JP3710703B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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    • G05F3/247Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the field-effect type only with compensation for device parameters, e.g. channel width modulation, threshold voltage, processing, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage producing a voltage or current as a predetermined function of the supply voltage

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路に関し、特に半導体集積回路に内蔵された電源電圧発生回路及びかかる半導体集積回路の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビット線とワード線との交点に備えられた容量素子に電荷を蓄積して情報記録を行うメモリ素子であるダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DRAM)においては、回路の微細化に伴い、電源電圧も低下する傾向にある。
【0003】
このため、DRAMが備える容量もサイズの低下に伴って減少傾向にあり、読み出し動作や書き込み動作において、容量素子に蓄積される電荷量も減少することから、リークに対する影響を小さくすることで読み出し動作や書き込み動作に対して充分余裕を持たせることができるよう、読み出し動作や書き込み動作終了後におけるビット線の電位を、電源電圧VDDの半分に設定したメモリ回路が広く用いられている。
【0004】
図13は、電源電圧VDDの半分の電圧を発生する目的で通常用いられている代表的な電源電圧発生回路の構成図である。図13において、抵抗R1及びR2、トランジスタQ1及びQ2により作られる参照電位VMに対し、トランジスタQ3及びQ4のゲートに印加される電位は、トランジスタQ1及びQ2のしきい値電圧をVTとして、それぞれ(VM+VT)及び(VM−VT)で表わされる。
【0005】
この電源電圧発生回路では、トランジスタQ3及びQ4のゲート電圧が一定であることから、トランジスタQ3及びQ4を流れる電流Ids3及びIds4はそれぞれ、(数1)のように表される。
【0006】
(数1)
Ids3=(β/2)・(W/L)・(VM−VBP)2
Ids4=−(β/2)・(W/L)・(VM−VBP)2
したがって、出力VBPの電圧がVMと等しくなるときにIds3=0及びIds4=0となることで回路が安定となる。そして、電圧VBPの上昇もしくは低下に対して(数1)の関係を保ちながら出力段トランジスタQ3あるいはQ4のゲート・ソース間電圧が変化するために、VDDあるいはVSSから出力VBPに供給される電流によって出力VBPの昇圧あるいは降圧動作が行なわれ、出力VBPの電位を一定に保つ動作が行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような電源電圧発生回路では、出力段トランジスタQ3及びQ4に印加されるゲート電圧が一定であるために、ゲート・ソース間電圧の変化で供給できる電流の変化量はあまり大きくならず、過渡応答特性がそれほど良くないという特徴を有している。
【0008】
そして、過渡応答特性を良くするためには、出力段トランジスタQ3及びQ4の能力を大きくする必要があり、それには出力段トランジスタQ3及びQ4の面積を広くするという方法が第一に考えられる。
【0009】
しかしながら、面積を広くするという方法では、(1)電源電圧発生回路自体の面積が大きくなってしまうという問題点と、(2)面積の増加に伴って電源電圧発生回路が消費する電流も増加するという問題点が生じることとなる。
【0010】
図14に、出力電圧VBPと出力バッファの電流能力IBPの関係をグラフに示す。出力段トランジスタQ3及びQ4の面積をそれぞれs(Q3)及びs(Q4)と表したとき、出力段トランジスタQ3及びQ4の面積を変更したQ3’及びQ4’(ゲート長をWからW’へ、ゲート幅をLからL’へと変更したもの)について、電流IBPは(W’/W)・(L/L’)倍となり、電流能力は向上しているが、同時にリーク電流Ileakも大きくなってしまうということで、面積が大きくなるほど効果的に電流能力が増加するというものではないことが明らかである。
【0011】
