JP3277885B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JP3277885B2 JP16475398A JP16475398A JP3277885B2 JP 3277885 B2 JP3277885 B2 JP 3277885B2 JP 16475398 A JP16475398 A JP 16475398A JP 16475398 A JP16475398 A JP 16475398A JP 3277885 B2 JP3277885 B2 JP 3277885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路装置
に関し、特に信号電圧の出力回路に、出力電圧を電源電
圧レベルにまで昇圧するための昇圧回路を備える半導体
集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DRAM(ダイナミックランダムアクセ
スメモリ)等の半導体集積回路装置では、内部回路を構
成するメモリセルアレイと外部との間でデータを入出力
する入出力回路内に、内部回路から読み出したデータの
Hiレベルを電源電圧VCC又はこれに近い電圧として
出力するための昇圧回路を設けたものがある。図7はそ
の概略を示すチップの一部の模式図であり、チップ1に
は内部回路2、入出力回路3、電源(VCC)パッド
4、I/O端子としての入出力パッド5が設けられてお
り、前記入出力回路3は前記内部回路1と入出力パッド
5との間に設けられる。前記入出力回路3にはHi出力
用トランジスタQ1とLow出力用トランジスタQ2が
設けられ、前記電源パッド4に供給されるVCC電圧を
電源とし、前記内部回路1からのHi出力信号OUTT
とLow出力信号OUTNとで各トランジスタQ1,Q
2が駆動されて前記入出力パッド5に信号を出力する。
また、前記入出力回路3には、Hi出力用トランジスタ
Q1により出力されるHi出力の電圧をVCC又はこれ
に近い電圧に昇圧するための昇圧回路10が設けられて
いる。前記昇圧回路10は、電源電圧VCCが低電圧の
場合にも入出力パッド5から所定以上の出力電圧を出力
することができるように設けられる。すなわち、この種
のチップは、電源電圧VCCの定格範囲、例えば3.0
Vから4.0Vの範囲で使用することが規定されること
があり、その場合に低電圧で使用するとその出力電圧も
低下されるてしまう。そこで、このような電源電圧が低
い場合でも所望の出力電圧を出力することができるよう
に出力電圧を昇圧するための昇圧回路を入出力回路内に
設けている。
【0003】図6(a)はその一例の回路図である。入
出力回路はVCCとGNDの間に接続されたNMOSト
ランジスタからなるHi出力用トランジスタQ1とLo
w出力用トランジスタQ2で構成されており、メモリセ
ルから読み出したデータOUTT,OUTNをそれぞれ
前記各出力用トランジスタQ1,Q2に入力してオンさ
せることで、出力にVCC,GNDを出力する。このと
き、前記Hi出力用トランジスタQ1がNMOSトラン
ジスタであるため、トランジスタのVtだけ電圧降下さ
れる。そこで、前記データ出力OUTTとHi出力用ト
ランジスタQ1との間に昇圧回路10が設けられる。こ
の昇圧回路10では、前記データ出力OUTTにインバ
ータIV3、PMOSトランジスタP1とNMOSトラ
ンジスタN1で構成されるインバータIV4、及びNM
OSトランジスタN2を接続する。また、前記インバー
タIV3の出力側にインバータIV5、遅延回路DL
1、インバータIV6,IV7、ポンピングコンデンサ
C1を接続して前記Hi出力用トランジスタQ1のゲー
トに接続する。また、前記NMOSトランジスタN2の
ゲートと前記インバータIV6の出力端の間には、ゲー
トをVCCに接続したNMOSトランジスタN3のソー
ス、ドレインが接続されている。また、前記データ出力
OUTNはインバータIV1,IV2を介して前記Lo
w出力用トランジスタQ2のゲートに入力される。
【0004】この構成では、図6(b)に動作波形図を
示すように、データ出力OUTT,OUTNが共に“L
ow”のときには、Hi出力用トランジスタQ1とLo
w出力用トランジスタQ2はいずれもオフ状態にあり、
I/O出力はフローティング状態である。データ出力O
UTTが“Low”から“Hi”になると、インバータ
IV3によりA点は“Low”となり、B点及びD点は
それぞれ“Hi”となる。特に、B点はインバータIV
4のPMOSトランジスタP1を通してVCCレベルと
なる。このとき、遅延回路DL1によりD点のHiレベ
ルはE点に達していないため、E点は“Low”、F点
は“Hi”となり、NMOSトランジスタN3によりN
MOSトランジスタN2はオン状態であり、C点はNM
OSトランジスタN2を通して“Hi”となり、VCC
電圧となる。また、このときG点は“Low”となって
いる。そして、D点の“Hi”が遅延回路DL1により
設定時間だけ遅れてE点に伝達され、インバータIV6
