JPH08192425A - 紐状溶融熱可塑性樹脂または紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法 - Google Patents

紐状溶融熱可塑性樹脂または紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法

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JPH08192425A
JPH08192425A JP2353195A JP2353195A JPH08192425A JP H08192425 A JPH08192425 A JP H08192425A JP 2353195 A JP2353195 A JP 2353195A JP 2353195 A JP2353195 A JP 2353195A JP H08192425 A JPH08192425 A JP H08192425A
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thermoplastic resin
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cooling
molten thermoplastic
resin composition
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Koji Oishi
孝次 大石
Toshio Shiaku
俊雄 塩飽
Sumimasa Asada
純正 浅田
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Polyplastics Co Ltd
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶融粘度の低い熱可塑性樹脂または無機充填
材充填熱可塑性樹脂組成物を紐状の溶融状態から、延伸
等により切断されることなく冷却させる方法を提供す
る。 【構成】 融点より20℃高い温度でずり速度1200
sec-1で測定した溶融粘度が1000ポイズ以下の熱
可塑性樹脂(A)または熱可塑性樹脂に無機充填材を組
成物全量に対して50重量%以上充填した熱可塑性樹脂
組成物を溶融状態から連続した紐状物として冷却させる
にあたり、傾斜面を流下する冷却水と共に紐状の溶融熱
可塑性樹脂を流下させながら冷却することを特徴とする
紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紐状溶融熱可塑性樹脂ま
たは無機充填材を配合した紐状溶融熱可塑性樹脂組成物
の冷却方法に関する。さらに詳しくは、冷却時に延伸等
により切断されることなく熱可塑性樹脂または熱可塑性
樹脂組成物を紐状の溶融状態から冷却させる方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱可塑性樹脂、あるいは熱可
塑性樹脂に無機充填材を配合した熱可塑性樹脂組成物の
製造においては、重縮合反応により得られる溶融状態の
樹脂を反応器外に紐状物として取り出し、あるいは熱可
塑性樹脂と無機充填材のブレンド物を押出機で溶融混練
した後ダイを通して溶融状態の紐状物として取り出し、
冷却水と接触させ、完全に冷却固化させて引き取り、カ
ッターによりペレット(細片)に切断する方法が採用さ
れてきた。このような方法によるペレットの製造工程図
としては、例えば図3の様なものであった。図中、1は
樹脂押出ダイ(重合器や押出機のダイの部分のみ)、2
は紐状溶融熱可塑性樹脂、11は冷却水槽、12はカッ
ター、13は紐状物のガイドロールである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図3の様
な工程によると、無機充填材の充填量の多い熱可塑性樹
脂組成物、あるいは無機充填材が充填されていない場合
でも、溶融粘度が低い熱可塑性樹脂を紐状物として取り
出す場合、溶融状態の紐状物の溶融張力は比較的小さ
く、水槽で冷却中に引き取り速度の変化で生ずる僅かな
延伸により切断したり、場合によっては、延伸されなく
とも自重により切断したり、ガイドロール13に引っか
かるなどにより、連続運転の大きな支障になっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記のよ
うな溶融張力の低い熱可塑性樹脂、または前記のような
無機充填材の充填量の多い熱可塑性樹脂組成物を溶融状
態にある紐状物として冷却する際の前記問題点につき鋭
意検討した結果、溶融状態の紐状物を傾斜面を流下する
冷却水と共に流下させながら冷却することにより、冷却
中の延伸や自重による切断を効果的に防ぐことができる