以上のように、通常用いられているビット線プリチャージ電源電圧発生回路では、課題として過渡応答特性の向上が必要であるものの、電源電圧発生回路のレイアウト面積を過剰に増加させないで過渡応答特性の向上を実現するためには、出力VBPの変化に対し、電圧を所定の値に戻すための電流を供給する出力段のトランジスタが、積極的に電流を流すことができるような回路とすることが必要となる。
【0012】
本発明は、上記問題点を克服するべく、電源電圧発生回路のレイアウト面積を過剰に増加させないで過渡応答特性の向上を図ることができる半導体集積回路及びかかる半導体集積回路における検査方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にかかる半導体集積回路は、機能回路と、前記機能回路の動作に使用される電源電圧発生回路を備えた半導体集積回路であって、前記電源電圧発生回路において、作動点に微小な電圧差を有する参照電圧が入力される一対の差動増幅器によって出力段を形成するトランジスタ群を駆動し、前記一対の差動増幅器と異なる差動増幅器において、前記一対の差動増幅器に入力される前記参照電圧のいずれよりも小さい参照電圧と、前記トランジスタ群のうち対応するトランジスタからの出力電圧との大小比較を行い、出力段を形成する他のトランジスタを駆動し、前記電源電圧発生回路が、それぞれ直列に接続された第一の抵抗器と、第二の抵抗器と、第三の抵抗器と、第四の抵抗器を備えるとともに、第一の差動増幅器と、第二の差動増幅器と、第三の差動増幅器と、第一のトランジスタと、第二のトランジスタと、第三のトランジスタを備えており、前記第一の抵抗器は前記第二の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記第一の電源電位に接続し、前記第四の抵抗器は前記第三の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記接地電位に接続したものであって、前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのゲート端子が、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の出力にそれぞれ接続され、前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのソース端子が、前記第一の電源電位あるいは前記接地電位のいずれかに接続され、前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのドレイン端子が出力端子に接続されたものであって、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の一方の入力が前記出力端子に接続され、前記第一の差動増幅器の他方の入力には前記第一の抵抗器と前記第二の抵抗器の間で作られる第一の参照電圧が、前記第二の差動増幅器の他方の入力には前記第二の抵抗器と前記第三の抵抗器の間で作られる第二の参照電圧が、前記第三の差動増幅器の他方の入力には前記第三の抵抗器と前記第四の抵抗器の間で作られる第三の参照電圧が、それぞれ入力される構成であり、前記電源電圧発生回路を構成する差動増幅器のうち、前記第一の差動増幅器の動作電源電圧を、前記第一の電源電圧よりも高い値を持つ第二の電源電圧により駆動させ、前記第二の差動増幅器あるいは前記第三の差動増幅器は前記第一の電源電圧で駆動させることを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、出力電圧が微小に変化した場合、急激に変化した場合それぞれについて動作する増幅器を異ならせることができ、電圧変化に対して短時間で所定の電圧に戻すことが可能となる。
【0016】
また、所定の電源電圧を発生させるために電流供給を行うトランジスタのゲート電圧を変化させることができるので、出力電圧が所定の値から変動したときの電流供給能力を大きく変化させることができる。また、それぞれの差動増幅器の参照電圧を変化させているため、電流消費が起こらない電圧領域を作ることが容易であることから、電源電圧発生回路の動作時の消費電流あるいは半導体集積回路の製造バラツキに起因する回路内部における異常電流を抑制することも可能となる。
【0019】
さらに、差動増幅器の動作電源を駆動トランジスタの動作電源と独立させることで、差動増幅器が動作する出力電圧設定を広くとることができる。
【0026】
また、本発明にかかる他の構成の半導体集積回路は、機能回路と、前記機能回路の動作に使用される電源電圧発生回路を備えた半導体集積回路であって、前記電源電圧発生回路において、作動点に微小な電圧差を有する参照電圧が入力される一対の差動増幅器によって出力段を形成するトランジスタ群を駆動し、前記一対の差動増幅器と異なる差動増幅器において、前記一対の差動増幅器に入力される前記参照電圧のいずれよりも小さい参照電圧と、前記トランジスタ群のうち対応するトランジスタからの出力電圧との大小比較を行い、出力段を形成する他のトランジスタを駆動し、前記電源電圧発生回路が、それぞれ直列に接続された第一の抵抗器と、第二の抵抗器と、第三の抵抗器と、第四の抵抗器を備えるとともに、
