JP3712087B2 - 異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異方導電膜テープを回路基板等に貼付ける異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置では、図6に示すようにトレイ9と、回路基板8とが加熱圧着ヘッド11に対して左右対称に置かれ、テーブル10をテープ貼り位置まで前進させ、そこで異方導電膜テープ1はテンションロール3及び錘り14により適切な張力を保たれたまま、回路基板8を挟んで固定爪5と反対の位置までを第1移動爪4により引き出される。ここで、固定爪5は一定のストロークの下で上下方向及び前後方向に可動であるが、左右方向には固定されている。また、第1移動爪4は一定のストロークの下で上下方向及び前後方向に可動であり、左右方向には任意位置へ移動できる。各爪は独立して爪の開閉動作が可能である。次に、固定爪5が異方導電膜テープ1を挟む。続いて、異方導電膜テープ1の適当な張力を保たったまま両端の爪が下降し、異方導電膜テープ1が回路基板8に置かれる。図7は、図6を加熱圧着ヘッド11の方向から見たときの異方導電膜テープ引出しを示す平面図である。図7において、回路基板8への加圧が均一となるように加圧シリンダー加圧中心線18と回路基板圧着部中心線19が一致している。次に、図8に示すように異方導電膜テープ1は加熱圧着ヘッド11が装着された加圧シリンダー13により回路基板8に加熱圧着される。続いて固定爪5に隣接されたニクロム線式の異方導電膜テープカッター7が異方導電膜テープ1に接触するまで上昇し、テープを溶断する。
【0003】
実際の試作時や量産時には、回路基板8の様々のサイズに合わせて何種類かのサイズのトレイ9を用意しておき、トレイ9をテーブルにセットする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のごとき従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置にあっては、多種類ある回路基板8のサイズに合わせてトレイ9を複数用意し、異方導電膜テープの加熱圧着を行うため、回路基板8がトレイ9の左右方向寸法に対して必要以上に小さいとき、良好な圧着結果を得ることを最優先すれば、テープの無駄な部分が生じてしまい、一方、異方導電膜テープの節約を最優先すれば、良好な圧着結果が得られないという不具合があった。
【0005】
つまり、図3に示すように、加圧シリンダー加圧中心線18すなわち加熱圧着ヘッド11の推力中心であり形状が左右対称になる中心線と、回路基板圧着部中心線19すなわち回路基板8の圧着エリアの面積が左右均等になる中心線とが一致するように回路基板8を配置の場合は、回路基板8の圧着エリアに左右対称の圧力がかかるために良好な圧着結果となるが、長さLの無駄な部分が生じてしまうという不具合があった。
【0006】
ここで、回路基板8の圧着部を支える受台の頂面と、加熱圧着ヘッド11の先端面の平行度、つまり両者の面と面を接触させた時の密着度は十分に出ているものとする。
【0007】
また、図4に示すように、異方導電膜テープの節約のために回路基板8を、固定爪5の近傍に配置の場合は、加圧シリンダー加圧中心線18に対して回路基板圧着部中心線19が固定爪5のある左側へずれているため、加圧シリンダー加圧中心線18に近い回路基板8の端側に加熱圧着ヘッド11からの圧が特に加わり、良好な圧着結果にならないという不具合があった。
【0008】
この場合、加圧シリンダー13により与えられる加圧推力の中心と、圧着部の反力、この場合、右端側程加圧力が大きくなる非対称の偏在分布荷重となるが、この分布荷重を等価集中荷重で置き換えるよう考えることが出来るが、これら2つの力は、向きが反対で力点間にある距離を持っている。従って偶力が発生する。
【0009】
このため、加熱圧着ヘッド11及びその上下動案内機構部に曲げモーメントが発生する。その結果、トレイ9の受台頂面と、加熱圧着ヘッド11の先端面の平行度が狂い、トレイ9上に置かれる回路基板8の圧着部面と加熱圧着ヘッド11の先端面の密着度、つまり圧力分布の均一性が悪化する。そこで、偏圧を分散させ圧力の均等化を図るため、通常は加熱圧着ヘッド11にシリコーンゴム等のクッション材を介在させて圧着作業を行なう。しかし、この方法でも、やはり幾らかの圧着ムラが発生しやすい。また、偶力による曲げモーメント力を打ち消すため、図5に示すように、加熱圧着ヘッド11の加圧シリンダー加圧中心線18に対して左右対称になるように2つの回路基板8とトレイ9をテーブル10に置く方法がとられる。しかし、この方法では、同じサイズの回路基板が常に必要となるため装置使用上制約が生じてしまう。