こと、また仮に切断が発生しても、切断した紐状物が冷
却水と共に流下するため、連続カッティングの支障にな
らないこと、更に従来の冷却水槽では装置が横方向に配
置されるが、本装置ではダイとカッターとの高低差を利
用するため、冷却装置の小型化も可能となるとの知見を
得て、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明の第一によれば、融点より
20℃高い温度でずり速度1200sec-1で測定した
溶融粘度が1000ポイズ以下の熱可塑性樹脂(A)を
溶融状態から連続した紐状物として冷却させるにあた
り、傾斜面を流下する冷却水と共に紐状の溶融熱可塑性
樹脂を流下させながら冷却することを特徴とする紐状溶
融熱可塑性樹脂の冷却方法が提供される。また本発明に
よれば、紐状の溶融熱可塑性樹脂を傾斜面を流下する冷
却水中に押し出すことを特徴とする前記紐状溶融熱可塑
性樹脂の冷却方法が提供される。また本発明によれば、
熱可塑性樹脂(A)が、ポリアリーレンサルファイド樹
脂である前記紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法が提供さ
れる。また本発明によれば、熱可塑性樹脂(A)が、液
晶性ポリマーである前記紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方
法が提供される。また本発明によれば、液晶性ポリマー
が芳香族ポリエステルまたは芳香族ポリエステルアミド
である前記紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法が提供され
る。また本発明によれば、液晶性ポリマーが、p−ヒド
ロキシ安息香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
を構成成分とすることを特徴とする前記紐状溶融熱可塑
性樹脂の冷却方法が提供される。また本発明の第二は、
熱可塑性樹脂(B)に無機充填材を組成物全量に対して
50重量%以上充填した熱可塑性樹脂組成物を溶融状態
から連続した紐状物として冷却させるにあたり、傾斜面
を流下する冷却水と共に紐状の溶融熱可塑性樹脂組成物
を流下させながら冷却することを特徴とする紐状溶融熱
可塑性樹脂組成物の冷却方法が提供される。また本発明
によれば、熱可塑性樹脂(B)が、融点より20℃高い
温度でずり速度1,200sec-1で測定した溶融粘度が
1,000ポイズ以下である前記紐状溶融熱可塑性樹脂
組成物の冷却方法が提供される。また本発明によれば、
紐状の溶融熱可塑性樹脂組成物を傾斜面を流下する冷却
水中に押し出すことを特徴とする前記紐状溶融熱可塑性
樹脂組成物の冷却方法が提供される。また本発明によれ
ば、熱可塑性樹脂(B)が、ポリアリーレンサルファイ
ド樹脂である前記紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方
法が提供される。また本発明によれば、熱可塑性樹脂
(B)が、液晶性ポリマーである前記紐状溶融熱可塑性
樹脂組成物の冷却方法が提供される。また本発明によれ
ば、液晶性ポリマーが芳香族ポリエステルまたは芳香族
ポリエステルアミドである前記紐状溶融熱可塑性樹脂組
成物の冷却方法が提供される。さらにまた本発明によれ
ば、液晶性ポリマーがp−ヒドロキシ安息香酸および6
−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分とする液晶性
ポリエステルである前記紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の
冷却方法が提供される。
【0006】本発明が適用される熱可塑性樹脂(A)と
しては、融点より20℃高い温度でずり速度1200s
ec-1で測定した溶融粘度が1000ポイズ以下であ
り、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メ
チル−1−ペンテン等のポリオレフィン系(共)重合
体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等のポリエステル樹脂、液晶性ポリマー、ポリ
アミド系重合体、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、
ポリアリーレンサルファイド樹脂、ポリアクリルアクリ
レート、ポリアセタール等のいずれの樹脂も適用され
る。中でも、前記測定条件における溶融粘度が1000
ポイズ以下となる場合が多い液晶性ポリマー及びポリア
リーレンサルファイド樹脂がより好適である。前記溶融
粘度が1000ポイズ以下になると、溶融張力が小さく
なり、溶融紐状物が非常に切断しやすくなり、従来の冷