第一の差動増幅器と、第二の差動増幅器と、第三の差動増幅器と、第一のトランジスタと、第二のトランジスタと、第三のトランジスタを備えており、前記第一の抵抗器は前記第二の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記第一の電源電位に接続し、前記第四の抵抗器は前記第三の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記接地電位に接続したものであって、前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのゲート端子が、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の出力にそれぞれ接続され、前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのソース端子が、前記第一の電源電位あるいは前記接地電位のいずれかに接続され、前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのドレイン端子が出力端子に接続されたものであって、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の一方の入力には、前記電源電圧発生回路自体の出力が入力され、前記第一の差動増幅器の他方の入力には前記第一の抵抗器と前記第二の抵抗器の間で作られる第一の参照電圧が、前記第二の差動増幅器の他方の入力には前記第二の抵抗器と前記第三の抵抗器の間で作られる第二の参照電圧が、前記第三の差動増幅器の他方の入力には前記第三の抵抗器と前記第四の抵抗器の間で作られる第三の参照電圧が、それぞれ入力される構成であり、前記電源電圧発生回路で供給される電源電圧を回路全体に分配する配線と、前記供給される電源電圧のうち最も遠い位置から電圧を測定するための配線を独立して備えており、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の一方の入力が、前記電源電圧を測定するための配線の終端に接続されていることを特徴とする。
かかる構成により、電源電圧直下で電圧の検出を行うだけではなく、回路全体の電源供給を確認した後に電源回路の動作制御を行うことができ、半導体集積回路全体の回路規模が大きくなった場合であっても、電源が充分に供給されていないなどの問題を解決し、電源電圧発生回路を適用する場合の制限事項を緩和することができる。また、電源電圧直下で電圧の検出を行うだけではなく、回路全体の電源供給を確認した後に電源回路の動作制御を行うことができ、半導体集積回路全体の回路規模が大きくなった場合であっても、電源が充分に供給されていないなどの問題を解決し、電源電圧発生回路を適用する場合の制限事項を緩和することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路の概略ブロック図であり、図2は、図1で示される半導体集積回路をトランジスタレベルで記述した実装レベルにおける例示図である。
【0030】
図1において、抵抗R1、R2、R3及びR4で作られる参照電位から、参照電圧VA、VB及びVCが作られる。第1の参照電圧VAは、差動増幅器AMP1の負入力に、第2の参照電圧VBは差動増幅器AMP2の負入力にそれぞれ印加されるものとする。また、差動増幅器AMP1及びAMP2それぞれの正入力にはVBPが印加されるものとする。
【0031】
さらに、差動増幅器AMP1の出力はNチャネルトランジスタQ5のゲート端子に、差動増幅器AMP2の出力はPチャネルトランジスタQ4のゲート端子にそれぞれ印加されており、トランジスタQ4のソース端子は電源電圧VDDに、ドレイン端子は出力VBPに接続されるものとする。トランジスタQ5も同様にソース端子を接地電圧VSSに、ドレイン端子をVBPに接続する構成をなしている。
【0032】
加えて、図1に示されるように、この回路では第3の参照電圧VCを、第3の差動増幅器AMP3の負入力に接続した構成となっており、差動増幅器AMP3は正入力にVBPを接続し、出力がPチャネルトランジスタQ6のゲート端子に接続された構成となっている。トランジスタQ6は、ソース端子に電源電圧VDDを、ドレイン端子に出力VBPを接続したものであり、トランジスタQ6のサイズはトランジスタQ4及びQ5のサイズに対して大きく、トランジスタQ6の電流能力もトランジスタQ4及びQ5の電流能力に対して充分大きなものとする。