【0010】
したがって、図3に示すように良好な圧着結果を最優先することで生じていたテープの無駄な長さLを節約する必要がある。
【0011】
そこで、本発明は、異方導電膜テープを回路基板に加熱圧着するに際し、テープを回路基板に均一に加熱圧着するとともに、テープ使用の無駄を無くした異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明は、
回路基板のサイズに対応し、かつ、換装可能である回路基板を載置するトレイと、このトレイを固定するテーブルとを有し、該テーブルは直線案内により前後に移動するとともに、任意の位置で停止できるようにした異方導電膜テープを回路基板に貼り付る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置において、
リール状に巻いた異方導電膜テープの端部を挟んで引き出し、回路基板のサイズに対応して該テーブルの移動方向に対して左右方向に移動し、その方向内で任意の位置で停止できる第1移動爪と、
引き出し元側で回路基板のサイズに対応した待機位置が該第1移動爪と同じく左右の方向に移動し、その方向内で任意の位置で停止するようにした第2移動爪と、
第2移動爪近傍に設けられ、この第2移動爪と同時に左右方向へ移動する異方導電膜テープを切断するカッターと、
を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明であって、
上記トレイは、回路基板の圧着部面積が左右均等となる回路基板加圧部中心線と、加熱圧着ヘッドの推力中心となる加圧シリンダーセンターの加圧中心線とを一致させる外周ストッパーと、回路基板を固定させる吸着パッドと、
を有することを特徴とする。
【0014】
この発明では、回路基板に応じて待機位置を変える第2移動爪と、第1移動爪で異方導電膜テープが引き出され、外周ストッパーと、回路基板を固定させる吸着パッドとを有するトレイに回路基板を実装する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本実施の形態における異方導電膜テープ貼り付け用熱圧着装置が回路基板8に異方導電膜テープ1の加熱圧着を行う際の概略構成図である。ここで、従来の技術としての図6と比べて特に異なるのは、固定爪5が第2移動爪6となっており、異方導電膜テープカッター7が左右へ移動する点である。
【0017】
図1において、加圧シリンダー13の先端には、加熱部12と、加熱圧着ヘッド11とが装着されている。この構成において、加圧シリンダー13は、加圧を行う。加熱部12は、加熱圧着ヘッド11の加熱を行う。
【0018】
加熱圧着ヘッド11は、加圧シリンダ13による加圧と加熱部12による加熱とをうけて、回路基板8に異方導電膜テープ1を貼り付けるための加熱圧着を行う。
【0019】
テーブル10は、回路基板8を実装するためのトレイ9が装着され、図2に示す加圧シリンダー加圧中心線18に沿った前後の方向へ移動する。
【0020】
異方導電膜テープ1は、テープリール16に巻かれている。テープリール16は、モータ15に装着されている。モータ15はシーケンサーの指令により回転する。異方導電膜テープ1のセッティング、テープリール16の交換時に便宜を図り、手動で正転、逆転が出来るスイッチを設けた。第1移動爪4が右に移動して異方導電膜テープ1を引き出すと、テンションロール3は下方へ移動する。回路基板8へ異方導電膜テープ1の加熱圧着が完了し異方導電膜テープカッター7によりテープがカットされた後、モータ15は自動的に正転し、それに伴ないテンションロール3は上昇する。図には記載していないが、テンションロール3の上限位置をセンサーで検知し、この入力信号によりシーケンサーを介してモータ15を停止させる。従って、テープリール16に巻かれた異方導電膜テープ1の量によって異方導電膜テープ1に過重な張力がかかることが無い。
【0021】
錘14とテンションロール3は、引き出された異方導電膜テープ1に常に適切な張力を保持させる。異方導電膜テープ1が皺になったりたるんだりしないように張力の保持を行う。錘14の重さは、異方導電膜テープ1の張力が50〜100gとなるように設定した。
【0022】
ガイドロール2は、第1移動爪4または第2移動爪6が異方導電膜テープ1を引き出す際に、移動爪の運動方向と水平になるように配置されている。
【0023】