却方法では僅かに延伸されると切断し、連続運転の大き
な支障となる。また延伸しないように紐状物を引き取っ
た場合、紐状物が曲がりくねった形となり、かつ紐状物
同士の接触により互いの紐状物がくっついたりして、カ
ッティングした後のペレットの形が不均一で好ましくな
い。さらに場合によっては、カッティングミスが起こ
る。しかし、本発明の方法を用いれば、紐状物を延伸し
て引き取らなくても、紐状物が曲がりくねった形になる
ことなく、紐状物をカッティングした後のペレットの形
も均一のものが得られる。熱可塑性樹脂(A)の前記溶
融粘度の下限としては、溶融紐状物として押し出しでき
る範囲であればよく、樹脂により異なるが、通常200
ポイズ、好ましくは300ポイズである。
【0007】なお、熱可塑性樹脂(A)に対し、後記の
無機充填材以外に、核剤、カーボンブラック等の顔料、
酸化防止剤、安定剤、可塑剤、滑剤、離型剤および難燃
剤等の添加剤を添加して、所望の特性を付与した熱可塑
性樹脂も本発明の熱可塑性樹脂の範囲に含まれる。
【0008】次に、熱可塑性樹脂(B)に無機充填材を
大量に配合した熱可塑性樹脂組成物を用いる場合の熱可
塑性樹脂組成物(B)について説明する。本発明が適用
される熱可塑性樹脂組成物としては、熱可塑性樹脂
(B)に無機充填材が組成物全量に対して50重量%以
上、好ましくは60重量%以上充填された熱可塑性樹脂
組成物である。熱可塑性樹脂(B)としては前記熱可塑
性樹脂(A)と必ずしも同じである必要はないが、好ま
しくは前記熱可塑性樹脂(A)と同じ種類のものであ
り、さらにその溶融粘度が融点より20℃高い温度でず
り速度1200sec-1で測定した溶融粘度が1000
ポイズ以下のものに使用した場合は、その効果が顕著で
あるので、特に好ましい。
【0009】無機充填材を組成物全量に対して50重量
%以上充填された熱可塑性樹脂組成物は、溶融張力が小
さくなるばかりか、固化速度が速くなり、固化した紐状
物が非常に脆いものとなり、従来の冷却方法では吐出量
の僅かの変化、引き取り速度の僅かな変化等で紐状物の
切断が起こり、連続運転の大きな支障になっていた。本
発明の冷却方法では、紐状物が切断されにくくなり、万
一紐状物が切断されても、紐状物は冷却水の流れによ
り、後記のように紐状物移送傾斜面(移送ガイド)を流
下していくので、連続運転が可能となった。従って、無
機充填材の配合量の上限は熱可塑性樹脂(B)の種類、
分子量等の性状により異なり一概に決められないが、本
発明による冷却方法で支障のない運転が可能な範囲であ
ればよく、通常、無機充填材が組成物全量に対して90
重量%以下、特に70重量%以下であることが好まし
い。
【0010】無機充填材の形状としては、繊維状、粉粒
状、板状、または中空状のものが例示でき、具体的に
は、ガラス繊維、炭素繊維、シリカ、アルミナ繊維、チ
タン酸カリ繊維、鉱物繊維、さらにステンレス、アルミ
ニウム、チタン、銅、真鍮等の金属繊維状物等の無機質
繊維状物質が挙げられる。また、粉粒状充填材として
は、シリカ、石英粉末、ガラスビーズ、ガラス粉、ミル
ドファイバー、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、カ
オリン、タルク、クレー、ウォラストナイトの如き珪酸
塩、酸化鉄、酸化チタン、アルミナの如き金属酸化物、
硫酸カルシウム、硫酸バリウムの如き金属の硫酸塩、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイト等の炭酸
塩、その他炭化珪素、窒化珪素、各種金属粉末などが挙
げられる。板状充填材としては、マイカ、ガラスフレー
ク、各種金属箔等が挙げられ、中空充填材としては、シ
ラスバルーン、金属バルーン、ガラスバルーン等が挙げ
られる。またこれらの充填材の表面が有機シラン、有機
ボラン、有機チタネート、ウレタン等により処理された
ものも好ましく用いられる。これらの充填材は熱可塑性
樹脂組成物の用途により、1種または2種以上併用して
使用される。なお、熱可塑性樹脂(B)に対し、前記無
機充填材以外の、核剤、カーボンブラック等の顔料、酸
化防止剤、安定剤、可塑剤、滑剤、離型剤および難燃剤
等の添加剤を添加して、所望の特性を付与した熱可塑性
樹脂(B)も本発明の熱可塑性樹脂(B)の範囲に含ま
れる。
【0011】前記無機充填材の内、嵩比重(比重3.0
以上)の充填材を充填した熱可塑性樹脂組成物の場合、
紐状物が脆くなくとも溶融状態の紐状物が自重に耐えら
れず、切断することがあるが、本発明の冷却方法を用い
れば、紐状物が紐状物移送傾斜面(移送ガイド)に支え
られ移送されるので、切断されることは殆どない。
【0012】次に本発明の熱可塑性樹脂(A)および熱
可塑性樹脂(B)として好ましく用いられる前記液晶性