【0033】
図2に示される半導体集積回路においては、外部からの制御端子として、2系統の制御信号/CTRL、/CTACTを備えている。この制御信号/CTRL、/CTACTは、双方ともに通常はハイレベルであるものとする。制御信号/CTRLから入力される信号がローレベルに変化すると、電圧変換回路X6を介して、Q61のゲート端子に印加される電圧は第2の電源電圧VPPと等しいハイレベルとなり、Q61が非活性状態となることで差動増幅器AMP1への電源電圧VPPの供給を停止する。
【0034】
さらに、インバータX7によって制御信号/CTRLの反転信号を生成するが、制御信号/CTRLがローレベルの時にNチャネルトランジスタQ15がオン状態となり、トランジスタQ5に印加されるゲート電位をローレベルに固定する。同時に、AMP2の構成要素であるPチャネルトランジスタQ25もオン状態となり、トランジスタQ4のゲート電位をハイレベルとして、トランジスタQ3及びQ4による出力VBPへの電流供給を停止させるとともに、制御信号/CTRLによってトランジスタQ26はオフ状態となるために、差動増幅器AMP1及びAMP2は双方ともに停止状態となる。
【0035】
一方、第2の制御信号/CTACTは、差動増幅器AMP3の動作状態を制御する働きを有している。制御信号/CTACTがハイレベルのときには、トランジスタQ35がオフ状態、トランジスタQ36がオン状態となり、差動増幅器AMP3が活性化されることによってトランジスタQ6への電流供給が行われる。しかし、制御信号/CTACTがローレベルとなると、トランジスタQ6のゲート端子に与えられる電位が電源電圧VDDになると同時にトランジスタQ36がオフ状態となり、差動増幅器AMP3が停止状態となる。
【0036】
抵抗R1、R2、R3及びR4で作られる参照電圧VA、VB及びVCは、それぞれ違った値をとることができる。本実施の形態においては、VA、VB及びVCには、それぞれ電圧差が設けてある。これによって、差動増幅器AMP1及びAMP2の電圧設定は、それぞれ出力VBPが参照電圧VAより高い場合、あるいは出力VBPが参照電圧VBより低い場合に動作するように設定されており、VA>VBP>VBの電圧範囲では差動増幅器AMP1及びAMP2による比較動作は行なわれない。これは、拡散による回路の製造工程でのばらつきを要因とする、トランジスタのしきい値変動に対して誤動作を起こさないことを目的としており、この設定によりトランジスタQ4及びQ5が電流供給を行なわない電圧領域を設定している。
【0037】
また、参照電圧VCは、VC<VBの関係が成り立つ電圧に設定されており、差動増幅器AMP3によって駆動されるトランジスタQ6が供給する電流によって出力VBPが過剰に昇圧されることをを防止している機能を有することを特徴とするものである。
【0038】
さらに、図2に示すように差動増幅器AMP1及びAMP2の極性をそれぞれ対称なものにしている。すなわち、NチャネルトランジスタであるQ5を駆動する差動増幅器AMP1は、NチャネルトランジスタQ13及びQ14によりカレントミラー回路が構成されており、参照電圧VAと出力電圧VBPの入力電圧比較にPチャネルトランジスタQ11及びQ12を用いたものであると同時に、PチャネルトランジスタQ4を駆動する差動増幅器AMP2の構成としてPチャネルトランジスタQ23及びQ24によってカレントミラー回路が、参照電圧VB及び出力電圧VBPが入力されるトランジスタとしてNチャネルトランジスタQ21及びQ22を用いた構成となっている。
【0039】
かかる構成によって、NチャネルトランジスタQ5が駆動される電圧に出力電圧VBPがある時、PチャネルトランジスタQ4を流れる貫通電流を抑制する、またPチャネルトランジスタQ4が駆動される電圧にある時はNチャネルトランジスタQ5の貫通電流を抑制する効果が得られると同時に、図3(a)に示されるように、VBPの電圧変化に対するトランジスタQ4及びQ5の電流能力が対称となる特性を示す。
【0040】
図3(b)に、差動増幅器AMP1、AMP2及びAMP3で駆動されるトランジスタQ4、Q5及びQ6による、出力電圧VBPの変動特性を示す。出力電圧VBPが急激に低くなり、VBP<VCの関係が成立するときには、差動増幅器AMP2とAMP3が同時に反応し、出力電圧VBPを参照電圧VCまで戻そうとする。以降は差動増幅器AMP2のみが出力電圧VBPを参照電圧VBまで戻す動作を行なう。また、VBP>VAの関係が成立するときには、差動増幅器AMP1により出力電圧VBPを参照電圧VAまで戻そうとする動作を行なう。
【0041】
また、図2に示されるように、差動増幅器AMP3の電流源として用いられるトランジスタQ37が通常の電流源とは独立して備えられており、トランジスタQ37のソース端子には接地電位が、ゲート端子には制御信号BOOSTが入力される。このBOOSTは通常ローレベルであり、最大の電圧値VDDとしたハイレベルとなる論理制御信号であり、これは電源の外部から導入されるものであって、半導体装置内部に備えられた論理回路の出力であっても、半導体装置外部端子からの与えられる入力のいずれであっても良いものとする。
