JP3708154B2 - 液晶性ポリマーペレットおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は特定組成の液晶性ポリマー(以下、液晶性ポリエステルともいう場合がある)ペレットおよびその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、特定組成の液晶性ポリマーを溶融状態から紐状物として冷却固化し、これを効率よく切断して性状の優れたペレットを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、溶融成形可能であることから通常のプラスチックと同じように成形でき、かつ高弾性、高強度、低成形収縮性、耐薬品性、自消性などの特性を有する液晶性ポリマーが注目されている。
【0003】
従来より、液晶性ポリマーの製造においては、通常重縮合反応により得られる溶融状態のポリマーを反応器外に紐状物として取り出し、常温の水と接触させ、完全に冷却固化させて引き取り、カッターによりペレット(細片)に切断する方法が採用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に液晶性ポリマーは熱伝導率が小さいためポリマーが完全に固化するために長い冷却水槽で長時間の冷却が必要であり、設備容積が大きくなるという問題があった。また完全に固化した液晶性ポリマー紐状物が堅く強靭な繊維質を有しているため、切断しても切断面が均一にならず、ペレットに短糸(テイルまたはヒゲ状物)を残したり、切断時に粉状物が発生しやすい。このような短糸や粉状物が発生すると、得られたペレットの嵩密度が低くなり、また安息角が大きくなるなどペレット性状も悪化し、後続の乾燥・貯蔵のための輸送やフィード、ガラス繊維などの繊維に含浸させるため溶融押出機へのフィード、あるいはペレットを成形する際の成形機へのペレットフィードの際に、ペレットのハンドリング性が悪く、またトラブルが生じる等の工程性がよくない。一方、上記のような粉状物や短糸の発生を抑えるために冷却が不十分な紐状物を切断しようすると、切断が困難であるばかりでなく、切断面が不規則になったり、また紐状物の溶融芯部が紐状物の長さ方向に突き出したペレットとなり、さらにはペレット同士が数珠繋ぎ状になった未切断ペレットが発生し、やはり前記ペレット性状を悪化させるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、液晶性ポリマーのペレットを製造する際の前記問題点につき鋭意検討した結果、溶融状態のポリマーから取り出した紐状物の芯部が特定の温度範囲になるまで紐状物が冷却されたときに、冷却水の存在下に紐状物を切断することが極めて効果的であることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明の第1は、p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分とする異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリエステルからなるペレットであって、ポリエステル分子の配向方向に対し直角方向に切断されたペレット長が1.0〜5.0mmであり、前記切断断面が楕円形であり、その長径が2.0〜8.0mmであり、長径と短径との比(長径/短径)が1.0〜4.0であり、ペレットの嵩比重が0.5〜0.8kg/リットル、安息角が35〜45゜の各範囲にあることを特徴とする液晶性ポリエステルペレットを提供する。
本発明の第2は、p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分とする液晶性ポリエステルの融点が260〜360℃の範囲であり、融点よりも5〜60℃高い溶融温度を有する溶融ポリエステルから得られる紐状物を、冷却水温が30〜90℃の範囲で、冷却時間が0.7〜2.0秒の範囲で冷却したのちに切断する液晶性ポリエステルペレットの製造方法を提供する。
本発明の第3は、ポリエステル分子の配向方向に対し直角方向に切断されたペレット長が1.0〜5.0mmであり、前記切断断面が楕円形であり、その長径が2.0〜8.0mmであり、長径と短径との比(長径/短径)が1.0〜4.0であり、ペレットの嵩比重が0.5〜0.8kg/リットル、安息角が35〜45゜の各範囲にあることを特徴とする本発明の第2記載の液晶性ポリエステルペレットの製造方法を提供する。