によりF点は“Low”となり、G点は“Hi”とな
る。F点が“Low”になると、NMOSトランジスタ
N2はオフとなり、C点が切り離される。また、同時に
G点が“Hi”になるため、ポンピングコンデンサC1
に充電された電圧VαだけC点はG点よりも押し上げら
れる。これにより、Hi出力用トランジスタQ1がオン
され、I/O端子には、“Hi”レベルとしてVCCレ
ベルの電圧が出力されることになる。なお、データ出力
OUTNが“Low”から“Hi”になると、Low出
力用トランジスタQ2がオンし、I/O端子には“Lo
w”としてのGND電圧が出力される。このように、昇
圧回路10での昇圧電圧Vαを適宜設定することによ
り、データ出力OUTTの“Hi”の出力によりI/O
端子にはVCC電圧の“Hi”の出力を得ることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、入出力回
路に昇圧回路を設けたチップでは、電源電圧が低い場合
には前記したように所望の出力電圧を出力することがで
きる反面、電源電圧が高い場合にも昇圧回路が動作され
ると、昇圧レベルが高くなり過ぎてしまい出力用トラン
ジスタのゲートに耐圧以上の電圧が印加され、出力用ト
ランジスタが破壊されてしまうおそれがある。そこで、
従来では、このような出力用トランジスタが破壊される
おそれのある高電圧が印加される状態、例えば、半導体
装置のスクリーニングを行うためのバーンインテスト時
に、VCC電圧が高電圧となった状態を検出して前記遅
延回路及びコンデンサを用いた昇圧回路の動作を停止さ
せることで、出力用トランジスタへの過大なゲート電圧
を防止する技術が提案されている。例えば、特開平8−
153390号公報に記載の技術では、前記したHi出
力用トランジスタと並列に、昇圧回路を有していないN
MOSトランジスタからなる第2のHi出力用トランジ
スタを接続しておき、通常時には前記(第1の)Hi出
力用トランジスタを選択することで前記した昇圧した出
力を得る一方で、バーンイン時には第2のHi出力用ト
ランジスタを選択することで昇圧が行われない状態での
出力を得ることができ、これにより特にバーンイン時で
のHi出力用トランジスタの破壊を防止している。
【0006】しかしながら、この従来の技術では、電源
電圧が高い時と低い時とで出力用トランジスタを切り替
えて使用するために、図6(a)に示した回路に比較す
ると、1つのデータ出力に対して1つのHi出力用トラ
ンジスタを増やすことが必要とされるため、入出力回路
における出力用トランジスタの規模が増大する。特に、
出力用トランジスタは内部回路のMOSトランジスタ
や、前記したインバータや遅延回路等を構成するMOS
トランジスタに比較してその占有面積が大きいため、デ
ータ出力の数に比例して増加した出力用トランジスタが
入出力回路に占める面積の増大の影響は大きくなり、こ
れがメモリセルを含むDRAMの全体に影響をおよぼ
し、高集積なDRAMを構築することが困難になる。ま
た、前記した従来技術では、昇圧回路での昇圧を行う
か、停止するかのいずれかであり、昇圧電圧の中間の電
圧の昇圧を行うことができず、昇圧回路の動作を停止し
たときの出力電圧がいたずらに低すぎてしまうことが生
じることもある。
【0007】本発明の目的は、出力用トランジスタを増
やすことなく、VCC電圧が上昇したときの出力用トラ
ンジスタの破壊を防止することを可能にした半導体集積
回路装置を提供することにある。また、本発明の目的
は、高電源電圧時においても適切な出力電圧を確保する
ことができる半導体集積回路装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゲートに供給
される信号電圧に応じた出力電圧を出力する出力用トラ
ンジスタと、前記信号電圧に昇電圧を重畳して電源電圧
以上の電圧を前記出力用トランジスタのゲートに供給す
る昇圧手段とを備える半導体集積回路装置において、前
信号電圧の電圧を検出する信号電圧検出手段と、前記
信号電圧が設定電圧よりも高電圧となったときに前記昇
圧手段による昇電圧の重畳を停止させる重畳停止手段
、前記信号電圧検出手段の出力端に接続され、前記昇
圧手段における昇電圧の重畳が行われた後から次の信号
電圧が入力されるまでの間、前記重畳停止手段による停
止動作を保持するラッチ手段を備える。ここで、昇圧手
段の構成として、複数の昇電圧を生成する手段を設け、
信号電圧が設定電圧よりも高電圧となったときに前記複
数の昇電圧の一部を選択して重畳停止する手段として構
し、前記ラッチ手段により重畳停止状態を保持する構
成とする。あるいは、異なる複数の昇電圧を生成する手
段を有し、信号電圧が設定電圧よりも高電圧となったと
きに前記複数の昇電圧を高電圧の昇電圧から低電圧の昇
電圧に切り替えて重畳する手段として構成し、前記ラッ
チ手段により切替状態を保持する構成する
【0009】本発明によれば、信号電圧が設定電圧より
も高電圧となったときに、出力用トランジスタのゲート
