JP3708864B2 - 温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路 - Google Patents

温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路に関し、特に、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動が抑制された温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路チップに形成された高インピーダンスの入力端を有する入力回路に対し、入力端子を介して外部信号が入力される構成の一例として、水晶発振回路がある。
【0003】
図6に示すように、従来例の水晶発振回路は、半導体集積回路チップに設けられた入力端子1及び出力端子4と、高インピーダンスの入力端を有する入力回路2としての静電気放電(以下ESDという)保護回路21、CMOSインバータ22及び帰還抵抗23と、ESD保護回路8と、シュミット回路9と、水晶振動子5と、コンデンサ6と、コンデンサ7と、を備える。
【0004】
半導体集積回路チップ外部の水晶振動子5が入力端子1と出力端子4との間に接続され、コンデンサ6が入力端子1と低電位側電源VSSとの間に接続され、コンデンサ7が出力端子4と低電位側電源VSSとの間に接続され、入力回路2の入力端としてのCMOSインバータ22の入力端が入力端子1に接続され、CMOSインバータ22の出力端が出力端子4に接続され、帰還抵抗23がCMOSインバータ22の入力端とCMOSインバータ22の出力端との間に接続され、ESD保護回路21がCMOSインバータ22の入力端に接続され、ESD保護回路8がCMOSインバータ22の出力端に接続される。
【0005】
また、過電圧保護回路としてのESD保護回路21は、ゲート端及びソース端が高電位側電源VDDに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の入力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP1と、ゲート端及びソース端が低電位側電源VSSに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の入力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN1と、を備え、過電圧保護回路としてのESD保護回路8は、ゲート端及びソース端が高電位側電源VDDに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の出力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP2と、ゲート端及びソース端が低電位側電源VSSに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の出力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN2と、を備える。
【0006】
そして、シュミット回路9の入力端がCMOSインバータ22の出力端に接続され、CMOSインバータ22の出力端から得られる発振信号が、発振起動時のノイズ除去機能を有するシュミット回路9により波形整形されて、クロック信号として図示されていない内部回路に与えられるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
CMOSインバータ22に帰還抵抗23が接続されることによりCMOSインバータ22がインバータアンプとして機能する。図7は、インバータアンプの入出力特性図である。CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧は、帰還抵抗23による自己バイアスにより、インバータアンプとしての利得(出力電圧変化量/入力電圧変化量)が最大となるCMOSインバータ22の閾値電圧のポイント(A点)に安定し、インバータアンプの利得とコンデンサ6及びコンデンサ7による位相調整とによって水晶振動子5の共振周波数で発振を開始する。
【0008】
しかし、周囲温度が上昇してESD保護回路21の通常オフ状態となっているNチャネルMOSトランジスタN1のソースドレイン路にリーク電流が発生すると、CMOSインバータ22の入力端が高インピーダンスであるため、リーク電流はCMOSインバータ22の出力端から供給されることになり、帰還抵抗23の電圧降下分によってCMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧がずれてしまう。図8に示すように、リーク電流は温度上昇に対し指数関数的に増加する特性(例えば8℃上昇で2倍、100℃上昇で6000倍)を有するため、高温時にはインバータアンプとしてのダイナミックレンジの端部のポイント(B点)まで変動してしまい、利得が1以下となって発振停止となる問題が発生する。一例として、帰還抵抗23の抵抗値5MΩ、120℃におけるリーク電流100nA、発振周波数32KHzの水晶発振回路の場合、0.5Vも動作点バイアス電圧がずれることになる。