【0007】
本発明が適用される異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリマーとしては、光学異方性溶融相を形成し得る性質を有する溶融加工性ポリマーを指し、溶融状態で剪断応力を受けることによりポリマー分子鎖が規則的な平行配列をとる性質を有している。このようなポリマー分子は、一般に細長く、偏平で、分子の長軸に沿ってかなり剛性が高く、普通は同軸または平行のいずれかの関係にある複数の連鎖伸長結合を有しているようなポリマーである。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の偏光検査法により確認することが出来る。より具体的には、異方性溶融相の確認は、Leitz偏光顕微鏡を使用し、Leitzホットステージに載せた溶融試料を窒素雰囲気下で40倍の倍率で観察することにより実施できる。本発明が適用できる液晶性ポリマーは直交偏光子の間で検査したときに、たとえ溶融静止状態であっても偏光は通常透過し、光学的に異方性を示す。
【0008】
本発明が適用できる液晶性ポリマーとしては、p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分とする異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリエステルである。
更に上記の構成成分に必要に応じ分子量調整剤を併用してもよい。
【0009】
本発明の液晶性ポリマーペレットの製造方法においては、前記液晶性ポリマーを溶融状態から紐状物として冷却固化する。紐状物は、例えば重合器の底部に設けられたノズルから、重縮合を終えた液晶性ポリマーを加圧して押し出すことにより得られる。これにより、液晶性ポリマー分子は紐状物の長さ方向に配向することとなる。紐状物の大きさは、固化後における断面直径が通常1〜6mmの範囲、好ましくは3〜5mmの範囲である。
【0010】
本発明の液晶性ポリマーペレットの製造方法においては、冷却水により前記溶融状態にある液晶性ポリマーの紐状物を冷却し、紐状物の芯部温度がその液晶性ポリマーの融点以上融点より80℃高い温度以下の範囲内に達するまで冷却された時点で、さらに好ましくは融点より50℃高い温度以上融点より60℃高い温度以下の範囲内に達するまで冷却された時点で、冷却水の存在下に切断する。液晶性ポリマーの融点は、通常260〜360℃の範囲にあり、ダイまたはノズルから溶融押し出しして紐状物とするときの溶融ポリマーの温度は、融点よりも約5℃以上高く、通常300〜400℃の温度範囲である。溶融状態の紐状物は、前記のように冷却水により冷却されるが、紐状物の表面から固化されるので、芯部の温度が前記範囲内に達した時点では、紐状物の外層部は固化が極度に進行した状態でもなく、また切断により容易に流動して切断面が変形するような溶融状態でもない。従って、切断時における紐状物の芯部の温度が前記温度の範囲まで冷却された時点で切断することにより、切断も困難ではなく、切断に要するエネルギーも過大とならず、従って切断刃の摩耗も抑えられる。また芯部の温度が融点よりも80℃より高い温度であると、得られるペレット全体もあまり固化がされておらず、切断した際ペレット形状が悪くなり、安息角が大きくなり嵩比重が小さくなる。本発明のペレットの製造方法においては、切断時における紐状物の芯部はまだ溶融状態にあるが、本発明では切断が冷却水中で行われるので、芯部の冷却も切断後直ちに切断面から始まる。これにより、溶融芯部が切断後に突き出たペレットとなることも、あるいは外層部や溶融芯部によるペレットの切断刃への粘着も防ぐことができ、従来問題となっていた数珠繋ぎ状になった未切断ペレットの発生も殆ど抑えることができる。
【0011】
本発明においては、芯部が前記温度範囲になるまで冷却されたときに紐状物を切断する。冷却に用いる冷却水温が低すぎると紐状物の表層部が急冷されて固化が進み過ぎ、また液晶性ポリマーは熱伝導率が小さいので、芯部と表層部の温度差が大きくなり、突出部を有したりヒゲ状部を有するペレットが発生するようになる。一方、冷却水温が高すぎると、紐状物の外層部の固化が不十分なため、紐状物の切断が困難となり、数珠繋ぎ状になった未切断ペレットが発生しやすくなる。従って、対象となる液晶性ポリマーの融点もよっても異なるが、通常冷却水温としては30〜90℃の範囲である。