このような構成において、本実施の形態における第1移動爪4と第2移動爪6による異方導電膜テープ1の引出し方法について詳細な説明を行う。
【0024】
トレイ9は、種々のサイズの回路基板8に合わせてユーザが選択する。テーブル10の上にトレイ9を装着する。このときの位置決めは外周ストッパーまたは位置決めピンを使用する。テーブル10は、加熱圧着を行う位置より後退した位置にあり、第1移動爪4は爪を閉じて異方導電膜テープ1を挟んで上方で待機している。
【0025】
ここで、図示しないがテーブル10にはセンサが設置され、トレイ9の種別を検知する。一方、トレイ9の底面にはテーブル10のセンサが識別するための、穴付き受光部を設置した。本装置は、この検知信号を受けて予め設定されたデータにより、異方導電膜テープカッター7を併設した第2移動爪6と第1移動爪4を、ガイドロール2の配置された位置の高さで以て、パルスモータなどの移動手段により自動的に左右方向に移動させる。
【0026】
異方導電膜テープ1の無駄な部分が生じないように、第2移動爪6の初期待機位置は、図2に示すようにトレイ9に隣接するように設定されている。
【0027】
尚、このとき加熱圧着ヘッド11が異方導電膜テープ1を加熱圧着する際、トレイ9と第2移動爪に併設された異方導電膜テープカッター7が接触しないように設定されているのはいうまでもない。
【0028】
図2に示すように、トレイ9の上に異方導電膜テープ1を加熱圧着させる回路基板8を搭載する。回路基板8は、手作業でトレイ9の上に設けられた外周ストッパーに押しつけて加圧シリンダー加圧中心線18と回路基板加圧部中心線19が一致するように位置決めし、真空吸着パッドで固定する。
【0029】
テーブル10が、トレイ9と、トレイ9に搭載された回路基板8とを載せたまま、所定の位置すなわち加熱圧着を行う位置までパルスモータなどの移動手段により前進してその位置で停止する。
【0030】
第1移動爪4は、異方導電膜テープ1を装置正面から見て奥側より挟み、上方すなわちガイドロール2からの異方導電膜テープ1の出口と水平位置及び下方すなわち回路基板8より下で、テーブル10よりも上面の位置に上下移動し、前後方向への動作に関して、手前側すなわち異方導電膜テープ1を挟む位置と、奥側への後退の2つのポジションで移動する。
【0031】
一方、第2移動爪6は、異方導電膜テープ1を装置正面から見て手前側より挟み、上方すなわちガイドロール2からの異方導電膜テープ1の出口と水平位置及び下方すなわち回路基板8より下で、テーブル10よりも上面の位置に上下移動し、前後方向の動作に関して、奥側すなわち異方導電膜テープ1を挟む位置と、手前側への後退の2つのポジションで移動する。これらに加え、各爪は独立して開閉動作が行われる。
【0032】
本発明の一実施例として、一連の動作形態について以下に記述する。下記動作順序に関しては、特にこれにこだわるものではない。他の動作手順の組み合わせも実施出来るものである。説明のため、異方導電膜テープ1が引き出される直前を初期とし、5段階に分けて詳述する。
【0033】
(a)初期
第1移動爪4は上方で且つ手前側にて閉じており、異方導電膜テープ1を挟んでいる。第2移動爪6は上方で且つ手前側にて開いている。
【0034】
(b)第1段階
第1移動爪4はトレイ9の右端側へ移動し、異方導電膜テープ1を引き出す。異方導電膜テープ1には、テンションロール3により適切な張力が与えられている。テンションロール3は次第に降下して停止する。第2移動爪6はトレイ9の左端寄りへ、待機の位置から見て右側方向へと移動する。
【0035】
(c)第2段階
第1移動爪4は下方へ移動する。第2移動爪6は前進して爪を閉じ、そして下方へ移動する。両者の下降のタイミングは同時が好ましい。次いで、加熱圧着ヘッド11が降下して、所定時間の加熱圧着が行われる。尚、加圧シリンダー13のエアー圧力は予め適正値に設定しておく。この間に、ニクロム線製の異方導電膜テープカッター7に通電し、1秒程度遅れて上昇させ溶断する。そして、タイマー設定により数秒後に降下させ電流をカットする。加熱圧着ヘッド11は上昇する。
【0036】
(d)第3段階
第1移動爪4は爪を開き、即座に右へ小さく移動させる。これは爪に異方導電膜テープ1が貼り付いているところをせん断力で離すため行わせた。尚、各爪ともグリップ部にはテフロンチューブの取り付けを採用し、接着剤層が貼り付きにくくしている。次いで、奥側へ移動しつつ、上昇させ、更に爪を閉じる(第2移動爪6は停止したまま)。
【0037】
(e)第4段階