【0009】
さらに、製造プロセスの微細化によって電源電圧が低下するとNチャネルMOSトランジスタN1の閾値電圧も低下する。図9に示すように、リーク電流は閾値電圧低下に対し指数関数的に増加する特性を有するため、製造プロセスの微細化が進むほど動作点バイアス電圧が大きく変動して発振停止が発生しやすくなる問題が発生する。
【0010】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動を抑制することができる温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の温度補償型入力回路は、インバータと、前記インバータの入出力間に接続される帰還抵抗と、前記インバータの入力端に接続され、MOSトランジスタにより構成されるESD保護回路とを備える温度補償型入力回路において、出力端が前記入力端に接続されて、温度変化に伴う前記入力端の電圧変動を抑制するように制御する温度補償回路とを有し、前記温度補償回路は、基準電圧を生成する基準電圧源と、前記入力端の電圧から交流分を除去するローパスフィルタと、前記基準電圧源の出力と前記ローパスフィルタの出力とが入力される差動アンプと、前記差動アンプの出力により前記出力端の電圧を調整する出力トランジスタとを備えるものであることを特徴とする。
【0013】
また、前記出力トランジスタは、ソース端が高電位側電源に接続されドレイン端が前記出力端に接続されるPチャネルトランジスタと、ソース端が低電位側電源に接続されドレイン端が前記出力端に接続されるNチャネルトランジスタとを備え、前記差動アンプは、非反転入力端が前記ローパスフィルタの出力端に接続され反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Pチャネルトランジスタのゲート端に接続される第1の差動アンプと、非反転入力端が前記ローパスフィルタの前記出力端に接続され反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Nチャネルトランジスタのゲート端に接続される第2の差動アンプとを備えることを特徴とする。
【0014】
また、前記出力トランジスタは、ドレイン端が高電位側電源に接続されソース端が前記出力端に接続されるNチャネルトランジスタと、ドレイン端が低電位側電源に接続されソース端が前記出力端に接続されるPチャネルトランジスタとを備え、前記差動アンプは、反転入力端が前記ローパスフィルタの出力端に接続され非反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Nチャネルトランジスタのゲート端に接続される第1の差動アンプと、反転入力端が前記ローパスフィルタの前記出力端に接続され非反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Pチャネルトランジスタのゲート端に接続される第2の差動アンプとを備えることを特徴とする。
【0018】
さらに、本発明の温度補償型発振回路は、インバータと、前記インバータの入力端と出力端との間に接続される帰還抵抗と、前記入力端と前記出力端との間に接続される圧電振動子と、前記入力端と電源との間に接続される第1のコンデンサと、前記出力端と前記電源との間に接続される第2のコンデンサと、前記インバータの入力端に接続されMOSトランジスタにより構成されるESD保護回路と、出力端が前記入力端に接続されて、温度変化に伴う前記入力端の電圧変動を抑制するように制御する温度補償回路とを有し、前記温度補償回路は、基準電圧を生成する基準電圧源と、前記入力端の電圧から交流分を除去するローパスフィルタと、前記基準電圧源の出力と前記ローパスフィルタの出力とが入力される差動アンプと、前記差動アンプの出力により前記出力端の電圧を調整する出力トランジスタとを備えるものであることを特徴とする。
【0019】
また、前記入力端に接続される過電圧保護回路を備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路は、入力端子1と、入力回路2と、温度補償回路3と、を備える。
【0021】
入力端子1は、外部信号が入力される半導体集積回路チップに設けられた端子であり、入力回路2は、所定の高インピーダンスの入力端を有する回路ブロックであり、入力回路2の入力端が入力端子1に接続される。
【0022】