【0012】
本発明において、前記のように溶融紐状物の冷却水による所定の冷却の後に切断するが、冷却水による冷却時間としては対象となる液晶性ポリマー紐状物の冷却開始時の温度、融点、紐状物の固化後における径、冷却水温などによって異なり、本発明の要件を満たすように適宜選択すればよい。
【0013】
例えば、冷却開始時の紐状物の温度が300〜400℃であり、冷却水温が30〜90℃、切断に至るまでの冷却水による冷却時間としては0.3〜3秒、特に好ましくは0.7〜2.0秒の範囲である。
【0014】
切断は紐状物をその長さ方向に対し直角方向になされるので、切断時の紐状物の横振れ等により多少の乱れが生じるとしても、殆どポリマー分子の配向方向に直角方向に切断されたペレットとなる。その分子配向方向の切断長さ(ペレット長)は、好ましくは1〜5mmの範囲であり、回転刃の速度で調節できる。この範囲であれば、ペレットフィード等の工程性も良好である。また紐状物は切断時に後記する引取装置やカッターの作用により、切断断面が楕円形となる。本発明でいう楕円形とは、表面が固化し内部が溶融状態の紐状物を切断するので、正確な楕円から多少変形したもの、長方形に近い形状のもの等を含んだものである。その長径は2.0〜8.0mm、好ましくは2.0〜5.0mmであり、長径と短径の比(長径/短径)が1.0〜4.0である。なお、切断断面が正確な楕円形でないペレットでは、断面中央部分の最大巾と最小巾がそれぞれ楕円形の長径および短径に相当することとなる。また前記比(長径/短径)が1.0のときは、断面が円形であるが、本発明における楕円形には円形もその定義に含まれる。こうして得られる本発明のペレットは、未切断ペレットやテイルの発生が殆ど抑えられる結果、従来液晶性ポリマーから得られていたペレットにはみられない優れたペレット性状を有する。すなわち、ペレットの嵩比重が0.5〜0.8kg/リットル、安息角が35〜45゜の各範囲になり、ハンドリング上極めて優れたペレットとなる。
【0015】
本発明における安息角は、傾斜法と呼ばれる方法によって測定された角度である。傾斜法とは、シャーレ(内径70mm,深さ12mm)に内容積の約半分に相当するように、かつ最密充填するような操作をしないでポリマーペレットを入れ、シャーレのフタを閉じ、円筒部分を水平面に置き、水平方向にゆっくり回転させ、内部のペレットが回転により崩れる直前の傾斜角φrを測定する。測定は3回行い、平均値を採用する。
【0016】
なお、本発明の液晶性ポリマーペレットは上記のように切断されて製造されたそのものでも上記ペレット性状を満足するものであるが、僅かに発生し混入する可能性のある未切断ペレットやテイルを有するペレットをふるい等により選別除去することにより、更に優れたペレット性状を有することとなる。本発明の液晶性ポリマーペレットにはこのような選別処理が施されたものも含まれる。
【0017】
図1は本発明によるペレットの製造方法を説明する工程図の一例である。図1において、1は重縮合器の底部(部分)、2はポリマー押し出しダイ、3は紐状物移送・冷却水供給ライン、4は紐状物、5は紐状物移送ガイド、6は紐状物冷却水スプレー、7は紐状物引き取りロール、8は紐状物切断回転刃、9は紐状物切断固定刃、10は冷却水、および11は切断されたペレットである。重縮合器1内で製造された液晶性ポリマーは重縮合器1の上部より不活性ガスにより加圧するなどの方法により、底部に設けられた押し出しダイ2から溶融状態の紐状物4として取り出される。取り出された紐状物4は紐状物ガイド5内にライン3から供給される冷却水10と共に同ガイド内を降下し、その間に冷却される。冷却は補助的にスプレー6からの冷却水も用いることができる。ガイド5を降下した紐状物は引き取りロール7、切断回転刃8、切断固定刃9の組み合わせにより、冷却水10中で切断されてペレット11となり、冷却水10と共に次工程に移送される。
【0018】
図2は従来のペレットの製造方法を説明する工程図である。図中、12は冷却水槽、13はカッター、14は紐状物のガイドロールである。
【0019】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0020】
(実施例1〜4)