第1移動爪4は左方へ移動し始める。第2移動爪6は上昇しつつ、左方へ移動して初期位置へ戻る。第1移動爪4は爪を開き手前側へ前進して再び爪を閉じ、異方導電膜テープ1を挟む。次いで、モータ15が正転し、テンションロール3が上限位置に来たところで停止する。
【0038】
(f)第5段階
第2移動爪6の爪が開き、後退して初期位置へ戻る。
【0039】
上記第2段階で、加熱圧着ヘッド11による回路基板8への異方導電膜テープ1の加熱圧着は、回路基板8がすでに加圧シリンダー加圧中心線と回路基板圧着部中心線と一致するように搭載されているので、回路基板圧着部中心線に対して加圧は左右対称となり、ここにおいて異方導電膜テープ1が第1移動爪4と第2移動爪6により端と端をはさまれて適切な張力を保たれたまま回路基板8のサイズに応じた適切な長さで加熱圧着されるので、圧着ムラ、気泡混入などのない良好な加熱圧着の結果が得られるとともに無駄なテープの部分を節約できる。
【0040】
ここで、この回路基板8の別のところに加熱圧着を行う場合は、テーブルがその位置まで移動する。
【0041】
尚、この回路基板8への加熱圧着が全て終了して、異なるサイズの回路基板8への加熱圧着を行う場合は、ユーザがトレイ9の交換を行う必要がある。トレイ9の交換後は、第1移動爪と第2移動爪の待機位置が回路基板8のサイズに応じて変化する。以後、同様の加熱圧着の工程を行う。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、テープカッターを併設した第2移動爪の待機位置が回路基板の各種サイズに応じてトレイの近傍に設定され、第1移動爪が回路基板の各種サイズに応じて異方導電膜テープを引き出すようにしたので、適切な長さに異方導電膜テープを引き出してテープカッターにより好ましいカット位置で切断することができ、また、トレイによる回路基板の位置決めで均等な加圧になるようにしたので、圧着ムラ、気泡混入などのない良好な加熱圧着の結果が得られるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の概略構成を示す正面図。
【図2】図1に示した異方導電膜テープ引出し時の平面図。
【図3】従来の異方導電膜テープ引出し時の一例を示す平面図。
【図4】従来の異方導電膜テープ引出し時の一例を示す平面図。
【図5】従来の異方導電膜テープ引出し時の一例を示す平面図。
【図6】従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の概略を示す正面図。
【図7】図6に示した異方導電膜テープ引出しを示す平面図。
【図8】従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の圧着時を示す正面図。
【符号の説明】
1 異方導電膜テープ
2 ガイドロール
3 テンションロール
4 第1移動爪
5 固定爪
6 第2移動爪
7 異方導電膜テープカッター
8 回路基板
9 トレイ
10 テーブル
11 加熱圧着ヘッド
12 加熱部
13 加圧シリンダー
14 錘り
15 モーター
16 テープリール
17 異方導電膜テープカット位置
18 加圧シリンダー加圧中心線
19 回路基板圧着部中心線
20 好ましいカット位置
【発明の属する技術分野】
本発明は、異方導電膜テープを回路基板等に貼付ける異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置では、図6に示すようにトレイ9と、回路基板8とが加熱圧着ヘッド11に対して左右対称に置かれ、テーブル10をテープ貼り位置まで前進させ、そこで異方導電膜テープ1はテンションロール3及び錘り14により適切な張力を保たれたまま、回路基板8を挟んで固定爪5と反対の位置までを第1移動爪4により引き出される。ここで、固定爪5は一定のストロークの下で上下方向及び前後方向に可動であるが、左右方向には固定されている。また、第1移動爪4は一定のストロークの下で上下方向及び前後方向に可動であり、左右方向には任意位置へ移動できる。各爪は独立して爪の開閉動作が可能である。次に、固定爪5が異方導電膜テープ1を挟む。続いて、異方導電膜テープ1の適当な張力を保たったまま両端の爪が下降し、異方導電膜テープ1が回路基板8に置かれる。図7は、図6を加熱圧着ヘッド11の方向から見たときの異方導電膜テープ引出しを示す平面図である。図7において、回路基板8への加圧が均一となるように加圧シリンダー加圧中心線18と回路基板圧着部中心線19が一致している。次に、図8に示すように異方導電膜テープ1は加熱圧着ヘッド11が装着された加圧シリンダー13により回路基板8に加熱圧着される。続いて固定爪5に隣接されたニクロム線式の異方導電膜テープカッター7が異方導電膜テープ1に接触するまで上昇し、テープを溶断する。