温度補償回路3は、出力端が入力回路2の入力端に接続されて、入力回路2の入力端の電圧を温度補償回路3が備える基準電圧と等しくするように制御する。
【0023】
したがって、入力回路2の入力端の動作点バイアス電圧のリーク電流による変動が発生するときであっても、温度補償回路3によりその変動が抑制され、入力回路2は正常に動作することができる。
【0024】
図2は、図1に示す本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路の具体的構成としての温度補償型発振回路の構成図である。図2に示すように、温度補償型発振回路は、入力端子1と、入力回路2と、温度補償回路3と、出力端子4と、圧電振動子としての水晶振動子5と、コンデンサ6と、コンデンサ7と、ESD保護回路8と、シュミット回路9と、を備える。
【0025】
出力端子4は、半導体集積回路チップ外部に信号が出力される端子であり、半導体集積回路チップ外部の水晶振動子5が入力端子1と出力端子4との間に接続され、位相調整用のコンデンサ6が入力端子1と低電位側電源VSSとの間に接続され、位相調整用のコンデンサ7が出力端子4と低電位側電源VSSとの間に接続される。
【0026】
入力回路2は、ESD保護回路21と、CMOSインバータ22と、帰還抵抗23と、を備える。
【0027】
入力回路2の入力端としてのCMOSインバータ22の入力端が入力端子1に接続され、CMOSインバータ22の出力端が出力端子4に接続され、帰還抵抗23がCMOSインバータ22の入力端とCMOSインバータ22の出力端との間に接続される。
【0028】
ESD保護回路21がCMOSインバータ22の入力端に接続され、ESD保護回路8がCMOSインバータ22の出力端に接続される。
【0029】
ESD保護回路21は入力端子1に印加される静電気による過電圧を高電位側電源VDD或いは低電位側電源VSSに放電し、ESD保護回路8は出力端子4に印加される静電気による過電圧を高電位側電源VDD或いは低電位側電源VSSに放電して入力回路2を保護する。
【0030】
過電圧保護回路としてのESD保護回路21は、ゲート端及びソース端が高電位側電源VDDに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の入力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP1と、ゲート端及びソース端が低電位側電源VSSに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の入力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN1と、を備える。
【0031】
過電圧保護回路としてのESD保護回路8は、ゲート端及びソース端が高電位側電源VDDに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の出力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP2と、ゲート端及びソース端が低電位側電源VSSに接続されドレイン端がCMOSインバータ22の出力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN2と、を備える。
【0032】
シュミット回路9の入力端がCMOSインバータ22の出力端に接続され、CMOSインバータ22の出力端から得られる発振信号が、発振起動時のノイズ除去機能を有するシュミット回路9により波形整形されて、クロック信号として図示されていない内部回路に供給される。
【0033】
温度補償回路3は、CMOSインバータ31と、差動アンプ32と、差動アンプ33と、ローパスフィルタ34と、PチャネルMOSトランジスタP3と、NチャネルMOSトランジスタN3と、を備える。
【0034】
ここで、差動アンプ32及び差動アンプ33は、広帯域アンプである必要はなく直流アンプでよく、低消費電力型とすることができる。
【0035】
CMOSインバータ31の入力端と出力端とが接続されて基準電圧源が構成され、CMOSインバータ31の出力端から基準電圧が生成される。
【0036】
ここで、ESD保護回路21にリーク電流が発生していない状態において、最も安定な発振状態にあるCMOSインバータ22の動作点バイアス電圧を温度補償回路3が変動させてしまうことがないように、CMOSインバータ31の出力端からの基準電圧とCMOSインバータ22の動作点バイアス電圧とを等しくしてバランスさせるために、CMOSインバータ31のトランジスタサイズとCMOSインバータ22のトランジスタサイズとを同一にしておく。
【0037】