【0042】
次に、図4に示された半導体集積回路に備えられた抵抗の調整手段について説明を行う。抵抗R1は、抵抗R11、R12、R13、R14、及びR1A、さらにヒューズF11、F12、F13及びF14で構成され、ヒューズF11からF14はそれぞれ抵抗R11からR14の両端の端子に接続しており、通常は全体の抵抗をR1Aとして使用するものである。抵抗R4も同様に、抵抗R41、R42、R43、R44、R4AとR41からR44それぞれの両端に接続されたヒューズF41からF44にて構成するものである。抵抗の倍率は、R12=2×R11、R13=2×R12、R14=2×R13と倍々に大きくなるように設定してある。R41からR44も同様で、ヒューズの切断に応じ、最大R11×15、R41×15の抵抗の増分を行えるよう設計を行っている。
【0043】
また、本発明では、電源回路が動作可能である電圧調整範囲を広くとるために、差動増幅器の動作電圧を調整することを行っており、その詳細は以下に示す通りである。
【0044】
図1における差動増幅器AMP1をトランジスタで記述した回路を図5に示す。図5においては、差動増幅器AMP1を駆動する電圧を、第一の電源電圧VDDより高い値である第二の電源電圧VPPとした構成としている。
【0045】
そして、PチャネルトランジスタQ16及びNチャネルトランジスタQ17によって降圧された電圧VCURを作り、VCURをPチャネルトランジスタQ18のゲート端子に入力する回路構成をなす。Q18は、ソース端子をVPPに、ドレイン端子を差動増幅器AMP1のノードVUPに接続したもので、差動増幅器AMP1を活性化させる電流源となるものである。
【0046】
この機能が有する効果について図5、図6、図7及び図8を参照しながら説明する。まず、図6は従来の差動増幅器AMP1の電流供給源をVDDとした回路を示し、図5に示す本実施の形態にかかる半導体集積回路との比較を目的としたものである。
【0047】
図6においては、図5に示す回路と同様に、NチャネルトランジスタQ13及びQ14で構成されるカレントミラー回路、差動増幅動作を行う入力トランジスタをPチャネルトランジスタQ11及びQ12によって構成されているが、電流供給源であるPチャネルトランジスタQ118のドレイン端子を内部ノードVUPに、ゲート端子を接地電位VSSに、ソース端子を第一の電源電位VDDに、それぞれ接続している。
【0048】
それぞれの回路について、目標の参照電位をVAとVBの中間VREFと記述した時、VREF=1.25Vに設定し、VDD=1.8V、VPP=3.3Vとして出力VBPを0Vから1.8Vまで変動させた場合における図5、図6それぞれに示す差動増幅回路の内部ノードVUPの電圧変化を、図7及び図8のグラフ特性図に示す。
【0049】
なお、図7及び図8においては、各々図5及び図6に含まれる一対の差動増幅器AMP1、AMP2の各ノードにおける電圧をプロットしており、差動増幅器への入力VBPに対する電圧依存性を示すものとなっている。
【0050】
本発明の実施の形態において採用する回路(図5)における結果を示す図7のグラフでは、VBPが目標電圧VREFと等しい時のトランジスタQ18のドレイン−ソース間の電位差は約1.2Vであり、VBPがVREFよりも大きい場合、小さい場合どちらの電圧設定の場合であっても、トランジスタQ18への電流供給能力を失うことはなく、設定電圧に制約を有しない。
【0051】
一方、従来の回路(図6)における結果を示した図8のグラフでは、目標電圧VREFにVBPが近付くとき、ノードVUPの電圧がVDDに限りなく近くなり、電流源となるトランジスタQ118のドレイン−ソース間の電位差は約50mVと見積もられる。その結果、Q118には電流がほとんど流れなくなり、差動増幅器が正常に動作しない。
【0052】
このように、本実施の形態によれば、第一の電源電圧VDDより高い値である第二の電源電圧VPPを電流供給源とすることで、VBPの設定電圧に特に制約がなくなり、差動増幅器が正常に動作しなくなることを未然に回避することが可能となる。
【0053】
また、制御信号/CTRLは、電源回路の外部から入力される信号であり、DRAMの制御回路内に設けられた論理回路の出力信号、あるいは半導体装置の外部入力端子から直接入力される信号のいずれかの方法によって生成されるものとする。
【0054】
制御信号CTACTを生成する回路を図9に、また、その動作タイミングチャートを図10に示す。
【0055】
図9において、DRAMの制御回路で作られるロウアドレスストローブ信号/RASの反転信号をクロックで同期させた信号IRAS、センスアンプ起動信号SE、並びに前述の制御信号/CTRLによって、制御信号CTACTが生成される。