【0003】
実際の試作時や量産時には、回路基板8の様々のサイズに合わせて何種類かのサイズのトレイ9を用意しておき、トレイ9をテーブルにセットする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のごとき従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置にあっては、多種類ある回路基板8のサイズに合わせてトレイ9を複数用意し、異方導電膜テープの加熱圧着を行うため、回路基板8がトレイ9の左右方向寸法に対して必要以上に小さいとき、良好な圧着結果を得ることを最優先すれば、テープの無駄な部分が生じてしまい、一方、異方導電膜テープの節約を最優先すれば、良好な圧着結果が得られないという不具合があった。
【0005】
つまり、図3に示すように、加圧シリンダー加圧中心線18すなわち加熱圧着ヘッド11の推力中心であり形状が左右対称になる中心線と、回路基板圧着部中心線19すなわち回路基板8の圧着エリアの面積が左右均等になる中心線とが一致するように回路基板8を配置の場合は、回路基板8の圧着エリアに左右対称の圧力がかかるために良好な圧着結果となるが、長さLの無駄な部分が生じてしまうという不具合があった。
【0006】
ここで、回路基板8の圧着部を支える受台の頂面と、加熱圧着ヘッド11の先端面の平行度、つまり両者の面と面を接触させた時の密着度は十分に出ているものとする。
【0007】
また、図4に示すように、異方導電膜テープの節約のために回路基板8を、固定爪5の近傍に配置の場合は、加圧シリンダー加圧中心線18に対して回路基板圧着部中心線19が固定爪5のある左側へずれているため、加圧シリンダー加圧中心線18に近い回路基板8の端側に加熱圧着ヘッド11からの圧が特に加わり、良好な圧着結果にならないという不具合があった。
【0008】
この場合、加圧シリンダー13により与えられる加圧推力の中心と、圧着部の反力、この場合、右端側程加圧力が大きくなる非対称の偏在分布荷重となるが、この分布荷重を等価集中荷重で置き換えるよう考えることが出来るが、これら2つの力は、向きが反対で力点間にある距離を持っている。従って偶力が発生する。
【0009】
このため、加熱圧着ヘッド11及びその上下動案内機構部に曲げモーメントが発生する。その結果、トレイ9の受台頂面と、加熱圧着ヘッド11の先端面の平行度が狂い、トレイ9上に置かれる回路基板8の圧着部面と加熱圧着ヘッド11の先端面の密着度、つまり圧力分布の均一性が悪化する。そこで、偏圧を分散させ圧力の均等化を図るため、通常は加熱圧着ヘッド11にシリコーンゴム等のクッション材を介在させて圧着作業を行なう。しかし、この方法でも、やはり幾らかの圧着ムラが発生しやすい。また、偶力による曲げモーメント力を打ち消すため、図5に示すように、加熱圧着ヘッド11の加圧シリンダー加圧中心線18に対して左右対称になるように2つの回路基板8とトレイ9をテーブル10に置く方法がとられる。しかし、この方法では、同じサイズの回路基板が常に必要となるため装置使用上制約が生じてしまう。
【0010】
したがって、図3に示すように良好な圧着結果を最優先することで生じていたテープの無駄な長さLを節約する必要がある。
【0011】
そこで、本発明は、異方導電膜テープを回路基板に加熱圧着するに際し、テープを回路基板に均一に加熱圧着するとともに、テープ使用の無駄を無くした異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明は、
回路基板のサイズに対応し、かつ、換装可能である回路基板を載置するトレイと、このトレイを固定するテーブルとを有し、該テーブルは直線案内により前後に移動するとともに、任意の位置で停止できるようにした異方導電膜テープを回路基板に貼り付る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置において、
リール状に巻いた異方導電膜テープの端部を挟んで引き出し、回路基板のサイズに対応して該テーブルの移動方向に対して左右方向に移動し、その方向内で任意の位置で停止できる第1移動爪と、
引き出し元側で回路基板のサイズに対応した待機位置が該第1移動爪と同じく左右の方向に移動し、その方向内で任意の位置で停止するようにした第2移動爪と、
第2移動爪近傍に設けられ、この第2移動爪と同時に左右方向へ移動する異方導電膜テープを切断するカッターと、
