JP3574350B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、バーナの給気通路と排気通路の閉塞検知を行う燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば強制給排気式のガス温風暖房機において、ファンの回転作動により、屋外に開口した給気口から給気通路を介して燃焼用空気がガスバーナに供給されると共に、該ガスバーナの燃焼により生じる燃焼排ガスが排気通路を介して屋外に開口された排気口から排出されるものが知られている。
【0003】
かかるガス温風暖房機において、前記給気口や前記排気口に雪が積もった場合や、前記給気通路や前記排気通路内に鳥が巣を作った場合に、前記給気通路と前記排気通路に流れる空気の流量が制限される、いわゆる閉塞状態となる。このような閉塞状態が生じると、前記送風ファンの作動により前記給気通路を介してガスバーナに供給される燃焼用空気の流量が減少する。その結果、ガスバーナの燃焼用空気が不足することとなってガスバーナが不完全燃焼状態となる。
【0004】
そこで、前記給気通路又は前記排気通路の閉塞の有無の検知を行い、前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態となったときは、バーナの燃焼を禁止するようにした燃焼装置が知られている。かかる燃焼装置においては、給気通路又は排気通路に流れる空気の流量を把握する空気流量把握手段が設けられ、前記ファンを所定回転数で作動させた状態で、前記空気流量把握手段による空気の流量の把握値が所定の閉塞判定値以下となったときに、前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断していた。
【0005】
しかし、前記給気通路や前記排気通路に流れる空気の流量は、屋外から流入する風の影響等により変動する場合がある。そして、このように前記給気通路や前記排気通路に流れる空気の流量が閉塞以外の要因によって変動すると、前記給気通路又は前記排気通路の閉塞の有無を精度良く検知することができないという不都合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、給気通路と排気通路の閉塞の有無を精度良く検知することができる燃焼装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、バーナと、該バーナに燃焼用空気を供給する給気通路と、該バーナの燃焼排気を排出する排気通路と、該給気通路と該排気通路に空気流を生じさせるファンと、前記バーナの目標燃焼量に応じて前記ファンの回転数を変更するファン制御手段と、前記給気通路又は前記排気通路に流れる空気の流量を把握する空気流量把握手段と、前記ファンの回転数に応じて前記給気通路又は排気通路の閉塞の有無を検知するための閉塞判定値を設定する閉塞判定値設定手段と、前記空気量把握手段による空気の流量の把握値が前記閉塞判定値以下となったときに前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断する閉塞検知手段と、該閉塞検知手段により前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断されたときに前記バーナの燃焼作動を禁止する燃焼禁止手段とを備えた燃焼装置の改良に関する。
【0008】
前記給気通路や前記排気通路に流れる空気の流量は、屋外から流入する風の影響等によって変動する場合がある。そのため、このような風等の影響を減少させて精度良く閉塞の有無を検知するために、前記空気流量把握手段による空気の流量の把握値を複数個取得してこれらを平均した平均把握値を算出し、該平均把握値を前記閉塞判定値と比較して前記給気通路又は前記排気通路の閉塞の有無の検知することが考えられる。
【0009】
このように、前記空気流量把握手段による空気の流量の把握値を平均した平均把握値を算出する場合、平均する複数の把握値を取得する間にファンの回転数が一定に保たれていれば問題はない。しかし、平均する複数個の把握値を取得する間に、前記ファン制御手段によりファンの回転数が変更された場合には、前記平均把握値と比較するべき前記閉塞判定値を特定することができない。そのため、前記ファンの回転数が変化しているときには、給気通路又は排気通路の閉塞を正確に検知することができない。
【0010】