ローパスフィルタ34は、RC型フィルタを構成する抵抗35と、コンデンサ36と、を備え、抵抗35がローパスフィルタ34の入力端と出力端との間に接続され、コンデンサ36がローパスフィルタ34の出力端と低電位側電源VSSとの間に接続される。
【0038】
ここで、CMOSインバータ22の入力端には発振正弦波が生成されるので、ローパスフィルタ34のカットオフ周波数fL(fL=1/2πCR、Cはコンデンサ36の静電容量、Rは抵抗35の抵抗値)をCMOSインバータ22の発振周波数fOSCより十分低く設定しておく。
【0039】
一例として、fOSC=32KHz、fL=3200Hzの場合、C=10PF、R=5MΩとなるので、半導体集積回路チップに内蔵することができる。
【0040】
PチャネルMOSトランジスタP3のソース端が高電位側電源VDDに接続され、PチャネルMOSトランジスタP3のドレイン端が温度補償回路3の出力端に接続され、温度補償回路3の出力端が、入力回路2の入力端に接続される。
【0041】
NチャネルMOSトランジスタN3のソース端が低電位側電源VSSに接続され、NチャネルMOSトランジスタN3のドレイン端が温度補償回路3の出力端に接続される。
【0042】
ローパスフィルタ34の入力端が温度補償回路3の出力端に接続され、差動アンプ32の非反転入力端がローパスフィルタ34の出力端に接続され、差動アンプ32の反転入力端がCMOSインバータ31の出力端に接続され、差動アンプ32の出力端がPチャネルMOSトランジスタP3のゲート端に接続される。
【0043】
差動アンプ33の非反転入力端がローパスフィルタ34の出力端に接続され、差動アンプ33の反転入力端がCMOSインバータ31の出力端に接続され、差動アンプ33の出力端がNチャネルMOSトランジスタN3のゲート端に接続される。
【0044】
ここで、PチャネルMOSトランジスタP3及びNチャネルMOSトランジスタN3がESD保護回路21と並列にCMOSインバータ22の入力端に接続されることになるため、PチャネルMOSトランジスタP3及びNチャネルMOSトランジスタN3のリーク電流が無視できるように、PチャネルMOSトランジスタP3及びNチャネルMOSトランジスタN3のサイズを、PチャネルMOSトランジスタP1及びNチャネルMOSトランジスタN1のサイズより十分小さく設定しておく。
【0045】
一例として、放電モデルとしてヒューマンボディモデルにおいて2000V、マシンモデルにおいて200V以上の静電気放電耐量を確保するためにPチャネルMOSトランジスタP1及びNチャネルMOSトランジスタN1のチャネル幅として500μmから1000μm程度が必要となるので、PチャネルMOSトランジスタP3及びNチャネルMOSトランジスタN3のサイズをその10分の1から100分の1程度に設定する。
【0046】
次に、動作について説明する。先ず、電源投入されると、CMOSインバータ22がインバータアンプとして機能するため、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧は、帰還抵抗23による自己バイアスにより、インバータアンプとしての利得(出力電圧変化量/入力電圧変化量)が最大となるCMOSインバータ22の閾値電圧に安定し、インバータアンプの利得とコンデンサ6及びコンデンサ7による位相調整とによって水晶振動子5の共振周波数で発振を開始する。
【0047】
静電気による過電圧の印加がない通常状態においては、NチャネルMOSトランジスタN1、PチャネルMOSトランジスタP1、NチャネルMOSトランジスタN2、PチャネルMOSトランジスタP2が全てオフ状態となっている。
【0048】
さらに、ESD保護回路21のNチャネルMOSトランジスタN1又はPチャネルMOSトランジスタP1のソースドレイン路にリーク電流が発生していない状態のとき、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧は直流電圧であるからローパスフィルタ34の出力端にそのまま出力され差動アンプ32の非反転入力端に入力され、非反転入力端の電圧と反転入力端の基準電圧とが等しいため、差動アンプ32の出力が高電位側電源VDDレベルとなって、PチャネルMOSトランジスタP3がオフ状態となる。
【0049】
同様に、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧がローパスフィルタ34の出力端にそのまま出力され差動アンプ33の非反転入力端に入力され、非反転入力端の電圧と反転入力端の基準電圧とが等しいため、差動アンプ33の出力が低電位側電源VSSレベルとなってNチャネルMOSトランジスタN3もオフ状態となる。
【0050】
次に、ESD保護回路21のNチャネルMOSトランジスタN1のソースドレイン路にリーク電流が発生した状態を例にとると、CMOSインバータ22の入力端が高インピーダンスであるため、リーク電流はCMOSインバータ22の出力端から供給され、帰還抵抗23の電圧降下分によってCMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧が低下し始める。