に供給する信号電圧に重畳する昇電圧を低電圧とするこ
とで、出力用トランジスタのゲートに供給する電圧の増
加が抑制され、出力用トランジスタの破壊が防止され
る。また、昇圧手段における昇電圧の重畳が行われた後
から次の信号電圧が入力されるまでの間、その昇圧状態
を保持するためのラッチ手段を備えることにより、信号
電圧が変動した場合でも昇圧動作を安定な状態に保持
し、回路装置の安定な動作が実現できる。さらに、出力
用トランジスタの数を増やす必要がなく、出力用トラン
ジスタが入出力回路に占める面積を低減し、メモリセル
を含むDRAM等の半導体集積回路装置の高集積化を実
現することが可能となる。さらに、高電源電圧時におい
ても、制御された昇圧動作を実行して適切な出力電圧を
得ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明図面を参照して説
明する。図1(a)は本発明の参照例の回路図である。
この参照例では、図7に示したようなチップの入出力回
路として適用されたものであり、この入出力回路の基本
的な構成は図6(a)に示した従来構成と共通してお
り、Hi出力用トランジスタQ1とLow出力用トラン
ジスタQ2のソース・ドレインが縦続接続されてVCC
とGNDとの間に接続され、かつ両出力用トランジスタ
Q1,Q2の接続点がI/O端子とされる。また、前記
入出力回路には、図外のメモリセルからのデータ出力O
UTT,OUTNが入力されており、データ出力OUT
Tは昇圧回路11を介して前記Hi出力用トランジスタ
Q1のゲートに、データ出力OUTNは2つのインバー
タIV1,IV2を介して前記Low出力用トランジス
タのゲートに接続されている。前記昇圧回路11は、前
記データ出力OUTTの入力端に接続されたインバータ
IV3の出力側を2つの経路に分岐し、一方の経路には
PMOSトランジスタP1とNMOSトランジスタN1
で構成されるインバータIV4、及びNMOSトランジ
スタN2を介挿し、他方の経路にはインバータIV5、
遅延回路DL1、インバータIV6,IV7、及びポン
ピングコンデンサC1を介挿し、それぞれを前記Hi出
力用トランジスタQ1のゲートに接続している。また、
前記NMOSトランジスタN2のゲートと前記インバー
タIV6,IV7の接続点との間に、ゲートをVCCに
接続したNMOSトランジスタN3のソース・ドレイン
が接続されている。
【0011】前記インバータIV4は、PMOSトラン
ジスタP1とNMOSトランジスタN1のゲートとソー
スをそれぞれ相補接続したインバータ回路として構成さ
れており、NMOSトランジスタN1のドレインはGN
Dに接続される。また、PMOSトランジスタP1のド
レインには、第2のPMOSトランジスタP2とNMO
SトランジスタN4の各ソースが接続されている。前記
NMOSトランジスタN4はゲート及びドレインがVC
Cに接続され、前記第2のPMOSトランジスタP2は
ドレインがVCCに接続され、ゲートには電圧検出回路
21が接続され、高電源電圧時に前記電圧検出回路21
から出力されるBIMD信号が入力されるように構成さ
れる。なお、ここでは前記各NMOSトランジスタN1
〜N4は同一規格で構成されており、各トランジスタの
Vtは等しいものとする。
【0012】前記電圧検出回路21はオペアンプで構成
される比較器CM1と、この比較器CM1の反転入力端
にVCCを分圧した電圧を入力する分圧抵抗R1,R2
と、前記比較器CM1の非反転入力端に基準電圧VRE
Fを入力する基準電圧源とで構成される。ここで、前記
基準電圧源の基準電圧VREFは、VCCを分圧抵抗R
1,R2で分圧した電圧Vd〔Vd=VCC・R2/
(R1+R2)〕よりも若干高い電圧(VREF>V
d)に設定される。したがって、低電圧動作時には、前
記比較器CM1からは“Low”が出力されるため、第
2のPMOSトランジスタP2はオン状態であり、高電
圧動作時に高電圧VCCが印加されたときに、前記比較
器CM1から“Hi”が出力され、前記第2のPMOS
トランジスタP2はオフ状態となる。
【0013】この参照例の入出力回路では、通常動作、
すなわちVCCが通常電圧のときには、図1(b)に動
作波形図を示すように、比較器CM1に入力される分圧
電圧Vdは基準電圧VREFよりも低電圧であるため、
電圧検出回路21の出力BIMDは“Low”となる。
このため、第2のPMOSトランジスタP2はオンであ
る。したがって、インバータIV4を構成するPMOS
トランジスタP1のドレインにはVCCが印加されてい
る。したがって、この状態でデータ出力OUTTが“H
i”となると、図6に示した従来の入出力回路の場合と
同様にB点及びC点はVCCとなり、昇圧回路11によ
ってI/O端子にVCCレベルが出力される。また、デ
ータ出力OUTNが“Low”となった場合についても
同様である。
【0014】一方、VCCが高電圧になると、電圧検出
回路21の分圧電圧Vdが基準電圧VREFよりも高電
圧となるため、出力BIMDは“Hi”となる。このた
