再開される。
【0068】以上のような本実施形態の温風暖房機の作
動によって、ガスバーナ4の燃焼運転中に、室温設定ス
イッチ28が目標温度の減少側に操作され、それによっ
て、検出室温が前記運転中断温度以上になった場合に
は、その時点の燃焼量等の速数が2速以上で、且つその
後、検出室温≧運転中断温度の状態が継続する限り、ガ
スバーナ4の燃焼量及びそれに対応した風量が1速相当
の燃焼量及び風量まで、前記タイマ35の計時時間毎に
漸減される。
【0069】このため、燃焼運転中に、使用者が目標温
度を上昇させようとして、誤って、室温設定スイッチ2
8を目標温度の減少側に操作した場合には、その誤操作
によって、該誤操作後の目標温度に応じた運転中断温度
が室温センサ13の検出室温以下となっても、その時点
で直ちにガスバーナ4の燃焼運転が中断されてしまうこ
とはなく、燃焼量等の速数が最低の1速に徐々に減少す
るまでの間は、ガスバーナ4の燃焼運転が継続する。従
って、その間に誤操作に気がついて、室温設定スイッチ
28を本来の目標温度の増加側に操作し、その操作後の
目標温度に応じた運転中断温度が検出室温よりも高くな
れば、燃焼運転が継続して、燃焼量の漸減動作が中断さ
れると共に、検出室温と目標温度との偏差に応じた燃焼
量等の調整が行われるようになり(STEP17の処理
が行われる)、所望の温風の送風を得ることができる。
【0070】また、室温設定スイッチ28の誤操作によ
って、該誤操作後の目標温度に応じた運転中断温度が室
温センサ13の検出室温以下となった場合に、既に前記
STEP17の処理によって燃焼量等の速数が1速にな
っていたときには、燃焼量等の漸減は行われないもの
の、この場合には、少なくとも前記タイマ36の計時時
間が経過するまでは、燃焼運転が継続するので、その間
に、室温設定スイッチ28を本来の目標温度の増加側に
操作し直すことができ、その操作後の目標温度に応じた
運転中断温度が検出室温よりも高くなれば、所望通りに
燃焼運転(温風の送風運転)を行うことができる。
【0071】尚、使用者が目標温度を下降させようとし
て、所望通りに室温設定スイッチ28を目標温度の減少
側に操作した場合には、その操作によって、該操作後の
目標温度に応じた運転中断温度が室温センサ13の検出
室温以下となっても、燃焼量等の漸減の間、あるいは、
前記タイマ36の計時時間の間は、ガスバーナ4の燃焼
運転が継続することとなる。しかるに、燃焼量等が漸減
される場合は、その漸減によって、室温の上昇が抑制さ
れるので、使用者に不快感を及ぼしたり、室温が過剰に
上昇してしまうようなことはなく、また、前記タイマ3
6の計時時間の間、燃焼運転が継続する場合は、その時
の燃焼量は最低の1速相当の燃焼量であると共に、該タ
イマ36の計時時間(10秒)は、十分に短いので、使
用者に不快感を及ぼしたり、室温が過剰に上昇してしま
うようなことはない。
【0072】以上説明した各実施形態では、ガスバーナ
4の燃焼運転中に検出室温<運転中断温度の状態で燃焼
量等の調整を行うものを示したが、検出室温<運転中断
温度の状態で燃焼量等を一定として行うようにしたもの
についても、本発明を適用することができることはもち
ろんである。
【0073】また、前記各実施形態では、加熱源として
ガスバーナ4を使用したものを示したが、石油式のバー
ナや、電熱器を加熱源として使用するものについても本
発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温風暖房機の一実施形態の全体的シス
テ構成図。
【図2】本発明に関連した参考例における温風暖房機の
要部のブロック図。
【図3】本発明に関連した参考例における温風暖房機の
作動を説明するためのフローチャート。
【図4】本発明の実施形態における温風暖房機の要部
ブロック図。
【図5】本発明の実施形態における温風暖房機の作動
説明するためのフローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−36749(JP,U) 実開 昭61−110966(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 3/04 305 F23N 5/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱源と、該加熱源により加熱してなる温
    風を室内に送風する送風ファンと、室温を検出する室温
    検出手段と、室温の目標温度を設定するための室温設定
    スイッチと、室温を前記目標温度に略一致させる温調制
    御を行うために、前記加熱源の作動中に前記室温検出手
    段の検出室温が前記目標温度に応じた所定の運転中断温
    度以上に上昇したときに該加熱源の作動を中断せしめ、
    その中断後に前記検出室温が前記目標温度に応じた所定
    の運転再開温度以下に低下したときに該加熱源の作動を
    再開せしめる加熱源制御手段とを備えた温風暖房機にお
    いて、 前記加熱源制御手段は、前記加熱源の作動中に前記室温
    設定スイッチが前記目標温度の減少側に操作され、前記
    室温検出手段の検出温度が該室温設定スイッチの操作後
    の目標温度に応じた前記運転中断温度以上になったと
    き、該検出温度が該運転中断温度以上に保持されている
    状態で前記加熱源の加熱量を所定時間毎に所定の低加熱
    量まで漸減せしめる手段を具備し、該加熱量の漸減後に
    該加熱源の作動を中断せしめることを特徴とする温風暖
    房機。
  2. 【請求項2】前記加熱源制御手段は、前記加熱源の作動
    中に前記室温検出手段の検出温度が前記運転中断温度に
    達するまでは該検出室温と前記目標温度との相違度合い
    に基づき前記加熱源の加熱量を前記所定の低加熱量以上
    の範囲で制御する手段を具備し、前記室温検出手段の検
    出温度が前記運転中断温度以上になったときの該加熱源
    の加熱量が前記所定の低加熱量であるときには、所定時
    間の経過後に該加熱源の作動を中断せしめることを特徴
    とする請求項1記載の温風暖房機。
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JP2012225585A (ja) * 2011-04-20 2012-11-15 Noritz Corp 温風暖房装置

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