そこで、本発明は、前記空気流量把握手段による空気の流量の把握値を複数個取得し、該複数個の把握値を平均した平均把握値を算出する平均把握値算出手段と、該平均把握値算出手段が前記複数個の把握値を取得する際に、該平均把握値算出手段が各把握値を取得する時の前記閉塞判定値を取得し、取得した複数個の閉塞判定値を平均した平均判定値を算出する平均判定値算出手段とを設け、前記閉塞検知手段は、前記平均把握値が前記平均判定値以下となったときに、前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断するようにしたことを特徴とする。
【0011】
かかる本発明によれば、前記平均把握値算出手段は、前記空気量把握手段による空気の流量の把握値を複数個取得して、これらを平均した前記平均把握値を算出する。これにより、上述したように、屋外からの風等の影響を減少させて前記給気通路又は前記排気通路に流れる空気の流量を把握することができる。
【0012】
また、前記平均把握値算出手段により取得された前記複数個の把握値のそれぞれの把握値が取得された時点の前記閉塞判定値が、前記平均判定値算出手段により取得される。そのため、前記平均判定値算出手段は、前記ファンの回転数の変化を取込んだ形で、前記複数の閉塞判定値から前記平均判定値を算出することができる。したがって、前記平均把握値算出手段により算出された前記平均把握値と、前記平均判定値算出手段により算出された前記平均判定値を用いることで、前記閉塞検知手段は、前記ファンの回転数が変化する場合であっても、前記給気通路又は前記排気通路の閉塞の有無を精度良く検知することができる。
【0013】
また、屋外からの風の影響等により、前記給気通路又は前記排気通路に流れる空気の流量が瞬間的に減少した場合に、実際には前記給気通路又は排気通路が閉塞状態でないにも拘わらず、前記閉塞検知手段によって、前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると誤検知されるおそれがある。
【0014】
そこで、前記燃焼禁止手段は、前記閉塞検知手段により、所定回数以上連続して前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断されたときに、前記バーナの燃焼作動を禁止することを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、前記誤検知がなされる状態が前記所定回数の閉塞状態の検知が行われる間継続されなければ、前記燃焼禁止手段により前記バーナの燃焼が禁止されることがない。そのため、瞬間的に前記誤検知がなされる状態が生じた場合に、前記燃焼禁止手段により前記バーナの燃焼が禁止されることを防止し、使用者の使い勝手を向上することができる。
【0016】
また、前記燃焼装置は、室温を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の検出温度が所定の目標室温と一致するように前記目標燃焼量を変更する目標燃焼量変更手段とを備えた強制給排気式の暖房機であることを特徴とする。
【0017】
暖房機においては、前記温度検出手段により検出される室温の変化や、前記目標室温の設定の変更により、前記目標燃焼量変更手段により前記目標燃焼量が変更される頻度が高い。そのため、前記平均把握値算出手段により前記複数個の把握値が取得される間に、前記ファンの回転数が変化する可能性が高い。したがって、前記閉塞検知手段により、前記ファンの回転数の変化を取込んで算出された前記平均判定値を用いて前記給気通路又は前記排気通路の閉塞を検知することが特に有効である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例について、図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明の燃焼装置である強制給排気式のガス温風暖房機の全体構成図、図2は図1に示したガス温風暖房機の制御ブロック図、図3は図1に示したガス温風暖房機における閉塞検知で使用される閉塞判定値のデータテーブル、図4〜図6は図1に示したガス温風暖房機における閉塞検知の実行フローチャートである。
【0019】
図1を参照して、本実施の形態のガス温風暖房機は、室内に設置されるハウジング1内に、送風路2と、該送風路2を介して室内空気を対流させる対流ファン3と、送風路2を流れる空気を加熱する加熱手段4とを備えている。
【0020】
加熱手段4は、バーナ5と、該バーナ5を収容した燃焼室6と、該燃焼室6に連なる熱交換器7とを有する。そして、燃焼室6には、バーナ5に燃焼用空気を供給するための給気通路8が接続されると共に、バーナ5の燃焼排ガスを排出するための排気通路9が熱交換器7を介して接続されている。
【0021】