め、第2のPMOSトランジスタP2はオフとなり、イ
ンバータIV4のPMOSトランジスタP1のドレイン
には、NMOSトランジスタN4を通してVCCからN
MOSトランジスタN4のVtだけ低い電圧(VCC−
Vt)が印加されることになる。このため、図1(c)
の動作波形図のように、データ出力OUTTが“Hi”
になったときに、インバータIV4の出力のB点はVC
C−Vtの電位となり、C点はVCC−Vtの電位とな
る。このため、遅延回路DL1によってG点が遅延され
て“Hi”になったときに、C点の電位がポンピングコ
ンデンサC1により電圧Vαだけ押し上げられたとして
も、C点の電位は通常動作よりVt分低いレベルにな
る。これにより、高電源電圧時においても、C点の電位
は図6の従来に比較してVtだけ低圧状態となり、Hi
出力用トランジスタQ1の破壊を防止することが可能と
なる。
【0015】図2(a)は本発明の第の実施形態の回
路図である。この第の実施形態では、高電源電圧時に
ポンピングコンデンサでのポンピングを停止するように
構成したものであり、その構成の一部には、前記した従
来構成、及び参照例と共通する部分を含んでいる。すな
わち、入出力回路には、Hi出力用トランジスタQ1と
Low出力用トランジスタQ2のソース・ドレインが縦
続接続されてVCCとGNDとの間に接続され、かつ両
出力用トランジスタQ1,Q2の接続点がI/O端子と
される。また、前記入出力回路には、図外のメモリセル
からのデータ出力OUTT,OUTNが入力されてお
り、データ出力OUTTは昇圧回路12を介して前記H
i出力用トランジスタQ1のゲートに、データ出力OU
TNは2つのインバータIV1,IV2を介して前記L
ow出力用トランジスタQ2のゲートに接続されてい
る。前記昇圧回路12は、前記データ出力OUTTの入
力端に接続されたインバータIV3の出力側を2つの経
路に分岐し、一方の経路にはPMOSトランジスタP1
とNMOSトランジスタN1で構成されるインバータI
V4、NMOSトランジスタN2を介挿している。ま
た、他方の経路にはインバータIV5、遅延回路DL
1、2入力ナンドゲートNA1、インバータIV7、及
びポンピングコンデンサC1を介挿し、それぞれを前記
Hi出力用トランジスタQ1のゲートに接続している。
また、前記NMOSトランジスタN2のゲートと前記ナ
ンドゲートNA1とインバータIV7の接続点との間
に、ゲートをVCCに接続したNMOSトランジスタN
3のソース・ドレインが接続されている。
【0016】前記2入力ナンドゲートNA1は、一方の
入力端には前記遅延回路DL1の出力が入力されるが、
他方の入力端には、電圧検出回路21の出力がインバー
タIV8を介して入力される構成となっている。前記電
圧検出回路20は、第1の実施形態と同一の構成であ
り、オペアンプで構成される比較器CM1と、この比較
器CM1の反転入力端にVCCを分圧した電圧を入力す
る分圧抵抗R1,R2と、前記比較器CM1の非反転入
力端に基準電圧VREFを入力する基準電圧源とで構成
される。そして、通常動作時には、前記比較器CM1か
らは出力BIMDとして“Low”が出力されるため、
2入力ナンドゲートNA1には“Hi”が入力され、遅
延回路DL1からの出力が2入力ナンドゲートNA1を
通過する。また、高電源電圧時に高電圧VCCが印加さ
れたときに、前記比較器CM1から出力BIMDとして
“Hi”が出力されるため、インバータIV8により2
入力ナンドゲートNA1には“Low”が入力され、遅
延回路DL1からの出力を無効とし、2入力ナンドゲー
トNA1の出力を“Hi”に保持することになる。
【0017】この第の実施形態の入出力回路では、V
CCが低電源電圧のときの動作は、図2(b)に示す動
作波形となり、従来の場合と同じである。すなわち、デ
ータ出力OUTTが“Low”から“Hi”になると、
インバータIV3によりA点は“Low”となり、B点
及びD点はそれぞれ“Hi”となる。特に、B点はイン
バータIV4のPMOSトランジスタP1を通してVC
Cレベルとなる。このとき、遅延回路DL1によりD点
のHiレベルはE点に達していないため、E点は“Lo
w”、F点は“Hi”となり、NMOSトランジスタN
3によりNMOSトランジスタN2はオン状態であり、
C点はNMOSトランジスタN2を通して“Hi”とな
り、VCCよりもNMOSトランジスタN2のVtだけ
低い電圧となる。また、このときG点は“Low”とな
る。そして、D点の“Hi”が遅延回路DL1により設
定時間だけ遅れてE点に伝達され、2入力ナンドゲート
NA1に入力される。このとき、VCCが通常電圧であ
るため、比較器CM1に入力される分圧電圧Vdは基準
電圧VREFよりも低電圧であり、電圧検出回路20の
出力BIMDは“Low”となり、2入力ナンドゲート
NA1には“Hi”が入力される。したがって、前記E
点の“Hi”は2入力ナンドゲートNA1を通過し、こ
れによりF点は“Low“となり、G点は“Hi”とな
る。F点が“Low”になると、NMOSトランジスタ