【0056】
すなわち、IRASをバッファX7Aにより所定の時間遅延させた信号と、IRASをインバータX7Bにより論理反転させた信号について、X7Cにより論理積の否定をとる。一方、IRASをインバータX7Bにより論理反転させた信号とタイムアウト信号について、X7Mにより論理和の否定を取ることで、IRASの立ち下がりエッジに同期した所定の幅を持つパルスが生成される。これらの信号を2個の論理積の否定X7D、X7Eで構成されるフリップフロップのセット端子に入力することで、内部ノードTIMERがハイレベルとなる。
【0057】
このとき、トランジスタQ71がオフとなることで、内部ノードM71は、インバータX7Hの働きでローレベルへと変化しようとするが、X7Hの出力とM71の間に設けられた抵抗R71、及びM71と接地電位との間に設けられた容量C71によって、M71の電位は図10に示すように緩やかに変化する。
【0058】
M71の電位がインバータX7Jのスイッチングレベルを下回ると、インバータX7KならびにトランジスタQ72の入力レベルはハイレベルに変化するが、その時も、抵抗R72及び容量C72の働きでノードM72の電位が緩やかに変化し、M72の電圧がインバータX7Lのスイッチングレベルを下回ったときに、出力TIMEOUTはローレベルからハイレベルへと変化する。この信号は、論理和の否定X7Mにより、ノードRESETがローレベルからハイレベルへと変化し、ノードTIMERがローレベルとなることで、タイミング生成回路X7Tの全体が、ノードM71及びM72がハイレベルとなることで初期状態に戻る。
【0059】
上述のように、タイミング生成回路X7Tで生成される、所定の期間ハイレベルになる信号TIMERと、IRAS、SEの論理和をX7Fでとった信号がメモリ活性化時における、VBP電源回路の活性タイミングとなる。
【0060】
この信号は、制御信号/CTRLがハイレベルであれば、論理積X7Gをそのまま通過し、CTACTとして出力されるが、制御信号/CTRLがローレベルにあるときには制御信号/CTRLの出力が優先され、CTACTも常時ローレベルとなる。制御信号/CTRLがローレベルの時には、前述したように差動増幅器AMP1及びAMP2の動作が停止するが、このように差動増幅器AMP3も同時に停止することになる。
【0061】
従って、制御信号/CTRLをローレベルとすることで、出力VBPを外部から印加する検査が実行可能となる。
【0062】
検査の手順としては、まず制御信号/CTRLをローレベルに設定し、出力VBPその他電源電圧の外部印加によりメモリ動作が充分行なえる素子を抜き出し、その位置情報と、最適な出力電圧VBPその他の電圧値を記録することを行う。
【0063】
しかる後に、第二の手順として出力電圧VBPを調整するためにヒューズF11からF14あるいはF41からF44の切断を行い、出力電圧VBPの最適化を行う。
【0064】
そして、第三の手順として各種電源回路を動作させた状態での各種ファンクションテストを実行する。本半導体集積回路を適用するDRAMの制御回路では、冗長アドレスのみを選択したメモリセルへの書き込み/読み出し動作を行なうテストモードを備えているが、この冗長アドレスへのアクセスを行なうテストモードに対しても出力電圧VBPを外部印加するモード、すなわち制御信号/CTRLをローレベルに設定するモードが定義されており、出力電圧VBPの適正化と冗長救済アドレスの使用可否、あるいは欠陥の有無を検査した後に電源回路を適用した各種ファンクションテストを行うことにより、全体の検査に必要とされる時間の短縮を実現することで検査コストの削減を行っている。
【0065】
さらに、本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路では、図11に示されるように、出力電圧VBPと差動増幅器の一方の入力端子とを、独立して備えることが可能である。かかる適用例としては、図12に示されるようなDRAMの電源配線の配置例が挙げられる。図12において、メモリセルアレイに配置される各ビット線に対して電源を供給する電源配線系統となるW1と、W1で配置される最も遠い箇所からW1とは独立した、差動増幅器の一方の入力に接続される電圧検知のための電源配線系統となるW2を備えることが可能となり、もっとも電源が供給されにくい箇所の電圧変動に対してタイミングを決定することができ、すなわち電源供給の安定化を実現することが可能となる。
【0066】
なお、本実施の形態においては、抵抗を抵抗器の記号で示したが、抵抗の材料として比抵抗率の高い導体材料、すなわちポリシリコン等のような材料に特に限定されるものではなく、例えばMOSトランジスタのゲート端子とドレイン端子を共通の配線で接続した半導体による抵抗素子等に置き換えても良い。