【0051】
すると、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧はローパスフィルタ34の出力端にそのまま出力されるので、差動アンプ32の非反転入力端の電圧が低下して差動アンプ32の出力電圧が低下し、PチャネルMOSトランジスタP3がオン状態に遷移してNチャネルMOSトランジスタN1のソースドレイン路のリーク電流を供給するようになり、差動アンプ33の出力は低電位側電源VSSレベルのままでNチャネルMOSトランジスタN3がオフ状態のままとなる。
【0052】
したがって、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧はリーク電流がない状態における電圧に復帰してCMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧の変動が抑制されるので、安定発振状態が維持される。
【0053】
一方、ESD保護回路21のPチャネルMOSトランジスタP1のソースドレイン路にリーク電流が発生した状態を例にとると、帰還抵抗23の電圧降下分によってCMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧が上昇し始める。
【0054】
すると、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧はローパスフィルタ34の出力端にそのまま出力されるので、差動アンプ33の非反転入力端の電圧が上昇して差動アンプ33の出力電圧が上昇し、NチャネルMOSトランジスタN3がオン状態に遷移してPチャネルMOSトランジスタP1のソースドレイン路のリーク電流を吸収するようになり、差動アンプ32の出力は高電位側電源VDDレベルのままでPチャネルMOSトランジスタP3がオフ状態のままとなる。
【0055】
したがって、CMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧はリーク電流がない状態における電圧に復帰してCMOSインバータ22の入力端の動作点バイアス電圧の変動が抑制されるので、安定発振状態が維持される。
【0056】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路及びその具体的構成としての温度補償型発振回路によれば、高インピーダンスの入力端を有する入力回路2と、出力端が入力回路2の入力端に接続されて、入力回路2の入力端の電圧を基準電圧と等しくするように制御する温度補償回路3と、を備えることにより、さらに、温度補償回路3が、基準電圧を生成する基準電圧源としてのCMOSインバータ31と、入力回路2の入力端の電圧から交流分を除去するローパスフィルタ34と、基準電圧源としてのCMOSインバータ31の出力とローパスフィルタ34の出力とが入力される差動アンプ32及び差動アンプ33と、差動アンプ32及び差動アンプ33の出力により温度補償回路3の出力端の電圧を調整する出力トランジスタとしてのPチャネルMOSトランジスタP3及びNチャネルMOSトランジスタN3と、を備えるようにしたので、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動を抑制することができる温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路を実現することができる。
【0057】
なお、以上の説明は温度補償型発振回路について行ったが、温度補償回路による効果はこれに限定されることはなく、CMOSインバータに帰還抵抗が接続されたインバータアンプのような高インピーダンスの入力端を有する様々な回路ブロックに対して、同様の効果を得ることができる。
【0058】
次に、図3は、本発明の第2の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。図3に示すように、本発明の第2の実施の形態の温度補償型入力回路は、入力端子1と、入力回路2と、温度補償回路10と、を備える。
【0059】
入力端子1は、外部信号が入力される半導体集積回路チップに設けられた端子であり、入力回路2は、高インピーダンスの入力端を有する回路ブロックであり、入力回路2の入力端が入力端子1に接続される。
【0060】
温度補償回路10は、出力端が入力回路2の入力端に接続されて、入力回路2の入力端の電圧を温度補償回路10が備える基準電圧と等しくするように制御する。
【0061】