N2はオフとなり、C点が切り離される。また、同時に
G点が“Hi”になるため、ポンピングコンデンサC1
に充電された電圧VαだけC点はG点よりも押し上げら
れる。これにより、Hi出力用トランジスタQ1がオン
され、I/O端子には、“Hi”レベルとしてVCCレ
ベルが出力されることになる。
【0018】一方、VCCが高電圧になると、図2
(c)に示す動作波形となり、電圧検出回路21の分圧
電圧Vdが基準電圧VREFよりも高電圧となり、出力
BIMDは“Hi”となる。このため、インバータIV
8を通した2入力ナンドゲートNA1の入力は“Lo
w”となる。このため、遅延して伝達されたE点の“H
i”は2入力ナンドゲートNA1を通過されず、F点は
“Hi”に保持され、G点は“Low”に保持される。
このため、ポンピングコンデンサC1によるC点の電位
の押し上げが生じることがなく、C点はVCCの電位に
保たれ、これにより、高電源電圧時においても、C点の
電位は通常動作時よりも低電圧に保持され、Hi出力用
トランジスタQ1の破壊を防止することが可能となる。
【0019】図3(a)は本発明の第の実施形態の回
路図である。この第の実施形態では、第1及び第2の
2つのポンピングコンデンサC11,C12を設け、こ
れらを同時に又は一方のみを動作させるように構成した
ものである。この第の実施形態の構成において、第
の実施形態と等価な部分には同一符号を付してある。こ
の第の実施形態では、昇圧回路13のG点とC点との
間に、これまでのポンピングコンデンサC1と同様な第
1のボンピングコンデンサC11を接続している。ま
た、電圧検出回路20の出力BIMDと、遅延回路DL
1の出力側のインバータIV6の出力を2入力ナンドゲ
ートNA2に入力し、この2入力ナンドゲートNA2の
出力端とC点との間に第2のポンピングコンデンサC1
2を接続している。ここで、前記第1のポンピングコン
デンサC11と第2のポンピングコンデンサC12の各
容量を加算した値が、前記第1及び第2の各実施形態の
ンピングコンデンサC1の容量と同程度となるように
設定しており、ここでは前記各ポンピングコンデンサC
11,C12の容量を第の実施形態ポンピングコン
デンサC1の1/2に設定している。
【0020】この第の実施形態の入出力回路では、V
CCが低電圧のときには、図3(b)動作波形図のよう
に、データ出力OUTTが“Low”から“Hi”にな
ると、インバータIV3によりA点は“Low”とな
り、インバータIV4,IV5によりB点及びD点はそ
れぞれ“Hi”となる。特に、B点はインバータIV4
のPMOSトランジスタP1を通してVCCレベルとな
る。このとき、遅延回路DL1によりD点のHiレベル
はE点に達していないため、E点は“Low”、F点は
“Hi”となり、NMOSトランジスタN3によりNM
OSトランジスタN2はオン状態であり、C点はNMO
SトランジスタN2を通して“Hi”となり、VCCレ
ベルの電圧となる。また、このときG点は“Low”で
ある。さらに、このとき電圧検出回路21の出力BIM
Dは“Low”であり、I点は“Hi”であるため、F
点のHi”によってJ点は“Low”となる。そして、
D点の“Hi”が遅延回路DL1により設定時間だけ遅
れてE点に伝達され、さらにF点、G点に伝達され、G
点は“Hi”となる。これにより、第1のポンピングコ
ンデンサC11に充電された電圧だけC点はG点よりも
押し上げられる。また、これと同時にF点の“Low
“によりJ点が“Hi”となるため、第2のポンピング
コンデンサC12によってC点が押しあげられる。この
とき前記第1及び第2のポンピングコンデンサC11,
C12の合計の容量による充電電圧をVαに設定してお
けば、Hi出力用トランジスタQ1がオンされたとき
に、I/O端子には、“Hi”レベルとしてVCCレベ
ルの電圧が出力されることになる。
【0021】一方、VCCが高電圧になると、図3
(c)の動作波形図のように、電圧検出回路21の分圧
電圧Vdが基準電圧VREFよりも高電圧となり、出力
BIMDは“Hi”となる。このため、インバータIV
8を通したI点は“Low”となり、結果としてJ点は
常時“Hi”となっている。したがって、遅延回路DL
1からの出力によりF点が“Low”となり、G点が
“Hi”となって第1のポンピングコンデンサC11に
よってC点の電圧を押し上げることがあっても、第2の
ポンピングコンデンサC12によるC点の電圧の押し上
げが生じることはなく、C点の電位の押し上げは少なく
なり、VCCが低電圧のときよりもC点の電位は低電圧
に保持され、Hi出力用トランジスタQ1の破壊を防止
することが可能となる。
【0022】図4(a)は本発明の第の実施形態の回
路図である。この第の実施形態では、第1及び第2の
2つのポンピングコンデンサC21,C22を設けてい
る点では第の実施形態と同じであるが、ここでは各ポ
ンピングコンデンサC21,C22を低電圧時と高電圧
時とで選択して動作させるように構成したものである。