また、給気通路8及び排気通路9は、ハウジング1から屋外まで延設され、給気通路8には燃焼ファン10(本発明のファンに相当する)が設けられている。燃焼ファン10は、給気通路8内に設けられた回転羽根11と、該回転羽根11を回転駆動する燃焼ファンモータ12と、該燃焼ファンモータ12の回転数を検出する回転数センサ13とにより構成されている。そして、燃焼ファン10が作動することで、給気通路8と排気通路9に空気流が生じ、給気通路8からバーナ5への燃焼用空気の供給と、燃焼室6から排気通路9への燃焼排ガスの排出が行われる。
【0022】
燃焼室6内のバーナ5は、ハウジング1の外部から配管されたガス供給管14と接続され、該ガス供給管14から供給される燃料ガスを給気通路8から供給される燃焼用空気と混合して燃焼させる。また、燃焼室6内には、バーナ5の点火を行うための点火電極15と、バーナ5の点火の検出や失火の有無を検知するためのフレームロッド16とが設けられている。
【0023】
また、給気通路8内には、給気通路8を流れる空気の流量の変化から、給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無を検知するため、給気通路8中を流れる空気の流量を絞るオリフィス17と、該オリフィス17の上流側の空気圧と下流側の空気圧との差圧を検出する差圧センサ18とが設けられている。
【0024】
尚、ガス供給管14には、第1電磁弁20,第2電磁弁21,及びガス比例弁22が設けられている。
【0025】
送風路2は、ハウジング1の背面及び前面にそれぞれ吸気口23と吹出口24を有し、吸気口23と吹出口24の間に熱交換器7を介して形成されている。そして、吸気口23にはエアフィルタ25が装着され、吹出口24には温風の吹出方向を調節するためのルーバ26が組付けられている。
【0026】
対流ファン3は、吸気口23に臨んで送風路2内に設けられた回転羽根27と、該回転羽根27を回転駆動する対流ファンモータ28とにより構成されている。対流ファン3は、回転羽根27の回転により、室内空気を吸気口23から送風路2内に取込み、取込んだ空気を熱交換器7を介して吹出口24から室内に送風する。
【0027】
尚、送風路2内の吸気口23に臨む箇所には、該送風路2に対流ファン3により吸気される室内空気の温度を室温として検出する室温センサ29が設けられている。
【0028】
図1及び図2を参照して、本実施の形態のガス温風暖房機は、さらに、その暖房運転の制御を行うためのコントローラ30と、使用者により操作される暖房運転の開始/停止を指示する運転スイッチ31と室温設定スイッチ32、及び給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあることを報知する警報ランプ33を有するリモコン34とを備えている。
【0029】
図2に示したように、コントローラ30は、マイクロコンピュータ40(以下、マイコン40という)と、第1電磁弁20と第2電磁弁21,ガス比例弁22,燃焼ファンモータ12,警報ランプ33,及び対流ファンモータ28をそれぞれ駆動する駆動回路41〜46とを備えている。
【0030】
マイコン40には、運転スイッチ31からの暖房運転の開始/停止の指示信号、室温設定スイッチ32からの目標室温の指示信号、フレームロッド16からのバーナ5の失火の有無等を示す信号、室温センサ29からの検出室温を示す信号、回転数センサ13からの燃焼ファンモータ12の回転数を示す信号、及び差圧センサ18からのオリフィス17の上流側の空気圧と下流側の空気圧との検出差圧を示す信号が入力される。
【0031】
そして、マイコン40は、これらの信号に基づいて、燃焼制御手段50,平均差圧算出手段51,閉塞判定値設定手段52,平均判定値算出手段53,閉塞検知手段54,燃焼禁止手段55及び前記駆動回路41〜46によりガス温風暖房機の暖房運転を実行する。
【0032】
燃焼制御手段50は、点火駆動回路41,電磁弁駆動回路42,比例弁駆動回路43,及び燃焼ファン駆動回路44を介してバーナ5の点火/消火と燃焼量の制御を行う。燃焼制御手段50は、バーナ5の燃焼量を7段階(1速〜7速)で制御する。そして、燃焼制御手段50は本発明のファン制御手段の機能を含み、前記1速から7速の燃焼量の設定(本発明の目標燃焼量に相当する)に応じて、燃焼ファン駆動回路44を介して燃焼ファン10の回転数を7段階で制御し、また、比例弁駆動回路43を介してガス比例弁20の開度を7段階で制御する。
【0033】
また、平均差圧算出手段51,閉塞判定値設定手段52,平均判定値算出手段53,及び閉塞検知手段54は、給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無を検知するためのものである。