を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項2の発明は、請求項1記載の発明であって、
上記トレイは、回路基板の圧着部面積が左右均等となる回路基板加圧部中心線と、加熱圧着ヘッドの推力中心となる加圧シリンダーセンターの加圧中心線とを一致させる外周ストッパーと、回路基板を固定させる吸着パッドと、
を有することを特徴とする。
【0014】
この発明では、回路基板に応じて待機位置を変える第2移動爪と、第1移動爪で異方導電膜テープが引き出され、外周ストッパーと、回路基板を固定させる吸着パッドとを有するトレイに回路基板を実装する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本実施の形態における異方導電膜テープ貼り付け用熱圧着装置が回路基板8に異方導電膜テープ1の加熱圧着を行う際の概略構成図である。ここで、従来の技術としての図6と比べて特に異なるのは、固定爪5が第2移動爪6となっており、異方導電膜テープカッター7が左右へ移動する点である。
【0017】
図1において、加圧シリンダー13の先端には、加熱部12と、加熱圧着ヘッド11とが装着されている。この構成において、加圧シリンダー13は、加圧を行う。加熱部12は、加熱圧着ヘッド11の加熱を行う。
【0018】
加熱圧着ヘッド11は、加圧シリンダ13による加圧と加熱部12による加熱とをうけて、回路基板8に異方導電膜テープ1を貼り付けるための加熱圧着を行う。
【0019】
テーブル10は、回路基板8を実装するためのトレイ9が装着され、図2に示す加圧シリンダー加圧中心線18に沿った前後の方向へ移動する。
【0020】
異方導電膜テープ1は、テープリール16に巻かれている。テープリール16は、モータ15に装着されている。モータ15はシーケンサーの指令により回転する。異方導電膜テープ1のセッティング、テープリール16の交換時に便宜を図り、手動で正転、逆転が出来るスイッチを設けた。第1移動爪4が右に移動して異方導電膜テープ1を引き出すと、テンションロール3は下方へ移動する。回路基板8へ異方導電膜テープ1の加熱圧着が完了し異方導電膜テープカッター7によりテープがカットされた後、モータ15は自動的に正転し、それに伴ないテンションロール3は上昇する。図には記載していないが、テンションロール3の上限位置をセンサーで検知し、この入力信号によりシーケンサーを介してモータ15を停止させる。従って、テープリール16に巻かれた異方導電膜テープ1の量によって異方導電膜テープ1に過重な張力がかかることが無い。
【0021】
錘14とテンションロール3は、引き出された異方導電膜テープ1に常に適切な張力を保持させる。異方導電膜テープ1が皺になったりたるんだりしないように張力の保持を行う。錘14の重さは、異方導電膜テープ1の張力が50〜100gとなるように設定した。
【0022】
ガイドロール2は、第1移動爪4または第2移動爪6が異方導電膜テープ1を引き出す際に、移動爪の運動方向と水平になるように配置されている。
【0023】
このような構成において、本実施の形態における第1移動爪4と第2移動爪6による異方導電膜テープ1の引出し方法について詳細な説明を行う。
【0024】
トレイ9は、種々のサイズの回路基板8に合わせてユーザが選択する。テーブル10の上にトレイ9を装着する。このときの位置決めは外周ストッパーまたは位置決めピンを使用する。テーブル10は、加熱圧着を行う位置より後退した位置にあり、第1移動爪4は爪を閉じて異方導電膜テープ1を挟んで上方で待機している。
【0025】
ここで、図示しないがテーブル10にはセンサが設置され、トレイ9の種別を検知する。一方、トレイ9の底面にはテーブル10のセンサが識別するための、穴付き受光部を設置した。本装置は、この検知信号を受けて予め設定されたデータにより、異方導電膜テープカッター7を併設した第2移動爪6と第1移動爪4を、ガイドロール2の配置された位置の高さで以て、パルスモータなどの移動手段により自動的に左右方向に移動させる。
【0026】
異方導電膜テープ1の無駄な部分が生じないように、第2移動爪6の初期待機位置は、図2に示すようにトレイ9に隣接するように設定されている。
【0027】
尚、このとき加熱圧着ヘッド11が異方導電膜テープ1を加熱圧着する際、トレイ9と第2移動爪に併設された異方導電膜テープカッター7が接触しないように設定されているのはいうまでもない。
【0028】