ポリマーおよびポリアリーレンサルファイド樹脂につい
て説明する。液晶性ポリマーは、非常に流動性が良い樹
脂で、ほとんどの樹脂が融点より20℃高い温度でずり
速度1200sec-1で測定した溶融粘度が1000ポ
イズ以下であり、また完全に固化した紐状物は堅く、強
靱な繊維質を有しているが、溶融状態の紐状物の溶融張
力は小さく、水槽で冷却中に僅かに延伸されると切断し
ていた。また完全に固化した紐状物をカッティングする
と、ペレットに短糸(テイルまたはヒゲ状物)を残した
り、粉状物が発生し性状の悪いペレットしか得られなの
で、完全に固化しない状態でカッティングする必要があ
り、半溶融状態のままで紐状物をカッターまで移送する
必要があり、本発明の冷却方法を用いる必要性の高い樹
脂である。
【0013】ポリアリーレンサルファイド樹脂は、成形
収縮率が比較的小さい樹脂であり、その性質を利用して
精密成形品に利用されるが、そのために前記測定条件に
おける溶融粘度が1000ポイズ以下の樹脂が使用され
る。また、ポリアリーレンサルファイド樹脂は、無機充
填材により機械的強度が大幅に改善される樹脂であり、
無機充填材を50重量%以上充填する機会の多い樹脂で
あり、本発明の冷却方法を用いる必要性の高い樹脂であ
る。
【0014】液晶性ポリマーとしては、光学異方性溶融
相を形成し得る性質を有する溶融加工性ポリマーを指
し、溶融状態で剪断応力を受けることによりポリマー分
子鎖が規則的な平行配列をとる性質を有している。この
ようなポリマー分子は、一般に細長く、偏平で、分子の
長軸に沿ってかなり剛性が高く、普通は同軸または平行
のいずれかの関係にある複数の連鎖伸長結合を有してい
るようなポリマーである。異方性溶融相の性質は、直交
偏光子を利用した慣用の偏光検査法により確認すること
が出来る。より具体的には、異方性溶融相の確認は、L
eitz偏光顕微鏡を使用し、Leitzホットステー
ジに載せた溶融試料を窒素雰囲気下で40倍の倍率で観
察することにより実施できる。本発明が適用できる液晶
性ポリマーは直交偏光子の間で検査したときに、たとえ
溶融静止状態であっても偏光は通常透過し、光学的に異
方性を示す。
【0015】前記のような液晶性ポリマーとしてはとく
に限定されないが、通常芳香族ポリエステルまたは芳香
族ポリエステルアミドが好ましく、芳香族ポリエステル
または芳香族ポリエステルアミドを同一分子鎖中に部分
的に含むポリエステルもその範囲にある。
【0016】本発明が適用できる液晶性ポリマーとして
特に好ましくは、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族
ヒドロキシルアミン、芳香族ジアミンの群から選ばれた
少なくとも1種以上の化合物を構成成分として有する芳
香族ポリエステル、芳香族ポリエステルアミドである。
より具体的には、(1)主として芳香族ヒドロキシカル
ボン酸およびその誘導体の1種または2種以上からなる
ポリエステル;(2)主として(a)芳香族ヒドロキシカ
ルボン酸およびその誘導体の1種または2種以上と、
(b)芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸およびそ
の誘導体の1種または2種以上と、(c)芳香族ジオー
ル、脂環族ジオール、脂肪族ジオールおよびその誘導体
の少なくとも1種または2種以上、とからなるポリエス
テル;(3)主として(a)芳香族ヒドロキシカルボン酸
およびその誘導体の1種または2種以上と、(b)芳香族
ヒドロキシアミン、芳香族ジアミンおよびその誘導体の
1種または2種以上と、(c)芳香族ジカルボン酸、脂環
族ジカルボン酸およびその誘導体の1種または2種以
上、とからなるポリエステルアミド;(4)主として
(a)芳香族ヒドロキシカルボン酸およびその誘導体の1
種または2種以上と、(b)芳香族ヒドロキシアミン、芳
香族ジアミンおよびその誘導体の1種または2種以上
と、(c)芳香族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸およ
びその誘導体の1種または2種以上と、(d)芳香族ジオ
ール、脂環族ジオール、脂肪族ジオールおよびその誘導
体の少なくとも1種または2種以上、とからなるポリエ
ステルアミドなどが挙げられる。さらに上記の構成成分
に必要に応じ分子量調整剤を併用してもよい。
【0017】本発明が適用できる前記液晶性ポリマーを
構成する具体的化合物の好ましい例としては、p−ヒド
ロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸等の
芳香族ヒドロキシカルボン酸、2,6−ジヒドロキシナ
フタレン、1,4−ジヒドロキシナフタレン、4,4’
−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノン、レゾルシ