【0034】
差圧センサ18は、オリフィス17と共に本発明の空気流量把握手段を構成する。給気通路8にオリフィス17を設けた場合、差圧センサ18により検出されるオリフィス17の上流側の空気圧と下流側の空気圧との差圧ΔPは、給気通路8に流れる空気の流量(≒排気通路9に流れる空気の流量)の変動に応じて変化する。そのため、差圧センサ18により検出される差圧ΔPから、給気通路8及び排気通路9に流れる空気の流量を把握することができる。この場合、差圧ΔPが本発明の空気の流量の把握値に相当する。
【0035】
平均差圧算出手段51は、屋外からの風等の要因により、給気通路8や排気通路9に流れる空気の流量が変化する場合があることから、このような要因の影響を減少させるため、差圧センサ18により検出される差圧ΔPを複数個取得し、これら複数の差圧ΔPを平均した平均差圧AP(本発明の平均把握値に相当する)を算出する。
【0036】
また、閉塞判定値設定手段52は、給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無を判断するための基準値である閉塞判定値Jを、燃焼ファン10の回転数に応じて、図3に示したデータテーブルに従って7段階に設定する。尚、図3に示したデータテーブルは、予め実験等により決定したものである。
【0037】
また、平均判定値算出手段53は、平均差圧算出手段51が差圧ΔPを取得する時の判定値Jを取得し、取得した複数の判定値Jを平均した平均判定値AJを算出する。そして、閉塞検知手段54は、平均差圧APが平均判定値AJ以下となったときに給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると判断し、燃焼禁止手段55は、閉塞検知手段54により給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると検知されたときにバーナ5の燃焼作動を禁止する。
【0038】
このように、給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると検知されたときにバーナ5の燃焼作動を禁止することで、燃焼室6に供給される空気の流量が減少してバーナ5の燃焼用空気が不足した状態でバーナ5が燃焼し、バーナ5が不完全燃焼状態となることを防止している。尚、給気通路8又は排気通路9の閉塞検知処理、及びバーナ5の燃焼禁止処理の詳細については後述する。
【0039】
次に、本実施の形態のガス温風暖房機の作動について説明する。ガス温風暖房機への電源供給が開始されると、マイコン40が作動を開始し、運転スイッチ31のON操作待ちとなる。そして、使用者により運転スイッチ31がON操作されると、マイコン40は暖房運転の実行を開始する。マイコン40は先ず、予め給気通路8と燃焼室6内に燃焼用空気を満たすために燃焼ファンを一定回転数で一定時間作動させるプリパージを行った後、バーナ5の点火処理を行う。
【0040】
図1を参照して、マイコン40に備えられた燃焼制御手段50は、燃焼ファン10を回転作動させ、点火駆動回路41を介して点火電極15に火花放電を生じさせた状態で、電磁弁駆動回路42を介して第1電磁弁20と第2電磁弁21を開弁してバーナ5への燃料ガスの供給を開始することで、バーナ5の点火処理を行う。尚、この点火処理において、マイコン40は、フレームロッド16から入力した信号により、バーナ5が着火したか否かを監視し、バーナ5の着火が検知されない場合は、以後の暖房運転の実行を中止する。
【0041】
バーナ5の着火を検知したときは、マイコン40は温調制御を開始する。温調制御においては、図2を参照して、マイコン40は、先ず対流ファン駆動回路46を介して対流ファンモータ28を駆動し、対流ファン3の回転作動を開始する。これにより、図1を参照して、室内空気が吸気口23から送風路2に吸気され、この吸気された空気が熱交換器7で加熱されて、吹出口24から温風として吹き出される。
【0042】
このようにバーナ5の燃焼と対流ファン3の作動を開始した後、マイコン40は、室温設定スイッチ32により使用者が設定した目標室温と、室温センサ29による検出室温とが一致するように、燃焼制御手段50によりバーナ5の燃焼量を上述した7段階(1速〜7速)に切換えると共に、対流ファン駆動回路46を介して対流ファン3の回転数を制御して吹出口24からの温風の送風量を制御して温調制御を実行しながら暖房運転を続行する。
【0043】