図2に示すように、トレイ9の上に異方導電膜テープ1を加熱圧着させる回路基板8を搭載する。回路基板8は、手作業でトレイ9の上に設けられた外周ストッパーに押しつけて加圧シリンダー加圧中心線18と回路基板加圧部中心線19が一致するように位置決めし、真空吸着パッドで固定する。
【0029】
テーブル10が、トレイ9と、トレイ9に搭載された回路基板8とを載せたまま、所定の位置すなわち加熱圧着を行う位置までパルスモータなどの移動手段により前進してその位置で停止する。
【0030】
第1移動爪4は、異方導電膜テープ1を装置正面から見て奥側より挟み、上方すなわちガイドロール2からの異方導電膜テープ1の出口と水平位置及び下方すなわち回路基板8より下で、テーブル10よりも上面の位置に上下移動し、前後方向への動作に関して、手前側すなわち異方導電膜テープ1を挟む位置と、奥側への後退の2つのポジションで移動する。
【0031】
一方、第2移動爪6は、異方導電膜テープ1を装置正面から見て手前側より挟み、上方すなわちガイドロール2からの異方導電膜テープ1の出口と水平位置及び下方すなわち回路基板8より下で、テーブル10よりも上面の位置に上下移動し、前後方向の動作に関して、奥側すなわち異方導電膜テープ1を挟む位置と、手前側への後退の2つのポジションで移動する。これらに加え、各爪は独立して開閉動作が行われる。
【0032】
本発明の一実施例として、一連の動作形態について以下に記述する。下記動作順序に関しては、特にこれにこだわるものではない。他の動作手順の組み合わせも実施出来るものである。説明のため、異方導電膜テープ1が引き出される直前を初期とし、5段階に分けて詳述する。
【0033】
(a)初期
第1移動爪4は上方で且つ手前側にて閉じており、異方導電膜テープ1を挟んでいる。第2移動爪6は上方で且つ手前側にて開いている。
【0034】
(b)第1段階
第1移動爪4はトレイ9の右端側へ移動し、異方導電膜テープ1を引き出す。異方導電膜テープ1には、テンションロール3により適切な張力が与えられている。テンションロール3は次第に降下して停止する。第2移動爪6はトレイ9の左端寄りへ、待機の位置から見て右側方向へと移動する。
【0035】
(c)第2段階
第1移動爪4は下方へ移動する。第2移動爪6は前進して爪を閉じ、そして下方へ移動する。両者の下降のタイミングは同時が好ましい。次いで、加熱圧着ヘッド11が降下して、所定時間の加熱圧着が行われる。尚、加圧シリンダー13のエアー圧力は予め適正値に設定しておく。この間に、ニクロム線製の異方導電膜テープカッター7に通電し、1秒程度遅れて上昇させ溶断する。そして、タイマー設定により数秒後に降下させ電流をカットする。加熱圧着ヘッド11は上昇する。
【0036】
(d)第3段階
第1移動爪4は爪を開き、即座に右へ小さく移動させる。これは爪に異方導電膜テープ1が貼り付いているところをせん断力で離すため行わせた。尚、各爪ともグリップ部にはテフロンチューブの取り付けを採用し、接着剤層が貼り付きにくくしている。次いで、奥側へ移動しつつ、上昇させ、更に爪を閉じる(第2移動爪6は停止したまま)。
【0037】
(e)第4段階
第1移動爪4は左方へ移動し始める。第2移動爪6は上昇しつつ、左方へ移動して初期位置へ戻る。第1移動爪4は爪を開き手前側へ前進して再び爪を閉じ、異方導電膜テープ1を挟む。次いで、モータ15が正転し、テンションロール3が上限位置に来たところで停止する。
【0038】
(f)第5段階
第2移動爪6の爪が開き、後退して初期位置へ戻る。
【0039】
上記第2段階で、加熱圧着ヘッド11による回路基板8への異方導電膜テープ1の加熱圧着は、回路基板8がすでに加圧シリンダー加圧中心線と回路基板圧着部中心線と一致するように搭載されているので、回路基板圧着部中心線に対して加圧は左右対称となり、ここにおいて異方導電膜テープ1が第1移動爪4と第2移動爪6により端と端をはさまれて適切な張力を保たれたまま回路基板8のサイズに応じた適切な長さで加熱圧着されるので、圧着ムラ、気泡混入などのない良好な加熱圧着の結果が得られるとともに無駄なテープの部分を節約できる。
【0040】
ここで、この回路基板8の別のところに加熱圧着を行う場合は、テーブルがその位置まで移動する。
【0041】