したがって、入力回路2の入力端の動作点バイアス電圧のリーク電流による変動が発生するときであっても、温度補償回路10によりその変動が抑制され、入力回路2は正常に動作することができる。
【0062】
なお、図3に示す本発明の第2の実施の形態の温度補償型入力回路の構成と、図1に示す本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路及びその具体例である図2に示す温度補償型発振回路との相違部分は、温度補償回路3を温度補償回路10に変更した部分であり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0063】
温度補償回路10は、基準電圧を生成する基準電圧源として入出力端が接続されるCMOSインバータ31と、ドレイン端が高電位側電源VDDに接続されソース端が温度補償回路10の出力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN4と、ドレイン端が低電位側電源VSSに接続されソース端が温度補償回路10の出力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP4と、入力端が温度補償回路10の出力端に接続されるローパスフィルタ34と、反転入力端がローパスフィルタ34の出力端に接続され非反転入力端がCMOSインバータ31の出力端に接続され出力端がNチャネルMOSトランジスタN4のゲート端に接続される差動アンプ101と、反転入力端がローパスフィルタ34の出力端に接続され非反転入力端がCMOSインバータ31の出力端に接続され出力端がPチャネルMOSトランジスタP4のゲート端に接続される差動アンプ102と、を備える。
【0064】
ローパスフィルタ34は、RC型フィルタを構成する抵抗35と、コンデンサ36と、を備え、抵抗35がローパスフィルタ34の入力端と出力端との間に接続され、コンデンサ36がローパスフィルタ34の出力端と低電位側電源VSSとの間に接続される。
【0065】
以上のように、図2に示すPチャネルMOSトランジスタP3をNチャネルMOSトランジスタN4に置き換え、NチャネルMOSトランジスタN3をPチャネルMOSトランジスタP4に置き換えて、トランジスタのチャネル極性を反転させたので、図2に示す差動アンプ32及び差動アンプ33を差動アンプ101及び差動アンプ102に置き換えて、入力端の極性を反転させている。
【0066】
したがって、本発明の第2の実施の形態の温度補償型入力回路によれば、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動を抑制することができる温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路を実現することができる。
【0067】
次に、図4は、本発明の第3の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。図4に示すように、本発明の第3の実施の形態の温度補償型入力回路は、入力端子1と、入力回路2と、温度補償回路11と、を備える。
【0068】
入力端子1は、外部信号が入力される半導体集積回路チップに設けられた端子であり、入力回路2は、高インピーダンスの入力端を有する回路ブロックであり、入力回路2の入力端が入力端子1に接続される。
【0069】
温度補償回路11は、出力端が入力回路2の入力端に接続されて、入力回路2の入力端の電圧を温度補償回路11が備える基準電圧と等しくするように制御する。
【0070】
したがって、入力回路2の入力端の動作点バイアス電圧のリーク電流による変動が発生するときであっても、温度補償回路11によりその変動が抑制され、入力回路2は正常に動作することができる。
【0071】
なお、図4に示す本発明の第3の実施の形態の温度補償型入力回路の構成と、図1に示す本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路及びその具体例である図2に示す温度補償型発振回路との相違部分は、温度補償回路3を温度補償回路11に変更した部分であり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0072】
温度補償回路11は、基準電圧を生成する基準電圧源として入出力端が接続されるCMOSインバータ31と、ソース端が高電位側電源VDDに接続されドレイン端が温度補償回路11の出力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP3と、ソース端が低電位側電源VSSに接続されドレイン端が温度補償回路11の出力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN3と、入力端が温度補償回路11の出力端に接続されるローパスフィルタ34と、非反転入力端がローパスフィルタ34の出力端に接続され反転入力端がCMOSインバータ31の出力端に接続され、同極性のダブル出力信号の一方がPチャネルMOSトランジスタP3のゲート端に与えられるとともに、ダブル出力信号の他方がNチャネルMOSトランジスタN3のゲート端に与えられる差動アンプ111と、を備える。