また、マイコン40は、暖房運転の実行中に、給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無の検知を行う。以下、図4〜図6のフローチャートを参照してマイコン40による、給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無の検知と、給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあることを検知したときのバーナ5の燃焼禁止処理の実行手順について詳説する。
【0044】
図4を参照して、ガス温風暖房機への電源供給が開始されると、マイコン40はSTEP1で使用者により運転スイッチがON操作されることを待ちながら、STEP20で、後述するSTEP11で使用される、燃焼ファン10が停止し、給気通路8及び排気通路9に空気流が生じていないと想定される状態において、差圧センサ18により検出される差圧ΔPの平均値であるオフセット値JOFF を算出するサブルーチンを実行する。
【0045】
図6は該サブルーチンのフローチャートであり、該サブルーチンの実行が開始されると、マイコン40はSTEP50でカウンタ変数CNT3と演算変数Jに初期値として0を代入する。
【0046】
次のSTEP51で、マイコン40は差圧センサ18により検出された差圧ΔPを取得する。そして、続くSTEP52で、マイコン40は、取得した差圧ΔPの値を演算変数Jに加算し、STEP53でカウンタ変数CNT3をカウントアップする。
【0047】
そして、次のSTEP54でカウンタ変数CNT3が8に達していないときは、STEP60に分岐して1秒タイマをスタートし、STEP61で運転スイッチ31が操作されることなくSTEP62で1秒タイマがタイムアップしたときに、STEP62からSTEP51に進んで再びSTEP51〜STEP54の処理を行う。即ち、マイコン40は1秒毎に差圧センサ18により検出される差圧ΔPを取得して、演算変数Jに加算する。
【0048】
STEP54でカウンタ変数CNT3が8となったとき、即ち差圧ΔPを8個取得したときに、マイコン40はSTEP55に進んで、取得した8個の差圧の平均値(J/8)をオフセット値JOFF として保持する。そして、マイコン40は、STEP56から図4のSTEP1に戻り、運転スイッチ31がON操作されればSTEP2以降の処理を実行する。尚、オフセット値JOFF は不揮発性のメモリ(図示しない)に保持され、ガス温風暖房機への電源供給が遮断されても消失しない。
【0049】
また、図6のSTEP61で使用者により運転スイッチ31がON操作されたときは、マイコン40はサブルーチンの実行を中止してSTEP56に分岐し、STEP56から図4のSTEP1に戻って、STEP2以降の処理を実行する。この場合にはオフセット値JOFF は更新されず、前回の更新時に保持されたオフセット値JOFF が使用される。
【0050】
図4のSTEP2は、カウンタ変数CNT1とCNT2、及び演算変数SとSの初期設定処理であり、マイコン40はこれらの変数を0とする。続くSTEP3〜STEP11、及びSTEP8から分岐したSTEP30〜STEP31は、平均差圧算出手段51による平均差圧APの算出処理と、平均判定値算出手段53による平均判定値AJの算出処理である。
【0051】
平均差圧算出手段51は、STEP3で差圧センサ18により検出された差圧ΔPを所得し、STEP5で該差圧ΔPを演算変数Sに加算する。一方、平均判定値算出手段53は、STEP4で閉塞判定値設定手段52により設定された閉塞判定値J(燃焼ファン10の回転数の変化に応じて変更されるオフセット値JOFF からの変化量)を取得し、STEP6で該閉塞判定値Jを演算変数Sに加算する。
【0052】
このように、平均差圧算出手段51と平均判定値算出手段53は、同期して(同じタイミングで)、それぞれ、差圧ΔPと閉塞判定値Jを取得する。そして、STEP7でカウントアップされるカウンタ変数CNT1が、STEP8で8に達していないときはSTEP30に分岐して1秒タイマをスタートし、STEP31で該1秒タイマがタイムアップするのを待って、STEP3に戻る。そして、再びSTEP3〜STEP8の処理を実行する。
【0053】
即ち、STEP8でカウンタ変数CNT1が8となるまで、平均差圧算出手段51と平均判定値算出手段53は、1秒毎に、同期してそれぞれ8個の差圧ΔPと閉塞判定値Jを取得する。
【0054】
そして、平均差圧算出手段51は、次のSTEP9で、取得した8個の差圧ΔPの平均値を平均差圧APとして算出する。また、平均判定値算出手段53は、STEP10で、取得した8個の閉塞判定値Jの平均値に上述したオフセット値JOFF を加算して平均判定値AJを算出する。