p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成モノマーとする融点280℃、溶融粘度600ポイズ(300℃,剪断速度1000sec-1)の液晶性ポリエステルを図1に示す重縮合器下部に1個設けられた直径4mmの口金(ダイ)から、樹脂温度330℃の溶融紐状物として取り出し、10cmの空気層を経由して、図1の紐状物ガイド5の水平部に落とし、ライン3から供給される移送・冷却水10と共に同ガイド5の傾斜部に押し流した。そして、同ガイド下部に設けられたカッターにより水中で切断した。得られたペレットの性状を表−1に示した。また、得られた断面形状が楕円形のペレットの外観を観察した。その結果、切断面が均一で、短糸(テイル)や粉状物の発生がない、大きさの均一なペレットが得られた。また、連結した未切断ペレットも見られなかった。
【0021】
【表1】
【0022】
(比較例1)
実施例1と同様に液晶性ポリエステルの紐状物を取り出し、図2に示す設備により冷却・切断を行った。ダイから押し出された紐状物は、10cmの空気層を経由して45℃の温水水槽12に落とし、自由回転するガイドロール14に接触後水平方向に送り、次いで5m離れた第二のガイドロール14に接触後、上方に送り、カッター13にて切断して長さ3.0mmのペレットとした。
冷却水との接触時間を4秒未満とすると、紐状物が切断不能であったり、切断ペレットがカッターの刃等に付着し、カッターの運転継続が著しく阻害された。接触時間を4秒以上とすると、切断したペレット断面にテイル(ヒゲ状物)が多く、ペレットの嵩比重0.55kg/リットル、安息角45#と流動性等のペレット性状の劣るペレットが得られた。
【0023】
【発明の効果】
本発明の液晶性ポリマーペレットの製造方法により、ペレット製造工程が短く、カッターの摩耗も比較的少なくすることが出来ることとなった。さらに得られる本発明のペレットは、短糸や粉状物が少なく、芯部が突き出したものや切断面が不規則になったもの、さらには未切断ペレットが少ない。従って、嵩比重が比較的大きく、また安息角も比較的小さく、乾燥・貯蔵工程、さらには成形時等のペレットフィード上のトラブルは発生しにくい等工程性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるペレットの製造方法を説明する工程図の一例である。
【図2】 従来のペレットの製造方法を説明する工程図である。
【符号の説明】
1 重縮合器の底部(部分)
2 ポリマー押し出しダイ
3 紐状物移送・冷却水供給ライン
4 紐状物
5 紐状物移送ガイド
6 紐状物冷却水スプレー
7 紐状物引き取りロール
8 紐状物切断回転刃
9 紐状物切断固定刃
10 冷却水
11 ペレット
12 冷却水槽
13 カッター
14 紐状物のガイドロール
Claims (3)
- p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分とする異方性溶融相を形成し得る液晶性ポリエステルからなるペレットであって、ポリエステル分子の配向方向に対し直角方向に切断されたペレット長が1.0〜5.0mmであり、前記切断断面が楕円形であり、その長径が2.0〜8.0mmであり、長径と短径との比(長径/短径)が1.0〜4.0であり、ペレットの嵩比重が0.5〜0.8kg/リットル、安息角が35〜45゜の各範囲にあることを特徴とする液晶性ポリエステルペレット。
- p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分とする液晶性ポリエステルの融点が260〜360℃の範囲であり、融点よりも5〜60℃高い溶融温度を有する溶融ポリエステルから得られる紐状物を、冷却水温が30〜90℃の範囲で、冷却時間が0.7〜2.0秒の範囲で冷却したのちに切断する液晶性ポリエステルペレットの製造方法。
- ポリエステル分子の配向方向に対し直角方向に切断されたペレット長が1.0〜5.0mmであり、前記切断断面が楕円形であり、その長径が2.0〜8.0mmであり、長径と短径との比(長径/短径)が1.0〜4.0であり、ペレットの嵩比重が0.5〜0.8kg/リットル、安息角が35〜45゜の各範囲にあることを特徴とする請求項2記載の液晶性ポリエステルペレットの製造方法。
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