【0073】
ローパスフィルタ34は、RC型フィルタを構成する抵抗35と、コンデンサ36と、を備え、抵抗35がローパスフィルタ34の入力端と出力端との間に接続され、コンデンサ36がローパスフィルタ34の出力端と低電位側電源VSSとの間に接続される。
【0074】
以上のように、図2に示す差動アンプ32及び差動アンプ33を、出力端を2つ備える差動アンプ111に置き換えて、素子数を削減している。
【0075】
したがって、本発明の第3の実施の形態の温度補償型入力回路によれば、素子数が削減され、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動を抑制することができる温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路を実現することができる。
【0076】
次に、図5は、本発明の第4の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。図5に示すように、本発明の第4の実施の形態の温度補償型入力回路は、入力端子1と、入力回路2と、温度補償回路12と、を備える。
【0077】
入力端子1は、外部信号が入力される半導体集積回路チップに設けられた端子であり、入力回路2は、高インピーダンスの入力端を有する回路ブロックであり、入力回路2の入力端が入力端子1に接続される。
【0078】
温度補償回路12は、出力端が入力回路2の入力端に接続されて、入力回路2の入力端の電圧を温度補償回路12が備える基準電圧と等しくするように制御する。
【0079】
したがって、入力回路2の入力端の動作点バイアス電圧のリーク電流による変動が発生するときであっても、温度補償回路12によりその変動が抑制され、入力回路2は正常に動作することができる。
【0080】
なお、図5に示す本発明の第4の実施の形態の温度補償型入力回路の構成と、図1に示す本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路及びその具体例である図2に示す温度補償型発振回路との相違部分は、温度補償回路3を温度補償回路12に変更した部分であり、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0081】
温度補償回路12は、基準電圧を生成する基準電圧源として入出力端が接続されるCMOSインバータ31と、ドレイン端が高電位側電源VDDに接続されソース端が温度補償回路12の出力端に接続されるNチャネルMOSトランジスタN4と、ドレイン端が低電位側電源VSSに接続されソース端が温度補償回路12の出力端に接続されるPチャネルMOSトランジスタP4と、入力端が温度補償回路12の出力端に接続されるローパスフィルタ34と、反転入力端がローパスフィルタ34の出力端に接続され非反転入力端がCMOSインバータ31の出力端に接続され、同極性のダブル出力信号の一方がNチャネルMOSトランジスタN4のゲート端に与えられるとともに、ダブル出力信号の他方がPチャネルMOSトランジスタP4のゲート端に与えられる差動アンプ121と、を備える。
【0082】
ローパスフィルタ34は、RC型フィルタを構成する抵抗35と、コンデンサ36と、を備え、抵抗35がローパスフィルタ34の入力端と出力端との間に接続され、コンデンサ36がローパスフィルタ34の出力端と低電位側電源VSSとの間に接続される。
【0083】
以上のように、図2に示す差動アンプ32及び差動アンプ33を、出力端を2つ備える差動アンプ121に置き換えて、素子数を削減するとともに、図2に示すPチャネルMOSトランジスタP3をNチャネルMOSトランジスタN4に置き換え、NチャネルMOSトランジスタN3をPチャネルMOSトランジスタP4に置き換えて、トランジスタのチャネル極性を反転させたので、図2に示す差動アンプ32を差動アンプ121に置き換えて、入力端の極性を反転させている。
【0084】
したがって、本発明の第4の実施の形態の温度補償型入力回路によれば、素子数が削減され、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動を抑制することができる温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路を実現することができる。
【0085】
【発明の効果】
本発明による効果は、リーク電流による動作点バイアス電圧の変動を抑制することができる温度補償型入力回路及び温度補償型発振回路を実現できることである。