【0067】
【発明の効果】
以上のように本発明にかかる半導体集積回路によれば、出力電圧VBPの変動を抑制するために駆動されるトランジスタが、ゲート電圧が動的に変化するために、電圧変動に対する電流能力特性が鋭くなり、過渡応答特性が鋭くなると同時に、駆動トランジスタの面積を小さく抑えることが可能となる。
【0068】
また、一方のトランジスタを駆動する差動増幅器の電源電圧に、回路の他の部分に用いている電源電圧よりも高い第二の電源電圧を導入しているため、差動増幅器が動作する電圧領域が広くとれ、電源の動作設定範囲を広く取ることが可能となる。
【0069】
さらに、電源電圧回路が、検査のために回路の動作を停止させる機能を有するため、電源が非動作状態における検査を容易に行うことが可能となる。したがって、電源を動作させた状態での検査の前に、あらかじめ欠陥や検査規格を満たさないサンプルを落とすことができるので、電源を動作させた状態で検査を行なうサンプルの個数を限定することができ、検査時間を短縮することができ、検査コストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路の構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路の回路図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路の動作特性図
【図4】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路における電圧調整手段の説明図
【図5】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路における特性改善後の差動増幅器の回路図
【図6】 特性改善前の差動増幅器の回路図
【図7】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路における特性改善後の動作特性図
【図8】 特性改善前の半導体集積回路の動作特性図
【図9】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路における制御信号発生回路の例示図
【図10】 制御信号発生回路のタイミングチャート図
【図11】 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路における電源電圧出力部と検出入力部を分離させた場合の例示図
【図12】 DRAMにおける電源配線配置の例示図
【図13】 従来のビット線プリチャージ回路の例示図
【図14】 従来のビット線プリチャージ回路の動作特性図
【符号の説明】
VA 第一の参照電圧
VB 第二の参照電圧
VC 第三の参照電圧
VBP ビット線プリチャージ電位
VDD 第一の電源電圧
VPP 第二の電源電圧
AMP1、AMP2、AMP3 差動増幅器
Q1〜Q61 MOSトランジスタ
X6 電圧変換回路
X7 インバータ
F11、F12、F13、F14、F41、F42、F43、F44 ヒューズ
VUP 差動増幅器の内部ノード
/CTRL 定電圧回路停止信号(負論理)
RAS ロウアドレスストローブ信号
IRAS ロウアドレスストローブ信号のクロック同期信号
SE センスアンプ起動信号
SET フリップフロップのセット側入力
RESET フリップフロップのリセット側入力
TIMER タイマー回路の出力信号
M71、M72 抵抗・容量遅延回路内部ノード
CTACT メモリ活性状態を判定する制御信号
VBPDET ビット線プリチャージ電位検出端子
W1 ビット線プリチャージ電位電源配線
W2 ビット線プリチャージ電位電圧測定配線

Claims (2)

  1. 機能回路と、前記機能回路の動作に使用される電源電圧発生回路を備えた半導体集積回路であって、
    前記電源電圧発生回路において、作動点に微小な電圧差を有する参照電圧が入力される一対の差動増幅器によって出力段を形成するトランジスタ群を駆動し、
    前記一対の差動増幅器と異なる差動増幅器において、前記一対の差動増幅器に入力される前記参照電圧のいずれよりも小さい参照電圧と、前記トランジスタ群のうち対応するトランジスタからの出力電圧との大小比較を行い、出力段を形成する他のトランジスタを駆動し、
    前記電源電圧発生回路が、それぞれ直列に接続された第一の抵抗器と、第二の抵抗器と、第三の抵抗器と、第四の抵抗器を備えるとともに、
    第一の差動増幅器と、第二の差動増幅器と、第三の差動増幅器と、第一のトランジスタと、第二のトランジスタと、第三のトランジスタを備えており、
    前記第一の抵抗器は前記第二の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記第一の電源電位に接続し、前記第四の抵抗器は前記第三の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記接地電位に接続したものであって、