【0055】
このように、平均差圧算出手段51による差圧ΔPと、平均判定値算出手段53による判定値Jの取得を同期して行うことで、8個の差圧ΔPと閉塞判定値Jを取得する間に燃焼ファン10の回転数が変化した場合であっても、該変化の影響を取込んだ形で平均差圧APと平均判定値AJが算出される。
【0056】
そして、次のSTEP12で、閉塞検知手段54は、平均差圧APと平均判定値AJとを比較し、平均差圧APが平均判定値AJ以下となったときに、給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると判断する。これにより、燃焼ファン10の回転数が頻繁に変化する場合であっても、給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無を精度良く検知することができる。
【0057】
次のSTEP13〜STEP16、及びSTEP14から分岐したSTEP40は、閉塞検知手段54により、給気通路8又は排気通路9の閉塞の瞬間的な誤検知がなされたときに、バーナ5の燃焼が禁止されてしまうことを防止するための処理である。
【0058】
燃焼禁止手段55は、STEP12で、閉塞検知手段54により給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると判断されたとき(AJ≧AP)は、図5のSTEP13に進んでカウンタ変数CNT2をカウントアップする。
【0059】
そして、続くSTEP14でカウンタ変数CNT2が3に達していないときは、STEP14からSTEP40に分岐して、カウンタ変数CNT1と演算変数S,Sを0としてSTEP3に分岐し、再び給気通路8又は排気通路9の閉塞の有無の検知を行う。
【0060】
一方、STEP12で、閉塞検知手段54により給気通路8又は排気通路9が閉塞状態でない(AJ<AP)と判断されたときには、STEP12からSTEP2に分岐してカウンタ変数CNT2は0となる。そのため、STEP14でカウンタ変数CNT3が3となるのは、STEP12で、閉塞検知手段54により3回(本発明の所定回数に相当する)連続して給気通路8又は排気通路9が閉塞状態である(AJ≧AP)と判断された場合である。
【0061】
そして、燃焼禁止手段55は、STEP14でカウンタ変数CNT2が3となったとき、即ち、STEP12で、閉塞検知手段54により3回連続して給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると判断されたときに、給気通路8又は排気通路9が確実に閉塞状態にあると判断してSTEP15に進み、燃焼制御手段50に対してバーナ5の燃焼作動を禁止することを指示する。
【0062】
これにより、バーナ5の点火前であればバーナ5の点火が禁止され、バーナ5が燃焼中であれば、燃焼制御手段50は第1電磁弁20と第2電磁弁21を閉弁して、バーナ5の燃焼を強制的に停止する。そして、次のSTEP16で、マイコン40はランプ駆動回路45を介して異常ランプ33を点灯し、給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあることを使用者に報知する。
【0063】
このように、閉塞検知手段54により、3回連続して給気通路8又は排気通路9が閉塞状態にあると判断されたときに、上述した燃焼禁止手段55によるバーナ5の燃焼禁止と、マイコン40による異常ランプ33の点灯を行うようにすることで、屋外からの風の影響等により、瞬間的に給気通路8内を流れる空気の流量が減少した状態となり、STEP12で、平均差圧APが平均判定値AJ以下となった場合に、実際には給気通路8又は排気通路9が閉塞状態でないにも拘わらず、上述したバーナ5の燃焼禁止と異常ランプ33の点灯が行われることを防止することができる。
【0064】
尚、本実施の形態においては、オリフィス17の上流側と下流側に接続する2つの入力ポートを有し、オリフィス17の上流側の空気圧と下流側の空気圧との差圧ΔPを検出する差圧センサ18を用いて本発明の空気流量把握手段を構成したが、オリフィス17の上流側の空気圧を検出する圧力センサと、オリフィス17の下流側の空気圧を検出する圧力センサを別個に設け、各センサの検出圧力をマイコン40に入力して差圧ΔPを算出するようにしてもよい(この場合には、2個の圧力センサと、オリフィス17と、マイコン40の差圧ΔPの算出部とにより本発明の空気流量把握手段が構成される)。
【0065】