【0086】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の温度補償型入力回路の具体的構成としての温度補償型発振回路の構成図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の温度補償型入力回路の構成図である。
【図6】従来例の水晶発振回路の構成図である。
【図7】インバータアンプの入出力特性図である。
【図8】リーク電流の温度特性図である。
【図9】リーク電流の閾値電圧特性図である。
【符号の説明】
1 入力端子
2 入力回路
21 ESD保護回路
22 CMOSインバータ
23 帰還抵抗
3 温度補償回路
31 CMOSインバータ
32 差動アンプ
33 差動アンプ
34 ローパスフィルタ
35 抵抗
36 コンデンサ
4 出力端子
5 水晶振動子
6 コンデンサ
7 コンデンサ
8 ESD保護回路
9 シュミット回路
10 温度補償回路
101 差動アンプ
102 差動アンプ
11 温度補償回路
111 差動アンプ
12 温度補償回路
121 差動アンプ
N1 NチャネルMOSトランジスタ
N2 NチャネルMOSトランジスタ
N3 NチャネルMOSトランジスタ
N4 NチャネルMOSトランジスタ
P1 PチャネルMOSトランジスタ
P2 PチャネルMOSトランジスタ
P3 PチャネルMOSトランジスタ
P4 PチャネルMOSトランジスタ

Claims (4)

  1. インバータと、前記インバータの入出力間に接続される帰還抵抗と、前記インバータの入力端に接続され、MOSトランジスタにより構成されるESD保護回路とを備える温度補償型入力回路において、出力端が前記入力端に接続されて、温度変化に伴う前記入力端の電圧変動を抑制するように制御する温度補償回路とを有し、前記温度補償回路は、基準電圧を生成する基準電圧源と、前記入力端の電圧から交流分を除去するローパスフィルタと、前記基準電圧源の出力と前記ローパスフィルタの出力とが入力される差動アンプと、前記差動アンプの出力により前記出力端の電圧を調整する出力トランジスタとを備えるものであることを特徴とする温度補償型入力回路。
  2. 前記出力トランジスタは、ソース端が高電位側電源に接続されドレイン端が前記出力端に接続されるPチャネルトランジスタと、ソース端が低電位側電源に接続されドレイン端が前記出力端に接続されるNチャネルトランジスタとを備え、前記差動アンプは、非反転入力端が前記ローパスフィルタの出力端に接続され反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Pチャネルトランジスタのゲート端に接続される第1の差動アンプと、非反転入力端が前記ローパスフィルタの前記出力端に接続され反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Nチャネルトランジスタのゲート端に接続される第2の差動アンプとを備えることを特徴とする請求項1記載の温度補償型入力回路。
  3. 前記出力トランジスタは、ドレイン端が高電位側電源に接続されソース端が前記出力端に接続されるNチャネルトランジスタと、ドレイン端が低電位側電源に接続されソース端が前記出力端に接続されるPチャネルトランジスタとを備え、前記差動アンプは、反転入力端が前記ローパスフィルタの出力端に接続され非反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Nチャネルトランジスタのゲート端に接続される第1の差動アンプと、反転入力端が前記ローパスフィルタの前記出力端に接続され非反転入力端が前記基準電圧源に接続され出力端が前記Pチャネルトランジスタのゲート端に接続される第2の差動アンプとを備えることを特徴とする請求項1記載の温度補償型入力回路。
  4. インバータと、前記インバータの入力端と出力端との間に接続される帰還抵抗と、前記入力端と前記出力端との間に接続される圧電振動子と、前記入力端と電源との間に接続される第1のコンデンサと、前記出力端と前記電源との間に接続される第2のコンデンサと、前記インバータの入力端に接続されMOSトランジスタにより構成されるESD保護回路と、出力端が前記入力端に接続されて、温度変化に伴う前記入力端の電圧変動を抑制するように制御する温度補償回路とを有し、前記温度補償回路は、基準電圧を生成する基準電圧源と、前記入力端の電圧から交流分を除去するローパスフィルタと、前記基準電圧源の出力と前記ローパスフィルタの出力とが入力される差動アンプと、前記差動アンプの出力により前記出力端の電圧を調整する出力トランジスタとを備えるものであることを特徴とする温度補償型発振回路。
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