ン、下記一般式[1]および下記一般式[2]で表され
る化合物等の芳香族ジオール;テレフタル酸、イソフタ
ル酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸および下記一般式[3]で表され
る化合物等の芳香族ジカルボン酸;p−アミノフェノー
ル,p−フェニレンジアミン等の芳香族アミン類が挙げ
られる。
【0018】
【化1】
【0019】本発明が適用される特に好ましい液晶性ポ
リマーとしては、p−ヒドロキシ安息香酸および6−ヒ
ドロキシ−2−ナフトエ酸を構成単位成分とする芳香族
ポリエステルである。
【0020】ポリアリーレンサルファイド(以下、PA
Sと略称)樹脂は、主として繰り返し単位(−Ar−S
−)(但し、Arはアリーレン基)で構成されるもので
ある。アリーレン基(−Ar−)としては、例えば、p
−フェニレン基、m−フェニレン基、o−フェニレン
基、置換フェニレン基(但し、置換基はアルキル基、好
ましくはC1〜C5のアルキル基、またはフェニル基)、
p,p´−ジフェニレンスルホン基、p,p´−ビフェ
ニレン基、p,p´−ジフェニレンエーテル基、p,p
´−ジフェニレンカルボニル基、ナフタレン基等であ
る。この場合、前記のアリーレンサルファイド基の中
で、同一の繰り返し単位を有するポリマー、すなわちホ
モポリマーを用いることができる。また、組成物の加工
性という点から、異種繰り返し単位を含んだコポリマー
が好ましい場合もある。ホモポリマーとしては、アリー
レン基としてp−フェニレン基を用いた、p−フェニレ
ンサルファイド基を繰り返し単位とするポリフェニレン
サルファイド(以下、PPSと略称)樹脂が代表的なも
のであり、中でも実質上線状のPPS樹脂が特に好まし
く用いられる。またコポリマーとしては、前記のアリー
レン基からなるアリーレンサルファイド基を主体とし、
相異なる2種以上の組み合わせからなるコポリマーが使
用できる。本発明に用いられるPAS樹脂は2官能性モ
ノマーから重縮合によって得られる実質的に線状構造の
ポリマーが好ましいが、モノマーの一部分として3個以
上の官能基を有するモノマーを少量併用して重合した分
岐または架橋PAS樹脂を使用することができる。ま
た、これらの分岐または架橋PAS樹脂を前記の線状ポ
リマーにブレンドした配合樹脂も用いることができる。
また低分子量の線状ポリマーにブレンドした配合樹脂も
用いることができる。また低分子量の線状ポリマーを酸
化架橋または熱架橋により溶融粘度を上昇させたポリマ
ーであってもよい。また、本発明に用いられるPAS樹
脂は各種の置換基などの導入された変性PASであって
もよい。
【0021】図1は本発明による紐状溶融熱可塑性樹脂
の冷却方法を説明する工程図の一例である。図1におい
て、1は溶融熱可塑性樹脂排出口(重縮合器の排出口、
押出機の押し出しダイ等)、2は紐状物移送・冷却水供
給ライン、3は紐状物、4は紐状物移送傾斜面(移送ガ
イド)、5は紐状物冷却水スプレー、6は紐状物引き取
りロール(通常複数のロールであるが、図は略示してい
る)、7は紐状物切断回転刃、8は紐状物切断固定刃、
9は移送・冷却水(単に「冷却水」ともいう)、および
10は切断されたペレットである。
【0022】重縮合器あるいは押出機で製造あるいは混
練処理された熱可塑性樹脂または熱可塑性樹脂組成物
は、重縮合器の上部より不活性ガスにより加圧するなど
の方法により、あるいは押出機により、押し出しダイ1
から溶融状態の紐状物3として取り出される。紐状物3
の太さは、固化後における直径が通常2〜8mmの範
囲、好ましくは3〜5mmの範囲である。取り出された
紐状物3は傾斜面4をライン2から供給される移送・冷
却水9と共に流下し、その間に冷却される。冷却は補助
的にスプレー5からの冷却水も用いることができる。傾
斜面4を降下した紐状物は引き取りロール6、切断回転
刃7、切断固定刃8の組み合わせにより、移送・冷却水
9中で切断されてペレット10となり、移送・冷却水9
と共に次工程に移送される。
【0023】本発明の紐状溶融熱可塑性樹脂または紐状
溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法においては、溶融状
態の連続した紐状物を傾斜面を流下する冷却水と共に流
下させながら冷却する。傾斜面の角度としては、通常5
〜30゜、好ましくは10〜15゜である。溶融紐状物
の押出位置としては、図1のように傾斜面を流下する冷
却水中であることが好ましいが、図2のように水平部を
流れる冷却水中に押し出し、その後傾斜面を冷却水と共
に流下させ、冷却させてもよい。熱可塑性樹脂の融点
は、熱可塑性樹脂の種類により異なるが、液晶性ポリマ
ーおよびPAS樹脂の場合は通常260〜360℃の範