この第の実施形態の構成において、第の実施形態と
等価な部分には同一符号を付してある。この第の実施
形態では、昇圧回路14には、電圧検出回路21の出力
BIMDをインバータIV8を通した出力と、遅延回路
DL1の出力側のインバータの出力を第1の2入力ナン
ドゲートNA3に入力し、この第1の2入力ナンドゲー
トNA3の出力端とC点との間に第1のポンピングコン
デンサC21を接続している。また、前記電圧検出回路
21の出力BIMDの出力と、前記遅延回路DL1の出
力側のインバータIV6の出力を第2の2入力ナンドゲ
ートNA4に入力し、この第2の2入力ナンドゲートN
A4の出力端とC点との間に第2のポンピングコンデン
サC22を接続している。ここで、前記第1のポンピン
グコンデンサC21の容量は、前記第1の実施形態のポ
ンピングコンデンサC1の容量と同程度とし、前記第2
のポンピングコンデンサC22の容量は第1のポンピン
グコンデンサC21の容量よりも小さくしている。ここ
では第2のポンピングコンデンサC22の容量を第1の
ポンピングコンデンサC21の1/2に設定している。
【0023】この第の実施形態の入出力回路では、V
CCが低電圧のときには、図4(b)の動作波形図のよ
うに、データ出力OUTTが“Low”から“Hi”に
なると、インバータIV3によりA点は“Low”とな
り、インバータIV4,IV5によりB点及びD点はそ
れぞれ“Hi”となる。特に、B点はインバータIV4
のPMOSトランジスタP1を通してVCCレベルとな
る。このとき、遅延回路DL1によりD点のHiレベル
はE点に達していないため、E点は“Low”、F点は
“Hi”となり、NMOSトランジスタN3によりNM
OSトランジスタN2はオン状態であり、C点はNMO
SトランジスタN2を通して“Hi”となり、VCCレ
ベルとなる。また、このとき電圧検出回路20の出力B
IMDが“Low”であるため、J点は“Hi”とな
り、G点は“Low”となる。また、これと同時にI点
は“Low”であるため、D点は“Hi”となってい
る。そして、D点の“Hi”が遅延回路DL1により設
定時間だけ遅れてE点に伝達され、さらにF点、G点に
伝達され、G点は“Hi”となる。これにより、第1の
ポンピングコンデンサC21によりC点は押し上げら
れ、I/O端子には“Hi”レベルとしてVCCレベル
が出力されることになる。
【0024】一方、VCCが高電圧になると、図4
(c)の動作波形図のように、電圧検出回路21の分圧
電圧Vdが基準電圧VREFよりも高電圧となり、出力
BIMDは“Hi”となる。このため、J点は“Lo
w”となり、G点はF点の状態に関わらず常時“Hi”
となるため、第1のポンピングコンデンサC21による
C点の昇圧は行われない。また、I点は“Hi”であ
り、K点はF点の状態によって可変であるため、遅延回
路DL1からの出力によりK点が“Hi”に切り替わ
り、第2のポンピングコンデンサC22によってC点が
昇圧される。この第2のポンピングコンデンサC22の
容量は第1のポンピングコンデンサC21よりも小容量
の1/2に設定されているため、このときのC点の電圧
の押し上げは少なくなり、VCCが低電圧のときよりも
C点の電位は低電圧に保持され、Hi出力用トランジス
タQ1の破壊を防止することが可能となる。
【0025】図5(a)は本発明の第の実施形態の回
路図であり、この実施形態では前記第の実施形態にお
ける電圧検出回路21の構成を相違させたものである。
なお、第の実施形態と等価な部分には同一符号を付し
てある。この第の実施形態では、電圧検出回路22と
して、比較器CM1、分圧抵抗R1,R2、基準電圧V
REFを備える点では共通しているが、検出する電圧と
してVCCの代わりにB点の電圧を検出し、B点が設定
電圧よりも高電圧となったときに比較器CM1から出力
BIMDとして“Hi”をJ点に出力するように構成し
ている。なお、ここでは、基準電圧VREFの値、又は
分圧抵抗R1,R2の値は前記B点の電位に応じて適宜
に設定される。また、この実施形態の昇圧回路15で
は、前記比較器CM1の出力端にPMOSトランジスタ
P3とNMOSトランジスタN5を並列接続したトラン
スファゲートTG1と、互いに逆方向に接続した一対の
インバータIV9,IV10で構成されるラッチ回路L
T1とを直列に接続している。そして、前記トランスフ
ァゲートのPMOSトランジスタとNMOSトランジス
タには、データ出力OUTT,OUTNの出力タイミン
グ間隔よりも短いが前記遅延回路DL1の設定時間より
も充分に長い遅延時間に設定された第2の遅延回路DL
2を通して前記データ出力OUTTとインバータIV1
1による反転出力をそれぞれ前記トランスファゲートT
G1に供給してオン、オフ制御するように構成してい
る。
【0026】この第の実施形態では、図5(b)の動
作波形図のように、低電源電圧時にK点は“Low”、
L点は“Hi”となっておりトランスファゲートTG1
は開いた状態となっている。これにより、B点の電位を
分圧した電位Vdが基準電圧VREFと比較され、B点