さらに、本発明の空気流量把握手段の構成はオリフィス17を用いて空気の流量を把握する構成に限られない。例えば、給気通路8又は排気通路9に設けた風量センサによって本発明の空気流量把握手段を構成し、該風量センサの検出出力を本発明の空気の流量の把握値としてもよく、また、燃焼室6への空気の供給量の変化に応じてバーナ5の燃焼状態が変化することから、フレームロッド16によって本発明の空気流量把握手段を構成し、フレームロッド16の検出出力を本発明の空気の流量の把握値としてもよい。
【0066】
また、本実施の形態では、オリフィス17を差圧センサ18を給気通路8に設けたが、これらを排気通路9に設けても良い。
【0067】
また、本実施の形態では、本発明の燃焼装置の例として強制給排気式のガス温風暖房機を示したが、本発明の燃焼装置はこれに限られず、強制給排気式の給湯器等の他の種類の燃焼装置であってもよい。
【0068】
また、本実施の形態では、ガスを燃料とするバーナを備えた燃焼装置を示したが、灯油等の他の種類の燃料を使用するバーナを備えた燃焼装置に対しても本発明の適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】強制給排気式のガス温風暖房機の全体構成図。
【図2】図1に示したガス温風暖房機の制御ブロック図。
【図3】閉塞検知で使用される閉塞判定値のデータテーブル。
【図4】閉塞検知の実行フローチャート。
【図5】閉塞検知の実行フローチャート。
【図6】閉塞検知の実行フローチャート。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…送風路、3…対流ファン、4…加熱手段、5…バーナ、6…燃焼室、7…熱交換器、8…給気通路、9…排気通路、10…燃焼ファン、11…回転羽根、12…燃焼ファンモータ、13…回転数センサ、14…ガス供給管、15…点火電極、16…フレームロッド、17…オリフィス、18…差圧センサ、20…第1電磁弁、21…第2電磁弁、22…ガス比例弁、23…吸気口、24…吹出口、25…エアフィルタ、26…ルーバ、27…回転羽根、28…対流ファンモータ、29…室温センサ、30…コントローラ、31…運転スイッチ、32…室温設定スイッチ、33…警報ランプ、34…リモコン、40…マイクロコンピュータ(マイコン)、50…燃焼制御手段、51…平均差圧算出手段、52…閉塞判定値設定手段、53…平均判定値算出手段、54…閉塞検知手段、55…燃焼禁止手段

Claims (3)

  1. バーナと、該バーナに燃焼用空気を供給する給気通路と、該バーナの燃焼排気を排出する排気通路と、該給気通路と該排気通路に空気流を生じさせるファンと、前記バーナの目標燃焼量に応じて前記ファンの回転数を変更するファン制御手段と、前記給気通路又は前記排気通路に流れる空気の流量を把握する空気流量把握手段と、前記ファンの回転数に応じて前記給気通路又は排気通路の閉塞の有無を検知するための閉塞判定値を設定する閉塞判定値設定手段と、前記空気量把握手段による空気の流量の把握値が前記閉塞判定値以下となったときに前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断する閉塞検知手段と、該閉塞検知手段により前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断されたときに前記バーナの燃焼作動を禁止する燃焼禁止手段とを備えた燃焼装置において、
    前記空気流量把握手段による空気の流量の把握値を複数個取得し、該複数個の把握値を平均した平均把握値を算出する平均把握値算出手段と、該平均把握値算出手段が前記複数個の把握値を取得する際に、該平均把握値算出手段が各把握値を取得する時の前記閉塞判定値を取得し、取得した複数個の閉塞判定値を平均した平均判定値を算出する平均判定値算出手段を設け、
    前記閉塞検知手段は、前記平均把握値が前記平均判定値以下となったときに、前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断するようにしたことを特徴とする燃焼装置。
  2. 前記燃焼禁止手段は、前記閉塞検知手段により、所定回数以上連続して前記給気通路又は前記排気通路が閉塞状態にあると判断されたときに、前記バーナの燃焼作動を禁止することを特徴とする請求項1記載の燃焼装置。
  3. 前記燃焼装置は、室温を検出する温度検出手段と、該温度検出手段の検出温度が所定の目標室温と一致するように前記目標燃焼量を変更する目標燃焼量変更手段とを備えた強制給排気式の暖房機であることを特徴とする請求項1又は2記載の燃焼装置。
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