囲にあり、ダイまたはノズルから溶融押し出して紐状物
とするときの温度は、融点よりも約5℃以上高く、通常
300〜400℃の温度範囲である。紐状物の冷却温度
としては特に限定はなく、紐状物の芯まで完全に固化す
る温度まで冷却しても構わない。しかし、紐状物をペレ
ット化する際の切断も困難ではなく、切断に要するエネ
ルギーも過大とならず、従って切断刃の摩耗も抑えられ
る程度に冷却された時点で、冷却水の存在下に切断す
る。従って、傾斜面4の長さや水温、水量は、前記好ま
しい冷却温度になるよう適宜設定すればよい。おおよそ
の冷却水温としては、対象となる熱可塑性樹脂の融点も
よっても異なるが、通常30〜90℃の範囲が好まし
い。
【0024】前記傾斜面を流下する前記冷却水の流速と
しては、溶融紐状物の流下中の延伸による切断を防ぐた
め、冷却されながら流下する溶融紐状物が延伸されない
程度、すなわち紐状物が冷却水と共に自重で流下するよ
うに調整することが好ましい。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0026】(実施例1)p−ヒドロキシ安息香酸およ
び6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成モノマーとす
る融点280℃、溶融粘度580ポイズ(300℃,剪
断速度1200sec-1)の液晶性ポリエステルを重縮
合器下部に1個設けられた直径4mmの口金(ダイ)か
ら図1に示すように、樹脂温度325℃の溶融紐状物と
して取り出し、10cmの空気層を経由して、図1の移
送ガイド4に落とし、ライン2から供給される移送・冷
却水9と共に同ガイド4の傾斜部に押し流した。そし
て、同ガイド下部に設けられたカッターにより水中で切
断したところ、形状の均一な良好なペレットが得られ
た。
【0027】(比較例1)実施例1と同じ液晶性ポリエ
ステルを重縮合器下部に1個設けられた直径4mmの口
金(ダイ)から図3のように、樹脂温度325℃の溶融
紐状物として取り出し、10cmの空気層を経由し紐状
物のガイドロール13を経由して、冷却水槽11の水中
に通し、カッター12で切断しようとしたが、途中で紐
状物が切断し、カッターに投入することができなかっ
た。
【0028】(実施例2)融点285℃、溶融粘度50
0ポイズ(305℃,剪断速度1200sec-1)のP
PS樹脂を押出機の直径4mmの口金(ダイ)から図2
のように、樹脂温度320℃の溶融紐状物として取り出
し、10cmの空気層を経由して、図2の移送ガイド4
の水平部に落とし、ライン2から供給される移送・冷却
水9と共に同ガイド4の傾斜部に押し流した。そして、
同ガイド下部に設けられたカッターにより水中で切断し
たところ、形状の均一な良好なペレットが得られた。
【0029】(比較例2)実施例2と同じPPS樹脂を
比較例1と同様の方法で紐状物を冷却し、ペレット化し
ようとしたが、比較例1と同様、途中で紐状物が切断
し、カッターに投入することができなかった。
【0030】(実施例3)実施例1と同じ液晶性ポリエ
ステル50重量%、ガラス繊維30重量%および酸化チ
タン20重量%を押出機で溶融混練し、実施例2と同様
な方法で紐状物をペレット化したところ、形状の均一な
良好なペレットが得られた。
【0031】(比較例3)実施例1と同じ液晶性ポリエ
ステル50重量%、ガラス繊維30重量%および酸化チ
タン20重量%を押出機で溶融混練し、比較例1と同様
な方法で紐状物を冷却し、ペレット化しようとしたが、
途中で紐状物が切断し、カッターに投入することができ
なかった。
【0032】(実施例4)実施例2と同じPPS樹脂3
5重量%、ガラス繊維30重量%および炭酸カルシウム
35重量%を押出機で溶融混練し、実施例2と同様な方
法で紐状物を冷却し、ペレット化したところ、形状の均
一な良好なペレットが得られた。
【0033】(比較例4)実施例2と同じPPS樹脂3
5重量%、ガラス繊維30重量%および炭酸カルシウム
35重量%を押出機で溶融混練し、比較例1と同様な方
法で紐状物を冷却し、ペレット化しようとしたが、途中
で紐状物が切断し、カッターに投入することができなか
った。
【0034】
【発明の効果】本発明の紐状溶融熱可塑性樹脂または紐
状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法により、冷却中の
溶融紐状物の延伸による切断を効果的に防ぐことができ
る。また延伸による切断を防止出来ることとなった結
果、紐状物が完全に冷却する前でもペレット化が可能と
なり、冷却装置の小型化もできることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紐状溶融熱可塑性樹脂または紐状
溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法を説明する工程図の
一例である。
【図2】本発明による紐状溶融熱可塑性樹脂または紐状
溶融熱可塑性樹脂組成物の他の冷却方法を説明する工程
図の一例である。
【図3】従来の紐状溶融熱可塑性樹脂または紐状溶融熱
可塑性樹脂組成物の冷却方法を説明する工程図である。
【符号の説明】
1 ポリマー押し出しダイ 2 紐状物移送・冷却水供給ライン 3 紐状物 4 紐状物移送傾斜面(移送ガイド) 5 紐状物冷却水スプレー 6 紐状物引き取りロール 7 紐状物切断回転刃 8 紐状物切断固定刃 9 移送・冷却水 10 ペレット 11 冷却水槽 12 カッター 13 紐状物のガイドロール

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融点より20℃高い温度でずり速度12
    00sec-1で測定した溶融粘度が1000ポイズ以下
    の熱可塑性樹脂(A)を溶融状態から連続した紐状物と
    して冷却させるにあたり、傾斜面を流下する冷却水と共
    に紐状の溶融熱可塑性樹脂を流下させながら冷却するこ
    とを特徴とする紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法。
  2. 【請求項2】 紐状の溶融熱可塑性樹脂を傾斜面を流下
    する冷却水中に押し出すことを特徴とする請求項1記載
    の紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂(A)が、ポリアリーレン
    サルファイド樹脂である請求項1〜2のいずれかに記載
    の紐状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂(A)が、液晶性ポリマー
    である請求項1〜2のいずれかに記載の紐状溶融熱可塑
    性樹脂の冷却方法。
  5. 【請求項5】 液晶性ポリマーが芳香族ポリエステルま
    たは芳香族ポリエステルアミドである請求項4記載の紐
    状溶融熱可塑性樹脂の冷却方法。
  6. 【請求項6】 液晶性ポリマーが、p−ヒドロキシ安息
    香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分
    とすることを特徴とする請求項4に記載の紐状溶融熱可
    塑性樹脂の冷却方法。
  7. 【請求項7】 熱可塑性樹脂(B)に無機充填材を組成
    物全量に対して50重量%以上充填した熱可塑性樹脂組
    成物を溶融状態から連続した紐状物として冷却させるに
    あたり、傾斜面を流下する冷却水と共に紐状の溶融熱可
    塑性樹脂組成物を流下させながら冷却することを特徴と
    する紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法。
  8. 【請求項8】 熱可塑性樹脂(B)が、融点より20℃
    高い温度でずり速度1,200sec-1で測定した溶融粘
    度が1,000ポイズ以下である請求項7記載の紐状溶
    融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法。
  9. 【請求項9】 紐状の溶融熱可塑性樹脂組成物を傾斜面
    を流下する冷却水中に押し出すことを特徴とする請求項
    7〜8記載の紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法。
  10. 【請求項10】 熱可塑性樹脂(B)が、ポリアリーレ
    ンサルファイド樹脂である請求項7〜9のいずれかに記
    載の紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法。
  11. 【請求項11】 熱可塑性樹脂(B)が、液晶性ポリマ
    ーである請求項7〜9のいずれかに記載の紐状溶融熱可
    塑性樹脂組成物の冷却方法。
  12. 【請求項12】 液晶性ポリマーが芳香族ポリエステル
    または芳香族ポリエステルアミドである請求項11記載
    の紐状溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法。
  13. 【請求項13】 液晶性ポリマーがp−ヒドロキシ安息
    香酸および6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸を構成成分
    とする液晶性ポリエステルである請求項11記載の紐状
    溶融熱可塑性樹脂組成物の冷却方法。
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