尚、この回路基板8への加熱圧着が全て終了して、異なるサイズの回路基板8への加熱圧着を行う場合は、ユーザがトレイ9の交換を行う必要がある。トレイ9の交換後は、第1移動爪と第2移動爪の待機位置が回路基板8のサイズに応じて変化する。以後、同様の加熱圧着の工程を行う。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、テープカッターを併設した第2移動爪の待機位置が回路基板の各種サイズに応じてトレイの近傍に設定され、第1移動爪が回路基板の各種サイズに応じて異方導電膜テープを引き出すようにしたので、適切な長さに異方導電膜テープを引き出してテープカッターにより好ましいカット位置で切断することができ、また、トレイによる回路基板の位置決めで均等な加圧になるようにしたので、圧着ムラ、気泡混入などのない良好な加熱圧着の結果が得られるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の概略構成を示す正面図。
【図2】図1に示した異方導電膜テープ引出し時の平面図。
【図3】従来の異方導電膜テープ引出し時の一例を示す平面図。
【図4】従来の異方導電膜テープ引出し時の一例を示す平面図。
【図5】従来の異方導電膜テープ引出し時の一例を示す平面図。
【図6】従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の概略を示す正面図。
【図7】図6に示した異方導電膜テープ引出しを示す平面図。
【図8】従来の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置の圧着時を示す正面図。
【符号の説明】
1 異方導電膜テープ
2 ガイドロール
3 テンションロール
4 第1移動爪
5 固定爪
6 第2移動爪
7 異方導電膜テープカッター
8 回路基板
9 トレイ
10 テーブル
11 加熱圧着ヘッド
12 加熱部
13 加圧シリンダー
14 錘り
15 モーター
16 テープリール
17 異方導電膜テープカット位置
18 加圧シリンダー加圧中心線
19 回路基板圧着部中心線
20 好ましいカット位置
Claims (2)
- 回路基板のサイズに対応し、かつ、換装可能である回路基板を載置するトレイと、このトレイを固定するテーブルとを有し、該テーブルは直線案内により前後方向に移動するとともに、任意の位置で停止できるようにした異方導電膜テープを回路基板に貼り付る異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置において、リール状に巻いた異方導電膜テープの端部を挟んで引き出し、回路基板のサイズに対応して該テーブルの移動方向に対して左右方向に移動し、その方向内で任意の位置で停止できる第1移動爪と、引き出し元側で回路基板のサイズに対応した待機位置が該第1移動爪と同じく左右方向に移動し、その方向内で任意の位置で停止するようにした第2移動爪と、第2移動爪近傍に設けられ、この第2移動爪と同時に左右方向へ移動する異方導電膜テープを切断するカッターと、を備えることを特徴とする異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置。
- 上記トレイは、回路基板の圧着部面積が左右均等となる回路基板加圧部中心線と、加熱圧着ヘッドの推力中心となる加圧シリンダーセンターの加圧中心線とを一致させる外周ストッパーと、回路基板を固定させる吸着パッドと、を有することを特徴とする請求項1記載の異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置。
Priority Applications (1)
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JP22470496A JP3712087B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP22470496A JP3712087B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 異方導電膜テープ貼付け用熱圧着装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH1070352A JPH1070352A (ja) | 1998-03-10 |
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Family Applications (1)
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-
1996
- 1996-08-27 JP JP22470496A patent/JP3712087B2/ja not_active Expired - Fee Related
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