    前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのゲート端子が、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の出力にそれぞれ接続され、
    前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのソース端子が、前記第一の電源電位あるいは前記接地電位のいずれかに接続され、
    前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのドレイン端子が出力端子に接続されたものであって、
    前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の一方の入力が前記出力端子に接続され、前記第一の差動増幅器の他方の入力には前記第一の抵抗器と前記第二の抵抗器の間で作られる第一の参照電圧が、前記第二の差動増幅器の他方の入力には前記第二の抵抗器と前記第三の抵抗器の間で作られる第二の参照電圧が、前記第三の差動増幅器の他方の入力には前記第三の抵抗器と前記第四の抵抗器の間で作られる第三の参照電圧が、それぞれ入力される構成であり、
    前記電源電圧発生回路を構成する差動増幅器のうち、前記第一の差動増幅器の動作電源電圧を、前記第一の電源電圧よりも高い値を持つ第二の電源電圧により駆動させ、前記第二の差動増幅器あるいは前記第三の差動増幅器は前記第一の電源電圧で駆動させることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 機能回路と、前記機能回路の動作に使用される電源電圧発生回路を備えた半導体集積回路であって、
    前記電源電圧発生回路において、作動点に微小な電圧差を有する参照電圧が入力される一対の差動増幅器によって出力段を形成するトランジスタ群を駆動し、
    前記一対の差動増幅器と異なる差動増幅器において、前記一対の差動増幅器に入力される前記参照電圧のいずれよりも小さい参照電圧と、前記トランジスタ群のうち対応するトランジスタからの出力電圧との大小比較を行い、出力段を形成する他のトランジスタを駆動し、
    前記電源電圧発生回路が、それぞれ直列に接続された第一の抵抗器と、第二の抵抗器と、第三の抵抗器と、第四の抵抗器を備えるとともに、
    第一の差動増幅器と、第二の差動増幅器と、第三の差動増幅器と、第一のトランジスタと、第二のトランジスタと、第三のトランジスタを備えており、
    前記第一の抵抗器は前記第二の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記第一の電源電位に接続し、前記第四の抵抗器は前記第三の抵抗器と接続された端子と反対側の端子を前記接地電位に接続したものであって、
    前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのゲート端子が、前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の出力にそれぞれ接続され、
    前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのソース端子が、前記第一の電源電位あるいは前記接地電位のいずれかに接続され、
    前記第一のトランジスタ、前記第二のトランジスタ及び前記第三のトランジスタのドレイン端子が出力端子に接続されたものであって、
    前記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の一方の入力には、前記電源電圧発生回路自体の出力が入力され、前記第一の差動増幅器の他方の入力には前記第一の抵抗器と前記第二の抵抗器の間で作られる第一の参照電圧が、前記第二の差動増幅器の他方の入力には前記第二の抵抗器と前記第三の抵抗器の間で作られる第二の参照電圧が、前記第三の差動増幅器の他方の入力には前記第三の抵抗器と前記第四の抵抗器の間で作られる第三の参照電圧が、それぞれ入力される構成であり、
    前記電源電圧発生回路で供給される電源電圧を回路全体に分配する配線と、前記供給される電源電圧のうち最も遠い位置から電圧を測定するための配線を独立して備えており、
    記第一の差動増幅器、前記第二の差動増幅器及び前記第三の差動増幅器の一方の入力が、前記電源電圧を測定するための配線の終端に接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
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