の電位が設定電圧よりも低い場合には、比較器CM1の
出力のJ点は“Low”であり、この状態がTG1を介
してM点に伝わり、N点は“Hi”となって2入力NA
NDゲートNA1に入力される。このとき、遅延回路D
L1によりE点は“Low”であるため、2入力ナンド
ゲートNA1の出力のF点は“Hi”であり、G点は
“Low”となる。そして、遅延回路DL1の遅延時間
の経過後にE点は“Hi”となり、G点は“Hi”とな
り、ポンピングコンデンサC1によりC点のポンピング
動作が行われ、I/O端子に“Hi”が出力される。な
お、第2の遅延回路DL2の設定時間が経過するとトラ
ンスファゲートTG1はオフとなってM点、N点のレベ
ルをラッチ回路LT1によってラッチし、データ出力中
にG点が変化してポンピングコンデンサが動作し、出力
データに影響を及ぼしたり、発振したりするのを防ぎ、
前記した出力電圧が安定に保たれる。
【0027】一方、B点の電位が設定電位よりも高電位
となると、図5(c)の動作波形図のように、比較器C
M1の出力のJ点が“Hi”となる。このとき、前記し
たようにトランスファゲートTG1はオンであり、J点
の“Hi”はラッチ回路LT1により反転されたラッチ
され、N点は“Low”となる。このため、遅延回路D
L1の設定時間後にE点が“Hi”になったときにも、
2入力ナンドゲートNA1の出力のF点は“Hi”のま
まであり、G点が“Hi”になることはなく、C点のポ
ンピング動作が行われることはない。この場合にも、第
2の遅延回路DL2の設定時間が経過した後はトランス
ファゲートTG1がオフされるため、ラッチ回路LT1
でラッチされたレベルが変動して出力電圧が変動される
ことはない。
【0028】このように第の実施形態では、高電源電
圧状態を検出するためにB点の電位を検出しているの
で、B点の電位が設定電圧以下の場合でも、C点がポン
ピング動作によって昇圧されたときにB点の電位が設定
電圧を越え、これにより以降のポンピング動作が停止さ
れてC点の電位が降下され、この動作が繰り返される結
果として発振が生じてしまうおそれがある。しかしなが
ら、比較器CM1の出力に第2の遅延回路DL2によっ
てオン・オフ制御されるトランスファゲートTG1とラ
ッチ回路LT1を設け、第2の遅延回路DL2による遅
延時間が経過した後はラッチ回路LT1により比較器C
M1の出力をラッチすることで、ポンピング動作に必要
な時間を確保する一方で第2の遅延回路DL2によって
設定された時間を経過した後のC点及びB点の電位の変
動が要因とされる前記した発振の発生を未然に防止する
ことが可能となり、安定した動作が確保できる。
【0029】ここで、前記各実施形態は本発明の一部の
構成例を示したものであり、例えば、参照例の構成を第
の実施形態以降の実施形態と組み合わせることも可能
である。また、第の実施形態における電圧検出回路の
構成を第2または第3の実施形態に適用することも可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ゲートに
供給される信号電圧に応じて出力端子に電圧を出力する
出力用トランジスタと、前記信号電圧に昇電圧を重畳し
て電源電圧以上の電圧を前記出力用トランジスタのゲー
トに供給する昇圧手段とを備える半導体集積回路装置
に、電源電圧が高電圧となったときに、出力用トランジ
スタのゲートに供給する信号電圧重畳する昇電圧を低
電圧とする手段を備えているので、電源電圧の高電圧に
伴う出力用トランジスタのゲートに供給する電圧の増加
が抑制され、出力用トランジスタの破壊が防止される。
また、信号電圧検出回路で検出した信号電圧に基づい
て、昇圧手段における昇電圧の重畳が行われた後から次
の信号電圧が入力されるまでの間、その昇圧状態を保持
するためのラッチ手段を備えているので、信号電圧が変
動した場合でも昇圧動作を安定な状態に保持し、回路装
置の安定な動作が実現できる。さらに、出力用トランジ
スタの数を増やす必要がなく、出力用トランジスタが入
出力回路に占める面積を低減し、メモリセルを含むDR
AM等の半導体集積回路装置の高集積化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる参照例の回路図とその動作波形
図である。
【図2】本発明の第の実施形態の回路図とその動作波
形図である。
【図3】本発明の第の実施形態の回路図とその動作波
形図である。
【図4】本発明の第の実施形態の回路図とその動作波
形図である。
【図5】本発明の第の実施形態の回路図とその動作波
形図である。
【図6】従来の入出力回路の回路図とその動作波形図で
ある。
【図7】入出力回路における昇圧動作を説明するための
チップの一部の平面構成図である。
【符号の説明】
1 チップ 2 内部回路 3 入出力回路 4 電源(VCC)パッド 5 入出力パッド(I/O端子) 10〜15 昇圧回路 20〜22 電圧検出回路 Q1 Hi出力用トランジスタ Q2 Low出力用トランジスタ C1,C11,C12,C21,C22 ポンピングコ
ンデンサ DL1,DL2 遅延回路 IV1〜IV11 インバータ NA1〜NA4 2入力ナンドゲート CM1 比較器 R1,R2 分圧抵抗 VCC 電源電圧 GND 接地電圧 BIMD 電圧検出出力 VREF 基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−204847(JP,A) 特開 平3−212020(JP,A) 特開 平9−245476(JP,A) 特開 平7−235181(JP,A) 特開 平7−297706(JP,A) 特開 平6−224719(JP,A) 特開 平6−20472(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/40 - 11/4197 G11C 29/00 H03K 19/0175 - 19/0185 WPI(DIALOG)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲートに供給される信号電圧に応じた出
    力電圧を出力する出力用トランジスタと、前記信号電圧
    に昇電圧を重畳して電源電圧以上の電圧を前記出力用ト
    ランジスタのゲートに供給する昇圧手段とを備える半導
    体集積回路装置において、前記信号電圧の電圧を検出す
    信号電圧検出手段と、前記信号電圧が設定電圧よりも
    高電圧となったときに前記昇圧手段による昇電圧の重畳
    を停止させる重畳停止手段と、前記信号電圧検出手段の
    出力端に接続され、前記昇圧手段における昇電圧の重畳
    が行われた後から次の信号電圧が入力されるまでの間、
    前記重畳停止手段による停止動作を保持するラッチ手段
    備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 ゲートに供給される信号電圧に応じた出
    力電圧を出力する出力用トランジスタと、前記信号電圧
    に昇電圧を重畳して電源電圧以上の電圧を前記出力用ト
    ランジスタのゲートに供給する昇圧手段とを備える半導
    体集積回路装置において、前記昇圧手段はそれぞれの電
    圧を加算したときに前記昇電圧となる複数の昇電圧を生
    成する手段を有し、前記信号電圧の電圧を検出する信号
    電圧検出手段と、前記信号電圧が設定電圧よりも高電圧
    となったときに前記複数の昇電圧の一部を選択して重畳
    を停止する重畳停止手段と、前記信号電圧検出手段の出
    力端に接続され、前記昇圧手段における昇電圧の重畳が
    行われた後から次の信号電圧が入力されるまでの間、前
    記重畳停止手段による停止動作を保持するラッチ手段を
    備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 ゲートに供給される信号電圧に応じた出
    力電圧を出力する出力用トランジスタと、前記信号電圧
    に昇電圧を重畳して電源電圧以上の電圧を前記出力用ト
    ランジスタのゲートに供給する昇圧手段とを備える半導
    体集積回路装置において、前記昇圧手段は異なる複数の
    昇電圧を生成する手段を有し、前記信号電圧の電圧を検
    出する信号電圧検出手段と、前記信号電圧が設定電圧よ
    りも高電圧となったときに前記複数の昇電圧を高電圧の
    昇電圧から低電圧の昇電圧に切り替える切替手段と、前
    記信号電圧検出手段の出力端に接続され、前記昇圧手段
    における昇電圧の切替が行われた後から次の信号電圧が
    入力されるまでの間、前記切替手段での切替動作を保持
    するラッチ手段を備えることを特徴とする半導体集積回
    路装置。
  4. 【請求項4】 前記昇圧手段は、前記出力用トランジス
    タのゲートに一端が接続された1以上のポンピングコン
    デンサと、前記ポンピングコンデンサの他端に前記信号
    電圧を遅延して供給する第1の遅延回路とを備え、前記
    ポンピングコンデンサの他端に前記信号電圧が供給され
    るまでの間に前記ポンピングコンデンサを充電し、前記
    信号電圧が供給された時点で前記ポンピングコンデンサ
    に充電された電圧分を前記信号電圧に重畳して前記ポン
    ピングコンデンサの一端を昇圧する構成である請求項
    ないし3のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記ラッチ手段には、前記信号電圧の出
    力タイミングよりも短いが前記第1の遅延回路の遅延時
    間よりも長い遅延時間に設定され、前記信号電圧検出手
    段の検出値を遅延して当該ラッチ手段でのラッチ動作を
    行わせる第2の遅延回路を備えることを特徴とする請求
    項4に記載の半導体集積回路装置。
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